JPH01250379A - アミド誘導体、その製造法およびそれを有効成分とする農園芸用殺菌剤 - Google Patents

アミド誘導体、その製造法およびそれを有効成分とする農園芸用殺菌剤

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JPH01250379A
JPH01250379A JP32241288A JP32241288A JPH01250379A JP H01250379 A JPH01250379 A JP H01250379A JP 32241288 A JP32241288 A JP 32241288A JP 32241288 A JP32241288 A JP 32241288A JP H01250379 A JPH01250379 A JP H01250379A
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JP
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general formula
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carbon atoms
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Application number
JP32241288A
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English (en)
Inventor
Tomoyuki Kusaba
草場 友之
Kazue Arasugi
新杉 和枝
Tsuguhiro Katou
次裕 加藤
Naoto Meki
目木 直人
Masayo Sugano
雅代 菅野
Tomohiro Teramae
寺前 朋浩
Yukio Oguri
幸男 小栗
Tamon Uematsu
植松 多聞
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Chemical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、新規なアミド誘導体、その製造法およびそれ
を有効成分とする農園芸用殺菌剤に関する。
〈従来の技術〉 農園芸用殺菌剤として、特に疫病、べと病分野で現在広
く用いられているものにキャブタン、キャブタホル、ジ
チオカーバメート系薬剤が知られている。しかしながら
、これらの薬剤はすべて予防的な効果しか認められず、
治療効果を示さず、発病後の薬剤処理による病害防除に
は問題がある。
すなわち、植物病害防除の実際的な散布状況からみて、
場合によっては多少なりとも発病した後の散布もあり、
特に病徴の進展の速い藻菌類の防除薬には高い予防効力
と共に優れた浸透移行性と治療的な効力が大きく求めら
れる。この様な状況下に浸透移行性に優れ、治療活性を
有するメタラキシル(N−(2,6−シメチルフエニル
)−N−(2’−メトキシアセチル)アラニン メチル
エステル)が開発されたが、短期間に耐性菌が現れたた
め、その優れた治療活性は発揮されていない。
現在、特にブドウの病害防除分野では新しい作用性を有
し、かつ優れた浸透移行性を有する治療剤の出現が望ま
れている。
従来、殺菌または除草活性を有するアミド系化合物とし
て、特開昭57−167978号公報、特開昭58−0
69866号公報、特開昭63−119463号公報等
に記載の化合物が知られている。
〈発明が解決しようとする課題〉 しかしながら、これらの化合物は、それらの植物病害防
除に対する効力において、特にべと病、疫病等の藻菌類
の植物病害防除に対して効力面および浸透移行性の面で
不充分であったり、被防除植物に対する薬害が極めて強
いなどの理由で必ずしも満足すべきものとは言い難い。
〈課題を解決するための手段〉 本発明者らは、このような状況に鑑み、植物病害に対す
るすぐれた効力を有し、かつ薬害の少ない化合物を開発
すべく、種々検討した結果、本発明のアミド誘導体が植
物病害に対するすぐれた予防および治療効力を有し、浸
透移行性に優れ、さらに、従来の技術では解決できなか
った薬害を示さないことを見出し、本発明に至った。
すなわち、本発明は一般式 〔式中、R1およびR8は、同一または相異なり、度素
敗1〜3のアルキル基またはフェニル基を表わし、Xは
メチル基て置換されていてもよいl−ピラゾリル基また
は1−)リアゾリル基を表わす、〕 で示されるアミド誘導体(以下、本発明化合物と称する
。)、その製造法およびそれを有効成分とする農園芸用
