JPH01234313A - 高純度二酸化炭素の製造方法 - Google Patents
高純度二酸化炭素の製造方法Info
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- JPH01234313A JPH01234313A JP63062152A JP6215288A JPH01234313A JP H01234313 A JPH01234313 A JP H01234313A JP 63062152 A JP63062152 A JP 63062152A JP 6215288 A JP6215288 A JP 6215288A JP H01234313 A JPH01234313 A JP H01234313A
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C01—INORGANIC CHEMISTRY
- C01B—NON-METALLIC ELEMENTS; COMPOUNDS THEREOF; METALLOIDS OR COMPOUNDS THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASS C01C
- C01B32/00—Carbon; Compounds thereof
- C01B32/50—Carbon dioxide
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02C—CAPTURE, STORAGE, SEQUESTRATION OR DISPOSAL OF GREENHOUSE GASES [GHG]
- Y02C20/00—Capture or disposal of greenhouse gases
- Y02C20/40—Capture or disposal of greenhouse gases of CO2
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Inorganic Chemistry (AREA)
- Separation Of Gases By Adsorption (AREA)
- Carbon And Carbon Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、二酸化炭素(CO2)と窒素(N2)とを
含む混合ガスから圧力スイング吸着(以下単にPSAと
いう。)法を用いて高純度のCO2を製造する方法に関
するものである。
含む混合ガスから圧力スイング吸着(以下単にPSAと
いう。)法を用いて高純度のCO2を製造する方法に関
するものである。
従来、PSA法により高純度のCO2を製造する方法と
しては、一般にゼオライh、活性炭もしくは活性アルミ
ナなどの吸着剤が充填された2へ・4つの吸着塔を用い
て吸着工程と脱着工程との間に製品ガスの一部によって
吸着塔内のCO2以外の成分をパージする洗浄工程を有
するものが知られている(例えばセミナー「分離技術に
おける橢能性材料の開発と応用」テキスト第35頁参照
、1987年9月18日開催、化学工学協会関西支部主
催)。
しては、一般にゼオライh、活性炭もしくは活性アルミ
ナなどの吸着剤が充填された2へ・4つの吸着塔を用い
て吸着工程と脱着工程との間に製品ガスの一部によって
吸着塔内のCO2以外の成分をパージする洗浄工程を有
するものが知られている(例えばセミナー「分離技術に
おける橢能性材料の開発と応用」テキスト第35頁参照
、1987年9月18日開催、化学工学協会関西支部主
催)。
上記従来の方法を第9図および第10図に基いて3つの
吸着塔11.12.13を用いた3塔弐PSA装置によ
る場合について説明する。例えば熱風炉ガスなどの製鉄
所謂生ガスを原料ガスとして原料ガス供給管路2および
バルブ21を通して前工程の脱着工程が終って減圧状態
どなった第1吸着塔11に原料がスブロワ20によって
供給し、この原料ガスによって第1吸着J511内が大
気圧もしくは大気圧よりやや高い圧力となるまで昇圧す
るとともに原料ガス中のCO2成分を吸着剤に選択的に
吸着させ、残りのガスをバルブ31を介して排ガス排出
管路3によって排出する(昇圧、吸着工程)。
吸着塔11.12.13を用いた3塔弐PSA装置によ
る場合について説明する。例えば熱風炉ガスなどの製鉄
所謂生ガスを原料ガスとして原料ガス供給管路2および
バルブ21を通して前工程の脱着工程が終って減圧状態
どなった第1吸着塔11に原料がスブロワ20によって
供給し、この原料ガスによって第1吸着J511内が大
気圧もしくは大気圧よりやや高い圧力となるまで昇圧す
るとともに原料ガス中のCO2成分を吸着剤に選択的に
吸着させ、残りのガスをバルブ31を介して排ガス排出
管路3によって排出する(昇圧、吸着工程)。
上記バルブ21を閉じることにより昇任、吸着工程が終
了し、つぎにバルブ51を開は洗浄用ガスブロワ50を
作動することにより製品ガスタンク4内の製品ガスの一
部が洗浄用ガスとして洗浄用ガス供給管路5を通して吸
着塔11に供給される。この洗浄用ガスのCO2成分に
よって吸着剤に吸着されているCO2以外の成分が大気
圧下もしくは大気圧よりやや高い圧力下で置換脱着され
るとともに、吸着塔11の空隙内のCO2以外の成分が
パージされ、これらの洗浄排ガスが排ガス排出管路3に
よってバルブ31を通して排出される(洗浄工程)。
了し、つぎにバルブ51を開は洗浄用ガスブロワ50を
作動することにより製品ガスタンク4内の製品ガスの一
部が洗浄用ガスとして洗浄用ガス供給管路5を通して吸
着塔11に供給される。この洗浄用ガスのCO2成分に
よって吸着剤に吸着されているCO2以外の成分が大気
圧下もしくは大気圧よりやや高い圧力下で置換脱着され
るとともに、吸着塔11の空隙内のCO2以外の成分が
パージされ、これらの洗浄排ガスが排ガス排出管路3に
よってバルブ31を通して排出される(洗浄工程)。
洗浄用ガス供給管路5のバルブ51と、排ガスIJ1出
管路3のバルブ31とを閉じ、plA着ガス回収管路6
のバルブ61を聞けることにより、吸着塔11内は真空
ポンプ60によって減圧(例えば50 TorrPi!
