JPH0124624B2 - - Google Patents

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JPH0124624B2
JPH0124624B2 JP56108942A JP10894281A JPH0124624B2 JP H0124624 B2 JPH0124624 B2 JP H0124624B2 JP 56108942 A JP56108942 A JP 56108942A JP 10894281 A JP10894281 A JP 10894281A JP H0124624 B2 JPH0124624 B2 JP H0124624B2
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JP
Japan
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roller
forming tool
drive shaft
container
slot
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JP56108942A
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English (en)
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JPS5747642A (en
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Edowaado Jonson Uooren
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SHAAUTSUDO TSUURU Inc
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SHAAUTSUDO TSUURU Inc
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Publication date
Application filed by SHAAUTSUDO TSUURU Inc filed Critical SHAAUTSUDO TSUURU Inc
Publication of JPS5747642A publication Critical patent/JPS5747642A/ja
Publication of JPH0124624B2 publication Critical patent/JPH0124624B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B31MAKING ARTICLES OF PAPER, CARDBOARD OR MATERIAL WORKED IN A MANNER ANALOGOUS TO PAPER; WORKING PAPER, CARDBOARD OR MATERIAL WORKED IN A MANNER ANALOGOUS TO PAPER
    • B31FMECHANICAL WORKING OR DEFORMATION OF PAPER, CARDBOARD OR MATERIAL WORKED IN A MANNER ANALOGOUS TO PAPER
    • B31F1/00Mechanical deformation without removing material, e.g. in combination with laminating
    • B31F1/008Shaping of tube ends, e.g. flanging, belling, closing, rim-rolling or corrugating; Fixing elements to tube ends
    • B31F1/0087Rim-rolling
    • B31F1/009Rim-rolling combined with joining, e.g. for fixing a closure element

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Making Paper Articles (AREA)
  • Shaping Of Tube Ends By Bending Or Straightening (AREA)
  • Auxiliary Devices For And Details Of Packaging Control (AREA)
