JPH01249410A - 金型の自動搬入が可能なトグル式型締装置 - Google Patents

金型の自動搬入が可能なトグル式型締装置

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JPH01249410A
JPH01249410A JP8013688A JP8013688A JPH01249410A JP H01249410 A JPH01249410 A JP H01249410A JP 8013688 A JP8013688 A JP 8013688A JP 8013688 A JP8013688 A JP 8013688A JP H01249410 A JPH01249410 A JP H01249410A
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JP
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platen
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rear platen
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JP8013688A
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Kazumitsu Omori
大森 和光
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Meiki Seisakusho KK
Original Assignee
Meiki Seisakusho KK
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/1756Handling of moulds or mould parts, e.g. mould exchanging means
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C2045/1784Component parts, details or accessories not otherwise provided for; Auxiliary operations not otherwise provided for
    • B29C2045/1791Means for spacing or distancing mould supporting plates, e.g. for mould exchange

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (技術分野) 本発明はトグル式型締装置に係り、特に固定プラテンと
可動プラテンとの間の金型取付位置に金型を自動的に搬
入し得るようにした、金型の自動搬入が可能なトグル式
型締装置に関するものである。
(従来技術) 射出成形機における型締装置の一種として、リアプラテ
ンを型締力に対応して位置決めした状態で、リアプラテ
ンと可動プラテンとの間に設けられたトグル機構を伸縮
させることにより、可動プラテンと固定プラテンとの間
で金型の開閉および型締操作を行なうようにしたトグル
式型締装置が、従来より知られている。
(解決課題) ところで、可動プラテンを油圧シリンダ等で直接駆動す
る直圧式の型締装置では、近年、固定プラテンと可動プ
ラテンとの間の金型取付位置に金型を自動的に搬入して
、それら固定プラテンおよび可動プラテンに対する金型
の取付作業を自動化することが積極的に図られているが
、かかるトグル式型締装置においては、リアプラテンの
移動位置およびトグル機構の伸縮状態の双方に可動プラ
テンの移動位置が依存することから、可動プラテンの移
動位置を特定することが難しいといった問題があり、そ
のために、未だ金型の取付作業の自動化は図られていな
いのが実情である。
すなわち、金型の取付作業の自動化を図るためには、固
定プラテンと可動プラテンとにガイド機構を設け、金型
をこのガイド機構で案内して固定プラテンと可動プラテ
ンとに対する金型取付位置に搬入させる必要があり、そ
して金型をガイド機構で案内して金型取付位置に搬入さ
せるためには、その金型取付位置への金型搬入時におい
て、固定プラテンと可動プラテンとの1間の離隔距離を
その金型の厚さに応じた適正な距離に設定する必要があ
る。しかしながら、トグル式型締装置では、前述のよう
