JPH01237825A - データ列検索装置 - Google Patents

データ列検索装置

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JPH01237825A
JPH01237825A JP63063470A JP6347088A JPH01237825A JP H01237825 A JPH01237825 A JP H01237825A JP 63063470 A JP63063470 A JP 63063470A JP 6347088 A JP6347088 A JP 6347088A JP H01237825 A JPH01237825 A JP H01237825A
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JP
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data string
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JP63063470A
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Inventor
Yasuo Iijima
康雄 飯島
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、たとえばICカードなどのマイクロコンピュ
ータシステムにおいて、メモリ内のデータ列を検索する
データ列検索装置に関する。
(従来の技術) たとえばマイクロコンピュータシステムの中で、現在大
きな注目を浴びているものとしてICカードがあげられ
る。ICカードは、CPUなどの制御部によってアクセ
スされるメモリを有し、そのメモリ内には複数のデータ
列が記憶されており、この記憶データ列のうち任意のデ
ータ列を選択的にアクセス対象とするようになっている
このようなICカードにおいて、メモリ内のデータ列を
検索する場合、特殊回路などにより検索処理を委ねるこ
とにより、検索処理の高速化を図ることが考えられる。
ただし、たとえば検索処理で要求するデータ列が見付か
ったとしても、検索対象となったデータ列の数がわから
ないと不具合が生じることがある。
データ列が固定長であった場合には、メモリの検索開始
アドレスと検索終了時のアドレスとによりデータ列の数
を計算することができる。しかし、データ列が可変長で
、データ列長情報をデータ列の先頭に付加している場合
において、そのデータ列長情報を逐次読出しながら検索
する機能を有するものの場合、上記計算ではデータ列の
数が算出できなくなる。
(発明が解決しようとする課題) 本発明は、上記したように特に可変長のデータ列の検索
処理においては、検索対象となったデータ列の数を正確
に計算できないという問題点を解決すべくなされたもの
で、特に可変長のデータ列の検索処理においても、検索
対象となったデータ列の数を正確に計算でき、外部から
容易に参照できるデータ列検索装置を提供することを目
的とする。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明のデータ列検索装置は、複数のデータ列が記憶さ
れているメモリ部と、所定の検索条件によりその条件を
満足するデータ列を前記メモリ部から検索する検索手段
と、この検索手段において検索対象となったデータ列の
数を累積する累積手段と、この累積手段の累積値を外部
からの要求に応じて出力する出力手段とを具備している
(作用) 検索時に検索対象となったデータ列の数を累積し、その
累積値を参照できる機能を具備することにより、種々の
フォーマットを有するデータ列、特に可変長のデータ列
の検索処理においても、検索対象となったデータ列の数
を正確に計算でき、外部から容易に参照できる。
(実施例) 以下、本発明の一実施例について図面を参照して説明す
る。
第2図は本発明に係るデータ列検索装置が適用されるI
Cカードなどのマイクロコンピュータシステムの構成を
示すものである。すなわち、1は本システム全体の制御
を司る制御部としてのCPU (セントラル・プロセッ
シング・ユニット)で、これには第1データバス21お
よび第1アドレスバス31が接続される。第1データバ
ス21および第1アドレスバス31には、プログラムメ
モリ4およびワーキングメモリ5が接続される。
また、第1データバス21および第1アドレスバス3】
には、双方向性ゲート6を介して第2データバス22お
よび第2アドレスバス32が対応して接続される。第2
データバス22および第2アドレスバス32には、デー
タメモリ (メモリ部)7およびデータ列検索装置8が
接続される。データ列検索装置8には第1データバス2
