JPH01252310A - 多軸ヘッド交換装置 - Google Patents

多軸ヘッド交換装置

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JPH01252310A
JPH01252310A JP7506888A JP7506888A JPH01252310A JP H01252310 A JPH01252310 A JP H01252310A JP 7506888 A JP7506888 A JP 7506888A JP 7506888 A JP7506888 A JP 7506888A JP H01252310 A JPH01252310 A JP H01252310A
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JP
Japan
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axis
head
axis head
turret
processing unit
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JP7506888A
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Katsunobu Aiiso
相磯 勝宜
Yutaka Saito
豊 斉藤
Hiroshi Uchimura
浩 内村
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Shibaura Machine Co Ltd
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Toshiba Machine Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は複数の多軸ヘッドが配置貯蔵されている多軸ヘ
ッドマガジンと工作機械の加工ユニットとの間で多軸ヘ
ッドを自動的に着脱交換するための多軸ヘッド交換装置
に関する。
(従来の技術) 多軸ヘッドが用いられているトランスファマシン、専用
加工機などの工作機械において、多種類のワークを加工
する場合、あるいは1つのステーション内で多工程の加
工を行うような場合には、加工要求の変化に応じて加工
ユニットに装着されている多軸ヘッドを自動的に交換す
る多軸ヘッド交換装置が用いられている。
種類の異なる複数の多軸ヘッドは、多軸ヘッドマガジン
に選択移動可能に配置貯蔵され、この多軸ヘッドマガジ
ンから所要の多軸ヘッドが選択取り出され、工作機械の
加工ユニットに搬送されて装着される。加工ユニットで
は装着された多軸ヘッドに駆動力が与えられ、所要の加
工動作が行われる。
従来、このような多軸ヘッド交換装置として、多軸ヘッ
ドマガジンの配置スペースの節約ヲ行つため、工作機械
の上部位置に多軸ヘッドマガジンを配置した構造のもの
が知られている(特開昭62−48410)。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、従来のこの構造の装置においては、多軸
ヘッドマガジンと加工ユニットとの間の多軸ヘッド交換
動作が、多軸ヘッドを上下方向に直線移動させて行なわ
れているので、交換動作を行うごとに多軸ヘッドマガジ
ンに使用済みの多軸ヘッドを移送収納するためのスペー
スが必要であった。また、使用済み多軸ヘッドを収納後
、多軸ヘッドマガジンを作動させて次に使用する新しい
多軸ヘッドを割出す間、加工ユニットには多軸ヘッドが
装着されておらず、これらの交換動作の間は加工工程が
停止するという問題があった。
また、多軸ヘッドを上下移動させるため、多軸ヘッドの
リフト機構が必要であり、装置全体が縦方向に高い構造
となっていた。
本発明はこのような点を考慮してなされたものであり、
多軸ヘッドの交換動作を迅速に行うことができるととも
に、装置全体を小型化することのできる多軸ヘッド交換
装置を提供することを目的とする。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 本発明は、多軸ヘッドをクランプし、多軸ヘッドに駆動
