JPH01250381A - フェオフォルバイド誘導体 - Google Patents

フェオフォルバイド誘導体

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JPH01250381A
JPH01250381A JP63075291A JP7529188A JPH01250381A JP H01250381 A JPH01250381 A JP H01250381A JP 63075291 A JP63075291 A JP 63075291A JP 7529188 A JP7529188 A JP 7529188A JP H01250381 A JPH01250381 A JP H01250381A
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ethyl
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tetramethyl
oxo
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Michihito Karasawa
唐澤 三智人
Mari Uchimoto
打本 眞理
Hirobumi Kawabe
河部 博文
Takuzo Otani
大谷 卓三
Katsuo Aizawa
勝夫 會沢
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Hamari Chemicals Ltd
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D487/00Heterocyclic compounds containing nitrogen atoms as the only ring hetero atoms in the condensed system, not provided for by groups C07D451/00 - C07D477/00
    • C07D487/22Heterocyclic compounds containing nitrogen atoms as the only ring hetero atoms in the condensed system, not provided for by groups C07D451/00 - C07D477/00 in which the condensed system contains four or more hetero rings
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K41/00Medicinal preparations obtained by treating materials with wave energy or particle radiation ; Therapies using these preparations
    • A61K41/0057Photodynamic therapy with a photosensitizer, i.e. agent able to produce reactive oxygen species upon exposure to light or radiation, e.g. UV or visible light; photocleavage of nucleic acids with an agent
    • A61K41/0071PDT with porphyrins having exactly 20 ring atoms, i.e. based on the non-expanded tetrapyrrolic ring system, e.g. bacteriochlorin, chlorin-e6, or phthalocyanines
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は癌の診断および治療に用いる新規なフェオフォ
ルバイト誘導体に関する。
(従来の技術) 癌細胞に親和性を有する光感受性物質を静脈内投与し適
切な時間経過後レーザー光照射することにより癌組織部
を診断あるいは治療するいわゆる光力学的診断治療法は
ある種の癌の診断治療に有効であることが知られている
(T、Dougherty、  ’i’orphyri
n Localization andTreatme
nt of Tumors、”pI)75−78.D−
R。
floiron and C,G、 Gomer ed
、 Alan R,Li5s、rnc、。
NewYork (1984)  ) これには従来ヘマトポルフィリン(以下UPと略す)な
どのポルフィリン類、特にHPを酢酸中破酸で処理した
後、アルカリ加水分解し、中和することにより得られる
ヘマトポルフィリン誘導体(以下HpDと略す)が光感
受性物質として用いられてきた。
また、頼らばフェオフォルバイトをエチレンジアミン塩
酸塩とすることにより水溶性フェオフォルバイト類を得
ているが(特公開、昭58−981)、これはフェオフ
ォルバイトのエチレンジアミン塩酸塩の抗菌剤に関する
ものである。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、HPは純度の高いものを得ることが困難
であり(D、 Dolphin ed、 ” The 
Porphy−rins vo1.1 、 pp 29
7−298 + Academicpress、 In
c (1978)  ) 、  それを用いて製造され
るHpD は数種類のポルフィリンよりなる混合物であ
ることが知られており、その活性本体については二、三
の推定構造が提案されているにすぎない。
また静脈内投与した場合、癌組織のみならず、正常組織
とりわけ肝臓にも多く取り込まれると言われている。
これらのことは、臨床に用いる場合の大きな障害となっ
ている。
(問題を解決するための手段) 本発明者らは癌細胞に特異的な親和性を有し、かつ安全
