JPH01234375A - セラミックス多孔質体およびその製造方法 - Google Patents
セラミックス多孔質体およびその製造方法Info
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- JPH01234375A JPH01234375A JP5825588A JP5825588A JPH01234375A JP H01234375 A JPH01234375 A JP H01234375A JP 5825588 A JP5825588 A JP 5825588A JP 5825588 A JP5825588 A JP 5825588A JP H01234375 A JPH01234375 A JP H01234375A
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Landscapes
- Porous Artificial Stone Or Porous Ceramic Products (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は溶融金属用フィμター、吸音材、流体ミキサー
、伝熱変換素子等に用いられるセラミックス多孔質体及
びその製造方法に関するものである。
、伝熱変換素子等に用いられるセラミックス多孔質体及
びその製造方法に関するものである。
セラミックスは一般に耐ｐＰ：性、耐食性、耐薬品性、
あるいは附候性を有することから、その多孔質体が上記
の各分野において利用されているものの、大部分の利用
目的において軽量であることが望まれている。
あるいは附候性を有することから、その多孔質体が上記
の各分野において利用されているものの、大部分の利用
目的において軽量であることが望まれている。
従来、軽量なセラミックス多孔質体としては有機質の三
次元網目構造体の表面にセラミックスのスラリーを付着
させ、これを乾燥して焼成したものがあった。
次元網目構造体の表面にセラミックスのスラリーを付着
させ、これを乾燥して焼成したものがあった。
しかし、このようにスラリー付着後、もとの有機質骨格
を焼失させる方法では（１）焼成時にセラミックス自身
が収縮するため、製品寸法に対して収縮量を見込む必要
がある、（２）複雑な形状の多孔質体を作るためには予
め目的の形状をもつ有機質骨格を準備する必要がある、
（３）通気孔が小さくなるほど製造時における余剰スラ
リーの除去が困難である、（４）通気孔が小さいもので
は軽量法を維持するために紘骨格の肉厚を薄くする必要
があり、このため機械的強度が不十分となる等の問題点
があった。
を焼失させる方法では（１）焼成時にセラミックス自身
が収縮するため、製品寸法に対して収縮量を見込む必要
がある、（２）複雑な形状の多孔質体を作るためには予
め目的の形状をもつ有機質骨格を準備する必要がある、
（３）通気孔が小さくなるほど製造時における余剰スラ
リーの除去が困難である、（４）通気孔が小さいもので
は軽量法を維持するために紘骨格の肉厚を薄くする必要
があり、このため機械的強度が不十分となる等の問題点
があった。
本発明者らは通気性と軽量性を維持したまま、構造強度
が強く、しかも取扱いが容易なセラミックス多孔質体を
創るべく試行錯誤を繰返した結果、軽量のセラミックス
粒体を用い、これを焼結させるにあたって互いに連鎖架
橋させてセラミックス粒体の間に空間をもつような構造
とすることによって、上記目的物が得られることの知見
を得た。本発明はこの知見に基すいて完成されたもので
ある。
が強く、しかも取扱いが容易なセラミックス多孔質体を
創るべく試行錯誤を繰返した結果、軽量のセラミックス
粒体を用い、これを焼結させるにあたって互いに連鎖架
橋させてセラミックス粒体の間に空間をもつような構造
とすることによって、上記目的物が得られることの知見
を得た。本発明はこの知見に基すいて完成されたもので
ある。
すなわち本発明は
（１） 中空状あるいは多孔質状のセラミックス粒体
を三次元網目状に連鎖架橋させてなる構造を有すること
を特徴とするセラミックス多孔質体及び ］２） 中空状あるいは多孔質状のセラミックス粒体
および可燃性の夾雑物を混合あるいは配列させた状■で
焼結することを特徴とするセラミックス多孔質体の製造
方法 である。
を三次元網目状に連鎖架橋させてなる構造を有すること
を特徴とするセラミックス多孔質体及び ］２） 中空状あるいは多孔質状のセラミックス粒体
および可燃性の夾雑物を混合あるいは配列させた状■で
焼結することを特徴とするセラミックス多孔質体の製造
方法 である。
本発明で用いられるセラミックスは、例えばアルミナ、
ムライｔのような酸化物系セラミックスのほか、全ての
セラミックスが使用でき、要は中空状あるいは多孔質状