  • Shaping Metal By Deep-Drawing, Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、紙コツプ等のコツプ型容器の、主と
して輪郭が非円形であるへりを折り曲げあるいは
そのようなへりに耳を作るのに適した装置に関す
る。
従来においても、この種の容器のへりを折り曲
げ加工する装置はあるが、運転速度は必ずしも速
くなく、加工されるへりが損傷を受け易く、加工
されたへりは満足のいかないものが多く発生す
る。本発明は、このような問題点を克服して、高
速運転が可能で満足のいく加工を加えることので
きる新規な装置を提供することを目的とする。
本発明によれば、往復動可能な工作台;該工作
台上に回転可能に支承され、駆動源により回転さ
れる回転駆動軸;保持板と受け板と少なくとも2
枚の押さえ部材の3者をその順序に重ね合わせて
構成され、該回転駆動軸の一端に固着され、該回
転駆動軸と共に回転する成形具受、該受け板には
少なくとも1個の方形の溝孔が放射状に設けてあ
り、該保持板には該溝孔よりも巾が狭く長さが短
い、少なくとも1個の長孔が、該溝孔と重なり合
う位置に、設けてあり、該各押さえ部材は、並べ
て配置したときに他の押さえ部材との間に隙間が
できる形状に形成されていて、その隙間は該受け
板の溝孔と重なり合う位置に位置するよう該受け
板に取り付けられている;該成形具受の該受け板
の溝孔の中に移動可能に収納されているローラ支
持具と該駆動軸に垂直に交差する軸の回りに回転
するように該ローラ支持具に軸着された、折曲げ
ローラとよりなる少なくとも一組の成形具、該折
曲げローラは、中央部が細くくびれたほぼ砂時計
型に形成されている;該保持板の該溝孔を貫通し
ている植込み軸を介して該ローラ支持具と一体的
に連結されているローラ従車;該工作台と該成形
具受の間にあり、該工作台に固定されていて、該
ローラ従車を収納するための開口している、加工
されるべき容器の横断面形状に一致した軌道を有
するカム溝を有するカム板;該工作台を介して該
成形具を加工されるべき容器の方へ近づけあるい
は容器から遠ざかる方向へ往復動させるクランク
機構;とよりなるコツプ型容器のへりを折り曲げ
加工する装置、が提供される。
以下に本発明の実施態様を示した図に基づいて
本発明を詳細に説明する。本発明の装置によつて
加工される典型的な容器は、第1〜4図に符号1
0で示す。この種の紙コツプ容器は、加工紙で作
られ、本体の横断面の形状が、第2図に最もよく
示すように、ほゞ長方形の中央部とその短辺側に
半円形を向かい合わせて連続させた、陸上競技の
トラツクのような形状である。この容器10は、
長方形の加工紙を管状にまるめ、両縁の合わせ目
15をくつつけて作られた側壁12を有する。1
4で示す容器の底は、一枚の加工紙で作られるの
が好ましく、上げ底状に側壁12の下端からいく
分内側に入つたところに置かれ、底を浮かすため
に底14の外周には下方に垂直に折れ曲がつたス
カート16が設けてある。底14は、第3図に示
すように、容器の側壁12の下部をスカート16
の内側に折り返し、その折り返した部分17と側
壁12との間に底14のスカート16を挟みつけ
て組み付ける。
容器10の上端には、側壁12の上端縁を外側
に管状にまるめた耳18が形成してある。
本発明の装置は、上記した側壁12の下部の折
り返し部分17を折り返して底をとりつけたり、
上端の耳18を形成するために側壁12の上端を
まるめるための装置である。
第5〜8図を参照して、本発明の装置を詳細に
説明する。
符号20は、本発明を実施した装置全体を示
し、符号22は本発明の装置を1加工部として有
し、装置20と協働してコツプ型容器のへりを折
り曲げ加工する、回転やぐら型紙コツプ製造機で
ある。
紙コツプ製造機22は、やぐら26を支承する
フレームあるいは台24を有する。図示のやぐら
26は、垂直軸28の回りに回転するように支承
されており、やぐら26は90゜ずつ等間隔を置い
て、放射状に外方向に延び出した4本の紙コツプ
保持手段、即ち紙コツプ形成用芯棒30を有す
る。各芯棒30は、芯棒の全長にわたつて、図示
の紙コツプ容器10のような容器の側壁内面の形
に丁度合致した一定の非円形断面を有する。やぐ
ら26は、容器製造技術の分野では公知の方法に
よつて、フレーム24とやぐら26の軸の回りに
等角度に間隔をあけて設けた複数の種類の加工部
に対する動きが割り出されるような方法で支承さ
れている。
装置20を主として第5図を参照してより詳細
に説明する。装置20は、工作台42、駆動モー
タ44、回転駆動軸40、カム及び従車機構3
