JPH01242796A - 特定ゾーン・メッキのための選択メッキ装置及び方法 - Google Patents

特定ゾーン・メッキのための選択メッキ装置及び方法

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JPH01242796A
JPH01242796A JP1023655A JP2365589A JPH01242796A JP H01242796 A JPH01242796 A JP H01242796A JP 1023655 A JP1023655 A JP 1023655A JP 2365589 A JP2365589 A JP 2365589A JP H01242796 A JPH01242796 A JP H01242796A
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zone
selective
discharge path
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JP1023655A
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C25ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PROCESSES; APPARATUS THEREFOR
    • C25DPROCESSES FOR THE ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PRODUCTION OF COATINGS; ELECTROFORMING; APPARATUS THEREFOR
    • C25D5/00Electroplating characterised by the process; Pretreatment or after-treatment of workpieces
    • C25D5/02Electroplating of selected surface areas
    • C25D5/026Electroplating of selected surface areas using locally applied jets of electrolyte

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
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  • Electrochemistry (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Metallurgy (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Electroplating Methods And Accessories (AREA)
  • Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、電気端子の選択電気メッキ、即ち、端子の他
の面を除く電気接触面だけの電気メッキ、特に、支持帯
に接続する端子の選択メッキに関する。
(従来の技術、発明か解決しようとする課題)電気端子
の一製法においては、端子はイ;?状金属′材から支持
ぜ;2に端子か接続するように型抜きして形成される。
この支持帯は逐次的な製造工程へ端子を連続供給するの
に有用である。必要な製造工程の一つにメッキ、即ち、
電気接触面に対する責金居合金の′電気メッキかある。
この合金は導電性にすぐれ、導電性の低下を招く酸化物
をほとんどまたは全たく形成しないのか特徴である。従
って、この合金をメッキに利用することて端子の電導性
を高める結果となる。この合金は高価であるから、端子
の電気接触面たけに正確に析着させ、メッキを必要とし
ない面には析着しないように配慮しなければならなかっ
た。
メッキ装置はメッキ槽と呼ばれ、陽極、帯状で供給され
る端子から成る陰極、及びメッキ溶液、即ち、金属イオ
ン電解液を含む。端子帯送り手段か帯状端子をその案内
手段へ供給する。この案内手段が端子を案内してメウキ
域を通過させ、この過程で端子にメッキか施こされる。
メ・ンキ溶液は流動性であり、陽極及び端子と接触させ
られる。
陽極からメッキ溶液を介して端子へ電流を通すことて装
置が作用し、メッキ溶液と接触する端子面上に金属イオ
ンか金属メッキとして析着する。
選択メッキを行う一つの方法として、工作物のメッキを