殺菌剤を提供するものである。
以下、本発明について詳しく説明する。
本発明化合物は、一般式 〔式中、R1およびR2は前記と同じ意味を表わし、Y
はハロゲン原子を表わす。〕 で示されるハロアセトニトリル訪導体と一般式%式%(
) 〔式中、Xは前記と同じ意味を表わす、〕で示される化
合物とを反応させることにより得られる。
上記の製造法において、該反応の反応温度オよび反応時
間は、通常、約−30〜約50℃の範囲、約30分〜約
24時間、好ましくは、約1〜約8時間の範囲で充分そ
の目的を達することができる。
該反応は、通常、塩基の存在下で行うが、塩基としては
、ピリジン、トリエチルアミン、N。
N−ジメチル7ニリン、トリブチルアミン、N−メチル
モルホリン等の第3級アミン、水酸化ナトリウム、水酸
化カリウム、炭酸カルシウム等の無機塩基等があげられ
る。
該反応に供せられる試剤の量は、一般式(II)で示さ
れるハロアセトニトリル誘導体l当量に対して一般式r
l)で示される化合物は、約1〜約2当量、塩基は約1
〜約7当量である。
上記反応に於いて、溶媒は必ずしも必要ではないが通常
は溶媒の存在下に行われる。
該反応に使用しうる溶媒としては、ヘキサン、ヘプタン
、リグロイン、石油エーテル等の脂肪族炭化水素類、ベ
ンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素類、ク
ロロホルム、四塩化炭素、ジクロロエタン、クロロベン
ゼン、ジクロロベンゼン等のハロゲン化炭化水素類、ジ
エチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、ジオキサン
、テトラヒドロフラン、エチレングリコールジメチルエ
ーテル等のエーテル類、アセトン、メチルエチルケトン
、メチルイソブチルケトン、イソホロン、シクロヘキサ
ノン等のケトンm、M酸エチル、酢酸ブチル、炭酸ジエ
チル等のエステル類、ニトロメタン、ニトロベンゼン等
のニトロ化物、アセトニトリル、イソブチルニトリル等
のニトリル類、ホルムアミド%NlN−ジメチルホルム
アミド、N、N−ジメチルアセトアミド等の酸アミド類
、ジメチルスルホキシド、スルホラン等の硫黄化合物等
またはそれらの混合物があげられる。
反応終了後の反応液は、水洗後、有機層を減圧濃縮する
等の通常の後処理を行い、必要に応じ、クロマトグラフ
ィー、再結晶等の操作によって精製することにより、目
的の本発明化合物を得゛ることができる。
上記反応に用いられる一般式(D)で示されるハロアセ
トニトリル誘導体は、一般式 〔式、中 R1およびR2は前記と同じ意味を表わす。
〕 で示されるアセトニトリル誘導体とハロゲン化剤とをル
イス酸の存在下反応させることによりfqられる。
該反応の反応温度および反応時間は、通常的lθ〜約5
0°Cの範囲、瞬時〜約3時間の範囲で充分その目的を
達することができる。
該反応に用いられるハロゲン化剤としては、例えば、塩
素、臭素、過臭化臭化ピリジニウム等があげられる。
またルイス酸としては、塩酸、臭化水素酸、三臭化リン
等があげられる。
上記反応に供せられる試剤の量は一般式(rV)で示さ
れるアセトニトリル語導体1当量に対して、ハロゲン化
剤は約1当量〜約2当量であり、ルイス酸は触媒量〜約
1当量である。
上記反応において溶媒は必ずしも必要ではないが、通常
は溶媒の存在下に行なわれる。
該反応+C使用しうる溶媒としてはヘキサン、ヘプタン
、リグロイン、石油エーテル等の脂肪族炭化水素類、ベ
ンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素類、ク
ロロホルム、四塩化炭素、ジクロロエタン、クロロベン
ゼン、ジクロロベンゼン等のハロゲン化炭化水素類、エ
チレングリコールジメチルエーテル、ジエチレングリコ
ールジメチルエーテル等のポリエーテル類、アセトン、
メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、イソホ
ロン、シクロヘキサノン等のケトン類、ギ酸エチル、酢
酸エチル、酢酸ブチル、炭酸ジエチル等のエステル類等
またはそれらの混合物があげられる。
なお、一般式〔■〕で示されるハロアセトニトリル誘導
体が、化学的に不安定なため、通常は単離せず次の反応
に供される。
また上記反応に用いられる一般式(IV)で示されるア
セトニトリル誘導体は一般式 〔式中、R1およびR2は前記と同じ意味を表わす。〕 で示されるチアゾールカルボン酸とN、N−チオニルジ
イミダゾールまたはN 、 N’−カルボニルジイミダ
ゾールとを反応させて一般式〔式中、R1およびR2は
前記と同じ意味を表わす。〕 で示されるイミダゾリルカルボニルチアゾール誘導体を