性の高い光感受性物質の検索の結果、ボルフIリン類縁
化合物であり、光感受性を示すことが知られている植物
クロロフィル由来の、フェオフォルバイトのアミン類お
よびそれらの四級アンモニウム誘導体が癌細胞への高い
親和性を示すことを見い出し、本発明を完成した。
本発明は一般式 〔式中、2はOまたはNH,nは1〜6の整数、(ただ
し、R,Rおよび几は互いに同一もしくは異なって01
〜C4の低級アルキル基、 Xはハロゲンイオンまたは有機酸イオン)、R1はエチ
ニル基+ C1−04の低級アルキル基または、 OH3 0HO(OH2G!H20)mR6 (ただし、mは0〜6の整数、几6はHまたはC1〜C
4の低級アルキル基)、 R2はan3.0f(Oまたはcn2on。
几3.R4は一方がHで他方はOH,または両者が合体
して=0、 R5はHまたはC02CHaを示す〕 で表わされるフェオフォルバイト誘導体である。
R1,R,R,RオよびR6で表わされる0、 〜C4
の低級アルキル基として好ましいのは、メチル、エチル
、ビプロピル基である。Pで表わされるハロゲンイオン
の好ましい例は、クロール、ブロム、ヨードイオンであ
り、有機酸イオンの好ましい例は酢酸、p−トルエンス
ルホン酸などのイオンである。
本発明のフェオフォルバイト誘導体の合成経路の例を例
示すれば以下の通りである。
Uす2fl (s)                  (9)式
(3)で表わされる本発明化合物は、たとえば、次のよ
うにして製造することができる。
式(1)で表わされるフェオフォルバイト類を溶媒で表
わされる化合物を反応させて一般式(2)で表わされる
化合物が得られる。
本反応で用いられる溶媒としては無水のテトラヒドロフ
ラン、ジオキサン、酢酸エチル、塩化メチレンなどが用
いられるが、塩化メチレンが好まれる。
酸捕択剤として、一般にトリエチルアミン、トリブチル
アミンが用いられる。
酸無水物化剤としては、酸クロリド、およびアルキルク
ロロホルメートが利用されるが、通常、ピバロイルクロ
リドが好まれる。
反応温度および反応時間は適宜に選択できるが、極度に
高い温度は望ましくない副反応を引き起こす恐れがある
ため避けた方がよい。
例えば、溶媒として塩化メチレン、塩基としてトリエチ
ルアミン、を用いた場合、ピバロイル・クロリドによる
酸無水物化は水冷上数分〜6時間で反応を完結すること
ができ、続くエステルあるいはアミド形成反応は室温で
数時間〜24時間で完結することができる。
式(2)で表わされる化合物を溶媒存在下あるいは非存
在下において、ハロゲン化低級アルキルRXと反応させ
ることにより式(3)で表わされる化合物が得られる。
この反応に用いられる好ましい溶媒としては塩化メチレ
ン、クロロホルム、二塩化メチレン、ベンゼン等が挙げ
られる。また反応温度および反応時間は適宜に選択する
ことができる。通常0°〜100℃において数分〜数時
間で反応は完了する。
例えば溶媒としてベンゼンを用いた場合には20°〜3
0℃ で、30分〜1時間で反応は完結する。
式(3)で表わされる化合物を適当な陰イオン交換樹脂
に吸着させた後、適当な陰イオンを含む溶出液により溶
離させることによりハロゲン原子を対応する陰イオンに
交換することができる。
また、式(5)で表わされる本発明の化合物は次のよう
にして製造することができる。
式(2)で表わされる化合物に水素化ホウ素ナトリウム
のような適当な還元剤を作用させて式(4)の化合物に
変換し、次いで前記の(2)→(3)の工程と同様にハ
ロゲン化低級アルキルを作用させて化合物(5)を得る
さらに、式(9)で表わされる本発明の化合物は次のよ
うにして得られる。
式(1)で表わされる化合物を、溶媒存在下あるいは非
存在下に臭化水素−酢酸溶液により臭化水素付加体とし
た後、式 HO(CH2CH20)mR6で表わされる
化合物を作用させ、得られる式(6)で表わされる化合
物を加水分解することにより、式台させて式(8)の化
合物を得、これに(2)→(3)の工程と同様にして、
ハロゲン化低級アルキルを作用させて化合物(9)を得
る。
前記の臭化水素−酢酸溶液の臭化水素濃度は特に限定し
ないが通常25〜30%のものが好まして反応温度、お
よび反応時間は適宜に選択することができ、0〜150
℃で5分〜5時間で反応は完了するが、通常80℃前後
で2時間程度の反応が好ましい。
前記の加水分解反応としては、通常酸加水分解が好まれ
、これに使用される酸としては例えば塩酸、硫酸などの
鉱酸あるいは酢酸、p−トルエンスルホン酸などの有機
酸が用いられる。本反応の反応温度、反応時間は適宜に
選択でき通常0°〜150℃、5分〜48時間で完了す
る。例えば硫酸を用いる反応では25〜30℃で1時間
で完了する。
またこれらの諸反応、すなわち、エステルあるいはアミ
ド化反応、水素添加反応、およびエーテル化反応、加水
分解反応は互いに独立して用いてもよく、また、適宜に
組み合せて用いることができる。
これらの新規なフェオフォルバイト誘導体の反応後の処
理および精製は通常の方法、例えば抽出、再結晶、カラ
ムクロマトグラフィーなどによって行なわれる。
本発明による化合物群は癌の診断および治療において以
下の特長を有する。
すなわち本願化合物群は、担がん動物に静脈内投与され
た場合、癌組織に特異的に集積し、適当な波長の光を照
射することにより、これら化合物群に特徴的な蛍光スペ
クトルを発生する。このためこの蛍光スペクトルを測定
することにより癌組織の大きさおよび部位を知ることが
できるものである。
一方、適当な波長のレーザー光を照射することにより、
本願化合物群は殺細胞作用を示す一重項酸素を発生する
ことができる。これにより正常組織に損傷を与えること
なく、癌組織のみを選択的に壊死に至らしめることがで
きるものである。
本発明化合物群の投与方法としては、揮々な方法を用い
ることができるが、例えば静脈内、皮下、腹腔内、経口
および直腸内投与することができる。
投与量としては通常成人に対して1回当り0.1〜35
0mFの用量が用いられるが、治療内容により、この範
囲に限定されるものではない。
(実施例) 以下、実験例および実施例をもって本発明の詳細な説明
するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
実験例 本願発明のフェオフォルバイト誘導体の癌組織に対する
親和性をがん細胞を移植したマウスを用い下記の方法番
とより実験した。
〔実験方法〕
生後三週のBa1b/c  マウスにマウス腎線維肉順
(MKSA)細胞(1×10個)を皮下移植する。
移植2〜3週間後、マウス体重1kgあたり、20m、
9の用量で各検体を尾静脈内投与する。投与24時間後
、癌細胞および各臓器を摘出し、エキシマ、ダイ、レー
ザー内視鏡診断装置(豐澤勝夫ら、レーザー医学会誌、
5巻 &!−68頁(1984))を用いて各組織に集
積した化合物に特徴的な蛍光を測定した。
〔検体〕
隘        化合物名 ?、  2−xfニル−4−エチル−1,s、5.8−
f トラメチル−9−デスオキソ−9−ハイドロキシ−
10−メトキシカルボニル−7−(2−(2−ジメチル
アミノエチルオキシ)カルボニルエチルクーフォルビン 2.2−エチニル−4−エチル−1,3,5,8−テト
ラメチル−9−デスオキソ−9−ハイドロキシ−10−
メトキシカルボニル−7−1:2−(2−トリメチルア
ンモニオエチルオキシ)カルボニルエチルクーフォルビ
ン・アイオダイド 3.2−エチニル−4−エチル−1,3,5,8−テト
ラメチル−9−デスオキソ−9−ハイドロキシ−10−
メトキシカルボニル−7−(2−(2−トリメチルアン
モニオプロピルオキシ)カルボニルエチル〕−フォルビ
ンφアイオダイド 4.2−エチニル−4−エチル−1,3,5,8−テト
ラメチル−9−オキソ−10−デスメトキシカルボニル
−10(2H)−7−(2−(2−トリメチルアンモニ
オエチルオキシ)カルボニルエチル〕−フtルピン・ア
イオダイド5、2−デスエチニル−2−(1−メトキシ
エチル) −1,3,5,8−テトラメチル−9−デス
オキソ−9−ハイドロキシ−10−メトキシカルボニル
−7−〔2−(2−トリメチルアンモニオエチルオキシ
)カルボニルエチルクーフォルビン・アイオダイド 6.2−デスエチニル−2−(1−(2イ2−ハイドロ
キシエチルオキシ)エチルオキシ)エチル)−4−エチ
ル−1,3,5,8−テトラメチル9−オキソ−10−
デスメトキシカルボニル−10C2H)−7−C2−(
2−トリメチルアンモニオエチルオキシ)カルボニルエ
チルクーフォルビン・アイオダイド 〔結果〕 表1に腫瘍組織における各化合物の蛍光量、および腫瘍
組織における各化合物の蛍光量に対する正常組織におけ
る各化合物の蛍光量の比を示す。
この表から明かなように、本発明の化合物は正常組織に
比べ腫瘍組織に対して遥かに強い親和性を示す。
実施例1 2−エチニル−4−エチル−1,3,5,8−テトラメ
チル−9−オキソ−10−メトキシカルボニル−7−(
2−(2−ジメチルアミノエチルオキシ)カルボニルエ
チルヨーフォルビンの合成2−エチニル−4−エチル−
1,5,5,8−テトラメチル−9−オキソ−10−メ
トキシカルボニル−フォルビン−7−プロピオン酸12
00mf1の100mJ塩化メチレン溶液に水冷下、5
00mgのトリエチルアミン、xaom、yのピバロイ
ルクロリドを加え、−5°〜0℃で4時間撹はんする。
反応液にtomlのN、N−ジメチルエタノールアミン
を加え室温で撹はんする。反応液を冷水500m1で希
釈し、適当量の酢酸で中和した後、300m1のクロロ
ホルムで5回抽出する。500mJの水で6回洗浄後、
無水硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を留去する。
残渣をアルミナカラムクロマトグラフィー(Merck
 、活性度V500.9)に付し、クロロホルム−メタ
ノール(100:1)により溶出シ、溶媒を留去して3
22mji(24,2%)の2−二テニルー4−エチル
−1,3,5,8−テトラメチル−9−オキソ−10−
メトキシカルボニル−7−(:2−(2−ジメチルアミ
ノエチルオキシ)カルボニルエチルヨーフォルビンの暗
かっ色結晶を得た。
赤外吸収スペクトル(KBr、an  )3395.2
950.2930.2855 。
2810.2760.1740.1695゜核磁気共鳴
スペクトル(CDC1,、δp pm 、 TM8 )
1.56(t、3H)、1.82(d、3H)。
2.12(s、6H)、2.12〜2.82(m。
6H)、3.03(S、3H)、3.32(S。
3H)、3.46(Q、2H)、3.64(S。
3H)、189(S、3H)、3.82〜4.64 (
m 、 4EI) 、 6.00〜6.24 (m 。
2H)、6.26(S、IH)、7.86(dd。
IH)、8.55(S、IH)、9.15(S。
IH)、9.32(S、IH)、−196(br、s、
I  H) 実施例2 2−エチニル−4−エチル−1,3,6,8−テトラメ
チル−9−デスオキソ−9−ハイドロキシ−10−メト
キシカルボニル−7−(2−(2−ジメチルアミノエチ
ルオキシ)カルボニルエチルヨーフォルビンの合成 実施例1で得た2−エチニル−4−エチル−1゜3.5
.8−テトラメチル−9−オキソ−10−メトキシカル
ボニル−7−[:2−(2−ジメチルアミノエチルオキ
シ)カルボニルエチルシーフォルビンsem、yの10
mJメタノール溶液に、冷メタノール5mrに溶解した
水素化ホウ素ナトリウム40rlを加え、室温で10分
間、撹はんする。
冷水10m1!で希釈し、過剰の水素化ホウ素ナトリウ
ムを適当量の酢酸で分解した後、クロロホルム20m1
!で3回抽出する。有機層を水50m1!で3回洗浄、
無水硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を留去する。残渣を
アルミナカラムクロマトグラフ イ(Merck 、活
性度V、50.9)に付し、クロロホルム−メタノール
(1001)で溶出シ、溶出液を濃縮して54m、?(
81,8%)の2−エチニル−4−エチル−1,3,5
,8−テトラメチル−9−デスオキソ−9−ハイ、ドロ
キシ−10−メトキシカルボニル−7−(:2−(2−
ジメチルアミノエチルオキシ)カルボニルエチルシーフ