6、成形具受32、成形具34、クランク機構3
8及びブラケツト50,52を有する。
回転駆動軸40は、工作台42に回転自在に水
平に支承されており、回転駆動軸40の一端に
は、プーリが取り付けられていて、駆動モータ4
4の回転運動をベルトを介して伝達されて回転す
る。回転駆動軸40の他端には、成形具受32及
び成形具34が装着されている。カム及び従車機
構36は、成形具受32及び成形具34と工作台
42の間に配置されている。回転駆動軸40は、
成形具受32及び成形具34とカム及び従事機構
36の一部を回転駆動する。
装置20は、符号32で示す成形具受を有す
る。
成形具受32を、第6及び7図を参照して詳細
に説明すると、成形具受32は、保持板68、受
け板54、4枚の扇形の押さえ部材72、とより
成る。この押さえ部材72は、後で詳述する成形
具の数に応じて、最低2枚でもよい。
受け板54は、円形で、周方向に等間隔に且つ
放射状に配置された4個の方形の溝孔56を有
し、駆動軸40の前端にキー止めされている。受
け板54の内側、即ち工作台42側には、同じ円
形の保持板68が受け板にボルト止めされ、受け
板54の外側、即ち保持板68の反対側には、同
じ形状の4枚の扇形の押さえ部材72が、周方向
に等間隔に受け板にボルト止めされている。これ
ら保持板68、受け板54、押さえ部材72は一
体となつて1枚の円板状の成形具受を形成し、回
転駆動軸40によつて一体的に回転する。
保持板68には、受け板54の溝孔56に対応
する位置に、各1個の長孔70が設けてあり、そ
の長孔70の巾と長さは溝孔56の巾と長さより
夫々狭くかつ短い。
4枚の扇形の押さえ部材72は、隣りの押さえ
部材との間に隙間ができるように形成されてお
り、その隙間は、受け板54の溝孔56に対応し
た位置に位置するように配設してある。
この成形具受32には4組の成形具34が、回
転軸128を中心にして90゜の間隔をおいて装備
してあるが、成形具34は4組より多くても少な
くてもよい。
成形具34は、芯棒30と協働して、容器の側
壁12の下部縁端部17を内側に折り曲げて反転
させ、底14のスカート16を挟みつけるように
密着させて、底14を組みつけるように働く。そ
のために、この成形具受32は、水平軸128の
回りに回転するように設けられている。
成形具受34は、以下に説明するカム及び従車
機構を構成するローラ従車に一体的に組みつけら
れており、且つ成形具受32の所定の箇所に保持
されていて、ローラ従車の移動と共に、水平軸1
28の回りを回転しながら、一定の非円形軌道を
描いて移動する。
第6図及び第7図を参照して、カム及び従車機
構を説明する。
カム及び従車機構36は、カム板74とローラ
従車78とより成る。
カム板74は、回転駆動軸40の貫通する孔を
中心に有している。カム板74は、工作台42の
一部に、回転駆動軸40を中心にして固着されて
いる。カム板74には、工作台42と反対側に開
口し、断面がほぼ方形のカム溝76が設けてあ
り、このカム溝76の軌道は、加工される紙コツ
プ容器の横断面形状と一致している。カム溝76
は、成形具受32に成形具34と一体に組みつけ
られたローラ従車78を受ける。ローラ従車78
はカム溝76の中をカム溝76に沿つて移動す
る。
各成形具34は、主としてローラ支持具58と
成形即ち折り曲げローラ60とよりなる。ローラ
支持具58は、受け板54の溝孔56の中に滑動
可能に入れられている。折り曲げローラ60は回
転駆動軸40の軸を中心にしてほゞ放射状に配置
された軸の回りに自由に回転するように受け板5
4の前方でローラ支持具58上に枢着されてい
る。
成形具34を複数設ける場合は、全ての折曲げ
ローラ60は、同じ位相となるよう配設しなけれ
ばならない。
折り曲げローラ60の形状は、第9図及び第1
0図にその例を示すように、円柱の中央部分をほ
ぼU字形の放射状に切り込んだ、胴がくびれた砂
時計形に形成してある。そのU字形は、加工形成
すべき縁の種類によつて両腕が開いたV字に近い
U字形としたり、両腕がほぼ平行の普通のU字形
にしたり適宜変化させてよいし、その切り込みの
大きさも適宜変えることができる。第9図に示す
折り曲げローラ60は、紙コツプの底の端縁部を
加工するためのもので、加工される端縁部の奥行
きが比較的深く且つ底のスカート部を挟みつける
状態に加工するためのものであるので、V字形に
近いU字形に形成してある。第10図の折り曲げ
ローラ60aは、紙コツプの上端に管状に折り曲
げた耳を形成するためのものであるから、普通の
U字形に形成してある。このくびれの形状は形成
される耳の形状に応じて適宜変えることができ
