JP2000290088A - コンクリート表面の酸による劣化及び塵埃付着防止方法 - Google Patents
コンクリート表面の酸による劣化及び塵埃付着防止方法Info
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Abstract
トの恒久的な酸による劣化および塵埃付着防止方法を提
供する。 【解決手段】 セメントまたは混和材料を含む粉体材料
とともに、一般のコンクリートと同様の細骨材、粗骨材
を使用し、水を加えて練り混ぜたコンクリート組成物
で、上記以外に、界面活性剤、化学混和剤、膨張剤、収
縮低減剤、ポリマーエマルジョン、顔料、増粘剤等を併
用することができるコンクリート組成物であって、セメ
ントのクリンカー鉱物組成中のビーライト量が45〜6
0重量%である高ビーライト系ポルトランドセメントを
用い、水とセメントとの重量比を40〜55%にしたコ
ンクリート組成物を打設のコンクリートの表面にコロイ
ダルシリカをSiO2 量で5〜30g/m2になるように塗
布するとした。
Description
物又は製品用としてのコンクリート自身が酸による変色
および表面劣化に対して強い抵抗性を示すことができる
コンクリート組成物であると共にこれと相性の良好な後
処理膜との結合による、より恒久的な屋外に面するコン
クリート表面の酸による劣化及び塵埃付着防止方法に関
する。
面するコンクリートの表面は、塵埃の付着や微生物の繁
殖、ひびわれや表面の劣化等により経時的に汚染されて
いく。特に、自動車の排気ガス、煤煙等に起因するとい
われる大気中の硫黄酸化物や窒素酸化物等は酸性雨の原
因となり、降雨によってコンクリート表面を侵食する。
コンクリートは本来pH12以上の高アルカリ性である
が、酸にさらされることにより、表面のアルカリ性が徐
々に失われ中性化したり、セメント水和物が溶解し、表
層が侵食される。また一部の微生物の中には代謝により
酸を発生しコンクリート表面を侵食するものもみられ
る。
ト表面は侵食され、色調の変化や、粗さが増したり、塵
埃が付着しやすくなり美観を損なうばかりでなく、耐久
性の低下をもたらし構造物の共用期間の短縮につながる
場合がある。かかるコンクリートの劣化は、外気による
コンクリートの中性化と共にその表面層に存する微細孔
が次第にクラックへと進展することによるものであるこ
とが知られている。
しては、例えば特公平1−40794号公報にあって
は、風化や火災などにより中性化したり凍害もしくは塩
害などにより劣化したコンクリート層にアルカリ付与並
びに強化剤を塗布もしくは吹付け含浸させることにより
アルカリ性を付与すると同時に劣化ぜい弱部分を強化す
るべく、アルカリを付与するための溶液として水酸化カ
ルシウム飽和溶液を用い強化剤としてはコロイダルシリ
カ溶液を別々に用い、更に基材に密着性の良い変性高分
子シリカバイダー及び特殊な焼成無機顔料からなる塗料
でコートすることにより呼吸性のある耐薬性、耐候性の
ある塗膜を形成しRC躯体を再生延命する、との提案が
なされている。
っては、珪酸リチウムと亜硝酸リチウムを特定濃度に含
有する水溶液は安定性が良好であって、これを鉄筋コン
クリート表面から含浸させるとその浸透深さが深く、し
かも含浸後に乾燥させたコンクリートの表面層が乾燥す
ることによって、亜硝酸リチウムを含有した状態で珪酸
リチウムが硬化反応を起こし、セメント系材料に、その
表面から水溶液が含浸した部位にわたる改質表面層が形
成され、緻密かつ耐水性が良好であり、更に埋め込まれ
た金属の発錆も極度に抑制される、との提案がなされて
いる。
ては、珪酸アルカリ水溶液にポリマーエマルジョンを添
加した処理液をセメント系材料の表面から含浸させ、次
いでこれを乾燥することによって得られたセメント系材
料は、該処理液の含浸硬化によって得られる改質表面層
の厚さは減少することなく、更にその表面の耐水性が著
しく増大し、改質表面層からのアルカリ分の溶出が極度
に低下し、改質表面層の表面において劣化が著しく防止
される効果が得られること、また、この改質表面層の表
面は、各種上塗り材との接着強度を高める性質を有し、
この改質層表面にセメント、モルタル、合成樹脂塗料等
