JPH01247370A - 折り機へ送られる紙への糊付け装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） この発明は、製本工程中、折り下用の紙を折り機にかけ
て二つ折り　（８ページ折り）、或いは巻き三つ折り（
１２ページ折り）にする前工程として、紙に糊付けする
ための装置に関するものである。

（従来の技術） 折り機にかける前に行われる糊付けは、折り機にかけら
れた折り丁が、丁合い工程などの次ぎの工程でばらばら
にならないようするために必要な作業であり、従来、大
別して次ぎの３手段があった。

１は糊タンクに接続された電磁弁ノズルに、エヤで吹き
上げた紙を接触させ、電磁弁を開閉することにより紙に
糊を付着させる。

その２は、ボールペン型の糊付は装置で、ノズル先端の
鋼鉄ボールを昇降させて、紙に糊付けする。

３はダイヤフラムを内蔵するノズルから、ダイヤフラム
を作動させることにより、糊を滴下させて紙に付着させ
る。

（発明が解決しようとする問題点） ところで、１の手段は、電磁弁ノズルの糊切れが悪いた
め、糊付けを要しない紙の先端部に糊が付着しやす（、
折り機のローラやミシン刃に糊が付着する不都合があっ
た。

２の手段は、ボールで直接紙を押さえるため薄い紙が破
れる、ボールの外径が３〜５１ｍもあって糊量が広くな
りすぎる、などの欠点があった。

又、３の手段では、紙と非接触で糊付けできるため、高
速折りに追従できる利点があるが、糊を滴下させるとき
圧力をかける必要があり、２の手段と同様糊量が広くな
りすぎる欠点があった。

（問題点を解決するための手段） この発明はこれら従来の糊付は手段の欠点を解消し、糊
量が狭く、かつ高速折りに追従できる糊付は装置を従供
することを目的とし、以下の構成を要旨とする。

即ち、 折り丁用の紙を送るコンベヤ上方に取付けられた、回転
する糊付はドラムの両側下部を挟むガイドを設ける。糊
付はドラム外周面には糊が供給される。

前記コンベヤを挟んで糊付はドラムの下方に、上方ヘエ
ヤを噴出するエヤ噴出装置を設ける。

所定の距離だけ糊付は可能に、糊付はドラムと連動して
、ガイドを上昇させてエヤにより吹き上げられた紙を、
ガイド底面と糊付はドラム外周面とに当接させたのち、
降下させて、紙と糊付はドラム外周面との接触を断つ昇
降手段を設ける。

（作用） コンベヤにより送られた紙は、コンベヤ下方のエヤ噴出
装置のエヤで上方へ吹き上げられ、昇降手段により上昇
したガイドの底面と、ガイド間の糊付はドラム外周面と
に当接し、糊付はドラムにより紙は糊付けされる。

紙に所定の距離だけ糊付けすると、昇降手段によりガイ
ドが降下し、糊付はドラムと紙との接触が断たれて糊付
けが終わり、コンベヤで折り機へ送られる。糊付はドラ
ムとガイドは連動しているので、糊付けは連続的に行わ
れる。

（実施例） 以下、図示実施例に基づいてこの発明を詳説する。

１はベルトコンベヤで、第３図、第４図に示すように、
フレーム２の一側内側に設けたガイド板３に、紙Ｗの位
置決めをするため、進行するコンベヤ１の先端部が摺動
自在に当接するよう斜めに設けられている。又、コンベ
ヤ１の祇Ｗの厚みよりやや高い位置には、支持板４に回
転自在に嵌めこまれた祇押さえ用のスチールボール５群
があり、コンベヤ１とこのスチールボール５群との間に
祇Ｗが挟まれ、図中矢印ａ方向へスムースに送られる。

６は網板で、紙Ｗを下から支持するものである。７は滑
り板である。

８は糊付はドラムで、コンベヤ１上方に取付けられてお
り、外周面には糊溜め用の浅い溝９が凹設されている。

実施例では溝９の幅は２ｍｍ、深さは０．１２１１であ
り、糊量が少なく糊付は幅を狭くできる。

１０は糊供給装置で、下部で糊付はドラム７の上部を両
側から挟むように取付けられ、図外糊タンクから供給さ
れた水溶性合成糊を糊付はドラム８の溝９へ供給する。

１１は糊量ｍ調整装置であって、糊付はドラム８の上部
の固定軸１２に取付けられたウオームホイール１３を、
ウオームギヤ１４で回転させることにより、固定軸１１
を軸として糊供給装置１０と糊付はドラム８との距離を
調整し、糊付はドラム８へ供給される糊量を微調整する
。

