JPH0124969Y2 - - Google Patents

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JPH0124969Y2
JPH0124969Y2 JP1981135959U JP13595981U JPH0124969Y2 JP H0124969 Y2 JPH0124969 Y2 JP H0124969Y2 JP 1981135959 U JP1981135959 U JP 1981135959U JP 13595981 U JP13595981 U JP 13595981U JP H0124969 Y2 JPH0124969 Y2 JP H0124969Y2
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vhf
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uhf
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案はテレビ電波等の種々の電波を受信す
る為に用いられるアンテナに関し、詳しくは給電
箱の左右から夫々U字型の輻射素子を張り出させ
ているアンテナに関するものである。
従来のこの種のアンテナで、しかもVHFのロ
ーバンド及びVHFのハイバンドのテレビ電波の
受信のみならずUHFのテレビ電波の受信をも可
能にしたものとしては、VHF帯域のハイバンド
に同調する素子長とした折返しダイポールアンテ
ナにおいて、その一次素子の給電部の両側に
VHF帯域のローバンドに同調する並列同調回路
を配設すると共に、その外方にUHF帯域受信用
の補助素子の一端を連結し、二次素子の中央部の
両側にインダクタンスコイルと上記並列同調回路
を配設したものがある(例えば特開昭49−
25843)。
しかし上記構成のものにあつては、UHFの受
信の為には上記のような補助素子を必要とする。
この為、該アンテナの製造に当つては、上記補助
素子の材料費が必要となるばかりか、その補助素
子の組付の作業手間も必要となる問題点がある。
更にまた上記補助素子は他端が自由端となつてい
る為、即ち突起物となつている為、取り扱い時に
はそれが他物に引掛り易く、その取り扱いには極
めて慎重を要せねばならぬ不便がある。しかも上
記取り扱いの場合に、上記他端が自由端となつて
いる補助素子は、上記の如く他物に引掛ると容易
に折れ曲がつてしまつて、UHFの電波の受信特
性を大きく損なつてしまう問題点もある。
そこで本考案は上記従来の問題点を除くように
したもので、VHFのローバンド及びハイバンド
の受信ができるは勿論のことUHFの受信をも行
なうことができ、しかもそのようにしたものであ
つても、その製造に当つての材料費はVHF用の
みで足りると共に組立手間もVHF用のみで足り、
更にその上、取扱いも容易でしかも破損も生じ難
いようにした構造のVHFおよびUHFテレビ受信
アンテナを提供しようとするものである。
以下本願の実施例を示す図面について説明す
る。第1図において、1は給電箱で、周知の如く
合成樹脂材料費の絶縁材で形成された本体2及び
それに螺着させた蓋体4とにより構成されてい
る。3は本体2に備えられた周知の素子装着部を
示す。5,5は給電箱1の両側に張出状に備えさ
せた輻射素子で、図示される如く夫々U字形に形
成されている。この輻射素子5において、6は元
部要素で、その元部は素子装着部3に挿入状固着
されている。7は先部要素、8は元部要素6と先
部要素7とを連結する連結具を夫々示す。尚上記
元部要素6及び先部要素7は夫々導電性の良好な
アンテナ素子用材料(一般にはアルミニウムのパ
イプ材)で形成されている。
次に上記連結具8について図面第2図及び第3
図を参照して更に詳しく説明する。11は本体
で、ABS等の耐候性及び絶縁性に優れた合成樹
脂材料で形成される。この本体11において、1
2,13は夫々元部要素固着部及び先部要素固着
部として例示する要素装着孔を夫々示し、元部要
素6の先端部6a及び先部要素7の元部7aが
夫々水密的に挿入されている。14は接続片存置
用凹部、15は透孔、16はコイル存置用凹部、
17は接合用の段部、18は結合片を夫々示す。
19は接続片を示し、真鍮等の導電性の良好な材
料で形成されている。その元部20は前記凹部1
4内に嵌合状に存置させてある。21は透孔、2
2は接続端子、23は挿入溝を夫々示す。24は
止着具して例示するリベツトで、前記透孔21,
15及び元部要素6の先端部6a或いは先部要素
7の元部7aに穿設された透孔9に挿通した後、
周知の如くかしめ付けを行なつて、 (1) 要素装置孔12,13に対する元部要素の先
端部6a或いは先部要素の元部7aの機械的な
固着。
(2) 凹部14に対する接続片19の機械的な固
着。
(3) 元部要素6の先端部6a或いは先部要素7の
元部7aと接続片19との電気的接続。
等を行なうようにしてある。尚止着具としてはね