Iff )され、吸着剤から減圧脱着されたCO2を
含む脱着ガスが製品ガスタンクに蓄えられる(脱着工程
)。
管路3のバルブ31とを閉じ、plA着ガス回収管路6
のバルブ61を聞けることにより、吸着塔11内は真空
ポンプ60によって減圧(例えば50 TorrPi!
Iff )され、吸着剤から減圧脱着されたCO2を
含む脱着ガスが製品ガスタンクに蓄えられる(脱着工程
)。
上記昇圧、吸着、洗浄および脱着の各工程が3つの吸着
塔11.12.13で互いにずらせて運転され、製品ガ
スタンク4に脱着ガスが連続して回収されるようにして
いる。
塔11.12.13で互いにずらせて運転され、製品ガ
スタンク4に脱着ガスが連続して回収されるようにして
いる。
また上記従来の製造方法における吸着剤として活性炭を
使用したものも知られている(特開昭61−15732
2号公報審照)。
使用したものも知られている(特開昭61−15732
2号公報審照)。
上記従来のCO2の製造方法においては、吸着工程終了
時に吸着塔内の空隙部に残留したり、吸着剤に共吸着し
たりしているCO2以外の不要成分(例えばN2など)
を除くために、洗浄工程において比較的多量(例えば脱
着ガスの80%程度)の洗浄用ガスを必要どしている。
時に吸着塔内の空隙部に残留したり、吸着剤に共吸着し
たりしているCO2以外の不要成分(例えばN2など)
を除くために、洗浄工程において比較的多量(例えば脱
着ガスの80%程度)の洗浄用ガスを必要どしている。
特に高純度CO2(例えば純II[98%以上のC02
)を得るには上記洗浄工程を十分に行う必要がある。こ
のため洗浄工程における動力費が比較的大きいしのとな
り、コスト増の要因ともなっている。
)を得るには上記洗浄工程を十分に行う必要がある。こ
のため洗浄工程における動力費が比較的大きいしのとな
り、コスト増の要因ともなっている。
また上記洗浄用ガスが製品ガスタンクから洗浄用がスブ
ロア−を介して吸着塔に送給される際に、ブロアのシー
ル機構が十分でないと1記洗浄用ガスに外気が侵入し、
CO2純度が低下することになる。
ロア−を介して吸着塔に送給される際に、ブロアのシー
ル機構が十分でないと1記洗浄用ガスに外気が侵入し、
CO2純度が低下することになる。
この発明は、このような従来の問題を解決するためにな
されたものであり、洗浄用ガスの使用量を極力低減させ
てCO2製造に伴う動力費の低減化を図ることができ、
しかも回収されるCO2の純度や回収率を従来方法と同
程瞭の水準に維持することができる高純度CO2の製造
方法を提供することを目的としている。
されたものであり、洗浄用ガスの使用量を極力低減させ
てCO2製造に伴う動力費の低減化を図ることができ、
しかも回収されるCO2の純度や回収率を従来方法と同
程瞭の水準に維持することができる高純度CO2の製造
方法を提供することを目的としている。
(課題を解決するだめの手段)
上記目的を達成するために、この発明の高純度CO2の
製造方法では昇圧、吸着工程と、洗浄工程と、脱着工程
とを有し、二酸化#:A索を選択的に吸着する吸着剤が
