JPH03124455A - サーマル記録装置 - Google Patents

サーマル記録装置

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JPH03124455A
JPH03124455A JP26194289A JP26194289A JPH03124455A JP H03124455 A JPH03124455 A JP H03124455A JP 26194289 A JP26194289 A JP 26194289A JP 26194289 A JP26194289 A JP 26194289A JP H03124455 A JPH03124455 A JP H03124455A
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recording head
sheet
carriage
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JP26194289A
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Yuji Shikame
祐治 鹿目
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はサーマル記録装置に関し、詳しくは被記録シー
トに対向する正面に発熱記録素子を設けた記録ヘッドを
有し、該記録ヘッドの正面の前記発熱記録素子を設けた
部分を被記録シートに圧接して記録を行なうサーマル記
録装置に関するものである。
[従来の技術] この種の記録装置としてシリアル型で熱転写式のサーマ
ル記録装置の記録ヘッド部の従来構造を第5図に示しで
ある。第5図において符号16は記録ヘッド(サーマル
ヘッド)であり、平坦な矩形板状に形成されている。不
図示の被記録シートに対向する記録ヘッド16の正面の
図中右側縁に沿って部分グレーズ20が形成されている
6部分グレーズ20は断面がほぼ半円形(第7図参照)
で−直線状の突条として形成されている。そしてこの部
分グレーズ20上に所定数の発熱記録素子である抵抗体
が一列に配設されている(第6図(A)参照)。
また第5図に示すように記録ヘッド16はこれを保持す
るヘッドホルダ15に固定されている。
ヘッドホルダ15の下端部の左右両側には軸受穴を形成
した軸受部15a、15bが形成されている。軸受部1
5a、15bのそれぞれの軸受穴にヘッドシフト軸18
が挿通される。
そしてヘッドシフト軸18が記録装置の不図示のキャリ
ッジの正面に架設されることにより、ヘッドホルダ15
はキャリッジ上でヘッドシフト軸18を回動支点として
被記録シートに対して接近、離間する矢印c、c’方向
に回動可能に軸支される。尚ヘッドシフト軸18は不図
示のキャリッジの移動方向、即ち記録ヘッド16の移動
方向である矢印A、A′方向にほぼ平行に架設される。
記録時にはキャリッジがAまたはA′方向に移動すると
共に、不図示のヘッドシフト機構の駆動によりヘッドホ
ルダ15がC方向に回動され、記録ヘッド16正面の部
分グレーズ20の部分が不図示のインクリボンを介して
不図示の被記録シートに圧接される6そして記録データ
に応じて部分グレーズ20上の所定数の抵抗体に対して
選択的に通電がなされ、通電された抵抗体が発熱し、イ
ンクリボンの発熱した抵抗体に接触する部分のインクが
溶融し、被記録シートに転写されて記録がなされるよう
になっている。
このような従来の記録装置の記録ヘッド部の構成によれ
ば、記録ヘッド16を被記録シートに圧接して記録を行
なう時に記録ヘッド16の移動方向であるA、A’力方
向、記録ヘッド16の抵抗体を設けた正面の成す角度、
即ち被記録シートと記録ヘッド16の正面のなす角度(
以下圧接角という)は固定され一定であり、抵抗体を設
けた部分グレーズ20の被記録シートに接触する接触線
ないし接触点の位置は一定である。
