JPH01246580A - 画像形成方法 - Google Patents

画像形成方法

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JPH01246580A
JPH01246580A JP7746388A JP7746388A JPH01246580A JP H01246580 A JPH01246580 A JP H01246580A JP 7746388 A JP7746388 A JP 7746388A JP 7746388 A JP7746388 A JP 7746388A JP H01246580 A JPH01246580 A JP H01246580A
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JP7746388A
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English (en)
Inventor
Eiichi Sakai
坂井 栄一
Tadashi Ichino
市野 匡
Kunio Shigeta
邦男 重田
Hideo Yoshizawa
英男 吉沢
Yoshiaki Takei
武居 良明
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は静電写真プロセスを利用した画像形成装置の感
光体とクリーニング手段に改良を行った画像形成方法に
関する。
〔発明の背景〕
走行する像担持体表面に帯電手段によって一様帯電を用
い、像露光によって形成された静電潜像を現像プロセス
によりトナーによる現像像に形成し、該像を紙を主とす
る転写材に転写手段によって転移させた後、像担持体表
面に残っている残留トナーや、転写紙から発生して像担
持体表面に付着する微細な紙片、転写紙から析出するロ
ジン、タルク等あるいは像形成過程における高電圧発生
部材によるコロナ生成物などの異物を除去して像担持体
を繰り返し使用するような画像形成装置においては、上
述の残留トナー、各種の異物を除去するだめのクリーニ
ング手段が良質のハードコピーを得るI;めの必須要件
である。
一方、像担持体としては、有機光導電性(OPC)感光
体が蒸竹等の手段によらず導電性材料上に塗布すること
によって得られることもあって多用されるようになった
が、有機光導電性(opc)感光体から成る像担持体で
は高湿下で画像流れを生じ易くコピー画質を著しく劣化
させる傾向が大きり・ためその必要性が高いとされてい
る。
〔発明が解決しようとする問題点〕
クリーニング手段として、従来がらファーブラシ、クリ
ーニングブレード、ウェブなどを用いるものが幾多提案
されているけれども、これら従来系のクリーニング手段
にあっては、残留トナーは除去できても、転写紙片中に
存在するタルク、ロジンなどあるいはコロナ生成物など
を除去するには不充分であり、このようなものが像担持
体表面に固着すると、とくに高湿の場合、これらの物質
が水分を吸収して低抵抗となり、像担持体表面に形成さ
れる静電潜像を著しく乱し、画像流れとなってコピー画
像を著しく劣化させるおそれがあった。
特に従来用いられていt;ビスフェノールA W (B
PA)のカーボネイトをバインダー樹脂とした。Pc感
光体では付着物だけ除去することは難かしく感光層をも
研摩して感光体の寿命を縮めてしまうという問題点があ
った。
従来、前記の画像流れに対しては種々の対策がとられて
来た。例えば帯電極により発生したオゾン等のコロナ生
成物を低減する手段としてファン等によるオゾン吸引手
段を設け、コロナ放電時に生じたオゾンを像担持体の近
傍から吸出することがなされといる。また像担持体上に
ロジン、タルク等の付着物が固着することを軽減するt
;めの手段として、像担持体に当接するクリーニングブ
レードの当接圧力を低減し、クリーニングブレードによ
って之等付着物を像担持体表面に押し固めるよう作用す
ることがないような配慮がなされている。
また像担持体上に固着する之等付着物を除去する手段と
しては、トナーの外添剤として研摩性の高い粒子を用い
るようにし、現像擦過時あるいはクリーニングブレード
の当接時に像担持体表面で研摩作用が生じるような手段
がとられている。また像担持体上の非画像部にトナー像
を形成し、このトナー像を転写されることなくクリーニ
ング部に到達するようにして、該トナー像をクリーニン