1も接続される。また、CPU1および第1アドレスバ
ス31にはアクセス信号生成部9が接続される。
CPUIは、プログラムメモリ4に記憶されているプロ
グラムデータを所定のタイミングで随時読、出し、これ
を解読することにより種々の制御を実行する。ワーキン
グメモリ5は、CPUIが制御実行中に一時的にデータ
を記憶するためのもので、たとえばRAMで構成されて
いる。データメモリ7は、本システムの外部などから入
力されるデータ列を記憶するためのもので、たとえばE
EFROMなどの不揮発性メモリで構成されている。
さて、CPUIは、基本アクセスイネーブル信号(たと
えばZ80CPUにおけるメモリリクエスト、入出力リ
クエスト、リード・ライトの各イネーブル信号など)お
よびアドレスデータをアクセス信号生成部9に供給する
。これにより、アクセス信号生成部9はアクセス信号群
A1〜A4を生成する。アクセス信号群A1は、CPU
Iがプログラムメモリ4からプログラムデータを読出す
際にイネーブル状態となる。アクセス信号群A2は、C
PU1がワーキングメモリ5に対してアクセスする際に
イネーブル状態となる。アクセス信号群A3は、CPU
1がデータメモリ7に対してアクセスする際にイネーブ
ル状態となる。アクセス信号群A4は、データ列検索装
置8の起動およびデータ列検索装置8に必要となる各種
パラメータ設定のためのイネーブル信号である。
また、後述するようにデータ列検索装置8がデータメモ
リ7に対してアクセスするため、データ列検索装置8内
で生成した生成アクセス信号群A5と、アクセス信号生
成部9から供給されたアクセス信号群A3とを選択する
ことによりアクセス信号群Abを生成し、このアクセス
信号群A6をデータメモリ7に供給する。
また、CPUIおよびデータ列検索装置8は、第2デー
タバス2□および第2アドレスバス3□を共有している
ため、CPUIからの制御により、アクセス信号群A4
を介してデータ列検索装置8が起動すると、データ列検
索装置8が動作中であることを信号S1によりゲート6
に通知する。これにより、ゲート6は、データ列検索装
置8の動作中には第1データバス21と第2データバス
22および第1アドレスバス31と第2アドレスバス3
2をそれぞれ非導通状態にする。なお、このときCPU
Iは、データ列検索装置8から出力される停止ステータ
スを第1データバス21を介して常に監視できるととも
に、プログラムメモリ4からのプログラムデータにより
動作を続行でき、またワーキングメモリ5へのアクセス
も可能である。
データメモリ7は、たとえば第3図に示すように、エリ
ア定義部71およびエリア配置部72からなっている。
エリア配置部72には複数のエリアが配置されており、
本システムの外部などからのデータ列の記憶に使用され
る。エリア定義部71には、エリア配置部72に配置さ
れている各エリアを定義するエリア定義情報が記憶され
る。
エリア定義情報は、たとえばエリア番号、エリア先頭ア
ドレス、エリアサイズおよびポインタなどからなる。こ
れにより、CPUIは、たとえば外部から書込みデータ
とともにアクセス対象となるエリアのエリア番号を受取
ると、該当するエリア番号をエリア定義部71から見付
け、対象エリアの先頭アドレスおよびサイズなど、アク
セスに必要な情報を認識する。たとえば、エリアCは先
頭アドレスがrcccJで、サイズは「Scバイト」で
あるといったように対応づけられている。
また、ポインタは、対応するエリア内のうち、どこまで
データ列の書込みに使用したがを示すもので、何も書込
まれていない状態では対応するエリアの先頭アドレスと
同一値となっている。たとえばエリアAにおいては、ポ
インタはraaaJという値となっているので、未書込
み状態であることを示す。エリアBにおいては、ポイン
タはrbbb’Jとなっているので、rbbbJからr
bbb’−IJの範囲には既にデータ列が書込まれてい
ることを示し、以降の書込みはrbbb’Jから開始す
ることを示す。また、エリアCについては、「bbb」
となっている(この例では、rcccJからrbbb−
IJ:l:でScバイト)ため、エリアがデータ列で満
杯になっていることを示す。
ここで、エリア内のデータ列記憶状態をエリアBについ
て第4図に示す。図示するように、たとえば4つのデー
タ列が記憶されており、各データ列は、1バイトのデー
タ列長(L) 、2バイトのキーデータ(Kおよびkと
いった各1バイトのデータで構成)、およびデータから
なる。ここに、データ列長しは、データ列長部からデー
タ部までの構成バイト数である。これらのうち、データ
列長しおよびキーデータに、にの具体的な数値を入れた
図を第5図に示す。なお、各数値はへキサ(Hex)で
表わしである。たとえばデータ4のデータ列は、データ