ォルビンの暗緑色結晶を得た。
赤外吸収スペクトル([Br、an  )3395.2
955.2930.2855 。
2815.2775.1730.1615核磁気共鳴ス
ペクトル(CDOla、δppm、TMs)−121(
br、s 、2H)、1.71(t。
3H)、1.88(d、2H)、2.00゜2、04 
(each s 、 6 : 4 、6 H) 、 2
.15〜2.7i9(m、6H)、3.33(S、3H
)。
3.52(S、3H)、3.58(S、3H)。
143(m、4H)、3.88(S、3H)。
4.36−4.80(m、2H)、5.91〜6.77
(m、4H)、8.12(dd、IH)。
8.89(S、IH)、9.56(1H,S)。
9.77(S、1H) 実施例3 2−エチニル−4−エチル−1,3,5,8−テトラメ
チル−9−オキソ−10−メトキシカルボニル−7−(
2−(3−ジメチルアミノプロピルオキシ)カルボニル
エチルシーフォルビンの合成2−エチニル−4−エチル
−1,3,5,8−テトラメチル−9−オキソ−10−
メトキシカルボニル−フォルビン−7−プロピオン酸を
実施例1と同様にピバロイルクロリドと反応させた後、
N、N−ジメチルアミツブロバノールと同様に処理する
ことにより、2−エチニル−4−エチル−1,3,5,
8−テトラメチル−9−オキソ−10−メトキシカルボ
ニル−7−[:2−(3−ジメチルアミノプロピルオキ
シ)カルボニルエチルシーフォルビンを得る。収率21
.8% 赤外吸収スペクトル(KBr、an) 3400.2950.2930,2860゜282G、
2775.1730.1615核磁気共鳴スペクト/l
/ (CD01 a *δppm、 TMS )−1,
97(br、s、1H)、1.57(t。
3H)、1.81(d、3H)、2.11(S。
6H)  、  2.1 0〜2.8 2  (m、 
 6H)  。
3.04(S、3H)、3.33(S、3H)。
3.49(Q、2H)、3.60(S、3Ff)。
3.86(S、3H)、3.49〜4.66(m。
6H)  、  6.0 1〜6.2  s  (m、
  2H)  。
6.28(S、IH)、7.88(dd、  IH)。
8.54(S、IH)、9.17(S、11()。
9.30(S、IH) 実施例4 2−エチニル−4−エチル−1,3,5,8−テトラメ
チル−9−デスオキソ−9−ハイドロキシ−10−メト
キシカルボニル−7−(2−(3−ジメチルアミノプロ
ピルオキシ)カルボニルエチルシーフォルビンの合成 実施例3で得た2−エチニル−4−エチル−1゜3.5
.8−テトラメチル−9−オキソ−10−メトキシカル
ボニル−7−[2−(3−ジメチルプロピルアミノオキ
シ)カルボニルエチル〕−フォルビンを実施例2と同様
に処理して、2−エチニル−4−エチル−1,3,5,
8−テトラメチル−9−デスオキソ−9−ハイドロキシ
−10−メトキシカルボニル−7−[:2−(3−ジメ
チルアミノプロピルオキシ)カルボニルエチルツーフォ
ルビンを得た。収率85.3% 赤外吸収スペクトル(xBr、an) 3395.2955,2910,2855゜2735.
1736,1700.1615筏磁気共鳴スペクトル(
CDCj18.δppm 、 TMS )−3,20(
br、s、I H) 、 1.71 (t 、 3H)
1、88 (d 、 3 H) 、 t 97 、2.
02 (eachS 、 3.6H、2,4H) 、 
2.06〜2.82(m。
6)()、3.35(S、3H)、152(S。
3H)、3.58(S、3H)、3.76(m。
4H)、3.86(S、3H)、4.09〜4.79(
m、4H)、5.88〜6.77(m、4H)。
8.14(dd、IH)、  8.85(S、IH)。
9.53(s、IH)、9.77(s、IH)実施例5 2−エチニル−4−エチル−1,3,5,8−テトラメ
チル−9−オキソ−10−デスメトキシカルボニル−1
0(2H)−7−〔2−(2−ジメチルアミノエチルオ
キシ)カルボニルエチルツーフォルビンの合成 2−エチニル−4−エチル−1,3,5,8−テトラメ
チル−9−オキソ−10−デスメトキシカルボニル−1
0(2H)−フォルビン−7−プロピオン酸を実施例1
と同様に処理して、2−エチニル−4−エチル−1,3
,5,8−テトラメチル−9−オキソ−10−デスメト
キシカルボニル−10(2H)−7−[2−(2−ジメ
チルアミノエチルオキシ)カルボニルエチルツーフォル
ビンを得た。
収率38.2% 赤外吸収スペクトル(KBr、cm  )3400.2
950,2920.2855 。
2820.2780.1730,1690゜、  16
20 核磁気共鳴スペクトル(CDC1g +δppm、 T
MS )−1,88(br、s、2H) 、  1.5
2 (t 。
3H)、1.74(d、3EI)、2.10(S。
6H)、2.20〜2.79 (m 、 6H)  。
2.94(S、3H)、3.24(S、3H)。
3.35(Q、2E[)、3.42(S、3H)。
4.02(t  、3H)、3.97〜4.56(m。
2H)、4.89 (dd、2H)、  5.95 (
m。
2H)、7.70(dd、IH)、  8.55(S。
IH)、8.92(S、IH)、9.02(S。
II() 実施例6 2−エチニル−4−エチル−7,5,5,8−テトラメ
チル−9−デスオキソ−9−ハイドロキシ−10−デス
メトキシカルボニル−10(2H)−y−[−(2−ジ
メチルアミノエチルオキシ)カルボニルエチルツーフォ
ルビンの合成実施例5で得た2−エチニル−4−エチル
−1゜3.5.8−テトラメチル−9−オキソ−10−
デスメトキシカルボニル−10(2H)−7−C2−(
2−ジメチルアミノエチルオキシ)カルボニルエチルツ
ーフォルビンを実施例2と同様に処理して2−エチニル
−4−エチル−1,3,5,8−テトラメチル−9−デ
スオキソ−9−ハイドロキシ−10−デスメトキシカル
ボニル−10(2H)−7−(2−(2−ジメチルアミ
ノエチルオキシ)カルボニルエチル〕−フォルビンヲ得
た。収率86.8% 赤外吸収スペクトル(Kflr、an)3395.29
55,2920,28G0゜2830sh、2780.