グすることによって研摩作用を促進するような手段もと
られている。
更にまた像担持体表面への付着物が水分を吸収して静電
潜像を乱すことへの対策としては、像担持体の近傍にヒ
ーターを設けて環境温度を上げ、吸湿を減らす方法もと
られている。
上述した画像流れに対しての対策・方法は何れも一長一
短があり、また単独の手段によっては完全な対策とはな
り得ないもので、各対策は新たな問題あるいは欠点が生
じてくる面もある。倒えば上記のオゾン吸引手段にはモ
ータファン等の特別な手段を設けることが必要となる。
またクリーニングブレードの当接圧力を低減させると、
その間を残留トナーが通り抜け、十分にクリーニングを
されない所謂クリーニング不良が生じ易くなるという問
題がある。またトナーの外添剤として研摩性の高い粒子
を用いるとトナーやキャリアが劣化しやすく現像剤の耐
久性の点で問題がある。また像担持体上の非画像部にト
ナー像を形成する方法は現像剤の無駄な消費を必要とす
ることとなる。
更にまた像担持体の近傍にヒーターを設けると装置構成
が複雑となり、常時ヒーターを通電しておくことがら像
担持体以外の部材が加熱されてしまう問題がある。
その他機担持体上に付着するタルク、ロジン等のコロナ
生成物を除去する手段としては、像担持体表面を摺擦す
る弾性(ゴム)ローラを設ける構成が、例えば特開昭6
1−67073号公報あるいは特開昭61−91682
号公報によって開示されている。しかしながら単に像担
持体に摺擦する弾性ローラを設けても像担持体表面を研
摩する作用は不十分で、かえって之等の付着状態を強固
にしてタルク、ロジン、あるいはコロナ生成物を像担持
体表面から充分に除去することが出来なかった。
そこで弾性ローラに替えて板状フェルトや繊維材等を用
いた研摩パッドを像担持体表面に摺接して該表面を極く
微量研磨することによってタルクや紙粉を払拭するのが
最も効果的なりリーニング手段として着目されているが
、パッドを像担持体表面に長く圧接状態を保持している
と感光体を傷付けて画質が低下す、るばかりでなく感光
層の唐滅が早まって感光体としての寿命を著しく短縮す
ると云う問題を起こしていた。
本発明はこの点を解決して改良した結果、感光体表面に
固着した紙粉その他の付着物を研摩することで充分に除
去し、良質の画像の得られる表面状態を維持する一方、
研摩の感光層に対する影響は小さくて長期に互って良好
なM像形成の性能を持続することの出来る静電記録装置
の提供を目的としたものである。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的は、表面層に前記一般式〔A〕で表される構造
単位及び/又は一般式〔B〕で表される構造単位を主要
繰り返し単位として有するポリカーボネート(以下II
PZと記す)を含有する感光体に対して感光体表面を微
量研摩する紙粉とりパッドを圧接することによりクリー
ニングを行うことを特徴とする静電記録装置によって達
成される。
〔発明の詳細な説明〕
本発明で用いる画像形成装置の例を第1図ないしvg6
図に示す。
第1図はクリーニング装置内に紙粉とりパッドを設けた
静電記録装置の要部を示したもので図上矢示方向(時計
方向)に回転する感光体下ラム10の周面には上流側か
ら転写手段たる転写電極lと分離電極2、クリーニング
手段を収容したクリーニングボックス11それに帯電手
段たる帯電器3がそれぞれ配設されている。
感光体ドラムIOは矢示方向への回転に従っ2てその周
面の感光層が前記帯電器3によって電位を与えられると
次いで該帯電器3の下流側に位置する露光手段、現像手
段(何れも図示せず)によって原稿像の潜像形成とその
トナー像化が行われたあと前記転写電極lによって転写
紙な画像を転写しさらに転写紙を前記分離電極2によっ
て分離したのち周面上の残留トナーや紙粉等を前記クリ
ーニングボックス11内の各クリーニング手段によって
除去、清掃される。
ここで本実施例における感光体は導電性のドラム上にB
PZ’l−f機先導電性感光層を設けたものであるので
之について説明を行う。
BPZ有機光導電性感光層は、通常有機光導電′性物質
がポリカーボネートバインダー樹脂中に分散含有されて
構成され、その厚さは例えば約lO〜30μm程度であ
る。この有機光導電性感光層は一層構成であってもよい
し、またキャリアの発生とその輸送とを別個の層で分担
するいわゆる機能分離型の二層構成であってもよい。二
