JPH01252889A - 転炉炉壁のパーマライニング構造 - Google Patents
転炉炉壁のパーマライニング構造Info
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- JPH01252889A JPH01252889A JP8037988A JP8037988A JPH01252889A JP H01252889 A JPH01252889 A JP H01252889A JP 8037988 A JP8037988 A JP 8037988A JP 8037988 A JP8037988 A JP 8037988A JP H01252889 A JPH01252889 A JP H01252889A
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Landscapes
- Furnace Housings, Linings, Walls, And Ceilings (AREA)
- Carbon Steel Or Casting Steel Manufacturing (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、炉壁の不定形耐火物ライニング構造、特に直
接鉄皮には溶接などで固定しないアンカー金物によって
固定された炉壁の不定形耐火物ライニング構造に関する
。
接鉄皮には溶接などで固定しないアンカー金物によって
固定された炉壁の不定形耐火物ライニング構造に関する
。
以下、転炉のライニングを例にとって本発明を説明する
。
。
(従来の技術)
炉壁、特に転炉などの炉壁に設けられるパーマライニン
グには一般に小割りレンガが用いられており、築炉構造
上、鉄皮に直接溶接した多数のリブによって耐火物レン
ガを直接固定している。
グには一般に小割りレンガが用いられており、築炉構造
上、鉄皮に直接溶接した多数のリブによって耐火物レン
ガを直接固定している。
転炉などの溶融金属容器のライニングの施工を容易にし
かつ寿命延長を図ることのできる耐火物構造および施工
方法についてはこれまでにも多くの提案がされている。
かつ寿命延長を図ることのできる耐火物構造および施工
方法についてはこれまでにも多くの提案がされている。
第21回不定形耐火物専門委員会(昭和63年2月19
日)においては「転炉内張耐火物の不定形化の技術的可
能性に関する件」との表題の発表があり、ウェアライニ
ングとパーマライニングとを一体化した不定形耐火物構
造とするとともに直接鉄皮に溶接したアンカー金物でそ
の不定形耐火物の脱落を防止する方法が提案されている
。しかしながら、この方法は、炉内側に型枠を組み、上
部から不定形耐火物を流し込む施工法の改善であって、
不定形耐火物から成るパーマライニングの固定手段とし
ては慣用法を一歩もでるものではない。
日)においては「転炉内張耐火物の不定形化の技術的可
能性に関する件」との表題の発表があり、ウェアライニ
ングとパーマライニングとを一体化した不定形耐火物構
造とするとともに直接鉄皮に溶接したアンカー金物でそ
の不定形耐火物の脱落を防止する方法が提案されている
。しかしながら、この方法は、炉内側に型枠を組み、上
部から不定形耐火物を流し込む施工法の改善であって、
不定形耐火物から成るパーマライニングの固定手段とし
ては慣用法を一歩もでるものではない。
その他、実開昭62−61362号公報には、側壁の外
層が不定形耐火物、内層が耐火レンガ構造から成り、金
属製のチェーン、Y型、■型スタンドを鉄皮にそれぞれ
直接溶接して不定形耐火物の倒壊を防止する方法が開示
されているが、これは主として取鍋のライニングを目的
にしており、不定形耐火物の固定用の補強材として金属
製チェーンをさらに採用したに過ぎない、しかも、それ
らのスタンド、チェーンはいずれも直接鉄皮に溶接して
固定している。
層が不定形耐火物、内層が耐火レンガ構造から成り、金
属製のチェーン、Y型、■型スタンドを鉄皮にそれぞれ
直接溶接して不定形耐火物の倒壊を防止する方法が開示
されているが、これは主として取鍋のライニングを目的
にしており、不定形耐火物の固定用の補強材として金属
製チェーンをさらに採用したに過ぎない、しかも、それ
らのスタンド、チェーンはいずれも直接鉄皮に溶接して
固定している。
(発明が解決しようとする課題)
ところで、転炉操業時におけるパーマライニングレンガ
自体の損傷は軽微であるが、炉止め後、残存しているウ
ェアライニングのレンガ解体時、レンガ止めリブで固定
しているにもかかわらず、パーマライニングのレンガが
