JP3049057U - シャツストッパー部を設けたズボン - Google Patents

シャツストッパー部を設けたズボン

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JP3049057U
JP3049057U JP1997010747U JP1074797U JP3049057U JP 3049057 U JP3049057 U JP 3049057U JP 1997010747 U JP1997010747 U JP 1997010747U JP 1074797 U JP1074797 U JP 1074797U JP 3049057 U JP3049057 U JP 3049057U
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JP
Japan
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waist
shirt
stopper
slip
protruding
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Application number
JP1997010747U
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English (en)
Inventor
豪彦 早川
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ハワード株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本考案は、ワイシャツ等のシャツの下端前部
が飛び出すことを防止できるシャツストッパー部を設け
たズボンを提供することである。 【解決手段】 シャツストッパー部を設けたズボン10
のウエスト部12の前部にはウエスト一端部16とウエ
スト他端部18が形成されている。前記ウエスト他端部
18には連続して前立部22が縫着して設けられてい
る。しかも、この前立部22の上下方向中間部には前記
ウエスト一端部16に向かって突出した三角形状の突出
部22Aが形成されている。前記前立部22及び突出部
22Aの裏面には滑止布地24が縫着されている。ま
た、前記ウエスト部12の裏面にもウエスト部12全周
にわたってベルト状の滑止部32が固着されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、ズボンの前立部の裏面に滑止部を設けることによりワイシャツ等の シャツの下端部がズボンのウエスト部から飛び出ることを防止できるシャツスト ッパー部を設けたズボンに関する。
【0002】
【従来の技術】
腹部が出た人が階段を上り下りしたり、あるいは歩いたりするとズボンのウエ スト部内側に納められたワイシャツ等のシャツの下端前部がせり出した腹部によ って序々にズリ上がってズボンのウエスト部から飛び出してしまう場合がある。 この場合、ファッション的に見栄えが悪く、また飛び出したシャツの下端前部 をズボンのウエスト部に入れ直さなければならず煩雑で面倒である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は上記事実に鑑みなされたものであり、ワイシャツ等のシャツの下端前 部が飛び出すことを防止できるシャツストッパー部を設けたズボンを提供するこ とである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
請求項1の考案は、ズボンのウエスト部前部に下方に向かって形成されたスリ ットと、このスリットを設けることにより形成されたウエスト一端部及びウエス ト他端部と、このウエスト他端部に設けられて前記ウエスト一端部の裏側に位置 する前立部と、この前立部に連続して設けられウエスト部周方向に向かって突出 する突出部と、前記前立部及び突出部の裏面に設けられた第1滑止部と、前記ウ エスト部の裏面に設けられた第2滑止部と、を有してなることを特徴としている 。 請求項2の考案は、ズボンのウエスト部前部に下方に向かって形成されたスリ ットと、このスリットを設けることにより形成されたウエスト一端部及びウエス ト他端部と、このウエスト他端部に設けられて前記ウエスト一端部の裏側に位置 する前立部と、この前立部に連続して設けられウエスト部周方向に向かって突出 する突出部と、前記前立部及び突出部の裏面に設けられた滑止部と、を有してな ることを特徴としている。
【0005】
【考案の実施の形態】
図1及び図2には本考案に係るシャツストッパー部を設けたズボンの第1実施 例が示されている。 図1及び図2に示されるように、シャツストッパー部を設けたズボン10の前 部にはウエスト部12から下方に向かってスリット14が形成されている。これ によりウエスト部12の前部にはウエスト一端部16とウエスト他端部18が形 成されている。このウエスト一端部16の裏側とウエスト他端部18の表側には それぞれファスナー20が設けられスリット14を開け閉めできるようになって いる。 前記ウエスト他端部18には連続して前立部22が縫着して設けられている。 しかも、この前立部22の上下方向中間部には前記ウエスト一端部16に向かっ て突出した三角形状の突出部22Aが形成されている。このため前立部22は従 来のズボンの前立部より面積が一段と大きく形成されている。 図1に示されるように、前記前立部22及び突出部22Aの裏面には第1滑止 部としての滑止布地24が縫着されている。この滑止布地24は織物地にポリウ レタンをコーティングして表面に極めて小さな凹凸部26を設けることにより形 成されている。 前記突出部22Aにはボタン孔28が形成され、前記ウエスト一端部16に取 り付けられたボタン30が係止されるようになっている。 また、前記ウエスト部12の裏面にもウエスト部12全周にわたって第2滑止 部としての細いベルト状の滑止部32が固着されている。この滑止部32はポリ ウレタンをテープ状に一体成形することにより形成したものである。 図1及び図2に示されるように、シャツストッパー部を設けたズボン10の内 側にはサイドポケット袋体34やピスポケット袋体36が設けられ、図示しない ポケット開口部と連通している。
【0006】 次に、第1実施例の作用について説明する。 本考案のシャツストッパー部を設けたズボン10をはいた場合はウエスト一端 部16の内側に前立部22が位置するのでワイシャツの下端前部は前立部22の 裏面に形成された滑止布地24と当接することになる。このため、ベルト等でウ エスト部12を締め付けるとシャツの下端前部と滑止布地24の凹凸部26は強 く当接することになる。このため、腹が出ているズボン着用者が階段を上り下り したり、歩いたりしても滑止布地24の凹凸部26による摩擦抵抗によりシャツ 下端前部が上方にズリ上がるのを阻止される。このため、ウエスト部12からシ ャツ下端前部が飛び出るのを防止することができる。 また、ウエスト部12の裏面には全周にわたって滑止部32が設けられている ので、滑止部32によりシャツ下端部の側部や後部もウエスト部12から飛び出 るのを防止することができる。 従って、ファツション的にも見栄えが悪くなることはなく、またシャツの下端 部をズボンのウエスト部に入れ直す等の煩雑さを回避することができる。
【0007】 なお、サイドポケット袋体34やピスポケット袋体36にも前記滑止布地24 を設けてもよい。この場合、サイドポケット袋体34やピスポケット袋体36に シャツの下端部が当接することにより摩擦抵抗の面積を大きくすることにより、 シャツ下端部が飛び出ることをより防止することができる。
【0008】 図3には本考案に係るシャツストッパー部を設けたズボンの第2実施例が示さ れている。なお、第1実施例と同一の構成は同一の符号を用いてその説明を省略 する。 図3に示されるように、前記シャツストッパー部を設けたズボン40のウエス ト部12の内周面には滑止体32は設けられていない。このため、シャツの飛び 出し防止は専ら前立部22の滑止布地24のみで行うことになる。 なお、シャツストッパー部を設けたズボン40はウエスト部12の内周面に滑 止体32が設けられていないので第1実施例のシャツストッパー部を設けたズボ ン10より安価に製造することができる。 なお、他の構成及び作用は第1実施例と同一であるので、その説明は省略する 。
【0009】 なお、実施例においては、滑止布地24は織物地にポリウレタンをコーティン グして極めて小さな凹凸部26を設けることにより形成し、滑止部32はテープ 状のポリウレタンを設けることにより形成したが、滑止部は摩擦抵抗が大きいも のであればこれに限定されるものではないことは勿論である。
【0010】
【考案の効果】
以上説明した如く、本考案に係るシャツストッパー部を設けたズボンは前立部 の面積を大きくすると共に前立部の裏面に滑止部を設けたので腹の出たズボン着 用者であってもシャツ下端前部がウエスト部から飛び出るのを防止することがで きるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例のシャツストッパー部を設けたズボ
ンの一部背面斜視図である。
【図2】第1実施例のシャツストッパー部を設けたズボ
ンの一部正面斜視図である。
【図3】第2実施例のシャツストッパー部を設けたズボ
ンの一部背面斜視図である。
【符号の説明】
10・・・シャツストッパー部を設けたズボン 12・・・ウエスト部 14・・・スリット 16・・・ウエスト一端部 18・・・ウエスト一端部 22・・・前立部 22A・・突出部 24・・・滑止布地 32・・・滑止部 40・・・シャツストッパー部を設けたズボン

