JPH01239130A - ポリアミド巻縮糸 - Google Patents

ポリアミド巻縮糸

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JPH01239130A
JPH01239130A JP5890988A JP5890988A JPH01239130A JP H01239130 A JPH01239130 A JP H01239130A JP 5890988 A JP5890988 A JP 5890988A JP 5890988 A JP5890988 A JP 5890988A JP H01239130 A JPH01239130 A JP H01239130A
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JP
Japan
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yarn
crimped yarn
boiling water
fineness
crimped
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JP5890988A
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Taichi Torii
鳥居 太市
Isoo Saito
磯雄 斎藤
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Toray Industries Inc
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Toray Industries Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明はポリアミド巻縮糸に関するものであり、詳しく
は、カーペラ!・川原糸として好ましく用いられ沸騰水
収縮率、耐熱強度保持率、繊度の均一性、巻縮潜在化、
染色均一性に優れた共重合ポリアミド巻縮糸に関するも
のである 〈従来の技術〉 従来ポリアミド巻縮糸としてヘキサメチレンジアンモニ
ウムアジペートを重合して得られたボリマーを溶融紡糸
し、次いて巻縮加工してポリアミド(ナイロン66)巻
縮糸を得る方法および得られたポリアミド(ナイロン6
6)巻縮糸の特性が記載されたものとして特開昭60−
39423号公報が知られている。
く6発明が解決しようとする課題〉 前記特開昭60−39423号公報に記載されたナイロ
ン66巻綿糸の場合、溶融紡糸され延伸および巻縮加工
されるまでの間具体的には紡糸直後の冷却時に球晶が生
じ、この球晶がもとで得られた巻縮糸を用いてカーペッ
トとなした場合に発色性が悪くなり染色斑が著しく発生
し、カーペットの品質、品位が低下するという欠点があ
った。
本発明の目的は、ナイロン66巻縮糸は腰が強く、カー
ペットのように踏みつけられる用途に適しているという
特性を減少することなく、前記の欠点である球晶を有す
ることのないポリアミド巻縮糸を提供するとともに、該
ポリアミド巻縮糸を用いた発色性が良好で巣房のない高
品質、高品位のカーペットを提供することにある。
く課題を解決するための手段〉 本発明の構成は、 (1)ヘキサメチレンジアンモニウムアジペート60〜
90重量%とヘキサメチレンジアンモニウムテレフタレ
ート40〜10重量%との共重合ポリアミドからなる巻
縮糸で、該巻縮糸の特性が、 (イ)98%硫酸相対粘度(ηr)が2.4〜4゜0、 (ロ)正m繊度(D)が500デニール以上、(ハ)単
糸繊度(d)が10〜50デニール、(ニ)沸騰水処理
後の伸縮伸長率が10%以上、(ホ)沸騰水中5mg/
d拘束荷重下処理後の伸縮伸長率が5%以上、 (ハ)沸騰水収縮率が5%以下、 であることを特徴とするポリアミド巻縮糸にあり、 (2)また、望ましい形態として前記(1)で得られる
ポリアミド巻縮糸の単糸の断面形状が略3〜5角形の異
形断面形状であることな特徴とするポリアミド巻縮糸に
あり、 (3)さらに、望ましい形態として前記ぐ2)で得られ
るポリアミド巻縮糸の単糸の断面形状が中空異形断面形
状であることを特徴とするポリアミド巻縮糸にあり、 (4)ざらにまた、望ましい形態として前記(1)〜(
