JPH0124109Y2 - - Google Patents

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JPH0124109Y2
JPH0124109Y2 JP1986154503U JP15450386U JPH0124109Y2 JP H0124109 Y2 JPH0124109 Y2 JP H0124109Y2 JP 1986154503 U JP1986154503 U JP 1986154503U JP 15450386 U JP15450386 U JP 15450386U JP H0124109 Y2 JPH0124109 Y2 JP H0124109Y2
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locking
locking member
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はベルトレスズボン(スラツクス、パン
タロン、キユロツト等を含む)またはスカートの
腰部に装着される留め具に関するものである。
(従来技術) 従来の留め具構造を第6図乃至第8図によつて
説明する。ここでは留め具をズボンに使用した場
合を例示している。
ズボンAの腰部における左右両側のポケツト部
分において、内外両側重ね部分11,12によつ
て打合せ部1が形成され、この打合せ部1の重な
り代を調整することによつて腰周り寸法が調整可
能となつている。
留め具Bはこの打合せ部1に装着され、打合せ
部1を調整された状態に固定する。この留め具B
は、内側重ね部分11の表側に、腰周り方向に両
端固定状態で取付けられる留め帯2と、この留め
帯2がさし通された状態で外側重ね部分12の裏
側に取付けられる係止部材3と、この係止部材3
を外側重ね部分12の表側から固定する座金4と
によつて構成される。
留め帯2は、帯布21の裏面にプラスチツク製
のシート22が固着されて成り、このシート22
に、複数の係止用突条22a…が長さ方向一定間
隔置きに設けられている。係止部材3は、受け金
31と、この受け金31に対して縦軸まわりに回
動可能に枢着された止め金32とから成つてい
る。止め金32は、受け金31に対する枢着側端
部にほぼ直角に折曲がつた係止部32aを有し、
この係止部32aが第8図実線で示すように留め
帯2の係止用突条22aに係止しうるようになつ
ている。この係止用突条22aに対する係止部3
2aの係止作用により、留め帯2が係止部材3に
対して固定され、これによつて両側重ね部分1
1,12が結合、すなわち打合せ部1が調整状態
に固定される。そして、この状態から係止部材3
の止め金32を第8図仮想線で示すように回動さ
せると、係止部32aが係止用突条22aから外
れて留め帯2が係止部材2に対して腰周り方向に
自由に移動しうる状態、すなわち打合せ部1の重
なり代を自由に調整しうる状態となる。
係止部材3の受け金31には、上下両側に棘状
に尖つた固定脚31aが突設され、この固定脚3
1aが、外側重ね部分12を厚み方向に貫通した
状態で、座金4の裏面に上下に貫通するトンネル
状に設けられた脚結合部41にこれを抱き込むよ
うに折曲げられて結合される。これにより、係止
部材3の受け金31と座金4とが外側重ね部分1
2ごしに結合され、係止部材3が外側重ね部分1
2に固定される。
ところがこの従来の留め具によると、腰周り寸
法の調整時(ズボン脱着時を含む)に、いちいち
係止部材3の止め金32を、留め帯2と内側重ね
部分11との間の小さな空間で回動させて固定お
よび固定解除しなければならないため、調整操作
が面倒となつていた。また、受け金31に止め金
32を枢着して係止部材3を構成しているため、
この係止部材3の部品コストおよび製造コストが
高くついていた。
(考案の目的) そこで本考案は、係止部材が単一部品から成る
簡単な構造で、しかも調整操作が簡単なベルトレ
スズボン、スカートの留め具を提供するものであ
る。
(考案の構成) 本考案の特徴とするところは、腰周り寸法が司
変となるようにベルトレスズボンまたはスカート
の腰部に設けられた打合せ部に装着される留め具
であつて、上記打合せ部の外側重ね部分の裏側に
設けられる係止部材と、この係止部材を外側重ね
部分の表側から固定する座金と、係止部材に対し
腰周り方向にさし通された状態で長さ方向両端部
が上記打合せ部における内側重ね部に取付けられ
る留め帯とから成り、上記係止部材と座金のいず
れか一方に上記外側重ね部分を貫通する固定脚、
同他方にこの固定脚に抱き込み結合される脚結合
部がそれぞれ設けられ、上記留め帯には、片面に
複数の係止用突条が長さ方向一定間隔置きに設け
られ、上記係止部材には、係止爪が、左右一側に
突出する状態で、かつ上記留め帯の一方向の移動
に対しては上記係止用突条の通過を許容し、これ
と反対方向に対しては係止用突条の側面に係止し
て留め帯の移動を阻止しうるように、内向きに折
曲形成されてなるベルトレスズボン、スカート、
にある。
(実施例) 第1図乃至第3図に本考案の基本実施例を示し
ている。
留め具Cは、留め帯5と、係止部材6と座金7
とによつて構成される。留め帯5は、従来の留め
帯2と全く同様に、帯布51の裏面にプラスチツ
ク製のシート52が固着され、このシート42に
複数の係止用突条52aが設けられて成つてい
る。
係止部材6は、板材の曲げ加工により、上下両
側に留め帯5が挿通されるL字形の折曲部61
a,61aと、棘状に尖つた固定脚61b,61
bとが設けられた主部61に、係止用突条52a
の側面に係止しうる係止爪62が、左右一側方に
突出する状態で一体に設けられて成つている。こ
の係止爪62は、内向きに円弧状に折曲形成さ
れ、係止用突条52aに対して一方向係止作用、
すなわち左右一方向に対しては係止用突条52a
に係止して留め帯5の移動を阻止し、これと反対
方向には係止用突条52aに接しつつこれを乗り
こえるようにして係止用突条52aの通過(留め
