JPH02131474A - アミド誘導体、その製造法、それを有効成分とする農園芸用殺菌剤および中間体 - Google Patents

アミド誘導体、その製造法、それを有効成分とする農園芸用殺菌剤および中間体

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JPH02131474A
JPH02131474A JP11687589A JP11687589A JPH02131474A JP H02131474 A JPH02131474 A JP H02131474A JP 11687589 A JP11687589 A JP 11687589A JP 11687589 A JP11687589 A JP 11687589A JP H02131474 A JPH02131474 A JP H02131474A
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JP
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formula
general formula
alkyl group
represented
carbon atoms
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Application number
JP11687589A
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Tomoyuki Kusaba
草場 友之
Masahiro Tamaoki
昌宏 玉置
Tamon Uematsu
植松 多聞
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Sumitomo Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Chemical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は新規なアミド誘導体、その製造法、それを有効
成分とする農園芸用殺菌剤および中間体に関する。
〈従来の技術〉 農園芸用殺菌剤として、特に疫病、べと病分野で現在広
く用いられているものにキヤブタン、キャプタホル、ジ
チオカーバメート系薬剤が知られている。しかしながら
、これらの薬剤はすべて予防的な効果しか認められず、
治療効果を示さず、発病後の薬剤処理による病害防除に
は問題がある。
すなわち、植物病害防除の実際的な散布状況類の防除薬
には高い予防効力と共に優れた浸透移行性と治療的な効
力が大きく求められる。この様な状況}に浸透移行性に
優れ、治療活性を有するメタラキシル(N−(2.6−
ジメチルフェニル)−N−(2’−メトキシアセチル)
アラニン メチルエステル)が開発されたが、短期間に
耐性菌が現れたため、その優れた治療活性は発揮されて
いない。
現在、特にブドウの病害防除分野では新しい作用性を有
し、かつ優れた浸透移行性を有する治療・剤の出現が望
まれている。
従来、殺菌または除草活性を有するア芝ド系化合物とし
て、特開昭57−1769:118号公報、特開昭60
−169405号公報、特開昭6 0  2 5 5 
7 5 9 号公報wIrI!863  119463
号頌等に記載の化合物が知られている。
〈発明が解決しようとする課題〉 しかしながら、これらの化合物は、それらの植物病害防
除に対する効力において、特にべと病、疫病等の藻菌類
の植物病害防除に対して効力面および浸透移行性の面で
不充分であったり、被防除植物に対する薬害が極めて強
いなどの理由で必ずしも満足すべきものとは言い難い。
〈課題を解決するための手段〉 本発明者らは、このような状況に鑑み、植物病害に対す
るすぐれた効力を有し、かつ薬害の少ない化合物を開発
すべく、種々検討した結果、本発明のアミド誘.導体が
植物病害に対するすぐれた一一■寵一治療効力を有し、
浸透移行性に優れ、さらに、従来の技術では解決できな
かクた薬害を示さないことを見出し、本発明に至りた。
すなわち、本発明は一般式 〔式中 RlおよびR2は、同一または相異なり、炭素
数1〜3のアルキル基を表わし R3は1低級アルキル
基、低級ハロアルキル基、低級シアノアルキル基または
低級アルキニル基を表わし、Xは酸素原子または硫黄原
子を表わす。〕 で示されるアミド誘導体(以下、本発明化合物ものであ
る。
以下、本発明について詳しく説明する。
本発明化合物は、一般式 R2 〔式中、R1およびR2は前記と同じ意味を表わし、Y
はハロゲン原子を表わす。〕 で示されるハロアセトニトリル誘導体と一般式R’ −
 X − H       (m)〔式中、R3および
Xは前記と同じ意味を表わす。〕 で示される化合物とを反応させることにより得られる。
上記の製造法において、該反応の反応温度および反応時
間は、通常、約−30〜約50℃の範囲、約30分〜約
24時間、好ましくは、約1〜約8時間の範囲で充分そ
の目的を達することができる。
該反応は、通常、塩基の存在下で行うが、塩基としては
、ピリジン、トリエチルアミン、N,N−ジメチルアニ
リン、トリブチルアミン、N−メチルモルホリン等p第