列長はQC)I  (12バイト)、キーデータは9A
H164)I (2バイト)である。
第1図はデータ列検索装置8の構成を示すものである。
すなわち、11は全体的な制御を司る制御部、12は検
索エリアサイズを記憶する検索エリアサイズ記憶部、1
3は検索エリアの残量を計算する検索エリア残量計算部
、14はデータ列長用マスクデータを記憶するデータ列
長用マスクデータ記憶部、15はデータ列長加工部、1
6はデータ列長を記憶するデータ列長記憶部、17はデ
ータ列長をチエツクするデータ列長チエツク部、18は
最小データ列長を記憶する最小データ列長記憶部、19
は検索エリア先頭アドレスを記憶する検索エリア先頭ア
ドレス記憶部、2oは第1サンプリング用相対アドレス
を記憶する第1サンプリング用相対アドレス記憶部、2
1は第2サンプリング用相対アドレスを記憶する第2サ
ンプリング用相対アドレス記憶部である。
22は次のデータ列先頭アドレスを生成する次データ列
先頭アドレス生成部、23はデータ列先頭アドレスを生
成するデータ列先頭アドレス生成部、24はカレントア
ドレスを生成するカレントアドレス生成部、25はカレ
ントアドレス生成部24で生成されたカレントアドレス
をデータメモリ7へ供給するアドレス出力部、26はア
クセスイネーブル信号選択部である。アクセスイネーブ
ル信号選択部26は、制御部11で生成された生成アク
セス信号群A5と、アクセス信号生成部9から供給され
たアクセス信号群A3とを選択することによりアクセス
信号群A6を生成し、このアクセス信号群A6をデータ
メモリ7に供給する。
27は第1キーデータを記憶する第1キーデータ記憶部
、28は第1マスクデータを記憶する第1マスクデータ
記憶部、2つは第1サンプルデータを記憶する第1サン
プルデータ記憶部、30は第1サンプルデータを加工す
る第1サンプルデータ加工部、31は第1キーデータ記
憶部27の内容と第1サンプルデータ加工部30の出力
とを比較する第1比較部、32は第2キーデータを記憶
する第2キーデータ記憶部、33は第2マスクデータを
記憶する第2マスクデータ記憶部、34は第2サンプル
データを記憶する第2サンプルデータ記憶部、35は第
2サンプルデータを加工する第2サンプルデータ加工部
、36は第2キーデータ記憶部32の内容と第2サンプ
ルデータ加工部35の出力とを比較する第2比較部であ
る。
37は第1比較部31および第2比較部36の各6比較
結果に基づき検索判定を行なう検索判定部、38はデー
タ列番号指定用情報を記憶するデータ列番号指定用情報
記憶部、39は指定データ列番号を検出する指定データ
列番号検出部、40は検索済のデータ列数を記憶する検
索済データ列数記憶部である。
さて、制御部11は、CPUIの制御により供給される
アクセス信号群A4により各部にパラメータデータを設
定し、本装置起動を認識する。パラメータデータは、C
PUIから第1データバス21を介して検索エリアサイ
ズ記憶部12、データ列長用マスクデータ記憶部14、
データ列長記憶部16、最小データ列長記憶部18、検
索エリア先頭アドレス記憶部19、第1サンプリング用
相対アドレス記憶部20、第2サンプリング用相対アド
レス記憶部21、第1キーデータ記憶部27、第1マス
クデータ記憶部28、第2キーデータ記憶部32、第2
マスクデータ記憶部33、データ列番号指定用情報記憶
部38にそれぞれセットされる。
また、検索モードデータ記憶部(制御部11内にあり、
図示を省略)にもモードデータがセットされる。制御部
11は、このモードデータにより種々の検索専用タイミ
ングを生成するもので、それを第6図に示している。
検索前処理は、データ列先頭アドレス生成部23によっ
て検索すべきデータ列の先頭アドレスを生成するプロセ
スである。なお、検索開始モードとして、常にエリアの
先頭から検索する第1検索モードと、前回に検索したデ
ータ列の次のデータ列から検索する第2検索モードとが
ある。これは、CPU1からアクセス信号群A4を介し
て制御部11に供給された起動信号のうち、第1検索モ
ード用のものであれば、検索エリア先頭アドレス記憶部
1つからデータ列先頭アドレス生成部23に供給される
検索エリア先頭アドレスをバスB1へ出力し、また第2
検索モード用のものであれば、次データ列先頭アドレス
生成部22からデータ列先頭アドレス生成部23に供給
される次のデータ列の先頭アドレスをバスB1へ出力す
る。
なお、バスB1に出力されたアドレスデータは、次の検
索周期の検索前処理が行なわれるまで保持される。
第1データリードプロセスは、制御部11内の検索モー
ドデータ記憶部に設定されたモードデータによりキーデ
ータを1つ以上設定した際、第1キーデータの読出しを
行ない、これを第1サンプルデータ記憶部29に記憶す
るプロセスである。
