JPH01238956A - 記録装置 - Google Patents

記録装置

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JPH01238956A
JPH01238956A JP63066522A JP6652288A JPH01238956A JP H01238956 A JPH01238956 A JP H01238956A JP 63066522 A JP63066522 A JP 63066522A JP 6652288 A JP6652288 A JP 6652288A JP H01238956 A JPH01238956 A JP H01238956A
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recording
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thermal head
recording paper
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Nobuhiro Inoue
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/315Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material
    • B41J2/32Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material using thermal heads
    • B41J2/35Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material using thermal heads providing current or voltage to the thermal head
    • B41J2/355Control circuits for heating-element selection
    • B41J2/36Print density control

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は記録品位の向上を図った記録袋!に関するもの
である。
(従来の技術) ハードコピーの安定性が良く、しかも、低騒音、低コス
トの記録装置として熱転写記録装置がある。この熱転写
記録装置は熱転写用のインクリボン(インクフィルム)
とサーマルヘッドとを用い、サーマルヘッドとプラテン
ローラ上の記録紙との間にインクリボンを介在させ、サ
ーマルヘッドにより記録紙に押付けながら前記記録紙の
送り方向に対して直交する方向に前記インクリボンとサ
ーマルへ・yドを所定の速度で移動させつつ、サーマル
ヘッドの発熱素子に記録信号に対応して加熱電流を印加
することで発熱させ、前記記録紙上に前記インクリボン
のインクを転写させるようにした記録装置である。この
ような熱転写記録袋!は、感熱記録紙を使用する感熱記
録方式に比べ、ランニングコストは高いが得られるハー
ドコピーの保存性が良いことおよび、背通祇を記録紙と
して用いることができること等の点で渣れているため、
プリンタなどに利用されている。
ところで、ファクシミリ受信装置においては、−殻内に
感熱記録装置または熱転写記録装置が用いられる。この
場合、発熱素子を例えば8〜16dOt/+程度の密度
で直線的に並べた記録紙幅に対応する幅のライン型のサ
ーマルヘッドを用い、サーマルヘッドの発熱素子並設方
向を主走査方向(水平走査方向)とし、紙送り方向を副
走査方向(垂直走査方向)としてライン毎の画面情報を
主走査により、また、次のラインの記録に移るには副走
査を行うことによって記録を実施して行く。
熱転写記録装置の概略を第3図に示す、熱転写記録の原
理は符号101で示すサーマルヘッドと符号104で示
すプラテンローラにより、符号102で示すサーマルヘ
ッド幅のインクフィルムと105で示す記録紙とをはさ
み、十分に密着させて、画信号に応じサーマルヘッド1
01の発熱素子に通電することで熱エネルギを加え、イ
ンクフィルム102のインクをく8触して記録紙105
に付着する。尚、103はインクフィルム102の案内
用のガイドシャフトである。このようにして、−ライン
分の記録が済む毎に記録紙105及びインクフィルム1
05を一ライン相当分、副走査方向に送って記録を進め
てゆく、ここで画質に大きく影響するのはインクフィル
ム102と記録紙105の密着性である。そこで、従来