3級アミン、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸
カルシウム等の無機塩基等があげられる。
該反応に供せられる試剤の量は、一般式(II)で示さ
れるハロアセトニトリル誘導体1当量に対して一般式(
m)で示される化合物は、約1〜約2当量、塩基は約1
〜約7当量である。
上記反応に於いて、溶媒は必ずしも必要ではないが通常
は溶媒の存在下に行われる。
該反応に使用しうる溶媒としては、ヘキサン、ヘプタン
、リグロイン、石油エーテル等の脂肪族炭化水素類、ベ
ンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素類、ク
ロロホルム、四塩化炭素、ジクロロエタン、クロロベン
ゼン、ジクロロベンゼン等のハロゲン化炭化水素類、シ
エチルエーテル、ジイソブ口ピルエーテル、ジオキサン
、テトラヒド口フラン、エチレングリコールジメチルエ
ーテル等のエーテル類、アセトン、メチルエチルケトン
、メチルイソブチルケトン、イソホロン、シクロヘキサ
ノン等のケトン類、蟻酸エチル、酎酸ブチル、炭酸ジエ
チル等のエステル類、ニトロメタン、ニトロベンゼン等
ノ二トロ化物、アセトニトリル、イソブチルニトリル等
のニトリル類、ホルムアミド、NtN−ジメチルホルム
アミド、N,N−ジメチルアセトアミド等の酸アミド類
ジメチルスルホキシド、スルホラン等の硫黄化合物等ま
たはそれらの混合物があげられる。
反応終了後の反応液は、水洗後、有機層を減圧濃縮する
等の通常の後処理を行い、必要に応じ、クロマトグラフ
ィー、再結晶等の操作によって精製することにより、目
的の本発明化合物を得ることができる。
上記反応に用いられる一般式CI+)で示されるハロア
セトニトリル誘導体は、一般式 R2 〔式中 Rl およびR2は前記と同じ意味を表わす。
〕 で示されるアセトニトリル誘導体とハロゲン化剤とをル
イス酸の存在下反応させることにより得られる。
該反応の反応温度および反応時間は、通常約10〜約5
0゜Cの範囲、瞬時〜約3時間の範囲で充分その目的を
達することができる。
該反応に用いられるハロゲン化剤としては、例えば、塩
素、臭素、過臭化臭化ピリジニウム等があげられる。
またルイス酸としては、塩酸、臭化水素酸、三臭化リン
等があげられる。
上記反応に供せられる試剤の量は一般式[rV)で示さ
れるアセトニトリル誘導体1当量に対して、ハロゲン化
剤は約1当量〜約2当量であり、ルイス酸は触媒量〜約
1当量である。
上記反応において溶媒は必ずしも必要ではないが、通常
は溶媒の存在下に行なわれる。
該反応LC使用しうる溶媒としてはヘキサン、ヘプタン
、リグロイン、石油エーテル等の脂肪族炭化水素類、ヘ
ンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素類、ク
ロロホルム、四塩化炭素、ジクロ口エタン、クロロベノ
ゼン、ジクロ口ベンゼン等のハロゲン化炭化水素類、エ
チレングリコールジメチルエーテル、ジエチレングリコ
ールジメチルエーテル等のポリエーテル類、アセトン、
メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、イソホ
ロン、シクロヘキサノン等のケトン類、ギ酸エチル、酢
酸エチル、酢酸ブチル、炭酸ジエチル等のエステル類等
またはそれらの混合物があげられる。
なお、一般式(II)で示されるハロアセトニトリル誘
導体が、化学的に不安定なため、通常は単離せず次の反
応に供される。
また上記反応に用いられる一般式(mV)で示されるア
セトニトリル誘導体は一般式 〔ζ中、R1およびR2は前記と同じ意味を表わす。〕 で示されるチアゾールカルボン酸とN,N−チオニルジ
イミダゾールまたはN,N一カルボニルジイミダゾール
とを反応させて一般式〔式中、R1およびR2は前記と
同じ意味を表わす。〕 で示されるイミダゾリルカルボニルチアゾール誘導体を
得、ついでこれと式 H2NCR20N       (■〕で示されるアミ
ノアセトニトリルまたはその塩とを反応させることによ
り得ることができる。
上記反応の反応温度および反応時間は、通常、一約30
〜約100℃、好ましくは約θ℃〜50℃の範囲、約3
0分〜約24時間、好ましくは、約1〜約8時間の範囲
で充分その目的を達することができる。
該反応に供せられる試剤の量は、一般式(Vl)で示さ
れるイミダゾリルカルボニル′チアゾール誘導体l当量
に対して、式〔■〕で示されるアミノアセト;トリルは
、約l〜約2当量である。
上記反応に於いて、溶媒は必ずしも必要ではないが、通
常は溶媒の存在下に行なわれる。該反応に使用しうる溶
媒としては、ヘキサン、ヘブタン、リグロイン、石油エ
ーテル等の脂肪族炭化水素類、ベンゼン、トルエン、キ
シレン等の芳香族炭化水素類、クロロホルム、四塩化炭
素、ジクロロエタン、クロロベンゼン、ジクロロベンゼ
ン等のハロゲン化炭化水素類、ジエチルエーテル、ジイ
ソブロビルエーテル、ジオキサン、テトラヒド口フラン
、エチレングリコールジメチルエーテル等のエーテル類
、a酸エチル、酢酸ブチル、炭酸ジエチル等のエステル
類、ニトロメタン、二トロベンゼン等のニトロ化物、ア
セトニトリル、イソブチルニトリル等のニトリル類、メ
チルアセトアミド等の酸アミド類、ジメチルスルホキシ
ド、スルホラン等の硫黄化合物等があげられる。
