JPH01252134A - スロットレス型モータの固定子 - Google Patents

スロットレス型モータの固定子

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Publication number
JPH01252134A
JPH01252134A JP7940188A JP7940188A JPH01252134A JP H01252134 A JPH01252134 A JP H01252134A JP 7940188 A JP7940188 A JP 7940188A JP 7940188 A JP7940188 A JP 7940188A JP H01252134 A JPH01252134 A JP H01252134A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
phase
wound
coil
approximately
phase coil
Prior art date
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Pending
Application number
JP7940188A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroichi Momoi
百井 博一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shibaura Mechatronics Corp
Original Assignee
Shibaura Engineering Works Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Shibaura Engineering Works Co Ltd filed Critical Shibaura Engineering Works Co Ltd
Priority to JP7940188A priority Critical patent/JPH01252134A/ja
Publication of JPH01252134A publication Critical patent/JPH01252134A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本願発明は、スロットレス型モータの固定子に関するも
のである。
[従来の技術] 従来より、固定子の内側に適当なギャップを存して回転
子を備えたインナーロータ型のモータとして、コイル収
納用のスロット有する鉄心に代え、スロットを有さない
単なる円環状をなす積層鉄心を用い、この鉄心の内側に
コイルを装若して固定子を構成してなる所謂スロットレ
スモータ(またはコギングレスモータ)と称するものが
存する。
この種スロットレス型モータの固定子においては、鉄心
内周にスロットを有さないために、回転磁界を形成する
巻線(三相巻線が一般的)は、全体として円筒状なすよ
うに巻かれて、レジン等で固化整形された後、円環状鉄
心の内側に絶縁層を介して嵌合され接着手段により固定
されている。
しかして前記の巻線構造としては、全周に渡って略同厚
の円筒状に巻く必要があるために、通常例えば第3図に
示すように、U、V、W各相コイルは、まずU相コイル
(u)(u’)を電気角120°の範囲に渡って巻き、
次にこのU相コイル(u) (u’)より電気角120
°進んだ位置にV相コイル(v)(v’)を、またこの
V相コイル(v)(v’)より電気角 120°進んだ
位置にW相コイル(W)(W゛)を順次それぞれ電気角
 120°の範囲に渡って連続的に巻き、全体として2
層で略円筒状をなすように巻線していた。
[発明か解決しようとする課題] しかし前記のごとく巻線されたものの場合1、U、V、
W相コイルは巻数は同じであっても、内側に巻かれるコ
イルのコイルエンドと外側に巻かれるコイルのコイルエ
ンドとに寸法差が生じて巻線長がU<V<Wとなり、こ
のため各相コイルの巻線抵抗値もl?U< RV< p
wとなって20〜30%程度の不平衡を生じ、その結果
、定格電圧のバランスが崩れて電気的ロスが多くなり、
充分な回転出力が得られないといった問題か生じる。
そこで本発明は、この種スロットレス型モータの固定子
として、特に各相コイルの寸法を均一に保ちかつ巻線長
を均等にして各相コイルの抵抗値に不平衡の生じない固
定子を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明は、スロットを有さない円環状の鉄心の内側に、
回転磁界を形成する三相巻線を施してなるスロットレス
型モータの固定子であって、特に上記課題を解決するた
めに、前記三相巻線(U、V、W)は、各相のコイルが
それぞれほぼ2分されて、各相半分が順次電気角120
’づつ位置をずらせてそれぞれ略電気角60°の範囲に
渡って巻進められ、さらにこの外側にU、V。
W各相コイルの残り半分が、先に巻かれた各を目コイル
に続けて順次それぞれ略電気角60°の範囲に渡って巻
進められて、全体に2層で略円筒状をなすように巻かれ
てなり、この巻線か同化成形されて固定子鉄心の内側に
固定されてなることを特徴とするものである。
[作 用] 上記の構成よりなる本発明の固定子によれば、U、V、
W相各コイルは、それぞれほぼ2分されて各相半分づつ
が内外層に分けて同じように巻かれているために、内層
