JPH01243390A - 電磁調理装置付き電子レンジ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的コ （産業上の利用分野） 本発明は電子レンジ本体の上面部に電磁調理用のトップ
プレートを設けて成る電磁調理装置付き電子レンジに関
する。

（従来の技術） 近時、電子レンジに電磁調理器を組合わせた形態の電磁
調理装置付き電子レンジが供されている。而してこの電
磁調理装置付き電子レンジは、詳細には内部で誘電加熱
調理を行ない得るようにした電子レンジ本体の上面部に
トッププレートを設け、このトッププレート上で誘導加
熱調理を行ない得るようにしたものである。

（発明が解決しようとする課題） 上述のものの場合、電子レンジ本体内部での誘電加熱調
理とトッププレート上での誘導加熱調理は、スイッチの
操作によりいずれかを選択して行ない得るようになって
いるのであるが、しかし、その誘電加熱調理を行なうの
に、トッププレート上に鍋等が載っていて、誤って誘導
加熱調理を行なう操作をしたとき、或いは正常に操作し
たとしても上述のスイッチ操作に応じて誘電加熱調理と
誘導加熱調理との切換えを行なうリレーの接点が溶着に
より誘導加熱調理を行なう状態になっているときには、
誘電加熱調理が行なわれず誘導加熱が行なわれて上記ト
ッププレート上に載った鍋等が高温になり、この高温に
なった鍋等にそれを知らない使用者が手等を触れて火傷
をするという虞れを有していた。

従って本発明は、上述のような虞れのない安全性に優れ
た電磁調理装置付き電子レンジを提供することを目的と
したものである。

［発明の構成］ （課題を解決するための手段） 本発明の電磁調理装置付き電子レンジは、内部で誘電加
熱調理を行ない得るようにした電子レンジ本体の上面部
にトッププレートを設け、このトッププレート上で誘導
加熱調理を行ない得るようにしたものにあって、そのト
ッププレートの上面を選択的に覆って該トッププレート
上に鍋等が載ることを阻止するカバーを設けたところに
特徴を有するものである。

（作用） 上記手段によれば、誘導加熱調理を行なわないときには
、トッププレートの上面をカバーにより覆うことができ
る。而してこの状態では、鍋等を載せるにしても、それ
はカバーの上に裁って、トッププレートの上面に直接載
ることはなく、従って誤った操作又は故障により誘導加
熱調理が行なわれる状態になったとしても、その誘導加
熱の実行はなされず、よって上記鍋等が異常な高温にな
ることもない。

（実施例） 以下本発明の一実施例につき第１図及び第２図を参照し
て説明する。

まず第２図において、１は電子レンジ本体であり、内部
にレンジ室２を有し、且つ該レンジ室２で誘電加熱調理
を行なうためのマグネトロン（図示せず）など所要機器
を配設している。これに対して、３はトッププレートで
あり、これを上記電子レンジ本体１の上面部に設けてお
り、その下方にはトッププレート３上で誘導加熱調理を
行なうための電磁コイル１８（第１図参照）などやはり
所要機器を配設している。そして４は操作パネルで、こ
れを前記レンジ室２のドア５によって開閉される前面の
開口部と並べて電子レンジ本体１の前面部に設けており
、而してこの操作パネル４には、時間及び機能を表示す
る表示器６、誘導加熱調理（電磁調理装置）機能を選択
する第１の機能選択釦７、誘電加熱調理（電子レンジ）
機能を選択する第２の機能選択釦８、解凍機能を選択す
る第３の機能選択釦９、選択した機能の取消し及び動作
の停止をさせる取消釦１０．選択した機能を実行させる
スタート釦１１、時間９重さのセット及び時計台わせを
する調整ダイヤル１２、ドア５を閉鎖状態から開放させ
るドアオーブン釦１３等を設けており、電子レンジ本体
１内にはそれらから入力を受けて作動する例えばマイク
ロコンピュータを主体とする運転制御装置を配設してい
る。

モして又、電子レンジ本体１にはトッププレート３上に
鍋等があるかないかの検知を例えばその重量でもってす
るセンサ（図示せず）をも設けている。

１４はカバーで、これは詳細には第１図に示すようなよ
ろい戸状を成し、前記電子レンジ本体１の後部に収納さ
れていて、そこから前記トッププレート３の上方部、殊
に該トッププレート３の上面からある程度の隙間１５を
置いて隔たる位置に対してスライドにより出入可能に設
けられている。

尚、第２図中１６はカバー１４を上述のごとく出入れさ
せるために電子レンジ本体１の両側面部に形成した案内
溝で、１７はカバー１４の端部に設けた摘み部である。

さて、上述のごとく構成したものの場合、電子レンジ本
体１内のレンジ室２で誘電加熱調理を、又、トッププレ
ート３上で誘導加熱調理をそれぞれ選択的に行ない得る
もので、そしてその誘導加熱調理を行なわないときには
、カバー１４を引出して、トッププレート３の上面を該
カバー１４により隙間１５を置いて覆うことができる。

而してこの状態では、鍋等を載せるにしても、それはカ
バー１４の上に載って、トッププレート３の上面に直接
載ることはない。従って、この状態で、誤った操作又は
リレーの接点溶着等の故障により誘導加熱調理が行なわ
れる状態になったとしても、図示しないセンサがトップ
プレート３上に鍋等がないことを検出し、それに基づい
て制御装置はトッププレート３上には鍋等がないと判断
し、誘導加熱の実行をしないため、その鍋等が異常な高
温になることもなく、斯くして従来のような火傷の虞れ
をなくし、優れた安全性を確保することができる。

尚、第３図及び第４図は本発明の異なる実施例を示した
もので、前述の引出し構造のカバー１４に代え、トップ
プレート３の後方部で枢支された回動構造のカバー１９
を設けたものであり、このようにしてもカバー１９は誘
導加熱調理を行なわないときにはトッププレート３の上
面を前述同様（第４図参照）に覆い得るから、前述同様
の作用効果を得ることができる。

このほか、本発明は上記し且つ図面に示した実施例にの
み限定されるものではなく、要旨を逸脱しない範囲内で
適宜変更して実施し得る。

［発明の効果］ 以上の記述にて明らかなように、本発明の電磁調理装置
付き電子レンジは、内部で誘電加熱調理を行ない得るよ
うにした電子レンジ本体の上面部にトッププレートを設
け、このトッププレート上で誘導加熱調理を行ない得る
ようにしたものにあって、そのトッププレートの上面を
選択的に覆って該トッププレート上に鍋等が載ることを
阻止するカバーを設けたところに特徴を有するものであ
り、それによって、従来のような火傷の虞れをなくし、
優れた安全性を確保することができるという著効を奏す
るものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示した主要部分の縦断側面
図、第２図は同実施例の全体の斜視図、第３図は本発明
の異なる実施例を示した第２図相当図、第４図は同実施
例の第１図相当状態での全体の斜視図である。 図面中、１は電子レンジ本体、３はトッププレート、１
４及び１９はともにカバーを示す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、内部で誘電加熱調理を行ない得るようにした電子レ
   ンジ本体の上面部にトッププレートを設け、このトップ
   プレート上で誘導加熱調理を行ない得るようにしたもの
   にあって、そのトッププレートの上面を選択的に覆って
   該トッププレート上に鍋等が載ることを阻止するカバー
   を設けたことを特徴とする電磁調理装置付き電子レンジ
   。