JPH01253205A - 薄膜サーミスタ - Google Patents

薄膜サーミスタ

Info

Publication number
JPH01253205A
JPH01253205A JP8079488A JP8079488A JPH01253205A JP H01253205 A JPH01253205 A JP H01253205A JP 8079488 A JP8079488 A JP 8079488A JP 8079488 A JP8079488 A JP 8079488A JP H01253205 A JPH01253205 A JP H01253205A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electrode
particles
film
electrode films
thin film
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8079488A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiko Ito
雅彦 伊藤
Takeshi Nagai
彪 長井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP8079488A priority Critical patent/JPH01253205A/ja
Publication of JPH01253205A publication Critical patent/JPH01253205A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Thermistors And Varistors (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、耐熱性の優れた薄膜サーミスタに関するもの
で、この薄膜サーミスタは、電気オーブンなどの温度セ
ンナとして利用されるものである。
従来の技術 一般に、薄膜サーミスタは、ナショナルテクニカルレポ
ート(Natlonal Teahnloal Rep
ort)vol、 29 (1983)P 、 145
に示されているように、アルミナなどの平板状アルミナ
基板の一方の表面に形成された一対の電極膜と前記一対
の電極膜表面に感温抵抗体被膜として形成された炭化硅
素被膜(以下引C膜と表す)と、前記一対の電極膜にそ
れぞれ接続される白金(Pi)線などのリード線及び、
前記平板状アルミナ基板の一方の表面に形成される硝子
被覆層から構成される。
実用に供する場合、一対の電極膜として、Au−pt膜
電極膜が用いられる。従来、Au−Pt電極膜中の重量
比二(Pt粒子) / (Au粒子+Pt粒子)は、1
/2以下であった。その電極膜にPt1J−ド線を溶接
接続した後、引C膜を結露、汚れなどの外部環境から保
護するため、硝子被覆層が形成される。
発明が解決しようとする課題 前述の薄膜サーミスタの耐熱温度は空気中で、400℃
であった。ところが、庫内壁面に付着した油などの食品
の汚れを、高温で焼き切る機能を備えた電気オープンな
どの場合、庫内温度は、食品汚れを焼き切るために、約
500°Cまでに加熱される。このため、薄膜サーミス
タは、500°C以上の#tpP:性を要求される。し
かし、従来の薄膜サーミスタの耐熱性は前述の通シ、4
00°Cであり、薄膜サーミスタ素子が400°C以上
の高温に曝されたとき、時間経過と共に抵抗値が大きく
増大する、という課題があった。
本発明は、上記従来の課題を解消する薄膜サーミスタを
提供するものである。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するため、本発明の薄膜サーミスタは、
平板状アルミナ基板と前記平板状アルミナ基板の一方の
表面に形成された一対の電極膜と前記一対の電極膜が互
いに電気的に接続されるよつに前記アルミナ基板の一方
の表面に形成された炭化硅素被膜と、前記一対の電極膜
にそれぞれ接続された白金リード線と、前記平板状アル
ミナ基板の一方の表面全体に形成された硝子被覆層とか
ら成り、前記電極膜はAu−Pt電極ペーストを焼成し
て構成され、前記電極膜中の金属粒子中の(Pi粉粒子
/(Au粒子+Pt粒子)の重量比が1/2以上である
ことを特徴とするものである。
Au−Pt電極膜中の重量比:(pt粉粒子/(Al1
粒子+Pt粒子)を1/2以上とするものである。
作  用 上記構成のように、Au−Pt電極膜中の重量比:(P
i粉粒子/(Au粒子+Pt粒子)を1/2以上にする
ことにより、Au粒子の凝集が少なくてすみ、SIC膜
と電極膜との接触界面部の安定化が図れ、薄膜サーミス
タの耐熱性が向上する。
実施例 以下、本発明の一実施例を図面を用いて説明する。
第1図は、本発明の一実施例を示す薄膜サーミスタの断
面図である。平板状アルミナ基板1の一方の表面上に一
対のAu−Pt電極膜2を形成し、この後、Au−Pt
電極膜2に互いに電気的に接続されるようにスパッタ法
によシ平板状アルミナ基板1の一方の表面上、及び前記
Au−Pt電極膜2上に引C膜3を形成した。次に、A
u−Pt電極膜2にPt IJ−ド線4を溶接した後、
転移点670°Cの硝子被覆層5を形成した。Au−P
t電極膜2形成時において、Au−Pt電極膜中の重量
比:(Pi粉粒子/(Au粒子+Pt粒子)を1/2以
上とした。上記重量比がOの場合、この薄膜サーミスタ
を空気中SOO°Cで1000時間放置試験すると、抵
抗値は50%以上変化し、B定数変化率は一10%以下
になった。上記重量比が3/10の場合、上記試験で抵
抗値変化率は30%以上、8定数変化率は一5%になっ
た。上記重量比が1/2の場合、上記試験で抵抗値変化
率は10%以内、B定数変化率は一1%以内になった。
上記it比が7/10以上の場合、上記試験で抵抗値変
化率は5%以内、B定数変化率は一1%以内となった。
また、上記重量比が、3/10と7/10以上の場合の
耐熱試験前後の薄膜サーミスタ素子の電極部の表面形状
を走査形電子顕微鏡で観察し比較した結果、上記重量比
が3/10の場合、Au粒子の大きさが約10ミクロン
から約100ミクロンになったが、7/10以上の場合
、変化は、殆んど見られなかった。第2図に空気中so
o’cで1000時間放置後の重量比の3/10の場合
と、7/10の場合の複素インピーダンスのCo1e 
−〇oleプロットを示す。上記重量比7/10以上の
場合、半円状を示す。3/10の場合、高周波数領域で
は、半円状を示すが、低周波数領域では、半円状からず
れて、右上がりの傾向を示す。この傾向は、引C膜3と
Au−Pt厚膜電極膜2間の界面に高インピーダンス層
が形成され、このインピーダンスが、等価回路的に抵抗
と容量の並列接続より成ると考えるとうまく説明される
以上の結果から、Au−Pt電極膜中の重量比:(Pi
粉粒子/(Au粒子+pi粒子)が、1/2以上の電極
膜で構成された薄膜サーミスタは実用上問題なく抵抗温
度特性が安定していることが見出された。
発明の効果 以上述べてきたように、本発明の薄膜サーミスタによれ
ば次に示す効果が得られる。
(リ 重量比で電極膜中のpt粒子がAu粒子と同等、
或いは、Au粒子より高いので、高温(5oO’C)放
置中でもAu粒子の凝集程度が小さく、SIC膜と電極
膜間の接触界面部が安定し、界面部のインピーダンス層
が形成されずに済むので薄膜サーミスタの耐熱性が向上
する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す薄膜サーミスタの断面
図、第2図はAu−Pt電極膜中の重量比:(Pi粒子
)/(Au粒子十Pt粒子)が3/10の電極膜で構成
された薄膜サーミスタと、7/1oの電極膜で構成され
た薄膜サーミスタの空気中500℃で1000時間放置
後の複素インピーダンスのCal・−Cafe プロッ
トである。 1・・・・・・平板状アルミナ基板、2・・・・・・A
u−Pt厚膜電極膜、3・・・・・・SIC膜、4・・
・・・・Pt1J−ド線、5・・・・・・硝子被覆層。 第1図 □2.1 、、ta腹中の11Hz  (P傭幻/(Aus++ 
p+nb)−7/TOo−−−o上紀皇ttt:3/l
。 摺電インピーダンスの実数類(とり