充填された圧力スイング吸着塔を用いて、上記工程を繰
返すことにより二酸化炭素と窒素とを含む原料ガスから
高純度二酸化炭素を分離回収する高純度二酸化炭素の製
造方法において、上記吸着剤として活性炭からなるもの
を用い、上記吸着工程を大気圧もしくは大気圧より高い
圧力の下で行なった後、洗浄工程を大気圧より低い圧力
の下で行い、脱着工程を洗浄工程よりも低い圧力の下で
行うように構成した。
製造方法では昇圧、吸着工程と、洗浄工程と、脱着工程
とを有し、二酸化#:A索を選択的に吸着する吸着剤が
充填された圧力スイング吸着塔を用いて、上記工程を繰
返すことにより二酸化炭素と窒素とを含む原料ガスから
高純度二酸化炭素を分離回収する高純度二酸化炭素の製
造方法において、上記吸着剤として活性炭からなるもの
を用い、上記吸着工程を大気圧もしくは大気圧より高い
圧力の下で行なった後、洗浄工程を大気圧より低い圧力
の下で行い、脱着工程を洗浄工程よりも低い圧力の下で
行うように構成した。
上記構成によれば、吸着剤の活性炭は、吸着塔内の圧力
が大気圧(760Torr)より低い方が大気圧以上よ
りもN2の吸着量に対するCo2の吸着量の比(吸着量
比:CO2吸着量/N2吸着陽)が高いという吸着特性
を有することから、洗浄工程を大気圧より低い圧力下で
行うことにより共吸着したN2のCO2による置換が従
来方法における大気圧下もしくは大気圧より高い圧力下
で行う場合よりも容易に行われ、またCO2の吸着量自
体も少なくなるので、従来方法と同程度の製品ガス純度
および回収率を維持するために必要な洗浄用ガスMを低
減することができる。
が大気圧(760Torr)より低い方が大気圧以上よ
りもN2の吸着量に対するCo2の吸着量の比(吸着量
比:CO2吸着量/N2吸着陽)が高いという吸着特性
を有することから、洗浄工程を大気圧より低い圧力下で
行うことにより共吸着したN2のCO2による置換が従
来方法における大気圧下もしくは大気圧より高い圧力下
で行う場合よりも容易に行われ、またCO2の吸着量自
体も少なくなるので、従来方法と同程度の製品ガス純度
および回収率を維持するために必要な洗浄用ガスMを低
減することができる。
第1図にはこの発明の高純度CO2の製造方法を3つの
°吸着塔11,12.13によって実施するだめの3塔
式のPSA装置が示されている。
°吸着塔11,12.13によって実施するだめの3塔
式のPSA装置が示されている。
第1図において、吸着剤として活性炭が充填された3つ
の吸17511.12.13の入口には、バルブ21.
22.23を介して原料ガス供給管路2の下流端、バル
ブ51.52.53を介して洗浄用ガスブロア50が介
装された洗浄l用ガス排出管路5bの上流端、またバル
ブ61.62.63を介して脱着ガス回収管路6の上流
端がそれぞれ接続されている。上記原料ガス供給管路2
の上流側には原料ガスブロア20が設けられ、脱着ガス
回収管路6は真空ポンプ60を介して製品ガスタンク4
と接続されている。
の吸17511.12.13の入口には、バルブ21.
