JPH0123875Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0123875Y2 JPH0123875Y2 JP15299583U JP15299583U JPH0123875Y2 JP H0123875 Y2 JPH0123875 Y2 JP H0123875Y2 JP 15299583 U JP15299583 U JP 15299583U JP 15299583 U JP15299583 U JP 15299583U JP H0123875 Y2 JPH0123875 Y2 JP H0123875Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- clamp
- ski
- clamp plate
- carrier body
- skis
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 claims description 5
- 230000000452 restraining effect Effects 0.000 claims description 3
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 8
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 8
- 229920001875 Ebonite Polymers 0.000 description 1
- 230000003796 beauty Effects 0.000 description 1
- 239000000969 carrier Substances 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 description 1
- 238000011282 treatment Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、スキーキヤリアに関するものであ
る。
る。
一般に、スキーキヤリアは自動車のルーフの前
後部において幅方向に沿つて橋渡し状に装着され
るキヤリア本体を備え、スキー板を両キヤリア本
体間に横置きあるいは縦置きにして横架支持させ
る形式のものが多い。また、この形式のもので
は、両キヤリア本体の上面に、スキー板をクラン
プするためのクランプ部を複数個突設したものが
通常である。従つて、スキー板をセツトしていな
いときでも、クランプ部は当然に突出状態にあ
る。ところが、クランプ部はその機能面が重視さ
れているため、美的処理が施しにくく、自動車の
美観を損ねる場合が多い。
後部において幅方向に沿つて橋渡し状に装着され
るキヤリア本体を備え、スキー板を両キヤリア本
体間に横置きあるいは縦置きにして横架支持させ
る形式のものが多い。また、この形式のもので
は、両キヤリア本体の上面に、スキー板をクラン
プするためのクランプ部を複数個突設したものが
通常である。従つて、スキー板をセツトしていな
いときでも、クランプ部は当然に突出状態にあ
る。ところが、クランプ部はその機能面が重視さ
れているため、美的処理が施しにくく、自動車の
美観を損ねる場合が多い。
そこで、本考案はクランプ部を改良することに
よつて、自動車の美観保持を企図した。
よつて、自動車の美観保持を企図した。
そして、この目的を達成するために、本考案で
は、スキー板をセツトしないときには、クランプ
部が隠蔽されるようになしたのである。つまり、
具体的には以下のように構成したのである。すな
わち、自動車のルーフの前後部に装着されてスキ
ー板を横架支持するキヤリア本体にはスキー板を
挾持する少なくとも一対のクランプ板が、その基
部側において支軸を支点として起倒可能に設けら
れるとともに、前記各クランプ板の基部側には、
これら各クランプ板を起立させたときに前記キヤ
リア本体に設けられたストツパ面と接離可能に当
接して各クランプ板を起立状態に保持する爪片が
形成され、さらに、前記各クランプ板の自由端側
には、スキー板を拘束するための緊締具が設けら
れ、しかも、前記キヤリア本体には、前記各クラ
ンプ板を倒伏させたときにこれら各クランプ板を
収納する収納凹部が形成されたものである。
は、スキー板をセツトしないときには、クランプ
部が隠蔽されるようになしたのである。つまり、
具体的には以下のように構成したのである。すな
わち、自動車のルーフの前後部に装着されてスキ
ー板を横架支持するキヤリア本体にはスキー板を
挾持する少なくとも一対のクランプ板が、その基
部側において支軸を支点として起倒可能に設けら
れるとともに、前記各クランプ板の基部側には、
これら各クランプ板を起立させたときに前記キヤ
リア本体に設けられたストツパ面と接離可能に当
接して各クランプ板を起立状態に保持する爪片が
形成され、さらに、前記各クランプ板の自由端側
には、スキー板を拘束するための緊締具が設けら
れ、しかも、前記キヤリア本体には、前記各クラ
ンプ板を倒伏させたときにこれら各クランプ板を
収納する収納凹部が形成されたものである。
上記したように構成されるスキーキヤリアにお
いて、1対のクランプ板の爪片がキヤリア本体の
ストツパ面と当接して各クランプ板が起立状態に
保持され、これら各クランプ板の間にスキー板が
挾持された後、各クランプ板の自由端側の緊締具
が締付けうることで、スキー板が装着される。
いて、1対のクランプ板の爪片がキヤリア本体の
ストツパ面と当接して各クランプ板が起立状態に
保持され、これら各クランプ板の間にスキー板が
挾持された後、各クランプ板の自由端側の緊締具
が締付けうることで、スキー板が装着される。