に、可動プラテンの移動位置を特定することが難しく、
固定プラテンと可動プラテンとの間の離隔距離を金型の
厚さに応じた適正距離に設定することが難しかったこと
から、未だ金型の取付作業の自動化を図ることが為され
ていなかったのである。
本発明は、このような事情を背景として為されたもので
あり、その目的とするところは、固定プラテンと可動プ
ラテンとの間の金型取付位置に金型を自動的に搬入して
、それら固定プラテンと可動プラテンとに対する金型の
取付作業の自動化を促進し得るトグル式型締装置を提供
することにある。
(解決手段) そして、その目的を達成するために、本発明に係るトグ
ル式型締装置は、(a)固定プラテンと可動プラテンと
に設けられて、それら固定プラテンと可動プラテンとの
間の金型取付位置に金型を案内するためのガイド機構と
、(b)固定プラテンと可動プラテンとの間に取り付け
られる金型の厚さを設定するための金型厚設定手段と、
(C)金型厚設定手段で設定された金型の厚さに基づい
て、金型を前記ガイド機構で案内して金型取付位置まで
搬入するための固定プラテンと可動プラテンとの間の適
正な離隔距離を算出する適正離隔距離算出手段と、(d
)リアプラテンの絶対移動位置を検出して、そのリアプ
ラテンの絶対位置を表すリアプラテン位置検出信号を出
力するリアプラテン絶対位置検出手段と、(e)そのリ
アプラテン絶対位置検出手段からのリアプラテン位置検
出信号と前記適正離隔距離算出手段で算出された算出値
とに基づいて、トグル機構の伸長状態における可動プラ
テンと固定プラテンとの間の離隔距離がその適正離隔距
離算出手段で算出された適正な離隔距離と一致するよう
に、リアプラテンを駆動するリアプラテン駆動手段を駆
動制御すると共に、かかるリアプラテン駆動手段による
リアプラテンの駆動制御と並行若しくは前後して、トグ
ル機構が前記伸長状態となるように、トグル機構を駆動
するトグル駆動手段を駆動制御する制御手段とを含み、
その制御手段によるリアプラテン駆動手段およびトグル
駆動手段の駆動制御完了状態において、固定プラテンと
可動プラテンとの間の金型取付位置に、前記ガイド機構
で案内させて、金型を所定の金型搬入手段で搬入し得る
ように構成される。
(作用) このようなトグル式型締装置においては、リアプラテン
絶対位置検出手段により、リアプラテンの絶対移動位置
を精度良く知ることができ、従って制御手段にてリアプ
ラテン駆動手段を駆動制御することにより、トグル機構
の伸長状態における可動プラテンと固定プラテンとの間
の離隔距離が適正離隔距離算出手段で算出された適正な
離隔距離と一致する位置に、リアプラテンを精度良く位
置決めすることができる。一方、トグル機構の伸長状態
におけるリアプラテンと可動プラテンとのトグル駆動手
段の駆動制御によってトグル機構を伸長状態に設定する
ことにより、固定プラテンと可動プラテンとの間の離隔
距離が適正離隔距離算出手段で算出された適正離隔距離
に精度良く一致する位置に、可動プラテンを移動させる
ことができる。従って、所定の金型搬入手段により、固
定プラテンと可動プラテンとの間の金型取付位置に、そ
れらプラテンに設けたガイド機構で案内させて、金型を
自動的に搬入、セットさせることができる。
そして、ここでは、金型厚設定手段で金型の厚さを設定
すれば、前記固定プラテンと可動プラテンとの間の適正
距離が適正離隔距離算出手段で自動的に算出されるよう
になっているため、その金型の搬入に際して、金型の厚
さを設定するだけで種々の厚さの金型に対応することが
できる。
(実施例) 以下、本発明をより一層具体的に明らかにするために、
その一実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
先ず、第1図および第2図には、本発明に従うトグル式
型締装置の一例が模式的に示されている。
それらの図において、lOは可動プラテンであって、固
定プラテン12とリアプラテン14との間に設けられて
おり、それら固定プラテン12とリヤプラテン14とを
連結するタイバー(図示せず)に案内されて、第1図中
左右方向に案内されるようになっている。
可動プラテン10とリアプラテン14との間には、二組
のトグルリンク16.16からなるトグル機構18が設
けられており、かかるトグル機構18の伸縮、すなわち
二組のトグルリンク16゜16の屈伸により、リアプラ
テン14と可動プラテンIOとの間の距離、ひいては可
動プラテンIOと固定プラテン12との間の距離が変化
させられるようになっている。ここで、トグルリンク1