施こすべきてない部分をメッキ防止剤でマスクするとい
う方法があり、多くの場合、この防止剤はメッキ終了後
工作物から除去される。また、ベルトに工作物な当接さ
せ、メッキを施こすべきでない部分をこのベルトかマス
クするという方法もある。この方法を利用する装置は、
工作物を装置内でベルトに当接させる手段のほかに、装
置内の連続的な通過に沿ってベルトを駆動する手段をも
必要とする。
アイツブ・メッキやチップ・メッキなとて選択メッキを
行うための手段として、端子のいずれか一端かメッキ溶
液中を通過するようにする方法もある。しかし、このよ
うな方法はメッキか端子端の中央部に位置する場合には
満足な成果を達成できない。
米国特許第564,430号、第4,597,564号
及び第4.597,845号か開示している連続的な接
点メッキの装置及び方法では、メッキ溶液を含んでいる
連続走行ブラシ・ベルトをウェブ状工作物と接触させる
ことにより、連続的なウェブ状工作物の特定部分をメッ
キする。ベルトはボックス・マニホルドを通過しながら
絶えずメッキ溶液を補給される。このベルトは、連続気
泡フオーム材または吸収材から作られ、メッキ#液を吸
いl−、げ、ba帯′J「シたウェブ状工作物の所要部
分に塗布する。工作物及びブラシ・ベルトはメッキか行
われるボックス・マニホルド・ヘッダ開口部において正
確に接触する。
これらの特許は、一定範囲内の接触圧及び接触角度でブ
ラシ・ベルトなウェブ状工作物と接触させるため、8I
数軸線に治って調節自在なウェブ状工作物案内手段をも
開示している。この装置のブラシ・ベルトは、゛ブラシ
自体を構成する吸収材の連続ループと、その支持材の連
続ループとから成る。支持材もブラシ材もこの装置と併
用されるメッキ溶液に対して化学的に不活性でなければ
ならない。さらにまた、フラジは摩耗するに従って周期
的に交換しなければならない。
従って、工作物の特定部分をメッキするためにも、メッ
キすべきでない部分をマスクするためにもベルトを必要
としない、帯状端子などの工作物を連続メッキする選択
メッキ装置の実現が望まれる。
それ故、本発明の目的は、連続移動する工作物または帯
状材の特定ゾーンを選択メッキするマスクレス・システ
ムを提供することにある。
本発明の他の目的は、帯状材の中央ゾーンをメッキする
マスクレス・メッキ・システムを提供することにある。
本発明のさらに他の目的は、帯状材の特定ゾーンに定厚
さのメッキを達成する手段を提供することにある。
本発明のさらに他の目的は、工作物の両面に同時にメッ
キを施すことを可濠にする手段を提供することにある。
また、本発明の目的は、連続帯状の電気接点部材を選択
メッキするマスクレス・システムを提供することにある
さらにまた1本発明の目的は、帯状の各電気接点部材の
中央部に沿って連続的に選択メッキな施す装りを提供す
ることにある。
本発明のさらに他の目的は、帯状材、特に帯状端子部材
上の一連のゾーンに同時にメッキを施こすことのできる
システムを提供することにある。
(課題を解決するための手段) 好ましい実施態様として、本発明の装置は。
細長い放出路またはノズル及び該放出路の長さに沿って
該放出路から間隔を保つ位置に設けられた陽極手段を有
するメッキ溶液供給部を内蔵し、該供給部から放出する
メッキ溶液か該陽極手段によって帯電させられる。
本発明の装置は1選択メッキすべきゾーンを有すると共
に陰極手段を構成する工作物を、該ゾーンか前記放出路
の近傍を通るように案内して装置内を通過させる案内手
段をも含む。
本発明の装置は、さらに前記工作物か装置内を通過する
につれてメッキ溶液か該工作物の選択ゾーンを濡らして
該工作物の表面上の所要ゾーンにメッキ層を析着させる
ように前記放出路からのメッキ溶液の所要流量を維持す
る手段をも含む。
好ましい実施態様として1本発明の装置は、前記工作物
の両側にそれぞれのノズルを有する二つの前記メッキ溶
液供給部を内蔵し、該工作物の両面に選択ゾーンに同時
にメッキを施こす。
未発IIの詳細な内容を、上記以外の目的及びこれらの
[1的か意図す る利点と共に、添付図面に沿って以下
に説明する。
(実施例) 第1図乃至第5図から明らかなように、本発明の選択メ
ッキ装2?20は、下方マニホルド22、上方マニホル
ド52、第1及び第2帯状材支持手段80゜94及び第
1及び第2帯状材案内手段102,104を含む。第1
図・第2 [Z及び第4図からIJIらかなように、下
方マニホルド22はベース・プレート44にJfiリイ
・1けた本体部分24を含む。この本体部分24は、上
壁26、端壁27及び互いに対向する前後壁28.30
を含み1前後J128,30から外方へフランジ29.