得、ついでCれと式 %式%( で示されるアミノアセトニトリルまt;はその塩とを反
応させることにより得ることができる。
上記反応の反応温度および反応時間は、通常、−約30
〜約100℃、好ま・しくは約O℃〜50℃の範囲、約
30分〜約24時間、好ましくは、約1〜約8時間の範
囲で充分その目的を達することができる。
該反応に供せられる試剤の量は、一般式[VI]で示さ
れるイミダゾリルカルボニルチアゾール語導体1当量に
対して、式〔■〕で示されるアミノアセトニトリルは、
約1〜約2当量である。
上記反応に於いて、溶媒は必ずしも必要ではないが、通
常は溶媒の存在下に行なわれる。該反応に使用しうる溶
媒としては、ヘキサン、ヘプタン、リグロイン、石油エ
ーテル等の脂肪族炭化水素類、ベンゼン、トルエン、キ
シレン等の芳香族炭化水素類、クロロホルム、四塩化炭
素、ジクロロエタン、クロロベンゼン、ジクロロベンゼ
ン等のハロゲン化炭化水素類、ジエチルエーテル、ジイ
ソプロピルエーテル、ジオキサン、テトラヒドロフラン
、エチレングリコールジメチルエーテル等のエーテル類
、蟻酸エチル、酢酸ブチル、炭酸ジエチル等のエステル
類、ニトロメタン、ニトロベンゼン等のニトロ化物、ア
セトニトリル、イソブチルニトリル等のニトリル類、メ
チルアセトアミド等の酸アミド類、ジメチルスルホキシ
ド、スルホラン等の硫黄化合物等があげられる。
反応終了後の反応液は、水洗後、有機層を減圧濃縮する
等の通常の後処理を行ない、必要に応じ、クロマトグラ
フィー、再結晶等の操作によって精製することにより、
目的の本発明化合物を得ることができる。
またこの反応は、一般式(Vl)で示されるイミダゾリ
ルカルボニルチアゾール誘導体が化学的に不安定なため
、通常は単離せずに、次の反応に供する。
また上記反応に用いられるチアゾールカルボン酸は、A
nnalen、 1889.250 、260に記載さ
れている方法により合成できる。
また上記反応に用いられる一般式(rV)で示されるア
セトニトリル誘導体は一般式 〔式中、R1およびR2は前記と同じ意味を表わす。〕 で示されるチアゾールカルボン酸クロリドと式〔■〕で
示されるアミノアセトニトリルまたはその塩とを反応さ
せて得ることもできる。
上記反応の反応温度および反応時間は、通常約−30〜
約50℃、好ましくは約o℃〜室温の範囲、約30分〜
約24時間、好ましくは、約1〜約8時間の範囲で充分
その目的を達することができる。
該反応は、通常、塩基の存在下で行うが、塩基としては
、ピリジン、4−ジメチルアミノピリジン、トリエチル
アミン、N、N−ジメチルアニリン、トリブチルアミン
、N−メチルモルホリン等の第3級アミン、水酸化ナト
リウム、水酸化カリウム、炭酸カルシウム、水素化ナト
リウム等の無機塩基等があげられる。
該反応に供せられる試剤の量は、一般式〔確〕で示され
るチアゾールカルボン酸クロリド1当量に対して、式〔
■〕で示されるアミノアセトニトリルおよび塩基は、そ
れぞれ約1〜約2当量である。
上記反応に於いて、溶媒は必ずしも必要ではないが、通
常は溶媒の存在下に行なわれる。該反応に使用しうる溶
媒としては、ヘキサン、ヘプタン、リグロイン、石油エ
ーテル等の脂肪族炭化水素類、ベンゼン、トルエン、キ
シレン等の芳香族炭化水素類、クロロホルム、四塩化炭
素、ジクロロエタン、クロロベンゼン、ジクロロベンゼ
ン等のハロゲン化炭化水素類、ジエチルエーテル、ジイ
ソプロピルエーテル、ジオキサン、テトラヒドロフラン
、エチレングリコールジメチルエーテル等のエーテル類
、アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケ
トン、イソホロン、シクロヘキサノン等のケトン類、M
酸エチル、酢酸ブチル、炭酸ジエチル等のエステル類、
ニトロメタン、ニトロベンゼン等のニトロ化物、アセト
ニトリル、イソブチルニトリル等のニトリル類、ホルム
アミド、N、N−ジメチルホルムアミド、N、N−ジメ
チルアセトアミド等の酸アミド類、ジメチルスルホキシ
ド、スルホラン等の硫黄化合物、水またはそれらの混合
物等があげられる。
反応終了後の反応液は、水洗後、有機層を減圧濃縮する
等の通常の後処理を行ない、必要に応じ、クロマトグラ
フィー、再結晶等の操作によって精製することにより、
一般式CIV3で示されるアセトニトリル誘導体を得る
ことができる。
一般式〔■〕で示されるチアゾールカルボン酸クロリド
の合成法は、J、 CC11e、Soc、 601−6
03(1945)に記載されている。
また上記反応に用いられる一般式(IV)で示され名ア
セトニトリル誘導体は、一般式 %式%() 〔式中、R2は前記と同じ意味を表わす。〕で示される