じ棒を用いてもよい。25は延長用コイルで、そ
の一端及び他端は25a,25aは前記挿入溝2
3に挿入後接続端子22に半田付け等の接続手段
によつて電気的並びに機械的に接続してあり、又
自体は第3図に示されるようにコイル存置用凹部
16内に存置させてある。次に26はカバーを示
し、前記本体11と同様に合成樹脂材料でもつて
前記延長用コイル25、接続片19等を包囲し得
るように凹状に形成してある。27はその開口
部、28,29は開口部27の周縁を示し、周縁
28は段部17に、周縁29は本体11の壁面3
1に夫々当接するようしてある。30は結合片を
示し、前記周縁28,29を夫々段部17、壁面
31に当接させた状態において結合片18と相互
に結合して、本体11とカバー26との一体化を
図るように設けられている。尚結合片18,30
相互の結合は圧入手段或いは接着剤を用いる手段
等任意の方法で行なうことができる。又必要に応
じては周縁28,29を夫々接着剤でもつて段部
17、壁面31に械的並びに水密的に接合しても
よい。
次に上記構成のアンテナの電気的な構造を示す
第4図について説明する。33は給電点、34は
周知の整合器、35は第2のコイルを夫々示し、
これらは給電箱1の内部に備えられている。36
は給電線(例えば同軸ケーブル)で、一端は整合
器34に接続され、他端は周知の如く給電箱1の
外部に引き出されている。
次に、上記各要素子6,7及びコイル25,3
5の定数について述べれば以下の通りである。
元部要素6の長さL1は、受信しようとする
UHF帯域の中心周波数での波長の1/4の長さ(例
えば185mm)、先部要素7の長さL2は上記UHF帯
の中心周波数での波長の3/4の長さ(例えば380
mm)に夫々形成される。又コイル25は、受信し
ようとするUHF帯域のテレビ電波に対しては位
相反転作用を示しVHFのテレビ電波に対しては
延長用コイルとして作用するように、両輻射素子
5,5を合せた全長L0(例えば1175mm)が高周波
的にVHFのテレビ電波のローバンドにおける中
心周波数での波長の半分の長さとなる様にその値
が設定される。尚このコイル25は、例えばその
直径が9.5mm、巻数が3回、線径が1mm、長さが
15mmの空心コイルとして形成される。コイル35
は、VHFのハイバンドのテレビ電波に対して高
インピーダンスを示して、両輻射素子5,5を高
周波的に切り離し、又VHFのハイバンドよりも
低いVHFのローバンドのテレビ電波に対しては
延長コイルとなる様にその値が定められる。その
1例としては直径が9.5mmで巻数が8回、長さが
15mmのコイルをもつて形成される。又各輻射素子
5,5に於てU字形形状における対向部相互の間
隔Dは、VHFのテレビ電波におけるローバンド
の中心周波数での波長の1/10以下で、しかも
UHFのテレビ電波に対してその中心周波数での
波長の1/8程度(例えば52mm)に構成されて、
UHFのテレビ電波に対し指向性を持たせ得る様
に設定される。尚以上において示した定数例は
UHFのテレビ電波としてそのL帯域(470〜
570MHz)を受信する場合の例であるが、UHFの
M帯域及びH帯域を受信する場合は前記元部要素
6及び先部要素7の夫々の長さが適切に調整され
る。
上記構成のアンテナは、矢印A方向から電波が
到来する状態で使用される。この場合に於て
VHFのローバンドのテレビ電波に関しては、各
輻射素子5,5には第5図に示される様に電流の
波が乗り、そのテレビ電波を良好に受信する事が
出来る。受信されたVHFローバンドのテレビ電
波は周知の如く給電点33から整合器34を介し
て給電線36に送り出される。
VHFのハイバンドのテレビ電波に関しては、
各輻射素子5,5には第6図に示される様にその
電波の電流の波がのる。従つて、この場合も同様
にその電波を良好に受信することが出来、受信さ
れた電波は前記と同様に給電線36に送り出され
る。次にUHFのテレビ電波に関しては、各輻射
素子5,5の各要素6,7に第7図に示される様
にテレビ電波の電流の波がのる。これによりその
テレビ電波を良好に受信することが出来る。受信
された電波は前記の場合と同様に給電線36に送
り出される。
以上のようにこの考案にあつては、給電箱1の
両側に夫々張出状に付設したU字形の輻射素子5
は、夫々元部要素6と先部要素7とに分断すると
共にそれらを延長用コイル25で電気的につない
だ構成であるから、給電箱1から先部要素7の先
端部までの機械的な長さが短かくてもその電気的
な長さは充分に大きくすることができる特長があ
る。このことは同じ周波数域の電波を受信する為
の従来のアンテナに比べてその外形形状を小型化
できる効果がある。
しかもそのように元部要素6と先部要素7とに
分断したものであつても、それら元部要素6と先
部要素7とは連結具の本体11によつて機械的に
連結しているから、それら相互の位置関係を固定
的に維持することができ、アンテナ使用時におけ
る電気的特性を安定に保持できる効果がある。