この場合の読出しアドレスは、カレントアドレス生成部
24において、バスB1から供給されるデータ列先頭ア
ドレスと第1サンプリング用相対アドレス記憶部20か
ら供給される第1サンプリング用相対アドレスとを加算
した結果で、カレントアドレス生成部24からバスB2
およびアドレス出力部25に出力され、このアドレス出
力部25から第2アドレスバス32を介してデータメモ
リ7へ供給される。
第2データリードプロセスは、検索モードデータ記憶部
に設定されたモードデータによりキーデータを2つ設定
した際、第2キーデータの読出しを行ない、これを第2
サンプルデータ記憶部34に記憶するプロセスである。
この場合の読出しアドレスは、カレントアドレス生成部
24において、バスB1から供給されるデータ列先頭ア
ドレスと第2サンプリング用ta対アドレス記憶部21
から供給される第2サンプリング用相対アドレスとを加
算した結果で、データメモリ7へ供給する方法は第1デ
ータリードプロセスの場合と同様である。
なお、検索モードデータ記憶部に設定されたモードデー
タによりキーデータによる検索を行なわないと認識する
と、前記第1および第2データリードプロセスは行なわ
ない。
第3データリードプロセスは、検索モードデータ記憶部
に設定されたモードデータにより、データ列の先頭にデ
ータ列長部が1バイト以上存在するフォーマットのデー
タ列を検索すると設定した際、データ列の先頭1バイト
のデータを読出し、これをデータ列長記憶部16に記憶
するプロセスである。この場合の読出しアドレスは、カ
レントアドレス生成部24がバスB1から供給されるデ
ータ列先頭アドレスをバスB2、アドレス出力部25お
よび第2アドレスバス32を介してデータメモリ7へ供
給する。
第4データリードプロセスは、検索モードデータ記憶部
に設定されたモードデータにより、データ列の先頭にデ
ータ列長部が2バイト存在するフォーマットのデータ列
を検索すると設定した際、データ列の先頭データの次の
データを読出し、これをデータ列長記憶部16に記憶す
るプロセスである。この場合の読出しアドレスは、カレ
ントアドレス生成部24において、バスB1から供給さ
れるデータ列先頭アドレスを1つだけインクリメントし
た結果で、カレントアドレス生成部24からバスB2、
アドレス出力部25および第27ドレスバス32を介し
てデータメモリ7へ供給される。
なお、検索モードデータ記憶部に設定されたモードデー
タにより、固定長で処理されるデータ列の検索で、特に
データ列の先頭にデータ列長部が存在しないフォーマッ
トのデータ列の検索であると設定すると、前記第3およ
び第4データリードプロセスは行なわない。
また、データ列長記憶部16は、たとえば16ビツトの
アドレス値を記憶する。先の第3データリードプロセス
において読出されたデータは、16ビツトのうち上位8
ビツトにセットされ、第4データリードプロセスにおい
て読出されたデータは、下位8ビツトにセットされる。
なお、第6図(b)(e)(h)の形式を取る検索時に
は、第3データリードプロセスにおいて読出されたデー
タは、16ビツトのうち下位8ビツトにセットされ、こ
のとき上位8ビツトは常にrool(Jというデータ値
が記憶される。
検索後処理は、制御部11が本装置の動作を停止するか
否かの判断と、次のデータ列の先頭アドレスを生成する
プロセスである。次のデータ列の先頭アドレスは以下の
ようにして生成する。まず、データ列長加工部15にお
いて、先の第3および第4データリードプロセスによっ
てデータ列長記憶部16に記憶されたデータ列長情報と
、先にCPUIからアクセス信号群A4に基づいてデー
タ列長用マスクデータ記憶部14にセットされたデータ
列長用マスクデータを用いてデータ列長を算出し、その
算出結果をバスB3に出力する。この機能は、たとえば
2バイトのデータ列長情報を含んだデータ列で、かつ2
バイトデータのうち真のデータ列長を示す部分が下位1
3ビツトで、上位3ビツトはデータ列属性フラグが割当
てられているといったフォーマットを持つデータ列の検
索時、上位3ビツトを無視して2バイトデータとして以
降の回路が使用できるようにするためのものである。
このようにして算出されたデータ列長は、バスB3を介
して次データ列先頭アドレス生成部22に供給される。
次データ列先頭アドレス生成部22は、バスB3を介し
て供給されるデータ列長とバスB1またはB2から供給
されるデータ列先頭アドレスとを加算し、その加算結果
を次のデータ列先頭アドレスとしてデータ列先頭アドレ
ス生成部23に出力する。なお、このときバスB2には
、カレントアドレス生成部24によりデータ列先頭アド
レスにデータ列長を示すデータのバイト数分加算した値
が出力されている。次データ列先頭アドレス生成部22
は、先の検索モードデータ記憶部に設定されたモードデ
