JPH01250834A - 干渉計 - Google Patents

干渉計

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JPH01250834A
JPH01250834A JP7926488A JP7926488A JPH01250834A JP H01250834 A JPH01250834 A JP H01250834A JP 7926488 A JP7926488 A JP 7926488A JP 7926488 A JP7926488 A JP 7926488A JP H01250834 A JPH01250834 A JP H01250834A
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立川 仁
Masato Aketagawa
正人 明田川
Minokichi Ban
箕吉 伴
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は干渉計、特に光の多光束干渉を利用して光の波
長選択、分光等を行なうファブリベロー干渉計に関する
ものである。
〔従来技術〕
ファブリペロ−の干渉計は高分解能の干渉、分光器とし
て、波長選択素子や分光器などに巾広く用いられている
従来から使用されているファブリペロ−の干t3)計の
原理を第4図を用いて説明する。
図中、13はファブリペローのエタロン、14はfθレ
ンズ、15はfθレンズの像面である。
エタロン13の内側の対向面は反射膜をコーティングし
た高反射面である。エタロン13に入射した光は、その
まま透過する光と対向面間で反射して往復してから透過
する光に分けられ、この2つの光が干渉して、fθレン
ズ、14の像面15上に図の様な干渉縞を形成する。尚
、わかりやすい様に像面のみ斜視図で示しである。
対向する高反射面を用いたファブリペロ−干渉計におい
ては、たとえば「光学の原理II (マックス・ホルン
他著、東海大学出版会発行)」等で広く知られているよ
うに、 反射面間隔をD、反射面間の屈折率をn、光の波長をλ
、入射光線が光学系の光軸となす角度をθとした時、透
過光は、 2nDcos  θ =m λ を満たす(m=o、1,2.  ・・・は次数と呼ばれ
る)。従って、D、n、 θを適当に選択した光学系を
形成することによって、例えば特定の波長の光のみを取
り出すことができる。これを利用して波長選択素子や分
光器、帯域フィルター等が作成される。
しかしながら、上記従来例では、ファブリベロー干渉計
の高反射面間が、大気にさらされており、温度、気圧が
変化するため面間隔りや屈折率nが一定とならないため
、ファブリベロー干渉計を波長測定装置として利用した
時の測定波長精度や、分散素子として利用した場合の波
長安定性などが劣化していた。
本発明は上述従来例の欠点に鑑みて、性能の安定した干
渉計を提供する事を特徴とする。
〔問題点を解決するための手段及び作用〕本発明は光透
過性物質の対向面で入射光を分割して干渉させる干渉計
において光透過性物質を真空室中に配し、真空室中の熱
的に接続した発熱あるいは冷却手段で温度制御すること
により、干渉計の種々の特性を安定化させている。
(実施例〕 第1図は本発明の第1実施例の干渉計を使った波長測定
器の説明の為の図で第1図Aは波長測定器の構成図、第
1図Bはその排気系の図、第1図Cはエタロン部の詳細
図である。図中、1.4はそれぞれ光の入射用窓、3は
光を入射、出射させる為の窓1.4が取り付いた真空容
器、3aは給排気孔、5は大気圧の測定出来る気圧計、
6はしゃ段バルブ、10は減圧用の真空ポンプ、15a
はfθレンズ14の像面に配置されたCCDラインセン
サ、21はエタロン部全体を真空容器3に取りつけるた
めのホルダ、22はファブリベロー干渉計を構成する高
反射面を持つエタロン製の光学基板、23は基板22及
び基板24の間隔を保持するスペーサ、24は基板22
と対になつ度に維持するヒータ、26はホルダの温度を
モニタする温度センサ、27はファブリベロー干渉計の
すきまの気体を通過させるエアぬき穴、28は温度セン
サ26の出力を元に、加熱量を設定する制御回路、29
は制御回路28の出力を元に、ヒータ25に電力を供給
するアンプである。
又、第4図と同じ部材には同じ符番をつけである。窓1
側より狭帯域化したKrFエキシマレーザ光の様な被波
長測定光を入射し、前述の原理により、窓4からの出射
光を用いてfθレンズ14で像面15上にリング状の干
渉縞を発生させる。
このリング縞の半径は入射する光の波長によって変化す
る。
そこで、特定のリング縞の光軸からの位置、即ち半径を
像面に配置したCODラインセンサー5aで測定するこ
とによって入射光の波長を測定する。
次に本実施例の原理を説明する。
気体の、ある波長における常温常圧環境の屈折率を n =1+n、+J とした時(1は真空中の屈折率) 気体分子の単位体積当りの個数をNとすると、nJJと
Nは通常比例し、 n、JccN なる関係が成りたつ。これよりn、+、+の微分△nJ
Jも、Nの微分ΔNと比例する。従って、屈折率nを安
定化することは、分子の個数の変化ΔNを安定化するこ
とに相当する。ΔNを安定化する一番容易な方法は考え
ている系を真空ポンプで引き続け、気体分子の個数N自
体を無視出来るようにすることである。
しかしながら、真空中であっても、容器等は外部と接触
しているため、ファブリベロー干渉計の温度は、外気温
等の変動の影響を受ける。
今、ファブリベローの高反射膜の間隔り、Dの温度によ
る微小変化分を△D、使用している光の波長をλ、λの
