JPH01234767A - 吸収冷凍機用抽気装置 - Google Patents

吸収冷凍機用抽気装置

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JPH01234767A
JPH01234767A JP6081288A JP6081288A JPH01234767A JP H01234767 A JPH01234767 A JP H01234767A JP 6081288 A JP6081288 A JP 6081288A JP 6081288 A JP6081288 A JP 6081288A JP H01234767 A JPH01234767 A JP H01234767A
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Naoki Sakamoto
直樹 坂本
Hidetoshi Arima
秀俊 有馬
Masashi Izumi
泉 雅士
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Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は吸収冷凍機や吸収ヒートポンプ〔以下、吸収冷
凍機という〕の凝縮器から不凝縮ガスを抽気する装置の
改良に関する。
(ロ)従来の技術 上記装置の従来の技術として、蒸発器からの冷媒液を流
す冷却器の内蔵されている不凝縮ガス分離用タンクと吸
収冷凍機の凝縮器の気相部とを抽気管で結び、この抽気
管に弁を設けた構成のもの(例えば、実公昭56−22
4号公報参照)が知られている。
(ハ)発明が解決しようとする課題 上記した従来の装置においては、吸収冷凍機を運転して
蒸発器からの冷媒液をタンクの冷却器に流しているとき
には抽気管の弁が開かれているので、例えば吸収冷凍機
の起動直後のように蒸発器からタンクの冷却器へ流れる
冷媒液の温度が凝縮器の冷却水温度よりも低い場合など
、タンク内圧が凝縮器内圧よりも高いケースでは、タン
ク内の不凝縮ガスが凝縮器側へ逆流する問題がある。
本発明は、この問題に鑑み、タンクから凝縮器側への不
凝縮ガスの逆流防止の可能な吸収冷凍機用抽気装置の提
供を課題としたものである。
(ニ)課題を解決するための手段 本発明は、冷却器の内蔵されている不凝縮ガス分離用タ
ンクと凝縮器の気相部とを弁付きの抽気管で結んだ吸収
冷凍機用抽気装置において、凝縮器内圧とタンク内圧と
の差、凝縮器内の飽和温度とタンク内のそれ、凝縮器の
冷却流体の温度とタンクのそれとの差、タンクの冷却流
体の温度、あるいは凝縮器の冷却流体の温度など、凝縮
器内とタンク内との圧力差に関連する物理量を検出しつ
つ抽気管の弁の開閉制御を行うコントローラーを備える
構成としたものである。
(ネ)作用 本発明の装置においては、不凝縮ガス分離用タンク内と
凝縮器内との圧力差に関連する物理量を検出するコント
ローラーが、タンク内圧よりも凝縮器内圧の低い場合に
抽気管の弁を閉じる一方、その逆の場合に弁を開く作用
をする。このため、タンクから凝縮器側への不凝縮ガス
の逆流が防止される。
(へ)実施例 図面は本発明の一実施例としての装置を二重効用吸収冷
凍機に適用した概略構成説明図である。
図において、(1)は高温再生器、(2)は低温再生器
、(3)は凝縮器、(4)は蒸発器、(5)は吸収器、
(6) 、 (7)はそれぞれ低温、高温溶液熱交換器
、(8)は冷媒液用ポンプ、(9)は吸収液用ポンプで
あり、これら機器は冷媒蒸気用管路(1o)、冷媒ドレ
ン用管路(11)、冷媒流下用管路(12)、冷媒液還
流用管路(13) 、 (14)、希吸収液用管路(1
5)、(16)。
(17) 、 (18)、中間濃度の吸収液用管路(1
9) 、 (20)、濃吸収液用管路(21) 、 (
22)により接続されて従来の二重効用吸収冷凍機と同
様の冷媒〔水〕および吸収液〔臭化リチウム水溶液〕の
循環路が形成されている。なお、(23)は開閉弁り2
4)付きの冷媒液ブロー用管路である。
(25)は高温再生器(1)のバーナー、(26) 、
 (26)・・・は燃焼ガス用通路、(27)は燃焼ガ
ス排出路、(28)は低温再生器(2)の加熱器、(2
9)は凝縮器(3)の冷却器、(30)は蒸発器(4)
の熱交換器、(31)は吸収器(5)の冷却器である。
また、(32) 、 (33)は熟読した冷却水用管路
である。
そして、(r)は冷媒蒸気と共に不凝縮器ガスを捕集し
てこれを分離するタンクで、この気相部と凝縮器(3)