6.16を屈伸させるクロスヘツド20は、ボールネジ
機構等の所定のネジ機構22のネジ部材またはナツト部
材の一方の部材に連結されており、またネジ機構22の
他方の部材は、第一のサーボモータ24のモータ軸に連
結されている。そして、これにより、かかる第一のサー
ボモータ24の回転作動により、クロスヘツド20が第
1図中左右方向に移動せしめられるようになっている。
つまり、トグルリンク16.16が屈伸させられて、可
動プラテン10が固定プラテン12に対して接近・離隔
移動せしめられるようになっているのである。このこと
から明らかなように、ここでは、上記第一のサーボモー
タ24がトグル駆動手段を構成している。
なお、第一のサーボモータ24には、その回転量を検出
するためのエンコーダ26が設けられており、そのサー
ボモータ24の回転量に応じた信号がこのエンコーダ2
6からコントローラ28に供給されるようになっている
また、この第一のサーボモータ24の駆動回路30には
、コントローラ28が接続されている。
そして、このコントローラ28から出力される回転信号
に基づいて、サーボモータ24が回転駆動せしめられる
ようになっている。
さらに、ここでは、トグルリンク16.16の伸長状態
、すなわちトグル機構18の伸長状態が、リミットスイ
ッチ32によって検出されるようになっており、かかる
リミットスイッチ32からトグル機構18の伸長状態を
表す信号がコントローラ28に供給されるようになって
いる。
一方、前記リアプラテン14は、リアプラテン駆動手段
としての第二のサーボモータ34の回転により、第1図
中左右方向に、すなわち固定プラテン12に対して接近
乃至は離隔する方向に移動せしめられるようになってい
る。そして、ここでは、かかるリアプラテン14の絶対
移動位置、すなわち固定プラテン12に対する接近・離
隔方向の相対移動位置が、ポテンショメータ36で検出
されるようになっている。ここでは、ポテンショメータ
36がリアプラテン絶対位置検出手段を構成しているの
である。
なお、かかるポテンショメータ36で検出されたリアプ
ラテン14の絶対位置を表すリアプラテン位置検出信号
は、コントローラ28に供給される。
また、第二のサーボモータ34の駆動回路37には、前
記第一のサーボモータ24七同様に、コントローラ28
に接続されており、このコントローラ28から出力され
る回転信号に基づいて、第二のサーボモータ34が回転
駆動せしめられるようになっている。
ところで、前記可動プラテン10および固定プラテン1
2には、第2図に示されているように、それらの下部部
分の相対向する部位に位置して、それら可動プラテン1
0と固定プラテン12との間の金型取付位置に金型38
を案内するためのガイドローラ40が、水平方向に隔て
て複数配設されている。そして、これらプラテン10.
12の横には、金型搬送台車42によって、それらプラ
テン10.12に取り付けるための金型38が搬送され
るようになっており、かかる金型搬送台車42によって
それらプラテン10.12に対する金型搬入位置まで搬
送せしめられた金型38が、その金型搬送台車42に設
けられた金型搬入・搬出装置44により、上記両プラテ
ン10.12のガイドローラ40.40上を金型取付位
置まで搬入せしめられるようになっている。
そして、ここでは、第2図に示されているように、金型
搬送台車42上において、金型搬送台車42に位置固定
の固定ガイド46と、この固定ガイド46に対して接近
・離隔可能に設けられた可動ガイド48との間で金型3
8が挟持され得るようになっており、それらガイド46
.48による金型38の挟持状態において、可動ガイド
48の移動位置、ひいては金型38の厚さ寸法が、ポテ
ンショメータ50で検出できるようになっている。
そして、かかるポテンショメータ50で検出された金型
38の厚さ寸法が、所定の伝送手段により、前記コント
ローラ2Bに伝送されるようになっている。ここでは、
固定ガイド46、可動ガイド48およびポテンショメー
タ50からなる金型厚検出装置52が金型厚設定手段を
構成しているのである。また、前述の説明から明らかな
ように、ここでは、可動プラテン10と固定プラテン1
2とに設けられたガイドローラ40が、それらプラテン
10.12間の金型取付位置に金型38を案内するため
のガイド機構を構成しており、また金型搬送台車42の
金型搬入・搬出装置44が、それら両プラテン10.1
2間の金型取付位置に金型38を搬入するための金型搬
入手段を構成している。
なお、前記金型搬送台車42や金型搬入・搬出装置は、
直圧式の型締装置で採用されているものと同様であるた