のサーマルヘッドは発熱素子を部分含突出させた、部分
グレーズ型のものを用いている。
すなわち、ライン型サーマルヘッドには断面形状を第4
図(a)に示すように全面を平坦とした全面グレーズ型
と、第4図(b)に示すような発熱素子部分を突出させ
た部分グレーズ型とがある。
いずれのらのもセラミンク等の基板101a上に断熱層
101bを形成し、その上に抵抗膜による発熱素子10
1cを形成し、さらに発熱素子101C上に発熱部分を
除き一対の’H’1101 dを形成し、更に、その上
を覆って保護Jul 101 e ’(形成したもので
あり、断熱層101bをがまぼこ状に膨出させたものが
部分グレーズ型のサーマルヘッドである。この部分グレ
ーズ型のサーマルヘッドをモデル化したものが第5図で
ある0部分グレーズ部gを半径R1の円筒で近似すると
文献r TinosheukOの“Theory of
 Eoast:city”のP409Jより最大圧力 
 Po−2F/πb    ・・・(1)ニップ福すは ・・・(2 kl−(1−ν12)/πE1    ・・・(3)k
2−(1−ν22)/πE2    ・・・(4)圧力
分布Pは となる。ここでFはサーマルヘッド101に加える押付
力で、R1はプラテンローラ104の半径、R2はサー
マルヘッド101の部分グレーズgの半径、Elはプラ
テンローラ104のヤング率、R2は部分グレーズgの
ヤング率、し1はプラテンローラ104のポアソン比、
ν2は部分グレーズgのポアソン比でXは第5図のA点
を原点に部分グレーズgの円周方向の座標値、bはニッ
プ閉(接触幅)である、この式で計算すると第6図のよ
うな圧力分布となる。ここでR2−(X)にした時に最
も一般的に使用される全面グレーズサーマルヘッドとな
る。
この結果から判るように、全面グレーズサーマルヘッド
より部分グレーズサーマルヘッドの方が最大圧力が高い
から、それ故にインクフィルムと記録紙が十分に密着す
るので良好を転写が行なえることになる。尚、記録可能
な領域は発熱素子面のうち、プラテンローラに密着する
部分であり、ニップ堪内に位!する発熱素子面の領域で
ある。
ところでサーマルへlドの発熱素子1010の形状は第
7図に拡大図Bで示す如く主走査方向の長さ層に対して
副走査方向の長さしを長くしである(L>j)、代表的
な値としては主走杢方向長1が110μn、副走査方向
−4Lが190z+11である。そして、このようなサ
ーマルヘッドを用いて、1画素(1(10t)を1回で
記録している。
二二で、記録品位は記録された画素の濃度が発熱素子1
01cの単位で均質に転写される程、良いわけである。
が、実際には上述のドツトサイズのサーマルヘッドを用
いた場合、圧力と温度が最も高い中央領域のインクが周
辺側に押し出される関係から、ドツトの中央部の記録濃
度が周辺部より薄くなると云う欠点があった。
また、サーマルヘッド101は第3図に示すようにロー
ル巻状の記録紙105やインクフィルム102のセツテ
ィングのために、一端が枢支されて矢印0−8方向に回
動できるようになっており、矢印0方向に開くとサーマ
ルヘッド101はプラテンローラ104から離れて記録
紙105等のセットができる。そしてセットした後にS
方向に閉じると定常位置にセットされ、熱転写記録が可
能になる。しかしこのような回動操作によって、セット
時には機械的ガタにより第8図(a)に示すようにサー
マルヘッド101の発熱素子101cの中心は本来、A
の位!に来るところ、例えばA′の位置に来ることがあ
る。このような位置づれは、機械的精度の限界から位置
決め誤差がセンタに対して±100μl程度の範囲で生
じることになるが、愚息の場合100μmずれることに
なる。そのため、例えば発熱素子101cの中心がA′
の位置に来たとすれば、発熱素子101cの副走査方向
幅は190μmであるので、センタに対し150μmあ
るニップ幅に対しても45μmも片側にはみ出してしま
う、つまり、第8図(a)のWなる分は、記録可能な領
域から外れてしまうことになる。そして、この外れた部
分はインクフィルムを押さないのでこの部分は熱転写で
きない。
従来においては発熱素子101cの副走査方向共L(=
190μi)のピッチで記録紙とインクフィルムを副走
査することから、以後、45μmの幅の空白が生じ、記
録画像の質を著しく低下させる。これは発熱素子部がか
まぼこ状を呈する部分グレーズ型のサーマルヘッド特有
の欠点であり、熱転写記録方式にとどまらず、感熱記録
紙を用いる感熱記録方式においても同様な欠点となって
いた。
(発明が解決しようとする課題) 上述したように熱転写記録はインクフィルムを記録紙に
接触してサーマルヘッドとプラテンローラで挾み、記録
信号に従ってサーマルヘッドの発熱体を発熱させインク