同時に脱落する場合が多い。
自体の損傷は軽微であるが、炉止め後、残存しているウ
ェアライニングのレンガ解体時、レンガ止めリブで固定
しているにもかかわらず、パーマライニングのレンガが
同時に脱落する場合が多い。
また、脱落しない部位でも目地のゆるみが生じ、炉内で
の作業中に落下の危険があるため、パーマライニングも
事前に解体撤去する必要がある。
の作業中に落下の危険があるため、パーマライニングも
事前に解体撤去する必要がある。
したがってζ毎炉修理時、パーマライニングレンガの殆
どを更新せざるを得ない、脱落防止の補強としてパーマ
ライニング用のレンガ止めリブの増設も考えられるが、
多すぎるとそこを通じて溶鋼が流出するおそれがあるた
め好ましくない。
どを更新せざるを得ない、脱落防止の補強としてパーマ
ライニング用のレンガ止めリブの増設も考えられるが、
多すぎるとそこを通じて溶鋼が流出するおそれがあるた
め好ましくない。
なお、パーマライニングを不定形耐火物で施工するとい
う考えもすでに公知であるが、その場合は、一般に流し
込み工法を採用するため、型枠の製作費、施工時の型枠
の取付け、取外しの費用が高くなるという問題点がある
。
う考えもすでに公知であるが、その場合は、一般に流し
込み工法を採用するため、型枠の製作費、施工時の型枠
の取付け、取外しの費用が高くなるという問題点がある
。
一方、不定形耐火物の脱落、倒壊防止対策として、金属
製のYスタンド、Vスタッド、チェーン等のアンカー金
物を直接鉄皮に溶接し固定することは鉄皮の劣化および
鉄皮自体の寿命を低下させることから好ましくない、一
般に鉄皮は耐熱性合金鋼で作られているため溶接が難か
しく、予熱手段を採用しなければならず、材質劣化を免
かれない。
製のYスタンド、Vスタッド、チェーン等のアンカー金
物を直接鉄皮に溶接し固定することは鉄皮の劣化および
鉄皮自体の寿命を低下させることから好ましくない、一
般に鉄皮は耐熱性合金鋼で作られているため溶接が難か
しく、予熱手段を採用しなければならず、材質劣化を免
かれない。
かくして、本発明の目的は、耐火物構造を不定形化する
とともにその寿命延長を図った炉壁の不定形耐火物ライ
ニング構造を提供することである。
とともにその寿命延長を図った炉壁の不定形耐火物ライ
ニング構造を提供することである。
さらに、本発明の別の目的は、不定形耐火物から成る炉
壁のパーマライニングを施工容易な手段でもって固定す
る構造を備えたパーマライニング構造を提供することで
ある。
壁のパーマライニングを施工容易な手段でもって固定す
る構造を備えたパーマライニング構造を提供することで
ある。
<tsmを解決するための手段)
そこで、本発明者らは、かかる目的達成の手段について
種々検討を重ねたところ、次のような知見を得た。
種々検討を重ねたところ、次のような知見を得た。
すなわち、不定形耐火物の脱落防止用のアンカー金物は
直接鉄皮に溶接するのではなく、例えば丸鋼材に複数の
Yスタンドを取り付けて構成したアンカー金物を従来の
レンガ止めリブに溶接固定することで、鉄皮との溶接回
数を可及的に少なくすることができ、しかもそうするこ
とにより、今度はアンカー金物の数を所望によって簡単
に増やすことができるのであって、不定形耐火物の固定
効果は一層改善されるのである。
直接鉄皮に溶接するのではなく、例えば丸鋼材に複数の
Yスタンドを取り付けて構成したアンカー金物を従来の
レンガ止めリブに溶接固定することで、鉄皮との溶接回
数を可及的に少なくすることができ、しかもそうするこ
とにより、今度はアンカー金物の数を所望によって簡単
に増やすことができるのであって、不定形耐火物の固定
効果は一層改善されるのである。
ここに、本発明の要旨とするところは、鉄皮に固定した
2以上のリブ、該リブ間に固定されたアンカー金物、お
よび該アンカー金物により固定された不定形耐火物から
構成される炉壁の不定形耐火物ライニング構造である。
2以上のリブ、該リブ間に固定されたアンカー金物、お
よび該アンカー金物により固定された不定形耐火物から
構成される炉壁の不定形耐火物ライニング構造である。
上記アンカー金物は好ましくは棒鋼に各種スタンドを適
宜取り付けたものである。またアンカー金物とリブとの
接合は通常の溶接により行えば良く、場合によってはネ
ジ止め等の機械的接合であってもよい0両者が固定され
れば特に具体的手段に制限されない。
宜取り付けたものである。またアンカー金物とリブとの
接合は通常の溶接により行えば良く、場合によってはネ
ジ止め等の機械的接合であってもよい0両者が固定され
れば特に具体的手段に制限されない。
従来、パーマライニングとしての不定形耐火物と耐火レ