層構成とする場合においては、キャリアの発生を担う発
生層の厚さは例えば0.05〜5μm1 キャリアの輸
送を担う輸送層の厚さは例えば10〜30μmである。
これらの発生層及び輸送層にはバインダー樹脂がそれぞ
れ例えば20〜90重量%好ましくは30〜70重量%
および30〜80重量%好ましくは50〜70重量%程
度含有される。
キャリアの発生を担う発生層は、例えばモノアゾ色素、
ビスアゾ色素、トリスアゾ色素などのアゾ系色素、ペリ
レン散無水物、ペリレン酸イミドなどのペリレン系色素
、インジゴ、チオインジゴなどのインジゴ系色素、アン
スラキノン、ピレンキノン、フラバンスロンなどの多環
キノン類、キナクリドン系色素、ビスベンゾイミダゾー
ル系色素、インダスロン系色素、スクェアリリウム系色
素、金属フタロシアニン、焦合fS7タロシアニンなど
のフタロシアニン系顔料、ビリリウム塩色素、チアピリ
リウム塩色素とポリカーボネートから形成される共晶錯
体など、公知の各種のキャリア発生物質をバインダー樹
脂と共に溶剤中に溶解或いは分散し、塗布することによ
り形成することができる。このうち好ましいのは、ポリ
カーボネートの高分子量物質よりなるバインダー中に7
タロシアニン系、ビスアゾ系あるいはキノン糸のキャリ
ア発生物質を分散させて得られるものである。
キャリアの輸送を担う輸送層は、主鎖または側鎖にアン
トラセン、ピレン、7エナントレン、ココネンなどの多
環芳香族化合物を有する化合物、マタはインドール、カ
ルバゾール イソオキサゾール、チアゾール、トリアゾール、インダ
ゾール、ピラゾール、オキサジアゾール、ピラゾリンな
どの含窒素芳香環を有する化合物、トリフェニルアミン
骨格、スチルベン骨格、ヒドラゾン骨格を有する化合物
などのキャリア輸送物質をバインダー樹脂と共に溶剤中
に溶解或は分散し、塗布することにより形成することが
できる。
バインダー樹脂としては後述するポリカーボネートの高
分子バインダー中に、スチルアミン系、ヒドラゾン系、
カルバゾール系、ヒドラジン系などのキャリア輸送物質
を分散させて得られたものである。
キャリアの発生層及び輸送層に用いるBPZはポリカー
ボネート樹脂であって前記−数式(A)及びCB)で表
される単位を主要繰返し単位とした構造を有する。
これらのカーボネート樹脂は従来用いられていたIIP
^の欠点を改善したものであって、これらのポリカーボ
ネートの中心炭素原子には、少なくとも一方が、かさ高
い(パルキイな)Rx、R4が結合しているか、あるい
は上記2による環が形成されているので、これらのR,
および/またはR4あるいはZによってポリカーボネー
トの分子鎖が特定方向に配列することが効果的に阻止さ
れる。このlこめポリカーボネートが、結晶化して溶液
がゲル化したり感光層形成時に膜表面に析出することが
なく、異常な凸部による収率の低下およびクリーニング
不良等による画像欠陥等のごとき、特性劣化を防ぐこと
ができる。こうした顕著な効果は、前記−数式(A)に
おいてR,とR,が互いに異なるかあるいは非対称に結
合していれば、更に顕著に発揮される。前記一般式〔B
〕では、前記Zによって形成される環が上記の顕著な効
果に直接寄与している。
即ち本発明に於いて、前記−数式(A)若しくは一数式
CB)で示されるポリカーボネートをバインダ樹脂とし
て用いることにより皮膜物性に優れ、電荷保持力、感度
残留電位等の電子写真特性に慢れ、かつ繰返し使用に供
した時にも疲労劣化が少ない安定した特性を発揮する電
子写真感光体を作成することができる。
更に、感光体として用いた時、磁気ブラシやクリーニン
グブレードで擦過されても感光層表面に傷が付きにくく
感光.層の摩耗が少ない上、クリーニング不良等の特性
不良のない高耐刷性の電子写真感光体を作成することが
できる。
また前記本発明に係るポリカーボネート樹脂には必要に
応じ、−数式(A)及びCB)の繰返し単位の外に他の
繰返し単位を含宵させた共縮金型のポリカーボネート、
例えば4.47−シヒドロキシフエニルー1.1−シク
ロヘキサンに少量のビスフェノールAを混合して共縮合
させたポリカーボネートを用い、物理的、化学的或は電
気的特性を調整してもよい。
更に必要に応じ作用効果に支障を米さぬ範囲で他のポリ
マを混合して用いることができる。この際の混合比率は
5Qwt%以下が好ましい。
一方前記クリーニングボックス11の収容するクリーニ
ング手段は次に記すような各部材によって構成されてい