を塗被することによって、一層良好にセメント系材料の
劣化を防止できる、との提案がなされている。
ては、コンクリート躯体表面にコロイダルシリカで表面
を被覆した樹脂粒子からなるシリカ複合樹脂エマルジョ
ンを塗布乾燥させることにより、その上に、塗布する無
機イオン浸透性ポリマーセメント系結合剤から溶出する
無機イオン類がコンクリート躯体へ浸透することを妨げ
ることなく、且つ、塗布の時の急激な水分の躯体への吸
収を最低限度に抑えることにより、コンクリート躯体の
緻密化ができ、中性化に対する耐久性向上が得られる、
との提案がなされている。
ンクリート表面にシラン系の浸透性吸水防止剤を塗布し
たり、クリア等の樹脂塗料を表面に塗布して、酸がコン
クリートに直接作用しないように被膜保護するところの
手段では、さほど強固に固着していない浸透性吸水防止
剤や表面保護塗料は、経年的に劣化し、数年で効果を失
ってしまう。
もので、その目的とするところは、打設固化後のコンク
リート自身が酸による侵食に対して強い抵抗性を持ち、
かつ、後処理膜と強固に一体化することでほぼ完全に経
時的な変色を防止し、かつその効果が長期間持続するよ
うなコンクリートの酸による劣化及び塵埃付着防止方法
を提供することにある。
に、本発明のコンクリートの酸による劣化及び塵埃付着
防止方法は、セメントまたは混和材料を含む粉体材料と
ともに、一般のコンクリートと同様の細骨材、粗骨材を
使用し、水を加えて練り混ぜたコンクリート組成物で、
上記以外に、界面活性剤、化学混和剤、膨張剤、収縮低
減剤、ポリマーエマルジョン、顔料、増粘剤等を併用す
ることができるコンクリート組成物であって、セメント
のクリンカー鉱物組成中のビーライト量が45〜60重
量%である高ビーライト系ポルトランドセメントを用
い、水とセメントとの重量比を30〜55%にしたコン
クリート組成物を打設後、硬化したコンクリートの表面
にコロイダルシリカをSiO2 量で2〜50g/m2になる
ように塗布するとしたものである。
ともに、一般のコンクリートと同様の細骨材、粗骨材を
使用し、水を加えて練り混ぜたコンクリート組成物で、
上記以外に、界面活性剤、化学混和剤、膨張剤、収縮低
減剤、ポリマーエマルジョン、顔料、増粘剤等を併用す
ることができるコンクリート組成物であって、セメント
のクリンカー鉱物組成中のビーライト量が45〜60重
量%である高ビーライト系ポルトランドセメント70〜
93重量部とシリカフューム7〜30重量部を用い、水
と結合材との重量比を30〜55%にしたコンクリート
組成物を打設後、硬化したコンクリートの表面にコロイ
ダルシリカをSiO2 量で2〜50g/m2になるように塗
布するとしたものである。
0重量%以下としたものである。セメントまたは混和材
料を含む粉体材料とともに、一般のコンクリートと同様
の細骨材、粗骨材を使用し、水を加えて練り混ぜたコン
クリート組成物で、上記以外に、界面活性剤、化学混和
剤、膨張剤、収縮低減剤、ポリマーエマルジョン、顔
料、増粘剤等を併用することができるコンクリート組成
物であって、セメントのクリンカー鉱物組成中のビーラ
イト量が45〜60重量%である高ビーライト系ポルト
ランドセメント30〜70重量部と高炉スラグ微粉末7
0〜30重量部を用い、水と結合材との重量比を30〜
55%にしたコンクリート組成物を打設後、硬化したコ
ンクリートの表面にコロイダルシリカをSiO2 量で2
〜50g/m2になるように塗布するとしたものである。
フューム、高炉スラグを加えたセメント組成物を用いる
ことにより、好結果を得ることができた。
因はコンクリート自身の耐酸性に劣る水和物と表面層に
存在の微細孔とにあると考え、コンクリート自身での耐
酸性の水和物の生成(化学)と微細孔の存在を許容しな
い緻密結晶の生成(物理)とを目指し、実験の結果、上
記のコンクリート組成物をもって好結果を得た。さら
に、これを下地にして後処理膜剤を施したところ相性良
く強固な一体化が期し得、恒久的な持続結果を得たもの
である。
十分になされていないが、以下の理由によるものと解さ
れる。すなわち、所謂ポルトランドセメントには、セメ
ントクリンカーの組成化合物とその特性を示す表5中の
組成化合物の含有量を変えることにより、図2に示す各