ンガとの二重層のライニング構造を採用していた場合で
も、本発明にかかる不定形耐火物ラインニングから成る
一層構造のライニングで十分であるが、本発明にかかる
不定形耐火物ライニングは、パーマライニングとして使
用するのが特に好ましい。
ンガとの二重層のライニング構造を採用していた場合で
も、本発明にかかる不定形耐火物ラインニングから成る
一層構造のライニングで十分であるが、本発明にかかる
不定形耐火物ライニングは、パーマライニングとして使
用するのが特に好ましい。
したがって、本発明は、その好適Li様によれば、鉄皮
に固定した2以上のリブ、該リブ間に固定されたアンカ
ー金物、および該アンカー金物により固定された不定形
耐火物から構成される炉壁の不定形耐火物パーマライニ
ング構造である。
に固定した2以上のリブ、該リブ間に固定されたアンカ
ー金物、および該アンカー金物により固定された不定形
耐火物から構成される炉壁の不定形耐火物パーマライニ
ング構造である。
このような本発明にかかるパーマライニング構造の適用
箇所としては、まず一般的には炉壁のパーマライニング
が設けられる箇所全てであり、その内、特に下向きの箇
所でパーマライニングの脱落、倒壊の防止が要求される
箇所である。
箇所としては、まず一般的には炉壁のパーマライニング
が設けられる箇所全てであり、その内、特に下向きの箇
所でパーマライニングの脱落、倒壊の防止が要求される
箇所である。
さらに最も好ましい適用箇所は、転炉の炉口周囲の溶鋼
と接触しない箇所であって下向きにパーマライニングが
設けられる箇所である。その場合出鋼側の溶鋼と接する
箇所はパーマライニングも耐火レンガによって構成され
る。
と接触しない箇所であって下向きにパーマライニングが
設けられる箇所である。その場合出鋼側の溶鋼と接する
箇所はパーマライニングも耐火レンガによって構成され
る。
したがって、より具体的には、本発明の要旨とするとこ
ろは、出鋼時に溶鋼と接触する部位を耐火レンガから構
成するとともに、他の部位を鉄皮に固定した2以上のリ
ブ、該リブ間に固定されたアンカー金物、および該アン
カー金物により固定された不定形耐火物から構成したこ
とを特徴とする、転炉絞り部のパーマライニング構造で
ある。
ろは、出鋼時に溶鋼と接触する部位を耐火レンガから構
成するとともに、他の部位を鉄皮に固定した2以上のリ
ブ、該リブ間に固定されたアンカー金物、および該アン
カー金物により固定された不定形耐火物から構成したこ
とを特徴とする、転炉絞り部のパーマライニング構造で
ある。
このように、本発明の具体的態様によれば、転炉の絞り
部に適用する場合、溶鋼に接する部位、つまり出鋼口側
には耐火レンガを設け、それ以外の部位には全て不定形
耐火物から成るパーマライニングを設けるのである。そ
してその不定形耐火物ライニングの固定手段としては、
鉄皮に固定したリブに固定したアンカー金物を利用する
のである。
部に適用する場合、溶鋼に接する部位、つまり出鋼口側
には耐火レンガを設け、それ以外の部位には全て不定形
耐火物から成るパーマライニングを設けるのである。そ
してその不定形耐火物ライニングの固定手段としては、
鉄皮に固定したリブに固定したアンカー金物を利用する
のである。
なお、このような不定形耐火物としては、吹き付は材、
流し込み材、スタンプ材、圧入材等種々考えられるが、
型枠が不用で、施工面で最も簡単なものとして吹き付は
材が好ましい。
流し込み材、スタンプ材、圧入材等種々考えられるが、
型枠が不用で、施工面で最も簡単なものとして吹き付は
材が好ましい。
(作用)
次に、本発明を添付図面を参照しながらさらに詳細に説
明する。
明する。
第1図および第2図は、それぞれ本発明にかかるパーマ
ライニング構造lOを転炉に適用した場合の略式部分断
面図である。
ライニング構造lOを転炉に適用した場合の略式部分断
面図である。
図中、溶鋼に接する部位(出鋼口側)は耐火レンガ12
を使用し、それ以外の部位には吹き付は工法によって不
定形耐火物14を施工するが、不定形耐火物14はその
内部において鉄皮15に溶接されたリブ16に溶接固定
されたアンカー金物18によって固定されている。アン
カー金物18は鉄皮15に溶接されることはない。第2
図参照。
を使用し、それ以外の部位には吹き付は工法によって不
定形耐火物14を施工するが、不定形耐火物14はその
内部において鉄皮15に溶接されたリブ16に溶接固定
されたアンカー金物18によって固定されている。アン
カー金物18は鉄皮15に溶接されることはない。第2
図参照。
このアンカー金物18は、第3図に示すように、丸鋼材