1735.1619択磁気共鳴スペクト/l/ (CD
C1s 、δppm、 ’rMs )−3,20(br
、s、 2H)、 171 (t 、 3H)。
1.80(d、3H)、2.03(S、6H)。
2.10−2.88(m、6H)、3.33(s。
AH)、3.48(S 、61=I)、3.64〜4.
06 (m 、 4H) 、 4.29〜4.73(m
2H) 、 5.06〜5.42 (m、 2H) 。
8.18 (m、 3H) 、 8.10 (dd、I
H)。
8.80(S、IH)、9.47(S、IH)。
9.7−4 (S 、 IH) 実施例7 2−デスエチニル−2−(1−メトキシエチル)−1,
3,5,8−テトラメチル−9−オキソ−10−メトキ
シカルボニル−7−(:2−(2−ジメチルアミノエチ
ルオキシ)カルボニルエチルクーフォルビンの合成 2−デスエチニル−2−(1−メトキシエチル)−1・
3.5.8−テトラメチル−9−オキソ−10−メトキ
シカルボニル−7−プロピオン酸を実施例1と同様に処
理して、2−デスエチニル−2−(1−メトキシエチル
) −14,5,8−テトラメチル−9−オキソ−10
−メトキシカルボニル−7−(2−(2−ジメチルアミ
ノエチルオキシ)カルボニルエチルクーフォルビンを得
た。収率20.5% 赤外吸収スペクトル([Br、an) !400,2950,2920.2860゜2830.
2775,1730.1695゜核磁気共鳴スペクトル
(CDC18,δppm、TMS)−1,76(br、
s、 2H) 、 1.65(t 。
3H)、1.76(d、3H)、2.10(S。
6H)  、  2.1 2  (d  、  3H)
  、  2.1 3〜2.89(m、6)()、3.
22(S、3H)、3.38(s、3H)、3.58(
S、6H)、3.73(q、2H)、3.ya(s、3
H)、+、o 3(m、 2H) 、 4.18〜4.
64 (m、 2H)。
5.85(m、IH)、6.20(S、IH)。
8.51(S、IH)、9.33(S、IH)。
9.83(SIH) 実施例8 2−デスエチニル−2−(1−メトキシエチル)−1,
3,5,8−テトラメチル−9−デスオキソ−9−ハイ
ドロキシ−10−メトキシカルボニル−7−(2−(2
−ジメチルアミノエチルオキシ)カルボニルエチルクー
フォルビンの合成 実施例7で得た、2−デスエチニル−2−(1−メトキ
シエチル) −1,3,5,8−テトラメチル−9−オ
キソ−10−メトキシカルボニル−7−(2−(2−ジ
メチルアミノエチルオキシ)カルボニルエチル〕−フt
ルピンを実施例2と同様に処理することにより、2−デ
スエチニル−2−(1−メトキシエチル) −1,3,
5,8−テトラメチル−8−デスオキソ−9−ハイドロ
キシ−10−メトキシカルボニル−7−C2−C2−ジ
メチルアミノエチルオキシ)カルボニルエチルクーフォ
ルビンを得た。収率 75.6% 赤外吸収スペクトル(KBr 、 an−1)3395
.2950,2920,2860゜2835.2760
.1735.1615核磁気共鳴スペクトル(ODOi
、δppm ’rM8)−3,21(br、s、2H)
、1.70(t。
3H)、1.84(d、3H)、1.97(8゜8H)
、2.08(d、3H)、2.45(m。
6H) 、 3.29 (br、s、9H) 、  3
.48(S、3H)、3.73(m、4H)、3.85
(s 、 3H) 、 4.27〜4.76 (m、 
2H)。
6.13(m、3H)、6.58(m、1’H)。
8.76(S、IH)、9.56(S、IH)。
9.83(S、1H) 実施例9 2−デスエチニル−2−(1−(2−(2−ヒドロキシ
エチルオキシ)エチルオキシ)エチル)−4−エチル−
1,3,5,8−テトラメチル−9−オキソ−10−デ
スメトキシカルボニル−10(2H)−7−(2−(2