のもの−ように軽量な形状のものならば何んでも用いら
れる。
ムライｔのような酸化物系セラミックスのほか、全ての
セラミックスが使用でき、要は中空状あるいは多孔質状
のもの−ように軽量な形状のものならば何んでも用いら
れる。
可燃性夾雑物としては、ポリマー系としてはプクリｙ１
ボリスチＶン、ポリカーボネート、ポリアセターμ、ア
セテ−）、Ａｓ樹脂、塩化ビニリデンなどが使用される
が、燃焼時の排ガスの種類に対する配慮が必要である。
ボリスチＶン、ポリカーボネート、ポリアセターμ、ア
セテ−）、Ａｓ樹脂、塩化ビニリデンなどが使用される
が、燃焼時の排ガスの種類に対する配慮が必要である。
このほか炭素、木屑なども使用される。
なお、セラミックス粒子同志の連結は、本来焼結助剤な
しでも可能であるが、空隙率によっては多孔質体の構造
強度が不足することもある丸め、製造時、バインダーを
併用することが好ましい。
しでも可能であるが、空隙率によっては多孔質体の構造
強度が不足することもある丸め、製造時、バインダーを
併用することが好ましい。
使用するセラミックスの粒径は、殆んど全てのサイズの
ものが使用できるが、１０１〜１〇−φの範囲が一般的
であると考えられる。また可燃性夾雑物の粒径も任意の
ものが使用できるが、セラミックスの粒径を基準にして
好ましくは１／１０〜１０倍、更に好ましくは１／２〜
２倍が適当である。
ものが使用できるが、１０１〜１〇−φの範囲が一般的
であると考えられる。また可燃性夾雑物の粒径も任意の
ものが使用できるが、セラミックスの粒径を基準にして
好ましくは１／１０〜１０倍、更に好ましくは１／２〜
２倍が適当である。
通常、球状あるいはそれに近い形状の物を最密充填させ
るとその空隙率は２６％であシ、またランダム充填では
４０％程度であることが知られている。本発明手段では
可燃性の夾雑物を配合、混入しているため、夾雑物の焼
失によって新たに空隙が生ずるために全体として空隙が
多くなシ軽量化が達成される。しかも本発明手段によれ
ば粒体内部に空孔をもつものであればそれを骨材として
使用しうるためによシ軽量化が可能となっている。従っ
て、本発明ではぷ料とするセラミックス粒体は多孔質体
のみならず中空体であっても使用できる。
るとその空隙率は２６％であシ、またランダム充填では
４０％程度であることが知られている。本発明手段では
可燃性の夾雑物を配合、混入しているため、夾雑物の焼
失によって新たに空隙が生ずるために全体として空隙が
多くなシ軽量化が達成される。しかも本発明手段によれ
ば粒体内部に空孔をもつものであればそれを骨材として
使用しうるためによシ軽量化が可能となっている。従っ
て、本発明ではぷ料とするセラミックス粒体は多孔質体
のみならず中空体であっても使用できる。
本発明の一実施態様を第１図によって説明する。第１固
気）は中空状セラミックス粒子と可燃性の夾雑物とバイ
ンダーを混合させた場合の模式図、第１図Ｃｂ）は第１
固気）のものを焼結した状態の模式図である。第１図に
おいて、１は可燃性の夾雑物、２は中空状のセラミック
ス粒子、３は中空状セラミックス粒子間の空隙、４はバ
インダー、５は夾雑物の焼失によって生ずる空隙を夫々
示す。
気）は中空状セラミックス粒子と可燃性の夾雑物とバイ
ンダーを混合させた場合の模式図、第１図Ｃｂ）は第１
固気）のものを焼結した状態の模式図である。第１図に
おいて、１は可燃性の夾雑物、２は中空状のセラミック
ス粒子、３は中空状セラミックス粒子間の空隙、４はバ
インダー、５は夾雑物の焼失によって生ずる空隙を夫々
示す。
〔冥施例１〕
直径１１ＩＩ＋の中空球電融アルミナ（太平洋ランダム
株式会社製）を嵩体積で５ｏｏｃｃ、直径１−の球状発
泡スチロールを嵩体積で４００ＣＣ計量し、これにバイ
ンダーとして釉薬（＠点１３００℃）１２０Ｆ珪酸ソー
ダ１８０ｆの混合体を加えて混合した。この混合体を所
定の器に充填後に炭酸ガスにて固化し、１３００°Ｃで
焼成した。
株式会社製）を嵩体積で５ｏｏｃｃ、直径１−の球状発
泡スチロールを嵩体積で４００ＣＣ計量し、これにバイ
ンダーとして釉薬（＠点１３００℃）１２０Ｆ珪酸ソー
ダ１８０ｆの混合体を加えて混合した。この混合体を所
定の器に充填後に炭酸ガスにて固化し、１３００°Ｃで
焼成した。
得られたセラミックス多孔質体の特性を従来材と比較し
第１表に示した。従来材は可燃性有機体の三次元ネット
の表面に、セラミックススフリーを付着後、乾燥、焼成
して製造されたものである。
第１表に示した。従来材は可燃性有機体の三次元ネット
の表面に、セラミックススフリーを付着後、乾燥、焼成
して製造されたものである。
本発明の効果は次の通シである。
（１）軽量の通気性多孔質体が得られる（比重α４〜０
．７） （２）成形体の焼成時の収縮量が小さいために製品寸法
