JPH0123543Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0123543Y2
JPH0123543Y2 JP788283U JP788283U JPH0123543Y2 JP H0123543 Y2 JPH0123543 Y2 JP H0123543Y2 JP 788283 U JP788283 U JP 788283U JP 788283 U JP788283 U JP 788283U JP H0123543 Y2 JPH0123543 Y2 JP H0123543Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heating container
protruding plate
mounting surface
fixture
fixing device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP788283U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS59115431U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP788283U priority Critical patent/JPS59115431U/ja
Publication of JPS59115431U publication Critical patent/JPS59115431U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0123543Y2 publication Critical patent/JPH0123543Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Feeding, Discharge, Calcimining, Fusing, And Gas-Generation Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は容器の熱膨張及び収縮変化に対応でき
る加熱容器の固定装置に関す。
高温になる加熱容器の1つとして、第1図に示
すようにシリンダ1内に入れられた熱可塑性のプ
ラスチツク廃棄物2を熱風入口3からの熱風の供
給によつて加熱軟化させ、これをピストン4にて
圧縮して処理するものがある。尚5は熱風出口で
ある。
ところでこのような加熱容器6は作業時間の経
過と共に熱風温度と等しくなる位にまで温度が上
昇するが、その際加熱容器6はその径方向及び軸
心と平行な方向に熱膨張する。
ところがこのような加熱容器6を熱膨張をほと
んどしないコンクリート床等の取付面7に据え付
け、ピン或いはボルト等の固定金具8で固定する
と、加熱容器6の膨張時にこの固定金具8にせん
断力が作用し破断させる虞があると共に、ボルト
においてはゆるみも発生する欠点がある。またシ
リンダ1の下板9が取付面7に直接接触している
為、取付面7への熱の伝達量が多くエネルギの無
駄があつた。
そこで本考案の目的はこれらの不具合を解消し
て加熱容器の熱膨張及び収縮変化に十分対応でき
る加熱容器の固定装置を提供することにある。
かかる目的を達成する為の本考案の構成は、取
付面に固定される固定具に当該取付面と平行な案
内面を有する挾持部を設けると共に前記固定具に
支持される加熱容器に前記挾持部に挾持される突
出板部を設け、更に前記案内面と該案内面に対向
する突出板部の摺動面との間に前記突出板部の突
出方向に沿つて回転可能な回転部材を設けたこと
を特徴とする。
以下本考案による加熱容器の固定装置を第2図
及び第3図を基に詳細に説明する。尚本実施例に
用いる加熱容器は、従来例で用いたものと同一で
あり、外形状が円柱状をしているが、これに限ら
ず四角柱状等の多角形状若しくはその他の形状を
したものであつても勿論差し支えなく、また加熱
容器としては、従来例のようなものの他、焼却炉
等高温となる容器全搬が含まれることは言うまで
もない。第2図及び第3図に示されるように、加
熱容器6のシリンダ1の基端部にある下板9から
放射状に四つの突出板部10が突出しており、加
熱容器6を持ち上げるようにしてこれらの突出板
部10をそれぞれ取付面7と直角な方向から挾持
する断面コ字状の挾持部11を有する固定具12
が取付面7に固定されている。これら突出板部1
0の摺動面10aとしての上面及び下面と挾持部
11の上下一対の案内面11aとの間には、突出
板部10の突出方向つまり加熱容器6の径方向に
沿つて回転可能なローラー(回転部材)13が介
装されており、更に突出板部10の先端面と固定
具12の挾持部11の側面との間には、加熱容器
6の径方向に沿つた熱膨張移動量に対応する隙間
が設けられている。
従つて加熱容器6は固定具12によつて取付面
7に固定されると共に径方向に沿つた熱膨張及び
収縮に対しては加熱容器6を支持しているローラ
13が回転してこれを吸収する。また加熱容器6
の取付面7に対する直角な方向の熱膨張及び収縮
に対しては、下板9から突出している突出板部1
0が熱を発散してこの突出板部10自体があまり
膨張変化をしないこともあるが、突出板部10か
らローラ13を介して固定具12にも熱が伝達さ
れ、この固定具12が取付面7と直角な方向にも
突出板部10に対応して多少熱膨張する為、特に
問題はない。
ところで本実施例では、突出板部10を下板9
に四つ突設してそれぞれに固定具12を対応させ
たが、加熱容器6の基端部にフランジを設けてこ
れを挾持する円弧状の挾持部を有する固定具12
を一対対向状態で取付面7に取り付けることも可
能であり、またフランジの外周を支持するように
環状の固定具12を用いれば、固定具12は1つ
でも良い。尚この場合、回転部材としてはローラ
より鋼球の方が好ましい。
以上説明したように本考案は、加熱容器を取付
面に固定する固定装置に対してこの加熱容器が取
付面に沿つて膨張収縮移動できるようにしたの
で、この固定装置に加熱容器の膨張収縮移動によ
るせん断応力等が加わらず固定装置が破断する虞
れがない。また加熱容器は、固定装置により取付
面から離されると共に固定装置の回転部材に僅か
な面積で接触している為、熱の伝達率が低く熱エ
ネルギの無駄が非常に少く経済的である。
【図面の簡単な説明】
第1図は加熱容器の従来の取付構造を示した断
面図、第2図及び第3図は本考案の加熱容器の固
定装置の一実施例にかかり、第2図はその取付け
部分断面図、第3図は第2図のA−A矢視断面図
である。 図面中、6は加熱容器、7は取付面、10は突
出板部、11は挾持部、12は固定具、13は回
転部材である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 取付面に固定される固定具に当該取付面と平行
    な案内面を有する挾持部を設けると共に前記固定
    具に支持される加熱容器に前記挾持部に挾持され
    る突出板部を設け、更に前記案内面と該案内面に
    対向する突出板部の摺動面との間に前記突出板部
    の突出方向に沿つて回転可能な回転部材を設けた
    ことを特徴とする加熱容器の固定装置。
JP788283U 1983-01-25 1983-01-25 加熱容器の固定装置 Granted JPS59115431U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP788283U JPS59115431U (ja) 1983-01-25 1983-01-25 加熱容器の固定装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP788283U JPS59115431U (ja) 1983-01-25 1983-01-25 加熱容器の固定装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59115431U JPS59115431U (ja) 1984-08-04
JPH0123543Y2 true JPH0123543Y2 (ja) 1989-07-19