種のポルトランドセメント(普通・早強・超早強・中庸
熱・低熱・耐硫酸塩の6種類)が製造される。
ントの特性と用途は下記の通りである。 a.普通ポルトランドセメント 工事用または製品用と
して多量に使用される、最も一般的なものである。 b.早強ポルトランドセメント 早期に高い強度(3日
で普通ポルトランドセメントの7日に相当)が得られ、
しかも長期にわたって強度増進が大きい。プレストレス
トコンクリート、寒中コンクリート、工期短縮を要する
工事、工場製品などに使用される。 c.超早強ポルトランドセメント 早強ポルトランドセ
メントよりさらにC3 Sを多くし、粉末度を細かくして
あり、早強ポルトランドセメントの3日強度を1日で発
現する。緊急工事、寒中工事、グラウト用などに使用さ
れる。 d.中庸熱ポルトランドセメント 水和熱を下げるため
にC3 SとC2 Aを減じ、C2 Sを多くしてあり、ダム
などマスコンクリートに使用される。初期強度は小さい
が、長期強度が大きい。 e.低熱ポルトランドセメント 1997年4月に新た
に追加されたポルトランドセメントで、水和熱を下げる
ために、中庸熱ポルトランドセメントよりもさらにC2
Sが多く、C2 S含有量が40%以上と規定されてい
る。中庸熱ポルトランドセメントよりも水和熱が低く、
マスコンクリート、高強度コンクリート、高流動コンク
リートに使用される。初期強度は小さいが、長期強度は
大きい。 f.耐硫酸塩ポルトランドセメント 硫酸塩との反応性
を小さくしてあり、硫酸塩を含む土壌地帯での工事に適
し、耐海水性にも優れている。ほとんどが中近東方面へ
輸出される。 g.高炉セメント 高炉スラグを混合したものである。
高炉スラグは潜在水硬性があって、ポルトランドセメン
トの刺激によって次第に硬化する。初期強度は小さい
が、長期強度は大きい。多量に混和すると水和熱を小さ
くすることができ、化学抵抗性、耐熱性、水密性、アル
カリ骨材反応防止効果などに優れる。ダム、河川、港湾
工事や一般のコンクリート工事にも広く使われる。 h.シリカセメント 純度の高いけい石などの粉末を混
合したもので、オートクレープ養生をする製品に使用さ
れる。
通常採用されているのは工期の長期化をもたらすおそれ
のない普通ポルトランドセメントである。このものは、
図2に示される如く、C3 Sを主成分とするが、これは
表5に示される如く強度の発現は早期であるが、水和
熱、収縮、化学抵抗性の諸特性のいずれにおいても
「中」を示すものである。
トの容易なる中性化と表面層の微細孔の存在の因と捉
え、表5中のC2 Sの水和熱(小)、収縮(小)、化学
抵抗性(大)の理想的特性に注目した。市販のC2 Sを
最も多く含むセメントは低熱ポルトランドセメントであ
るので、これを用いたところ好結果が出た。これは、ビ
ーライト量によってセメント水和物中の溶出しやすい水
酸化カルシウムの量、コンクリートの緻密さの程度が異
なるためだと思われる。
は、リグニンスルフォン酸塩、およびその誘導体、オキ
シカルボン酸塩、ポリカルボン酸塩、ナフタレンスルフ
ォン酸ホルマリン高縮合物、メラミンスルフォン酸ホル
マリン高縮合物等が挙げられる。この界面活性剤には通
常、AE減水剤、高性能減水剤、高性能AE減水剤ある
いは流動化剤と称するものを使う。
は、一般のコンクリートと同様に上記材料および水をミ
キサーにて混練する方法をとる。本発明におけるビーラ
イト量45〜60重量%は、ビーライト量が45重量%
未満では、酸にさらされる環境条件におかれた場合に、
コンクリート表面の色の変化が大きかったり、表面の平
滑さもしくは粗さの変化が大きく、美観や耐久性を損ね
る。逆にビーライト量が60重量%を越えると、セメン
トの水和による強度発現が遅れ、コンクリート表面の緻
密さが失われ酸に対する劣化の度合いが大きくなること
に由る。
水とセメントの重量比が小さいほど、酸による変色や表
面劣化を防止する効果が高い。水とセメントとの重量比
が55%を超えると、コンクリート表面の強度や緻密さ
が低下し、劣化に対する抵抗力は大きく低下する。水と
セメントとの重量比は30〜55%にすることが望まし
いことに由る。
フュームの混入は、コンクリートの緻密さやコンクリー