ータにより、データ列長の値がデータ列長を示すデータ
のバイト数を含むようなフォーマットのデータ列の検索
であった場合には、バスB1に供給されるデータを使用
し、またデータ列長の値がデータ列長を示すデータのバ
イト数を含まないフォーマットのデータ列の検索であっ
た場合には、バスB2に供給されるデータを使用する。
一方、検索エリア残量計算部13においては、検索エリ
アサイズ記憶部12に設定された検索エリアサイズを受
入れるとともに、データ列長加工部15の出力データを
バスB3を介して受入れることにより、次データ列先頭
アドレス以降のエリア残量を随時算出する。ただし、先
の検索モードデータ記憶部に設定されたモードデータに
より、データ列長の値がデータ列長を示すデータのバイ
ト数を含むようなフォーマットのデータ列の検索であっ
た場合には、バスB3に供給されているデータをそのま
ま使用し、またデータ列長の値がデータ列長を示すデー
タのバイト数を含まないフォーマットのデータ列の検索
であった場合には、バスB3に供給されているデータに
データ列長を示すデータのバイト数分加えて、これを使
用する。
もし、このときエリア残量の値が零もしくは負となれば
、検索エリア残量計算部13は制御部11に対して停止
要求を出力する。
検索済データ列数記憶部40は、本装置の起動時には初
期値(0000Hex)となっており、本プロセスによ
り1つだけインクリメントされる。
また、データ列長チエツク部17においては、最小デー
タ列長記憶部18に設定された値とバスB3に出力され
た値とを比較し、前者よりも後者の方が小なる値となっ
ていれば、制御部11に対して停止要求を出力する。こ
れらの停止要求のうち、どれによる停止要求なのかがC
PUIから容易にわかるように、停止ステータスが制御
部11内で記憶される。
さて、第1データリードプロセスにおいて、第1サンプ
ルデータ記憶部29に記憶された第1サンプルデータは
第1サンプルデータ加工部30に供給される。第1サン
プルデータ加工部30は、第1マスクデータ記憶部28
に設定された第1マスクデータを受入れ、先の第1サン
プルデータと論理積をとって、その結果を第1比較部3
1に供給する。第1比較部31は、第1サンプルデータ
加工部30の出力データと第1キーデータ記憶部27に
設定された第1キーデータとの比較を行ない、その比較
結果を信号S2として検索判定部37に供給する。
また、第2データリードプロセスにおいて、第2サンプ
ルデータ記憶部34に記憶された第2サンプルデータは
第2サンプルデータ加工部35に供給される。第2サン
プルデータ加工部35は、第2マスクデータ記憶部33
に設定された第2マスクデータを受入れ、先の第2サン
プルデータと論理積をとって、その結果を第2比較部3
6に供給する。第2比較部36は、第2サンプルデータ
加工部35の出力データと第2キーデータ記憶部32に
設定された第2キーデータとの比較を行ない、その比較
結果を信号S3として検索判定部37に供給する。
検索判定部37は、検索モードデータ記憶部に設定され
たモードデータにより、信号S2と信号S3とによる比
較結果の論理をとり、その結果を信号S4として制御部
11に供給する。なお、比較結果の論理は、論理和、す
なわち2つの比較結果のうちどちらか一方が一致してい
れば検索対象のデータ列であるとするものと、論理積、
すなわち2つの比較結果とも一致していなければ検索対
象のデータ列ではないとするものがある。
信号S4によって供給された結果、制御部11が検索対
象のデータ列であると認識すると、制御部11はデータ
列番号指定用情報記憶部38に設定されているデータ列
番号を1つ減算する。このとき、指定データ列番号検出
部39は、データ列番号指定用情報記憶部38の値をチ
エツクし、もしその値が零となれば制御部11に対して
停止要求を出力する。
また、第6図(g)(h)(i)で示すように、キーデ
ータによる検索を行なわない場合は、信号S2および信
号S3による比較結果は無視され、一義的に検索対象デ
ータ列であることを信号S4を介して出力する。また、
第6図(d)(e)(f)のように、第1キーデータの
み使用の検索時には、信号S4の結果は信号S2の結果
と同一となる。
以上のように、検索エリア残量計算部13、データ列長
チエツク部17、および指定データ列番号検出部3つの
うち、いずれかが停止要求を出力すると、制御部11は
動作を停止し、信号S1によってゲート6を導通状態に
する。そして、CPUIは、第1データバス21を介し
て制御部11内の停止ステータス、データ列先頭アドレ
ス生成部23内の検索データ列先頭アドレス、検索エリ
ア残量計算部13内のエリア残量、指定データ列番号検
出部39内の指定データ列番号残量、および検索済デー