3)に記載されたポリアミド巻縮糸において、該巻縮糸
がカーベラI・に用いられてなることを特徴とするポリ
アミド巻縮糸にある。
本発明に用いるJ\キサメチレンジアンモニウムアジペ
ートとへキサメチレンジアンモニウムテレフタレートと
を共重合ぜしめてなる共重合ポリアミド(以下、66/
6 Tコポリアミドという)は通常ジカルボン酸とジア
ミンとの塩、あるいはその水溶液を加圧下で加熱溶融重
合する通常のポリアミド重合方法に準じた方法で製造し
たものを用いることができる。
本発明における各特性の測定方法および判定基準は以下
に記載するとおりである。
(イ)98%硫酸相対粘(ηr) 定温乾燥機を用いて100〜105°Cて4時間乾燥し
たチップ0.260gを98%硫酸25m1で3時間振
どう溶解し、オストワルド粘度計(中野式改良型)を用
いて溶?ff15m1を入れ25℃恒温槽中で流下秒数
を測定し、98%硫酸の流下秒数との比を測定する。
(ロ)正量繊度 J IS  L−1090(’ 77)合成繊維フィラ
メントかさ高加工糸試験方法を用いる。
(ハ)単糸繊度 JfS  L−1090(’77)合成繊維フィラメン
トかさ高加工糸試験方法を用いる。
(ニ)沸騰水収縮率 J Is  L−1090(’ 77)合成繊維フィラ
メントかさ高加工糸試験方法、熱水収縮率(A法:かせ
収縮率)を用いる。
(ホ)沸騰水処理後の伸縮伸長率 マルチフィラメント巻縮糸を1mの20回のループにし
、沸H々水中で無荷重で20分間処理し、巻縮を発現さ
せ脱水した後、標準状態中で1昼汝凰乾後、試料に2 
m g / dの荷重を掛けて30秒後夜0cmで印を
つけ、次いで0.1g/d荷重をtitけて30秒後の
長さをLzとして次式より算出する。
沸騰水処理後の伸縮伸長率EOは β0=(Lz−50)150   X  1 00) 
  (%)(へ)沸騰水中5mg/d拘束荷重下処理後
伸長率 マルチフィラメント巻縮糸を1mの20回のループにし
、沸騰水中で5 m g / d拘束荷重下で20分間
処理し、巻縮を発現させ脱水した後標準状態中で1昼夜
風乾後、試料に2mg/dの荷重を掛けて30秒後夜0
cmで印をつけ、次いて0゜1g/d荷重を掛けて30
秒後の長さをL3として次式より算出する。
5 m g / d拘束荷重下処理後伸長率E5はE5
=(L3−50’)150  X100  (%)(ト
)耐熱強度侃持率 ポリアミド巻縮糸を1m20回の紹として口中化学機械
製作所製強制熱風送風循環定温乾燥機(タイプT N 
K )を用いて180℃5分間熱処理し、熱処理前の強
度に対する熱処理後の強度より比率(%)を求める。
(チ)ウースター斑 ツエルベガーウスター(株)製USTERTESTER
Iを用い、スロット1を通しハーフイナート、レンジ1
2.5%て糸速25m/分で5分間後の測定値を読取る
(す)球晶 紡出未延伸糸の断面を偏向顕微鏡で観察し、1断面当た
りの球晶個数を数え、5級は0〜2個、4級は3〜10
個、3級は11〜20個、2級は21〜50個、1級は
51個以上として等綴付けをする。
(ヌ)球晶発生限界吐出量 紡出未延伸糸の1断面の球晶発生等級が3級以下となる
吐出量を球晶発生限界吐出量という。
(ル)強度、伸度 JIS−1017によった。試料を絽状にとり、20°
C165%RHの温湿度調節された部屋に24時間以上
放置後、パチンシロン UTL−4L’”型引張試験機
(東洋ボールドウィン(1勾製)を用い、翼長25cm
、引張速度30cm/分で測定する。
く作用〉 本発明に係るポリアミド巻縮糸は次の方法によって得ら
れた。
ヘキサメチレンジアンモニウムアジペート(66塩)お
よびヘキサメチレンジアンモニラムチレフタレ−) (
6T塩)の水溶液を加熱濃縮して60〜80%濃度の水
溶液とし、次に粘度安定剤などの通常の添加剤を加え、
重合缶に移し、窒素ガスで置換した後、水蒸気圧15〜
201c g / c m2G程度の加圧下で加熱を続
ける。
250〜270°C程度に達した後放圧を開始し、さら
に最高到達温度、(Tm+5) 〜(Tm+15)°C
まて加熱を続ける。(ここてTmは得られる6 6/6
 Tコポリマの結晶融点である。)次にこの最高到達温
度を保ち、放圧終了後100〜300 mmHgの減圧
下に5〜15分間維持し、重合を終了させ、硫酸相対粘
度(ηr)が2゜0〜2.8の重合体として吐出し、カ