更に本考案のアンテナにあつては、上記のよう
に外形形状を小型化できるようにしたものであつ
ても、延長用コイル25及び第2のコイル35の
存在により、VHFにおけるローバンド及びハイ
バンドのテレビ電波の受信ができるは勿論のこ
と、 上記元部要素6及び先部要素7の長さ及び各コ
イル25,35のインダクタンスを特定したこと
によつて、UHFのテレビ電波の受信もできる特
長がある。
しかも上記の如き長さ及びインダクタンスの特
定によつて、VHFのローバンド及びVHFのハイ
バンドのみならずUHFの受信をもできるように
したものであるから、その製造に当つては、
VHFのローバンド及びハイバンドの受信が可能
となるように元部要素6、先部要素7及びコイル
25,35等を組み立てることによつて、UHF
の受信も可能になつてしまう特長がある。このこ
とは、前記従来品における補助素子のような
UHFの受信のみの為の特別の部品が全く不要で
あつて、材料費が安価になる効果があると共に、
そのような特別の部品を組み付ける手間も全く不
要化できる組立作業上の効果もある。
さらにその上、上記の如くUHFの受信をも可
能にしたものであつても、給電箱1の両側におけ
る各輻射素子5は、元部要素6の先端部と先部要
素7の元部とが連結されてしまつていてその外観
は単なるU字形の非常にすつきりした状態となつ
ているから、運搬や設置の為の取扱いを、前記従
来品の如く突起物の存在に気を遣うことなく安易
に行ない得る効果がある。
更にまた上記のように輻射素子5の全体がU字
形につながつてしまつているということは、上記
のように取り扱い時に元部要素6や先部要素7に
不測的に変形をもたらしてしまうような事故も少
なくでき、良好な特性を安定に保持させ得る効果
もある。
【図面の簡単な説明】
図面は本願の実施例を示すもので、第1図はア
ンテナの斜視図、第2図は連結具の分解斜視図、
第3図は−線断面図、第4図はアンテナの電
気的構成を示す平面図、第5図ないし第7図は動
作状態を示す図。 1……給電箱、5……輻射素子、6……元部要
素、7……先部要素、8……連結具、11……本
体、25……延長用コイル、26……カバー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 給電箱の両側には夫々U字形の輻射素子を相互
    に反対方向へ向けて張出状に付設しているアンテ
    ナにおいて、上記各U字形の輻射素子は、夫々上
    記給電箱から相互に略平行状態で突出している二
    つの元部要素と、各元部要素の先端部に対して自
    体の元部を夫々連結具でもつて機械的に連結して
    あるU字形の先部要素とから成ると共に、各元部
    要素の先端部とU字形の先部要素の元部とは、上
    記連結状態において夫々延長用コイルでもつて電
    気的に接続されており、一方上記給電箱の内部に
    おいて、上記各U字形の輻射素子におけるテレビ
    電波発信点に近い側の各元部要素における元部相
    互は第2のコイルでもつて電気的に接続してある
    と共に、他方の各元部要素の元部は給電点にして
    あり、さらに、上記各U字形の輻射素子における
    各元部要素の長さは、受信しようとするUHF帯
    域の中心周波数での波長の1/4の長さに、また各
    先部要素の長さは上記波長の3/4の長さに夫々設
    定してあり、上記各延長用コイルは、上記受信し
    ようとするUHF帯域のテレビ電波に対しては位
    相反転作用を示し、VHFのテレビ電波に対して
    は延長用コイルとして作用するように設定してあ
    ると共に、上記第2のコイルは、VHFのハイバ
    ンドのテレビ電波に対しては高インピーダンスを
    示し、上記VHFのハイバンドよりも低いVHFの
    ローバンドのテレビ電波に対しては延長コイルと
    なるように設定してあるVHFおよびUHFテレビ
    受信アンテナ。
JP1981135959U 1981-09-11 1981-09-11 Vhfおよびuhfテレビ受信アンテナ Granted JPS5840910U (ja)

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JPS5840910U JPS5840910U (ja) 1983-03-17
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4925843A (ja) * 1972-06-20 1974-03-07
JPS503249A (ja) * 1973-05-12 1975-01-14

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4925843A (ja) * 1972-06-20 1974-03-07
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