１５はガイドで、基部から二股状に分岐して、コンベヤ
１の進行方向と逆向きに突設されている。

このガイドの底面１６はコンベヤ１と平行であり、先端
部は祇Ｗを案内しやすいよう、斜上している。

１７は昇降杆で、ガイド１４基部に植立されている。

１８は昇降手段で、プーリ１９と駆動杆２０とからなる
。駆動杆２０は、プーリ１９に偏心して上端部を、又、
昇降杆１７の上端部に下端部を、それぞれ軸支されてお
り、プーリ１９の回転により駆動杆２０はガイド１５を
昇降させる。

なお、昇降手段１８を、実施例とかえてランクピニオン
装置、ねじ装置などを利用することも可能である。

２１はモータで、その下方に設けられた電磁クラッチブ
レーキ２２を介して、前記糊付はドラム８がベルト２３
により回転させられるようになっζいる。

又、プーリ１９は、ベルト２４を介して電磁クラッチブ
レーキ２２により回転させられる。

２５はエヤ噴出装置で、コンベヤ１を挟んで糊付はドラ
ム８下方に設置され、エヤ噴出孔群から噴出するエヤで
上方へ祇Ｗを吹き上げ、祇Ｗをガイド１５の底面１６に
当接させる。このとき、紙Ｗは一例をコンベヤ１とスチ
ールボール５との間に挟着されて、図中矢印ａ方向へ送
られる。

そこで、コンベヤ１に送られる祇Ｗの先端が糊付はドラ
ム８の下方へ来たとき、電磁クラッチブレーキ２２が作
動してガイド１５を上昇させ、祇Ｗと糊付はドラム８と
を接触させる。紙Ｗに所定の距離、例えば第５図のよう
に二つ折りの場合には先端から中央まで、第６図のよう
に三つ巻き折りの場合は先端から３分の２まで、いずれ
も細い帯状の糊付は線２６で示す距離だけ糊付けする。

ついで再び電磁クラッチブレーキ２２が作動して、ガイ
ド１５は降下し、糊付はドラム８と紙Ｗとの接触が断た
れて糊付けが終わる。

電磁クラッチブレーキ２２の作動は、糊付は距離に応じ
て任意に設定でのる。

（発明の効果） ガイドを昇降させることにより、エヤで吹き上げられた
紙を糊付はドラムに当接させて糊付けするので、糊付は
幅を狭くでき、かつ高速折りに追従できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は側面図、第２図は糊付はドラムの糊付は状態を
示す平面図である。第３図はコンベヤの配設状態を示す
平面略図、第４図はＡ−Ａ線拡大断面図である。 第５図は二つ折り用の、又、第６図は巻き三つ折り用の
糊付は状態をそれぞれ示す平面図である。 ｌ・・・コンベヤ ８・・・糊付はドラム １０・・・糊供給装置 １１・・・糊量微調整装置 １５・・・ガイド １６・・・底面 １８・・・昇降手段 ２１・・・モータ ２２・・・電磁クラッチブレーキ ２５・・・エヤ噴出装置 ２６・・・糊付は線 代理人　弁理士　山　上　正　晴 第６図 第４図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １　折り丁用の紙を折り機へ送るコンベヤ上方に取付け
   られた、外周面に糊を供給されて回転する、糊付けドラ
   ムの両側部下部を挟むガイドを設け、前記コンベヤを挟
   んで糊付けドラムの下方に、上方へエヤを噴出するエヤ
   噴出装置を設けるとともに、所定の距離だけ糊付け可能
   に、糊付けドラムと連動して、ガイドを上昇させてエヤ
   で吹き上げられた紙を、ガイド底面と糊付けドラム外周
   面とに当接させたのち、ガイドを降下させて紙と糊付け
   ドラム外周面との接触を断つ昇降手段をガイドに設けて
   なる折り機へ送られる紙への糊付け装置。