を溶かし記録紙に転写する方式である。
そして、ファクシミリ装置ではこの熱転写記録方式を用
いる場合、主走査方向に微小発熱素子を複数個、ライン
状に密に並設した部分グレーズのライン型サーマルヘッ
ドを使用する。
ここで、−殻内な8 dot/m+程度の密度のライン
型サーマルヘッドを考えてみると、このサーマルヘッド
の発熱素子サイズは主走査方向110μmで副走査方向
190μmである。この場合、部分グレーズであるので
、プラテンローラとの接触圧は発熱素子の中心領域の方
向周辺部より高く、密着性が良い、しかし、周辺部の方
が圧力が低いために中央部側の溶融インクはサーマルヘ
ッドの押し圧力で副走査方向に流れ、そのためインク層
が中央領域では薄くなって全体として記録濃度が低ンク
の剥離状態が安定せず輪郭のきれいな記録ができない。
このようにサーマルヘッドとプラテンローラの接触では
発熱体の中央においてインクを押す圧力が強く、中央か
らリード線方向へ離れると低下し、しかも発熱体の中央
とリード線近くの圧力差によりインクの流れを生じるの
で転写されるインクの厚みが一様ではなく、品位の良い
記録ができない。
また、サーマルヘッドは記録紙やインクフィルムのセツ
ティングのために一端側を軸としてプラテンローラに対
し接離操イヤ可能となっている。そして、そのri置決
め誤差は±100μm程度に抑えられているものの、発
熱素子の幅は190μmであり、一方、部分グレーズ型
の場合、ニップ幅内でのみ記録が可能で、そのニップ幅
は従来の標準的なものの場合、300μm程度であるか
ら、これによるとセンタから±100μm外れたとすれ
ば45μmも記録できない領域が生じて熱転写記録方式
だけでなく、感熱記録方式においても記録像の品位を悪
くする。
そこでこの発明の目的とするところは、高品位の記録を
可能にする記録装置を提供することにある。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 上記目的を達成するため、本発明は次のように構成する
。すなわち、複数の微小発熱素子を直線状に密に配設し
この配設方向をライン方向とする部分グレーズ型のサー
マルヘッドを用い、前記ライン方向に対し交差する方向
を記録紙の送り方向とすると共に前記ライン方向各画素
位置の記録データを前記サーマルヘッドに与えて対応発
熱素子を発熱させることにより記録紙に画情報を記録さ
せるようにした記録装置において、前記サーマルヘッド
は前記微小発熱素子各々の前記記録紙の送り方向幅を前
記ライン方向幅より狭くした構成とし、前記記録紙の送
りは一ラインの記録に対し記録紙を前記微小発熱素子の
前記記録紙送り方向幅以内のピッチ単位で送る送り手段
にて行うと共に一ライン相当分の幅の記録が成されると
前記サーマルヘッドの各微小発熱素子に与える記録デー
タを更新する制御手段を設けて構成する。
(作 用) このような構成において、サーマルヘッドの発熱素子は
各々ライン方向の幅より記録紙送り方向の幅を狭く構成
してあり、−ライン分の記録データが与えられると各々
対応の発熱素子にこの記録データを与えて発熱制御して
記録紙に一ライン分の記録を行う、この−ライン分の記
録が終ると送り手段は前記微小発熱素子の前記記録紙送
り方向幅以内の単位ピッチ分送り、再び前回の記録デー
タと同一データをサーマルヘッドに与えて同一内容の記
録を行う、そして、−ライン相当分の幅の記録が終了す
ると制御手段は記録データを更新し、次の記録はこの更
新した記録データにより上述同様の操作で記録を行う。
このようにサーマルヘッドの微小発熱素子の寸法をライ
ン方向幅に対し記録紙送り方向幅が快くなるように構成
すると熱記録方式においては1回の熱転写により記録さ
れる面積は狭いので微小発熱素子の中央部と紙送り方向
側周辺部との圧力差が少なくなり、また記録面積も狭い
ので周辺部側に流れるインクの量は従来に比べ大幅に少
なくなる。そして、熱転写記録方式及び感熱記録方式に
おいては、単位ピッチ分ずつ記録紙及び熱転写インク保
持体を送りながら同一データによる複数回の記録を行っ
て一ライン相当分の記録を行うので、インクのむらも目
立たなくなり、高品位の記録が可能となる。
(実施例) 以下、本発明の一実施例について図面を参照して説明す
る。
第1図は本発明装置の重要な構成要件である部分グレー
ズ・ライン型サーマルヘッドの構成を示す斜視図及び部
分拡大図である。
図において、201はサーマルヘッド本体であり、20
1aは基板である。201cは微小発熱素子であり、複
数個ライン方向(主走査方向)に密に形成しである。こ
の発熱素子201cは基板201a上に形成してあり、
その形状は第1図における拡大図Aの如きである。すな