△Dによる微小変化分を△λとすると、 ん          D なる関係が存在する。必要安定度をSとするとであるこ
とが必要される。
ところが、間隔りの変化の直接原因は、間隔を保持する
スペンサ等の機械部品の温度変化による熱膨張であるか
ら熱膨張率をρ、温度変化量を△Tとすると、 なる関係が存在する。従って、 △T (S/ρ なる温度安定度が要求されている。最近の分光学では 5=to−’ 程度の要求が多いが、ρは、10−6程度の材料しか得
られない為 △T(0,OIK が望まれている。しかし、従来の室温管理でこの値を実
現するのは、不可能な場合が多い。
そこで本実施例では、ファブリペローエタロンの近傍に
、発熱源及び冷却源のいずれか、又は、両者を用いて精
密な温度制御を行ない、高反射面の間隔を安定化した。
次に本装置の動作説明を行なう。
真空容器内3を真空ポンプ10で減圧すると、エアぬき
穴26より減圧され、基板22及び基板24の間も減圧
される。従って、間隔に存在する空気の屈折率nは、真
空の屈折率1とほぼ同一になり、屈折率nの変化による
誤差は無視出来るようになる。しかし、種々の外乱によ
りこの系全体の温度は不安定になるため、スペーサ23
の厚さが変化をし、基板間隔りは一定とならなくなる。
さて、ホルダ21の温度を外気温より高温に安定させれ
ば、ヒータによる熱供給のみで温度を安定化出来る。
ホルダ深部にうめこまれた温度センサ26を用いて計測
した温度を元にして、温度コントローラ28は、アンプ
29に印加電圧を指示する。その電圧に比例した熱量が
ヒータ25よりホルダー21を経由して基板22.24
及びスペーサ23に伝わり温度が安定化する。
供給された熱量はホルダを経由して一部伝導的にあるい
は放射的に外部に散乱される。
第2図に本発明の他の実施例を示す温度センサ26をス
ペーサ23内部に設置している。以下の実施例では図に
示していない他の構成は第1図と同じである。
又、以下の実施例では、第1図と同じ部材には同じ番号
を符しである。
ファブリペローエタロンでは前記手段の所でも述べたよ
うに高反射膜の間隔をり、Dの微小変化分を△D、使用
波長をλ、λの△Dによる変化分をΔλとすると   
 ゛ である。
従って、温度によるDの変化ΔDを最小にすることが、
波長の安定性に最も寄与する。
ガラスなどの低膨張材を、間隔固定用のスペーサとして
用いた場合、そのスペーサを安定度よく温度制御するこ
とがΔDを減少させる最良の方法である。スペーサ以外
の温度は、光学的特性を劣化させない程度に安定してい
ればかまわないので、温度センサは、スペーサに極力近
い方が望ましい。
この実施例では、スペーサの内部中心部にサーミスタ等
の温度センサを取り付はスペーサそのものの温度に基い
て温度制御を行なうことにより、・スペーサそのものの
温度安定性を実現している。
又、近年ファブリペローエタロンは、レーザ用分散素子
としてよく用いられるが、強力なレーザ光がエタロン中
心部へ入射する場合、エタロンは中心部に発熱源を持つ
ことに等しい状況となる。
従って、第1図の様なエタロン外周部のヒータ直下の温
度測定では、スペーサ付近の温度安定性は得にくい状態
となる。
図2の実施例では、スペーサ自体の温度を制御するため
、中心部にレーザが入射したことによる、スペーサの温
度変化は、図1などの方式に比ベて少なく、レーザ光の
波長安定性に寄与する。
第3図に本発明の他の実施例を示す。41は、冷却用ベ
ルチェ素子、42は制御回路28の出力を元に、ベルチ
ェ素子11に電流を供給するアンプである。
第1図の例では、温度が上昇しすぎた場合、ヒータ25
への供給電力を制御回路28が減するようアンプ29へ
指示して、熱放射及び熱伝導による自然冷却により、温
度を下げていたが、木実28がベルチェ素子用のアンプ
42に下向すべき温度差に対応する電流量を指示する。
アンプ42の出力電流によりベルチェ素子41は、エタ
ロン周辺を冷却する。
ベルチェ素子を取りつけたことにより、より急速な温度
制御が実現するため、外乱に強い、安定した温度安定性
が得られる。
又、冷却が可能となるため、外気温と、はぼ同一の温度
又は、外気温以下の温度に安定化することも可能となる
(発明の効果) 以下述べた様に、本発明によれば干渉計の対向面を有す
る光透過性物質を真空中において、真空中で加熱、冷却
して温度制御する様にしているので、干渉計の特性を周
囲の環境によらず常に安定させる事ができるという効果
が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図A、B、Cは本発明の第1実施例の説明図 第2図は本発明の第2実施例のエタロン部の詳細図 第3図は本発明の第3実施例のエタロン部の詳細図 第4図はファブリベロー干渉計の原理図である。 図中、 2.1はホルダ、22は光学基板、23はスペーサ、2
4は光学基板、25はヒータ、26は温度センサ、27
はエアぬき穴、28は温度制御回路、29はアンプ、4
1はベルチェ素子、42はアンプである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  対向する2面を有する光透過性物質により構成され、
    前記光透過性物質に入射した光を前記対向2面間で分割
    させて干渉させる干渉計において、前記光透過性物質周
    辺を高真空にする為の真空室と、前記真空室内の前記光
    透過性部材と熱的に接続した位置に設けられた発熱ある
    いは冷却手段とを有し、前記発熱あるいは冷却手段を用
    いて前記光透過性物質の温度制御を行なう事を特徴とす
    る干渉計。
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