力を与える加工ユニットと、多軸ヘッドの工具を加工ユ
ニットの軸線と直交する方向に向けて、複数の多軸ヘッ
ドを配置貯蔵する多軸ヘッドマガジンとの間で、多軸ヘ
ッドを自動的に交換する多軸ヘッド交換装置であって、
多軸ヘッドマガジンに隣接する位置に、加工ユニットの
軸線と45@の角度をなす軸線を中心に回転および軸線
方向に往復動可能に配設され、多軸ヘッドの背面をクラ
ンプするクランプ用爪が設けられている軸線とそれぞれ
45″の角度を有して形成された2つのクランプ面を備
えたタレットヘッドと、加工ユニットとタレットヘッド
との間に、回転軸を加工ユニットの軸線と平行にして回
転可能に配設され、回転軸と平行な2つの面に多軸ヘッ
ドの側面をクランプするクランプ手段が設けられている
旋回交換部と、タレットヘッドを回転および回転軸方向
に往復駆動するタレットヘッド駆動手段と、旋回交換部
を回転駆動する旋回交換部駆動手段と、を備えてなるこ
とを特徴としている。
(作 用) 本発明によれば、タレットヘッドを前進移動させた状態
で45”傾斜した軸を中心に180’旋回し、再び後退
移動することにより、タレットヘッドの2つのクランプ
面にクランプされている2つの多軸ヘッドが、それぞれ
多軸ヘッドマガジンと旋回交換部との間で交換移送され
る。旋回交換部側に移送された多軸ヘッドは、旋回交換
部を水平軸を中心に180”旋回することにより、加工
ユニット側に移送され、また加工ユニットに装着されて
いた使用済みの多軸ヘッドはタレットヘッド側に移送さ
れる。
(実施例) 以下図面を参照して本発明の実施例について説明する。
第1図は本発明による多軸ヘッド交換装置の一実施例を
示す側面図であり、第2図はこの多軸ヘッド交換装置を
備えた工作機械の一実施例を示す外観図である。
多軸ヘッド交換装置は、複数の多軸ヘッドを配置貯蔵す
る多軸ヘッドマガジン10に隣接する位置に配設された
タレットヘッド20と、〜多軸ヘッドをクランプし、多
軸ヘッドに駆動力を与える加工ユニット30とタレット
ヘッド20との間に配設された旋回交換部40とを備え
ている。
多軸ヘッドマガジン10は、多軸ヘッド交換装置の上方
位置に配設され、第3図に示すように、4個の多軸ヘッ
ドIIA、IIB、IIC。
11D(以下符号11で多軸ヘッドを総称する)が、そ
の工具12の軸線を、加工ユニット30の軸線と直交す
る方向に向けて配置貯蔵されている。
多軸ヘッドマガジン10は、互いに直交する関係で配置
された4つの垂直平面13aが形成された回転ドラム1
3を有し、この回転ドラム13の垂直平面13aにそれ
ぞれ多軸へラド11をクランプする略長方形板状のクラ
ンプ片14が回転および回転軸方向に移動可能に設けら
れている。符号15は、回転ドラム13を割出し回転す
るためのマガジン駆動装置であり、またクランプ片14
はマガジン駆動装置15内に設けられた駆動機構(図示
せず)により回転および回転軸方向に往復駆動されるよ
うになっている。
タレットヘッド20は、互いに直交する関係に形成され
た2つのクランプ面20a、20bを有し、このクラン
プ面20a、20bに、それぞれ第4図に示すように、
多軸ヘッドクランプ用の爪21.22が2個ずつ所定の
位置に配置固定されている。このクランプ用爪21.2
2には、それぞれクランプ面20a (20b)と平行
な同一平面上に存在する凹溝21a、22aが設けられ
ている。この凹溝21a、22aは、第1図に示す状態
で、クランプ面20aの延長上にある多軸ヘッドマガジ
ン10の回転ドラム13の回転軸を中心として描いた円
弧上および、クランプ面20bの延長上にある旋回交換
部40の旋回軸を中心として描いた円弧上にそれぞれ存
在するように形成されている。また、クランプ用爪21
.22の間には、ロケートピン23がクランプ面20a
(20b)から進退移動可能に設けられている。
タレットヘッド20は、多軸ヘッドマガジン10の回転
ドラム13の回転軸に対し、45@の角度をなす軸線を
中心に回転および軸線方向に往復可能に配設されている
。第5図は第1図v−V線断面図であり、タレットヘッ
ド20を回転および回転軸方向に往復駆動するタレット