31かそれぞれ張出している。本体部分24は、特に第
2図から明らかなように、七記壁によって形成される中
空部25を含む。フランジ24.31は本体部分24を
ベース・プレート44に取り付けるための取り付は孔4
0をそれぞれ具備する。本体部分24はさらに上壁26
及び前壁28からそれぞれ上方へ延びる側壁34,35
.端面36及び通路38を有するノズル32を含む。ノ
ズル32はqB6.zaの長さとほぼ同じ〈延び、メッ
キ溶液放出手段として作用する。中空部25内に陽極手
段42かノズル32とほぼ平行に配設されている。特に
第2図から明らかなように、陽極手段42は後壁30に
沿って取り付けられている。後壁30は陽極42に電流
を接続する手段43をも含む。
ベース・プレート44は本体部分24に形成した孔40
と整列する孔46を有し、双方の孔40.46に取り付
は手段47を挿通して本体部分24をベース・プレート
44に固定し、下方マニホルド22の組立てを完了する
ことかできる。図示の実施例ては、ベース・プレート4
4か人口ノズル50を嵌入するためのノズル孔48をも
含む。なお、ノズルは中空部を形成する壁のいずれかに
嵌入してもよい。入口ノズル50の外端に取り付けた導
管51か図示しないタンクからマニホルドまたはチェン
バー22へメッキ溶液を供給する。
第1図・:52図及び第5図から明らかなように、」二
方マニホルド52は、上下壁54,56、前1&壁58
.59及び端壁60から成り、これらの壁によって形成
される中空部53を含む。」二壁54はメッキ溶液を受
けてこれを中空部53へ送る入口ノズル55を含む。入
口ノズル55の外端に取り付けられた別の導管51か図
示しないタンクから上方マニホルドにメッキ溶液を供給
する。上壁54は前後壁及び端壁58.59.6[]に
それぞれ設けた孔61と整列する孔57を含み、−上方
マニホルドの組立てに際してこの孔57に取り付は手段
62か挿通される。中空部5コは、特に第2図から1!
jらかのように、はぼ後壁59の全長に沿って設けられ
た陽極手段6.1をも含む。゛電流は図中65において
陽極手段64に供給される。上方マニホルド52は前壁
58及び底壁56からそれぞれ下向きに延びる側壁67
.59を有するノズル68を含む。
前壁及び底壁58,55とほぼ同長の上記ノズル68は
上方マニホルド52からメッキ溶液を放出する手段とし
て作用する。ノズル68は通路72及び端面70を有す
る。中空部53は前壁58と整列し、かつノズル68と
平行なバッフル・プレート66をも含む。バッフル・プ
レート66はメッキ溶液がノズル68に直接接近するの
を妨げることにより、メッキ溶液かノズル68から出る
までに中空部53かほぼ完全にメッキ溶液で満たされる
ように作用する。
マニホルドはメッキ加工に伴なう化学物質や温度に耐え
る塩化ポリビニルなどのような不電導性材で形成するの
か好ましい。使用する陽極は装置か採用するメッキ方式
によって決定される。
装置20は装を内を連続移動する工作物または帯状材を
ゾーン・メッキするように設計される。工作物の一例を
第6図に示した。即ち、第6図は第1及び第2端部12
4,126とメッキ・ゾーン 128を有する端子部材
122を連続帯状材120の一部として示す。メッキ・
ゾーン128は対向する上下面+30,1:12を有す
る。接触端子122は端子第2端126に接続する支持
帯134から外方へ延出している。なお、端子122の
第1端部125にも第2支持帯?接続してもよい。また
、図示の電気端子122は装置20てメッキ加工てきる
多様な端子の一例に過ぎない。
特に第1図・第2図及び第3図から明らかなように、M
l立てられた装置20において、上下マニホルド22.
52は互いに整列し、帯状材120がノズル32.68
間を通過すると、それぞれのノズル32.68か帯状材
120のメッキ・ゾーン128の対向面1:12゜13
0上に来る。第1図・第2図及び第5図に示すように、
上方マニホルド52は、ブロック91を介して上方マニ
ホルド52の端壁60に取り付けられ、かつ図示しない
取り付は手段によってベース・プレート44に取り付け
られたピボット・アーム90によって支持される。ピボ
ット・アーム90は、上方マニホルド52の端壁60に
設けた制止手段53と協働し、メッキされる帯状材の上
方にマニホルド52を保持する。
