JPH01235927A - 半導体光双安定素子 - Google Patents

半導体光双安定素子

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Publication number
JPH01235927A
JPH01235927A JP6452288A JP6452288A JPH01235927A JP H01235927 A JPH01235927 A JP H01235927A JP 6452288 A JP6452288 A JP 6452288A JP 6452288 A JP6452288 A JP 6452288A JP H01235927 A JPH01235927 A JP H01235927A
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JP
Japan
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layer
control light
intrinsic
resistance
light
Prior art date
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Pending
Application number
JP6452288A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuki Tokuda
徳田 安紀
Noriaki Tsukada
塚田 紀昭
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP6452288A priority Critical patent/JPH01235927A/ja
Publication of JPH01235927A publication Critical patent/JPH01235927A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、双安定的に光出力信号を制御できる半導体
光双安定素子の構造に関するものである。
〔従来の技術〕
第3図は例えばアプライド フイジクス レターズ、4
5巻、1号、(1984)13〜15頁(Appl、P
hys、Lett、45(1)、I July 198
4)に示された光双安定の構造とそれを駆動する外部回
路を示す図であり、図において、1は半導体GaAsと
AβGaAsからなる多重量子井戸、2はイントリンシ
ック(アンドープ)バッファ層、3はp型AβGaAs
層、4はn型Aj!GaAs層、5は外部抵抗、6は電
源である。
次に動作について説明する。
第3図の素子に矢印に示すように光を入射するとき、素
子は第4図のような吸収スペクトルを示す。第4図にお
いて実線はバイアス電圧■がOのとき、点線はV=V、
のときのものである。第4図かられかるように素子に逆
バイアスをかけると吸収スペクトルは長波長側ヘシフト
する。ここで入射光の波長をV=Oのときの吸収ピーク
波長λ1に設定すると、この入射光波長λ、におけるバ
イアス電圧Vに対する光応答Sは第5図のようになる。
第3図のように素子を逆バイアスして外部抵抗Rを入れ
、波長711強度P、の光を入射すると、素子両端にか
かる電圧■はフォトカレントがS・P、であるので、 V=V。−R−S −p。
すなわち 、  となる。従って式(1)の直線は第5図の点線で
示されるような■。をX輪切片とする、傾きが一1/R
PIの直線となり、この直線は入力光強度P。
により傾きが変わるため、第5“図の光応答曲線と式1
1の直線とは入力光強度P、によりその交点がかわり、
バイアス電圧V0を例えば第5図のようにうまく選ぶと
Pi =Pi、及びPi=Ptzの2本の直線の間にお
いて直線が光応答曲線と2点以上において交わるように
なり第6図のように双安定特性が得られる。
上記の素子をさらに改良し、抵抗を素子に組み入れ、そ
の抵抗値Rを光でコントロールできる素子がアプライド
 フィジクス レターズ、49巻。
13号、  (1986) 821〜823頁(App
l、Phys、Lett、49(13)+29 Sep
tember 1986)に示された。第7図はその素
子構造を示す図であり、図において、7は多重量子井戸
層1よりは吸収端が大きい材料からなるイントリンシッ
ク層、8はp型層、9はn型層、10はp+層、11は
n゛層である。
゛この構造は、2つのpin構造を積層したものである
。いま、イントリンシック層7で十分吸収される波長λ
2の光をコントロール光として入射すると、イントリン
シック層7でフォトキャリアがつくられるため素子全体
の抵抗は小さくなる。
ここで入力光は波長λ1が長いため、イントリンシック
層7では吸収されない。このように第7図の素子では第
3図の従来例の外部抵抗Rのかわりを上部pin素子で
行なわせ、その抵抗値をコントロール光でかえることが
できる。すなわち抵抗Rはコントロール光強度PCの単
調減少関数となる。従って第2図に示すように入力光強
度P、たけてなくコントロール光強度PCによっても出
力光強度P。を制御することができる。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来のコントロール光を用いて出力光を制御することの
できる半導体光双安定素子は以上のように構成されてお
り、pin構造を2つ持ち、それらを積層しなければな
らないので構造が複雑であ北という問題点があった。
この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、簡単な素子構造で、コントロール光を用いて
出力光を制御することのできる半導体光双安定素子を得
ることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この発明に係る半導体光双安定素子は、イントリンシッ
クな量子井戸構造の光吸収層を中心部に持ち、その両側
にp及びn型半導体層を備えたpin構造を有する半導