20とそれに溶接固定された複数のYスタンド22とか
ら構成されている。丸鋼材に代えてL型鋼材、溝型鋼材
、管材あるいは鉄板を使用してもよい。またYスタンド
に代えてVスタンドを使用してもよい。これらはいずれ
も特定のものに制限されない。
20とそれに溶接固定された複数のYスタンド22とか
ら構成されている。丸鋼材に代えてL型鋼材、溝型鋼材
、管材あるいは鉄板を使用してもよい。またYスタンド
に代えてVスタンドを使用してもよい。これらはいずれ
も特定のものに制限されない。
本発明の好適態様によれば、耐火レンガ12と不定形耐
火物14との間にはリブ16(10〜15mm厚さの鉄
板)が設けられ、これを鉄皮15に溶接固定する。
火物14との間にはリブ16(10〜15mm厚さの鉄
板)が設けられ、これを鉄皮15に溶接固定する。
このときの耐火レンガは、一般に使用されているマグネ
シア質1/ンガ、そしてアンカー金物は不定形耐火物を
長時間使用させるためにステンレス鋼を使用するのが好
ましい。
シア質1/ンガ、そしてアンカー金物は不定形耐火物を
長時間使用させるためにステンレス鋼を使用するのが好
ましい。
丸鋼材20は強度面あるいは構造面を考慮して直径9〜
20mm程度が適当である。また、Yスタンドの大きさ
は5〜10s+m程度で長さは不定形耐火物の施工厚み
により決定するが、施工厚みの1ノ2〜2/3程度が最
も良好である。
20mm程度が適当である。また、Yスタンドの大きさ
は5〜10s+m程度で長さは不定形耐火物の施工厚み
により決定するが、施工厚みの1ノ2〜2/3程度が最
も良好である。
アンカー金物18の鉄皮15への取付けは、鉄皮に直接
溶接することは鉄皮の寿命を縮めることになり好ましく
ないため、従来のレンガ止めリブ16に両端を溶接にて
固定する。なお、これらのアンカー金物18、Yスタン
ド22の数、配置等については適宜設定すればよいが、
例えば丸鋼材20へのYスタッド22の取付はピッチは
50〜20抛潮、アンカー金物18の取付はピンチは1
00〜300mm程度が好ましく、施工部位の状態によ
りその都度決定する。
溶接することは鉄皮の寿命を縮めることになり好ましく
ないため、従来のレンガ止めリブ16に両端を溶接にて
固定する。なお、これらのアンカー金物18、Yスタン
ド22の数、配置等については適宜設定すればよいが、
例えば丸鋼材20へのYスタッド22の取付はピッチは
50〜20抛潮、アンカー金物18の取付はピンチは1
00〜300mm程度が好ましく、施工部位の状態によ
りその都度決定する。
第1図ではアンカー金物18は紙面に対し垂直方向に伸
びている。アンカー金物は格子状に組合わせてもよい。
びている。アンカー金物は格子状に組合わせてもよい。
第4図ないし第6図は、本発明にかかるアンカー金物の
変更例を示す略式斜視図であって、例えば第4図に示す
ように蛇型アンカー金物40を設け、両端をレンガ止め
リブ42に溶接固定するだけで鉄皮に直接取付けられる
ことはない、レンガ止めリブ42は従来のものであって
よい、第5図は格子型アンカー金物50を示すもので、
図示例では縦格子棒52のみをレンガ止めリブ(図示せ
ず)に溶接固定し、横格子棒54は各縦格子棒に溶接固
定されてもよい。
変更例を示す略式斜視図であって、例えば第4図に示す
ように蛇型アンカー金物40を設け、両端をレンガ止め
リブ42に溶接固定するだけで鉄皮に直接取付けられる
ことはない、レンガ止めリブ42は従来のものであって
よい、第5図は格子型アンカー金物50を示すもので、
図示例では縦格子棒52のみをレンガ止めリブ(図示せ
ず)に溶接固定し、横格子棒54は各縦格子棒に溶接固
定されてもよい。
第6図(イ)、(ロ)は、アンカー金物60に予め不定
形耐火物62を吹付けてパネル化した例をそれぞれ断面
図および正面図で示すもので、アンカー金物60の各端
部は露出させておき、ライニング組立てに際してレンガ
止めリブに溶接固定するものである。このときの各パネ
ル間の隙間は別途不定形耐火物の吹付は等によって充填
する。
形耐火物62を吹付けてパネル化した例をそれぞれ断面
図および正面図で示すもので、アンカー金物60の各端
部は露出させておき、ライニング組立てに際してレンガ
止めリブに溶接固定するものである。このときの各パネ
ル間の隙間は別途不定形耐火物の吹付は等によって充填
する。
本発明の好適態様にあって不定形耐火物の施工は吹付は
工法であるが、吹付は機械は一般に市販されているもの
で良い。
工法であるが、吹付は機械は一般に市販されているもの
で良い。
転炉の鉄皮は長期間使用すると、変形が大きくなり、特
に絞り部においてはその傾向が激しい。
