JPH0123906B2 - - Google Patents

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JPH0123906B2
JPH0123906B2 JP7970584A JP7970584A JPH0123906B2 JP H0123906 B2 JPH0123906 B2 JP H0123906B2 JP 7970584 A JP7970584 A JP 7970584A JP 7970584 A JP7970584 A JP 7970584A JP H0123906 B2 JPH0123906 B2 JP H0123906B2
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JP
Japan
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wiper
wire
electroforming
spot welding
wire brush
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Application number
JP7970584A
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English (en)
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JPS60227378A (ja
Inventor
Katsusato Fujoshi
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は電子機器に使用されるブラシ接点やコ
イル接点、マイクロモーターブラシ接点、その他
の接点を多目的化したマルチワイパーに関する。
従来のブラシ接点は第1図および第2図に示す
ように直径が0.1mmの線材1を複数本、本実施例
では28本密着整列させた後、線材1の軸心方向に
対して直角方向に板厚が0.05mm、幅寸法が0.5mm
の支持板2を配置し、該支持板2と前記線材1と
をスポツト容接によつて固定する。しかる後、前
記線材1の両端部を切断するとともに、第2図に
示すような形状に折曲げて形成していた。このた
め、次に列挙する欠点があつた。
(1) 複数本の線材を密着整列させるのが面倒で手
間がかかる。
(2) スポツト溶接作業が必要である。
(3) スポツト溶接によつて線材が歪んだりして同
一面上に整列しずらく、品質が安定しない。
(4) 線材の整列、スポツト溶接、線材の切断、熱
処理、折曲げ等の作業が必要であるので、生産
性が悪く、コスト高となる。
本発明は以上のような従来の欠点に鑑み、線材
の整列やスポツト溶接を不要として、生産性の向
上と品質の安定を図るとともに、コストの低減も
図ることのできるマルチワイパーを得るにある。
以下、第3図ないし第14図に示す実施例によ
り本発明を詳細に説明する。
第3図ないし第6図の実施例において、11は
電鋳によつて形成された本発明のマルチワイパー
で、このマルチワイパー11は板厚が0.05〜0.1
mm、幅寸法が2mm、長さが1.8mmの長方形に形成
され略中央部に半径が0.4mmの取付け孔12が形
成されたマルチワイパー本体13と、このマルチ
ワイパー本体13と一体成形されたそれぞれ独立
して動くことが可能な複数個、本実施例では20個
のワイヤー14からなるワイヤーブラシ15とか
ら構成されている。
このように構成されたマルチワイパー11は、
第5図に示すように縦方向および横方向に複数個
並列接続された状態で電鋳製造されたり、あるい
は第6図に示すように縦方向に連続的に接続され
た状態で連続的に電鋳によつて製造される。
またこの電鋳には六元合金、七元合金、Ag−
Cu合金、Ni−Cr合金、Mn−Ni合金等が用いら
れる。さらに電鋳に用いられる母型は第7図に示
すようにワイヤー14,14間に空間部16が形
成できるように切欠溝状の非導電部17を形成し
た母型18を用いたり、あるいは第8図に示すよ
うに薄膜状の非導電部17Aを形成した母型18
Aを用いる。
なお、母型18には第9図に示すように電鋳材
が電着する。このため上面は円弧状に形成され、
下面が角型に形成された断面形状のワイヤー14
となり、この形状でも十分使用することができる
が、円形状のワイヤーにするには、第10図およ
び第11図に示すように母型18で一度形成した
マルチワイパー11を反転させて母型18に取付
け、再度電鋳を行うことにより断面円形状のワイ
ヤー14Aを形成することができる。
上記のようにして製造されたマルチワイパー1
1は第12図および第13図に示すように、ワイ
ヤーブラシ15の先端部15aを半円弧状に形成
するとともに、根元部寄りの位置より120°程折曲
げた形状にして使用したり、あるいは第14図に
示すように、三角形状に折曲げて使用したりす
る。
以上の説明から明らかなように、本発明にあつ
ては、次に列挙する効果がある。
(1) マルチワイパー本体と、複数個のワイヤーか
らなるワイヤーブラシとを一体に成形している
ので、従来のように複数本のワイヤーを整列さ
せた後、支持板にスポツト溶接によつて固着さ
せなくても良い。したがつて、ワイヤーブラシ
の整列状態を従来に比べ、バラツキを著しく少
なくでき、品質の安定を図ることができる。
(2) 前記(1)により、スポツト溶接を用いなくても
良い。
(3) 前記(1)により、電鋳によつて成形することが
できる。したがつて、従来に比べ、単一の生産
工程(スポツト溶接等の異なる作業を有しな
い)で良いので、生産性を向上させることがで
きる。
(4) 電鋳で成形するので、ワイヤーの肉厚よりも
ワイヤー間の間隙を小さく形成することができ
る。したがつて、安定した接触状態が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は従来の一実施例を約30倍
に拡大した平面図、側面図、第3図および第4図
は本発明の一実施例を示す約20倍に拡大した平面
図および断面図、第5図および第6図は成形状態
を示す説明図、第7図ないし第9図は母型の拡大
要部説明図、第10図および第11図は成形状態
の説明図、第12図および第13図、第14図は
使用状態の形状を示す説明図である。 11:マルチワイパー、12:取付け孔、1
3:マルチワイパー本体、14:ワイヤー、1
5:ワイヤーブラシ、16:空間部、17,17
A:非導電部、18,18A:母型。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 板状のマルチワイパー本体と、このマルチワ
    イパー本体と一体に形成されたそれぞれが独立し
    て動くことができる複数個のワイヤーからなるワ
    イヤーブラシとを電鋳によつて形成したことを特
    徴とするマルチワイパー。 2 マルチワイパー本体とワイヤーブラシとは厚
    さが0.05〜0.1mm、ワイヤーブラシの長さが3.5mm、
    幅寸法が0.1mmとなるように電鋳によつて形成さ
    れていることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    記載のマルチワイパー。 3 マルチワイパー本体の略中央部には取付け孔
    が形成されていることを特徴とする特許請求の範
    囲第1項または第2項記載のマルチワイパー。
JP7970584A 1984-03-26 1984-03-26 マルチワイパ− Granted JPS60227378A (ja)

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JP7970584A JPS60227378A (ja) 1984-03-26 1984-03-26 マルチワイパ−

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JP7970584A JPS60227378A (ja) 1984-03-26 1984-03-26 マルチワイパ−

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Publication Number Publication Date
JPS60227378A JPS60227378A (ja) 1985-11-12
JPH0123906B2 true JPH0123906B2 (ja) 1989-05-09

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JP7970584A Granted JPS60227378A (ja) 1984-03-26 1984-03-26 マルチワイパ−

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2528255Y2 (ja) * 1990-03-19 1997-03-05 株式会社 渡辺製作所 金属基材に対する金属線材の固着構造及びこれを用いて形成したブラシ接点
US9172196B2 (en) * 2012-07-31 2015-10-27 Omron Corporation Brush having a plurality of elastic contact pieces arranged in parallel

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JPS60227378A (ja) 1985-11-12

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