JPH01240069A - カラー画像読取装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はカラー画像読取装置に関し、特に赤、緑、青の
３色の光源を順次選択的に点灯して原稿を照明するカラ
ー画像読取装置に関する。

（従来の技術） 色分解を行うための３色光源として、従来は、けい光灯
、ＬＥＤ等が知られている。一般の水銀か入ったけい光
灯の場合、塗布するけい光体により発光波長を選択でき
、また発光エネルギーか大きいという長所かある反面、
非常に大きな温度特性を有しているため、高品質なカラ
ー画像読取装置には適さない。

一方ＬＥＤは実用レベルにおいて、青色発光のものがい
まだにできないとともに、緑色のものは発光エネルギー
が小さいという欠点かある。

そこで本発明では、水銀蒸気のかわりに温度特性の無い
希ガスを封入した冷陰極型のけい光灯を用いて、カラー
読み取り用光源を作った。

（発明か解決しようとする課題） ところで、冷陰極放電管は、熱ｒ！Ｉａｉ放電管に比べ
て、点灯開始特性が無いという性質かある。これは熱陰
極管では電極を加熱することにより熱電子を放出して、
放電開始特性を良くしているのに対して、冷陰極管ては
電極のエネルギー４位か低く放電を起こしにくいことに
よる。このため冷陰極管では電極にＮｉ６３等の放射性
物質を塗布して点灯開始特性を向上させている。しかし
ながら塗布量及び後工程の変動による放射線量のばらつ
きが相当あり、また過度に放射線量を増すことは装置の
性格上好ましくはない。

本発明はかかる欠点を除去したもので、その目的は、色
分解のためのランプの点灯開始特性を向上させ、良好な
画像品質を得ることにある。

（課題を解決するための手段） 物質のエネルギー状態を励起するための手段として、加
熱と放射線による励起に加えて、光を照射することによ
りエネルギ状態を上げるということは良く知られている
。

そこで本発明では、希ガス型冷陰極けい光灯を保持する
ランプホルダーの片側、つまり上記けい光灯の補助電極
を接続されたリング電極の無い側に補助灯を設は上記け
い光灯の電極近傍を照射することにより点灯開始特性を
向上させる。

（実　施　例） 第１図に本発明のランプユニットの実施例を示す、又、
ｆｆｇ２図に本発明で使用した希ガス型冷陰極けい光灯
の砥略図を示す。

上記けい光灯は開口部２６を有するアパーチャー型であ
り、ガラス管２５の内面にけい光体２４を設はキセノン
ガスを封止しである。一方、開口部２６の反対側に補助
電極７を設けてあり、その一端にこれを電気的接続を保
ちながらリング電極６か取り付けである。電極１１．１
２及び補助電極７からそれぞれ配線２１．２２．２３か
取り出され、第３図に示したインバータ回路の３１．３
２．３３にそれぞれ接続されている。

点灯信号３６により発振回路３５が動作すると昇圧トラ
ンス３４により約ＩＫＶ〜２ＫＶの電圧がランプに印加
され、放電を開始する。３７ａ−ｃは電流制限用３８ａ
、ｂは放電安定用のコンデンサである。

キセノンガスの放電による紫外線でけい光灯２４を励起
し発光させるメカニズムであるか、第４図で示すような
点灯遅れが生じることがある。ここでＴａか点灯遅れ時
間である。このような点灯遅れが生しると正常な場合に
比べてｌ主走査ラインの光量か低下し、いちじるしく読
み取った画像か劣化する。

これを解決するために本発明では第１図に示したように
、ランプホルダー５に補助ランプ８を取りつけた。第３
図のインバータ回路かられかるように、電圧が印加され
る最初の瞬間、電極１１とその最近傍の補助電極との間
に電圧が加わるため、リング電極と逆の側の電極近傍を
照明することで点灯開始特性を向上させることかできる
。第１図１．２はそれぞれ緑、青の希ガス型冷陰極けい
光灯である。赤色ランプ３は応答性、出力パワーを考慮
して本発明ではけい光を使わずに、ネオンガスの放電に
よる発光をそのまま使用している。従ってこれには補助
電極か無い、また、しゃへい板９は補助ランプの光か原
稿面へ漏れないように取り付けである。

第５図に本発明による画像読取装置の概念図を示す、前
記ランプユニット５０とセルフォックレンズアレイ５２
（日本板ガラス（株）商標）、密着型センサー５３、ラ
ンプインバータ５４を有する読み取りヘット５１を副走
査方向に移動させて、原稿台ガラス５７に載った原稿５
８を、読み取れるようになっている。

読取り開始信号を受けると画像読取装置は補助ランプ８
を点灯して、一連の必要な手続きを経て指定された領域
の画像読み取りを開始する。補助ランプの点灯信号がメ
イン基板５６から、フレキシブルテープ５５を経て、ラ
ンプインバータ回路５４を通って補助ランプ８に配線さ
れている。

本実施例では補助ランプ８にタングステンランプを使用
した。なお、補助ランプとしては、比較的低照度でも効
果があるため、形状的に使用可能なものならば何でも良
い、たとえば、タングステンランプの他にはＬＥＤ、Ｅ
Ｌ、デジトロンネオン管等か使用できる。

画像を読み取るタイミングを第６図に示す、ここて使用
しているのはＭＯＳ型の密着型センサ５３であるので、
ランプ点灯とデータ読み出しは時間かずれている。第６
図で示したＤＡＴＡは各色それぞれｌ主走査９１２分の
色分解データである。なお、ＣＯＤのような素子を使用
した場合は当然タイミングか異ってくるが、本発明か適
用される。

〔発明の効果〕

本発明によると希ガス型冷陰極けい光灯の点灯開始特性
が向上し、良好なカラー画像読み取りを行うことができ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のランプユニットの概念図を示した。 第２図（ａ）（ｂ）は本発明で使用した希ガスけい光灯
の構造を示した図。 第３図は本発明で使用したランプのインバータ回路を示
した図。 第４図は本発明か解決しようとする点灯遅れのタイミン
クを示した図。 第５図は本発明のカラー画像読取装置の概念図を示した
。 第６図はカラー画像読み取りのタイミングの実施例を示
した図。 ｌ・・・・希ガスけい光灯（ｆ＆） ２・・・・希ガスけい光灯（青） ３・・・・ネオンランプ（赤） ４．５・・ランプホルダー ６・・・・リング電極 ７・・・・補助電極 ８・・・・補助ランプ ９・・・・しゃへい板 １１．１２・ランプ電極 ２４・・・・けい光体 ２６・・・・アパーチャー（開口部） 以上 第１図 （ｂン 第２図 ７ｃ ：　　“ 第４図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）３色の異る光源を選択的に点灯させてカラー画像
   を読み取る装置において、少くとも１本以上の、片側に
   補助電極と接続されたリング電極を有する希ガス冷陰極
   けい光灯と、該けい光灯の両端を保持する絶縁物よりな
   るランプホルダーより構成されるランプユニットであっ
   て、該リング電極の無い側の該ランプホルダーに補助ラ
   ンプを取り付け、該けい光灯の電極近傍を照明せしめ、
   かつ該補助ランプと原稿面との間にしゃへい板を有する
   ことを特徴としたカラー画像読取装置。