JPH0125251Y2 - - Google Patents

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JPH0125251Y2
JPH0125251Y2 JP7845983U JP7845983U JPH0125251Y2 JP H0125251 Y2 JPH0125251 Y2 JP H0125251Y2 JP 7845983 U JP7845983 U JP 7845983U JP 7845983 U JP7845983 U JP 7845983U JP H0125251 Y2 JPH0125251 Y2 JP H0125251Y2
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JP
Japan
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compressor
discharge pipe
heat exchanger
condenser
pipe
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JP7845983U
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JPS59184063U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は冷凍装置に係り、特に、圧縮機が冷媒
を循環させて冷却されるエジエクタ部の改良に関
する。
(ロ) 従来技術 従来例を第1図及び第2図に基づいて説明する
と、1は圧縮機、2は水冷凝縮器、3は絞り装
置、4は蒸発器で、これらは順次接続されて冷凍
サイクルを構成している。5は圧縮機1と凝縮器
2とを接続する吐出管である。6は水冷凝縮器2
のシエル、7はシエル6内部空間に圧縮機1から
吐出された高温高圧のガス冷媒と熱交換する冷却
コイル、8はシエル6底部の液冷媒の貯溜部であ
る。9は圧縮機1の潤滑油10を冷却する熱交換
器で、この熱交換器の入口管11はシエル6底部
の貯溜部8に接続し、出口管12は吐出管5に設
けたエジエクタ部13に接続されている。このエ
ジエクタ部は吐出管5のエジエクタ側端部に形成
した位置決め段部14と、その先端に形成した絞
り部15と、吐出管5より大径でこの吐出管の位
置決め段部14の外径と同じ内径の段部16を有
する接続管17と、絞り部15と直交する位置の
接続管17に穿設した開口18に接続する出口管
12とにより構成される。
この構造の冷凍装置では圧縮機1で圧縮された
高温高圧のガス冷媒は吐出管5を介して水冷凝縮
器2のシエル6内に流入し、冷却コイル7により
冷却されて液化し、貯溜部8に溜まる。そして大
部分の液冷媒は絞り装置3で減圧され、蒸発器4
で気化して冷却作用を行なつて圧縮機1に帰還す
る。一方貯溜部8に溜まつている一部の液冷媒は
この貯溜部に接続された入口管11を通つて圧縮
機1の潤滑油10を冷却する熱交換器9に流入す
る。ここで液冷媒は圧縮機1の潤滑油10から熱
を奪つて蒸発し、この潤滑油を冷却する。潤滑油
10を冷却して蒸発した冷媒は吐出管5に設けた
エジエクタ部13の吸引作用により吸上げられ
る。そのため熱交換器9内には前の吸引作用によ
り貯溜部8の液冷媒が強制的に流れ込み、圧縮機
1の潤滑油10が効率よく冷却される。
しかしながら、エジエクタ部13は吐出管5の
エジエクタ側端部を2段絞りにより位置決め段部
14と絞り部15とを形成し、この位置決め段部
に接続管17の段部16を接続し、この接続管の
開口18に出口管12を接続して形成されてお
り、部品加工が複雑になつていた。また、エジエ
クタ部13の絞り部15は吐出管5内を流れるガ
ス冷媒の流速を速くして、このガス冷媒が流れる
囲りの圧力を負圧にして吸引作用を行なえるよう
にするものであるが、絞り部15のノズルが一定
の長さを有して形成されており、流速を速くする
ために孔径を小さくすると、流通抵抗が大きくな
つてガス冷媒の圧力降下が大きくなり、圧力降下
を小さくするために孔径を大きくすると、流速が