反応終了後の反応液は、水洗後、有機層を減圧濃縮する
等の通常の後処理を行ない、必要に応じ、クロマトグラ
フィー、再結晶等の操作によって精製することにより、
目的の本発明化合ダゾリルカルボニルチアゾール誘導体
が化学的に不安定なため、通常は単離せずに、次の反・
応に供する。
また上記反応に用いられるチアゾールカルボン酸は、A
nnalen, 1 889 * 250 * 260
に記載されている方法により合成できる。
また上記反応に用いられる一般式[IV)で示されるア
セトニトリル誘導体は一般式 R2 〔式中、R1およびR2は前記と同じ意味を表わす。〕 で示されるチアゾールカルボン酸クロリドと式〔■〕で
示されるアミノアセトニトリルまたはその塩とを反応さ
せて得ることもできる。
上記反応の反応温度および反応時間は、通常約−80〜
約50℃、好ましくは約0℃〜室温の範囲、約30分〜
約24時間、好ましくは、約1〜約8時間の範囲で充分
その目的を達することができる。
該反応は、通常、塩基の存在下で行うが、塩基としては
、ピリジン、4−ジメチルアミノピリジン、トリエチル
アミン、N,N−ジメチルアニリン、トリブチルアミン
、N−メチルモルホリン等の第3級アミン、水酸化ナト
リウム、水酸化カリウム、炭酸カルシウム、水素化ナト
リウム等の無機塩基等があげられる。
該反応に供せら九る試剤の量は、一般式〔■〕で示され
るチアゾールカルボン酸クロリド1当量に対して、式〔
■〕で示されるア=,yアセトニトリルおよび塩基は、
それぞれ約1〜約2当量である。
上記反応に於いて、溶媒は必ずしも必要ではないが、通
常は溶媒の存在下に行なわれる。該反応に使用しうる溶
媒としては、ヘキサン、ヘプタン、リグロイン、石油エ
ーテル等の脂肪族炭化水素類、ベンゼン、トルエン、キ
シレン等の芳香族炭化水素類、クロロホルム、四塩化炭
素、ジクロ口エタン、クロロベンゼン、ジクロ′ロベン
ゼン等のハロゲン化炭化水素類、ジエチルエーテル、ジ
イソプロビルエーテル、ジオキサン、テトラヒド口フラ
ン、エチレングリコールジメチルエーテル等のエーテル
類、アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチル
ケトン、イソホロン、シクロヘキサノン等のケトン類、
蟻酸エチル、酢酸ブチル、炭酸ジエチル等のエステル類
、ニトロメタン、ごトロベンゼン等のニトロ化物、アセ
トニトリル、イソブチルニトリル等のニトリル類、ホル
ムアミド、N,N一ジメチルホルムア疋ド、N,N−ジ
メチルアセトアミド等の酸アミド類、ジメチルスルホキ
シド、スルホラン等の硫黄化合物、水またはそれらの混
合物等があげられる。
反応終了後の反応液は、水洗後、有機層を減圧濃縮する
等の通常の後処理を行ない、必要に応じ、クロマトグラ
フィー、再結晶等の操作によって精製することにより、
一般式[rV)で示されるアセトニトリル誘導体を得る
ことができる。
一般式〔■〕で示されるチアゾールカルボン酸クロリド
の合成法は、J. Chem Soc  601−60
3(1945)に記載されている。
また上記反応に用いられる一般式[IV)で示されるア
セトニトリル誘導体は、一般式 R” −COCH2CONHCH2CN    (IX
 )〔式中、R2は前記と同じ意味を表わす。〕で示さ
れるアシルアセトアミド誘導体と一般式S R’−CNH2(X) 〔式中、R1 は前記と同じ意味を表わす。・〕で示さ
れるチオアミド誘導体との混合物にハロゲン化剤を反応
させて得ることができる。
上記反応の反応温度および反応時間は通常約30〜約1
00゜C,好ましくは約0゜C〜80゜Cの範囲、約3
0分〜約24時間、好ましくは約l〜約8時間の範囲で
充分その目的を達することができる。該反応に供せられ
る試剤の量は一般式[IX)で示されるアシルアセトア
芝ド誘導体1当限に対して一般式(X)で示されるチオ
アミド誘導体およびハロゲン化剤はそれぞれ約1〜約2
当量である。
ハロゲン化剤としては、塩素、臭素、塩化スルフリル等
があげられる。
上記反応に於いて、溶媒は必ずしも必要ではないが、通
常は溶媒の存在}に行なわれる。該反応に使用しうる溶
媒としては、例えばヘキサン、ヘブタン、リグロイン、
石油エーテル等の脂肪族炭化水素類、ベンゼン、トルエ
ン、キシレン等の芳香族炭化水素類、クロロホルム、四
塩化炭素、シクロロエタン、クロロベノゼン、ジクロロ
ベンゼン等のハロゲン化炭化水素類、ジエチルエーテル
、ジイソプ口ピルエーテル、ジオキサン、テトラヒド口
フラン、エチレングリコールジメチルエーテル等のエー
テル類、アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブ
チルケトン、イソホロン、シクロヘキサノン等のケトン
類、蟻酸エチル、酢酸エチル、酢酸ブチル、炭酸ジエチ
ル等のエステル類、ニトロメタン、ニトロベンゼン等の
ニトロ化物、アセトニトリル、イソブチルニトリル等の
ニトリル類、ホルムアミド、N,N−ジメチルホルムア
ミド、N,N−ジメチルアセトアミド等の酸アミド類、
ジメチルスルホキシド、スルホラン等の硫黄化合物があ
げられる。また上記の溶媒を混合して用いることもでき
る。
反応終了後の反応液は、水洗後、有機層を減圧濃縮する
等の通常の後処理を行ない、必要に応じ、クロマトグラ
フィー、再結晶等の操作によって精製することにより、