ト中の可溶性分の低減に効果があると考えられ、コンク
リートの酸性水による変色および表面劣化を防止する効
果はさらに向上する。混入量7%以下では混入しないも
のに対する変色および劣化防止効果は大きな差は見られ
ない。30%を超える混入量では、コンクリートのワー
カビリティ等の流動性能の管理が難しくなることや、コ
ストアップにつながる。そのため、シリカフュームの添
加量は、7〜30%が望ましいことに由る。
以下は、シリカフュームはコンクリート用混和剤として
一般に使用されるもの(例えば、シリカフュームを用い
たコンクリートの調合設計・施工指針、日本建築学会に
示される品質を有するシリカフューム)が使用できる。
ただし、一般に使用されるシリカフュームは、シリカフ
ューム中に含まれるカーボンの影響により、コンクリー
トの色調が黒色に近くなる。このため、コンクリートの
色調を普通コンクリートとほぼ同様にしたい場合は、特
に、シリカフューム中のカーボン含有量が1.0重量%
以下のシリカフュームを使用することが望ましいことに
由る。
炉スラグの混入は、コンクリートの緻密さやコンクリー
ト中の可溶性分の低減に効果があると考えられる。高炉
スラグの混入量30%以下では混入しない時との大きな
差はみられない。70%を超える混入量では、コンクリ
ートの強度低下につながる。そのため、高炉スラグの添
加量は、30〜70%が望ましいことに由る。
g/m2は、コロイダルシリカは、コンクリート中の空隙に
入り込み、セメント水和物と反応することでコンクリー
ト表面を緻密化することや、コンクリートの可溶性分を
低減すること、さらに、コンクリート表面に水になじみ
やすい親水性を持たせる効果があると考えられ、その結
果、コンクリート表面の耐酸性や塵埃の付着防止を向上
させていると考えられる。そのため、コンクリート表面
の空隙を埋めて、表面のセメント水和物と反応する量を
塗布することが望ましい。塗布量が2g/m2に満たない場
合は、コンクリート表面の耐酸性や塵埃の付着防止を向
上させる効果が小さく、十分ではない。50g を超えた
場合は、コンクリート表面に余剰のコロイダルシリカが
脆弱な膜を形成するため、表面が粗くなったり、膜自体
が吸水性を持つために塵埃が付着しやすくなる。また、
塗布量が増えるとコストアップにもつながる。そのため
に、コロイダルシリカの塗布量としてはSiO2 量で2
〜50g/m2が望ましい。
ム、高炉スラグを加えたセメント組成物を用いると、普
通ポルトランドセメントの主成分であるC3Sの水和物
とシリカフュ−ム、高炉スラグが反応することにより、
C3Sの水和物よりも化学抵抗性において優れた水和物
が生成する。また、微粒子であるシリカフュ−ムや高炉
スラグの添加によって、緻密なセメント水和物が生成し
ていることも考えられる。
ントを用いた場合でも、シリカフュ−ム、高炉スラグを
加えることにより、普通ポルトランドセメントの性質を
改善でき、普通ポルトランドセメントにシリカフュ−
ム、高炉スラグを加えた組成物を用いたコンクリ−ト表
面にコロイダルシリカを塗布することで、コンクリ−ト
の表面の酸による劣化及び塵埃付着を防止することが可
能となる。
較例との対比のもとに説明する。なお、実施例、比較例
の材料、調合を表1に示す。
したセメントを用いたコンクリート表面にコロイダルシ
リカを5g/m2塗布したものであり、実施例2、3は実施
例1で用いたセメントの20%をシリカフュームで置換
したものと、50%を高炉スラグ微粉末で置換したもの
である。実施例4は、実施例3の結合材の10%をシリ
カフュ−ムで置換した結合材を用いたものである。さら
に、実施例5は、普通ポルトランドセメントの20%を
シリカフュームで置換した結合材を用いたコンクリート
表面にコロイダルシリカを5g/m2塗布したものである。
実施例6は普通ポルトランドセメントの50%を高炉ス
ラグ微粉末で置換した結合材を用い、実施例7は、実施
例6の結合材の10%をシリカフュームで置換した結合
材を用いたものである。
−ライト量が50重量%のセメントを用いたコンクリー
トで、比較例2はビ−ライト量が22重量%のセメント
を用いたコンクリ−トでそれぞれ表面に何も塗布してい
ないものである。比較例3は、比較例2のコンクリ−ト
