JPH01244050A - 通気性を有する壁板

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(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は寒冷地等において外壁通気を確保出来る通気性
を有する壁板に関するものである。

（従来の技術）従来においては寒冷地等で外壁通気をｉ保するには横材
て通気層を形成する方法、装着する外装板の裏面に溝を
設ける方法等が用いられている。

しかしながらこれらの方法では構造が７１　’＞Ｖで高
くついている。

（発明が解決しようとする問題点）本発明は以上の従来の問題を解決し構造が単純て安く外
壁通気を確保出来る通気性を有する壁板の提供を目的と
する。

（問題点を解決するための手段）本発明は以上の目的達成のために１、上下に貫通する通気導孔が複数個設けられた板本体
と、該板本体の片面に分散して設けられ前記通気導孔の
いずれかに連通する複数個の導孔とからなる通気性を有
する壁板を提案するものである。

（作用）（１）本発明の壁板は特許請求の範囲に記載した構成で
あり、特に上下に貫通する通気導孔のいずれかに連通ず
る複数個の導孔を有するためそれ自体で外壁通気が確保
出来、その結果構造が単純で安い。

（２）本発明の壁板は同上の構成であり、特に複数個の
導孔は板本体の片面に設けられるため反対側から雨水が
浸入することはない。

（実施例）以下本発明の通気性を有する壁板を図面に示す実施例に
従い説明する。

第１図は本発明の壁板を示し、該壁板（１）は押し出し
成形等で形成された板本体（２）を有する。

該板本体（２）には上下に貫通する通気導孔（３）が複
数個設けられる。

次に板本体（２）の片面には複数個の直孔（５）が分散
して設けられる。

該直孔（５）は前記通気導孔（３）のいずれかに連通し
ている。

以上の実施例に示した本発明の通気性を有する壁板の作
用は次の通り。

すなわち壁板（、ｌ）は直孔（５）が設けられた面を室
内側にして用いられる。

図示の実施例では壁板（１）の室内側には断熱材（７）
、防湿シートク８）及び壁下地材（９）が積層される。

これにより室内から壁下地材（９）、防湿シート（８）
及び断熱材（７）を通過して壁本体（２）に到る温気は
直孔（５）へ流れる。

湿気は直孔（５）から通気導孔（３）へと流れて室外に
放出される。

すなわち通気導孔（３）において外壁内の上下の通気路
が確保されているのである。

（発明の効果）本発明の通気性を有する壁板の実施例１以上の通りであ
りその効果を次に列記する。

（１）本発明の壁板は特許請求の範囲ζこＢ８躾した構
成であり、特に上下に貫通する通気溝７しの（箋ずれか
に連通ずる複数個の直孔を有するためそれ自体で外壁通
気が確保出来、その結果構造力１単純で安い。

（２）本発明の壁板は同上の構成であり、１寺ζこ複数
個の直孔は板本体の片面に設けられるため反を１倶−か
ら雨水が浸入することはない。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の壁板の斜視図１：壁板　　　　　　　２：板本体３；通気導孔　　　　　５：直孔７：断熱材　　　　　　８：防湿シート９：壁下地材

【特許請求の範囲】

１、上下に貫通する通気導孔が複数個設けられた板本体
と、該板本体の片面に分散して設けられ前記通気導孔の
いずれかに連通する複数個の面孔とからなる通気性を有
する壁板