アシルアセトアミド誘導体と一般式%式%() C式中、R1は前記と同じ意味を表わす。〕で示される
チオアミド読導体との混合物にハロゲン化剤を反応させ
て得ることができる。
上記反応の反応温度および反応時間は通常約30〜約1
00℃、好ましくは約0℃〜80°Cの範囲、約30分
〜約24時間、好ましくは約1〜約8時間の範囲で充分
その目的を達することができる。該反応に供せられる試
剤の量は一般式(IXIで示されるアシルアセトアミド
誘導体1当糧に対して一般式(X)で示されるチオアミ
ド誘導体およびハロゲン化剤はそれぞれ約1〜約2当量
である。
ハロゲン化剤としては、塩素、臭素、塩化スルフリル等
があげられる。
上記反応に於いて、溶媒は必ずしも必要ではないが、通
常は溶媒の存在下に行なわれる。該反応に使用しうる溶
媒としては、例えばヘキサン、ヘプタン、リグロイン、
石油エーテル等の脂肪族炭化水素類、ベンゼン、トルエ
ン、キシレン等の芳香族炭化水素類、クロロホルム、四
塩化炭素、ジクロロエタン、クロロベンゼン、ジクロロ
ベンゼン等のハロゲン化炭化水素類、ジエチルエーテル
、ジイソプロピルエーテル、ジオキサン、テトラヒドロ
フラン、エチレングリコールジメチルエーテル等のエー
テル類、アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブ
チルケトン、イソホロン、シクロヘキサノン等のケトン
類、蟻酸エチル、酢酸エチル、酢酸ブチル、炭酸ジエチ
ル等のエステル類、ニトロメタン、ニトロベンゼン等の
ニトロ化物、アセトニトリル、イソブチルニトリル等の
ニトリル類、ホルムアミド、N、N−ジメチルホルムア
ミド、N、N−ジメチルアセトアミド等の酸アミド類、
ジメチルスルホキシド、スルホラン等の硫黄化合物があ
げられる。また上記の溶媒を混合して用いることもでき
る。
反応終了後の反応液は、水洗後、有機層を減圧濃縮する
等の通常の後処理を行ない、必要に応じ、クロマトグラ
フィー、再結晶等の操作によって精製することにより、
一般式(IV)で示されるアセトニトリル調導体を得る
ことができる@なお、本発明化合物は1個の不斉炭素に
由来する光学異性体を有するがこれらの光学異性体も本
発明に含まれる。
本完明蛤物は農園芸用殺菌剤の有効成分として、他の何
らの成分も加えずそのままでも用いることができる。し
かし通常は、本発明化合物は固体担体、液体担体、界面
活性剤、その他の製剤用補助剤と混合して、乳剤、水和
剤、懸濁剤、粉剤、粒剤等に製剤して用いられる。この
場合、有効成分である本発明化合物の製剤中での有効成
分含有量は0.1〜99.9%、好ましくは1〜90%
である。
上述の固体担体としては、カオリンクレー、アッタバル
ジャイトクレー、ベントナイト、酸性白土、パイロフィ
ライト、タルク、珪藻土、方解石、トウモロコシ穂軸粉
、クルミ殻粉、尿素、硫酸アンモニウム、合成含水酸化
珪素等の微粉末あるいは粒状物があげられ、液体担体と
しては、キシレン、メチルナフタレン等の芳香族炭化水
素類、イソプロパツール、エチレングリコール、セロソ
ルブ等のアルコール類、アセトン、シクロヘキサノン、
イソホロン等のケトン類、大豆油、綿実油等の植物油、
ジメチルスルホキシド、アセトニトリル、水等があげら
れる。
乳化、分散、湿展等のために用いられる界面活性剤とし
ては、アルキル硫酸エステル塩、アルキル(アリール)
スルホン酸塩、ジアルキルスルホコハク酸塩、ポリオキ
シエチレンアルキルアリールエーテルリン酸エステル塩
、ナフタレンスルホン酸ホルマリン縮合物等の陰イオン
界面活性剤、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポ
リオキシエチレンポリオキシプロピレンブロックコポリ
マー、ソルビタン脂肪酸エステル等の非イオン界面活性
剤等があげられる。
製剤用補助剤としては、リグニンスルホン酸塩、アルギ
ン酸塩、ポリビニルアルコール、アラビアガム、CMC
(カルボキシメチルセルロース)、PAP(酸性リン酸
イソプロピル)等があげられる。
本発明化合物の施用方法として、茎葉散布、土壌処理、
種子消毒等があげられるが、通常当業者が利用するどの
ような施用方法にても用いることができる。
本発明化合物を農園芸用殺菌剤の有効成分として用いる
場合、その有効成分の施用量は、対象作物、対象病害、
病害の発生程度、製剤形態、施用方法、施用時期、気象
条件等によって異なるが、通常lアールあたり0.O1
〜50?、好ましくは0.05〜1054であり、乳剤
、水和剤、懸濁剤等を水で希釈して施用する場合、その
施用濃度は、0.0001〜0.5%、好ましくは0.