[発明が解決しようとする課題] ところで上記の記録ヘッド16において部分グレーズ2
0上に発熱記法素子である抵抗体を形成する際の位置決
め精度により第6図(A)〜(C)に示すように部分グ
レーズ20上の抵抗体23の位置にバラツキが生じる。
即ち大別して第6図(A)のように抵抗体23の中心線
L2が部分グレーズ20の中心線Llとほぼ一致する場
合、第6図(E)のように中心線L2が中心線L1より
記録時の記録ヘッドの進行方向と逆方向側にずれている
場合、及び第6図(C)のように中心線L2が中心線L
1より記録時の記録ヘッドの進行方向側にずれている場
合がある。
これに対して前述したように記録ヘッド16の被記録シ
ートに対する圧接角が一定であり、記録時に部分グレー
ズ20の被記録シートに接触する接触線ないし接触点の
位置が一定であるため、以下の欠点があった。
(a)第7図に符号23bで示すように抵抗体23の中
心線L2が部分グレーズ20の中心線Llより記録ヘッ
ドの進行方向の逆方向側にずれており、且つそのずれ量
が比較的小さい場合には、記録時に抵抗体23を発熱さ
せてからインクツポン22を剥離するまでの時間が短く
剥離時にインクが溶融状態であるため、特に被記録シー
ト1にコート紙等の平滑度の高いものを用いている場合
は記録後の記録ヘッド16の移動により前記の溶融イン
クが部分グレーズ20により引きずられる。この結果第
8図に示すように記録パターン35にヒゲ状の汚れ25
が付いてしまう。
(b)第7図に符号23c又は23dで示すように抵抗
体23の中心線L2と部分グレーズ20の中心線LLの
ずれ量が大きい場合には、抵抗体23とインクリボン2
2と被記録シート1がそれぞれ密着しなくなるためイン
クがうま(転写されず、記録濃度が低下してしまう。
一方1部分グレーズ20の中心線L1と抵抗体23の中
心線L2のずれを一定とした場合に、第7図に符号θで
示した記録ヘッド16の被記録シートlに対する圧接角
と、記録濃度およびヒゲ状汚れの発生との関係は、用い
る被記録シート1の平滑度によって第9図(A)、(B
)に示すようになる。第9図(A)は通常の平滑度の被
記録シートの場合であり、第9図(B)は高平滑被記録
シートの場合である。
両図に示すように被記録シートの平滑度に関係なく圧接
角Hにおいて濃度的には最良の記録を得ることができる
。しかし高平滑被記録シートの場合には圧接角Hではヒ
ゲ状汚れが発生してしまう。又ヒゲ状汚れ発生領域を避
けて圧接角Iにした場合は通常の平滑度のfh波記録シ
ートを用いると記録濃度が低下してしまう。
即ち従来のサーマル記録装置では記録ヘッドの圧接角が
一定であり、例えば第9図(A)(B)の圧接角Hか又
は圧接角Iのいずれか一方の圧接角に設定しなければな
らないので、記録濃度の低下かヒゲ状汚れの発生のいず
れか一方は避けることができないという欠点があった。
そこで本発明の課題は、この種のサーマル記録装置にお
いて上記のような欠点を解消して記録品質を向上できる
ようにすることにある。
[課題を解決するための手段] 上記の課題を解決するため本発明によれば、被記録シー
トに対向する正面に発熱記録素子を設けた記録ヘッドを
有し、該記録ヘッドの正面の前記発熱記録素子を設けた
部分を被記録シートに圧接して記録を行なうサーマル記
録装置において、前記記録ヘッドを回動させて前記記録
ヘッドの正面と被記録シートのなす角度を可変に調節す
る手段を設けた構成を採用した。
[作 用] このような構成によれば、記録ヘッドの正面と被記録シ
ートのなす角度を記録ヘッド上の発熱記録素子の位置や
被記録シートの平滑度などに応じて最適の角度に調節で
きる。
[実施例] 以下、図を参照して本発明の実施例の詳細を説明する。
第1実施例 第1図(A)、(B)及び第2図は本発明の第1実施例
によるシリアル型のサーマル記録装置(熱転写式)の本
発明に関わる構成を説明するもので、第1図(A)、(
B)は記録ヘッド(サーマルヘッド)部の構造を示し、
第2図は記録装置の記録機構部全体の構成を示している