一般式(■)で示されるアセトニトリル誘導体を得るこ
とができる。
なお、本発明化合物は1個の不斉炭素に由来する光学異
性体を有するがこれらの光学異性体も本発明に含まれる
本允明蛤物は農園芸用殺菌剤の有効成分として、他の何
らの成分も加えずそのままでも用いることができる。し
かし通常は、本発明化合物は固体担体、液体担体、界面
活性剤その他の製剤用補助剤と混合して、乳剤、水和剤
、懸濁剤、粉剤、粒剤等に製剤して用いられる。この場
合、有効成分である本発明化合物の製剤中での有効成分
含有量は0.1〜99.9%、好ましくは1〜90%で
ある。
上述の固体担体としては、カオリンクレーアッタパルジ
ャイトクレー、ベントナイト、酸性白土、パイロフィラ
イト、タルク、珪藻土、方解石、トウモロコシ穂軸粉、
クルミ殼粉、尿素、硫酸アンモニウム、合成含水酸化珪
素等の微粉末あるいは粒状物があげられ、液体担体とし
ては、キシレン、メチルナフタレン等の芳香族炭化水素
類、イソブロパノール、エチレングリコール、セロソル
ブ等のアルコール類、アセトン、シクロヘキサノン、イ
ソホロン等のケトン類、大豆油、綿実油等の植物油、゜
ジメチルスルホキシド、アセトニトリル、水等があげら
れる。
乳化、分散、湿展等のために用いられる界面活性剤とし
ては、アルキル硫酸エステル塩、アルキル(アリール)
スルホン酸塩、ジアルキルスルホコハク酸塩、ポリオキ
シエチレンアルキルアリールエーテルリン酸エステル塩
、ナフタレンスルホン酸ホルマリン縮合物等の陰イオン
界面活性剤、ポリオキシエチレンアルキルエーテル,ポ
リオキシエチレンポリオキシプロピレンブロックコポリ
マー ソルビタン脂肪酸エステル等の非イオン界面活性
剤等があげられる。
製剤用補助剤としては、リグニンスルホン酸塩、アルギ
ン酸塩、ポリビニルアルコール、アラビアガム、CMC
(カルボキシメチルセルロース)、PAP(酸性リン酸
イソプロビル)等があげられる。
本発明化合物の施用方法として、茎葉散布、土壌処理、
種子消毒等があげられるが、通常当業者が利用するどの
ような施用方法にても用いることができる。
本発明化合物を農園芸用殺菌剤の有効成分として用いる
場合、その有効成分の施用量は、対象作物、対象病害、
病害の発生程度、製剤形態、施用方法、施用時期、気象
条件等によって異なるが、通常1アールあたり0.Ol
〜501、好ましくは0.05〜lOv−であり、乳剤
、水和剤、懸濁剤等を水で希釈して施用する場合、その
施用濃度は、0.0001〜0,5%、好ましくは0.
 0 0 0 5〜0.2%であり、粉剤、粒剤等はな
んら希釈することなくそのまま施用する。
本発明化合物で防除することができる植物病害として例
えば以下のような病害をあげることができる。
茫菜類、ダイコン類ノヘト病(PerOnOSpOra
1)rassicae)、ホウレン草のべと病(per
onosporaspinaciae)、タバコのべと
病(Peronosporatabacina)、キュ
ウリノヘと病(Pseudoperonospora 
 Cul)ensis),ブドウのべと病(Plasm
oparaviticOla) 、リンゴ、イチゴ、ヤ
クヨウニンジンの疫病(Pb)’to1)hthora
  cactorum)、トマト、キュウリの灰色疫病
(Ph)’tophthora  capsici)、
パイナップルの疫病(Pb)’toI)hthora 
 cinnamomi)、ジャガイモ、トマト、ナスの
疫病(Pb)’t01)hthorain[estan
s)、タバコ、ソラマメ、ネギの疫病(Phytol)
hthorl  nicOtianae  War, 
 nicOjianae)、ホウレンソウ立枯病(Py
thium  sp.)、キュウリ苗立枯病(PVth
ium  aphanidermajum)、コムギ褐
色雪腐病(Plhium  81) )、タパコ苗立枯
病(PYthium  (1ebaryanum)、ダ
イズノPythi11mrot (PYthium a
l)}Ianidermatum. P.del)ar
Ynum,P.irregulare,P.#i0tY
lum,P.ultimam)。
さらに、本発明化合物は、畑地、水田、果樹園゜、茶園
、牧草地、芝生地等の農園芸用殺菌剤として用いること
ができ、他の農園芸用殺菌剤と混合して用いることもで
きる。さらに、殺虫剤、殺ダニ剤、殺線虫剤、除草剤、
植物生長調節剤、肥料と混合して用いることもできる。
〈発明の効果〉 本発明化合物は、種々の植物病原菌、特にべと病、疫病
等の藻菌類による植物病害に対して優れた効果を有し、
さらに被植物に対し薬害を示さないことから農園芸用殺
菌剤の有効成分として揮々の用途に供しうる。
〈実施例〉 以下、本発明を製造例、製剤例および試験例により、さ
らに詳しく説明するが、本発明はこれらの実施例に限定
されるものではない。
まず、本発明化合物の製造例を示す。
製造例1(化合物(2)) 2.4−ジ〆チルチアゾール−5一カルボアミノアセト
ニトリル2iF(10mmol)の酢酸エチル(40m
/)溶液に無水硫酸マグネシウム5yおよび臭素8.2
 S’ (2 0mmol) を加えた。反応混合物を
激しく攪拌しながら室温下に47%臭化水素酸1.72
(10mmol)  を滴下し、滴下終了後、さらに1
時間攪拌した。水冷下、反応液にトリエチルアミン5.