る。
クリーニングボックス11内の上部には、前記感光体ド
ラム10に摺接し、転写後に該ドラム面に残留するトナ
ーを掻き落とすためのブレード12と、感光体ドラムI
Oの表面に圧接してその表面を微量研磨する紙粉とリバ
ッド23(以下単にパッド23と呼ぶ)が設けられてい
る。また、下部には前記ブレード12によってドラム面
より掻き落したトナー13を、トナー受は部14に導く
ガイド板15が設けられている。該ガイド板15の設置
位置や角度及びドラム面との間隔はクリーニングボック
スll内へ入ったトナー13が逆流漏出しないようにす
るために重要である。このガイド板15を伝ってトナー
受は部14に入ったトナーはスクリュー16により破棄
ケース (図示せず)へと搬送される。
前記ブレード12はクリーニングボックスIIの側壁内
面に設けたビン17にヒンジ結合しt;支持部材18の
前縁側に、支持爪18a、 18b間に挾まれた状態に
て支持されている。該支持部材18は後縁側上面とクリ
ーニングボックス11の蓋部11aの内面との間に介装
したバネ19により反時計廻り方向に揺動力が付勢され
、これによりブレード12をドラム10面に圧着してい
る。
また、前記ブレード12の背面側には前記支持爪18a
に接着剤等にて固着した板状部材20が並設されている
。該板状部材20はブレード12により掻き取られたト
ナー13がブレード背面に沿って上昇して舞い上がるこ
とを防止する機能を有する。即ち、ブレードと板状部材
との間に入り込んだトナー13はそこで圧縮され、大き
な塊になって落下するように構成されている。
更に、前記ブレード支持部材18の後縁側にはクリーニ
ングボックス11の後壁との間を閉塞するシート状部材
21が設けられている。これはクリーニングボックスl
l内をトナー受は部14を持つ下室Aと、上室Bとに区
画し、トナーの飛散を下室A内に停め、上室B内に及ぼ
さないようにしたものである。このシート状部材21は
ブレード支持部材18がヒンジ結合部17を中心に揺動
するために、その揺動を妨げないように薄肉にして腰の
有る弾性素材(例えばPUTベース)で形成すると良い
前記パッド23は第2図示の如く残留トナーをクリーニ
ングするブレード12の設置部より下流側に設置した保
持具22に交換可能に取付けられている。
該保持具22はブレード12の支持部材18と共通のピ
ン17にヒンジ結合した両端片22a′を有する固定枠
体22aと、該固定枠体22aに長孔26及びビン26
′とにより幅方向にスライド可能に取付けられ、かつ、
バネ24により外方に押圧付勢された可動枠体22bと
、該可動枠体22bの外面側に固定した溝枠25を設け
てなる。しかして、保持具22はクリーニングボックス
11の蓋部11aを外し、該ボックス11の側壁内面の
ピン17に固定枠体22aの両端片22a′を、第3図
の二点鎖線の如く水平に結合し、可動枠体22bをバネ
24に抗して圧縮させながら前記パッド23の研唐面が
周回実線の如く感光体ドラムIOの表面に突き当たるよ
うに回動させる。しかる後、第1図示の如くクリーニン
グボックス11に蓋部11aを嵌め、固定すれば、該蓋
部11aの一部11bにより保持具22は上方から支え
られ、感光体ドラムIOの回転方向の力(矢印)に対向
できるようにしている。
前記パッド23は2I¥4図の矢印の如く押圧する前記
バネ24により感光体ドラム10の表面に圧接し、lコ
ピー毎にドラム素面を微量研磨する。この微量研訂に要
する前記パッド23の圧接力は4〜40g/amが適当
である。即ち、該バネ24の強さが4g/cmで圧接さ
せる力に満たないときは感光体ドラムIOの表面に付着
したタルクを殆ど払拭できず、40g/amを越えると
、感光体ドラム10の表面を研磨し過ぎ、損耗を早める
結果となるからである。
しかして、実際には15〜20g/c+*の範囲で使用
している。
また、前記パッド23は繊維を圧縮してなる不織布のよ
うな部材、例えば、第5図示の如く板状フェルトFを形
成し、これを細条片Bに裁断してなる。
この場合、板状フェルトFの厚さaは、前記保持具22
の溝枠25の深さdより大きく形成し、かつ、該板状フ
ェルトFを前記溝枠25の溝幅Wより若干−大きめの幅
寸法す毎に線条に裁断して断面角形のフェルト細条片B
を形成する。この細条片Bは裁断面でない2つの面B−
’1.B−2が研磨面となるように溝枠25に嵌入する
。この研磨面となる面B−1,B−2は長期使用の結果