め、ここでは、それらの構成の詳細な説明は省略する。
次に、コントローラ28のプログラムを示す第3図のフ
ローチャートに従って、本実施例装置の作動を説明する
。なお、本実施例装置におけるリアプラテン14の位置
決めおよび金型38の取付桟の型開閉・型締作動は、こ
の種の従来の型締装置と同様であるため、ここでは、プ
ラテン1O212間の金型取付位置に対する金型38の
搬入操作と、それに引き続いて行なわれる、リアプラテ
ン14の位置決め操作等の一連の操作についてのみ、そ
の作動を説明する。
金型搬送台車42が型締装置に対する金型搬入位置に達
し、金型搬送台車42例の金型38の搬入準備が完了し
たことが確認されると、コントローラ28のプログラム
がスタートし、先ず、ステップS1が実行されて、金型
搬送台車42の金型厚検出装置52で検出された金型3
8の厚さ寸法二Tが読み込まれる。そして、続くステッ
プS2において、そのステップS1で読み込まれた金型
38の厚さ:Tに適正な隙間:αを加えた可動プラテン
lOと固定プラテン12との適正な離隔距離、すなわち
金型38をガイドローラ40で案内して金型取付位置ま
で搬入するための両プラテン10.12間の適正な離隔
距離(以下、単に適正離隔距離という):dmが算出さ
れる。ここでは、かかるステップS2が適正離隔距離算
出手段を構成しているのである。
ステップS2で適正離隔距離:dmが算出されると、引
き続いてステップS3が実行され、駆動回路37に対し
て回転信号が出力されて、ポテンショメータ36からの
リアプラテン位置検出信号が表すリアプラテン14の実
際の移動位置:Bがかかる適正離隔距離:dmに対応し
た移動位置:DMに一致するように、すなわちトグル機
構18の伸長状態において両プラテン10.12間にそ
の適正離隔距離:dmを形成せしめる移動位置:DMに
一致するように、第二のサーボモータ34が回転駆動さ
れる。そして、続くステップS4でリアプラテン14の
実際の移動位置二Bがその適正離隔距離:dmに対応し
た移動位置:DMに一致したことが確認されると、ステ
ップS5においてそのサーボモータ34の回転作動が停
止され、リアプラテン14がその移動位置:DMに停止
される。
ステップS5の実行によってリアプラテン14が停止さ
れると、引き続いてステップS6が実行され、駆動回路
30に回転信号が出力されて、トグルリンク16.16
を伸長させるように、第一のサーボモータ24が回転駆
動される。そして、かかるトグルリンク16.16の伸
長作動によってトグル機構18が伸長状態(トグルリン
ク16゜16が伸びきった状態;通常は、トグルリンク
16.16が伸びきるよりも若干手前の状態)に設定さ
れ、リミットスイッチ32が押圧されて、そのことがス
テップS7で確認されると、続(ステップS8において
、サーボモータ24の回転が停止されて、トグル機構1
6がその伸長状態に保持される。また、これと同時に、
エンコーダ26からの信号を計数してその計数内容でト
グル機構16の伸長程度、すなわちリアプラテン14に
対する可動プラテン10の相対位置を表すカウンタの計
数内容値;Aが、リセットされる。そして、この状態で
、ステップS9の金型搬入ルーチンが実行され、金型搬
送台車42の金型搬入・搬出装置44によって金型38
が可動プラテンlOと固定プラテン12との間の金型取
付位置に搬入される。
ここで、リアプラテン14は、前述のように、トグル機
構18が伸長状態に設定されたとき、可動プラテンlO
と固定プラテン12との間に適正離隔距離:dmを形成
する位置:DMに移動せしめられており、また、トグル
機構18の伸長状態におけるリアプラテン14と可動プ
ラテン10との間の距離は常に一定であるため、上述の
ように、トグル機構18を伸長させた状態では、可動プ
ラテン10と固定プラテン12との間に、金型38を搬
入するための適正な距離:dmが形成されることとなる
。従って、金型搬送台車42の金型搬入・搬出装置44
による金型38の搬入操作により、両プラテン10.1
2に設けたガイドローラ40で案内させて、金型取付位
置まで金型38を自動的に搬入することができるのであ
る。
なお、以上の説明から明らかなように、本実施例では、
ステップS3乃至S8が制御手段としての役割を果たし
ている。また、前記ステップS3乃至S5とステップS
6乃至S8とは、その実行順序が前後逆になっても差支
えない。
ところで、上記ステップS9の金型搬入ルーチンの実行
によって、金型38がプラテン10.12間の金型取付
位置に搬入されると、ステップS10が引き続いて実行
