JPH01247474A - カラーフィルター用インキ - Google Patents

カラーフィルター用インキ

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Publication number
JPH01247474A
JPH01247474A JP63077270A JP7727088A JPH01247474A JP H01247474 A JPH01247474 A JP H01247474A JP 63077270 A JP63077270 A JP 63077270A JP 7727088 A JP7727088 A JP 7727088A JP H01247474 A JPH01247474 A JP H01247474A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ink
color filter
color
varnish
acid resin
Prior art date
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Pending
Application number
JP63077270A
Other languages
English (en)
Inventor
Fumiaki Matsushima
文明 松島
Yoshihiro Ono
大野 好弘
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 1半業上の利用分野] 本発明は、カラー液晶表示素子に使用されるカラーフィ
ルターを形成するインキに関するものである。詳しくは
、凹版オフセット、凸版オフセット、グラビアオフセッ
ト等のオフセット印刷法によりカラーフィルターを形成
するためのインキに関する。
[従来の技術] カラーフィルターはガラス等の透明基板上に赤(R)、
緑(G)、青(B)の三原色をモザイク上もしくはスト
ライブ上に着色したものである。
場合によっては単色、2色の場合もある。
従来、カラーフィルターは、ゼラチンやアクリル樹脂な
どの染色基質を水?δ性染料により染色するクイブが主
流であった。
本漬は色純度がよく、分光特性のよいカラーフィルター
の製法である反面、R,G、Bの3色を染色するのにフ
ォトリソグラフィー工程を3回必要とするため高コスト
になる一方、大型化に不適性であるという問題をかかえ
でいる。
したがって、低コストのカラーフィルター製造法として
最近オフセット印刷法による製造法が、脚光をン谷びて
いる。
ところがオフセット印刷法によりカラーフィルターを製
造する場合は、R,G、Hの3色のインキを印刷するこ
とにより製造するわけであるが。
この印刷法の場合、使用するインキに問題があり、解決
がせまられている。
すなわち、インキは樹脂を主体とするワニスに、0.1
〜1um程度に微細に粉砕したRlG、Bそれぞれの顔
料を分散させて、作るわけであるが、この顔料を分散さ
せた従来のインキには次の問題がある。
1、顔t4は微細に粉砕したとしても、O,lum程度
の粒径が限界であり、色純度が悪い。
2 所望の色純度を発現するためにはインキ層を厚くす
る(3〜4μm)必要があるが、厚くすると、顔料およ
び副次的に添加する体質顔料(エアロジルなど)などに
より、光の透過性が悪くなる。
また一方で、顔料や体質顔料による光の散乱が発生し、
分光特性上好ましくない6 3、インキ膜厚を厚くした場合、カラーフィルター側電
極をインキ層の下に形成すると、液晶セルにした場合、
インキ層による電圧ロスが太き(、表示特性が極めて悪
くなるため、カラーフィルター側電極は必ずインキ層の
上に形成する必要性が出てくるが、この構成にすると電
極形成が難かしくなる。(電極がラビングなどのパネル
化プロセスで切れ易くなる。) 以上のように従来の印刷法式カラーフィルターは特に使
用するインキに重要な問題をかかえていたわけである。
〔発明が解決しようとする課題] 上述のように従来の技術では、色純度が悪く、分光特性
も不充分で、副次的には電極形成も難かしくなるという
カラーフィルター用インクしか提供できないという問題
点を有していた。
そこで本発明はこのような問題点を解決するためのもの
で、その目的とするところは、ポリパラバン酸樹脂と極
性溶媒を主成分とするワニスに水溶性染料を分散ではな
く完全に分子状態に溶解することにより、透明性がよく
、色純度がよく、分光特性もよいカラーフィルター用イ
ンキを提供することにある。
〔課題を解決するための手段1 本発明のカラーフィルター用インキは、下に示す構造式
のポリパラバン酸樹脂を主成分とする。
Rはアルキル基 このポリパラバン酸樹脂は、N、N−ジメチルホルムア
ミド(DMF)やN−メチル−2−ピロリドン(N M
 P )などの極性溶媒に溶解しワニス化することがで
きる。このワニスは若干着色しているが1〜10μmの
膜厚では無色透明と考えてよい、また、耐熱温度が約4