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 平板状アルミナ基板と前記平板状アルミナ基板の一方の
    表面に形成された一対の電極膜と前記一対の電極膜が互
    いに電気的に接続されるように前記アルミナ基板の一方
    の表面に形成された炭化硅素被膜と、前記一対の電極膜
    にそれぞれ接続された白金リード線と、前記平板状アル
    ミナ基板の一方の表面全体に形成された硝子被覆層とか
    ら成り、前記電極膜はAu−Pt電極ペーストを焼成し
    て構され、前記電極膜中の金属粒子中の(Pt粒子)/
    (Au粒子+Pt粒子)の重量比が1/2以上であるこ
    とを特徴とする薄膜サーミスタ。
JP8079488A 1988-03-31 1988-03-31 薄膜サーミスタ Pending JPH01253205A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8079488A JPH01253205A (ja) 1988-03-31 1988-03-31 薄膜サーミスタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8079488A JPH01253205A (ja) 1988-03-31 1988-03-31 薄膜サーミスタ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH01253205A true JPH01253205A (ja) 1989-10-09

Family

ID=13728365

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8079488A Pending JPH01253205A (ja) 1988-03-31 1988-03-31 薄膜サーミスタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH01253205A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016039376A (ja) * 2014-08-08 2016-03-22 三菱マテリアル株式会社 サーミスタ素子の欠陥検出方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5173288A (en) * 1974-12-20 1976-06-24 Matsushita Electric Ind Co Ltd n gatasankabutsuseramitsukuhandotaino denkyokuzairyo
JPS62111402A (ja) * 1985-11-08 1987-05-22 松下電器産業株式会社 薄膜サ−ミスタ

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5173288A (en) * 1974-12-20 1976-06-24 Matsushita Electric Ind Co Ltd n gatasankabutsuseramitsukuhandotaino denkyokuzairyo
JPS62111402A (ja) * 1985-11-08 1987-05-22 松下電器産業株式会社 薄膜サ−ミスタ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016039376A (ja) * 2014-08-08 2016-03-22 三菱マテリアル株式会社 サーミスタ素子の欠陥検出方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6072165A (en) Thin film metal/metal oxide thermocouple
KR970705012A (ko) 온도센서 소자와 그것을 가지는 온도센서 및 온도센서 소자의 제조방법
US6368734B1 (en) NTC thermistors and NTC thermistor chips
JPH0810645B2 (ja) 薄膜サーミスタ
US3995249A (en) Resistors
JPH01253205A (ja) 薄膜サーミスタ
JPS6037101A (ja) 高温サ−ミスタ
JPS61161701A (ja) サ−ミスタ
JP2727541B2 (ja) 薄膜サーミスタの製造法
JPH04120701A (ja) Ntcサーミスタの製造方法
JP2507036B2 (ja) 薄膜サ―ミスタおよびその製造方法
JPH0344402B2 (ja)
JPH03209703A (ja) 液面検知用素子
JPH01220404A (ja) 薄膜サーミスタ
JPS62111402A (ja) 薄膜サ−ミスタ
SU434487A1 (ru) Токопроводящий материал
JPH04192302A (ja) 薄膜サーミスタ素子
JP3000670B2 (ja) サーミスタ装置
JPH03145920A (ja) 半導体感温素子
JPS6064404A (ja) 厚膜型正特性半導体素子の製造方法
JPS6367321B2 (ja)
JPH0534807B2 (ja)
JPH04170001A (ja) 薄膜サーミスタ及びその製造方法
JPH04170003A (ja) 薄膜サーミスタ及びその製造方法
JPS6158204A (ja) 厚膜型正特性半導体素子の製造方法