遅くなつて吸引作用が小さくなつたりしていた。
(ハ) 考案の目的 本考案は上記の点に鑑み、エジエクタ部の部品
構成を簡略し、かつ、絞り部の圧力降下を吸引作
用の低下をまねくことなく小さくすることを目的
とする。
(ニ) 考案の構成 本考案の基本的な構成は圧縮機、凝縮器、蒸発
器等からなる冷凍サイクルと、この冷凍サイクル
の圧縮機の潤滑油中に浸して設けた熱交換器と、
この熱交換器の一方を凝縮器等に形成される冷媒
の貯溜部に、他方を圧縮機と凝縮器とを接続する
吐出管にそれぞれ接続する管路と、この吐出管と
熱交換器との接続部に吸引作用を有するエジエク
タ部とを備え、このエジエクタ部は吐出管と、こ
の吐出管の通路を塞ぐ熱交換器側に接続された管
路とをT字状に接続して構成し、この管路に吐出
管内に開口する2個の小孔を対向して穿設し、こ
の小孔の内凝縮器側の小孔を圧縮機側の小孔より
大きく形成したことを特徴とするものである。
この構成による冷凍装置は圧縮機の潤滑油を熱
交換器内に流入する凝縮器の液冷媒の蒸発気化熱
で冷却し、この気化冷媒をパイプをT字状に接続
した構造のエジエクタ部で吸引して熱交換器に液
冷媒が強制的に循環するようにしたものである。
(ホ) 実施例 以下本考案を第3図乃至第5図に示す実施例に
基づいて説明すると、20は圧縮機、21は水冷
凝縮器、22は絞り装置、23は蒸発器で、これ
らは順次接続されて冷凍サイクルを構成してい
る。24は圧縮機20と凝縮器21とを接続する
吐出管である。25は水冷凝縮器21のシエル、
26はシエル25内部空間に圧縮機20から吐出
された高温高圧のガス冷媒と熱交換する冷却コイ
ル、27はシエル25底部の液冷媒の貯溜部であ
る。28は圧縮機20の潤滑油29を冷却する熱
交換器で、この熱交換器の入口管30はシエル2
5底部の貯溜部27に接続し、出口管31は吐出
管24に設けられた熱交換器28と略同じ高さに
配置されたエジエクタ部32に接続されている。
33は吐出管24と凝縮器21とをエジエクタ部
32の上方でバイパスして連通する分岐管で、こ
の分岐管は吐出管24に比べて極めて口径が細い
管で形成されている。エジエクタ部32は吐出管
24と、この吐出管を貫通して接続する一端を密
封した熱交換器28の出口管31とで吐出管24
の通路を塞ぐようにT字状に接続し、この出口管
に吐出管24内の圧縮機20側に開口する絞り用
の小孔34と凝縮器21側に開口する小孔35と
を対向に穿設し、小孔35の径を絞り用の小孔3
4の径より大きく形成している。
このように構成された冷凍装置においては、圧
縮機20で圧縮された高温高圧のガス冷媒は吐出
管24を介して水冷凝縮器21のシエル25内に
流入し、冷却コイル26により冷却されて液化
し、貯溜部27に溜まる。そして大部分の液冷媒
は絞り装置22で減圧され、蒸発器23で気化し
て冷却作用を行なつて圧縮機20に帰還する。一
方貯溜部27に溜まつている一部の液冷媒はこの
貯溜部に接続された入口管30を通つて圧縮機2
0の潤滑油29を冷却する熱交換器28に流入す
る。ここで液冷媒は圧縮機20の潤滑油29から
熱を奪つて蒸発し、この潤滑油を冷却する。潤滑
油29を冷却して蒸発した冷媒は吐出管24に設
けたエジエクタ部32の吸引作用により吸上げら
れる。そのため熱交換器28内には前述の吸引作
用により貯溜部27の液冷媒が強制的に流れ込
み、圧縮機20の潤滑油29が効率よく冷却され
る。
ここで、エジエクタ部32の吸引作用を説明す
ると、吐出管24内を実線矢印のように流れるガ
ス冷媒は絞り用の小孔で流速を速めて出口管31
内を介して小孔35から流出する際に、この出口
管内を流れるガス冷媒の囲りの圧力が負圧とな
り、この負圧部に熱交換器28内で蒸発気化した
点線矢印で示す冷媒が吸上げられる。
絞り用の小孔34から小孔35へ拡散しながら
流れるガス冷媒はこの小孔の径より拡散巾が大き
いと、一部のガス冷媒が出口管31の管壁に当
り、この出口管内で渦流が発生し、負圧部が形成
されにくくなる。また、小孔35はこの小孔の径
を必要以上に大きくすると、小孔35から流出し
て流速の遅くなつたガス冷媒が出口管31内の負
圧部に逆流し、この負圧部が形成されにくくな
る。