の各コイル同士および外層の各コイル同士にはほとんど
寸法差がなく、したがって内外層に巻かれた各相コイル
の全巻線長を均一化でき、以てその巻線抵抗値をバラン
スさせることかできる。
[実施例] 次に本発明の1実施例を第1図および第2図に基いて説
明する。図において、(1)は内周にスロットを有さな
い円環状をなす固定子鉄心であり、けい素鋼板等の積層
体よりなる。(C)は前記鉄心(1)の内側に装着され
た回転磁界を形成する巻線を示す。
第1図はU、V、W相各コイルによる三相巻線構造を示
す。同図において、(u)(u’)はU相コイルの両コ
イル辺部、(v)(v’)はV相コイルの両コイル辺部
、(v)(v’)はW相コイルの両コイル辺部を示す。
このU、V、W相各コイルは、図に示すように、それぞ
れほぼ2分されて内外2層に分けて巻かれている。すな
わち、まずU相コイル(u)(u’)が略電気角60°
の範囲に渡って巻かれ、次にこのU相コイル(t+)(
t+’)よリモ電気角 120°進んだ位置にV相コイ
ル(v) (v ’ )が同様に略電気角60°の範囲
に渡って巻かれ、続いて該V相コイル(v)(v’)よ
り電気角 120゜進んだ位置にはW相コイル(ソ)(
ν°)が略電気角60°の範囲に渡って巻かれ、こうし
て各コイルによって略円筒状をなすように巻かれる。さ
らにこの外側に、U、V、W各相コイル(u)(u’)
(v)(v’) (v)(w’)の残り半分が、先に巻
かれた各相コイル(u) (u’) (v) (v’)
 (v) (v’)の略巻終りの位置から順次それぞれ
略電気角60°の範囲に渡って同様に巻進められて、全
体に内外2層で略円筒状をなすように巻かれている。
したがって、U、V、W相各コイルの内層の各コイル同
士および外層の各コイル同士はそれぞれほとんど寸法的
に均一化した状態に保持されて巻かれることになり、各
相コイルの全巻線長にもほとんど差が生じないことにな
る。
前記のごとく巻かれた巻線(C)は、合成樹脂等のレジ
ン(2)により円筒状に固化整形されて、合成樹脂シー
ト等よりなる非磁性の絶縁層(3)を介して円環状の鉄
心(1)の内周に固定される。
例えば、前記巻線(C)の外周に接着剤層を介して絶縁
層である合成樹脂シートの筒状体を被せ、さらにこれに
接着剤を塗布して鉄心(1)の内側に嵌合し、これを芯
出しした状態に保持して加熱することにより、全体を固
形化し接着固定するものである。この固定子の内周に適
当なギャップを存して回転子が装備され、スロットレス
型モータが構成される。
しかして、前記の固定子によれば、U、V。
W相各コイルは、寸法的にほぼ均一に保たれて同じ巻線
数で巻線長も均一化しているため、各相コイルの巻線抵
抗値もRU−RV−RWとなって、抵抗値の不平衡が生
じず、定格電圧のバランスもよく、充分な回転出力を得
ることができる。
なお、上記のように構成される固定子は、回転界磁形の
同期機の電機子にも利用することができる。
[発明の効果コ 上記したように本発明の固定子は、各相コイルがそれぞ
れほぼ2分されて内外層に分けて巻かれているため、各
相コイルの寸法を均一に保ちかつ巻線長を均等にして各
相コイルの抵抗値に不平衡を生じさせず、スロットレス
型モータの固定子として、定格電圧のバランスがよく、
充分な回転出力を得ることができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例の巻線状態の略示説明図、第2
図は固定子の縦断面図、第3図は従来の巻線状態の略示
説明図である。 (1)鉄心、(2)・・・レジン、(3)・・・絶縁層
、(u) (u’)・・・U相コイルの両コイル辺部、
(V)(V’)・・・V相コイルの両コイル辺部、(v
)(v’)・・・W相コイルの両コイル辺部。 特許出願人 株式会社芝浦製作所 手続争市正書(方式) 昭和63年 7月 7日 特許庁長官 吉 1)文 毅 殿 1、事件の表示                  
づず1昭和63年特許願第79401号 2、発明の名称 スロットレス型モータの固定子 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 東京都港区赤坂1丁目1番12号 (242)株式会社芝浦製作所 代表者 渡  邊   亮 4、代理人 〒541大阪市東区瓦町2丁目9番地ハラダビル8階(
発送臼:昭和83年6月28日) 6、補正の対象 図 面 第1図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、スロットを有さない円環状の鉄心の内側に、回転磁
    界を形成する三相巻線を施してなる固定子であって、 前記三相巻線(U、V、W)は、各相のコイルがそれぞ
    れほぼ2分されて、各相半分が順次電気角120°づつ
    位置をずらせてそれぞれ略電気角60°の範囲に渡って
    巻進められ、さらにこの外側にU、V、W各相コイルの
    残り半分が、先に巻かれた各相コイルに続けて順次それ
    ぞれ略電気角60°の範囲に渡って巻進められて、全体
    に2層で略円筒状をなすように巻かれてなり、この巻線
    が固化成形されて固定子鉄心の内側に固定されてなるこ
    とを特徴とするスロットレス型モータの固定子。
JP7940188A 1988-03-30 1988-03-30 スロットレス型モータの固定子 Pending JPH01252134A (ja)

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