0005〜0.2%であり、粉剤、粒剤等はなんら希釈
することなくそのまま施用する。
本発明化合物で防除することができる植物病害として例
えば以下のような病害をあげることができる。
薄葉類、ダイコン類のべと病(Peronospora
brass 1cae )、ホウレン草のべと病(Pe
ronosporasI)inaciae)、タバコノ
ヘと病(PerOnO9pOratal)acina)
、キュウリノヘと病(Pseudoperono−sp
Ora  Cu1)ensis)、ブドウのべと病(p
lasmoparaviticola) sリンゴ、イ
チゴ、ヤクヨウニンジンの疫病(PhYtOI)hth
ora  cactorum)、トマト、キュウリの灰
色疫病(PhYtophthora  capsici
)、パイナツプルの疫病(PhYtOphthOra 
 cinnamomi)、ジャガイモ、トマト、ナスノ
疫病(PhYtOphthOrainfestans)
、タバコ、ソウマメ、ネギの疫病(Phlophtho
ra  n1cotianae  war、rBcot
ianae)、ホウレンソウ立枯病(PYthium 
 89. ) 、  キュウリ苗立枯病(P)’thi
um  aphaniciermatum)、コムキ褐
色雪腐病(PYthium  sp、)、’pバコ苗立
枯N(PYthium  debarYanum)、ダ
イズノpythiumrot (P)’thium a
Dhan3dermatum、 P、 del)arY
num、P。
rrregulare、P、 mYiotYlum、 
p、  Llliimam)。
さらに、本発明化合物は、畑地、水田、果樹園、茶園、
牧草地、乏生地等の農園芸用殺菌剤として用いることが
でき、他の農園芸用殺菌剤と混合して用いることもでき
る。さらに、殺虫剤、殺ダニ剤、殺線虫剤、除草剤、植
物生長調節剤、肥料と混合して用いることもできる。
〈発明の効果〉 本発明化合物は、種々の植物病原菌、特にべと病、疫病
等の藻菌類による植物病害に対して優れた効果を有し、
さらに被植物に対し薬害を示さないことから農園芸用殺
菌剤の有効成分として種々の用途に供しうる。
〈実施例〉 以下、本発明を製造例、製剤例および試験例により、さ
らに詳しく説明するが、本発明はこれらの実施例に限定
されるものではない。
まず、本発明化合物の製造例を示す。
製造例1 (化合物(1)) 2.4−ジメチルチアゾール−5−カルボアミノアセト
ニトリル5g(25ミリモル)を酢酸エチル100 m
に溶解後、47%臭化水素714.4g(25ミリモル
)を加えた。 これに、臭素8.2g (50ミリモル
)を室温で滴下し、50℃で15分間撹拌した。 反応
液を放冷後、氷玲しトリエチルアミン11.7g  (
115ミリモル)とピラゾール2.1g(30ミリモル
)との混液を加えた。
室温で30分間攪拌した後、反応液を50−の水で2M
洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を減圧留
去し油状物を得た。
これをカラムクロマトグラフィー(溶出液:n−ヘキサ
ン:酢酸エチル=1:1)で精製し2−(2,4−ジメ
チルチアゾール−5−カルボアミノ) −2−(1−ピ
ラゾリル)アセトニトリル2.95gを得た。(収率4
4%)mp 147−148℃ 製造例 2(化合物 (2)) 2.4−ジメチルチアゾール−5−カルボアミノアセト
ニトリル3.9g  (20ミリモル)を酢酸エチル8
0 mに溶解後、47%臭化水素#3.4g(20ミリ
モル)を加えた。 これに、臭素6.6g (40ミリ
モル)を室温で滴下し、50℃で15分間攪拌した。 
反応液を放冷後、氷ン令しトリエチルアミン9.0g 
 (89ミリモル)とトリアゾール1.66g(24ミ
リモル)との混液を加えた。
室温で30分間攪拌した後、反応液を50mの水で2回
洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を減圧留
去し油状物を得た。
これをカラムクロマトグラフィー(溶出液:n−ヘキサ
ン:酢酸エチル−1=1)で櫂製し2−(2,4−ジメ
チルチアゾール−5−カルボアミノ) −2−(1−ト
リアゾリル)アセトニトリル3.3gを得た。(収率6
3%)mp  112−113  @C 製造例 3(化合物 (4)) 4−メチル−2−エチルチアゾール−5−カルボアミノ
アセトニトリル4−2g (20ミリモル)を酢酸エチ
ル80mに溶解後、47%臭化水素酸3.4g(20ミ
リモル)を加えた。 これに臭素6.6g(40ミリモ
ル)を室温で滴下し、50℃で15分間攪拌した。 反
応液を放冷後、氷シ令しトリエチルアミン9.0g  
(89ミリモル)と3.5−ジメチルピラゾール2−3
g(24ミリモル)との混液を加えた。
室温で30分間攪拌した後、反応液を5(ldの水で2
I]洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を減
圧留去し油状物を得た。
これをカラムクロマトグラフィー(溶出液;n−ヘキサ
ン:酢酸エチル−1=1)で精製し。