尚、実験によれば、吐出管24の内径Aを
7.925mm、出口管31の外径Bを7.938mmにし、絞
り用の小孔34の径Pを1.5mm、小孔35の径r
を3.0mmにすると、負圧部のロスが小さいエジエ
クタ部が形成される。
エジエクタ部32は熱交換器28と略同じ高さ
に配置することにより、吐出管24内を流れるガ
ス冷媒の量が少なくなつて吸引作用が弱められて
も熱交換器28に液冷媒を常に供給できる。
また、エジエクタ部32を下部に位置させる
と、停止時水冷凝縮器21と圧縮機20との圧力
差により、この水冷凝縮器内の液冷媒がエジエク
タ部32を介して圧縮機20に流れ、起動時に圧
縮機20が液圧縮を起こす危険があつたが、エジ
エクタ部32をバイパスする分岐管33により水
冷凝縮器21と圧縮機20との間の圧力が等しく
なるようにしている。
絞り用の小孔34はノズル長さが短かくなる出
口管31の肉厚部に形成されるから、この小孔で
の通路抵抗が小さくなる。
エジエクタ部32は吐出管24の内壁と出口管
31の外壁とで通路を形成しておらず、この吐出
管と出口管との熔接による接続作業時、銀ロー等
で通路が塞がる事故が発生しない。
(ヘ) 考案の効果 以上述べたように、本考案の冷凍装置は圧縮機
を冷却する熱交換器に液冷媒を強制的に循環させ
るエジエクタ部が吐出管とT字状に接続される管
路に2個の小孔を対向して設け、この小孔の内凝
縮器側の小孔を圧縮機側の小孔より大きく形成し
て構成されるのであるから、エジエクタ部が孔開
け加工された管路をT字状に接続するだけで形成
され、従来の構造に比べて簡略化でき、かつ、エ
ジエクタ部の絞り部のノズル長さが短かくなり、
ガス冷媒の圧力降下を小さくできる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は従来例を示し、第1図は冷
凍サイクル図、第2図はエジエクタ部の断面図、
第3図乃至第5図は本考案を示し、第3図は冷凍
サイクル図、第4図はエジエクタ部の断面図、第
5図は第4図の−′線断面図である。 20……圧縮機、21……水冷凝縮器、23…
…蒸発器、24……吐出管、27……貯溜部、2
8……熱交換器、29……潤滑油、30……入口
管、31……出口管、32……エジエクタ部、3
4……絞り用の小孔、35……小孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 圧縮機、凝縮器、蒸発器等からなる冷凍サイク
    ルと、この冷凍サイクルの圧縮機の潤滑油中に浸
    して設けた熱交換器と、この熱交換器の一方を凝
    縮器等に形成される冷媒の貯溜部に、他方を圧縮
    機と凝縮器とを接続する吐出管にそれぞれ接続す
    る管路と、この吐出管と熱交換器との接続部に吸
    引作用を有するエジエクタ部とを備えた冷凍装置
    において、エジエクタ部は吐出管と、この吐出管
    の通路を塞ぐ熱交換器側に接続された管路とをT
    字状に接続して構成し、この管路に吐出管内に開
    口する2個の小孔を対向して穿設し、この小孔の
    内凝縮器側の小孔を圧縮機側の小孔より大きく形
    成したことを特徴とする冷凍装置。
JP7845983U 1983-05-24 1983-05-24 冷凍装置 Granted JPS59184063U (ja)

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JP7845983U JPS59184063U (ja) 1983-05-24 1983-05-24 冷凍装置

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JP7845983U JPS59184063U (ja) 1983-05-24 1983-05-24 冷凍装置

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JPS59184063U JPS59184063U (ja) 1984-12-07
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