−ジメチルアミノエチルオキシ)カルボニルエチルクー
フォルビンの合成2−デスエチニル−2−(1−(2−
(2−ヒドロキシエチルオキシ)エチルオキシ)エチル
)−4−エチル−1,3,5,8−テトラメチル−9−
オキソ−10−デスメトキシカルボニル−フォルビン−
7−プロピオン酸を実施例1と同様に処理することによ
り、2−デスエチニル−2−(1−(2−(2−とドロ
キシエチルオキシ)エチルオキシ)エチル)−4−エチ
ル−1,3,5,8−テトラメチル−9−オキソ−10
−デスメトキシカルボニル−10(2H)−7−(2−
(2−ジメチルアミノエチルオキシ)カルボニルエチル
クーフォルビンを得た。収率 18.5% 赤外吸収スペクトル(KBr 、an ’ )3390
.2950,2920,2855゜277Q、175Q
、1895.1820核磁気共鳴スペクトル(CD01
g、δppm、TM8)−1,74(br、s、 2H
) 、  164 (t 。
3H)、1.73(d、3H)、2.11(S。
6H) 、 2.12 (d 、 3H) 、 2.1
5〜2.88(m、6H)、3.21(s、3H)、1
36(S、3H)、158(S、3H)、3.70(m
、l0H)、116(SI3H)14.03 (m 、
 2H) 、 4.18〜4.84 (m 。
2H)、5.10(dd、2H)、5.98(m。
IH)、8.48(S、IH)、9.32(s。
IH)、9.64(S、IH) 実施例10 2−エチニル−4−エチル−1,3,5,8−テトラメ
チル−9−オキソ−10−メトキシカルボニル−7−(
2−(2−トリメチルアンモニオエチルオキシ)カルボ
ニルエチルツーフォルビン−アイオダイドの合成 実施例1で得た、2−エチニル−4−エチル−1、3,
5,8−テトラメチル−9−オキソ−10−メトキシカ
ルボニル−7−〔2−(2−ジメチルアミノエチルオキ
シ)カルボニルエチルツーフォルビン eemliをベ
ンゼン5mJに溶解し、ヨウ化メチル0.1ml!を加
え室温で1時間放置する。
析出結晶をベンゼンで洗浄、乾燥して55m7の2−エ
チニル−4−エチル−1,3,5,8−テトラメチル−
9−オキソ−10−メトキシカルボニル−7−(2−(
2−トリメチルアンモニオエチルオキシ)カルボニルエ
チル〕フォルビン・アイオダイドの暗かっ色結晶を得た
。収率 71.7%赤外吸収スペクトル(KBr、an
) 3490.2950.2B10,2850゜1730.
1695.1615 実施例11〜16 実施例2.4.5.6.8.9で得た化合物とヨウ化メ
チルとを実施例10と同様に処理することにより下記の
化合物を得る。
実施例11 2−エチニル−4−エチル−1,3,5,8−テトラメ
チル−9−デスオキソ−9−ハイドロキシ−10−メト
キシカルボニル−7−(2−(2−トリメチルアンモニ
オエチルオキシ)カルボニルエチルツーフォルビン・ア
イオダイド。暗緑色結晶、収率 77.2% 赤外吸収スペクトル(KBr、an  )5390.2
950.2920.2850 。
1730.1615 実施例12 2−エチニル−4−エチル−1,3,5,8−テトラメ
チル−9−デスオキソ−9−ハイドロキシ−10−メト
キシカルボニル−7−[2−(2−トリメチルアンモニ
オエチルオキシ)カルボニルエチルツーフォルビン・ア
イオダイド。暗緑色結晶、収率 69,3% 赤外吸収スペクトル(KBr、cm) 3390.2950.2920.2810゜1730.
1615 実施例13 2−エチニル−4−エチル−1,3,5,8−テトラメ
チル−9−オキソ−10−デスメトキシカルボニル−1
0(2H)−7−(2−(2−)リメチルアンモニオエ
チルオキシ)カルボニルエチルツーフォルビン・アイオ
ダイド。暗かっ色結晶、収率 56.0% 赤外吸収スペクトル(KBr 、 an )3400.