特に、この考案によれば、スキー板の装着時以
外においては、各クランプ板が、支軸を支点して
倒伏され、キヤリア本体の収納凹部内に収納され
て隠蔽されるため、クランプ板が常時突出されて
いた従来に比し、車の美観の損失を可及的に回避
することができるという効果がある。
外においては、各クランプ板が、支軸を支点して
倒伏され、キヤリア本体の収納凹部内に収納され
て隠蔽されるため、クランプ板が常時突出されて
いた従来に比し、車の美観の損失を可及的に回避
することができるという効果がある。
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。
に説明する。
本例スキーキヤリアは、一対のキヤリア本体
1,1を備え、自動車のルーフの前後部に適当間
隔をおいてそれぞれ着脱可能に装着される。そし
て、両キヤリア本体1,1の上面において、その
両側部にはスキー板Sを保持するためのクランプ
部CLが適数個ずつ配設されている。以下、各ク
ランプ部CLについて詳細に説明する。
1,1を備え、自動車のルーフの前後部に適当間
隔をおいてそれぞれ着脱可能に装着される。そし
て、両キヤリア本体1,1の上面において、その
両側部にはスキー板Sを保持するためのクランプ
部CLが適数個ずつ配設されている。以下、各ク
ランプ部CLについて詳細に説明する。
各クランプ部CLにおいて、キヤリア本体1の
上面には幅方向(スキー板Sがセツトされる方
向)に沿つて差込み溝部2が形成されかつその溝
幅は一対のスキー板Sを縦置きにした状態で差込
み可能に設定されている。また、差込み溝部2を
挾んでその両側にはクランプ板5を収納しうる収
納凹部3,3が凹設されており、それぞれの対向
面は開口されて差込み溝部2に連通されている。
但し、両収納凹部3の深さは差込み溝部2より浅
めに形成され、さらに収納凹部3の両対向面の下
部にはストツパ面4が段差状に形成されている。
上面には幅方向(スキー板Sがセツトされる方
向)に沿つて差込み溝部2が形成されかつその溝
幅は一対のスキー板Sを縦置きにした状態で差込
み可能に設定されている。また、差込み溝部2を
挾んでその両側にはクランプ板5を収納しうる収
納凹部3,3が凹設されており、それぞれの対向
面は開口されて差込み溝部2に連通されている。
但し、両収納凹部3の深さは差込み溝部2より浅
めに形成され、さらに収納凹部3の両対向面の下
部にはストツパ面4が段差状に形成されている。
前記両クランプ板5,5は、収納凹部において
差込み溝部2寄りに軸架された支軸6にて収納凹
部3に収納されている収納位置と、スキー板Sを
挾持する起立位置との間に亘つて垂直面内の回動
可能とされている。また、両クランプ板5の回動
中心側の端縁部には爪片7,7がそれぞれ一体に
突出されており、クランプ板5が収納位置にある
ときには差込み溝部2内に水平かつ対向状に延出
され、クランプ板5が起立位置にあるときにはス
トツパ面4と係合しうる。
差込み溝部2寄りに軸架された支軸6にて収納凹
部3に収納されている収納位置と、スキー板Sを
挾持する起立位置との間に亘つて垂直面内の回動
可能とされている。また、両クランプ板5の回動
中心側の端縁部には爪片7,7がそれぞれ一体に
突出されており、クランプ板5が収納位置にある
ときには差込み溝部2内に水平かつ対向状に延出
され、クランプ板5が起立位置にあるときにはス
トツパ面4と係合しうる。
さらに、両クランプ板5には弾性材(例えば適
度の弾性を有する硬質ゴム)よりなる緊定具8
a,8bがそれぞれ上方への引き出し可能に収納
されている。この緊定具8a,8bの下端部両側
には抜け止めピン9が突出されていて、クランプ
板5内の上部と係合されることによつて緊定具8
a,8bの抜け止めをなしうる。また、両緊締具
8a,8bの上部側において、内外両面には複数
条の折り溝10がそれぞれ幅方向に沿つて切り込
まれており、両緊締具8a,8bの先端部に形成
された継手部11をそれぞれ内方へ折り曲げ可能
となしている。そして、両継手部11はあり嵌合
により、相互に取り外し可能に継ぎ合わされてス
キー板Sを緊締することができる。
度の弾性を有する硬質ゴム)よりなる緊定具8
a,8bがそれぞれ上方への引き出し可能に収納
されている。この緊定具8a,8bの下端部両側
には抜け止めピン9が突出されていて、クランプ
板5内の上部と係合されることによつて緊定具8
a,8bの抜け止めをなしうる。また、両緊締具
8a,8bの上部側において、内外両面には複数
条の折り溝10がそれぞれ幅方向に沿つて切り込
まれており、両緊締具8a,8bの先端部に形成
された継手部11をそれぞれ内方へ折り曲げ可能
となしている。そして、両継手部11はあり嵌合
により、相互に取り外し可能に継ぎ合わされてス
キー板Sを緊締することができる。
本例スキーキヤリアは、上記のように形成され
たものであり、以下のようにして使用される。
たものであり、以下のようにして使用される。
キヤリア本体1は自動車のルーフの前後部に適
当間隔をおいてほぼ平行にして装着される。但
し、この状態では各クランプ板5および緊締具8
a,8bはそれぞれ収納凹部3内に収納されてお
り、クランプ板5とキヤリア本体1との上面とは
ほぼ同一面をなしている。
当間隔をおいてほぼ平行にして装着される。但
し、この状態では各クランプ板5および緊締具8
a,8bはそれぞれ収納凹部3内に収納されてお
り、クランプ板5とキヤリア本体1との上面とは
ほぼ同一面をなしている。
さて、スキー板Sを乗載する場合には、スキー
板Sを両キヤリア本体1の対応するクランプ部
CL間に横架させる。そして、両クランプ部CLの
差込み溝部2に対し縦置き状態で差込んでやる
と、各爪片7が押え付けられるため、クランプ板