1 9 (5 0mmol )とエタノール0.5 1
 9 (1 1mmol )の混合物を滴下し、滴下後
室温下で1時間攪拌した。反応液を水で2回洗浄し、無
水硫酸マグネシウムで乾燥後、酢酸エチルを減圧留去し
て油状物を得た。油状物をシリカゲルカラムクロマトグ
ラフィー(溶出液:n−ヘキサン:酢酸エチル=2:1
)で精製し、2−エトキシ−2−(2.4−ジメチルチ
アゾールー5一カルボキシアミノ)アセトニトリル1.
455’を得た。
収率6 0 X  NMR (CDC 13)δppm
 7.52 (LH.d).6.13 (LH, d)
, 8.75 (2H. q). 2.68 (6H,
 sL1.28 (3H.t) 製造例2(化合物(4)) 2.4−ジメチルチアゾール−5一カルボアミノアセト
ニトリル4゜’.0 9 (2 0mmol)  の酢
酸エチル(70,./)溶液に無水硫酸マグネシウム1
0Vおよび臭素6.5 ’i (4 0mmol )を
加えた。反応昆合物を激しく攪拌しながら室温下に47
%臭化水素酸3.4 9 (2 0mmol )を滴下
し、滴下終了後、さらに1晩攪拌した。水冷下、反応液
にトリエチルアミン1 0f (1 0 0mmol)
と1−ブチンー3−オール2. I S’ (10 m
mol) (7)混合物を滴下し、滴下後室温下で1時
間攪拌した。反応液を水で2回洗浄し、無水硫酸マグネ
シウムで乾燥後、酢酸エチルを減圧留去して油状物を得
た。
油状物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出液
;n−ヘキサン:酢酸エチル=2:1)で精製し、2−
(ブチニルー3−オキシ)−2−(2.4−シメチルチ
アゾールー5−カルボキシアミノ)アセトニトリル2.
8Li(ジアステレオマー混合物)を得た。
収率53% NMR(CDC/3)  δppm  6
.90(IH. d) . 6.4L 6.4.0 (
LH, d) . 4.55 (IH, m) ,2.
68 (6H,s).1.53.1.48 (3H.d
)製造例3(化合物(6)) 4−エチル−2−メチルチアゾール−5一カルボアミノ
アセトニトリル2.15’ (1 0mmol )の酢
酸エチル(40−)溶液に無水硫酸マグネシウム59お
よび臭素3.2 9 (2 0mmol )を加エタ。
反応混合物を激しく攪拌しながら室温下に47X臭化水
素酸1.7ノ(10mmol)を滴下し、滴下終了後さ
らに1時間攪拌した。水冷下、反応液にトリ:L チ/
l/ 7ミン5.1 ! (5 0mtnol )とエ
タノール59 (1 08mmol ) c7)混合物
ヲ滴下シ、滴下後室温下で1時間攪拌した。反応液を水
で2回洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、酢酸エ
チルを減圧留去して油状物を得た。油状物をシリカゲル
力ラムクロマトグラフィー(溶出液in−ヘキサン:酢
酸エチル=2:1)で精製し、2一エトキシ−2−(4
−エチル−2−メチルチアゾール−5−カルボキシアミ
ノ)アセトニトリル1.2タを得た。
収率48% mp.126−7℃ 製造例4(化合物(7)) 4−エチル−2−メチルチアゾール−5一カルボアミノ
アセトニトリル2.1 y( 1 0mmol )の酢
酸エチル(40mZ)溶液に無水硫酸マグネシウム5タ
および臭素8.2 S’ (2 0mmol)を加えた
反応混合物を激しく攪拌しながら室温下に47%臭化水
素酸1.7ノ(10mmol)を滴下し、滴下終了後さ
らに1時間攪拌した。水冷下、反応液にトリエチルアミ
ン5.05y(50mmol)とn一プロパノール0.
