JPH01241975A - ファクシミリシステム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的］ （産業上の利用分野） 本発明はファクシミリシステムに係り、特にデータ記録
時の記録周期の制御に関する。

（従来の技術） 従来、ファクシミリ装置は受信データを１ライン毎感熱
記録ヘツトにて記録紙に印字している。

この際、１ライン毎の記録周期は受信データの記録幅に
依存せず、常に最大受信記録幅に合わせて一定に設定さ
れていた。従って、例えば最大受信記録幅か８４で、受
信データの記録幅かＡ４であった場合即ち、受信記録幅
が狭い場合にも、前記記録周期はＢ４に合わせた周期と
なっているため、記録時間の空が大きくなって無駄時間
か発生するという不都合かあった。

（発明が解決しようとする課題〉 上記の如く、従来のファクシミリ装置の受信データの記
録制御は１ライン毎のデータの記録周期が最大受信記録
幅に合わせて一定となっているため、これより狭い受信
データの記録幅の場合に、無駄時間が発生して、この分
通信時間が不必要に長くなるという欠点があった。そこ
で、本発明は上記の欠点を除去するもので、受信データ
の記録幅に合わせて１ライン毎のデータの記録周期を可
変することにより、無駄をなくしてデータ伝送時間短縮
化する記録制御を行なうことができるファクシミリシス
テムを提供することを目的としている。

［発明の構成］ （課題を解決するだめの手段） 本発明は、ファクシミリ装置を電話回線にて接続して成
るファクシミリシステムにおいて、送信原稿の原稿サイ
ズを検出する原稿サイズ検出手段と、受信側ファクシミ
リ装置から送られてくる受信側配録部の記録周期情報を
受信する受信手段と、前記原稿サイズ検出手段から得ら
れた送信原稿のサイズと受信した前記記録周期情報とか
ら送信タイミングを決定する送信タイミング決定手段と
、この決定された送信タイミングにて送信原稿の画デー
タを送信する送信制御手段とを送信側ファクシミリ装置
に設け、記録部の記録周期情報を保持する情報保持手段
と、通信開始時前記保持されている記録周期情報を送信
側ファクシミリ装置に送信する情報送信手段とを受信側
ファクシミリ装置に設けた構成を有している。

（作用） 本発明のファクシミリシステムにおいて、受信側ファク
シミリ装置の情報送信手段は本装置記録部の記録周期情
報を情報保持手段から読み出し、通信開始時、この読み
出した情報を送信側ファクシミリ装置に送信する。一方
、送信側ファクシミリ装置の原稿サイズ検出手段は送信
原稿の原稿サイズを検出してこれを送信タイミング決定
手段に知らせる。また、受信手段は前記受信側ファクシ
ミリ装置から送られてくる受信側配録部の前記記録周期
情報を受信して、これを前記送信タイミング決定手段に
知らせる。送信タイミング決定手段は知らされた送信原
稿サイズと、受信した前記記録周期情報とから送信タイ
ミングを決定し、これを送信制御手段に知らせる。送信
制御手段は決定された送信タイミングにて送信原稿の画
データを送信する。これにより、受信側ファクシミリ装
置の記録部は前記記録周期に合わせたタイミングで送ら
れてくる画データを、無駄時間なく記録紙に記録するこ
とができる。

（実施例〉 以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。第
１図は本発明のファクシミリシステムの一実施例を示し
たブロック図である。１は送信側ファクシミリ装置、２
は受信側ファクシミリ装置、３は電話回線、１１．２１
はモデム、網制御部、切換スイッチ等から成り、画デー
タの送受信制御を行なう送受信部、１２．２２は原稿読
み取り、受信データ記録及び通信制御等、装置全体の制
御を行なう制御部、１３は送信原稿、１４は原稿１３の
原稿幅を検出する原稿サイズ検出部、１５は原稿１３の
記載内容を光電変換して画データを得る光電変換部、１
６は原稿１３を光電変換部１５へ搬送する搬送機構部、
２３はデータを記録紙２４に印字する記録部、２５は記
録時、記録紙２４を外部に排出する搬送機構部てある。

