JPH0516329Y2 - - Google Patents

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JPH0516329Y2
JPH0516329Y2 JP1985140950U JP14095085U JPH0516329Y2 JP H0516329 Y2 JPH0516329 Y2 JP H0516329Y2 JP 1985140950 U JP1985140950 U JP 1985140950U JP 14095085 U JP14095085 U JP 14095085U JP H0516329 Y2 JPH0516329 Y2 JP H0516329Y2
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JP
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structural plywood
exterior
ventilation
wall
exterior material
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JP1985140950U
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Description

【考案の詳細な説明】 [技術分野] 本考案はツーバイフオー工法で施工する外壁に
おいて通気する構造に関するものである。
[背景技術] 従来のツーバイフオー工法で外壁を施工する場
合内部にグラスウールのような断熱材を充填した
外壁本体の外面側に構造用合板を張り、構造用合
板の外面側に外装材を張るが、外壁本体の外面側
に全面に亘つて構造用合板を張つてあるので、外
壁本体内に通気できず、外壁本体内に結露を生じ
て断熱材が劣化したりするという欠点があつた。
[考案の目的] 本考案は叙述の点に鑑みてなされたものであつ
て、本考案の目的とするところは外壁本体の外面
側に構造用合板を張つてあつても外壁本体内に通
気できて断熱材が劣化したりするのを防止できる
外壁の通気構造を提供するにある。
[考案の開示] 本考案外壁の通気構造は、外壁本体2内の空間
を複数本の縦枠10にて区分すると共にこの空間
の内部に断熱材1を充填し、外壁本体2の外面側
に全面に亘つて構造用合板3を張ると共に上記縦
枠10で区分された各空間の上下に夫々位置する
ように構造用合板3に通気孔6を設け、構造用合
板6の外面側に通気性防水シート12を張ると共
に通気性防水シート12の外面側に外装材5を張
り、外装材5の背面に横方向に設けた凹所16
と、背面に上下方向に設けた通気溝17にて外装
材5と通気性防水シート12との間に通気隙間4
を形成したものであつて、上述のように構成する
ことにより従来例の欠点を解決したものである。
以下本考案を実施例により詳述する。
外壁本体2は建物7の外周に施工されるもので
あり、第2図に示すように上枠8と下枠9との間
に縦枠10を装着し、上枠8と下枠9と縦枠10
で囲まれる空間内にグラスウールの断熱材1を充
填して形成されている。外壁本体2の屋内側には
石膏ボードのような内装板11を張つてある。外
壁本体2の外面側には全面に亘つて構造用合板3
を張つてあり、構造用合板3の適所には内外に連
通する連通孔6を穿孔してある。構造用合板3の
外面側には通気性防水シート12を張つてある。
外装材5は第3図に示すように窯業系材料にて形
成されるものであつて、内部に多数個の中空部1
3を有している。外装材5の上端には雄実19を
設けてあり、外装材5の下端には雄実19に嵌合
する雌実14を設けてある。外装材5の外面には
模様の凹条15を横方向に凹設してあり、外装材
5の背面には横方向に凹所16を凹設してあり、
背面の上下方向に通気溝17を設けてある。上記
外壁本体2の通気性防水シート12の外面側には
第1図に示すように外装材5を張つてあり、外装
材5と通気性防水シート12との間に凹所16と
通気溝17とにより上下に亘る通気隙間4を形成
してある。このようにして外壁が施工され、通気
隙間4を矢印イに示すように通気される。この通
気にて通気性防水シート12を介して構造用合板
3が乾燥される。また矢印ロに示すように通気性
防水シート12と連通孔6とを介して外壁本体2
内との間の通気がされ、外壁本体2内に結露を生
じないようにされる。
[考案の効果] 本考案は叙述のように構造用合板の外面側に通
気隙間を介して外装材を張つてあるので、通気隙
間を介して外装材と構造用合板との間が通気さ
れ、構造用合板が乾燥されると共に外壁本体の放
湿もできるのは勿論、構造用合板に通気隙間と外
壁本体内とを連通させる連通孔をもうけてあるの
で、連通孔を介して通気隙間と外壁本体内との間
の通気ができて外壁本体内に結露を生じるような
ことがなく、外壁本体内の断熱材が劣化する虞れ
のないものであり、また外壁本体内の縦枠で区分
された各空間の上下に夫々位置するように構造用
合板のに連通孔を設けたので、ツーバイフオー工
法で施工するための外壁の外面側に構造用合板を
張つたものであつても、縦枠で区分された各空間
の上下位置で夫々構造用合板に設けた連通孔を介
して外壁内の通気ができるものであつて、外壁本
体内にスムーズに通気して外壁本体の放湿ができ
るものであり、さらに構造用合板の外面側に通気
性防水シートを張つたので、外壁本体内に通気で
きるにも拘わらず、通気性防水シートで外壁本体
側に水が侵入するのを防止できるものであり、さ
らにまた通気性防水シートの外面側に外装材を張
り、外装材の背面に横方向に設けた凹所と、背面
に上下方向に設けた通気溝にて外装材と通気性防
水シートとの間に通気隙間を形成したので、通気
性防水シートの外面側に外装材を張つて構造用合
板に取り付けるものであつて、外装材と通気性防
水シートとの間に通気隙間を形成でき、ツーバイ
フオー工法で簡単に施工するものでもスムーズに
通気できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の断面図、第2図は
同上の外壁本体に構造用合板を張つた状態の斜視
図、第3図は同上の外装材の側面図であつて、1
は断熱材、2は外壁本体、3は構造用合板、4は
通気隙間、5は外装材、6は連通孔、10は縦
枠、12は通気性防水シート、16は凹所、17
は通気溝である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 外壁本体内の空間を複数本の縦枠にて区分する
    と共にこの空間の内部に断熱材を充填し、外壁本
    体の外面側に全面に亘つて構造用合板を張ると共
    に上記縦枠で区分された各空間の上下に夫々位置
    するように構造用合板に連通孔を設け、構造用合
    板の外面側に通気性防水シートを張ると共に通気
    性防水シートの外面側に外装材を張り、外装材の
    背面に横方法に設けた凹所と、背面に上下方向に
    設けた通気溝にて外装材と通気性防水シートとの
    間に通気隙間を形成して成る外壁の通気構造。
JP1985140950U 1985-09-13 1985-09-13 Expired - Lifetime JPH0516329Y2 (ja)

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JP1985140950U JPH0516329Y2 (ja) 1985-09-13 1985-09-13

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JPS6249512U JPS6249512U (ja) 1987-03-27
JPH0516329Y2 true JPH0516329Y2 (ja) 1993-04-28

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ID=31048285

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5454411A (en) * 1977-10-06 1979-04-28 Hiroshi Emoto Insulated wall

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5454411A (en) * 1977-10-06 1979-04-28 Hiroshi Emoto Insulated wall

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Publication number Publication date
JPS6249512U (ja) 1987-03-27

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