体光双安定素子の上記pあるいはn型半導体層の一部を
高抵抗なイントリンシックな領域にしたものである。
〔作用〕
この発明においては、pあるいはn型半導体層の一部に
設けられた高抵抗なイントリンシックな領域においてコ
ントロール光のみを吸収してフォトキャリアを生成する
ことで抵抗をかえる構成としたから、コントロール光に
より制御できる半導体光双安定素子を簡単な構造で構成
できる。
〔実施例〕
以下、この発明の一実施例を図について説明する。
第1図は本発明の一実施例による半導体光双安定素子を
示す構成図であり、図において従来例と同一符号は同一
または相当部分を示す。また12は新たに設けられたイ
ントリンシック層である。
ここで、このイントリンシック層12は第3図に示す従
来の半導体光双安定素子のバッファ層としてのイントリ
ンシック層2とは異なるものである。
すなわち、イントリンシック層2は第3図の構造におい
てp型、n型の半導体層より多重量子井戸層1へ拡散す
るのを防くために設けられたものであり、通常その厚さ
は2000Å以下と薄く、省略も可能なものであるのに
対し、本実施例゛のイントリンシック1ii12はその
厚みが5000Å以上と十分厚いかあるいはハンドギャ
ップが十分に大きいものである必要がある。
次に動作について説明する。
本実施例は上述のようにイントリンシック層12を設け
ているため、コントロール光がないときにはその素子抵
抗はかなり高い。このような素子構造に対してコントロ
ール光を入射すると、該コ1  シトロール光はイント
リンシック層12で吸収され、フォトキャリアが生成さ
れる。これにより素子全体の抵抗は小さくなり、コント
ロール光によって素子抵抗値が制御される。ここで入力
光は波長が長いためイントリンシック層12では吸収さ
れない。本実施例の特性は第7図の素子と類(以して第
2図のようになる。
このように本実施例によれば、pin構造を有する半導
体光双安定素子のpあるいはn領域の一部を5000Å
以上の厚み又は十分に大きなバンドギャップを持つ高抵
抗なイントリンシックな領域とした構成としたから、コ
ントロール光で制御でき−る半導体光双安定素子を簡単
な構造で構成できる効果がある。
なお、上記実施例ではコントロール光吸収に用いるイン
トリンシック層12をn領域側に設けたものについて述
べたが、これはn領域側に設けるようにしてもよい。
また、上記実施例ではイントリンシック層12をイント
リンシック多重量子井戸層1に隣接して設け、多重量子
井戸層に不純物が拡散するのを防ぐバ・7フア層を兼ね
る構造としたものについて述べたが、バッファ層を別に
設けるのであればイントリンシック層12をn領域又は
n領域ではさんだ構造、あるいは該イントリンシック層
12を素子端部に設ける構造としてもよく、上記実施例
と同様の効果を奏する。
〔発明の効果〕
以上のように、この発明によればイントリンシックな量
子井戸構造の光吸収層を中心部に持ち、その両側にp及
びn型半導体層を備えたpin構造を有する半導体光双
安定素子の上記pあるいはn型半導体層の一部を高抵抗
なイントリンシックな領域にして、該イントリンシック
な領域でコントロール光のみを吸収してフォトキャリア
を生成することで抵抗をかえる構成としたから、コント
ロール光により制御できる半導体光双安定素子を簡単な
構造で構成できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例による半導体光双安定素子
を示す図、第2図は第1図の半導体光双安定素子の特性
を示す図、第3図は従来の半導体光双安定素子の一例を
示す図、第4図は第3図の素子の吸収スペクトルを示す
図、第5図は第3図の素子の電圧に対する応答性を示す
図、第6図は第3図の素子の双安定特性を示す図、第7
図は光コントロール用のダイオードを積層した従来の半
導体光双安定素子を示す図である。 1は多重量子井戸、2はイントリンシック(アンドープ
)バッファ層、3はp型層、4はn型層、6は電源、1
2は新たに設けたイントリンシック層。 なお図中同一符号は同−又は相当部分を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)イントリンシックな量子井戸構造の光吸収層の両
    側をp及びn型半導体層ではさんだpin構造を有する
    半導体光双安定素子において、上記pあるいはn型半導
    体層の一部を高抵抗なイントリンシックな領域にしたこ
    とを特徴とする半導体光双安定素子。
JP6452288A 1988-03-16 1988-03-16 半導体光双安定素子 Pending JPH01235927A (ja)

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JP6452288A JPH01235927A (ja) 1988-03-16 1988-03-16 半導体光双安定素子

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JPH01235927A true JPH01235927A (ja) 1989-09-20

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ID=13260632

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JP (1) JPH01235927A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07235188A (ja) * 1993-12-28 1995-09-05 Nec Corp 半導体微粒子中の不純物準位を利用した光メモリ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH07235188A (ja) * 1993-12-28 1995-09-05 Nec Corp 半導体微粒子中の不純物準位を利用した光メモリ

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