の気相部とが抽気管(37)により結ばれ、かつ、タン
ク(T)には冷却器(38)が内蔵されている。また、
タンク(I)底部と冷媒液用ポンプ(8〉の吸込み側と
は冷媒液のU字状戻し管(39)で結ばれている。なお
、戻し管(39)の下端を吸収液用ポンプ(9)の吸込
み側と接続しても良い。(4o〉は冷水用管路(32)
とタンク(I’)の冷却器(38)入口側とを結んだ管
路であり、(41)は冷水用管路(33〉と冷却器(3
8)出口側とを結んだ弁(42)付き管路である。また
、(PC)はパラジウム・セルで、これとタンク(T)
頂部とが弁(43)付きの管(44)で結ばれている。
(45)は弁(46)付きの排気管で、これに真空ポン
プ〔図示せず〕が接続される。かつまた、(V)は抽気
管(37)に設けた電磁弁である。
(C)は、管路(40)の温度センサー(sl)の信号
、冷却水用管路(36〉の温度センサー(S、)の信号
、これらセンサーの信号、タンク(T)内の温度センサ
ー<SS>と凝縮器(3)内の温度センサー(s4)の
信号、タンク(T)内の圧力センサー(S6)と凝縮器
(3)内の圧力センサー(S、)の信号のいずれかを受
けっつ電磁弁(V)の開閉を制御するコントローラーで
ある。
次に、コントローラー(C)による電磁弁(V)の開閉
制御の動作例を説明する。
センサー(S、)とセンサー(S、)の信号がコントロ
ーラー(C)に入力される場合、センサー(S、)の感
知圧力がセンサー(S6)のそれよりも低いときには電
磁弁(V)が開かれる一方、逆に高いときには閉じられ
る。また、センサー(S、)とセンサー(S4)の信号
がコントローラー(C)に入力される場合、センサー(
S、)の感知温度がセンサー(S4)のそれよりも低い
とき、すなわち、タンク(T)内の飽和蒸気圧が凝縮器
(3)内のそれよりも低いときには電磁弁(v)が開か
れる一方、その逆のときには閉じられる。さらにまた、
センサー(S、)とセンサー(S、)の信号がコントロ
ーラー(C)に入力きれる場合、センサー(S、)の感
知温度がセンサー(S、)のそれよりも低くてタンク(
T)内の飽和温度、飽和蒸気圧が凝縮器(3〉内のそれ
よりも低いときには電磁弁(V)が開かれる一方、その
逆のときには閉じられる。
上記の動作例から明らかなように、凝縮器(3)内がタ
ンク(T)内よりも低圧でこのタンクから凝縮器(3)
側へガスが流れるときには電磁弁(V)が閉じられるの
で、タンク(r)内の不凝縮ガスの凝縮器(3)側への
逆流が防止される。一方、その逆のときには、W愚夫(
V)が開かれるので、凝縮器(3)から冷媒蒸気と共に
不凝縮ガスがタンク(T)内へ流れ、ここで冷媒蒸気は
液化されて不凝縮ガスと分離し、この不凝縮ガスはタン
ク(T)内に貯留される。なお、不凝縮ガスのうち、水
素ガスはパラジウム・セル(PC)によりタンク(T)
外へ排出される。なおまた、不凝縮ガスは真空ポンプに
より排気管(45)経由で、適宜、排出される。
また、二重効用吸収冷凍機の夏期の定常運転においては
、吸収器(5)入口側の冷却水温度が32°C程度、凝
縮器(3)出口側のそれが36°C程度、冷房負荷側か
ら蒸発器側へ流れる冷水の温度が12°C程度、蒸発器
出口側の冷水温度が7°C程度で、通常、タンク(T)
内の飽和蒸気圧は約1411EHg程度であって凝縮器
(3)内の約601mHg程度のそれよりもはるかに低
く保たれる。しかし、吸収冷凍機の起動直後では、凝縮
器(3)出口側の冷却水温度が吸収器(5)入口側の約
20°Cのそれに近い一方、冷房負荷側から蒸発器(3
)に流入する冷水温度は25°C程度であるため、タン
ク(T)内の飽和蒸気圧は凝縮器(3)内のそれよりも
高い。そして、起動後、時間の経過と共に冷凍能力が徐
々に増大して蒸発器(4)入口側の冷水温度がある温度
〔例えば20°C程度〕まで降下すると共に凝縮器(3
)出口側の冷却水温度がある温度〔例えば24°C程度
〕まで上昇したとき、タンク(T)内の飽和蒸気圧と凝
縮器(3)内のそれとがほぼ等しくなる。したがって、
これらいずれかの温度を基準にして抽気管の弁(V)の
開閉制御を行うことにより、タンク(T)から凝縮器(
3)へのガスの逆流を防止することができる。
すなわち、センサー(S、)の信号をコントローラー(
C)に入力して弁(V)の開閉制御を行う場合、センサ
ー(S、)の感知温度が設定値〔例えば18°C〕以下
であるときには弁(V)を開く一方、設定値よりも高い
ときには閉じる。また、センサー(S、)の信号をコン
トローラー(C)に入力して弁(V)の開閉制御を行う
場合、センサー(S、)の感知温度が設定値〔例えば2