タ列数記憶部40内の検索済データ列数をそれぞれ読出
すことにより、検索結果を得ることができる。
第7図は制御部11内の検索モードデータ記tα部に設
定されるモードデータのフォーマットを示すものである
。このモードデータは例えば1バイトデータである。第
0および第1ビツトを用いてデータ列に付加されている
データ列長情報のバイト数を認識する。この第0および
第1ビツトが「00」または「11」であれば、固定長
、すなわち第3および第4データリードプロセスを行な
わずに、あらかじめデータ列長記憶部16に設定したデ
ータ列長に基づいて、データ列先頭アドレスを順次更新
しながら検索してゆく。「ol」のときは、データ列長
が1バイトのフォーマットを持つデータ列を検索する。
「10」のときは、データ列長が2バイトのフォーマッ
トを持つデータ列を検索する。なお、「11」について
は、固定長データをディクリメント運用することにより
、アドレスの大きい箇所から小さい箇所へ向っての検索
を行なう。
第2ビツトはデータ列長個別情報であり、検索するデー
タ列に付加されているデータ列長の値がそれ自身を含む
ものであれば「O」、含まないものであれば「1」にそ
れぞれ対応する。なお、第3ビツトは未使用であり、「
0」に固定されている。
第4および第5ビツトによりキーデータによる検索指定
を行なう。この第4および第5ビツトが「00」であれ
ば、キーデータ未使用となり、第1および第2データリ
ードプロセスは行なわれない。「01」であれば、キー
データを1つだけ使用することを示し、第1データリー
ドプロセスが行なわれる。「10」もしくは「11」で
あれば、キーデータを2つ使用することを示し、第1お
よび第2データリードプロセスが行なわれる。
第6および第7ビツトは、第4および第5ビツトで「1
0」もしくは「11」を指定した場合、検索判定部37
における信号S2および信号s3の論理を指定するもの
である。この第6および第7ビツトが「00」であると
、論理積条件となり、第1キーデータと第2キーデータ
とが共に満足したとき検索対象データ列とする。「ol
」であると、排他的論理和条件となる。rloJもしく
は「11」であると、論理和条件となる。
次に、第8図ないし第10図を用いて検索手順を説明す
る。第8図はアドレスr2000(Hex)Jからr2
1DO(Hex)Jに図示するようなデータ列が記憶さ
れていることを示し、第9図はアドレスr1000 (
Hex)Jがらrl IDO(Hex)Jに図示するよ
うなデータ列が記憶されていることを示している。
第10図はモードデータおよび各設定データの組合せを
11通り例示し、それに対応する検索結果を示しである
。結果1は、第1検索モードで起動をかけた後、本装置
が停止したときの各読出しパラメータの値を示す。結果
2〜4は、その後第2検索モードで起動し、停止する動
作を繰返し、その停止時の各読出しパラメータの値を示
したものである。なお、マスクデータと披マスクデータ
とはビット単位の論理積を取るようになっている。
したがって、マスクデータの全てのビットが「1」のと
きは、被マスクデータがそのまま使用されることになる
ケース1は、データ列長rlO(Hex)Jの固定長ア
ップ方向検索で、キーデータは「10(Hex)Jおよ
びr30 (Hex)Jである。
キーデータとしては、共に第1バイト目を参照するよう
になっている。検索エリア先頭アドレスはr2000 
(Hex)J 、エリアサイズはroIEO(Hex)
Jである。また、条件が一致したデータ列のうち3つ目
で停止するようになっている。
さて、第1検索モードによる起動がかかると、第1図の
バスBlにはr2000 (Hex)Jが出力される。
次に、第3データリードプロセスにより、r2001 
(Hex)Jの値、すなわちrlO(Hex)Jが第1
サンプルデータ記憶部29に記憶される。次に、第4デ
ータリードプロセスにより、同様にrlO(Hex)J
が第2サンプルデータ記憶部34に記憶される。ここで
、第1マスクデータおよび第2マスクデータは、共にr
FF (Hex)Jとなっているので、第1サンプルデ
ータ加工部30および第2サンプルデータ加工部35の
各出力にはrlo (Hex)Jの値が出力される。第
1キーデータは「10(Hex)J、第2キーデータは
r30 (Hex)」なので、信号S2は一致であるこ
とを示し、信号S3は不一致であることを示す。ここで
、モードは論理和条件を示しているため、データ列番号
指定用情報はr0003 (Hex)Jから「0002
(HeX)」へ減算される。
このとき、検索エリア残量は、rOIEO(Hex)J
から固定長骨、すなわちroolo(Hex)Jを減算
した値r01Do (Hex)Jとなる。そして、次デ
ータ列先頭アドレス生成部22の出力には次の値r20