わち、ライン方向(主走査方向)の長さ1に対して記録
紙送り方向く副走査方向)の長さしを短かくしである(
j<L)。
ところで従来のサーマルヘッドの発熱素子101cの形
状は第1図に拡大図Bで示す如く主走査方向の長さ1に
対して副走査方向の長さしは長くしてあった(L>j)
、代表的な値としては主走査方向共1が110μm、副
走査方向長しが190μlである。そして、このような
サーマルヘッドを用いて、1画素(1dot)を1回で
記録していた。
これを本発明装置では例えば主走査方向共1は100μ
lでそのまま変わりはないが、副走査方向長りを例えば
従来の半分程度の90μm位とする。
尚、発熱素子のサイズを除き、基本的構成はすでに説明
した従来のものと変わりはない。
そして、隣接発熱素子201C間は絶縁層201fで電
気的に互いに分角2されると共に発熱素子201Cの一
端側は共通側であるコモンリード線201dが、また他
@側は独立のリード線201dに接続されており、リー
ド線201dはドライブ用のトランジスタを介してアー
スに、そして、コモンリード線201eは例えば+24
Vの電源ラインに接続することにより前記トランジスタ
を画データ(記録データ)の信号でオン/オフ制御する
と発熱素子201cにデータに応じ通電されて発熱制御
できるということになる。
第2図はこのような構成のサーマルヘッドを用いた本発
明による熱転写記録装置のブロック図を示す。ここでは
ファクシミリ装置の受信部側を例にしてあり、図中、2
01は上述のサーマルヘッド、202は記録データをサ
ーマルヘッド201に与えるバッファである。このバッ
ファ202はサーマルヘッド201の各微小発熱素子2
01Cそれぞれに対応する記録データを一時保存するも
のであり、このバッファ202より与えられるデータに
対応して各微小発熱素子201Cは通電制御されること
になる。203は回線を介して伝送されて来たデータ信
号を復調する復調部、204はこの復調されたデータ信
号から画データを復号する復号部、205はシステム全
体の制御を司る制御部であって、前記復号部204が−
ライン分の画データを出力する毎に画データの記録停止
指令を所定時間解除し、頁切りや画データの受信終了に
より図示しないカッタ機構による記録紙の切断制御や記
録紙の排出制御なども行う、206は記録制御部であり
、制御部205の制御のもとに復号部204からの画デ
ータを順次取込んで保持すると共に記録停止指令が解除
されると−ライン分の保持データをバッファ202に与
え、記録措置を与えて記録と送りを2口実行させ、この
記録制御により2回の送り指令を与える毎にバッファ2
02に次ラインの画データを与えると言った制御を実施
するものである。
207はモータ駆動制御部であり、前記記録制御部20
6からの送り指令を受ける毎に1ピツチ送るための駆動
パルス信号を発生するものである。
また、208は搬送モータであり、記録紙やインクフィ
ルム(熱転写インク保持体)を送るためのものであって
、前記駆動パルス信号を受ける毎に1ピツチ回転駆動す
るものである。ここで1ピツチは本実施例の場合、微小
発熱素子201cの副走査方向長しが従来の半分である
ので、一般の記録1ライン分の幅の半分とし、2ピツチ
送ると1ラインの幅相当の送り量となるようにしである
これはモータに付属する減速機構の減速比を従来の倍に
することで容易に実現することができる。
このような構成の木製!は、データ信号が着信すると復
調部203によって復調され、復号部204によって復
号されて画データとなる。そして、1ライン分の画デー
タが得られる毎に制御部205は記録制御部206に与
えていた記録停止指令を所定時間に与える。一方、記録
制御部206はこの復号された画データを順次取込んで
おり、この記録停止信号の解除によってこの間に取込ん
だ1ライン分の画データをバッファ202に与える。そ
して、記録停止指令の解除によって次に記録制御部20
6は記録開始指令を発生する。この一連の制御により記
録制御部206の出力する最初の1ライン分の画データ
をバッファ202が一時保持し、これをサーマルヘッド
201のそれぞれ対応する微小発熱素子に与える。従っ
て、微小発熱素子はそれぞれ画データに応じて通電制御
され、発熱してインクフィルムのインクを溶かし、記録
紙に転写する。この転写が完了するタイミングで記録制
御部206は送り指令を発生し、これによってモータ駆
動制御部207は駆動パルス信号を1つ発生するので、
搬送モータ208は1ピツチ回転する。この場合の1ピ
ツチは記録1ライン相当分の幅の半分であるから、従来
の搬送ピッチ分である。
これにより、記録紙及びインクフィルムはlラインの半
分の福だけ送られ、この時点で再び記録制御部206は