5℃〕以上であるときには弁(V)を開く一方、設定値
よりも低いときは閉じる。なお、検出する冷水温度はタ
ンク(T)の冷却器(38)出口側や蒸発器(4)の熱
交換器(30)出口側のそれであっても良く、また、冷
却水温度は凝縮器(3)の冷却器(29)入口側のそれ
であっても良い。
なおまた、検出する物理量は上記したものに限定されず
、タンク(T)と凝縮器(3)との圧力差に関連するも
のであれば良い。例えば、蒸発器(4)の未気化冷媒の
温度によって冷水温度が影響され、この温度でタンク(
T)内の飽和蒸気圧が影響を受けるので、未気化冷媒の
温度センサーの信号をコントローラー(C)に入力して
も良い。
(ト)発明の効果 本発明は、以上のとおり、不凝縮ガスのタンクと凝縮器
とを弁付きの抽気管で結んだ吸収冷凍機用抽気装置にお
いて、タンク内と凝縮器内との圧力差に関連する物理量
を検出しつつ、凝縮器内圧よりもタンク内圧の方が高い
ときに抽気管の弁を閉じるようにしたものであるから、
タンクから凝縮器側への不凝縮ガスの逆流の防止効果を
有し、実用的価値の高いものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例としての装置を二重効用吸収冷
凍機に適用した場合の概略構成説明図である。 (1)・・・高温再生器、 (2)・・・低温再生器、
 (3)・・・凝縮器、 (4)・・・蒸発器、 〈5
)・・・吸収器、 (29)・・・冷却器、 (30)
・・・熱交換器、 (31)・・・冷却器、 (32)
 、 (33)・・・冷水用管路、 (34) 、 (
35) 。 (36)・・・冷却水用管路、 (37)・・・抽気管
、 (38)・・・冷却器、 (39)・・・戻し管、
 (40) 、 (41)・・・管路、(44)・・・
管、 (T)・・・タンク、 (PC)・・・パラジウ
ム・セル、 (45)・・・排気管、 (46)・・・
弁、(C)・・・コントローラー、 (V)・・・電磁
弁 (St)、(St) 、 (ss) 、 (54)
・・・温度センサー、 (sa) 、 (sa>・・・
圧力センサー。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)冷水等の低温の流体を通す冷却器の内蔵されてい
    る不凝縮ガス分離用タンクと凝縮器の気相部とを抽気管
    で結び、この抽気管に弁を設けた吸収冷凍機用抽気装置
    において、その不凝縮ガス分離用タンクの内圧と凝縮器
    の内圧との差に関連する物理量を検出しつつ抽気管の弁
    の開閉を制御するコントローラが備えられていることを
    特徴とした吸収冷凍機用抽気装置。
  2. (2)前記物理量が不凝縮ガス分離用タンクの内圧と凝
    縮器の内圧との差である請求項1記載の吸収冷凍機用抽
    気装置。
  3. (3)前記物理量が凝縮器内の飽和温度と不凝縮ガス分
    離用タンク内のそれとの差である請求項1記載の吸収冷
    凍機用抽気装置。
  4. (4)前記物理量が凝縮器の冷却流体の温度と不凝縮ガ
    ス分離用タンクのそれとの差である請求項1記載の吸収
    冷凍機用抽気装置。
  5. (5)前記コントローラにより、不凝縮ガス分離用タン
    クの冷却器の流体温度が設定値以下であるときに抽気管
    の弁を開く一方で設定値を越えたときに弁を閉じるよう
    制御する請求項1記載の吸収冷凍機用抽気装置。
  6. (6)前記コントローラにより、凝縮器の冷却流体の温
    度が設定値以上であるときに抽気管の弁を開く一方で設
    定値未満であるときに弁を閉じるよう制御する請求項1
    記載の吸収冷凍機用抽気装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014500944A (ja) * 2010-11-23 2014-01-16 インベンソール ゲーエムベーハー 吸着式冷凍機から異物ガスを除去する真空容器
JP2021509464A (ja) * 2017-12-31 2021-03-25 テクニオン リサーチ アンド ディベロップメント ファンデーション リミテッド 閉サイクル吸収ヒートポンプのためのパージシステム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62201364U (ja) * 1986-06-12 1987-12-22

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