77(llmmol)の混合物を滴下し、滴下後室温下
で1晩攪拌した。反応液を水で2回洗浄し、無水硫酸マ
グネシウムで乾燥後、酢酸エチルを減圧留去して油状物
を得た。油状物をシリカゲルカラムクロマトグラフィ−
(溶出液;n−ヘキサン:酢酸エチル=2 : 1)で
精製し、2−n−プロポキシー2−(4−エチル−2−
メチルチアゾール−5−カルボキシアミノ)アセトニト
リル1.42を得た。
収率52% mp.95−6℃ 製造例5(化合物(101) 4−エチル−2−メチルチアゾール−5一カルポアミノ
アセトニトリル2.1 9 (1 0mmol)の酢酸
エチル(40m/)溶液に無水硫酸マグネシウム5グお
よび臭素:d.29 (20mmol)を加えた。
反応混合物を激しく攪拌しながら室温下に47%臭化水
素酸1.7 y( 1 0 mmol)を滴下し、滴下
終了後さらに1時間攪拌した。水冷下、反応液にトリエ
チルアミ75.0 5 y (5 0mmol)と1一
ブチンー3−オール0.8 9 ( 1 1 mmol
)の混合物を滴下し、滴下後室温下で1時間攪拌した。
反応液を水で2回洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥
後、酢酸エチルを減圧留去して油状物を得た。
油状物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出液
;n−ヘキサン:酢酸エチル=2 : 1)で精製し、
2−(ブチニルー8−オキシ)−2−(4−エチル−2
−メチルチアゾール−5−カルボキシアミノ)アセトニ
トリル1.5!i+(ジアステレオマー混合物)を得た
収率54% mp.96−7°C 製造例6(化合物(ltl ’) 4−エチル−2−メチルチアゾール−5一カルボアミノ
アセトニトリル2.1 9 (1 0mmol)の酢酸
エチル(40m/)溶液に無水硫酸マグネシウム5クお
よび臭素3.2 !i’ (2 0mmol)を加えた
反応混合物を激しく攪拌しながら室温下に47%臭化水
素酸1.’l9 (10mmol)を滴下し、滴下終了
後さらに1時間攪拌した。水冷下、反応液にトリエチル
アミン5.052(50mmol)とラクトニトリル0
,8タ(llmmol)の混合物を滴下し、滴下後室温
下で1晩澄拌した。反応液を水で2回洗浄し、無水硫酸
マグネシウムで乾燥後、酢酸エチルを減圧留去して油状
物を得た。油状物をシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ー(溶出液;n−ヘキサン:酢嗜エチル=2:1)で精
製し、2−(2−シアノエトキシ’)−2−(4−エチ
ル−2−メチルチアゾール−5−カルボキシアミノ)ア
セトニトリル1.17を得た。
収率40% mp.136−8°C 製造例7(化合物(+2) 4−エチル−2−メチルチアゾール−5一カルボアミノ
アセトニトリル2.1ク(10mmol)の酢酸エチル
(40rn!)溶液に無水硫酸マグネシウム5yおよび
臭素3.27(20mmol)を加えた。
反応混合物を激しく攪拌しながら室温下に475%臭化
水素酸1.7 9 (1 0mmol )を滴下し、滴
下終了後さらに1時間攪拌した。水冷下、反応液にトリ
エチルアミン5.0 5 y(5 0mmol )とエ
タンチオール0.7y(1 1mmol)の混合物を滴
下し、滴下後室温下で1時間攪拌した。反応液を水で2
回洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、酢酸エチル
を減圧留去して油状物を得た。油状物をシリカゲルカラ
ムクロマトグラフィ=(溶出液;n−ヘキサン.:酢酸
エチル=2:1)で精製し、2−エチルチオ−2−(4
−エチル−2−メチルチアゾール−5−カルボキシアミ
ノ)アセトニトリル2.02を得た。
収率74% NMR(CDC/8)  δppm7.1
4(IH. d) , 6.09 (IH, d) .