次に本実施例の動作について説明する。送信側ファクシ
ミリ装置１に送信原稿１３がセットされ、ダイヤル情報
が制御部１？に入力されると、制御部１２は送受信部１
１から呼出信号を電話回線３上に送出する６受信側フア
クシミリ装置２の送受信部２１は前記呼出信号を受ける
と回線を閉結する。これによって、両ファクシミリ装置
１，２間はプロトコル通信制御に入る。この際、受信側
ファクシミリ装置２の制御部２２は画信号の受信に先立
つ前記ｊロト］ル通信中に記録部２３の記録幅毎の記録
周期情報を送信側ファクシミリ装置１の制御部１２に送
信する。一方、この制御部１２は送信原稿１３かセット
された時、原稿サイズ検出部１４にて検出された原稿サ
イズを保持しておく。従って、制御部１２は受けとった
前記受信側ファクシミリ装＠２の記録周期情報の中から
、保持しておいた前記原稿サイズに対応する記録周期情
報を選択し、この記録周期情報に合わせた送信タイミン
グを決定する。

その後、画信号送信が開始される。即ち、原稿１３は１
枚ずつ搬送機構部１６によって光電変換部１５の所まで
搬送され、この光電変換部１５によって原稿内容が光電
変換されて画データとなる。こうして得られた画データ
は制御部１２にて符号化圧縮された後、送受信部１１に
て変調されて、電話回線３上に前記送信タイミングで送
出される。受信側ファクシミリ装置２の送受信部２１は
前記画データを受信すると復調して制御部２２に送る。

制御部２２は入力画データを復号化伸張した後、記録部
２３へ送る。

記録部２３は入力される画データを１ライン毎記録紙２
４に印字する。これと同期して、記録紙２４は搬送機構
部２５によって外部に排出される。

第２図は上記の如くして、受信データが記録部？３にて
１ライン毎記録周期Ｔ１と記録周期下？にて記録紙に印
字出力される例を示した図でめる。

第２図（Ａ）は受信データの記録幅か大きい例で、第２
図（Ｂ）は受信データの記録幅が小さいため、記録周期
Ｔ２　＜記録周期Ｔ１となって、受信データの記録幅に
合わせた記録制御が行なわれている。

本実施例によれば、送信側ファクシミリ装置１は、送信
原稿１３のサイズに対応する受信側ファクシミリ装置２
の記録周期に合わせた送信タイミングでデータを送信し
、受信側ファクシミリ装＠２は前記記録周期にて受信デ
ータを記録紙２４に記録するため、前記記録周期は受信
データの記録幅に対応した適切なものとなり、無駄時間
が無くなる。

このため、データの伝送時間も必要十分な長さにするこ
とができ、回線専有時間の無駄をなくして短縮化するこ
とができる。

［発明の効果］ 以上記述した如く本発明のファクシミリシステムによれ
ば、受信データの記録幅に合わせて１ライン毎のデータ
の記録周期を可変することにより、無駄をなくしてデー
タ伝送時間を短縮化しえる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のファクシミリシステムの一実施例を示
したブロック図、第２図は第１図に示した受信側ファク
シミリ装置における１ライン毎の受信データ記録例を示
した図でおる。 １・・・送信側ファクシミリ装置 ２・・・受信側ファクシミリ装置 １１、２１・・・送受信部 １２、２２・・・制御部 １４・・・原稿サイズ検出部 １５・・・光電変換部 １６、２５・・・搬送機構部 ２３・・・記録部 ２４・・・記録紙 代理人　弁理士　則　近　憲　佑 同　　山王　−

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ファクシミリ装置を電話回線にて接続して成るファクシ
   ミリシステムにおいて、送信原稿の原稿サイズを検出す
   る原稿サイズ検出手段と、受信側ファクシミリ装置から
   送られてくる受信側記録部の記録周期情報を受信する受
   信手段と、前記原稿サイズ検出手段から得られた送信原
   稿のサイズと受信した前記記録周期情報とから送信タイ
   ミングを決定する送信タイミング決定手段と、この決定
   された送信タイミングにて送信原稿の画データを送信す
   る送信制御手段とを送信側ファクシミリ装置に設け、記
   録部の記録周期情報を保持する情報保持手段と、通信開
   始時前記保持されている記録周期情報を送信側ファクシ
   ミリ装置に送信する情報送信手段とを受信側ファクシミ
   リ装置に設けたことを特徴とするファクシミリシステム
   。