まず第2図の記録機構部全体の構成において、lは紙等
から成る被記録シート、2は記録台のプラテン、3は被
配録シートlの給送を行なうシート送りローラである。
シート送りローラ3はプラテン2の下方に軸4により回
転可能に軸支されている。被記録シート1は不図示のピ
ンチローラによってシート送りローラ3に圧接され、プ
ラテン2に接して導かれる。そして符号Mlで示すシー
ト送りモータの回転駆動力が減速ギア6.5等を介して
減速されて軸4に伝達されることにより、シート送りロ
ーラ3が回転し、被記録シートlが矢印Bで示すように
送られ、プラテン2に沿って図の紙面から上方へ向かっ
て送られるようになっている。
なお被記録シートlの搬送は最初のシートセット時と改
行時及びシート排出時に行なわれ、−行の記録を行なう
時には被記録シートlの搬送は行なわれず、被記録シー
ト1はプラテン2に対して所定位置に保持される。
一方、符号7は記録ヘッド16を移送するキャリッジで
ある。キャリッジ7はプラテン2に平行に架設されたシ
ャフト8及びラック9上に支持されており、プラテン2
に平行なA、A’力方向摺動可能に支持されている。A
、A′方向は被記録シート1の搬送方向と直交している
6又キヤリツジ7にはプーリギア11とプーリ12に巻
回して張架されたベルト10が結合されている。そして
符号M2で示すキャリッジモータの回転駆動力がギア1
3a、13b及び14を介して減速されてプーリギア1
1に伝達され、プーリギア11が回転することにより、
ベルト10が走行し、キャリッジ7がA、A′方向に移
動されるようになっている。
キャリッジ7上にはインクリボン22を収容したインク
リボンカセット21が着脱可能に装着される。キャリッ
ジ7上にはリボン巻き取りコア17が突設されており、
キャリッジ7上にインクリボンカセット21を装着する
と同カセット21内の不図示の巻き取りリールにリボン
巻き取りコア17が係合するようになっている。記録時
には不図示のリボン送り機構によりキャリッジ7の移動
に同期してリボン巻き取りコアI7が回転し、インクリ
ボンカセット21の巻き取りリールが回転されてインク
リボン22を巻き取り、インクリボン22が送給される
ようになっている。
次に第1図(A)、(B)によりキャリッジ7上に設け
られる記録ヘッド部の構造を説明する。尚第1図(A)
、(B)において従来例の第5図中と共通もしくは対応
する部分には共通の符号が付してあり、共通部分の説明
は省略する。
第1図(A)、(B)に示すように本実施例の記録ヘッ
ド部の構造では、ヘッドホルダ15は記録ヘッド16に
対応した大きさの矩形状に形成されており、第5図の従
来例のヘッドホルダ15において軸受部15a、15b
を設けた下端部に相当する部分が本実施例ではへラドシ
フタ19としてヘッドホルダ15と別部材に構成され、
ヘッドホルダ■5と組み合わされるようになっている、
ヘッドホルダ15の図中右側縁部は背面側が半円形に膨
出しており、この右側縁部に軸受穴15eが上下に貫通
して形成されている。又ヘッドホルダ15の図中左側面
の中央部には突片状のバネ止め15dが突設されている
一方、ヘッドシフタ19の左右の両端部の下側のそれぞ
れには軸受穴を有した軸受部19a。
19bが形成されており、左側の軸受部19bの左側面
には突片状のバネ止め19cが突設されている。又へラ
ドシフタ19の第1図(B)中左端部上面の奥側にはネ
ジ穴を形成した突片19dが突設されている。更にヘッ
ドシフタ19の右端部上面にはヘッドホルダ15の高さ
にほぼ相当する長さの軸19eが植設されている。
そして第1図(B)に矢印で示すようにヘッドホルダ1
5の軸受穴15eにヘッドシフタ19の軸L9eを挿通
させてヘッドホルダ15をヘッドシフタ19上に差し込
み、第1図(A)に示すように軸受部19a、19bの
それぞれの軸受穴にヘッドシフト軸18を挿通し、ヘッ
ドシフト軸18に巻回したバネ(ねじりコイルバネ)2
4の両端部をバネ止め15d、19cのそれぞれに係止
