JPH0123630Y2 - - Google Patents

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JPH0123630Y2
JPH0123630Y2 JP1984193663U JP19366384U JPH0123630Y2 JP H0123630 Y2 JPH0123630 Y2 JP H0123630Y2 JP 1984193663 U JP1984193663 U JP 1984193663U JP 19366384 U JP19366384 U JP 19366384U JP H0123630 Y2 JPH0123630 Y2 JP H0123630Y2
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JP
Japan
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punch
press
punch holder
holder
die
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JP1984193663U
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JPS61107426U (ja
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  • Perforating, Stamping-Out Or Severing By Means Other Than Cutting (AREA)
  • Punching Or Piercing (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) 本考案はプレス穴抜き型において、パンチの寿
命を向上させるパンチとパンチホルダーに関する
もので、広くプレス穴抜き型用として使用される
ものである。
(従来の技術) 本考案に係る従来技術としては、実開昭58−
76332号「ピアス加工用プレス型」の公報があり、
このものはピアスパンチとダイとの協働により被
加工物にピアス穴加工を行うプレス型において、
ピアスパンチをガイドして上下動するブツシユを
設け、ブツシユによりピアスポンチの下限位置を
規制して抜け止めの機能を有するストツパーを備
えたピアス加工用プレス型についての技術が開示
されてある。
(考案が解決しようとする問題点) 然し前記構造のプレスにおいて、被加工物にピ
アス加工を行う場合に、ワークの打抜き側にバリ
が発生し易く、特にプレス穴抜型で第4図に示す
倒置型の場合にワーク5の取付穴5aの打抜きに
おいて、パンチ11の刃先をダイ13の全周13
aで受けて、5aの穴抜き後、製品のカス5b及
び、プレス加工による金属カス14a,14b…
が落下してパンチ11とパンチホルダー12のク
リアランス14c,14dに示すように入り、パ
ンチ11の移動不良がおこり、パンチの食いつき
が発生するものである。またカスが刃先に堆積す
ることなどによりパンチ11の切れ味が悪くな
り、パンチとパンチホルダー共に寿命が著しく低
下するという問題点があり、このために前記金属
粉14c,14d…を、油圧ポンプ15より噴出
する低粘度の油16により強制的に17に示すよ
うに排出している。
そこで本考案は倒置型のプレス穴抜き型におい
て、製品のプレスカス等によりパンチの切れ味が
悪くなることがなく、長期間にわたつて切れ味良
く使用でき、金属粉の排出用の油圧ポンプも必要
としないパンチ及びパンチホルダーを提供するこ
とを技術的課題とするものである。
〔考案の構成〕
(問題点を解決するための手段) 前記技術的課題を解決するために講じた技術的
手段は、プレス穴抜き型のパンチとパンチホルダ
ーにおいて、パンチの外周面を保持するパンチホ
ルダーの内周面に金属粉が落下することの出来る
複数の凹部を設けるものである。
(作用) 前記技術的手段は、次のように作用する。すな
わち、皿形状をした自動車部品のクラツチカバー
の加工等において、プレス加工により板材より皿
部を形成し周辺の平板部に取付穴のプレス加工を
行い、更にクラツチのアツセンブリーを行う連続
生産工程において、クラツチカバー周辺部の平板
部に取付用孔をプレスにより穴抜きする場合に平
板部の取付側の面にバリ等が発生しないように、
取付面側より倒置型のプレスにて穴抜きが行われ
ており、ダイとパンチホルダーにてクラツチカバ
ーの平板部を狭着し、パンチがパンチホルダー内
面を上昇してプレス加工を行いダイの内面に抜き
カスが送り出されると共に、プレス時のバリ、微
細なカスなどよりなる金属粉が発生するが、この
金属粉が、パンチホルダーの内周面の凹部を落下
することにより、パンチの先端刃部及びパンチホ
ルダーの先端部に金属カスが堆積又は付着するこ
とがなく、この結果パンチの切れ味がまつたく劣
化することがないものである。
(実施例) 以下本考案に基づく具体的な実施例について説
明する。
1はプレスの基板で、パンチホルダー2が固定
されており、3はダイで、4はパンチ、ダイ3の
先端部3aとパンチ4の先端部4aによりプレス
加工を行うものである。パンチホルダー2の内周
面は第2〜3図に示すように金属粉が落下し易い
様な凹部7a,7b,7c、又は5つの凹部9
a,9b…があり、上下動するパンチ4は摺動部
2a,2b,2c又は8a,8b…に保持されて
摺動する。
5はクラツチカバーで、5cは相手材(図示せ
ず)への取付面である。5aはクラツチカバーの
取付孔で、5bはパンチ4により打抜きカスであ
る。6a,6bはプレス加工によつて生じたバ
リ、マクレどの金属粉である。
以上の構成においてその作用を説明すれば、ク
ラツチカバー5の取付面5cをダイスホルダー2
の上に載置してダイ3により狭着し、パンチ4を
作動させれば、取付孔5aの打抜きカス5bは打
抜かれる。この時発生するバリ、マクレ等の金属
粉6a,6b…は、パンチ4が下降すると共に打
抜いた孔5aをへて、パンチホルダーの凹部7
a,7b…、又は、9a,9b…よりパンチホル
ダーの下方へ落下するものである。この結果パン
チの先端部4a付近に金属粉が堆積することがな
く、パンチ及びパンチホルダーの寿命は長くなる
ものである。
従来例と本実施例について比較した場合に、パ
ンチの寿命は、従来例では約1000回にてパンチ4
の交換を行つていたが、本実施例で、その20倍の
20000回まで寿命が延び、長期間にわたり切れ味
良く使用できるものである。
〔考案の効果〕
本考案は次の特有の効果を有する。すなわち、
本発明に基づく構造のパンチ及びパンチホルダー
は構造簡単で寿命が非常に長くなり、更に金属粉
による食いつき発生回数も従来例に比し約1/20以
下であり、金属粉を排出するための油圧ポンプ装
置も必要がないものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本実施例の要部の断面図であり、第2
図は第1図のA〜A断面図で、イはパンチ、ロは
パンチホルダーであり、第3図は他の実施例の断
面図でイはパンチ、ロはパンチホルダーである。
第4図は従来例の説明図であり、イは断面図でロ
〜ハは要部の拡大断面図である。 2……パンチホルダー、3……ダイ、4……パ
ンチ、7a,7b…,9a,9b……パンチホル
ダー内周面の凹部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. パンチをパンチホルダーにて保持し、下部のパ
    ンチホルダーと上部のダイスとの間に被加工物を
    挾着して、パンチにより打抜きするプレス加工に
    おいて、パンチを保持するパンチホルダーの内周
    面のパンチの摺動面に複数個以上の凹部を設け、
    前記凹部より、パンチによつて生じた微細な金属
    粉を下方へ落下排出せしめる加工用プレスのパン
    チホルダー。
JP1984193663U 1984-12-19 1984-12-19 Expired JPH0123630Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984193663U JPH0123630Y2 (ja) 1984-12-19 1984-12-19

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JP1984193663U JPH0123630Y2 (ja) 1984-12-19 1984-12-19

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61107426U JPS61107426U (ja) 1986-07-08
JPH0123630Y2 true JPH0123630Y2 (ja) 1989-07-19

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ID=30751086

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JP1984193663U Expired JPH0123630Y2 (ja) 1984-12-19 1984-12-19

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Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58134225U (ja) * 1982-03-04 1983-09-09 トヨタ自動車株式会社 孔明け装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61107426U (ja) 1986-07-08

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