され、可動プラテン10を伸長状態に保持した状態で、
リアプラテン14を固定プラテン12に接近させる方向
に第二のサーボモータ34が再び回転駆動される。そし
て、可動プラテン10が金型38に当接してその前進を
阻まれ、第二のサーボモータ34のトルクが増大して、
駆動回路37に設けられた電流検出器からの電流検出信
号が表すサーボモータ34の電機子電流:Iが、予め定
められた設定値:■oを越えたことがステップSllで
確認されると、続くステップS12において、サーボモ
ータ34の回転が停止されると共に、そのときのリアプ
ラテン14の移動位置二Bである停止位置二BMが記憶
される。
また、かかるステップS12が完了すると、ステップS
13において、トグル機構18のトグルリンク16.1
6を屈曲する方向に第一のサーボモータ24が回転駆動
され、続くステップS14において、可動プラテンlO
が、予め設定された、最大許容型締カニScに対応して
予め設定された基準ストローク:S1分だけ、金型38
の型開方向に移動せしめられたか否かが判断される。そ
して、このステップS14において、可動プラテン10
がその基準ストローク:37分だけ型開方向に移動した
と判断されると、ステップS15において第一のサーボ
モータ24の回転が停止される。
ステップS15が完了すると、引き続いてステップS1
6が実行され、第二のサーボモータ34が回転駆動され
て、リアプラテン14が固定プラテン12に接近する方
向に移動せしめられる。そして、続くステップ317に
おいて、下記(1)式で示される、トグル機構18の伸
長状態において所望の型締力;SMが得られる位置まで
、リアプラテン14が移動せしめられたか否かが判断さ
れ、その判断が肯定されると、ステップ31Bにおいて
第二のサーボモータ34の回転作動が停止され、リアプ
ラテン14がその所望の型締カニSMを得るための型締
位置に最終的に位置決めされる。
ただし、BMは、ステップ312で記憶されたリアプラ
テン14の移動位置である。
上記ステップ318の実行により、リアプラテン14が
型締位置に位置決めされると、次いで、ステップS19
が実行され、第一のサーボモータ24の回転作動に基づ
いてトグル機構18がその伸長状態まで伸長せしめられ
る型締ルーチンが実行される。そして、続くステップS
20において、かかる型締ルーチンで型締めされた金型
38の可動型および固定型が、それぞれ、可動プラテン
10および固定プラテン12に所定のオートクランプ装
置(図示せず)で固定される。これにより、金型38の
搬入操作およびリアプラテン14の位置決め操作、並び
に金型38の固定操作の一連の作動が完了するのである
。なお、上記オートクランプ装置は、直圧式の型締装置
で採用されているものがそのまま採用できる。
このように、本実施例装置によれば、可動プラテン10
と固定プラテン12との離隔距離を、金型38の厚さに
拘わらず、ガイドローラ40で金型取付位置に金型38
を搬入するのに適した適正離隔距離:dmに自動的に設
定して、それらプラテン10.12間の金型取付位置に
金型38を自動的に搬入するようにすることができるの
であり、それ故、それらプラテン10.12への金型3
8の取付作業の自動化を著しく促進することができ。
るのである。
また、本実施例装置においては、金型38の搬入操作だ
けでなく、リアプラテン38の型締位置への位置決め操
作および金型38のプラテン10゜12に対する固定操
作が共に自動的に行なわれるようになっていると共に、
金型38の厚さ寸法も自動的に設定されるようになって
いるため、金型38の取付作業乃至は交換作業の完全な
自動化を図ることができるといった利点もある。
さらに、本実施例装置では、金型38の搬入操作の完了
時において、トグル機構18が伸長状態に保持されるよ
うになっているため、金型38の搬入操作からリアプラ
テン38の位置決め操作へ、トグル機構18を伸長作動
させるための無駄な時間を要することなく、スムーズに
移行できるといった利点もある。
以上、本発明の一実施例を詳細に説明したが1、これは
文字通りの例示であり、本発明が、かかる具体例に限定
して解釈されることなく、その趣旨を逸脱しない範囲内
において、種々なる変更、修正、改良等を施した態様で
実施できることは、言うまでもないところである。
例えば、前記実施例では、金型38の厚さ:Tが金型搬
送台車42の金型厚検出装置52で自動的に検出されて
設定されるようになっていたが、金型38の厚さ:Tは
、作業者が別途設けた設定器でマニュアル設定するよう