2950.2920.2850 。
1730.1695.1615 実施例14 2−エチニル−4−エチル−1,3,5,8−テトラメ
チル−9−デスオキソ−9−ハイドロキシ−10−デス
メトキシカルボニル−10(2H)−7−(2−(2−
トリメチルアンモニオエチルオキシ)カルボニルエチル
ツーフォルビン・アイオダイド。暗緑色結晶、収率 6
4.5%赤外吸収スペクトル(KBr+an  )!3
95.2955,2920,2860゜1735.11
320 実施例15 2−デスエチニル−2−(1−メトキシエチル)−1,
3,5,8−テトラメチル−9−デスオキソ−9−ハイ
ドロキシ−10−メトキシカルボニル−7−〔2−(2
−トリメチルアンモニオエチルオキシ)カルボニルエチ
ルヨーフォルビン・アイオダイド。暗緑色結晶、収率 
54.3% 赤外吸収スペクトル(KBr、an) 3395.2955.2920.2850 。
2830.1730.1615 実施例16 2−デスエチニル−2−(1−(2−(2−ヒドロキシ
エチルオキシ)エチルオキシ)エチル)4−エチル−1
,3,5,8−テトラメチル−9−オキソ−10−デス
メトキシカルボニル−10(2H)−7−(2−(2−
トリメチルアンモニオエチルオキシ)カルボニルエチル
ヨーフォルビン・アイオダイド。暗かっ色結晶、収率 
50.6%赤外吸収スペクトル(KBr、an) 3390.2950.2920.2860 。
1735.1690.1620 (発明の効果) 本願発明によれば、腫瘍組織への特異的親和性および光
増感作用を有する癌の診断治療薬として有用な化合物が
提供される。
特許出願人  浜理薬品工業株式会社 −・ 代理人 弁理士  竹 内   卓 ゛(1″國)手続
補正書 昭和63年/7月q日 1、 事件の表示 昭和63年特許願!¥75291号
2、 発明の名称 フェオフォルバイト誘導体3、 補
正をする者 事件との関係特許出願人 住所 大阪府大阪市東淀川区柴島1丁目4番29号名称
 浜理薬品ニー業株式会社 4 代理人 住 所 〒541大阪市東区北浜4丁目46番地 万成
ビル氏名 (6249)  竹 内  卓:゛m話大阪
(08) 202−5858番(代表)”補正命令 51.わ、、ユ□の日付 昭和 年 月  日(発送日
、昭和  年  月  日付)6、 補正により増加す
る発明の数   07、 補正の対象 明細書の発明の
詳細な説明の欄明細書第18頁第6行始めの「ル)」と
「−1゜3、5.8 Jの間に「−4−エチル」を挿入
する。
同第30頁下から1行目の「実施例7」を「実施例9」
に訂正し、同頁下から1行目と2行目の間に次の実施例
を挿入する。
[実施例7 2−デスエチニル−2−(1−メトキシエチル)−4−
エチル−1,3,5,8−テトラメチル−9−オキソ−
10−メトキシカルボニル−フォルビン−7−プロピオ
ン酸メチルの合成 2−エチニル−4−エチル−1,3,5,8−テトラメ
チル−9−オキソ−10−メトキシカルボニル−フォル
ビン−7−プロピオン酸20011gを10ytlの2
5%臭化水素酢酸溶液に溶解し室温、撹拌下にて12時
間反応させる。減圧下で濃縮乾固したものに、メタノー
ル10g/を加え6時間還流する。放冷後、塩化メチレ
ン50g/で希釈し、水100 mlで2回洗浄する。
無水硫酸ナトリウムで乾燥後、溶媒留去する。残渣を塩
化メチレンを溶出剤としたアルミナ力ラムクロマトグラ
フイ−(Merck、活性度1〜l、50y)に付し、
溶媒留去して140〜の2−デスエチニル−2−(1−
メトキシエチル)−4−エチル−1,3,5,8−テト
ラメチル−9−オキソ−10−メトキシカルボニル−フ
ォルビン−7−プロピオン酸メチルの暗緑色結晶を得た
赤外吸収スペクトル(xBr、α ) 3400、 2950. 2930. 2860゜17
40.1710.162G。
核磁気共鳴スペクトル(CDC13,8ppm、TMS
)−1,70(br、s、2H)、 1.65 (t、
3H)、  1.80(d、3H)、 2.13 (d
、3H)、 2.37 (m、4H)。
3、23 (SjH)、 3.41(S、3H)、 S
。5 B (S、6H)。
3、60 (S、3H)、 3.89(S、3H)、 
4. OO〜4.63(m、2H)、 5.80 (m
、IH)、 6.18 (S、IH)、 8.51(s
、IH)、 9.33(s、IH)、 9.62 (s
、IH)実施例8 2−デスエチニル−2−(1−メトキシエチル)−4−
エチル−1,3,5,8−テトラメチル−9−オキソ−
10−メトキシカルボニル−フォルビン−7−プロピオ
ン酸の合成 実施例1で得た50qの2−デスエチニル−2−(1−
メトキシエチル)−4−エチル−1,3,6゜8−テト
ラメチル−9−オキソ−10−メトキシカルボニル−フ
ォルビン−7−プロピオン酸メチルを5 mlの50%
硫酸水溶液に溶解し、室温下、2時間撹拌する。
水5occで希釈した後、塩化メチレン20yxtで5
回抽出する。塩化メチレン層を合せ水100 wtで3
回洗浄した後、無水硫酸ナトリウムで乾燥する。溶媒留
去して3611yの2−デスエチニル−2−(1−メト
キシエチル)−4−エチル−1,3,5゜8−テトラメ
チル−9−オキソ−10−メトキシカルボニル−フォル
ビン−7−プロピオン酸の暗緑色結晶を得た。
赤外吸収スペクトル(KBr、L:1jt−1)340
0.2955.2830.2960゜1700.169
0.1605.J 同第31頁第2行始めのl’−−1,5,5,8Jの前
に「−4−エチル」を挿入し、第6行始めの「2−デス
エチニル」の前に「実施例8で得た」を挿入し、第7行
始めのr −1,3,5,8Jの前に「−4−エチル」
を挿入し、第8行の「カルボニル−」と「7−」の間に
「フォルビン−」を挿入し、第10行の「メトキシエチ
ル)」と[−1,3,5,8Jの間に「−4−エチルd