させることにより、ヘッドシフタ19上にヘッドホルダ
15が組み付けられる。そしてヘッドシフト軸18をキ
ャリッジ7の正面に設けられた不図示の軸受部に取り付
けることにより、記録ヘッド16、ヘッドホルダ15、
ヘッドシフタ19の組立体がキャリッジ7の正面に設け
られる。
このような記録ヘッド部において第1図(A)に示すよ
うに記録ヘッド16、ヘッドホルダ15、ヘッドシフタ
19の組立体はヘッドシフト軸18を回動支点として被
記録シートに接近、離間するc、c′方向に回動可能で
ある。そして不図示のシフト機構によりc、c′方向に
回動されるようになっている。
またヘッドホルダ15はへラドシフタ19に対して軸1
9eを回動支点として矢印り、D′方向に回動可能であ
り、更にバネ24によってD′方向に押圧され、付勢さ
れている。
そして本実施例では記録ヘッド16の疲記録シートに対
する圧接角を可変に調節するために、第1図(B)に符
号26で示す圧接角調節ネジ(以下ネジと略す)がヘッ
ドシフタ19の突片19dのネジ穴に螺合される。ネジ
26を突片19dにねじ込んでゆき、ネジ26の先端部
が突片19dの正面から突出するとヘッドホルダ15の
背面に当接する。ヘッドホルダ15はへラドシフタ19
上で第1図(A)中り、D’力方向回動可能でD′方向
に付勢されて−おり、背面がネジ26に当接する回動角
度の位置に位置決めされる。従ってネジ26を回してね
じ込み量を加減し突片19dからのネジ26先端部の突
出量を加減することにより、記録ヘッド16を保持した
ヘッドホルダ15をヘッドシフタ19上でり、D′方向
に回動させ、任意の回動角度の位置に位置決めできる。
即ち記録ヘッド16をり、D’力方向回動させ、任意の
回動角度の位置に位置決めでき、これにより記録ヘッド
16の被記録シートに対する圧接角を可変に調節するこ
とができる。
次に本実施例の記録装置の記録動作を説明する。記録時
にはまず第2図のキャリッジモータM2の駆動によりキ
ャリッジ7が1行の記録開始位置に移動される。
次に不図示のヘッドシフト機構の駆動により第1図(A
)のへラドシフタ19、ヘッドホルダ15、記録ヘッド
16の組立体がC方向に回動され、配備ヘッド16正面
の部分グレーズ20の部分が第2図のインクリボン22
を介してプラテン2上の被記録シートlに圧接する。又
この時に不図示のインクリボン送り機構が作動し、キャ
リッジ7の移動に同期してインクリボン22の巻き取り
を行なえる状態とされる。
次にキャリッジモータM2の駆動によりキャリッジ7が
第2図中例えばA方向に移動するとともに、この移動に
同期して記録データに応じたヘッド駆動信号が記録ヘッ
ド16に印加され、記録ヘッド16の抵抗体23のそれ
ぞれが記録データに応じて選択的に通電され発熱するこ
とにより、インクリボン22の発熱した抵抗体23に接
触した部分のインクが溶融し、被記録シート1に転写さ
れ、記録が行なわれる。
一行の記録が終了すると、キャリッジ7がA′方向に移
動されると共に、シート送りモータMLの駆動により被
記録シート1が行ピッチに対応した所定量だけ搬送され
、改行がなされる。以上の動作の繰り返しにより順次−
行づつ記録がなされる。
以上のような本実施例の記録装置によれば、記録ヘッド
部において上述のようにネジ26のねじ込み量の加減に
より記録ヘッド16の被記録シートlに対する圧接角を
可変に調節できる。従って第6図(A)〜(]に示した
部分グレーズ20上の抵抗体23の位置に応じて圧接角
を最適に調節でき、記録時に高い記録濃度が得られると
共にヒゲ状の汚れの発生を防止できる。また記録装置に
用いる被記録シート1が通常の平滑度のシートである場
合は圧接角を第9図(A)の圧接角ト■に調節して高い
記録濃度を得ることができ、高平滑被記録シートの場合
は第9図(B)の圧接角■に調節してヒゲ状の汚れの発
生を防止できる。このようにして本実施例によれば抵抗
体23の位置や被記録シートlの平滑度などの条件に応