2−(4−メチル−2−エチルチアゾール−5−カルボ
アミバー2−(3,5−ジメチル−1−ピラゾリル)ア
セトニトリル2.06gを得た。
(収率34%)    mp  170−172 ℃製
造g44(化合物 (6)) 2−メチル−4−11−プロピル鵞チアゾールー5−カ
ルボアミノアセトニトリル5.58g(25ミリモル)
を酢酸エチル100M1に溶解後、47χ臭化水素酸4
.4 g  (25ミリモル)を加えた。
これに、臭素8.2g (50ミリモル)を室温で滴下
し、 50″Cで15分間攪拌した。 反応液を放冷後
、水冷しトリエチルアミン11.7g(!1515モル
)とピラゾール2.1g(30ミリモル)との混液を加
えた。
室温で30分間撹拌した後、反応液を50afの水で2
回洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を減圧
留去し油状物を得た。
これをカラムクロマトグラフィー(溶出液;ローヘキサ
ン:酢酸エチル・1:1)で精製し。
2−(2−メチル−4−n−プロピルチアゾール−5−
カルボアミノ) −2−(1−ピラゾリル)アセトニト
リル4.28を得た。
(収率58%)    mp   146−147 ℃
製造例 5 (一般式(IV)で示されるアセトニトリ
ル誘導体の製造例) イミダゾール13.6F(0,2モル)の無水テトラヒ
ドロフラン(300g/)溶液に、水冷下、魔王チオニ
ル5.95’(0,05モル)を滴下し、滴下終了後、
室温下で30分間攪拌した。反応混合物に2−エチル−
4−メチルチアゾール−5−カルボン酸10.5 P 
(0,05モル)を加え、さらに1時間攪拌した。その
後、アミノニトリル塩酸塩7F(0,075モル)を加
え、さらにトリエチルアミン7.61(0,075モル
)を滴下した。滴)終了後、2時間室温下に攪拌を続け
た。反応液を誠日下に濃縮し、残71に水を加え、酢酸
エチルで2回抽出した。有機層を無水硫酸マグネシウム
で乾燥後、■酸エチルを減H下に留去して半固形物を得
た。酢酸エチル/ヘキサンより再結晶を行ない4−エチ
ル−2−メチル−チアゾール−5−カルボキシアミノア
セトニトリル66?を得た。 収率63%。mp99−
100℃ このような製造法によって製造できる本発明化合物のい
くつかを第1表に示す。
第  1  表 次に一般式(IV)で示されるアセトニトリル誘導体の
いくつかを第2表に示す。
第2表 一般式 で示されるアセトニトリル誘導体 次に製剤例を示す。なお、部は重量部を表わす。
製剤例! 本発明化合物(1)〜(6)各々50部、リグニンスル
ホン酸カルシウム3部、ラウリル硫酸ナトリウム2部お
よび合成含水酸化珪素45部をよく粉砕混合することに
より本発明化合物夫々の水和剤を得ることができる。
製剤例2 本発明化合物(1)〜(6)各々25部、ポリオキシエ
チレンソルビタンモノオレエート3部、CMC3部およ
び水69部を混合し、有効成分の粒度が5ミクロン以下
になるまで湿式粉砕することにより本発明化合物夫々の
懸濁剤を得ることができる。
製剤例3 本発明化合物(1)〜(6)各々2部、カオリンクレー
88部およびタルク10部をよく粉砕混合することによ
り本発明化合物夫々の粉剤を得ることができる。
製剤例4 本発明化合物(1)〜(6)各々20部、ポリオキシエ
チレンスチリルフェニルエーテル14部、ドデシルベン
ゼンスルホン酸カルシウム6部、およびキシレン60部
をよく混合することにより本発明化合物夫々の乳剤を得
ることができる。
製剤例5 本発明化合物(1)〜(6)各々2部、合成含水酸化珪
素1部、リグニンスルホン酸カルシウム2部、ベントナ
イト30部およびカオリンクレー65部をよく粉砕混合
し、水を加えてよく練り合わせた後、造粒乾燥すること
により本発明化合物夫々の粒剤を得ることができる。
次に、本発明化合物が農園芸用殺菌剤として有用である
ことを試験例で示す。なお、比較対照に用いた化合物は
第3表の化合物記号で示す。
第   3   表 また防除効力は、調査時の供試植物の発病状態すなわち
葉、茎等の菌叢、病斑の程度を肉眼観察し、菌叢、病斑
が全く認められなければ「5」、10部程度認められれ
ば「4」、80部程度認められれば「3」、50部程度
認められれば「2」、70部程度認められれば「1」、
それ以上で化合物を供試していない場合の発病状態と差
が認められなければ「0」として、6段階に評価し、そ
れぞれ5.4,8,2,1.Oで示す。
試験例1 ジャガイモ疫病防除試験(予防効果)プラス
チックポットに砂壌土を詰め、ジャガイモ(ダンシャク
)を播覆し、温室内で20日間育成した。その後、製剤
例1に準じて水和剤にした供試薬剤を水で希釈して所定
濃度にし、それを集画に充分付着するように茎葉散布し
た。散布後、ジャガイモ疫病菌の胞子懸濁液を噴g、接
皿した。接覆後、20℃、多湿下で18置いた後、さら
に照明下で5日間生育し、防除効力を調査した。
その結果を第4表にしめす。
第   4   表 試験例2 ジャガイモ疫病防除試験(治療効果)プラス
チックポットに砂壌土を詰め、ジャガイモ(ダンシャク