を挿入する。
同第32頁第10行の「実施例8」を「実施例10」に
訂正し、第12行始めのr −1,3,5,8Jの前に
「−4−エチル」を挿入し、下から5行目の「実施例7
」を「実施例9」に訂正し、下から4行目の「メトキシ
エチル)」とr −1,3,5,8Jの間に「−4−エ
チル」を挿入する。
同第53頁第2行の「メトキシエチル」と「−1、3,
5,8jの間に「−4−エチル」を挿入し、末行の「実
施例9」を「実施例13」に訂正し、末行と下から2行
目との間に次の実施例を挿入する。
[実施例11 2−デスエチニル−2−(1−(2−(2−ヒドロキシ
エチルオキシ)エチルオキシ)エチル)−4−エチル−
1,5,5,8−テトラメチル−9−オキソ−10−デ
スメトキシカルボニル−10(2H)−7−(2−(2
−(2−ヒドロキシエチルオキシ)エチルオキシ)カル
ボニルエチルシーフォルビンの合成。
2−エチニル−4−エチル−1,3,5,8−テトラメ
チル−9−オキソ−10−デスメトキシカルボニル−1
0(2)I)−フォルビン−7−プロピオン酸100H
yを実施例1と同様に臭化水素酢酸溶液で処理したもの
を、ジエチレングリコール5耐と反応後、実施例7と同
様の操作を行ない80Myの2−デスエチニル−2−(
1−(2−(2−ヒドロキシエチルオキシ)エチルオキ
シ)エチル)−4−エチル−1,3,5,8−テトラメ
チル−3−オキソ−10−デスメトキシカルボニル−1
0(2H)−7−(2−(2−(2−ヒドロキシエチル
オキシ)エチルオキシ)カルボニルエチルシーフォルビ
ンの暗緑色結晶を得た。
赤外吸収スペクトルCKBr、α−1)3450.29
60,2930,2870゜1740.1680,16
20゜ 核磁気共鳴スペクトル(CDCl s 、8ppm 、
TMS )−1,85(br、s、2H)、 1.61
(t、3H)、 1.8 f(d、3H)、 2.13
 (d、3H)、 2.42 (m、4H)、 3.2
7(S、3I()、 3.40 (SjH)、 3.5
8 (S、3H)、 3.49(mJH)、 3.58
 (m、6H)、 3.77 (m、8H)、 4.1
6〜3.95 (m、6H)、 4.39 (m、2H
)、 5.13(br、s。
2H)、 5.99 (m、IH)、 8.50 (s
、1H) 9.33(s、IH)、 9.71 (s、
1H)実施例12 2−デスエチニル−2−(1−(2−(2−ヒドロキシ
エチルオキシ)エチルオキシ)エチル)=4−エチル−
1,3,5,8−テトラメチル−9−オキソ−10−デ
スメトキシカルボニル−10(2H)−フォルビン−7
−プロピオン酸の合成。
実施例11で得た2−デスエチニル−2−(1−(2−
(2−ヒドロキシエチルオキシ)エチルオキシ)エチル
)−4−エチル−1,3,5,8−テトラメチル−9−
オキソ−10−デスメトキシカルボニル−10(2H)
−7−(2−(2−(2−ヒドロキシエチルオキシ)エ
チルオキシ)カルボニルエチルクーフォルビン80Iv
を用い実m例8と同様な操作を行って2−デスエチニル
−2−(1−(2−(2−ヒドロキシエチルオキシ)エ
チルオキシ)エチル)−4−エチル−1,5,5,8−
テトラメチル−9−オキソ−10−デスメトキシカルボ
ニル−10(2H)−フォルビン−7−プロピオン酸の
暗緑色結晶を45q得た。
赤外吸収スペクトル(KBr、α−1)! 400. 
2960. 2930. 2870゜1680.161
5.J 同第34頁第7行始めの「2−デスエチニル」の前に「
実施例12で得た」を挿入し、第10行の「カルボニル
−」と「フォルビ」の間に「10(2H)−Jを挿入す
る。
同筒35頁下から8行目の「実施例10」を「実施例1
4」に訂正する。
同第56頁下から7行目の「実施例15〜16」を「実
施例15〜20」に、下から6行目の[実施例2.4.
5.6.8.9 Jを[実施例2,4,5,6,10,
13Jに、下から5行目の「実施例10」を[実施例1
4」に、下から3行目の「実施例11」を「実施例15
」にそれぞれ訂正する。
同第37頁第8行の「実施例12」を「実施例16」に
、下から2行目の「実施例13」を「実施例17」にそ
れぞれ訂正する。
同第38頁第8行の「実施例14」を「実施例18」に
、下から2行目の「実施例15」を「実施例19」にそ
れぞれ訂正し、末行始めの「−1゜3、5.8 Jの前
に「−4−エチル」を挿入する。
同第39頁第8行の「実施例16Jを「実施例20」に
訂正する。
以  上 輸発)手続補正書 −、五 ゛

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、ZはOまたはNH、nは1〜6の整数、 YはNR′R″、または▲数式、化学式、表等がありま
    す▼ (ただし、R′、R″およびR′″は互いに同一もしく
    は異なってC_1〜C_4の低級アルキル基、 X^■はハロゲンまたは有機酸イオン) R_1はエテニル基、C_1〜C_4の低級アルキル基
    または ▲数式、化学式、表等があります▼ (ただし、mは0〜6の整数、R_6はHまたはC_1
    〜C_4の低級アルキル基)、 R_2はCH_3、CHOまたはCH_2OH、R_3
    、R_4は一方がHで他方はOH、 または両者が合体して=O、R_5はHまたはCO_2
    CH_3を示す。〕で表わされるフェオフォルバイド誘
    導体。
JP63075291A 1987-12-21 1988-03-28 フェオフォルバイド誘導体 Expired - Lifetime JPH0786109B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
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