10 (Hex)Jが出力される。
この場合、停止条件ではないので、再び検索サイクルを
開始する。次の検索サイクルでは、第1サンプルデータ
および第2サンプルデータは共に「20 (Hex)J
となるため、データ列番号指定用情報はそのまま保持さ
れる。検索エリア残量は、減算されてrolco (H
ex)Jとなり、次データ列先頭アドレス生成部22の
出力にはr2020 (Hex)Jが出力される。この
場合も、停止条件は満足せず、再び検索サイクルを開始
する。
このようにして、データ列番号指定用情報がroooo
 (Hex)jとなった状態がケース1の結果1である
。このとき、検索されたデータ列の先頭アドレスはr2
030 (Hex)J 、またエリア残量はrolAO
(Hex)j 、検索済データ列数はr0004 (H
ex)J 、すなわち4つのデータ列であることをそれ
ぞれ示す。
順に結果1〜4を見ていくと、データ列の第2バイト目
がrlO(Hex)Jもしくは「30(Hex)Jとな
っているデータ列のうち、3×n (n−整数)番目で
停止している。
ケース2は、データ列の第2バイト目が「10(Hex
)Jで、かつ第3バイト目が「21(Hex)Jとなっ
ているデータ列を順次検索した例である。
ケース3は、データ列の第2バイト目が「10(Hex
)Jであり、かつ第3バイト目の第4ビツト目が「1」
となっているデータタリのうち、5Xn(n−整数)番
目のものを検索した例である。
ここで、結果2での停止は、エリア残量が零となったこ
とに起因しているもので、指定データ列番号残量はro
ool (Hex)Jとなっている。
このため、検索有効データ列は結果1により得たものの
みとなる。
ケース4は、データ列の第4バイト目が「10(Hex
)Jとなっているデータ列を順′次検索した例である。
結果3において停止したのは、エリア残量が零となった
ためで、指定データ列番号残量は零となっていない。し
たがって、検索有効データ列は結果1および結果2によ
り得たものとなる。
ケース5は、キーデータ無しの検索で、4×n(n−整
数)番目のものを検索した例である。アドレスr210
0 (Hex)Jからro 0 B 0(Hex)J分
のエリアを検索している。また、データ列長は固定で、
r20 (Hex)Jである。
この例では、結果2の停止条件はエリア残量が負になっ
たことである。したがって、検索有効データ列は結果1
により得たものとなる。
ケース6は、2バイトのデータ列長が付加されているデ
ータ列フォーマットモードの検索例である。キーデータ
無しの検索で、3×n(n−整数)番目のものを検索す
る。なお、このフォーマット例では、2バイトのデータ
列長、すなわち16ビツトのうち下位15ビツトを有効
データ列長とするために、データ列長用マスクデータが
r7FFF (Hex)Jとなっている。この例では、
結果4の停止条件はエリア残量が零になったことである
。このとき、指定データ列番号残量は零ではないので、
検索有効データ列は結果1〜3により得たものである。
ケース7は、ケース6と同様のフォーマットモードの検
索であり、データ列長2バイトのうち上位1ビツトが「
1」となっているデータ列の検索例である。ただし、デ
ータ列長の有効バイトは2バイトのうち下位1バイトと
するため、データ −列長用マスクデータはroOFF
 (Hex)Jとなっている。また、この例では、該当
データ列の数を調べるため、データ列番号指定用情報を
rFFFF (Hex)Jとしである。このとき、結果
1では、エリア残量が零となったことにより停止したこ
とを示している。検索済データ列数はr0014 (H
ex)J 、また指定データ列番号残量がrFFFB 
(Hex)Jとなっているので、該当データ列数はrF
FFF−FFFBJの計算により4つであることがわか
る。
ケース8は、1バイトのデータ列長(データ列長の値は
データ列長自身も含む)が付加されているデータ列フォ
ーマットモードの検索であり、キーデータ無しモードで
ある。そして、アドレスr2191 (Hex)Jから
ro04F (Hex)」分のエリアを順次検索する例
である。この例では、結果3の停止条件はエリア残量が
負となったことである。したがって、検索有効データ列
は結果1および2により得たものになる。
ケース9は、ケース4における条件のもとにダウン検索
を行なった例である。検索先頭アドレスはr21DO(
Hex)Jで、roIE。
(Hex)J分のエリアを検索する。この例では、結果
3の停止条件はエリア残量が零となったことである。そ
して、このとき指定データ列番号残量は零ではないので
、結果1および2により得たものが該当データ列となる
(これはケース4の結果と同一)。
ケース10は、2バイトのデータ列長(データ列長の値
はデータ列長自身を含まない)が付加されているデータ