 3.03 (2H, q) .2.85  (2H,
  q),  1.33  (3H,  tノ ,  
1.26  (3H.  t)製造例8(化合物+13
)) 4−n−プロビル−2−メチルチアゾール−5一カルボ
アミノアセトニトリル2. 3 9 ( 10mmol
)の酢酸エチル(40m7)溶液に無水硫酸マグネシウ
ム5タおよび臭素3.29 (20mmol )を加え
た。反応混合物を激しく攪拌しながら室温下に47%臭
化水素酸1.7 9 ( 1 0mmol )を滴下し
、滴下終了後さらに1時間攪拌した。水冷下、反応液に
トリエチルアミン5.0 5 F!(5 0mmol)
とエタノール5ク(108mmol)の混合物を滴下し
、滴下後室温下で1時間攪拌した。反応液を水で2回洗
浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、酢酸エチルを減
圧留去して油状物を得た。油状物をシリカゲルカラムク
ロマトグラフィ−(溶出Henーヘキサン:酢酸エチル
=2:・1)で精製し、2一エトキシ−2−(4−n−
プロビル−2−メチルチアゾール−5−カルボキシアミ
ノ)アセトニトリル1.69を得た。
収率59% mp.123−4℃ 製造例9(化合物(141) 4−iso−プロビル−2−メチルチアゾール−5一カ
ルボアミノアセトニトリル2. 3 !7(10mmo
l)の酢酸エチル(40,,+1)溶液に無水硫酸マグ
ネシウム5グおよび臭素3.22 (20mmol)を
加えた。反応混合物を激しく攪拌しながら室温下に47
%臭化水素酸1.72(10mmol) を滴下し、滴
下終了後さらに1時間攪拌した。水冷下、反応液にトリ
エチルアミン5.057(50mmol  )とエタノ
ール551(1 0 8mmol )の混合物を滴下し
、滴下後室温下で1時間攪拌した。反応液を水で2回洗
浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、酢酸エチルを減
圧留去して油状物を得た。油秋物をシリカゲルカラムク
ロマトグラフィー(溶出液;n−ヘキサン:酢酸エチル
=2 : 1)で精製し、2ーエトキシ−2−(4−i
so−プロビル−2−メチルチアゾール−5−カルボキ
シアミノ)アセトニトリル1.27を得た。
収率44%  mp.99−101℃ 製造例10(一般式(rV]で示されるアセトニトリル
誘導体の製造例) イミグゾール13.67(0.2mol)の無水テトラ
ヒド口フラン(’!00m/)溶液に、水冷下、塩下チ
オニル5.9 y( 0. 0 5mol )を滴下し
、滴下終了後、室温下で30分間攪拌した。反応混合物
に2−エチル−4−メチルチアゾール−5−カルボン酸
1 0.5 F (0.0 5mol )を加え、さら
に1時間攪拌した。その後、アミノニトリル塩酸塩79
 (0.0 7 5mol)を加え、さらにトリエチル
アミン7.6 y(0.0 7 5mol)を滴下シタ
。滴下終了後、2時間室温下に攪拌を続けた。反応液を
減圧下に濃縮し、残渣に水を加え、酢酸エチルで2回抽
出した。有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥後、酢酸
エチルを減圧下に留去して半固形物を得た。酢酸エチル
/ヘキサンより再結晶を行ない4−エチル−2−メチル
ーチアゾール−5一カルボキシアミノアセトニトリル6
.69を得た。
収率63% mp.99−100℃ このような傅造法によってシソ造できる本発明化合物の
いくつかを第1表に示す。
第  1  表 で示されるアミド誘導体。
(+’−’) CH3C2Ht  OCH2DH2Fl
  軒 jλ/ − 722°C次に一般式(IV)で
示されるアセトニトリル誘導体のいくつかを第2表1ζ
示す。
第  2  表 で示されるアセトニトリル誘導体。
次に製剤例を示す。なお、部は重量部を表わす。
製剤例1 本発明化合物夫々(1)〜α4)50部、リグニンスル
ホン酸カルシウム3部、ラウリル硫酸ナトリウム2部お
よび合成含水酸化珪素45部をよく粉砕混合して50%
永和剤を得る。
製剤例2 本発明化合物夫々(1)〜Q,1125部、ポリオキシ
エチレンソルビタンモノオレエート3部、CMCS部お
よび水69部を混合し、有効成分の粒度が5ミクロン以
下になるまで湿式粉砕して25%懸濁剤を得る。
製剤例3 本発明化合物夫々(1)〜04J2部、カオリンクレー
88部およびタルクlO部をよく粉砕混合して2%粉剤
を得る。
製剤例4 本発明化合物夫々(1)〜(14)20部、ポリオキシ
エチレンスチリルフェニルエーテル14部、ドデシルベ
ンゼンスルホン酸カルシウム6部、およびキシレン60
部をよく混合して20%乳剤を得る。
製剤例5 本発明化合物夫々(1)〜042部、合成含水酸化珪素
1 部,  リグニンスルホン酸カルシウム2部、ベン
トナイト30部およびカオリンクレー65部をよく粉砕
混合し、水を加えてよく練り合わせた後、造粒乾燥して
2%粒剤を得る。
次に、本発明化合物が殺菌剤として有用であることを試
験例で示す。
なお、比較対照に用いた化合物は、第3表の化合物記号
で示す。
第  3  表 また防除効力(防除価)は、調査時の供試植物a:菌叢
、病斑が50%以上認められる植物(又は菓)数b: 
  #  25〜50% C:菌叢、病斑が10〜25%以上認められる植物(又
は葉)数d:      10%程度 e:   一  全く認められない 試験例l トマト疫病防除試験(治療効果)プラスチッ
クポットに砂壌土を詰め、トマト(ポンテローザ)を播
種し、温室内で20日間育成した。第2〜3本葉が展開
したトマトの幼苗に、トマト疫病菌の胞子懸濁液を噴霧
、接種した。接種後、20℃、多湿下で1日置いた後、
製剤例1に準じて水和剤にした供試薬剤を水で希釈して
所定濃度にし、それを葉面に充分付着するように茎葉散
布した。散布後、さらに照明下で5日間生育し、防除効
力を調査した。その結果を第4表に示す。
試験例2 ブドウベと病防除試験(治療効果)プラスチ