る。
第7図に断面で示す典型的なローラ支持具8
は、受け板54の溝孔56の中に滑動可能に収納
されているほゞ長方形のブロツク型本体部分と、
溝孔56よりもいく分巾が狭く、受け板54から
扇形の押さえ部材72の隙間を通つて前方に突出
している一対の腕130を有する。この腕130
は、溝孔56の長手方向、即ち回転軸40の軸線
128に垂直に交差する軸線に沿つて、一定の間
隔をおいて離れている。この腕130の間には駆
動軸40の軸線128に垂直に交差する軸線上に
ローラピン62が抜差可能に装着してある。
そのローラピン62の一端は幾分太くなつてお
り、細い本体部と太い部分との境目はテーパ状の
肩を有する。外側の腕130にはローラピン62
の太い部分より僅かに太いピン穴、内側の腕13
0にはローラピン62の本体より僅かに太いピン
穴が設けてあり、折り曲げローラ60はこれらの
ピン穴に差しわたされたローラピン62によつて
回転可能に両腕130の間に保持されている。
第7図に概略を示すように、折り曲げローラ6
0とローラ支持具58の内側の腕の間に座金64
がかませてある。ローラピン62はその肩によつ
て、折り曲げローラ60を内側に押し付けるの
で、座金の厚さを変えることにより、折り曲げロ
ーラの回転軸128からの位置を調整することが
できる。
外側の腕130には、該ピン穴に対して垂直に
設けたねじ穴を設け、このねじ穴に螺着した止め
ねじ66によつてローラピン62をおさえ付けて
ローラピン62を固定する。ローラピン62が固
定されることによつて、折り曲げローラ60及び
座金64も一定位置に固定される。
保持板68には前述のように4つの放射状に延
びた長穴70(第6図にその一つを示す)があけ
てあり、各長孔70は、受け板54の溝孔56と
重なり合うように位置が合わせてある。前述のよ
うに、長孔70の巾と長さは受け板54の溝孔5
6の巾と長さよりそれぞれ狭く短い。そのためロ
ーラ支持具58は受け板54の背面にボルト止め
されている保持板68によつて、保持板側に抜け
出さないように保持される。
成形具34は、保持板68をボルト止めした受
け板54の溝孔56に嵌めこまれた状態で、保持
板68の長穴70から差し込まれたローラ従車7
8の植え込み軸80が螺着されて、成形具34と
ローラ従車78は一体に組み付けられている。
4枚の扇形の押さえ部材72は、ローラ支持具
58の間の受け板54の前面にボルト止めされて
いる。押さえ部材72同志によつて形成される隙
間の巾は、ローラ支持具58の巾と溝孔56の巾
より狭いので、ローラ支持具58は押さえ部材7
2を取り付けてしまうと、押さえ部材72側に抜
け出さない。
このようにして、成形具34は成形具受32の
中に、半径方向には移動可能であるが、成形具受
32から脱出することのないように保持される。
ローラ従車78と、成形具受34、保持板6
8、受け板54、押さえ部材72を所定の配置に
一体的に組み上げた後、カム板74に作られたカ
ム溝76に、ローラ支持具58に一体的に連結さ
れているローラ従車78が、丁度嵌まり込むよう
に回転駆動軸40上に配置して、それら全体を、
カム板と組み合わせて回転駆動軸40上に固定す
る。
装置20全体は、工作台42を介して、クラン
ク機構38によつて一定の軌道上を、第5図にお
いて、左右方向、即ち、紙コツプ製造機22の方
に近づいたり遠ざかつたりする方向に往復動す
る。そのクランク機構38は、第8図に示すよう
に、クランク82と偏心軸84よりなる。クラン
ク82の一端は工作台42のスロツト88の中に
嵌まつているスライダ86に連結されている。ク
ランク82の他端はリンク90を介して偏心軸8
4に連結されている。偏心軸84の運動は、リン
ク90、クランク82、スライダ86を介して、
工作台42を第5図及び第8図における両矢印の
方向の運動に変換されて、工作台42をその方向
に往復動させる。芯棒30の一つが装置20と協
働するのに適した位置にあるときだけ工作台42
を移動させるように、偏心軸84はやぐら26を
駆動する機構と時間的な関係をもつて駆動される
が、そのための手段並びに偏心軸84を駆動する
手段は常套手段でよいので、図示せず、説明しな
い。
前記したように、紙コツプ製造機22は、複数
の種類の加工装置を有するが、図にはへりを折り
曲げ加工する装置20のみを示す。
容器の側壁12は、芯棒30の回りにほゞ長方
形の一枚の加工紙を巻きつけ、重なり合つた合せ
目15をくつつけることによつて形成される。こ
の加工工程は、装置20による加工に先立つて、
別の装置によつて行われるが、本発明と直接関係
しないので説明しない。
第5図に仮想線で示した半製品の紙コツプのよ