5が支軸6を中心として対向状に起立され、これ
に伴つて自動的にスキー板Sが挾み付けられる。
この後、両クランプ板5からそれぞれ緊締具8
a,8bを引き出す。そして、折り溝10にて両
継手部11をそれぞれ内方へ折り曲げ、相互に嵌
め合わせてやる。こうして、スキー板Sは両緊締
具8,a8bの緊締力により、がた付きなく保持
されるのである。
板Sを両キヤリア本体1の対応するクランプ部
CL間に横架させる。そして、両クランプ部CLの
差込み溝部2に対し縦置き状態で差込んでやる
と、各爪片7が押え付けられるため、クランプ板
5が支軸6を中心として対向状に起立され、これ
に伴つて自動的にスキー板Sが挾み付けられる。
この後、両クランプ板5からそれぞれ緊締具8
a,8bを引き出す。そして、折り溝10にて両
継手部11をそれぞれ内方へ折り曲げ、相互に嵌
め合わせてやる。こうして、スキー板Sは両緊締
具8,a8bの緊締力により、がた付きなく保持
されるのである。
逆に、スキー板Sは上記と逆順の操作にて容易
に取り外される。そして、クランプ板5が収納凹
部3内に収納されれば、クランプ板5は隠蔽状態
となるため、自動車の美観を損うことが可及的に
回避される。
に取り外される。そして、クランプ板5が収納凹
部3内に収納されれば、クランプ板5は隠蔽状態
となるため、自動車の美観を損うことが可及的に
回避される。
以上のように、本例スキーキヤリアによれば、
その使用に際しては、スキー板Sを差込み溝部2
に差込むだけで、クランプ板5が起立されてスキ
ー板Sを挾み込むことができる。このため、煩わ
しいルーフ上の作業を簡略化することができ、従
つて、スキー板Sの装着作業を容易かつ迅速にな
しうる。
その使用に際しては、スキー板Sを差込み溝部2
に差込むだけで、クランプ板5が起立されてスキ
ー板Sを挾み込むことができる。このため、煩わ
しいルーフ上の作業を簡略化することができ、従
つて、スキー板Sの装着作業を容易かつ迅速にな
しうる。
一方、スキーキヤリアを使用しない場合には、
クランプ板5が収納凹部3内に収納されているた
め、クランプ部が突出常態とされていた従来に比
し、自動車の美観の損失を可及的に回避しうる。
クランプ板5が収納凹部3内に収納されているた
め、クランプ部が突出常態とされていた従来に比
し、自動車の美観の損失を可及的に回避しうる。
第1図はスキーキヤリアの装着状態を示す斜視
図、第2図は一クランプ部を示す斜視図、第3図
イ〜ハはそれぞれ各クランプ部におけるスキー板
の装着作業を示す正面図である。 1……キヤリア本体、2……差込み溝部、3…
…収納凹部、5……クランプ板、8a,8b……
緊締具、S……スキー板、CL……クランプ部。
図、第2図は一クランプ部を示す斜視図、第3図
イ〜ハはそれぞれ各クランプ部におけるスキー板
の装着作業を示す正面図である。 1……キヤリア本体、2……差込み溝部、3…
…収納凹部、5……クランプ板、8a,8b……
緊締具、S……スキー板、CL……クランプ部。
Claims (1)
- 自動車のルーフの前後部に装着されてスキー板
を横架支持するキヤリア本体を備えたスキーキヤ
リアであつて、キヤリア本体にはスキー板を挾持
する少なくとも1対のクランプ板が、その基部側
において支軸を支点として起倒可能に設けられる
とともに、前記各クランプ板の基部側には、これ
ら各クランプ板を起立させたときに前記キヤリア
本体に設けられたストツパ面と接離可能に当接し
て各クランプ板を起立状態に保持する爪片が形成
され、さらに、前記各クランプ板の自由端側に
は、スキー板を拘束するための緊締具が設けら
れ、しかも、前記キヤリア本体には、前記各クラ
ンプ板を倒伏させたときにこれら各クランプ板を
収納する収納凹部が形成されていることを特徴と
するスキーキヤリア。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15299583U JPS6058559U (ja) | 1983-09-30 | 1983-09-30 | スキ−キヤリア |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15299583U JPS6058559U (ja) | 1983-09-30 | 1983-09-30 | スキ−キヤリア |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6058559U JPS6058559U (ja) | 1985-04-23 |
JPH0123875Y2 true JPH0123875Y2 (ja) | 1989-07-20 |
Family
ID=30338616
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15299583U Granted JPS6058559U (ja) | 1983-09-30 | 1983-09-30 | スキ−キヤリア |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6058559U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0545576Y2 (ja) * | 1988-01-13 | 1993-11-22 |
-
1983
- 1983-09-30 JP JP15299583U patent/JPS6058559U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6058559U (ja) | 1985-04-23 |
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