22.23を介して原料ガス供給管路2の下流端、バル
ブ51.52.53を介して洗浄用ガスブロア50が介
装された洗浄l用ガス排出管路5bの上流端、またバル
ブ61.62.63を介して脱着ガス回収管路6の上流
端がそれぞれ接続されている。上記原料ガス供給管路2
の上流側には原料ガスブロア20が設けられ、脱着ガス
回収管路6は真空ポンプ60を介して製品ガスタンク4
と接続されている。
一ト記吸看1?1i11.12.13の出口には、バル
ブ31.32.33を介して排ガス排出管路3の上流端
、またバルブ54.55.56を介して洗浄用ガス供給
管路5aの下流端がそれぞれ接続され、この洗浄用ガス
供給管路5aの上流端は製品ガスタンク4と接続されて
いる。
ブ31.32.33を介して排ガス排出管路3の上流端
、またバルブ54.55.56を介して洗浄用ガス供給
管路5aの下流端がそれぞれ接続され、この洗浄用ガス
供給管路5aの上流端は製品ガスタンク4と接続されて
いる。
上記PSA装置を用いた高純度CO2の製造方法につい
て、第1図および第2図に基いて第1吸着塔11を中心
にIA着工程が終了して吸着塔11内が減圧状態になっ
ている段階から説明する。
て、第1図および第2図に基いて第1吸着塔11を中心
にIA着工程が終了して吸着塔11内が減圧状態になっ
ている段階から説明する。
まず、熱風炉ガスなどのCO2とN2とから主要構成さ
れる混合ガス(例えばCO2が18%、N2が81%、
02が1%の混合ガス)を原料ガスとして原料ガスブロ
ア20によって原料ガス供給管路2のパル121を通し
て第1吸@塔11に供給する。この原料ガスによって第
1吸着塔11内を大気圧よりやや高い圧力(例えば大気
圧より^<0.28g/ciG以下の圧力)に昇圧した
後、1j1ガス排出管路3のバルブ31を開くとともに
原料ガスを引続いて供給する(昇任、吸着工程)。
れる混合ガス(例えばCO2が18%、N2が81%、
02が1%の混合ガス)を原料ガスとして原料ガスブロ
ア20によって原料ガス供給管路2のパル121を通し
て第1吸@塔11に供給する。この原料ガスによって第
1吸着塔11内を大気圧よりやや高い圧力(例えば大気
圧より^<0.28g/ciG以下の圧力)に昇圧した
後、1j1ガス排出管路3のバルブ31を開くとともに
原料ガスを引続いて供給する(昇任、吸着工程)。
これによって原料ガス中の易吸着成分であるC02が活
性炭に吸着され、難吸着成分であるN2などが排ガス排
出管路3を通して排出される。なお第1吸着塔11で冒
圧、吸着工程が行なわれている閂、第2吸着塔12では
脱着工程、第3吸着1?513では洗浄工程がそれぞれ
行なわれている。
性炭に吸着され、難吸着成分であるN2などが排ガス排
出管路3を通して排出される。なお第1吸着塔11で冒
圧、吸着工程が行なわれている閂、第2吸着塔12では
脱着工程、第3吸着1?513では洗浄工程がそれぞれ
行なわれている。
原料ガス供給管路2のバルブ21と、撲ガス排出管路3
のバルブ31とを閉じることにより昇圧、吸着工程が終
了し、洗浄用ガス供給管路5aのバルブ54と、洗浄排
ガス排出管路5bのバルブ51とを開くことにより、第
1吸着塔11は洗浄工程に入る。この洗浄工程では、洗
浄排ガス排出管路5bの洗浄用ガスブロワ50によって
吸着塔11内が大気圧より低い圧力(例えば−0,1K
g/cIIG)に減圧されるとともに、その圧力下で洗
浄用ガスとして製品ガスタンク4の製品ガスが洗浄用ガ
ス供給管路5aを通して吸着塔11に導入される。
のバルブ31とを閉じることにより昇圧、吸着工程が終
了し、洗浄用ガス供給管路5aのバルブ54と、洗浄排
ガス排出管路5bのバルブ51とを開くことにより、第
1吸着塔11は洗浄工程に入る。この洗浄工程では、洗
浄排ガス排出管路5bの洗浄用ガスブロワ50によって
吸着塔11内が大気圧より低い圧力(例えば−0,1K
g/cIIG)に減圧されるとともに、その圧力下で洗