ッティングしてチップ化した。
(6G/6 Tコポリアミドの製糸、巻縮加工)前記チ
ップは水分率が0.05〜0.15重量%となるように
、乾燥、水分調整した66/6Tコポリアミドは通常の
ナイロン6、ナイロン66の紡糸巻縮加工プロセスが適
用可能り、例えば溶融紡糸した糸条な紡糸直後に巻取る
ことなく直ちに高速で延伸、予熱を施し、巻縮加工ノズ
ルで巻縮加工を施して巻取るいわゆる直接紡糸延伸巻縮
加工法を適用し得る。
すなわち前記の66 / 6 Tコポリアミドポリマは
紡糸温度270〜320℃で溶融され、次いで紡出口金
より吐出されたのち冷却風によって冷却固化される。
この際の紡糸温度は66/6T共重合比率応じ270℃
〜320℃の範囲内で選択される。
冷却固化された糸条は、オイリングロールなどの装置を
用いて油剤が付与され、フィードロールによって300
〜1000m/分の一定速度て引取られる。次いて該糸
条は連続して1300rn/分以上の速度で延伸された
のち、予熱を施され巻縮加工ノズルに供給され巻縮が付
与される。
巻縮が11与された糸条は冷却され、引取ロールによっ
て引取られ、次いてストレッチロールな用いて0.05
〜0.2g/d程度の張力をかけられ、絡み等をほぐさ
れた後、巻取り機によって巻取られる。
本発明に係るポリアミド巻縮糸を得る66/6Tコポリ
アミドは、ヘキサメチレンジアンモニウムアジペートの
割合を60〜90重量%、ヘキサメチレンジアンモニウ
ムテレフタレートの割合を40〜10重量%にする必要
がある。
66成分が90重量%を越え、6T成分が10重屑%未
満ては共重合した効果が小さく、球晶抑制効果が低く製
糸安定性を悪くし単糸ぎれなどが多くなる。
また66成分が60重量%未満、6T成分が40重量%
を越えるとポリマ融点、溶融粘度が高くなりすぎるため
、通常の重合、製糸プロセスが適用し難く、得られた6
6/6Tコポリアミド繊維な巻縮加工して巻縮糸となし
、カーベラI・に用いた場合硬くなって感触が著しく悪
く実用に供することができないという欠点を生じる。
したがって、ヘキサメチレンジアンモニウムアジベ−7
1・(66成分)の割合を60〜90重同%、好ましく
は70〜90重危%、ヘギサメチレンジアンモニウムテ
レフタレー) (6T成分)の割合を40〜10重量%
、好ましくは30〜10重爪%の共重合割合とする必要
がある。また必要に応じて数%の範囲で第三成分を共重
合または/および添加しても良い。
前記66/6 Tコポリアミドはアイソモーファス共重
合体であるため共重合化による結晶性の低下がほとんど
なく、ポリへキサメチレンアジパミド(以下ナイロン6
6という)よりも高いガラス転移点、およびナイロン6
Gと同等あるいはそれ以上の高い融点を有し、かつ耐光
性、耐熱性、耐塩素性等に便れる。
また、前記6G/6Tコポリアミドからなる共重合ポリ
アミドポリマを用いて得られた巻縮糸は、良好な沸騰水
収縮率、耐熱強度保持率、染色均一性、巻縮潜在性を有
するとともに、カーペット用として用いる単糸太繊度巻
縮糸の製造工程、特に紡糸工程において溶融ポリマの冷
却固化が容易であり1.かつ球晶抑制効果が大きい。
カーペット用巻縮糸として巻縮性能を増大させるために
該巻縮糸を形成する各単糸の断面が3〜5角形の異形断
面形状とするのが好ましく、中空異形断面形状とするの
がより好ましい。
一般にナイロン66の球晶を抑制する方法として、分子
鎖の規則性を乱すことがなされ、例えば、ナイロン66
へε−カプロラクタム、ヘキサメチレンジアンモニウム
イソフタレートを添加して共重合することが行なわれる
が、この場合N66モノマの基本的な特性を損わないた
めには、共重合比率を多くとも数パーセントにとどめる
必要があり、このような共重合比率では球晶抑制効果は
十分てはなく、単糸太繊度マルチフィラメント巻縮糸の
場合安定してに製造することができなく、特に巻縮糸を
形成する各単糸が異形断面形状、あるいは中空異形断面
形状を安定して得ることができなく品質のバラツキが大
きい。
本発明に係るポリアミド巻縮糸縮糸の98%硫酸相対粘
度(ηr)は2.4〜/1.0となるように共重合およ
び製糸される。該粘度(ηr)が2.4未満の場合巻縮
加工しても巻縮発現力が弱く、後記の沸騰水中5 m 
g / d拘束荷重下処理後の伸縮伸長率が低くなるば
かりでなく強力が低く、カーペットの耐久性がわるくな