列フォーマットモードの検索であり、キーデータ無しモ
ードである。ただし、この例では、最小データ列長をr
0018 (Hex)Jとしである。したがって、結果
2において停止したのは、アドレスr1030 (He
x)Jから始まるデータ列のデータ長の値がr0018
(Hex)Jに満たなかったことになる。なお、CPU
Iは、停止ステータスによりデータ列長不足が認識でき
る。
ケース11は、1バイトのデータ列長(データ列長の値
はデータ列長自身を含まない)が付加されているデータ
列フォーマットモードの検索である。
このように、検索時に検索対象となったデータ列の数(
検索済データ列数)を累積し、その累猜値を外部からの
要求に応じて出力する手段を設けることにより、種々の
フォーマットを有するデータ列、特に可変長のデータ列
の検索処理においても、検索対象となったデータ列の数
を正確に計算でき、外部から容易に参照できる。したが
って、検索後処理が容易化され、システムとしての稼働
効率が向上する。
[発明の効果] 以上詳述したように本発明によれば、特に可変長のデー
タ列の検索処理においても、検索対象となったデータ列
の数を正確に計算でき、外部から容易に参照できるデー
タ列検索装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の一実施例を説明するためのもので、第1図
はデータ列検索装置の構成を示すブロック図、第2図は
マイクロコンピュータシステムの構成を示すブロック図
、第3図はデータメモリのフォーマットを示す図、第4
図および第5図はエリア内のデータ列記憶状態を示す図
、第6図は各検索モードにおける検索1周期あたりの詳
細プロセスを説明するための図、第7図は検索モードデ
ータのフォーマットを示す図、第8図および第9図はメ
モリ内に記憶されているデータ列のパターン例を示す図
、第10図は具体的動作を説明するための検索パラメー
タと検索結果との対応を示す図である。 1・・・CPU、4・・・プログラムメモリ、7・・・
データメモリ(メモリ部)、8・・・データ列検索装置
、11・・・制御部、14・・・データ列長用マスクデ
ータ記憶部、15・・・データ列長加工部、16・・・
データ列長記憶部、22・・・次データ列先頭アドレス
生成部、23・・・データ列先頭アドレス生成部、24
・・・カレントアドレス生成部、25・・・アドレス出
力部、27・・・第1キーデータ記憶部、29・・・第
1サンプルデータ記憶部、31・・・第1比較部、32
・・・第2キーデータ記憶部、34・・・第2サンプル
データ記憶部、36・・・第2比較部、37・・・検索
判定部、40・・・検索済データ列数記憶部。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第4図 第5図 第6図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 複数のデータ列が記憶されているメモリ部と、所定の検
    索条件によりその条件を満足するデータ列を前記メモリ
    部から検索する検索手段と、この検索手段において検索
    対象となったデータ列の数を累積する累積手段と、 この累積手段の累積値を外部からの要求に応じて出力す
    る出力手段と を具備したことを特徴とするデータ列検索装置。
JP63063470A 1988-03-18 1988-03-18 データ列検索装置 Pending JPH01237825A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63063470A JPH01237825A (ja) 1988-03-18 1988-03-18 データ列検索装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63063470A JPH01237825A (ja) 1988-03-18 1988-03-18 データ列検索装置

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JPH01237825A true JPH01237825A (ja) 1989-09-22

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ID=13230151

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JP63063470A Pending JPH01237825A (ja) 1988-03-18 1988-03-18 データ列検索装置

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