記録を実行させるべくバッファ202の画データにより
サーマルヘッド201の各微小発熱素子を駆動させ且つ
送り指令を発生して従来の半ピッチ分の送りを実行させ
る。従って、前回と同一画データによる記録が再び行わ
れて1ライン相当分の記録が終わることになる。
1ライン相当分の記録が終わると記録制御部206は再
び記録停止指令が解除されるのを待ちつつ復号部204
の出力する画データを取込んでゆく、そして、記録停止
指令が解除されると記録制御部206はすでに保持して
いる次の1ライン分の画データを読み出してバッファ2
02に与えると共に記録開始指令と送り指令を発生する
。これによってサーマルヘッド201はバッファ202
の保持データに対応して発熱され、またモータ駆動制御
部207は駆動パルス信号を1つ発生するので、搬送モ
ータ208は1ピッチ回転する。これにより、従来の半
ピッチ分、すなわち、記録1ライン相当分の幅の半分に
相当する量、回転し、記録紙及びインクフィルムは1ラ
インの半分の幅だけ送られる。従って、新たな画データ
で半ライン分の記録が行われる。これが終ると再び同一
画データによる記録と半ライン分の送りが実施され、前
回と同一画データによる記録が再び行われる1ライン相
当分の記録が終わることになる。
1ライン相当分の記録が終わると記録停止指令解除とな
った時点で記録制御部206はすでに保持している次の
1ライン分の画データを読み出してバッファ202に与
え、また送りを実行して上述同様の動fi!を繰返して
ゆくことになる。
頁の終りに達したり、受信終了になると制御部205は
頁切りの指令を出し、記録紙のカットを行うと共にその
記録済み記録紙を排出し、再び次頁の画データによる上
述のような記録側図に入ることになる。
このような記録方式の場合、記録画素の状態は第9図に
示すように従来方式では第1ラインの記録像が画素1a
、、2a・・・、第2ラインの記録像が画素1b、2b
・・・で形成されているのに対しく第9図<a)参照)
、本方式では第9図(b)に示すように第1ラインの上
半分が画素1a−1゜2a−1,・・・で形成された後
、同一画データにより第1ラインの下半分が画素1a−
2,2a−2で形成され、第1ラインを完成し、次に第
2ラインの上半分を次ラインの画データによる画素1b
−1,2b−1・・・で形成してから同一画データで第
2ラインの下半分の画素1b−2,2b−2・・・を形
成し、と言った具合に記録してゆくことになる。
このようにサーマルヘッドの微小発熱素子の寸法をライ
ン方向幅に対し記録紙送り方向幅が狭くなるように構成
すると1回の熱転写により記録される面積は狭いので微
小発熱素子の中央部と紙送り方向側周辺部との圧力差が
少なくなり、また記録面積も狭いので周辺側に流れるイ
ンクの量は従来に比べ大幅に少なくなる。そして、単位
ピッチ分ずつ記録紙及び熱転写インク保持体を送りなが
ら同一データによる複数回の記録を行って一ライン相当
分の記録を行うことで、インクのむらも目立たなくなり
、高品位の記録が可能となる。
また、サーマルヘッド101は第3図に示すようにロー
ル巻状の記録紙105やインクフィルム102のセツテ
ィングのために、一端が枢支されて矢印O−8方向に回
動できるようになっており、矢印0方向に開くとサーマ
ルヘッド101はプラテンローラ104から離れて記録
紙105等のセットができる。そしてセットした後にS
方向に閉じると定常位置にセットされ、熱転写記録が可
能になる。しかしこのような回動操乍によって、セット
時には機械的ガタにより第8図(a)に示すようにサー
マルヘッド101の発熱素子101Cの中心は本来、A
の位置に来るところ、例えばA′の位置に来ることがあ
る。このような位1づれは、位置決め誤差がti械的精
度の限界から、センタに対して±100μm程度の範囲
で生じることになるが、最悪の場合、100μmずれて
、例えばA′の位!に来たとすれば、従来の発熱素子1
010の場合、副走査方向幅は190μlであるので、
センタに対し150μmあるニップ福に対しても45μ
mも片側にはみ出してしまう、つまり、第8図(a)の
Wなる分は、記録可能な領域から外れてしまうことにな
る。そして、部分グレーズのサーマルヘッドの場合、こ
の外れた部分はインクフィルムを押さないので、この部
分は熱転写できない。
このように従来においては発熱素子101Cの副走査方
向共L(=190μm)のピッチで記録紙とインクフィ
ルムを副走査することから、以後、45μmの幅の空白
が生じ、記録像の質を著しく低下させることとなった。
しかし、本発明では微小発熱素子201Cの副走査方向
共は従来の半分の90μlであり、従って、第8図(b
)に示すようにサーマルヘッドがセンタに対し100μ