ヘッド駆動手段を示している。
タレットヘッド20は、中空円筒状のピストンスリーブ
24内に軸受26により回転支持されたタレットヘッド
回転軸25の先端部に固定保持されている。ピストンス
リーブ24は外周はぼ中央部に環状突起部24aを有し
、この環状突起部24aが、装置本体ケーシング50内
に形成されたシリンダ部27内に摺動可能に挿入されて
いる。
またピストンスリーブ24は装置本体ケーシング50に
対して往復動可能に保持されている。符号27aおよび
27bは、シリンダ部27へ圧油を供給し、ピストンス
リーブ24を往復動させるための圧油供給路である。
タレットヘッド回転軸25の後端には歯車28が嵌着さ
れ、この歯車28は装置本体ケーシング50に回転支持
された歯幅の大きいピニオン29に噛合っている。この
ピニオン29は装置本体ケーシング50内に配設された
回転駆動源(図示せず)により回転駆動される。タレッ
トヘッド20には、回転軸25と平行に2本の深穴20
aが設けられ、この深穴2Oa内に、装置本体ケーシン
グ50に回転軸25と平行に突設された所定長さを有す
るロケートピン50aが挿入可能とされている。
旋回交換部40は、回転軸41が加工ユニット30の軸
線と平行して回転可能に配設され、回転軸41の先端部
に、回転軸41と平行でかつ回転軸41を中心に対称の
位置に形成された2つのクランプ面42が設けられてい
る。この2つのクランプ面42には、それぞれ略長方形
板状のクランプ片43が旋回可能に突設されている。第
6図に示すように、クランプ片43の回転軸43aには
ピニオン44が嵌着され、このピニオン44にロッド4
5に形成されたラック45aが噛合っている。それぞれ
のロッド45は、その先端部が揺動レバー46の両端部
に接続され、揺動レバー46はその中央部が支持ブロッ
ク47により揺動可能に支持されている。支持ブロック
47は揺動レバー46と交叉して揺動レバー46の下方
位置に配設された棒状部材48の中央部に固設され、こ
の棒状部材48はその両端に連結されたロッド49によ
り支持されている。ロッド49は油圧シリンダ機構(図
示せず)により往復駆動されるようになっている。
第7図は加工ユニット30の構造を示す断面図である。
略中空円筒状の加工ユニットケーシング31内には略中
空円筒状のピストンシリンダ33が往復動可能に挿入さ
れ、ピストンシリンダ33のほぼ中央部に設けられた環
状突起部33aがケーシング31内に形成された油圧シ
リンダ室32内で摺動可能とされている。ピストンシリ
ンダ33の先端部には軸心と直交する面内に湾曲した互
いに平行な2本の凹溝33bが形成されている。
この凹溝33bの湾曲は、それぞれ旋回交換部40の旋
回軸を中心として描いた円弧の一部として形成されてい
る。またこの凹溝33bの形成された部分はケーシング
31の前端部31aからさらに前方に突出移動可能とさ
れている。
ケーシング31の中央部には主軸34が回転可能に配設
されている。主軸34の先端部にはスプライン34aが
形成され、内周部にこのスプライン34aと係合するス
プライン溝35aの形成された略中空円筒状のスリーブ
35が摺動可能に嵌合されている。スリーブ35の先端
部には円周方向に凹凸部が交互に配列されたクラッチ部
35bが形成されている。またスリーブ35の外周部に
は、クラッチ部35bが、多軸ヘッド11の回転軸13
1の端部に設けられた同様のクラッチ部131aと噛合
う際の衝撃を吸収するためのスプリング36が装着され
ている。
ケーシング31の前端部31aには、さらに多軸ヘッド
11の背面11bに設けられたカービックカップリング
141と係合するカービックカップリング37が固設さ
れている。またケーシング31の後方部には、油圧シリ
ンダ室32の油圧がオフしたときにピストンシリンダ3
3をロックするためのロケートピン38が主軸34と直
交する方向に進退移動可能に装着され、ピストンシリン
ダ33の後方部に設けられたロケート穴33cに挿入可
能とされている。このロケートピン38は、常時はロケ
ート穴33cには挿入されず、油圧シリンダ室32の油
圧がオフしたときにのみ係合し、ピストンシリンダ33
が前進してカービックカップリングの係合が外れるのを
防止している。