セ12状材120は装21t20のノズル間を移動する
過程で第1及び第2帯状材支持材80 、94によって
支持される。第1帯状材支持手段80は、図示しない取
り付は手段により、ピボット手段91の近傍位置てベー
ス・プレート44に取り付け、第241?状材支持手段
94は図示しない取り付は手段により、下方マニホルド
22の端壁27の近傍位置てベース・プレート44に取
り付けられる。第1帯状材支持−L段80は、ベース部
材82スリーブ部材84及び案内部材86を含む。M1
立てに際してベース及びスリーブ部材82 、34は案
内部材85か摺動自在に挿入される垂直スロット85を
形成するように賦形されている。スロット85内に案内
部材86を調節自在に位置ぎめするための手段をも設け
られる。案内部材86は、水平スロットI()コな有す
る第1帯状支持手段102を挿入するための、ベース・
プレート44とほぼ平行な水平スロット88を含む。第
1図・第2図及び第3図に示す実施例では、帯状材+2
0か装置20内を移動する過程てスロット103か支持
帯のエツジを調節自在に支持する。第2帯状材支持手段
94は、第1帯状材支持手段80と同様に構成されてお
り、帯状材+20の端部124の前記支持帯エツジとは
反対側の長手方向エツジ+25を支持する。即ち、第2
帯状材支持手段94は、ベース部材96、スリーブ部材
98及び案内部材+00を含み、組立てに際してベース
及びスリーブ部材96.98か案内部材100を摺動自
在に挿入するための垂直スロット99を形成す□るよう
に賦形されている。案内部材100をスロット99内に
調節自在に位置ぎめする手段をも設けられる6案内部材
+00は、水平スロット106を有する第2帯状材支持
手段104を挿入するための、ベース・プレート44と
ほぼ平行な水平スロット101を含む。第1図・第2図
及び第3図に示す実施例では、装置20内を通過する帯
状材120のエツジ125をスロット106が調節自在
に支持する。
第1及び第2帯状材支持材80 、94にそれぞれ形成
したスロット85.99内で案内部材86,100をそ
れぞれ調節てきることで、装2120のノズル32.6
8の位置に対する工作物または帯状材の上下方向位置を
調節することかてきる。また、第1及び第2帯状材案内
手段102 、104のス°ロット103,106内に
おける帯状材長手方向エツジ位置を調節できることから
、装置20のノズル32.64の位置に対する工作物ま
たは帯状材の水平位置を調節して選択メッキ・ゾーンを
ノズルと整列することか可能になる。従って、装212
0は、従来方式が必要としたベルト再設計を行わなくて
も多様な工作物、特に多様な電気端子デザインに適応す
べく容易に;A11することかできる。
第3図及び第4図に示すように、帯状材案内部材104
はハネ付勢された部材110を枢動自在に支持するアー
ム+08をも含む。バネ付勢部材110はばね部材+1
5で部材114を弾装されているガイ1〜+12を含む
。ハネ部材+14はfi′f状材120と当接し、帯状
材120か上下ノズル611.32間を通過する際に、
帯状材120の平面からはみ出ようとする端子部材+2
2かあれば、これを整列状態に維持するように作用する
未発IJ1に従って端子群122から成る帯状材120
をメッキする場合、端子122の特定ゾーン128のメ
ッキ材料が装置20によって析着させられる。帯状材+
2Dは端子122の端部124及び支持帯1’+4か案
内手段102,104のスロット103 、106内に
位置し、メッキ・ゾーン+28の対向面+30,1:1
2がノズm)し:I2,68とそれぞれ整夕嗜するよう
に増り付けられる。
第7図乃至第9図はノズル:12,68から放出されて
メッキ・エンベロープ140を形成するメッキ溶液の流
れパターンを示す。第7図は下方ノズル32から圧力下
に上方ヘボンピングされて下方ノズル32の端面36に
泡136を形成し、ノズル32の側壁34 、 :15
に沿って流下するメッキ溶液を示す。第8図はノズル3
2上を通過しながら端子122の選択メッキ・ゾーン1
28にぶつかって泡136が広がる様子を示す。表面張
力の作用で泡1コロか外方へ広がり、その結果、ノズル
32の端面36の幅の約3倍になる。第9図は上方マニ
ホルド52のノズル68から端子122の選択メッキ・
ゾーン128へ流下する際のメッキ溶液流れパターンを