にすることも可能である。
また、型締装置に対する金型搬入位置への金型38の搬
送は、位置固定の金型搬送ステーションで行なうように
することも可能であり、プラテン10.12間の金型取
付位置への金型38の搬入も、そのような位置固定の金
型搬送ステーションに設けた搬入機構で行なうようにす
ることが可能である。
さらに、プラテン10.12に対する金型38の固定作
業は、作業者がボルト等で行なうようにすることも可能
である。
また、前記実施例では、リアプラテン14の絶対位置を
検出するためのリアプラテン絶対位置検出手段としてポ
テンショメータ36が採用されていたが、ポテンショメ
ータ以外のものをリアプラテン絶対位置検出手段として
採用することも可能である。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明に従うトグル式型締装置に
よれば、金型厚設定手段で金型の厚さを設定することに
より、固定プラテンと可動プラテンとの間の離隔距離を
、それらプラテンに設けたガイド機構で金型取付位置へ
金型を搬入するのに適した距離に設定して、その金型取
付位置に、金型の1mさに拘わらず、金型を自動的に搬
入させるようにすることができるのであり、それら固定
プラテンおよび可動プラテンに対する金型の搬入作業、
ひいては金型の取付作業乃至は交換作業の自動化を大幅
に促進することができるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に従うトグル式型締装置の一例を模式
的に示す系統図であり、第2図は、金型を搬送する金型
搬送台車と共に示す第1図の型締装置の要部平面図であ
り、第3図は、第1図の型締装置の作動を説明するため
のフローチャートである。 lO:可動プラテン  12:固定プラテン14:リア
プラテン  16:トグルリンク18ニドグル機構 24:第一のサーボモータ(トグル駆動手段)28:コ
ントローラ 34:第二のサーボモータ(リアプラテン駆動手段) 36:ポテンショメータ(リアプラテン絶対位置検出手
段) 38:金型 40ニガイドローラ(ガイド機構) 42:金型搬送台車

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 リアプラテンを型締力に対応して位置決めした状態で、
    該リアプラテンと可動プラテンとの間に設けられたトグ
    ル機構を伸縮させることにより、該可動プラテンと固定
    プラテンとの間で金型の開閉および型締操作を行なうよ
    うにしたトグル式型締装置であって、 前記固定プラテンと可動プラテンとに設けられて、それ
    ら固定プラテンと可動プラテンとの間の金型取付位置に
    金型を案内するためのガイド機構と、 前記固定プラテンと可動プラテンとの間に取り付けられ
    る金型の厚さを設定するための金型厚設定手段と、 該金型厚設定手段で設定された金型の厚さに基づいて、
    該金型を前記ガイド機構で案内して前記金型取付位置ま
    で搬入するための前記固定プラテンと可動プラテンとの
    間の適正な離隔距離を算出する適正離隔距離算出手段と
    、 前記リアプラテンの絶対移動位置を検出して、そのリア
    プラテンの絶対位置を表すリアプラテン位置検出信号を
    出力するリアプラテン絶対位置検出手段と、 該リアプラテン絶対位置検出手段からのリアプラテン位
    置検出信号と前記適正離隔距離算出手段で算出された算
    出値とに基づいて、前記トグル機構の伸長状態における
    前記可動プラテンと固定プラテンとの間の離隔距離が該
    適正離隔距離算出手段で算出された適正な離隔距離と一
    致するように、前記リアプラテンを駆動するリアプラテ
    ン駆動手段を駆動制御すると共に、かかるリアプラテン
    駆動手段によるリアプラテンの駆動制御と並行若しくは
    前後して、前記トグル機構が前記伸長状態となるように
    、該トグル機構を駆動するトグル駆動手段を駆動制御す
    る制御手段とを、 含み、該制御手段によるリアプラテン駆動手段およびト
    グル駆動手段の駆動制御完了状態において、前記固定プ
    ラテンと可動プラテンとの間の金型取付位置に、前記ガ
    イド機構で案内させて、前記金型を所定の金型搬入手段
    にて搬入せしめ得るようにしたことを特徴とする金型の
    自動搬入が可能なトグル式型締装置。
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