る。一方粘度(ηr)が4゜0を越えると紡糸時の溶融
温度を高くする必要があり、紡糸工程でポリマの分解が
起こり気泡が発生し、結果として紡糸糸切れを引き起こ
し製糸性がわるくなるばかりでなく得られた糸の強力が
低くカーペットの耐久性が悪くなる。
本発明に係るポリアミド巻縮糸は単糸繊度が10〜50
デニール、正旦繊度が500デニール以上とする。単糸
繊度が10デニール未満特に8デニール以下の場合、お
よび正m繊度が500デニール未満、特に450デニー
ル以下の時は得られたるカーペットのパイルに腰がなく
、反発性がなく、へたり現象が生じるとともに66/6
Tの共重合ポリアミド巻縮糸の有する物理特性を十分に
利用することができない。
一方単糸繊度が80dを越えると66/6Tコポリアミ
ドをもってしても、通常の空気冷却紡糸法では安定した
製糸を行うことが困難であり、単糸繊度が10d〜50
d範囲内にある場合に顕著な効果が得られる。
カーペット用巻縮糸の巻縮特性として、沸騰水処理後の
伸縮伸長率は10%以上である必要がある。この特性は
カーペットを染色加工したときの嵩高性′r:表し、1
0%未満ではカーペットの嵩高重量感が不足し・品位の
悪いカーペットとなる。
同様に沸騰水中5 m g / d拘束処理後の伸縮伸
長率は5%以上である必要がある。該伸縮伸長率が5%
未満では巻縮発現力が弱く、カーペットをタフティング
した後の染色工程で、しわなど一部拘束吠態て染色され
た場合巻縮発現斑となり、カーペット品位を悪くする。
また沸騰水収縮率は5%未満である必要がある。
沸騰水収縮率が5%をこえた場合タフl−シたパイル高
さが大きく変化するためカーペット設計が困難となり、
カーペット面が均一とならなく品位を悪くすることがあ
る。
〈実施例〉 66/6Tコポリアミドの重合は次の方法で行なった。
ヘキサメチレンジアンモニウムアジペート(66塩)の
50%水溶液およびヘキサメチレンジアンモニウムテレ
フタレート(6T塩)の13%水溶液を第1表に示す組
成で濃縮缶に仕込み、窒素ガスで完全置換した後、水蒸
気圧1.01<g/cm2Gに保ちつつ加熱濃縮して6
0〜70%濃度の水溶液とした。
次に粘度安定剤などの通常の添加剤を加え、容量200
リツトルのバッチ式重合缶に移し窒素ガスで置換した後
、水蒸気圧17.51<g/cm2G圧力下で加熱を続
けた。
なお、ポリマ水準2のナイロン66ポリマにはε−カプ
ロラクタムを1重量%共重合し、酸化チタン0.3重量
%を添加した。
前記水蒸気圧17.5kg/cm2G圧力下での加熱温
度が250〜270℃に達した後放圧を開始し、さらに
最高到達温度まで加熱を続けた。
次にこの最高到達温度を保ち、放圧終了後100〜30
0mmHgの減圧下に5〜15分維持し、重合を終了さ
せ、吐出、カッティングしてチップ化した。
得られたチップを500 kgスケールの回転式真空乾
燥機を用い170℃で12時間固相重合を行った後、チ
ップ水分率が0.07〜0.1wt%なるように水分率
調整してから紡糸に供した。
得られたチップの特性を第1表に示す。
第1表ポリマの水準1〜8をプレッシャーメルク型紡糸
機で溶融紡糸し、連続延伸巻縮加工を行なった。
吐出量は巻縮糸のマルチ繊維繊度が約1050デニール
になるように単孔吐出量と口金孔数を変更した。
第1表 紡糸口金孔形状は溝巾0.l2nnn、溝長0゜7mm
のY型の口金および特開昭(31−83307号公報第
4図に記載された形状の口金を用いた。
紡糸温度は300°C1冷却風速40m/分、熱延伸ロ
ール温度200°C一定とし、特開昭62−x49.9
26号公報記載の装置を用い、巻縮加工ノズルの噴射流
体温度260°C1噴射流体圧力は7kg/cm2て行
なった。
得られたポリアミド巻縮糸を小池機械製作所(株)製M
ODEL  TM01 <シリンダー径3インチ)を用
いて巻縮糸を詩編し、染料(パイソランイエロー″)を
用いて染料濃度0.9%OWf、助剤C゛レミラーF”
)1.δ%owf、(゛′コースミン”)1.4%ow
f、固定剤(酢酸アンモニウム)4.0%owfを用い
浴比1:20で60°Cて60分間染染色、水洗、脱水
して一昼夜自然乾燥後、スガ試験機(株)製、デジタル
測色色差計算機、型式AUD−5CH−3を用いてL値
を測定しそのバラツキを計算で求めた。
また前記のポリアミド巻縮糸を、40T/mのS撚りで