表面にコロイダルシリカを5g/m2塗布したものである。
リートの性状を評価した。評価方法は以下の通りであ
る。 a.酸性水によるコンクリート表面の劣化促進試験 酸性水による表面劣化促進試験は、試験体となるコンク
リートの表面に一定の濃度pH=3.5±0.1の酸性
水を時間当り一定量散水した。散水量は時間あたり降水
量換算で1500mmとした。1回の酸性水の散水は30
分とし、次の30分は乾燥を行った。これを10回繰り
返した。試験は温度20℃湿度60%の環境で行った。
色の変化及び表面の粗さを示した。表面の色は、JIS Z
8729に準拠したCIE L*a*b*表示ができる装置
で測定した。表面粗さはJIS B 0651に準拠した装置で測
定した。 b.塵埃汚染促進試験 塵埃の付着によるコンクリート表面の色調変化を確認し
た。コンクリートへの塵埃の付着は塵埃吹付け及び散水
により行った。塵埃吹付けの条件および、散水の条件を
表2に示した。1分間に1回転する枠に試験体を設置
し、回転する間に塵埃の吹付け、及び散水を行った。
を示す。試料表面の塵埃汚染の程度は色の変化で判断す
ることとし、実験前後での変化量を測定した。実施例で
は、散水を30回転、塵埃の吹付けを30回転、乾燥を
温度25℃、湿度50%で90分行いこれを50回繰り
返した。その後、試料表面の色を測定した。表面の色
は、JIS Z 8729に準拠したCIE L*a*b*表示が
できる装置で測定した。
試験ではL*とb*が、塵埃汚染促進試験ではL*が大
きく変化した。どちらの試験においても、色の変化を総
合的にあらわす色差が大きいほど、酸による劣化や塵埃
の付着の程度が大きいと判断できる。試験の結果より、
本発明の特定コンクリート表面にコロイダルシリカを塗
布することはコンクリートの酸による劣化及び塵埃の付
着の低減に極めて有効であり、ビーライト量が50重量
%のセメントを用いることや、シリカフュームや高炉ス
ラグ微粉末を混入することで、コンクリート表面の酸に
よる劣化及び塵埃の付着をさらに低減することができる
ことが判明した。
よる劣化や塵埃の付着が予想される環境下で、コンクリ
ート表面の劣化や変色を小さくすることが可能になり、
コンクリートの耐久性向上や美観の維持に効果がある。
フである。
Claims (9)
- 【請求項1】 セメントまたは混和材料を含む粉体材料
とともに、一般のコンクリートと同様の細骨材、粗骨材
を使用し、水を加えて練り混ぜたコンクリート組成物
で、上記以外に、界面活性剤、化学混和剤、膨張剤、収
縮低減剤、ポリマーエマルジョン、顔料、増粘剤等を併
用することができるコンクリート組成物であって、セメ
ントのクリンカー鉱物組成中のビーライト量が45〜6
0重量%である高ビーライト系ポルトランドセメントを
用い、水とセメントとの重量比を30〜55%にしたコ
ンクリート組成物を打設後、硬化したコンクリートの表
面にコロイダルシリカをSiO2 量で2〜50g/m2にな
るように塗布することを特徴とするコンクリート表面の
酸による劣化及び塵埃付着防止方法。 - 【請求項2】 セメントまたは混和材料を含む粉体材料
とともに、一般のコンクリートと同様の細骨材、粗骨材
を使用し、水を加えて練り混ぜたコンクリート組成物
で、上記以外に、界面活性剤、化学混和剤、膨張剤、収
縮低減剤、ポリマーエマルジョン、顔料、増粘剤等を併
用することができるコンクリート組成物であって、セメ
ントのクリンカー鉱物組成中のビーライト量が45〜6
0重量%である高ビーライト系ポルトランドセメント7
0〜93重量部とシリカフューム7〜30重量部を用
い、水と結合材との重量比を30〜55%にしたコンク
リート組成物を打設後、硬化したコンクリートの表面に
コロイダルシリカをSiO2量で2〜50g/m2になるよ
うに塗布することを特徴とするコンクリート表面の酸に
よる劣化及び塵埃付着防止方法。 - 【請求項3】 シリカフュームの炭素含有量を1.0重
量%以下とした請求項2記載のコンクリート表面の酸に
よる劣化及び塵埃付着防止方法。 - 【請求項4】 セメントまたは混和材料を含む粉体材料
とともに、一般のコンクリートと同様の細骨材、粗骨材
を使用し、水を加えて練混ぜたコンクリート組成物で、