、疲労するからそのような場合には溝枠25から第6図
示矢印の如く取り外し、他方の研磨面と交換する。そし
て、両研磨面共に疲労したときには新たなものと交換す
る。
前記パッド23の材質としてはウール(羊毛繊維)を使
用してもよい。即ち、ウールは繊維主体の表面が鱗片に
なっており、この鱗片の集合により優れた研磨性を発揮
するためである。
勿論、ウール以外の繊維、例えば、合成繊維やステンレ
ス繊維を用いることも可能である。合成繊維には通常ウ
ールのような鱗片がなく、これを単独で用いた場合には
多少研磨性に欠けるし、ステンレス繊維は金属エツジが
きついので単独では研磨性が高くなり過ぎるきらいがあ
る。従って、合成繊維とステンレス繊維の場合はこれら
を混紡するか、ウールと適当な割合にて混紡するように
して望ましい研摩性が維持できるようにするとよい。
また前記パッド23をウレタンゴム、クロロプレンゴム
の発泡材をもって形成する場合には含有する砥粒、研摩
材とし、て例えば酸化アルミニウム (アランダム)、
炭化ケイ素(カーポランダム)、酸化セリウム等の粒径
が0.5〜50μmの範囲にあるもので好ましくは0.
5〜10μmの間にあるものが適している。
なお前述の研摩性とは前記パッド23の圧接力とも関係
するが、実際には1〜1.5μm/ 10,000コピ
一程度の研摩特性で得られる画像については充分に満足
できるものである。
〔実施例〕
(感光体の作成) 種水化学社製塩化ビニルー酢酸ビニル−マレインm恭重
合体「エスレックMF−10J  1重量部をメチルエ
チルケトン100重量部に溶解して中間層塗布液計調整
した。この液にアルミニウムドラムを浸積し、乾燥後の
膜厚が0.1μ重の中間層を形成しIこ 。
次にr、c、1社製ジブロモアンスアンスロン「モノラ
イトレッド2YJ1重量部を1.2−ジクロロエタン5
0重量部に加えてボールミルで分散シて得られた分散液
にバインダーとして三菱瓦斯化学社製npz rニーピ
ロンZ −300J O,5重量部を溶解し十分混合し
てキャリア発生層塗布液を調整し、この液中にアルミニ
ウムドラムを浸漬塗布し、乾燥後の膜厚が1μmのキャ
リア発生層を形成した。
さらにキャリア輸送物質として下記構造式を有するスチ
リル化合物15重量部とバインダーとして三菱瓦斯化学
社製BPZ rニーピロンZ −200J 20重量部
とを、1.2−ジクロロエタン10(l歪部に溶解して
キャリア輸送層塗布液を調整し、 この液中にアルミニウムドラムを浸積して乾燥後の膜厚
が20μmのキャリア輸送層を形成し本発明の感光体A
を得た。
またキャリア輸送層のバインダーとしてZ −200を
用いた以外は感光体Aと同様にして本発明の感光体Bを
得″た。
さらに、キャリア、輸送層のバインダーとして量大化成
社製BPA rパンライトL −1250Jを用いた以
外は感光体Aと同様にして比較例の感光体Cを得 l二
 。
(実写評価) 評価機としてコニカ社製複写機r U−Bix 155
0J改造機を用いて1万コピーの実写評価を行った。
結果を第1表に示す。
表面層にBPZを用いた感光体を用いかつ紙粉取りパッ
ドを使用した実施例1および2では1万コピーに渡って
画像ボケ、スジ、カプリのない十分な濃度の画像が得ら
れた。また感光体の膜厚減耗は1万コピーで0.3〜0
.4μ肩と少なかった。
一方、表面層にBPZを用いた感光体を使用しても紙粉
取りパッドを使用しない比較例1では500コピーの実
写で画像ボケが発生した。また、表面糸に従来のIIP
Aを用いた感光体を使用し、かつ紙粉取りパッドを使用
した比較例2では画像ボケの発生はなかったが、1万コ
ピーで画像に白スジとカブリが発生した。このとき感光
体表面には多数のドラム周方向傷が発生しており、また
膜厚減耗は1万コピーで1.6μmと極めて大きかった
m1表はこの結果を表にもとめたものである。
以上のことから、感光体表面にBPZを用い、かつ紙粉
取りパッドを使用した場合にのみ長期に渡って画像ボケ
、白スジ、カブリのない良好な画像を〔発明の効果〕 以上説明したようにBPZ有機光導電性感光体に関して
は砥粒・研摩剤を含有する紙粉とりパッドを像担持体面
に対し単に圧接するのみにて充分にタルク、ロジンある
いはコロナ生成物等の付着物を除去することが出来る。
よって本発明により像担持体は残留トナーを始め、画像
処理に際して発生した各異物の除去清掃が効率良く行わ
れて清浄な感光面を再生することが出来るようになるの