うに、紙コツプの側壁12はその縁端部17が芯
棒30の先端から外側にはみ出すように芯棒30
上に置かれている。容器の底14は一枚の加工紙
から型抜きし、プレスしてスカート16を作るの
が好ましい。やぐら26が芯棒30を装置20に
対して位置合わせする前に、プレス加工した底1
4を容器の側壁の芯棒から突出している部分の中
に、芯棒の外端に当接するまで入れる。もし必要
なら、芯棒30を装置20に対して位置合わせす
る直前に、加工紙をべとつかせるために縁端部1
7とスカート16を熱してもよい。
半製品の紙コツプ容器10がはまつている芯棒
30が装置20に対して割り出されると、クラン
ク機構38は作動して装置20を往復動させ、そ
れによつて、成形具32も移動する。装置20が
移動を始めると、それと同時あるいはそれ以前か
ら駆動モータ44は始動し、それによつて回転駆
動軸40は回転し、それによつて成形具受32と
成形具34も同時に軸128の回りに回転する。
成形具受32と成形具34が回転してもカム板7
4は当然回転しない。
一方、成形具34に一体的に組み付けられ、固
定されたカム板74のカム溝76に嵌まつている
ローラ従車78は、成形具受32と成形具34の
回転に伴つて強制的に回転させられる。カム溝7
6の軌道は回転軸128に対して前述のように非
円形であるため、このときには、ローラ従車78
は円回転は出来ない。従つて、もし、ローラ従車
78が成形具受32に対して固定されていると、
ローラ従車78も成形具受32、成形具34も共
に回転することが出来ないけれども、ローラ従車
78は保持板68の長孔70によつて、成形具3
4は受け板54の溝孔56と押さえ部材72の間
の隙間によつて夫々半径方向に移動可能に保持さ
れているため、カム溝76の軌道が回転軸128
からの距離が変化する非円形であつても、ローラ
従車78はその距離の変化に応じて半径方向に移
動しながら軸128の回りに回転する。
このようにして成形具受32は、成形具34が
回転するとき、ローラ従車78と一体的に組み立
てられている成形具34の軌跡はローラ従車78
の軌跡と同じになり、従つて、折り曲げローラ6
0の軌跡も同じになる。
カム溝の軌道は、加工される紙コツプ容器の横
断面形状と同じ形状に形成してあるので、従つ
て、直接加工作業を行う折り曲げローラ60の軌
跡の形状も加工される紙コツプ容器の横断面形状
と一致する。
以下に装置20による紙コツプの下部のへりの
折り曲げ加工と底14の組立て加工について、主
として第9図を参照して説明する。
上記の如く、加工されるべき半製品の紙コツプ
の嵌まつてる芯棒30と加工装置20が所定の位
置に配置されたとき、装置20の成形具34は芯
棒30上の紙コツプの先端から離れている。モー
タ44によつて成形具34が一定の軌道、即ち加
工されるべき紙コツプの横断面の形状と同じ軌道
を辿つて回転移動をし、同時に装置20全体がク
ランク機構38の働きにより移動させられて紙コ
ツプの嵌まつた芯棒30の方に近づく。
成形具の折り曲げローラ60は、座金64の厚
さを調節することによつて、紙コツプの加工され
るべき縁端部が、折り曲げローラ60の最もくび
れた位置よりも僅かに外側のくびれ部92に当接
するように位置決めしてある。4個の折り曲げロ
ーラ60のどれに対しても、ほぼ同じ位置に紙コ
ツプの加工される端縁が当接するように調整され
ている。
折り曲げローラ60が、カム溝76の軌道に従
つた軌道上を移動しながら紙コツプの端縁を押す
ことになるので、端縁は折り曲げローラ60のく
びれ92に沿つて内側に向かつてカールする。装
置20が更に同じ方向に移動し続けると、カール
した端縁はくびれ94に当接して折り返され、折
れ曲り部は内側に移動すると共に折り返された縁
端部17の長さは長くなり、ついには、折り返さ
れた縁端部17は紙コツプの側壁12とその縁端
部17によつて底14のスカート16を挟み込む
ことになる。折れ曲り部が底14のスカート16
の先端近くに達し、縁端部17がそのスカート1
6のほぼ全巾を覆うことになつたところで装置2
0は移動を停止し、折り曲げ加工は完了する。そ
の後、装置20は元の位置に返る。折り曲げ加工
の完了した紙コツプの嵌まつた芯棒30は、やぐ
ら26の回転によつて次の加工工程のために回転
移動し、折り曲げられた端縁部17と底14のス
カート16とがシール加工される。成形具の回転
移動、即ちへりを形成する作業は、装置20の移
動の停止と同時に終わらせてもよいし、装置20
の停止後、暫く成形具34の回転移動を続けさせ
て、端縁部17の折り曲げをより完全に行つても
よい。
次ぎに第10図を参照して、紙コツプの上部の
耳の成形加工について説明する。