に絞り部においてはその傾向が激しい。
しかしながら、本発明によれば、不定形耐火物施工によ
ってその変形部位を絶えず修正し、真円に近づけること
ができる。
ってその変形部位を絶えず修正し、真円に近づけること
ができる。
施工厚みは薄い部位で30−一程度、最も厚い部位で5
00mm程度は可能である。したがって、従来、パーマ
ライニングと耐火レンガとの二重壁構造としていた炉壁
ライニングを本発明にかがる不定形耐火物ライニングの
単一構造とすることもできる。
00mm程度は可能である。したがって、従来、パーマ
ライニングと耐火レンガとの二重壁構造としていた炉壁
ライニングを本発明にかがる不定形耐火物ライニングの
単一構造とすることもできる。
このように、本発明にかかるパーマライニング構造は、
例えば転炉の天井部位、特に出鋼時にも溶鋼と接触しな
い部位に適用することが好ましく、耐火レンガの使用部
位を可及的に少なくすることができ、その実用上の利益
は大きい。
例えば転炉の天井部位、特に出鋼時にも溶鋼と接触しな
い部位に適用することが好ましく、耐火レンガの使用部
位を可及的に少なくすることができ、その実用上の利益
は大きい。
次に、本発明をその実施例によってさらに詳述する。
実施例
第1図ないし第3図に示すようにして、250トン転炉
の絞り部のパーマライニングに本発明にかかる構造のパ
ーマライニングを施工したところ(アンカー金物取付は
ピッチ200IIllSYスタツド取付はピッチ100
m5+) 、従来の小割りレンガ施工時には、毎炉修理
時、全面更新していたが、本発明を実施することにより
、■炉代使用後にあってもパーマライニングの脱落は殆
どみられず、第7図に模式的に示すように、炉修理時に
、残存ウェアライニングレンガ解体後、不定形耐火物部
材の表面が一部若干剥落(深さ:lO〜20mm)が生
じた部分を吹付けにより修正する程度で半永久的に継続
使用が可能となった。符号は第2図に同し。
の絞り部のパーマライニングに本発明にかかる構造のパ
ーマライニングを施工したところ(アンカー金物取付は
ピッチ200IIllSYスタツド取付はピッチ100
m5+) 、従来の小割りレンガ施工時には、毎炉修理
時、全面更新していたが、本発明を実施することにより
、■炉代使用後にあってもパーマライニングの脱落は殆
どみられず、第7図に模式的に示すように、炉修理時に
、残存ウェアライニングレンガ解体後、不定形耐火物部
材の表面が一部若干剥落(深さ:lO〜20mm)が生
じた部分を吹付けにより修正する程度で半永久的に継続
使用が可能となった。符号は第2図に同し。
(発明の効果)
以上詳述したように、本発明によれば、アンカー金物の
取付けを工夫するだけで、不定形耐火物から成るパーマ
ライニング構造が著しく改善され、特に落下、剥落の問
題になる炉天井部位などに適用した場合に、優れた効果
が発揮され、その実用上の利益は大きい。
取付けを工夫するだけで、不定形耐火物から成るパーマ
ライニング構造が著しく改善され、特に落下、剥落の問
題になる炉天井部位などに適用した場合に、優れた効果
が発揮され、その実用上の利益は大きい。
また、転炉絞り部に適用する場合、耐火レンガ張りは面
積比で20%程度にすぎず、炉修理時、絞り部に限って
云えば主としてこの部分のみの更新をするだけで良くそ
れだけ作業性は高められる。
積比で20%程度にすぎず、炉修理時、絞り部に限って
云えば主としてこの部分のみの更新をするだけで良くそ
れだけ作業性は高められる。
また耐火物使用量も従来の全面レンガ張りの場合と比較
して約75%低減できる。
して約75%低減できる。
第1図は、転炉パーマライニングの耐火レンガ部と不定
形耐火物部との区分を示す略式断面図;第2図は、転炉
絞り部の不定形耐火物の施工状況を示す略式断面図: 第3図は、アンカー金物の構造を示す略式斜視図; 第4図および第5図は、別のアンカー金物の構造を示す
略式斜視図; 第6図(イ)および(ロ)は、パネル化したパーマライ
ニング構造のそれぞれ断面図および正面図;および 第7図は、実施例に見られる炉壁の浸食状況の略式説明
図である。 lO:パーマライニング構造 12:耐火レンガ 14:不定形耐火物 15:鉄皮 16: リブ 18:アンカー金物
形耐火物部との区分を示す略式断面図;第2図は、転炉
絞り部の不定形耐火物の施工状況を示す略式断面図: 第3図は、アンカー金物の構造を示す略式斜視図; 第4図および第5図は、別のアンカー金物の構造を示す
略式斜視図; 第6図(イ)および(ロ)は、パネル化したパーマライ
ニング構造のそれぞれ断面図および正面図;および 第7図は、実施例に見られる炉壁の浸食状況の略式説明