)を播冒し、温室内で40日間育成した。その後、ジャ
ガイモ疫病菌の胞子懸濁液を噴g1接覆した。接種後、
20°C1多湿下で18置いた後、製剤例1に準じて水
和剤にした供試薬剤を水で希釈して所定濃度にし、それ
を葉面に充分付着するように茎葉散布した。散布後、さ
らに照明下で7日間生育し、防除効力を調査した。その
結果を第5表に示す。
第   5   表 試験例3 ブドウベと病防除試験(治療効果)プラスチ
ックポットに砂壌土を詰め、ブドウを磐覆し、温室内で
50日間育成した。第6〜7本葉が展開したブドウの幼
苗に、ブドウベと病蔚の胞子懸濁液を噴霧、接種した。
接種後、20°C1多湿下で18置いた後、製剤例1に
準じて水和剤にした供試薬剤を水で希釈して所定濃度に
し、それを葉面に充分付着するように茎葉散布した。散
布後、さらに照明下で8日間生育し、防除効力を調査し
た。
その結果を第6表にしめす。
第   6 表 試験例4  トマト疫病防除試験(予防効果)プラスチ
ックポットに砂壌土を詰め、トマト(ポンチローザ)を
播覆し、温室内で20日間育成した。第2〜3本葉が展
開したトマトの幼苗に、製剤例1に準じて水和剤にした
供試薬剤を水で希釈して所定濃度にし、それを葉面に充
分付着するように茎葉散布した。
散布後、トマト疫病rの胞子懸濁液を噴霧、接種した。
接種後、20’C,多湿下で18置いた後、さらに照明
下で5日間生育し、防除効力を調査した。その結果を第
7表ζこしめす。
第7表 試験例5 トマト疫病防除試験(治療効果)プラスチッ
ク/、トに砂壌土を詰め、トマト(ポンチローザ)を播
厘し、温室内で50日間育成した。第6〜7本葉が展開
したトマトの幼苗に、トマト疫病菌の胞子懸濁液を噴霧
、接種した。接種後、20°C1多湿下で18置いた後
、製剤例1に準じて水和剤にした供試薬剤を水で希釈し
て所定濃度にし、それを葉直に充分付着するように茎葉
散布した。
散布後、さらに照明下で5日間生育し、防除効力を調査
した。その結果を第8表にしめす。
第   8   表 試験例6  トマト疫病防除試験(浬透移行効果)プラ
スチックポットに砂壌土を詰め、トマト(ポンチローザ
)を播覆し、温室内で20日間育成した。第2〜3本葉
が展開したトマトの幼苗に、製剤例2に準じて懸濁剤に
した供試薬剤を水で希釈して、その所定量を土壌に潅注
した。潅注後、1日間温室内で育成し。
トマト疫病菌の胞子懸濁液を噴霧、接種した。
接皿後、20°C1多湿下で18置いた後、さらに照明
下で5日間生育し、防除効力を調査した。その結果を第
9表にしめす。
第9表 試験例7 キュウリベと病防除試験(予防効果)プラス
チックポットに砂壌土を詰め、キュウリ(相撲半白)を
播覆し、温室内で14日間育成した。その後、製剤例1
に準じて水和剤にした供試薬剤を水で希釈して所定濃度
にし、それを葉面に充分付着するように茎葉散布した。
散布後、キュウリベと病菌の胞子懸濁液を噴霧、接種し
た。接種後、20℃、多湿下で18置いた後、さらに照
明下で5日間生育し、防除効力を調査した。
その結果を第1O表にしめす。
第10表 試験例8 キュウリベと病防除試験(治原効果)プラス
チックポットに砂壌土を詰め、キュウリ(相撲半白)を
播覆し、温室内で14日間育成した。子葉期のキュウリ
にキュウリベと病菌の胞子懸濁液を噴霧、接種した。接
種後、20℃、多湿下で18置いた後、製剤例1に準じ
て水和剤にした供試薬剤を水で希釈して所定濃度にし、
それを葉面に充分付着するように茎葉散布した。散布後
、さらに照明下で8日間生育し、防除効力を調査した。
その結果をMII表にしめす。
第11表 試験例9 薬害試験 ブドウ、トマト(fンテローザ〕、キュウ1バ相模半白
)の幼苗に製剤例1に準じて水和剤にした供試薬剤を水
で希釈して所定濃度にし、それを葉面に充分付着するよ
うに茎葉散布した。散布後、温室内で2週間生育し、薬
害の程度を調査した。その結果を第12表にしめす。
薬害は、散布後調査時までの供試植物の生育の程度を肉
眼観察し、0,1,2,8.4゜5の6段階で評価した
「5」:薬害が激しく、生育が認められない「OJ:薬
害が認められない。
第12表

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、R^1およびR^2は、同一または相異なり、
    炭素数1〜3のアルキル基またはフェニル基を表わし、
    Xはメチル基で置換されていてもよい1−ピラゾリル基
    または1−トリアゾリル基を表わす。〕 で示されるアミド誘導体。
  2. (2)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、R^1およびR^2は、同一または相異なり、
    炭素数1〜3のアルキル基またはフェニル基を表わし、
    Yはハロゲン原子を表わす。〕で示されるハロアセトニ
    トリル誘導体と一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、Xはメチル基で置換されていてもよい1−ピラ
    ゾリル基または1−トリアゾリ ル基を表わす。〕 で示される化合物とを反応させることを特徴とする請求