lずれたとしても、センタに対する微小発熱素子201
Cの端部は最大145μIずれた位!にとどまり、これ
はセンタに対しニップ幅は片側で150μmの範囲に及
ぶから、記録可能領域内に納まることになる。
すなわち、本発明装置ではサーマルヘッドをセツティン
グしたときに最大誤差分の位置ずれがあっても発熱素子
201cの全面がニップ幅内に納まり、発熱素子全面を
記録に供することができる。
そして、副走査方向の送りは発熱素子の副走査方向幅相
当分であるから、従って、従来のように記録像にすき間
が生じたりする心配が全く生ぜず、高品位の記録が可能
となる。
このように、熱転写記録で良好な記録を得るためには部
分グレーズのライン型サーマルヘッドを用いるが、これ
により二・y7”Mが減少して従来の発熱素子サイズで
は発熱素子とプラテンローラの位置決めバラツキにより
発熱素子がニップ幅の領域よりはみ出してしまうことが
あった。
本発明では、発熱素子の形状を主走査方向より副走査方
向を短かくして、(i1決めのバラツキでらニップ幅内
にはいるようになっているため良好な画質が得られる。
そして短かくなった分、1画素を複数回ずらして記録す
るようにしているので、画信号に忠実に記録できる。ま
た、発熱素子は従来より面積が狭いのでインクの転写時
に圧力差によるインクの分散が少なくなり、転写された
インク層が均質になって高品位の記録が可能になる。
尚、本発明は上記し且つ図面に示す実施例に限定するこ
となく、その要旨を変更しない範囲内で適宜変更して実
施し得るものであり、発熱素子の主走査方向幅に対する
副走査方向、福は実施例に限定されるものではない、ま
た、上記した発熱素子がニップ幅の領域からはみ出して
しまう問題については熱転写記録方式のみではなく、感
熱記録方式においてら同様の効果を奏する。
[発明の効果コ 以上、詳述したように本発明によれば、高品位の記録像
を得ることができる記録装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明装置に用いるサーマルヘッドの構成を説
明するための図、第2図は本発明の一実施例を示すファ
クシミリ装置の受信系のブロック構成図、第3図は熱転
写記録装置の構成を説明するための概略図、第4図はサ
ーマルヘッドの構成を説明するための要部断面図、第5
図は部分グレーズサーマルヘッドのプラテンローラに対
する接触状況を示す図、第6図は第5図での接触状況下
におけるサーマルヘッドの種類別圧力分布を説明するた
めの図、第7図は従来の部分グレーズ・ライン型サーマ
ルヘッドの構成を説明するための図、第8図は従来構造
と本発明による構造のサーマルヘッドにおける位置決め
誤差と発熱素子の熱転写有効頭載との関係を説明するた
めの図、第9図は従来方式と本発明方式の記録状況を説
明するための図である。 201・・・サーマルヘッド木本、201a・・・基板
、201C・・・発熱素子、201d・・・リード線、
201e・・・コモンリード線、201f・・・絶縁層
、g・・・部分グレーズ、202・・・バッファ、20
3・・・復調部、204・・・復号部、205・・・制
御部、2・06・・・記録制御部、207・・・モータ
駆動制御部、208・・・搬送モータ。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第5図 186図 101サーマルヘー・ド 第7図 (多)東うサーマルヘヅド) 第8図 生え(方間 (従宋方べ゛) 第90

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 複数の微小発熱素子を直線状に密に配設しこの配設方向
    をライン方向とする部分グレーズ型のサーマルヘッドを
    用い、前記ライン方向に対し交差する方向を記録紙の送
    り方向とすると共に前記ライン方向各画素位置の記録デ
    ータを前記サーマルヘッドに与えて対応発熱素子を発熱
    させることにより記録紙に画情報を記録させるようにし
    た記録装置において、前記サーマルヘッドは前記微小発
    熱素子各々の前記記録紙の送り方向幅を前記ライン方向
    幅より狭くした構成とし、前記記録紙の送りは一ライン
    の記録に対し記録紙を前記微小発熱素子の前記記録紙送
    り方向幅以内のピッチ単位で送る送り手段にて行うと共
    に一ライン相当分の幅の記録が成されると前記サーマル
    ヘッドの各微小発熱素子に与える記録データを更新する
    制御手段を設けて構成したことを特徴とする記録装置。
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