第8図乃至第12図は本実施例による多軸ヘッド交換装
置により交換される多軸ヘッド11の一実施例を示す図
である。これらの図においては、主としてクランプ用爪
の形状、構造を示すために、背面11bに固設されてい
るカービックカップリング141(第7図参照)は図示
を省略しである。
多軸ヘッド11の側面11a(工具12の装着される面
と直交する面)および背面11b(工具12の装着され
る面と反対側の面)には、それぞれ多軸ヘッド11を多
軸ヘッドマガジン10、タレットヘッド20、加工ユニ
ット30および旋回交換部40に着脱可能に装着するた
めのクランプ用爪が設けられている。
まず多軸ヘッド11の側面11aには、一対のL形断面
のレール部材151が、折れ曲り部151aを互いに対
向する方向に向けて平行に固設されている。このレール
部材151の折れ曲り部151aの間隔は、多軸ヘッド
マガジン10および旋回交換部40に設けられたクラン
プ片14およびクランプ片43の小さい方の幅寸法より
大きく、大きい方の幅寸法より小さくされている。
また、側面11aと折れ曲り部151aとの間隔は、ク
ランプ片14.43の板厚より大きくされている。
多軸へラド11の背面11bには、タレットヘッド20
のクランプ面20a (20b)に設けられたクランプ
用爪21.22と係合するためのクランプ用爪161お
よび171がそれぞれ2個ずつ固設されている。第4図
に示すようにクランプ用爪S4!1と係合するクランプ
用爪171には、凹溝21aに係合する折れ曲り部17
1aが凹溝21aとほぼ平行に形成されている。また、
クランプ用爪22と係合するクランプ用爪161には、
凹溝22aに係合する折れ曲り部161aが凹溝22a
とほぼ平行に形成されている。またクランプ用爪161
の平面部には、ロケートピン23が挿入係合されるロケ
ート穴161bが形成されている。
多軸へラド11の背面11bには、さらに中央部に、加
工ユニット30のピストンシリンダ33の凹溝33bと
係合する幅寸法で2つのクランプ用フランジ181が設
けられている。このクランプ用フランジ181は、凹溝
33bの湾曲半径とほぼ同一の半径で互いに平行に湾曲
して形成されている。第12図に示すように、多軸ヘッ
ド11の背面中央部には、回転軸131が突設されてい
る。
次にこのような構成からなる本実施例の作用について説
明する。
まず多軸ヘッド11を用いてワークを加工する場合には
、加工ユニット30のピストンシリンダ33を後退移動
させ、凹溝33bで多軸ヘッド11F(第2図参照)の
クランプ用フランジ181をケーシング31内に引込ん
だ状態が保持されている。カービックカップリング37
および141が噛合うことにより多軸ヘッド11Fの位
置決め固定がなされ、クラッチ部35bおよび131a
との係合により、主軸34の回転力が多軸ヘッド11F
の回転軸131に伝達されている。
また旋回交換部40のクランプ片43は、それぞれ第6
図に示すようなアンクランプの位置に旋回している。
次に交換使用される多軸ヘッド11Eは、旋回交換部4
0のタレットヘッド20側に移送待機されている。タレ
ットヘッド20は後退位置に停止され、タレットヘッド
20のクランプ用爪21゜22が多軸ヘッド11Eおよ
びIIAのクランプ用爪161,171にそれぞれ係合
するとともに、ロケートピン23がロケート穴161b
に挿入係合されている。
この状態で所定の加工が終了し、加工ユニット30の駆
動動作が終了すると、多軸ヘッド交換指令が出される。
まず、加工ユニット30のピストンシリンダ33が前進
移動(第7図で左方向移動)し、多軸ヘッド11Fを加
工ユニット30から切離す方向に移動させる(第7図二
点鎖線で示す)。
旋回交換部40の揺動レバー46を移動させてロッド4
5を移動させ、ラック45aと噛合うビニオン43aを
回転させてクランプ片43をクランプの位置まで90@
旋回させる。また、タレットヘッド20のクランプ面2
Ob側のロケートピン23を後退させてロケート穴16
1bとの係合を解除する。この状態で回転軸41を18
0”回転すると、多軸ヘッド11Eおよび11Fが、そ
の側面11aの一対のレール部材151をクランプ片4