で画像が損なわれることなく常に画質の優れたコピーを
長期にわたって得られる静電記録装置が提供されること
となりBPZ有機光導電性感光体を像担持体とした本発
明の静電記録装置においては特にその効果は顕著であっ
た。
【図面の簡単な説明】
図はこの発明の実施に使用する装置の一例を示し、vg
1図は明示的断面図、vg2図は紙粉とりパッド及びそ
の保持具の概略斜視図、第3図は感光体表面に前記パッ
ドを圧接した状態を示す斜視図、第4図は前記パッドに
よる研磨状態を示す拡大断面図、第5図は前記パッドの
製作順を示す説明図、第6図は前記パッドの交換時の斜
視図である。 10−m−感光体ドラム 11−−−クリーニングボックス 12−m−ブレード 13−−−1−ナー 18−−−ブレード支持部材 19−m−バネ 20−m−板状部材 21−m−シート状部材 22−・保持具 22a−m−固定枠体 22b−m−可動枠体 23−−一紙粉とりパッド 24−−−バネ 25−−一溝型部 F−m−不織布のような部材(板状フェルト)B−m−
細条片 B−1,8−2−一一研磨面

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)表面層に下記一般式〔A〕で表される構造単位及
    び/又は下記一般式〔B〕で表される構造単位を主要繰
    り返し単位として有するポリカーボネートが含有される
    感光体に対して感光体表面を微量研摩する紙粉とりパッ
    ドを圧接することによりクリーニングを行うことを特徴
    とする画像形成方法。 一般式〔A〕 ▲数式、化学式、表等があります▼ 但し式中R_3、R_4は水素原子、置換、未置換のア
    ルキル基、置換、未置換のシクロアルキル基または置換
    、未置換のアリール基であってR_3若しくはR_4の
    少なくとも一方がかさ高い基である。 R_5、R_6、R_7、R_8、R_9、R_1_0
    、R_1_1、R_1_2は、水素原子、ハロゲン原子
    、置換、未置換のアルキル基、若しくは、置換、未置換
    のシクロアルキル基を表し、重合度は10〜5000、
    好ましくは50〜100である。 一般式〔B〕 ▲数式、化学式、表等があります▼ 但し式中、R_5、R_6、R_7、R_8、R_9、
    R_1_0、R_1_1、R_1_2は、前記一般式〔
    A〕におけると同じ基を表し、Zは、置換、未置換の炭
    素環若しくは置換、未置換の複素環を形成するのに必要
    な原子群を表し、重合度は10〜5000、好ましくは
    50〜1000である。
  2. (2)前記紙粉とリバンドは前記感光体の回転方向に対
    して転写手段の下流にあって該転写手段と静電潜像を形
    成するための帯電手段との間にあってクリーニングを行
    うことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の画像形
    成方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0895451A (ja) * 1994-09-28 1996-04-12 Nec Corp 現像ローラ汚染物質を除去するクリーニング装置
US7175955B2 (en) 2003-06-30 2007-02-13 Fuji Xerox Co., Ltd. Electrophotographic photoreceptor, electrophotographic process cartridge and image forming apparatus

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JPH0895451A (ja) * 1994-09-28 1996-04-12 Nec Corp 現像ローラ汚染物質を除去するクリーニング装置
US7175955B2 (en) 2003-06-30 2007-02-13 Fuji Xerox Co., Ltd. Electrophotographic photoreceptor, electrophotographic process cartridge and image forming apparatus

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