    項1記載のアミド誘導体の製造法。
  3. (3)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、R^1およびR^2は、同一または相異なり、
    炭素数1〜3のアルキル基またはフェニル基を表わす。 〕 で示されるアセトニトリル誘導体。
  4. (4)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、R^1およびR^2は、同一または相異なり、
    炭素数1〜3のアルキル基またはフェニル基を表わし、
    Yはハロゲン原子を表わす。〕で示されるハロアセトニ
    トリル誘導体。
  5. (5)請求項3記載のアセトニトリル誘導体とハロゲン
    化剤とを反応させ、請求項4記載のハロアセトニトリル
    誘導体を得、次いでこれと一般式 X−H 〔式中、Xはメチル基で置換されていてもよい1−ピラ
    ゾリル基または1−トリアゾリ ル基を表わす。〕 で示される化合物とを反応させることを特徴とする請求
    項1記載のアミド誘導体の製造法。
  6. (6)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、Xはメチル基で置換されていてもよい1−ピラ
    ゾリル基または1−トリアゾリ ル基を表わす。〕 で示されるチアゾールカルボン酸と一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、Zは硫黄原子または炭素原子を表わす。〕 で示されるジイミダゾール化合物とを反応させて一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、R^1およびR^2は、同一または相異なり、
    炭素数1〜3のアルキル基またはフェニル基を表わす。 〕 で示されるイミダゾリルカルボニルチアゾール誘導体を
    得、次いでこれと式 H_2NCH_2CN で示されるアミノアセトニトリルまたはその塩とを反応
    させることを特徴とする請求項3記載のアセトニトリル
    誘導体の製造法。
  7. (7)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、R^1およびR^2は、同一または相異なり、
    炭素数1〜3のアルキル基またはフェニル基を表わし、
    Vはハロゲン原子を表わす。〕で示されるチアゾールカ
    ルボン酸ハライドと式 H_2NCH_2CN で示されるアミノアセトニトリルまたはその塩とを反応
    させることを特徴とする請求項3記載のアセトニトリル
    誘導体の製造法。
  8. (8)一般式 R^2COCH_2CONHCH_2CN 〔式中、R^2は、炭素数1〜3のアルキル基またはフ
    ェニル基を表わす。〕 で示されるアシルアセトアミド誘導体と一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、R^1は、炭素数1〜3のアルキル基またはフ
    ェニル基を表わす。〕 で示されるチオアミド誘導体とをハロゲン化剤の存在下
    に反応させることを特徴とする請求項3記載のアセトニ
    トリル誘導体の製造法。
  9. (9)請求項1記載のアミド誘導体を有効成分として含
    有することを特徴とする農園芸用殺菌剤。
JP32241288A 1987-12-21 1988-12-20 アミド誘導体、その製造法およびそれを有効成分とする農園芸用殺菌剤 Pending JPH01250379A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6933308B2 (en) 2002-12-20 2005-08-23 Bristol-Myers Squibb Company Aminoalkyl thiazole derivatives as KCNQ modulators
US7273866B2 (en) 2002-12-20 2007-09-25 Bristol-Myers Squibb Company 2-aryl thiazole derivatives as KCNQ modulators

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6933308B2 (en) 2002-12-20 2005-08-23 Bristol-Myers Squibb Company Aminoalkyl thiazole derivatives as KCNQ modulators
US7273866B2 (en) 2002-12-20 2007-09-25 Bristol-Myers Squibb Company 2-aryl thiazole derivatives as KCNQ modulators

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