上記以外に、界面活性剤、化学混和材、膨張剤、収縮低
減剤、ポリマーエマルジョン、顔料、増粘剤等を併用す
ることができるコンクリート組成物であって、セメント
のクリンカー鉱物組成中のビーライト量が45〜60重
量%である高ビーライト系ポルトランドセメント30〜
70重量部と高炉スラグ微粉末70〜30重量部とを含
むセメント組成物70〜93重量部に対してシリカフュ
−ム7〜30部の割合で添加した結合材を用い、水と結
合材との重量比を30〜55%にしたコンクリート組成
物を打設後、硬化したコンクリートの表面にコロイダル
シリカをSiO2 量で2〜50g/m2以上になるように塗
布することを特徴とするコンクリート表面の酸による劣
化及び塵埃付着防止方法。 - 【請求項5】 シリカフュームの炭素含有量を1.0重
量%以下とした請求項2、請求項4記載のコンクリート
表面の酸による劣化及び塵埃付着防止方法。 - 【請求項6】 セメントまたは混和材料を含む粉体材料
とともに、一般のコンクリートと同様の細骨材、粗骨材
を使用し、水を加えて練混ぜたコンクリート組成物で、
上記以外に、界面活性剤、化学混和剤、膨張剤、収縮低
減剤、ポリマーエマルジョン、顔料、増粘剤等を併用す
ることができるコンクリート組成物であって、セメント
組成物に普通ポルトランドセメント70〜93重量部に
対してシリカフュ−ム7〜30重量部を含むセメント組
成物を用い、水と結合材との重量比を30〜55%にし
たコンクリ−ト組成物を打設後、硬化したコンクリ−ト
表面にコロイダルシリカをSiO2 量で2〜50g/m2以
上になるように塗布することを特徴とするコンクリート
表面の酸による劣化及び塵埃付着防止方法。 - 【請求項7】 セメントまたは混和材料を含む粉体材料
とともに、一般のコンクリートと同様の細骨材、粗骨材
を使用し、水を加えて練り混ぜたコンクリート組成物
で、上記以外に、界面活性剤、化学混和剤、膨張剤、収
縮低減剤、ポリマーエマルジョン、顔料、増粘剤等を併
用することができるコンクリート組成物であって、セメ
ント組成物に普通ポルトランドセメント30〜70重量
に対してシリカフュ−ム70〜30重量部を含むセメン
ト組成物を用い、水と結合材との重量比を30〜55%
にしたコンクリ−ト組成物を打設後、硬化したコンクリ
−ト表面にコロイダルシリカをSiO2 量で2〜50g/
m2以上になるように塗布することを特徴とするコンクリ
ート表面の酸による劣化及び塵埃付着防止方法。 - 【請求項8】 セメントまたは混和材料を含む粉体材料
とともに、一般のコンクリートと同様の細骨材、粗骨材
を使用し、水を加えて練混ぜたコンクリート組成物で、
上記以外に、界面活性剤、化学混和剤、膨張剤、収縮低
減剤、ポリマーエマルジョン、顔料、増粘剤等を併用す
ることができるコンクリート組成物であって、普通ポル
トランドセメント30〜70重量と高炉スラグ微粉末7
0〜30重量部とを含むセメント組成物70〜93重量
部に対しシリカフュ−ム7〜30部の割合で添加した結
合材を用い、水と結合材との重量比を30〜55%にし
たコンクリート組成物を打設後、硬化したコンクリ−ト
表面にコロイダルシリカをSiO2 量で2〜50g/m2以
上になるように塗布することを特徴とするコンクリート
表面の酸による劣化及び塵埃付着防止方法。 - 【請求項9】 シリカフュームの炭素含有量を1.0重
量%以下とした請求項6、請求項8記載のコンクリート
表面の酸による劣化及び塵埃付着防止方法。
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JP10142599A JP2000290088A (ja) | 1999-04-08 | 1999-04-08 | コンクリート表面の酸による劣化及び塵埃付着防止方法 |
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- 1999-04-08 JP JP10142599A patent/JP2000290088A/ja active Pending
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