浄用ガスとして製品ガスタンク4の製品ガスが洗浄用ガ
ス供給管路5aを通して吸着塔11に導入される。
この洗浄工程において、吸着塔11では上記洗浄用ガス
のCO2によって活性炭に共吸着されているN2などの
不要成分が置換脱着されるとともに、吸着塔11内の空
隙に残留している不要成分が洗浄排ガス排出管路5bを
通してパージされて上記空隙は上記洗浄用ガスによって
満たされる。
のCO2によって活性炭に共吸着されているN2などの
不要成分が置換脱着されるとともに、吸着塔11内の空
隙に残留している不要成分が洗浄排ガス排出管路5bを
通してパージされて上記空隙は上記洗浄用ガスによって
満たされる。
上記活性炭は、第3図に示すように大気圧(75Q T
orr)より低い範囲では大気圧以上の範囲よりN2吸
肴猷に対するCO2の吸II比(CO2吸着m/N2吸
着小)が高いという吸着特性を有する。このため上記洗
浄工程を大気圧(760T。
orr)より低い範囲では大気圧以上の範囲よりN2吸
肴猷に対するCO2の吸II比(CO2吸着m/N2吸
着小)が高いという吸着特性を有する。このため上記洗
浄工程を大気圧(760T。
rr)より低い圧力で行うことにより、活性炭に共吸着
したN2のCO2による置換脱着を大気圧以上で行う場
合よりも容易に行うことができ、しかもCO2O2吸着
体自体力が大気圧以上である場合よりも少なくなるため
に、従来のI過方法と同程度のCO2tKA度の製品ガ
スを同程度の回収率で回収するのに必要な洗浄用ガス量
を低減することができる。
したN2のCO2による置換脱着を大気圧以上で行う場
合よりも容易に行うことができ、しかもCO2O2吸着
体自体力が大気圧以上である場合よりも少なくなるため
に、従来のI過方法と同程度のCO2tKA度の製品ガ
スを同程度の回収率で回収するのに必要な洗浄用ガス量
を低減することができる。
さらに上記洗浄工程における@着塔11の下流側である
洗浄排ガス排出管路5bに洗浄用ガスブロワ50を配置
し、この洗浄用ガスブロワ50によって洗)p用ガスを
大気圧よりも低い圧力下で吸着塔11に導入するように
しているために、上記ブロワ50において多少の外気の
漏洩が発生しても吸着塔11内の洗浄用ガスのCO2純
度を下げることはない。したがって上記洗浄用ガスブロ
ワ50としてシール灘横が比較的簡易なブロワを採用す
ることができ、これによりPS△装置の動力設怖の簡易
化やコストの低減化を図ることができる。
洗浄排ガス排出管路5bに洗浄用ガスブロワ50を配置
し、この洗浄用ガスブロワ50によって洗)p用ガスを
大気圧よりも低い圧力下で吸着塔11に導入するように
しているために、上記ブロワ50において多少の外気の
漏洩が発生しても吸着塔11内の洗浄用ガスのCO2純
度を下げることはない。したがって上記洗浄用ガスブロ
ワ50としてシール灘横が比較的簡易なブロワを採用す
ることができ、これによりPS△装置の動力設怖の簡易
化やコストの低減化を図ることができる。
なお上記吸着量比は、第3図に示すように洗浄圧力を低
くすればする程大きくなり、これに対応して洗浄用ガス
量を減らすことができるが、その一方で上記洗浄圧力を
あまり低くすると、これに対応して高い能力の洗浄用ガ
スブロワが必要となる。このため上記洗浄圧力値は大気
圧より低い範囲であって、PSA装置に設けられている
洗浄用ガスブロワの性能に応じてその動力経済性を考慮
して決定すればよい。
くすればする程大きくなり、これに対応して洗浄用ガス
量を減らすことができるが、その一方で上記洗浄圧力を
あまり低くすると、これに対応して高い能力の洗浄用ガ
スブロワが必要となる。このため上記洗浄圧力値は大気
圧より低い範囲であって、PSA装置に設けられている
洗浄用ガスブロワの性能に応じてその動力経済性を考慮
して決定すればよい。
また第1吸着塔11が洗浄工程にある時、第2吸着塔1