3でクランプされた状態で旋回交換部40のクランプ面
42とともに180’旋回移動する。
この場合、多軸へラド11Eおよび11Fの背面11b
に設けられているクランプ用爪161゜171およびク
ランプ用フランジ181は、タレットヘッド20のクラ
ンプ用爪21.22および加工ユニット30のピストン
シリンダ33の凹溝33bと同様、旋回交換部40の回
転軸41を中心として描いた円弧上に存在するよう形成
されているので、互いに干渉することはない。
上記の動作により次に使用する多軸へラド11Eが加工
ユニット30側に旋回移動し、背面11bのクランプ用
フランジ181がピストンシリンダ33の凹溝33b内
に挿入係合される。また、使用済みの多軸ヘッド11F
はタレットヘッド20のクランプ面2Ob側に旋回移動
し、背面11bのクランプ用爪161,171がクラン
プ用爪21.22に係合する。
加工ユニット30のピストンシリンダ33が再び後退移
動して、多軸ヘッド11Eのクランプ用フランジ181
をケーシング31内に引込みむことにより、多軸ヘッド
11Eが加工ユニット30に装着される。また、旋回交
換部40のクランプ片43は90°旋回してアンクラン
プの状態となる。
加工ユニット30に装着された多軸ヘッド11Eを用い
て加工が行われている間、使用済みの多軸ヘッド11F
が多軸ヘッドマガジン10へ戻されるとともに、次の使
用される多軸ヘッド11Aが待機位置へ移送される動作
が行われる。
まずタレットヘッド20のロケートピン23を、多軸ヘ
ッド11Fおよび11Aの背面11bのロケート穴16
1bに挿入するとともに、多軸ヘッドマガジン10のク
ランプ片14を多軸ヘッド11Aの側面11aの一対の
レール部材151とアンクランプの状態となるまで旋回
する。次にピストンスリーブ24(第5図参照)を前進
移動(第5図左方移動)し、タレットヘッド20をタレ
ットヘッド回転軸25の方向へ所定距離前進移動させる
(第1図および第2図において、タレットヘッド20が
左上方へ移動する)。このタレットヘッド20の移動に
より、多軸ヘッド11A。
11Fの側面11aのレール部材151と多軸ヘッドマ
ガジン10のクランプ片14および旋回交換部40のク
ランプ片43とが完全に離れた状態となる。続いてタレ
ットヘッド回転軸25を駆動してタレットヘッド20を
180”回転させることにより、多軸ヘッドIIA、1
1Fが、タレットヘッド20のクランプ面20a、20
bに装着された状態で180°旋回移動する。そして再
びピストンスリーブ24を後退移動させると、多軸ヘッ
ド11Fの側面11aのレール部材151が多軸ヘッド
マガジン10のクランプ片14と係合可能な位置に、多
軸ヘッド11Aの側面11aのレニル部材151が旋回
交換部40のクランプ片43と係合可能な位置にそれぞ
れ位置することになる。また、多軸へラド11Aは、次
の加工工程で交換使用されるための待機位置に位置する
ことになる。
タレットヘッド20のクランプ面20bのロケートピン
23が後退し、多軸ヘッドIIFのロケート穴161b
との係合が解除されるとともに、多軸ヘッドマガジン1
0のクランプ片14が旋回して多軸ヘッド11Fのレー
ル部材151と係合する。この状態でマガジン駆動装置
15を駆動し、回転ドラム13を回転させることにより
、多軸へラドIIAに続いて使用する予定の多軸ヘッド
(例えば11B)をタレットヘッド20のクランプ面2
0bの位置まで移動させる。多軸ヘッド11Bの背面1
1bのクランプ用爪161゜171は、タレットヘッド
20のクランプ面20bに設けられているクランプ用爪
21.22と同様に、回転ドラム13の回転軸を中心と
して描いた円弧上に存在するよう形成されているので、
多軸ヘッド11Bがタレットヘッド20のクランプ面2
Ob上に移送される際、それぞれのクランプ用爪21,
22;161,171が互いに干渉することはない。
このように本実施例によれば、加工ユニット30に対し
多軸ヘッドを連続的に交換装着することができ、多軸ヘ
ッド交換動作による工作機械の加工工程の中断時間を大
幅に短縮することができる。また、タレットヘッド20
を旋回および旋回軸方向に進退移動可能にしたことによ
り、交換動作中の多軸ヘッド11の移動距離が短くてす