示す。上方ノズル68によって形成される泡138のエ
ツジがノズル68の端面70の幅の約3倍となるように
mfriされる。
上下のボックス・マニホルドまたはチェンバー22.5
2のノズル32.68からのメッキ溶液流量は選択メッ
キ・ゾーン128の周りにメッキ・エンベロープ140
か形成されるように調節される。上方ノズル68からの
溶液流量が大き過ぎると、メッキ・エンベロープ140
か崩壊し、メッキ溶液が端子122に沿って外方へメッ
キ・ゾーン128からはみ出る結果となる。第1図・第
2図及び第5図に示す実施例では、上方チェンバーから
の流量が、溶液がノズル68から放出されるまでに上方
マニホルド52がほぼ充満状態になることを可能にする
バックル手段66によって制御される。下方チェンバ2
2は圧力下にノズル32から外方へ該チェンバに溶液を
ボン ピングすることによって充満させられる。
第1O図は第6図に示したような多数の電気端子のメッ
キ・ゾーンにおけるメッキの平均厚さを示すグラフであ
る。メッキ・ゾーンの厚さはメッキ・エンベロープの中
心0から遠ざかるに従って薄くなる。このグラフから明
らかなように。メッキ・ゾーンにおける上下層の厚さは
ほぼ同じである。
第11図及び第12図は上方マニホルドの他の実施例1
52を示し、前壁58は弁手段を組込まれたブロック部
材158がはめ込まれるように変更を施こされている。
ブロック部材158は螺形弁160を形成するためのシ
ャフト159が取り付けられる環状スロット156を具
備する。螺形弁160の作用は該螺形弁を内方及び外方
に移動させてノズル168を通るメッキ溶液の流量を制
御する制御手段162によって制御される。
メッキを特定ゾーン以内に維持するには、上下ノズルの
溶液流丑比か約3:5でなければならないことか経験上
用らかになった。流量パターンは下方チェンバ・ノズル
32からの流量を調節することによって初期設定される
。上方ノズル68からの溶液Ii量は下方ノズルによっ
て設定されたパターンを維持するのに必要な程度だけ調
節される。メッキ・エンベロープは円筒形を呈し、表面
をカバーする。ノズル而はエンベロープ・エツジを安定
させ、溶液を外方へ流動させることによりノズル端及び
工作物特定部を濡らす。
メッキ作業の連続性を維持するには、ノズルか常時メッ
キ溶液に満たされていなければならない。上部マニホル
ドを通る流量はノズルを充満状態に維持して工作物表面
に均一なメッキ層を析着させることができるレベルでな
ければならない。
マニホルド52内にバックル66を設けることにより溶
液か常時チェンバを満たす状態に蓄積されるようにする
。マニホルドの別の実施例152に設けられた螺形弁は
、メッキ溶液に対する背圧を増大させることにより、流
量を維持しながらチェンバを充満状態に維持することを
可能にする。
本発明の装置20によるメッキ作業ては、(図示しない
)駆動手段によって帯状材120を引張って装置内を通
過させる。装′j!120の有効メッキ作用長さは二つ
のボックス・マニホルドのノズル長さに相当する。流量
を正しく調節することにより、帯状材の両面に同時に均
一なメッキ層を析着させることができる。帯状材の両面
に均一な厚さを達成するには、それぞれのボックス・マ
ニホルドにおける電圧を等しく維持しなければならない
。一連の装置20を使用することにより、一連の薄層ま
たは一連の異なるメッキ・ゾーンを逐次メッキすること
ができる。また、下方マニホルドだけを使用することに
より、帯状材の片面だけをメッキすることかできる。
装置20は、コンパクトであり、−台または数台を標準
的なメッキ・トラフに取り付けることかでき、従って、
既存のメッキ加工ラインに容易に追加することかできる
。メッキ・トラフまたはメッキ・タンクは公知てあり市
販されている。従来、ベルト式の装置か必要としたよう
な大型設備用フロア・スペースを確保するためにメッキ
加工ラインを再設計する必要は全たくない。
使用するメッキ浴の組成とその”均一電着性”に応して
、装置して使用する陽極は可溶性でも不iiJ溶性でも
よい。いわゆる”均一電着性”は高電流密度を抑制する
効果が全く存在しない状態て形成される析着層よりも均
一な析着層をメッキ溶液か形成する程度を示す尺度であ
る。1978年にバーミンガムのW・カンニング・リミ
テッドから出版されたTl1e Canning 1l