第10図に示すそのための装置は、折り曲げロ
ーラ60aが、上述の下部の端縁部を折り曲げ加
工するためのものとは形状が異なつている。この
加工においても装置20の基本的な作動は同じで
ある。
この耳を形成するときには、装置20は前述の
芯棒30の代わりに、やぐら26に装備された中
空の紙コツプ受け96と組み合わせて用いられ
る。紙コツプ受け96には、紙コツプがびつたり
と嵌入する空洞98がある。紙コツプ受け96に
は底壁があり、紙コツプはこの底壁と当接するま
で嵌入される。嵌入された紙コツプは上端が一定
の長さ空洞98から突出している。紙コツプ受け
96の空洞98の開口端には、断面がほぼ4半円
形の切り欠き100が周方向全体に亘つて設けて
ある。
折り曲げローラ60aは上述の実施例の折り曲
げローラ60の形状とは違い、くびれ92a,9
4bが、腕がほぼ平行の普通のU字形に形成して
ある。
成形具の折り曲げローラ60aは、上述の場合
と異なり、すべての折り曲げに対して、加工され
るべき紙コツプの端縁が折り曲げローラ60aの
くびれの内側のくびれ面94aの入口に当接する
位置にくるよう、上述の実施例と同じように、座
金を変えることによつて調整されている。
上述の実施態様の場合と同様にして、装置20
が移動して折り曲げローラ60aが回転移動しな
がら紙コツプの端縁に当接し、更に装置が移動を
続けると、紙コツプの端縁はくびれの面に沿つて
カールし、ついにはくびれ面92aに当接すると
反対方向に折り曲げられる。更に、折り曲げロー
ラ60aが前進すると、カールした端縁部17a
は、紙コツプ受け96の空洞98の開口部に設け
られた溝100に当接して今度はその溝の輪郭に
沿つて紙コツプの壁面12に向かつてカールさせ
られ、断面がほぼ管状の耳18が形成される。
折り曲げローラ60aが紙コツプ受け96の先
端にほぼ接する位置まで前進したところで装置2
0は移動を停止する。成形具の回転移動は装置2
0の移動の停止と同時に停止させてもよいし、装
置20の停止後、耳18を完全に形成するために
暫く回転移動を続けさせてもよいことは、上述の
実施態様と同じである。
上記の如き耳を形成する場合には、第11図に
示すように、折り曲げローラ60bの外側のくび
れ面92bの開口部を幾分内寄りにカーブさせて
閉じる形状とすることによつて、紙コツプ受け9
6の空洞98の開口端の溝100はなくても同様
の耳が形成出来る。従つてその場合には、紙コツ
プを保持する手段は、空洞のある紙コツプ受けで
なくて、前述の実施態様におけると同じ芯棒であ
つてもよい。
耳18が形成された後、装置20は元の位置に
もどり、紙コツプと紙コツプ受けは次の工程に回
される。
本発明による、紙コツプ等の容器のへりを折り
曲げ加工する装置は、特に容器の非円形のへりの
加工に適しており、加工を行うべき成形具、即ち
折り曲げローラが加工されるべき容器の横断面形
状と同じ一定の軌道に沿つて移動しつつ、同時に
容器の加工されるべき端縁に対して、漸進的に折
り曲げ加工を加えて行くことと、折り曲げ加工に
適した新規な形状の折り曲げローラによつて加工
することによつて、加工されるべき容器のへりの
形状が円形、非円形にかかわらず、へりの折り曲
げ加工を従来の装置に比べてはるかに高速で、無
理なく円滑に行うことができ、加工されるべき端
縁が損傷を受けることがなく、きれいにへりを加
工することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の装置により形成された縁端部
を有する典型的な容器の斜視図、第2図は第1図
の容器の底面図、第3図はやや拡大した、第2図
の3−3線部分断面図、第4図はやや拡大した、
第1図の4−4線部分断面図、第5図は本発明の
機械の部分側面図、第6図はやや拡大した、第5
図の6−6線部分断面図、第7図は第6図の7−
7線部分断面図、第8図は第5図の8−8線断面
図、第9図は容器の底を折り曲げつつあるところ
を示す折り曲げ具の概略図、第10図は第9図と
同様であるが本発明の他の実施態様を示す図、第
11図は折り曲げローラの形状を示す側面図、で
ある。 10:紙コツプ容器、20:へり形成装置、2
2:紙コツプ製造機、26:やぐら、30:芯
棒、32:成形具受、34:成形具、36:カム
及び従車機構、38:クランク機構、42:工作
台、54:受け板、56:溝孔、60,60a:
折り曲げローラ、68:保持板、72:押さえ部
材、70:長孔、74:カム板、76:カム溝、
78:カム従車。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 (i) 往復動可能な工作台42; (ii) 該工作台42上に回転可能に支承され、駆動