むとともに、装置全体の寸法を小型化することができる
なお、本実施例においては、多軸ヘッドマガジン10に
4個の多軸へラド11を配置した例を示したが、多軸ヘ
ッドの配置個数には制限はなく、さらに多くの多軸ヘッ
ドを配置してもよい。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、加工ユニットお
よび多軸ヘッドマガジンのそれぞれの回転軸線と45°
の角度をなす軸線を中心に回転および軸線方向に往復移
動可能に配設されたタレットヘッドを用いたことにより
、多軸ヘッドの交換動作を迅速に行うことができ、また
装置全体を小型化することができるという優れた効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による多軸ヘッド交換装置の一実施例を
示す側面図、第2図はこの多軸ヘッド交換装置を備えた
工作機械の一実施例を示す外観図、第3図は本発明によ
る多軸ヘッド交換装置の上平面図、第4図はタレットヘ
ッドのクランプ面を示す図、第5図は第1図v−v線断
面図、第6図は旋回交換部のクランプ面を示す上平面図
、第7図は加工ユニットの構造を示す断面図、第8図乃
至第12図は本発明において用いられる多軸ヘッドの一
例を示す図であり、第8図はその側面図、第9図は背面
から見た図、第10図は第8図の矢印X方向から見た図
、第11図はクランプ用爪の形状を示すための第9図X
I−XI線断面図、第12図はクランプ用フランジを示
すための第9図xn−xn線断面図である。 10・・・多軸ヘッドマガジン、11・・・多軸ヘッド
、20・・・タレットヘッド、20 a、  20 b
・・・クランプ面、21.22・・・クランプ用爪、3
0・・・加工ユニット、40・・・旋回交換部、41・
・・回転軸、43・・・クランプ片、161,171・
・・クランプ用爪、181・・・クランプ用フランジ。 出願人代理人  佐  藤  −雄 −1,6目 =F、to  図 甚 θ 図 $ll  図  若12 囚

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 多軸ヘッドをクランプし、多軸ヘッドに駆動力を与える
    加工ユニットと、多軸ヘッドの工具を加工ユニットの軸
    線と直交する方向に向けて、複数の多軸ヘッドを配置貯
    蔵する多軸ヘッドマガジンとの間で、多軸ヘッドを自動
    的に交換する多軸ヘッド交換装置であって、前記多軸ヘ
    ッドマガジンに隣接する位置に、加工ユニットの軸線と
    45°の角度をなす軸線を中心に回転および軸線方向に
    往復動可能に配設され、多軸ヘッドの背面をクランプす
    るクランプ用爪が設けられている前記軸線とそれぞれ4
    5°の角度を有して形成された2つのクランプ面を備え
    たタレットヘッドと、 加工ユニットとタレットヘッドとの間に、回転軸を加工
    ユニットの軸線と平行にして回転可能に配設され、前記
    回転軸と平行な2つの面に多軸ヘッドの側面をクランプ
    するクランプ手段が設けられている旋回交換部と、 前記タレットヘッドを回転および回転軸方向に往復駆動
    するタレットヘッド駆動手段と、前記旋回交換部を回転
    駆動する旋回交換部駆動手段と、 を備えてなる多軸ヘッド交換装置。
JP7506888A 1988-03-29 1988-03-29 多軸ヘッド交換装置 Pending JPH01252310A (ja)

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JPS62287904A (ja) * 1986-06-06 1987-12-14 Enshu Cloth Kk 交換式軸頭工作機械

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CN117399495A (zh) * 2023-12-14 2024-01-16 山西天宝集团有限公司 一种风电混塔转接段法兰大孔径加工装置及其加工方法
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