andbook on Electropiatung
第22版P、578−579第2瞭 可溶性陽極を使用する場合には、チェンバのノズルは陽
極部材及び陽極か均一に溶ける充分なメッキ溶液を収容
するに充分な大きさでなければならない。装置の保守及
び陽極部材交換のための停止時間を極力短縮するために
は、充分に大きい陽極部材を収容できるようにチェンバ
を広く設定しなければならない。不可溶性陽極部材を使
用する場合には、ボックス・マニホルドまたはチェンバ
が比較的小さくてもよい。メッキ浴の組成か必要な陽極
のタイプを決定する。このような情報は、浴のメーカか
ら提供されるが、メッキ浴組成説明古に記載されている
のか汁通である。銀,金、ニッケル、錫及びその他の金
属をメッキするためのメッキ溶液は本発明装置と併用で
きる。
本発明の装置で加工される電気端子は代表的な例に過ぎ
ないことを理解されたい。また、ノズルの長さ及びノズ
ル側壁間の幅はメッキ・ゾーンの幅に応じて調整すれば
よい。ノズルによって形成されるメッキ・エンベロープ
はノズル端面の幅の約3倍であるから、ノズル側壁間の
幅を変えることで狭いゾーンも広いゾーンもメッキする
ことができる。既に述べたように、メッキ・エンベロー
プを形成するには必要な条件に応じて両マニホルドのノ
ズル流星を調節するたけでよいから、通路のサイズは変
わりない。ノズル幅かメッキ・ゾーンの幅を決定するが
、工作物の幾何形状を制約することはない。即ち、工作
物は装ご内を水平に移動するから、多様な端子形状に対
して、その周りにメッキ・エンベロープを形成すること
ができる。端子のデザインか異なる場合でも、特定形状
のノズルに取り替える必要はない。従って、本発明の装
置は、工作物を垂直方向に移動させ、特定形状のベルト
を使用することによって所期のメッキを達成することか
多い従来のベルト式に比較してはるかにすぐれた適応性
をもってメッキを行うことができる。
以上の説明から明らかなように、本発明は、接触端子の
所要ゾーンに沿って連続的に選択メッキを行うことので
きるマスクレス・システムである。また、帯状につらな
る端子群を複数ノズル間に案内することによって複数ゾ
ーンを同面にまたは逐次的にメッキすることかできる。
装置は、比較的コンパクトであり、従来のゾーン・メッ
キ装置に比較して部品数か少ない。さらにまた、′J!
JL続移動するのは帯状につらなる端子群たけであるか
ら、ベルトなどを駆動する機構は不要である。
【図面の簡単な説明】
第1図は1本発明のメッキ装置を示す斜視図。 第2図は、第1図図示装置をー?H斯面で示す端面図。 第3図は、帯状材の案内/支持手段の拡大部分断面図。 第4図は、未発す1の下方ボックス・マニホルドを示す
分解図。 第5図は、未発tJIの」一方ボックス・マニホルドを
示す分解図。 第6図は、本発明に従ってメッキを施こすことのてきる
端子のタイプを示す帯状につらなる端子群の部分斜視図
。 第7 +71は、ノズルにおけるメッキ溶液の流れパタ
ーンと共に、下方ボックス・マニホルドのノズルを示す
断面図。 第8図は、端子かノズルと整列した時のメッキ溶液流れ
パターンを示す第7図と同様の断面図。 第9図は、端子がノズル間を通過する際の溶液流れパタ
ーンと共に、組立てられた装置の上下ボックス・マニホ
ルドのノズルを示す断面図。 第1O図は、本発明に従ってメッキされる一連の端子の
両面に析着するメッキ層の平均分布及び厚さを示すクラ
7゜ 第11図は、上方ボックス・マニホルドの他の実施例の
分解図。 第12図は、第11図図示マニホルドのノズル部分を示
す断面図。 20:選択メッキ装置、22 、52 :メッキ溶液供
給部32.68:放出路、42:陽極手段、3Q、3[
i、94.+00:案内手段、 120:工作物、−二
\ 160  町、1巴

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)工作物の長手方向両端間に位置する少なくとも一
    つの特定ゾーンを連続メッキするための選択メッキ装置
    であって、 前記工作物の少なくとも一つのメッキ・ゾーンの近傍に
    細長い放出路を有する少なくとも一つのメッキ溶液供給
    部と、 前記供給部から放出するメッキ溶液を残らず帯電させる
    ように前記放出路の長さに沿って該放出路から間隔を保
