JPH01244058A - 打放しコンクリート仕上げ方法 - Google Patents

打放しコンクリート仕上げ方法

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Publication number
JPH01244058A
JPH01244058A JP7255788A JP7255788A JPH01244058A JP H01244058 A JPH01244058 A JP H01244058A JP 7255788 A JP7255788 A JP 7255788A JP 7255788 A JP7255788 A JP 7255788A JP H01244058 A JPH01244058 A JP H01244058A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
concrete
exposed
color
exposed concrete
transparent
Prior art date
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Pending
Application number
JP7255788A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Yoshida
洋 吉田
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NICHIEE YOSHIDA KK
Original Assignee
NICHIEE YOSHIDA KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は打放しコンクリート仕上げ方法に関するもの
である。
〔従来の技術〕
打放しコンクリート建造物は、コンクリート打設後固化
養生し、脱型することにより仕上げとなる。
コンクリートは、吸水性が高く、且、脱型後乾燥固化す
ることにより乾燥収縮でコンクリートff面に毛細ひび
割れが生じ、且空気の残置ケ所社ピンホールとして存在
する。これらはすべて、外部環境による影響を受け、躯
体コンクリートを劣化汚損させる主要な原因である。
このため、従来コンクリート異面を保護するために撥水
系や、樹脂防水塗膜系の本のを塗工し、保護している。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、打放しコンクリートは、型枠の造形模様が意匠
の中心的役割を果しており、上記の防水剤を塗工するこ
とくより、打放しコンクリートの意匠性が阻害されるこ
とになってはならない。
通常施工せられている撥水系のものは、水分を撥水させ
る事によりコンクリート躯体への浸透を防止するが、風
雨を伴りた有圧降雨や長期の降雨に対しては蕾しく撥水
性能が低丁し、防水性を喪失する。特にひび割れは水分
の浸透を積極的に招き、コンクリートの遊離石灰に反応
して、エフロレッセンスの流下現象を引きおこして、こ
れが汚損や劣化の原因となる。一方、塗膜系のものは材
質によってはコンクリートの肌色を変色せしめ、且、塗
工膜による異質の費面肌仕上げとなり意匠性を阻害する
。又、乾燥収縮によるひび割れKは材質上柔軟性に欠け
るため、ひび割れに連動して塗膜の切断を生じ水分の浸
透を招くことになる。
以北のことから打放しコ/りIJ−トの表面肌仕上げに
は、耐久性、防水性の付与に改良が加えられねばならな
い。
因K、打放しコンクリートは、使用する型枠にする模様
の違いはあるが、共通したものとしてコンクリートの乾
燥ひび割れの対策が従来から適切なものはなく、以上の
方法が現状行われており、それぞれの肌仕上げが確保さ
れてはいるが早期汚損、劣化が促進されている。
〔課題を解決する丸めの手段〕
そこで本発明は、従来の上記課題を解決して、新案打放
しコンクリートに生する乾燥ひび割れを経由して、躯体
コンクリート内部に浸透する水分やガスを遮断し中性化
及び汚損を防止して、コンクリートの肌の特徴的表面を
確保し得る施工方法を成立せしめたものである。
即ち、本発明においては脱型後、後日発生すると予想さ
れる毛細ひび割れに対し、撥水系・塗膜系による防水塗
工にかえて躯体く生ずるひび割れに連動し伸縮運動のあ
る弾性透明フィラーによるコンクリート肌色仕とげをす
る。′ 弾性フィラーは、下地である躯体コンクリートの肌色を
変化させないために調合された透明フィラーとし、伸縮
性を有して、打放しコンクリートのひび割れからの水分
の遮断と、継続的に発生する温湿変化による膨螢・収縮
に連動して防水することが出来る。弾性フィラー塗工機
トップコートとして汚損と防水を付与するため透明クリ
アー仕上げとする。
〔作 用〕
弾性調合ポリマー・フィラーは伸縮性を有しており、従
来の撥水系・塗膜系とは全く異なる性能があって打放し
コンクリートに生じ九毛細ひび割れの水分の遮断と中性
化防止による劣化抑制が出来て、耐久力が倍加するもの
である。又、打放しコンクリートの主目的である意匠性
も確保される。
〔実施例〕
コンフートは、物件毎に肌色が異なるためその都度現場
にて調合する。
打放しコンクリート脱型後・表面乾燥を*&!した上で
躯体コンクリート六面の色に合せ九弾性ポリマーを調整
する。調合は弾性ポリマー(適当量のポルトランドセメ
ント・ホワイトセメント顔料及び添加剤である。
因に、弾性合成si wにはアクリル系、エチレン酢と
をスチレンアクリル、塩化ビニール、ウレタン、エポキ
シllt脂系等各種あるが、樹脂フィラーが湿気や水分
を吸収することを防ぐ性能があれば、そのいづれに属す
るものであっても良い。
本発明に供するものとして、NY−8000(If品名
二デエー吉田株式会社$1りがあり、これは微粒子タイ
プのアクリル酸エステル共重合樹8トル′)lIンで、
セメントや石灰・石膏などの無機質バインダーとの混和
性がよく、これらの無機質バインダーとの混合割合も制
限されることなく、使用可能でこのNY−80004−
1%合することによってコンクリートへの付着性良好で
弾性・耐透水性・耐候性に優れた、フィラーを作ること
が出来るものとされている。この原液にコンクリート表
面の色合せ調合をする。透明塗膜を確保するため、適量
のポルトランドセメント顔料を〃口え、透明弾性ポリマ
ーを作る。
打放しコンクリートの表面に上記調合された弾性ポリマ
ー・フィラーをローラー刷毛で塗工する。
塗工は2回に分けて行い、初回のフィラーが表面乾燥し
てからは工する。
弾性ポリマーフィラーは2回塗工することによシ厚みは
0.5〜IX程度となり下地コンクリートの膨張・収縮
や毛細ひび割れに対し充分に対応して吸収発散すること
によって毛細ひび割れからの水分等の浸透を防ぎ、且、
トップコートを仕上げとして塗工することにより汚損と
防水性の向上に役立つものである。
〔発明の効果〕
本発明は、上記のごとく打放しコンクリートの表面へ透
明弾性ポリマーフィラーをローラー刷毛仕上げすること
により、打放しコンクリート肌の持ち味と風情を損うこ
となく、自然のままの意匠性を確保し、脱型後に生ずる
乾燥ひび割れに対する防水性や汚損に対し、著しく、向
上し打放しコンクリートの肌仕上げの継続的な六面保護
と劣化防止が増進される効果はきわめて多大なものとさ
れる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 躯体コンクリートの表面に、躯体コンクリート表面肌に
    色合せ調合した透明弾性ポリマー・フィラーを塗工し、
    トップコートを積層することにより打放しコンクリート
    表面肌に生ずる毛細ひび割れを保護し、防水性能を付与
    することを特徴とした打放しコンクリートの仕上げ方法
JP7255788A 1988-03-25 1988-03-25 打放しコンクリート仕上げ方法 Pending JPH01244058A (ja)

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JP7255788A JPH01244058A (ja) 1988-03-25 1988-03-25 打放しコンクリート仕上げ方法

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JPH01244058A true JPH01244058A (ja) 1989-09-28

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005218915A (ja) * 2004-02-03 2005-08-18 Sk Kaken Co Ltd コンクリート打放し面の塗装工法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62260785A (ja) * 1986-05-06 1987-11-13 住宅・都市整備公団 シリカ質系塗材の積層施工方法

Patent Citations (1)

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