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ズボンのウエスト部前部に下方に向かっ
    て形成されたスリットと、このスリットを設けることに
    より形成されたウエスト一端部及びウエスト他端部と、
    このウエスト他端部に設けられて前記ウエスト一端部の
    裏側に位置する前立部と、この前立部に連続して設けら
    れウエスト部周方向に向かって突出する突出部と、前記
    前立部及び突出部の裏面に設けられた第1滑止部と、前
    記ウエスト部の裏面に設けられた第2滑止部と、を有し
    てなることを特徴とするシャツストッパー部を設けたズ
    ボン。
  2. 【請求項2】 ズボンのウエスト部前部に下方に向かっ
    て形成されたスリットと、このスリットを設けることに
    より形成されたウエスト一端部及びウエスト他端部と、
    このウエスト他端部に設けられて前記ウエスト一端部の
    裏側に位置する前立部と、この前立部に連続して設けら
    れウエスト部周方向に向かって突出する突出部と、前記
    前立部及び突出部の裏面に設けられた滑止部と、を有し
    てなることを特徴とするシャツストッパー部を設けたズ
    ボン。
JP1997010747U 1997-11-20 1997-11-20 シャツストッパー部を設けたズボン Expired - Lifetime JP3049057U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012125198A (ja) * 2010-12-16 2012-07-05 Shimano Inc 履き物
JP2012127027A (ja) * 2010-12-16 2012-07-05 Shimano Inc 履き物

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JP2012125198A (ja) * 2010-12-16 2012-07-05 Shimano Inc 履き物
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