ックポットに砂壌土を詰め、ブドウを播種し、温室内で
50日間育成した。第6〜7本葉が展開したブドウの幼
FIN′iに、ブドウベと病菌の胞子懸濁液を噴霧、接
種した。接種後、20℃、多湿下で1日置いた後、製剤
例1に準じて水和剤にした供試薬剤を水で希釈して所定
濃度にし、それを葉面に充分付着するように茎葉散布し
た。散布後、さらに照明下で8日間生育し、防除効力を
調査した。その結果を第4表に示す。
試験例3 キュウリベと病防除試験(治療効果)プラス
チックポットに砂壌土を詰め、キュウリ(相模半白)を
播種し、温室内で14日間育成した。子葉期のキュウリ
にキュウリベと病菌の胞子懸濁液を噴籾、接種した。接
種後、20℃、多湿下で1日置いた後、製剤例1に準じ
て水和剤にした供試薬剤を水で希釈して所定濃度にし、
それを葉面に充分付着するように茎葉散布した。散布後
、さらに照明下で8日間生育し、防除効力を調査した。
その結果を第4表に示す。
試験例4 薬害試験 ブドウ、トマト(ポンテローザ)、キュウリ(相模半白
)の幼苗に製剤例Iに準じて水和剤にした供試薬剤を水
で希釈して所定濃度にし、それを葉面に充分付着するよ
うに茎葉散布した。散布後、温室内で2週間生育し、薬
害の程度を調査した。その結果を第5表に示す。
薬害は、散布後調査時までの供試植物の生育の程度を肉
眼観察し、0,1.2.3.4.5の6段階で評価した
「5」 :薬害が激しく、生育が認められない。
「0」 :薬害が認められない。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、R^1およびR^2は、同一または相異なり、
    炭素数1〜3のアルキル基を表わし、R^3は、低級ア
    ルキル基、低級ハロアルキル基、低級シアノアルキル基
    または低級アルキニル基を表わし、Xは酸素原子または
    硫黄 原子を表わす。〕 で示されるアミド誘導体。
  2. (2)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、R^1およびR^2は同一または相異なり、炭
    素数1〜3のアルキル基を表わし、 Yはハロゲン原子を表わす。〕 で示されるハロアセトニトリル誘導体と一般式 R^3−X−H 〔式中、Xは酸素原子または硫黄原子を表わし、R^3
    は低級アルキル基、低級ハロアルキル基、低級シアノア
    ルキル基または低級アルキニル基を表わす。〕 で示される化合物とを反応させることを特徴とする請求
    項1記載のアミド誘導体の製造法。
  3. (3)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、R^1およびR^2は、同一または相異なり、
    炭素数1〜3のアルキル基を表わす。〕で示されるアセ
    トニトリル誘導体。
  4. (4)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、R^1およびR^2は、同一または相異なり、
    炭素数1〜3のアルキル基を表わし、Yは、ハロゲン原
    子を表わす。〕 で示されるハロアセトニトリル誘導体。
  5. (5)請求項3記載のアセトニトリル誘導体とハロゲン
    化剤とを反応させ、請求項4記載のハロアセトニトリル
    誘導体を得、次いでこれを一般式 R^3−X−H 〔式中、Xは酸素原子または硫黄原子を表 わし、R^3は、低級アルキル基、低級ハロアルキル基
    、低級シアノアルキル基または低 級アルキニル基を表わす。〕 で示される化合物とを反応させることを特徴とする請求
    項1記載のアミド誘導体の製造法。
  6. (6)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、R^1およびR^2は、同一または相異なり、
    炭素数1〜3のアルキル基を表わす。〕で示されるチア
    ゾールカルボン酸と一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、Zは硫黄または炭素原子を表わ す。〕 で示されるジイミダゾール化合物とを反応させて一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、R^1およびR^2は、同一または相異なり、
    炭素数1〜3のアルキル基を表わす。〕で示されるイミ
    ダゾリルカルボニルチアゾール誘導体を得、次いでこれ
    と式 H_2NCH_2CN で示されるアミノアセトニトリルまたはその塩とを反応
    させることを特徴とする請求項3記載のアセトニトリル
    誘導体の製造法。
  7. (7)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、R^1およびR^2は、同一または相異なり、
    炭素数1〜3のアルキル基を表わし、Vは、ハロゲン原
    子を表わす。〕 で示されるチアゾールカルボン酸ハライドと式 H_2NCH_2CN で示されるアミノアセトニトリルまたはその塩とを反応
    させることを特徴とする請求項3記載のアセトニトリル
    誘導体の製造法。
  8. (8)一般式 R^2COCH_2CONHCH_2CN 〔式中、R^2は、炭素数1〜3のアルキル基を表わす
    。〕 で示されるアシルアセトアミド誘導体と一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、R^1は、炭素数1〜3のアルキル基を表わす
    。〕 で示されるチオアミド誘導体とをハロゲン化剤の存在下
    に反応させることを特徴とする請求項3記載のアセトニ
    トリル誘導体の製造法。
  9. (9)請求項1記載のアミド誘導体を有効成分として含
    有することを特徴とする農園芸用殺菌剤。
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