の設定が容易である。
．７） （２）成形体の焼成時の収縮量が小さいために製品寸法
の設定が容易である。
（３）アらゆる容器に充填成形できるため製品形状に制
約がない （４）ａ気孔の小さいものでも製作が容易であシ、強度
も十分である
約がない （４）ａ気孔の小さいものでも製作が容易であシ、強度
も十分である
第１（ａ）図は本発明における中空状あるいは多孔質状
のセブミックス粒体と可燃性の夾雑物およびバインダー
の混合成形体の模式図を示す。 また第１６）図は第１（ａ）図で示す混合成形体を焼結
することによって得られる多孔質体の模式図を示す。
のセブミックス粒体と可燃性の夾雑物およびバインダー
の混合成形体の模式図を示す。 また第１６）図は第１（ａ）図で示す混合成形体を焼結
することによって得られる多孔質体の模式図を示す。
Claims (2)
- （１）中空状あるいは多孔質状のセラミックス粒体を三
次元網目状に連鎖架橋させてなる構造を有することを特
徴とするセラミックス多孔質体。 - （２）中空状あるいは多孔質状のセラミックス粒体およ
び可燃性の夾雑物を混合あるいは配列させた状態で焼結
することを特徴とするセラミックス多孔質体の製造方法
。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5825588A JPH01234375A (ja) | 1988-03-14 | 1988-03-14 | セラミックス多孔質体およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5825588A JPH01234375A (ja) | 1988-03-14 | 1988-03-14 | セラミックス多孔質体およびその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01234375A true JPH01234375A (ja) | 1989-09-19 |
Family
ID=13079039
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5825588A Pending JPH01234375A (ja) | 1988-03-14 | 1988-03-14 | セラミックス多孔質体およびその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH01234375A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0586815A1 (de) * | 1992-07-22 | 1994-03-16 | Hoechst CeramTec Aktiengesellschaft | Poröse Keramik |
| AU681550B2 (en) * | 1995-03-15 | 1997-08-28 | Revall Co., Ltd. | Expanded ceramic molded plate |
| WO2010087344A1 (ja) | 2009-01-27 | 2010-08-05 | 旭硝子株式会社 | シゾサッカロミセス・ポンベの形質転換方法および形質転換体、ならびに異種蛋白質の製造方法 |
| JP2020115080A (ja) * | 2020-04-24 | 2020-07-30 | 丸越工業株式会社 | 伝熱促進体、伝熱促進体の配設方法、伝熱促進体の製造方法 |
-
1988
- 1988-03-14 JP JP5825588A patent/JPH01234375A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0586815A1 (de) * | 1992-07-22 | 1994-03-16 | Hoechst CeramTec Aktiengesellschaft | Poröse Keramik |
| AU681550B2 (en) * | 1995-03-15 | 1997-08-28 | Revall Co., Ltd. | Expanded ceramic molded plate |
| WO2010087344A1 (ja) | 2009-01-27 | 2010-08-05 | 旭硝子株式会社 | シゾサッカロミセス・ポンベの形質転換方法および形質転換体、ならびに異種蛋白質の製造方法 |
| JP2020115080A (ja) * | 2020-04-24 | 2020-07-30 | 丸越工業株式会社 | 伝熱促進体、伝熱促進体の配設方法、伝熱促進体の製造方法 |
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