図である。 lO:パーマライニング構造 12:耐火レンガ 14:不定形耐火物 15:鉄皮 16: リブ 18:アンカー金物
Claims (2)
- (1)鉄皮に固定した2以上のリブ、該リブ間に固定さ
れたアンカー金物、および該アンカー金物により固定さ
れた不定形耐火物から構成される炉壁の不定形耐火物ラ
イニング構造。 - (2)出鋼時に溶鋼と接触する部位を耐火レンガから構
成するとともに、他の部位を鉄皮に固定した2以上のリ
ブ、該リブ間に固定されたアンカー金物、および該アン
カー金物により固定された不定形耐火物から構成したこ
とを特徴とする、転炉絞り部のパーマライニング構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63080379A JPH0650230B2 (ja) | 1988-04-01 | 1988-04-01 | 転炉炉壁のパーマライニング構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP63080379A JPH0650230B2 (ja) | 1988-04-01 | 1988-04-01 | 転炉炉壁のパーマライニング構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01252889A true JPH01252889A (ja) | 1989-10-09 |
JPH0650230B2 JPH0650230B2 (ja) | 1994-06-29 |
Family
ID=13716646
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63080379A Expired - Lifetime JPH0650230B2 (ja) | 1988-04-01 | 1988-04-01 | 転炉炉壁のパーマライニング構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0650230B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
AU2005212538B2 (en) * | 2004-02-18 | 2011-04-14 | Antec Group Pty Ltd | Apparatus for holding and anchoring refractory concrete type linings |
CN107326135A (zh) * | 2017-06-27 | 2017-11-07 | 河南省登封市光大耐火材料有限公司 | 一种具有耐冲刷性能的出铁沟沟盖 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101696024B1 (ko) * | 2014-07-30 | 2017-01-13 | 주식회사 포스코 | 고로노체구조 및, 고로노체구조의 보수방법 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS54159306A (en) * | 1978-06-08 | 1979-12-17 | Nippon Steel Corp | Repairing method for shaft furnace wall |
JPS59178354A (ja) * | 1983-03-29 | 1984-10-09 | Ngk Spark Plug Co Ltd | 酸素センサ |
-
1988
- 1988-04-01 JP JP63080379A patent/JPH0650230B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
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JPS54159306A (en) * | 1978-06-08 | 1979-12-17 | Nippon Steel Corp | Repairing method for shaft furnace wall |
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Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0650230B2 (ja) | 1994-06-29 |
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