2は昇圧、吸着工程、第3吸着塔13は脱着工程がそれ
ぞれ行なわれている。
2は昇圧、吸着工程、第3吸着塔13は脱着工程がそれ
ぞれ行なわれている。
洗浄用ガス供給管路5aおよび洗浄排ガス排出管路5b
のバルブ51.54を閉じることにより第1吸着塔11
は洗浄工程が終了し、脱着ガス回収管路6のバルブ61
を聞くことにより第1吸着塔11は脱着工程に入る。こ
の脱着工程では、真空ポンプ60によって第1吸着塔1
1内が洗浄工程に、15ける圧力よりも減圧(例えば8
0 T orr程度)され、これにより活性炭に吸着さ
れたCO2が脱着し、脱着したCO2を含む脱着ガスが
脱着ガス回収管路6を通して製品ガスタンク4に回収さ
れる。第1吸着塔11が脱着工程にある時、第2吸着塔
12は洗浄工程、第3吸谷塔13は昇圧、吸着工程が行
なわれている。
のバルブ51.54を閉じることにより第1吸着塔11
は洗浄工程が終了し、脱着ガス回収管路6のバルブ61
を聞くことにより第1吸着塔11は脱着工程に入る。こ
の脱着工程では、真空ポンプ60によって第1吸着塔1
1内が洗浄工程に、15ける圧力よりも減圧(例えば8
0 T orr程度)され、これにより活性炭に吸着さ
れたCO2が脱着し、脱着したCO2を含む脱着ガスが
脱着ガス回収管路6を通して製品ガスタンク4に回収さ
れる。第1吸着塔11が脱着工程にある時、第2吸着塔
12は洗浄工程、第3吸谷塔13は昇圧、吸着工程が行
なわれている。
なお上記脱着圧力は、洗浄圧力より低い範囲で、供給す
る原料ガスのCO2m疫が高い程、高くしてもよく、こ
れによって真空ポンプ60の動力費の低減化を図ること
ができる。
る原料ガスのCO2m疫が高い程、高くしてもよく、こ
れによって真空ポンプ60の動力費の低減化を図ること
ができる。
上記昇圧、吸着工程、洗浄工程および脱着工程によって
第1吸着塔11は1サイクルが終了し、再び昇圧、吸着
工程に戻り順次繰返される。なお、上記各工程は3つの
吸着塔で互いにずらせて設定され、これら3つの吸着塔
によって製品ガスタンク4にはIB2着ガスが連続して
回収されるようにしている。製品ガスタンク4に蓄えら
れたCO2の製品ガスは、例えばアーク溶接用のシール
ガスとして、また製鉄所内の雰囲気ガスとして取出され
て使用される。
第1吸着塔11は1サイクルが終了し、再び昇圧、吸着
工程に戻り順次繰返される。なお、上記各工程は3つの
吸着塔で互いにずらせて設定され、これら3つの吸着塔
によって製品ガスタンク4にはIB2着ガスが連続して
回収されるようにしている。製品ガスタンク4に蓄えら
れたCO2の製品ガスは、例えばアーク溶接用のシール
ガスとして、また製鉄所内の雰囲気ガスとして取出され
て使用される。
第4図には2塔式の場合のPSA5Ailの構成例、第
5図には上記2塔式のPSA装置を用いた場合の運転方
法が示されている。この2塔式のPSA装置では、第1
図に示す3塔式のPSA装置における洗浄用ガスブロワ
50を省略して、この洗浄用ガスブロワの役割を原料ガ
スブロワ20が兼用するように構成している。
5図には上記2塔式のPSA装置を用いた場合の運転方
法が示されている。この2塔式のPSA装置では、第1
図に示す3塔式のPSA装置における洗浄用ガスブロワ
50を省略して、この洗浄用ガスブロワの役割を原料ガ
スブロワ20が兼用するように構成している。
すなわち吸着塔11.12の入口と原料ガスブロワ20
の上流側とを洗浄排ガス排出管路5cによって接続し、
上記原料がスブロワ20の下流側の原料ガス供給管路2
から洗浄排ガス排出管路5dを分岐させ、吸着塔11.
12からの洗浄溝ガスが洗浄排ガス排出管路5c、原料
ガスブロワ20、原料ガス供給管路2および洗浄排ガス
排出管路5dを通って排出されるように構成している。
の上流側とを洗浄排ガス排出管路5cによって接続し、
上記原料がスブロワ20の下流側の原料ガス供給管路2
から洗浄排ガス排出管路5dを分岐させ、吸着塔11.