    つ位置に設けられた陽極手段と、選択メッキすべき少な
    くとも一つのゾーンを有し、陰極手段を構成する連続帯
    状工作物を、少なくとも一つの該選択メッキ・ゾーンが
    前記放出路の近傍を通るように案内して装置内を通過さ
    せる案内手段と、 前記放出路からのメッキ溶液を所要流量に維持する手段
    と、 前記工作物装置内を移動するときほぼ水平な平面内に姿
    勢制御され、該工作物が装置内を通過するにつれてメッ
    キ溶液が該工作物の選択ゾーンを濡らして該工作物の表
    面の少なくとも一つの選択メッキ・ゾーンにメッキ層を
    析着させるように該工作物を案内する案内手段と、 から成る前記選択メッキ装置。
  2. (2)少なくとも一つの前記選択メッキ・ゾーンが前記
    工作物の両面に位置し、装置が、前記工作物の少なくと
    も一つのメッキ・ゾーンの反対面の近傍に細長い放出路
    を有すると共に、放出するメッキ溶液を残らず帯電させ
    るように該放出路長さに沿って該放出路から間隔を保つ
    位置に設けられた別の陽極手段を具備する別のメッキ溶
    液供給部をも含み、 選択メッキすべき少なくとも一つの前記ゾーンを有する
    工作物を案内して装置内を通過させる前記案内手段がそ
    れぞれのメッキ溶液供給部を連繋する前記両放出路間に
    前記両面を案内する手段を含み、 メッキ溶液の所要流量を維持する前記手段が、前記工作
    物が装置内を通過するにつれてメッキ溶液が該工作物の
    少なくとも一つの選択メッキ・ゾーンの両面を濡らして
    該工作物の両面における少なくとも一つの選択メッキ・
    ゾーンにメッキ層を析着させるように前記別の放出路か
    らの流量を維持する手段を含む、 請求項1記載の選択メッキ装置。
  3. (3)前記工作物をマスキングすることなく少なくとも
    一つの前記選択ゾーンをメッキする請求項1または2記
    載の選択メッキ装置。
  4. (4)前記工作物が帯状の電気端子群であり、少なくと
    も一つの前記選択ゾーンが該端子の接点部分である請求
    項1または2記載の選択メッキ装置。
  5. (5)工作物の長手方向両端間に位置する少なくとも一
    つの選択ゾーンを連続メッキする方法であって、 前記工作物の少なくとも一つのメッキ・ゾーンの近傍に
    細長い放出路を有する少なくとも一つのメッキ溶液供給
    部を設けると共に、該供給部から放出する供給溶液を残
    らず帯電させるように該放出路の長さに沿って該放出路
    から間隔を保つ位置に陽極手段を設け、 選択メッキすべき少なくとも一つのゾーンを有し、陰極
    手段を構成する連続帯状工作物を、少なくとも一つの選
    択ゾーンが前記放出路の近傍を通過するように案内し、 前記放出路からのメッキ溶液の所要流量を維持し、 前記工作物が前記放出路を通過するにつれてメッキ溶液
    が該工作物の少なくとも一つの選択ゾーンを濡らして該
    工作物の表面上の少なくとも一つの選択ゾーンにメッキ
    層を析着させるように該放出路を移動するとき該工作物
    をほぼ水平面内に方向制御する工程を含む前記選択メッ
    キ方法。
  6. (6)前記選択ゾーンが前記工作物の両面に位置し、該
    作物の少なくとも一つの選択メッキ・ゾーンの近傍に細
    長い放出路を有すると共に、放出するメッキ溶液を残ら
    ず帯電させるように該放出路の長さに沿って該放出路か
    ら間隔を保つ位置に別の陽極手段を具備するメッキ溶液
    供給部をも含む請求項5記載の選択メッキ方法。
  7. (7)前記工作物を案内して一方の前記メッキ溶液供給
    部と他方の前記メッキ溶液供給部の放出路間を通過させ
    る請求項5または6記載の選択メッキ方法。
  8. (8)前記工作物が帯状の電気端子群であり、少なくと
    も一つの前記選択ゾーンが該端子の接点部分である請求
    項5または6記載の選択メッキ方法。
JP1023655A 1988-02-01 1989-02-01 特定ゾーン・メッキのための選択メッキ装置及び方法 Pending JPH01242796A (ja)

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