    源により回転される回転駆動軸40; (iii) 保持板68と受け板54と、少なくとも2枚
    の押さえ部材72の3者をその順序に重ね合わ
    せて構成され、該回転駆動軸40の一端に固着
    され、該回転駆動軸40と共に回転する成形具
    受32、 該受け板54には少なくとも1個の方形の溝
    孔56が放射状に設けてあり、 該保持板68には該溝孔56よりも巾が狭く
    長さが短い、少なくとも1個の長孔70が、該
    溝孔56と重なり合う位置に、設けてあり、 該各押さえ部材72は、並べて配置したとき
    に他の押さえ部材72との間に隙間ができる形
    状に形成されていて、その隙間は該受け板54
    の溝孔56と重なり合う位置に位置するよう該
    受け板54に取り付けられている; (iv) 該各成形具受32の該受け板54の溝孔56
    の中に移動可能に収納されているローラ支持具
    58と該駆動軸40に垂直に交差する軸の回り
    に回転するように該ローラ支持具58に軸着さ
    れた、折り曲げローラ60とよりなる少なくと
    も一組の成形具34、 該折曲げローラ60は、中央部が細くくびれ
    たほぼ砂時計型に形成されている; (v) 該保持板68の該長孔70を貫通している植
    込み軸80を介して該ローラ支持具58と一体
    的に連結されているローラ従車78; (vi) 該工作台42と該成形具受32の間にあり、
    該工作台42に固定されていて、該ローラ従車
    78を収納するための開口している、加工され
    るべき容器の横断面形状に一致した軌道を有す
    るカム溝76を有するカム板74; (vii) 該工作台42を介して該成形具34を加工さ
    れるべき容器の方へ近づけあるいは容器から遠
    ざかる方向へ往復動させるクランク機構38; とよりなるコツプ型容器のへりを折り曲げ加工す
    る装置。 2 該溝孔56、該長孔70及び該押さえ部材7
    2がそれぞれ同じ数設けてある特許請求の範囲第
    1項の装置。 3 該溝孔56、該長孔70及び該押さえ部材7
    2が各4個設けてあり、該押さえ部材72が扇形
    である特許請求の範囲第2項の装置。
JP56108942A 1980-07-16 1981-07-14 Device for forming rim of cup type vessel Granted JPS5747642A (en)

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Publication Number Publication Date
JPS5747642A JPS5747642A (en) 1982-03-18
JPH0124624B2 true JPH0124624B2 (ja) 1989-05-12

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JP56108942A Granted JPS5747642A (en) 1980-07-16 1981-07-14 Device for forming rim of cup type vessel

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CA (1) CA1156878A (ja)
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FR (1) FR2486871A1 (ja)
GB (1) GB2082498B (ja)
IT (1) IT1144384B (ja)
SE (1) SE8104114L (ja)

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GB2082498B (en) 1984-12-19
DE3126947C2 (de) 1985-07-18
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JPS5747642A (en) 1982-03-18
IT8167979A0 (it) 1981-07-15
CA1156878A (en) 1983-11-15
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US4357138A (en) 1982-11-02
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