帯5の移動)を許容しうるようになつている。
座金7は、従来の座金4同様、裏面に上下に貫
通するトンネル状の脚結合部71を有し、係止部
材6の固定脚61bが外側重ね部分12を貫通し
た状態でこの脚結合部71にこれを抱き込むよう
にして結合されることにより、係止部材6が外側
重ね部分12の裏面に固定される。また、留め帯
5は、この係止部材6の主部61にさし通された
状態で、左右両端部が内側重ね部分11の表面に
縫着固定される。
この場合、係止部材6は、前記した係止用突条
52aに対する係止爪62の一方向係止作用が、
打合せ部1の重なり代が小さくなる(腰周り寸法
が大きくなる)方向に対して働くように、ズボン
腰部の右サイドの打合せ部に使用される場合には
第2図に示すように係止爪62がズボン表側から
みて左側に位置し、左サイドのま打合せ部に使用
される場合には係止爪62が右側に位置する状態
で設けられる。
この構成において、打合せ部1の重なり代が大
きくなる方向(腰周り寸法が小さくなる方向、第
2図矢印イ方向)に対しては、係止爪62と係止
用突条52aの摩擦抵抗を伴いながらも、係止部
材6と留め帯5とが自由に相対移動しうるため、
この両者を互いに反対方向に引つ張るだけで腰周
り寸法の調整を行なうことができる。一方、腰周
り寸法を大きくしたい場合には、第3図に示すよ
うに係止爪62が係止用突条52aから外れる
(一方向係止作用が失われる)方向に係止部材6
を外側重ね部分12ごと傾けた状態で、係止部材
6と留め帯5を上記腰周り寸法を小さくする場合
と反対方向(第3図矢印方向)に相対移動させれ
ばよい。また、移動後は、係止部材6から手指を
離せば再び係止爪62が係止用突条52aに係止
して固定力が働く。このように、この留め具Cに
よるときは、従来の留め具Bのように係止部材3
を留め帯2に対して相対的に移動させるに際して
係止部材3の止め金32を回動させるといつた面
倒な操作が不要となり、係止部材6をそのまま、
または傾けて留め帯5に対して相対的に移動させ
るだけで良いため、調整操作が簡単となる。
ところで、係止部材6の係止爪62は、必ずし
も上記実施例で示したような円弧状でなくてもよ
く、第4図に示すように内向きに直線状に傾斜し
た形状に形成してもよい。また、上記実施例では
係止部材6に固定脚61b、座金7に脚結合部7
1を設けたが、これとは逆に、第5図に示すよう
に座金7の上下両側に固定脚72を設ける一方、
係止部材6の上下両側折曲部61aに、固定脚7
2がさし込まれる穴61cを設けて脚結合部を形
成してもよい。
(考案の効果) 上記のように本考案のベルトレスズボン、スカ
ートの留め具によるときは、係止部材の左右一側
に、留め具の係止用突条に対して一方向係止作用
を発揮する係止爪を折曲形成し、左右一方向(腰
周り寸法が小さくなる方向)には自由に、これと
反対方向には上記係止作用が失われる方向に係止
部材を傾けることによつて、それぞれ係止部材と
留め帯を相対移動させうるようにしたから、従来
の留め具のように固定および固定解除のために止
め金を回動させるという面倒な操作が不要とな
り、調整操作が非常に簡単となる。また、係止部
材が、係止爪を一体に備えた単一部品として構成
されているため、部品点数が少なく、部品コスト
および製造コストが安くてすむ。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例にかかる留め具の分解
斜視図、第2図は同留め具のズボン腰部への装着
状態を示す横断面図、第3図は同固定解除状態の
一部拡大横断面図、第4図は係止部材の係止爪形
状にかかる他の実施例を示す第3図相当図、第5
図は係止部材と座金の結合構造にかかる他の実施
例を示す斜視図、第6図は従来の留め具のズボン
腰部への装着状態を示す正面図、第7図は同留め
具の拡大分解斜視図、第8図は第6図−線拡
大断面図である。 A……ズボン、1……打合せ部、11……内側
重ね部分、12……外側重ね部分、C……留め
具、5……留め帯、52a……係止用突条、6…
…係止部材、61b……固定脚、62……係止
爪、7……座金、71……脚結合部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 腰周り寸法が可変となるようにベルトレスズボ
    ンまたはスカートの腰部に設けられた打合せ部に
    装着される留め具であつて、上記打合せ部の外側
    重ね部分の裏側に設けられる係止部材と、この係
    止部材を外側重ね部分の表側から固定する座金
    と、係止部材に対し腰周り方向にさし通された状
    態で長さ方向両端部が上記打合せ部における内側
    重ね部に取付けられる留め帯とから成り、上記係
    止部材と座金のいずれか一方に上記外側重ね部分
    を貫通する固定脚、同他方にこの固定脚に抱き込
    み結合される脚結合部がそれぞれ設けられ、上記
    留め帯には、片面に複数の係止用突条が長さ方向
    一定間隔置きに突設され、上記係止部材には、係
    止爪が、左右一側に突出する状態で、かつ上記留
    め帯の一方向の移動に対しては上記係止用突条の
    通過を許容し、これと反対方向に対しては係止用
    突条の側面に係止して留め帯の移動を阻止しうる
    ように、内向きに折曲形成されてなることを特徴
    とするベルトレスズボン、スカートの留め具。
JP1986154503U 1986-10-08 1986-10-08 Expired JPH0124109Y2 (ja)

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JPS6360425U JPS6360425U (ja) 1988-04-22
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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