じて記録ヘッド16の圧接角を最適に調節して、前記の
条件に拘らず常に高品質の記録を行なうことができる。
第2実施例 ところで上述の第1実施例ではネジ26により記録ヘッ
ド16の圧接角の調節を行なうものとしたが、圧接角を
調節する手段はネジに限るものではなく、例えば第3図
に第2実施例として示すようにソレノイドにより圧接角
調節を行なうこともできる。第3図に示した第2実施例
の記録ヘッド部において第1実施例の第1図(A)、(
B)中と共通もしくは対応する部分には共通の符号が付
してあり、共通部分の説明は省略する。後述する第4図
の第3実施例についても同様とする。
第3図に示した第2実施例の記録ヘッド部の構成では不
図示のキャリッジ上においてへラドシフタ19の後方に
ソレノイド31が設けられる。そしてソレノイド31の
駆動軸31aにジヨイント31bを介して圧接角調節シ
ャフト(以下シャフトと略す)30が連結されており、
シャフト30の先端部はへラドシフタ19の突片19d
に形成された穴に挿通され、突片19dの正面側に突出
し、ヘッドホルダ15の背面に当接するようになってい
る。なおヘッドホルダ15は第1実施例の場合と同様に
ヘッドシフタ19上でり、D’力方向回動可能で、ここ
では図示していない第1図(A)のバネ24によりD′
方向に付勢されるものとする。
このような構成の下にソレノイド31をオンすることに
より駆動軸31aがE方向に突出し、シャフト30の先
端部が突片19dから所定量突出してヘッドホルダ15
をD方向に回動させ、シャフト30の突出量に応じてヘ
ッドホルダ15がD方向に所定角度回動した位置に位置
決めされ、記録ヘッド16の圧接角が小さな所定角度に
設定される。
又この状態からソレノイド31をオフすることにより、
駆動軸31aが矢印E′力方向引っ込み、シャフト30
が同方向に引っ込み、その先端部の突片19dからの突
出量が小さくなる(突出量がOになってもよい)にこで
は不図示のバネ24の付勢により、ヘッドホルダ15が
D′方向に回動し、シャフト30ないし突片19dに当
接する所定の回動位置に位置決めされる。そして記録ヘ
ッド16の圧接角は前記の場合より大きな所定の圧接角
に設定される。
このように本実施例では記録ヘッド16の圧接角を所定
の小さな圧接角と所定の大きな圧接角の2段階に調節す
ることができる。ここで前記の所定の小さな圧接角と大
きな圧接角をそれぞれ第9図(A)、(B)の圧接角I
、圧接角Hとすれば、使用する被記録シートが通常の平
滑度のものであるか、高丁滑なものであるかに応じて圧
接角を最適に調節でき、使用する被記録シートの平滑度
にかかわらず高品質の記録を行なうことができる。
なお本実施例では2段階にしか圧接角調節を行なえない
が、第1実施例に比べて圧接角の調節を自動的に簡単に
行なえるという利点がある。
第3実施例 次に第4図に示す第3実施例の記録ヘッド部の構成では
、圧接角調節手段としてモータ33が設けられる。モー
タ33はへラドシフタ19の後方において、ここでは不
図示のキャリッジ上に設けられるか、あるいはへラドシ
フタI9により支持されるものとする。モータ33の回
転軸33aには円形のカム32が固着されており、カム
32の中心は回転軸33aからずれている。
そして圧接角調節シャフト30がカム32の回転角度に
よってE、E′方向に移動されるようになっている。シ
ャフト30の先端部はへラドシフタ19の突片L9dの
穴に挿通され、ヘッドホルダ【5に当接し、ここでは不
図示のバネ24の付勢によってシャフト30はE′方向
に押圧され、その後端部がカム32の外周面に圧接され
る。
このような構成の下にモータ33の駆動によってカム3
2が回転することにより、その回転角度によってシャフ
ト30が圧接するカム32の外周面の点と回転軸33a
の距離が変化し、この距離に応じてシャフト30がE、
E′方向に移動し。
突片19dから突出するシャフト30の先端部の突出量
が変化する。そして上記のシャフト30の突出量に応じ
てヘッドホルダ15がり、D’力方向回動され、位置決