00°C程度まであり、加熱して溶媒を蒸発させれば適
度に固化する。
一方、DMFやNMPは極性の強い溶媒であるため、水
溶性の染料を完全に分子状態に溶解することができる。
一般に水溶性の酸性染料などは色純度、分光特性、耐光
性のよいものも少なくなく、選択は比較的容易である。
以上のようにポリパラバン酸樹脂と極性溶媒からなるワ
ニスに水滴性染料を溶解すれば、染料は完全に分子状と
なるため、基本的に極めて、透明感がよく色純度のよい
印刷インキの作成が可能である。さらに、エアロジルな
どの体質顔料を適度に添加したり、界面活性剤等も必要
に応じて添加し、適度な粘性に調整すれば、凹版オフセ
ット、  パ凸版オフセット、グラビアオフセットなど
いずれのオフセット印刷でも0.3〜5μm程度の膜厚
に印刷可能である。
印刷後、170〜180℃の加熱により、溶媒を気散さ
せ、ポリパラバン酸樹脂を固化させれば所望のカラーフ
ィルターが得られる。
また、このカラーフィルターは染料の濃度調整によって
0.3〜5μm程度の膜厚で、十分分光特性が確保でき
る。
一方、インキ膜厚を0.3〜05μmにすればインキ層
の下にカラーフィルター側透明電極が形成されたタイプ
のものでも、パネル化した際インキ層による電圧ロスを
無視しえるものが作成可能であり、この液晶セス構成で
も表示特性の悪化を回避できる。
[作 用1 従来のインキはワニスに顔料微粒子を分散させたもので
あった。したがって、色純度も不充分であり、粒子によ
る光の散乱等の悪影響も発生した。
本発明のインキはワニスに染料を完全に分子状態に溶解
するものであるため、色純度もよく、光の透過(生も十
分であり、印刷層の薄膜化においても十分な分光特j生
を発現できるものである。
[実  施  例  1] ジメチルホルムアミド200m(lを乾留撹拌しながら
、約lOO℃に加熱し、ポリパラバン酸樹脂粉末を徐々
に投入し、完全溶解し、放冷し、粘度的30000cp
sのワニスを製造した。
このワニスに水溶性染料および必要に応じて体質顔f4
を添加し、充分練肉し、染料を完全に溶解してインキを
作成した。
なお、R,G、B各インキの配合は次のようにここで赤
色染14は、カヤノールレッドNBR(日本化薬製)、
緑色染料はCFG106(日本化藁製)、青色素f4は
85P (日本化薬製)を用いた。
体質顔I4はアエロジル−972(日本アエロジル製)
を用いた。
以上のようにして本発明のカラーフィルター用インキを
作成した。
作成したインキを水なし凹版を使ったオフセット印刷に
よりITO透明電極パターンのついたガラス上に印刷し
た。まずRを印刷し、180°Cで30分焼きつけた8
次に、G、Bの順番で印刷し、同様に焼きつけた0以上
のようにして、RlG、83色のカラーフィルターモザ
イイクバクーンを作成した。各色ドツトの大きさは20
 Or1m角で、膜厚はそれぞれIumであった。
第1図に作成したカラーフィルターの分光特性を示す。
[実  施  例  21 実施例1と同様にして、次のインキ組成によりカラーフ
ィルターを作成した。
各インキ焼付は後の膜厚はそれぞれ0.5μmであった
作成したカラーフィルターの分光特性は実施例1とほぼ
同様であった。
[発明の効果1 以上のように本発明のカラーフィルター用インキは、従
来のカラーフィルター用インキと異なり、染料が完全に
分子状に溶解しているため、極めて、色純度がよく透明
性もよい、したがって、極めて分光特性のよい印刷式カ
ラーフィルターの提供が低コストで可能となった。一方
、インキ層膜厚も0.5um程度でも良いため、いわゆ
る、インキ層の上に透明電極を形成するタイプのカラー
フィルクーとしなくともインキ層の下に透明電極を形成
して、セル化しても、はとんどインキ層による電圧ロス
が無視できるため、表示特注のよいカラー液晶表示パネ
ルが提供可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のカラーフィルター用インキにより作成
したカラーフィルターの分光持I生図。 11・ ・Rの分光特性 12・・・G  〃 13・・・B  〃 以上 出願人 セイコーエプソン株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ポリパラバン酸樹脂と極性溶媒を主成分とするワニスに
    水溶性染料を溶解したことを特徴とするカラーフィルタ
    ー用インキ。
JP63077270A 1988-03-30 1988-03-30 カラーフィルター用インキ Pending JPH01247474A (ja)

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JP63077270A JPH01247474A (ja) 1988-03-30 1988-03-30 カラーフィルター用インキ

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