撚糸し、TICKRINGタフティング汀l/Cζこよ
って1/IOC,PH(パイル高さ)10mm、 S 
T (ステッチ) 14コ/ i n、 P’vV(目
付) 530 g/rn2のカットパイルでタフトして
カーペットとしたのち、拡布状ウィンスを用いて最も染
色斑の出やすい合金染料(バイエル社製イソランイエロ
ーKRLS0.3%o w f 、イソランオレンジK
RLS0.02%o w f 、およびチバガイギー社
製イルガランブラック0.25%owf)、染色助剤(
第一リン酸ソーダ4.7%owf、第二リン酸ソーダ1
.18%o w f )、浴比1:50の染液な用いて
昇温速度1°C/分で94°Cに昇温し、94°Cで4
0分間染色したのち徐冷し、水洗、乾燥後染色反を肉眼
て縦筋検査するとともに風合いを検査した。
ナイロン66を100%としたものは単糸繊度が15デ
ニールをこすと紡糸延伸が円滑にできなく、特に200
0m/分を越す延伸速度の場合、単糸繊度10デニール
の場合でも糸切れが多く、実用に供することができなか
った。
これは紡糸時に冷却が不均一であるとともに各単糸に球
晶が多発し大きく成長することによる。
さらにナイロン6T 100%W@は溶融温度が高く分
解を伴うため紡糸が不可能である。またナイロン66を
95%ナイロン6Tをδ%共重合したものについてもナ
イロン66を100%のものよりやや良好であるが、ま
だ製糸性が悪く各単糸が不均一であり延沖時の糸切れが
多く、特に2000m/分を越えた延伸速度では実用に
供することができなかった。
得られたY型異形断面巻縮糸は、該巻縮糸の特性および
この巻縮糸を用いてカーペットとかし、該カーペットの
特性を調査した結果、本発明に係るポリアミI”巻縮糸
および該巻縮糸を用いたカーペットは、いずれもナイロ
ン66カーペットが有する高融点を保ち、腰が強いとい
う特徴を減することなく、ざらに繊度斑が少なく、球晶
がほとんどないため染色の発色性、染色均一性が良好で
あり、耐熱強度保持率が高く、極めて高品質、高品位を
有するものであった。また紡糸、延伸工程、巻縮加工工
程、カーペット製造工程においても操業を円滑に行うこ
とができた。
〈発明の効果〉 本発明に係るポリアミド巻縮糸および該巻縮糸を用いた
カーペットは、いずれもナイロン66カーペットが有す
る高融点を保ち、腰が強いという特徴を減することなく
、さらに繊度斑が少なく、球晶がほとんどないため染色
の発色性、染色均一性が良好であり、耐熱強度保持率が
高く、極めて高品質、高品位を有するものであり、合せ
て優れた寸法安定性を得ることが出来る。
特に良好な品質を保持しながら吐出量を増加させ、紡糸
、延伸、巻縮加工、巻取り速度を増加させることができ
、10〜50デニールのポリアミド単糸太繊度巻縮糸を
高効率で生産しうるなと操業面においても効果を有する
特許出願人    東し株式会社

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ヘキサメチレンジアンモニウムアジペート60〜
    90重量%とヘキサメチレンジアンモニウムテレフタレ
    ート40〜10重量%との共重合ポリアミドからなる巻
    縮糸で、該巻縮糸の特性が、 (イ)98%硫酸相対粘度(η_r)が2.4〜4.0
    、 (ロ)正量繊度(D)が500デニール以上、 (ハ)単糸繊度(d)が10〜50デニール、 (ニ)沸騰水処理後の伸縮伸長率が10%以上、 (ホ)沸騰水中5mg/d拘束荷重下処理後の伸縮伸長
    率が5%以上、 (ハ)沸騰水収縮率が5%以下、 であることを特徴とするポリアミド巻縮糸。
  2. (2)特許請求の範囲第1項に記載のポリアミド巻縮糸
    において、単糸の断面形状が略3〜5角形の異形断面形
    状であることを特徴とするポリアミド巻縮糸。
  3. (3)特許請求の範囲第2項に記載のポリアミド巻縮糸
    において、単糸の断面形状が中空異形断面形状であるこ
    とを特徴とするポリアミド巻縮糸。
  4. (4)特許請求の範囲第1項乃至第3項に記載のポリア
    ミド巻縮糸において、該巻縮糸がカーペットに用いられ
    てなることを特徴とするポリアミド巻縮糸。
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