Family

ID=30139395

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP788283U Granted JPS59115431U (ja) 1983-01-25 1983-01-25 加熱容器の固定装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS59115431U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59115431U (ja) 1984-08-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101287281B1 (ko) 브레이크 디스크/허브 연결부
US3128073A (en) Heat compensated support for an elongated element
JPH1056055A (ja) 堆積リングの回り止め装置
JPH0123543Y2 (ja)
JPH0227531B2 (ja)
US6364367B1 (en) Weldable clamp for a pipe made of thermally weldable material
US5890814A (en) Support ring mount for rotating drum
JPS58163826A (ja) 自在継手の保護装置
JPH0226388A (ja) 配管の支持装置
KR20020086938A (ko) 슬라이딩 게이트의 내화판 체결 장치
US2178782A (en) Wall support
JPS6364652B2 (ja)
JPS5854189Y2 (ja) 回転ドラムのタイヤ支持装置
JPH0574813U (ja) 異形ダイの加熱器及び冷却器
RU1672788C (ru) Опорна лапа аппарата
JPH0531681U (ja) 洗面器のキヤビネツトへの取付構造
ATE108886T1 (de) Heizelement für eine fussbodenheizung.
US2437634A (en) Seam protector for boilers
US4919398A (en) Attachment structure mountings for refractory fiber ladle preheater sealing rings
JPH0654497U (ja) 熱圧プレス装置における熱盤取付構造
JPH051298Y2 (ja)
JP2516187Y2 (ja) 大型架構の連結部構造
SU919845A1 (ru) Плитка дл закреплени свариваемых изделий
TH23524B (th) "เครื่องมือสำหรับจับยึดท่อของอุปกรณ์แลกเปลี่ยนความร้อน"
JP3032611U (ja) すべり支承部材