めされる位置が変化し、記録ヘッド16の圧接角を可変
に設定し、調節することができる。
このような本実施例によれば第2実施例に比べて記録ヘ
ッド16の圧接角を無段階に連続的に任意に調節できる
という利点がある。又第1実施例に比べて圧接角の調節
を自動的に簡単に行なえるという利点がある。
尚以上では熱転写式の記録装置を実施例にあげたが、感
熱式のサーマル記録装置にも同様に上記の圧接角調整に
関わる構成を適用できることは勿論である。又シリアル
型のサーマル記録装置に限らずヘッドが移動されないラ
インをのサーマル記録装置にも同様に上記の圧接角調整
に関わる構成を適用できることも勿論である。
[発明の効果1 以−トの説明から明らかなように本発明によれば、被記
録シートに対向する正面に発熱記録素子を設けた記録ヘ
ッドを有し、該記録ヘッドの正面の前記発熱記録素子を
設けた部分を被記録シートに圧接して記録を行なうサー
マル記録装置において、前記記録ヘッドを回動させて前
記記録ヘッドの正面と被記録シートのなす角度を可変に
調節する手段を設けた構成を採用したので、記録ヘッド
の正面と被記録シートのなす角度を記録ヘッド上の発熱
記録素子の位置や用いる被記録シートの平滑度などの条
件に応じて最適の角度に調節でき、前記の条件に拘らず
常に高品質の記録が行なえるという優れた効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図(A)、(B)はそれぞれ本発明の第1実施例に
よるサーマル記録装置の記録へ・ンド部の構成を示す斜
視図及び分解斜視図、第2図は同記録装置の要部として
記録機構部全体の構成を示す平面図、第3図は第2実施
例による記録装置の記録ヘッド部の分解斜視図、第4図
は第3実施例による記録ヘッド部の分解斜視図、第5図
は従来の記録装置の記録ヘッド部の構成を示す斜視図、
第6図(A)〜(C)はそれぞれ記録ヘッドの部分グレ
ーズ上における抵抗体の位置のバラツキの説明図、第7
図は抵抗体と被記録シートおよびインクリボンの位置関
係の説明図、第8図は従来のサーマル記録装置における
記録不良状態の説明図、第9図(A)、(B)はそれぞ
れ通常の平滑度の被記録シートの場合と高平滑被記録シ
ートの場合の記録ヘッドの圧接角と記録濃度およびヒゲ
状汚れの発生の関係を示す線図である。 l・・・被記録シート  2・・・プラテン3・・・シ
ート送りローラ 7・−・キャリッジ15・・・ヘッド
ホルダ 16・・−記録ヘッド19−・・ヘッドシフタ
 20・・・部分グレーズ21・−・インクリボンカセ
ット 22−・・インクリボン 24・・・バネ26−・・圧
接角調節ネジ 30・・・圧接角調節シャフト 31・・・ソレノイド  32・・−カム33−・−モ
ータ 15へ11.トボルタ′ 第1図(A) オ氏オ代やト、イングリ爪ン、冶7官C株シート0イ立
違LrAイ氷0官←目巨り第7図 官1**不良、l木’?J’Q名凭り月閏第81!I j【肯佳のイ炬1のバクツV名←菖回 第6図 (S)S乎ヌ脣矛度R席余シート(ルリB、7>■ 圧坪fle へ、ッt”ル訝flY−訂斜渫屋、;仲yk脂の間係Σ
ホ5 L’l<閃第9図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1)被記録シートに対向する正面に発熱記録素子を設け
    た記録ヘッドを有し、該記録ヘッドの正面の前記発熱記
    録素子を設けた部分を被記録シートに圧接して記録を行
    なうサーマル記録装置において、前記記録ヘッドを回動
    させて前記記録ヘッドの正面と被記録シートのなす角度
    を可変に調節する手段を設けたことを特徴とするサーマ
    ル記録装置。
JP26194289A 1989-10-09 1989-10-09 サーマル記録装置 Pending JPH03124455A (ja)

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