JPH01250534A - 水槽付キャビネット - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、水跳ね防止装置を備えた水槽付キャビネット
に関するものである。

［従来の技術及び課８］ 流し台や洗面化粧台等の水槽付キャビネットにおいて、
流しシンクでの洗い物作業や洗面ボールでの洗顔、洗髪
等を行う場合、水跳ねによりキャビネットの周囲に水が
飛び散り、床面に水滴が落ちたり、衣服に水がかかって
しまう問題がある。

そこで本発明の目的は、必要に応じて周囲への水の飛び
跳ねを防止し得るようにした水槽付キャビネットを提供
することにある。

［課題を解決するための手段］ 以上の課題を達成すべく本発明は、上面に流しシンクま
たは洗面ボール等の水槽２を備えるキャビネットｌにお
いて、水槽２周囲の少なくとも手前部分に上下動回部な
水跳ね防止板６を設け、この水跳ね防止板６を自動的に
上下動する駆動装置１１を設けたこと、を特徴とする。

［作用］ 水跳ね防止板６か駆動装置１１により上下動し、必要時
には少なくとも水槽２の手前から上方へ伸び出る。

ここて、駆動袋２２１１の操作部１５を押しボタン式の
ものとしてキャビネットｌ前面に設けておくと、水跳ね
防止板６の使用時、不使用時の操作かしやすい。

また不使用時は水跳ね防止板６をキャビネットｌ内に収
納して外観性を良くし得る。

更に水跳ね防止板６の上縁に可撓性部材７を設けておけ
ば、腕の干渉時における保護が図れる。

［実施例］ 以下に添付図面を基に実施例を説明する。

概略縦断側面を示した第１図において、水槽付キャビネ
ットの−っである流し台ｌの上面に流しシンク２及び給
水栓３が備えられ、この流し台ｌはオフィスビル内に設
備される給湯室や家庭用のキッチン等に設置されるもの
である。実施例では流し台ｌの９２９２手前部分に水跳
ね防ＩＦ板６か出没可能に装備されている。

即ち９２９２手前部分の流し台１１面には左右方向に細
長い開口部４か形成され、開口部４」二面には対応する
スリットを有する軟質ゴム等のシール材５か貼設されて
おり、この開口部４から出没自在な水跳ね防止板６か流
し台ｌに内蔵されている。この水跳ね防止板６は第３図
にも示すように樹脂プレートの上縁に軟質ゴム等の可撓
性部材７を貼着して備え、且つ樹脂プレート下部にはＰ
Ｊｒ続的に左右方向の薄肉部を形成した撓曲部８を備え
て成る。

木跳ね防１Ｌ板６は下半部の撓曲部８か端部を巻き取り
／送り出しトラム１２に止着してボックス９内に組み込
まれ、ボックス９は流し台ｌ内の前上部空間に設置され
ている。このボックス９内にドラム１２に変速機（減速
機）１３を介して連結した電動式モーター１４が配置さ
れており、これにより駆動装置１１か構成されている。

そしてモーター１４の操作部１５は流し台ｌの前面上部
に設置され、この操作部１５は上下二個の上昇（送り出
し）用押しボタン１６と下降（巻き取り）用押しボタン
１７から成る。

以上において、シンク２内での洗い物作業の際に水跳ね
の回部性かある場合、操作部１５の上昇用押しボタン１
６を押すと、モーター１４か駆動されて変速機１３を介
しトラム１２か回転する。

トラム１２が第２図矢印のように回転して水跳ね防止板
６が上方に送り出され、９２９２手前部分の流し台ｌ上
面の開口部４及びシール部材５を通して上方に水跳ね防
止板６か伸び出る。

第２図の如き水跳ね防止板６の上方突出量は例えば１０
０■■程度となっている。

この突出状態の水跳ね防止板６によってシンク２内での
洗い物作業の際における手前への水跳ねを防止できる。

この場合、シール部材５によって流し台ｌ内部への水侵
入が阻止される。

そして洗い物中に水跳ね防止板６に上方から腕か干渉し
ても、その上縁には可撓性部材７か設けであるので、こ
の可撓性部材７か図示仮想線の如く撓むことから腕は動
きをさほど妨げられず自由に動かせるとともに、腕を保
護できる。

水跳ねの心配がない場合は、操作部１５の下降用押しボ
タン１７を押してトラム１２に撓曲部８を巻き取り、第
１図のように水跳ね防止板６を流し台ｌ内に収納する。

ここて、水跳ね防止板６の突出量は例えば操作ボタン１
６．１７の押し時間に対応して無段階的に調整できるも
のでも良く、また駆動装置１１についても他に油圧シリ
ンダー等任意のものを採用てきる。

尚、水槽付キャビネットとして実施例ては流し台を説明
したか、洗面ボールを有する化粧台等についても同様に
本発明を適用てきるものである。

また水跳ね防止板を水槽の両側部に設けたり、周囲にわ
たって一様に設けても良い。

［発明の効果］ 以上のように本発明によれば、キャビネットの水槽周囲
から水跳ね防止板か自動的に上下動可能なため、洗い物
や洗顔、洗髪等を行う際における少なくとも手前部分へ
の水跳ねによる床面の水滴落下及び衣服への水の付着等
を必要に応じて防止することがてきる。

また駆動装置の操作部を押しボタン式のものにしてキャ
ビネット前面に設けておくことで水跳ね防止板の操作が
しやすくなり、更に不使用時には水跳ね防止板をキャビ
ネット内に収納して外観性を良くすることも可能である
。

そして水跳ね防止板上縁に可撓性部材を設けておくこと
により腕を干渉の際に保護できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明を適用した流し台上部の概略縦断側面図
、第２図は水跳ね防止板の使用状態を示す要部縦断側面
図、第３図は水跳ね防止板と駆動装置の関係を示す透視
斜視図である。 尚、図面中、ｌはキャビネット、２は水槽、６は水跳ね
防止板、７は可撓性部材、１１は駆動装置、１５は操作
部である。 第３図

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）上面に流しシンクまたは洗面ボール等の水槽を備
   えるキャビネットにおいて、 水槽周囲の少なくとも手前部分に上下動可能な水跳ね防
   止板を設け、 この水跳ね防止板を自動的に上下動する駆動装置を設け
   たこと、 を特徴とする水槽付キャビネット。
2. （２）特許請求の範囲第１項において、 前記駆動装置の操作部は押しボタン式のもので前記キャ
   ビネットの前面に設けられ、 前記水跳ね防止板は不使用時に前記キャビネット内へ収
   納されること、 を特徴とする水槽付キャビネット。
3. （３）特許請求の範囲第１項において、 前記水跳ね防止板の上縁には可撓性部材が設けられてい
   ること、 を特徴とする水槽付キャビネット。