JP2751282B2 - 洗浄装置付き流し台 - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、洗浄装置付き流し台に関するものである。

従来の技術 従来のこの種の洗浄装置付き流し台は、第３図に示す
ようにワークトップ10の下部に洗浄装置11を配設し、洗
浄装置11内の空間に洗浄かごを設けてなる構成となって
いた。

発明が解決しようとする課題 このような従来の構成では、ワークトップの下部に洗
浄装置があるために、腰をかがめて食器類を収納し、ま
た、洗浄後取り出す作業をしなければならず、使用者に
とっては負担になるという課題があった。

本発明はこのような課題を解決するもので、食器類を
収納および取出しする作業が負担をかけずにできる洗浄
装置付き流し台を提供しようとするものである。

課題を解決するための手段 本発明の洗浄装置付き流し台は、ワークトップに開口
を形成し、前記開口から開口の側方で、かつワークトッ
プの下部にわたる水槽を設け、前記ワークトップ下部の
水槽内に洗浄装置を配設し、水槽における洗浄用空間か
ら開放側空間に移動自在な洗浄かごを設けた構成とした
ものである。

作 用 本発明の洗浄装置付き流し台は、洗浄かごが水槽にお
ける洗浄用空間から開放側空間に移動自在であり、楽な
姿勢で洗浄かごに食器の出し入れができ、また洗浄は水
を飛散させることなくできることとなる。

実施例 以下、本発明の一実施例について、第１図および第２
図を参照しながら説明する。

図において、１は水槽で、ワークトップ２の開口2aか
ら、前記開口2aの側方で、かつワークトップ２の下方部
にわたって設けられている。前記水槽１のワークトップ
２の下部には洗浄装置３を配設してあり、洗浄かご４が
水槽１における洗浄用空間５から開放側空間６に移動自
在に設けている。前記洗浄用空間５の天井部にはゴムパ
ッキン７が設けてあり、洗浄かご４を洗浄用空間５へ移
動させた場合は、ゴムパッキン７が洗浄かご４の上部に
密着接合となる。また、洗浄かご４は洗浄用空間５に移
動した状態で、ロック装置８を作動することによって完
全にロックされるようになっている。さらにそのロック
によって洗浄装置３が駆動可能となっている。なお洗浄
かご４は底面を網目とし、周囲壁をプラスチック材とし
て、とりわけ洗浄装置３よりの洗浄水がワークトップ２
の開口2aより外方へ飛散しない構成としている。

なお上記実施例では、洗浄装置付き流し台を洗浄のみ
としたが、これに限定されるものでなく、第１図に示す
ように排気孔９をもうけ、温風ヒーターを装置して乾燥
機能付としても本発明の効果を達成するものである。

発明の効果 以上の実施例の説明より明らかなように、本発明によ
れば以下の効果を奏するものである。

洗浄かごをワークトップの開口部に位置させた状態で
食器の出し入れができ、したがって楽な姿勢にて食器の
洗浄が可能となる。また、食器の洗浄は、水槽における
ワークトップの下方の部分で行なわれ、洗浄水などが飛
散しないので清潔な洗浄装置付き流し台とすることがで
きる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す洗浄装置付き流し台の
斜視図、第２図は同断面図、第３図は従来例を示す洗浄
装置付き流し台の斜視図である。 １……水槽、２……ワークトップ、2a……開口、３……
洗浄装置、４……洗浄かご。

Claims (1)

(57)【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】ワークトップに開口を形成し、前記開口か
   ら開口の側方で、かつワークトップの下部にわたる水槽
   を設け、前記ワークトップ下部の水槽内には、洗浄装置
   を配設し、水槽内に水槽の洗浄用空間から開放側空間に
   移動自在とする洗浄かごを設けてなる洗浄装置付き流し
   台。