12からの洗浄溝ガスが洗浄排ガス排出管路5c、原料
ガスブロワ20、原料ガス供給管路2および洗浄排ガス
排出管路5dを通って排出されるように構成している。
そして原料ガス供給管路2の洗浄排ガス排出管路5Cと
の接続箇所より上流側に設けたバルブ18と、原料ガス
供給管路5dに設けたバルブ19とのIFilrll操
作によって、洗浄工程と昇圧、吸容工程との切換えが行
われるようにしている。
の接続箇所より上流側に設けたバルブ18と、原料ガス
供給管路5dに設けたバルブ19とのIFilrll操
作によって、洗浄工程と昇圧、吸容工程との切換えが行
われるようにしている。
上記2塔式のPSA装置による製造方法では、昇圧、吸
着工程と、洗浄工程と、脱着工程とから1サイクルが構
成され、基本的には第1図に示り。
着工程と、洗浄工程と、脱着工程とから1サイクルが構
成され、基本的には第1図に示り。
3塔式の場合と同じであるが、第5図に示すように第1
吸着塔11で昇圧、吸着工程と洗浄工程とを行なってい
る間に、第2吸着塔12では脱着工程が連続して行われ
、第1吸着塔11で脱着工程を行っている間に、第2吸
着塔では昇圧、吸着工程と洗浄工程とが行われるように
構成している。
吸着塔11で昇圧、吸着工程と洗浄工程とを行なってい
る間に、第2吸着塔12では脱着工程が連続して行われ
、第1吸着塔11で脱着工程を行っている間に、第2吸
着塔では昇圧、吸着工程と洗浄工程とが行われるように
構成している。
したがって原料ガスブロワ20および真空ポンプ60の
作動に伴い、製品ガスタンク4への脱着ガスの回収は連
続して行なわれるが、原料ガスの供給はバルブ1Bによ
って間欠的に行われるように運転される。
作動に伴い、製品ガスタンク4への脱着ガスの回収は連
続して行なわれるが、原料ガスの供給はバルブ1Bによ
って間欠的に行われるように運転される。
なおこの発明の製造方法は、原料ガスとしてC02とN
2とを含む混合ガスに適用することができるが、CO2
とN2とによって組成の大部分(例えば98%以上)が
占められる混合ガスを原料ガスとする場合に特に適して
いる。
2とを含む混合ガスに適用することができるが、CO2
とN2とによって組成の大部分(例えば98%以上)が
占められる混合ガスを原料ガスとする場合に特に適して
いる。
〔試験例1〕
第2図に示す工程により第1図に示す3塔式PSA装置
を運転するこの発明の方法(以下単に発明方法と略す)
と、第10図に示す工程により第9図に示ず3塔式P
S A viFfを運転する従来の方法(以下単に従来
方法と略t)とによって、洗浄圧力と製品ガスのCO2
純度、回収率および洗浄用ガス吊との関係を調べた。な
お、上記洗浄用ガス吊は、1場当たりの単位吸着剤tf
i(Q)に対する1回の洗浄工程で使用する製品ガスf
it(rl)によって表わした。
を運転するこの発明の方法(以下単に発明方法と略す)
と、第10図に示す工程により第9図に示ず3塔式P
S A viFfを運転する従来の方法(以下単に従来
方法と略t)とによって、洗浄圧力と製品ガスのCO2
純度、回収率および洗浄用ガス吊との関係を調べた。な
お、上記洗浄用ガス吊は、1場当たりの単位吸着剤tf
i(Q)に対する1回の洗浄工程で使用する製品ガスf
it(rl)によって表わした。
原料ガスとしてはCO2が18%、N2が81%、02
が1%の組成を有する混合ガスを用い、吸着剤として活
性炭10Qを冬場に充填した。発明方法では、原料ガス
の供給圧力を0.1に9/cd01説@圧力を脱着工程
終了時で8Q Torr (吸着塔内平均圧力)にそれ
ぞれ設定するとともに、洗浄圧力としては−0,1Kg
/cdGと−0,3にg/ctA Gとの2通りについ
て試験した。これに対して従来方法では、原料ガスの供
給圧力および洗浄圧力が共に0.1Kg/cjG、18
2着圧力がIIRWI程終了時で80 Torr (吸
着塔内平均圧力)となるようにそれぞれ設定した。
が1%の組成を有する混合ガスを用い、吸着剤として活
性炭10Qを冬場に充填した。発明方法では、原料ガス
の供給圧力を0.1に9/cd01説@圧力を脱着工程
終了時で8Q Torr (吸着塔内平均圧力)にそれ
ぞれ設定するとともに、洗浄圧力としては−0,1Kg
/cdGと−0,3にg/ctA Gとの2通りについ
て試験した。これに対して従来方法では、原料ガスの供
給圧力および洗浄圧力が共に0.1Kg/cjG、18
2着圧力がIIRWI程終了時で80 Torr (吸
着塔内平均圧力)となるようにそれぞれ設定した。
得られた製品ガスのCO2純度と回収率との関係を第6
図、この場合に必要な洗浄用ガスωと上記製品ガスのC
O2純度との関係を第7図にそれぞれ示す。
図、この場合に必要な洗浄用ガスωと上記製品ガスのC
O2純度との関係を第7図にそれぞれ示す。
試験例1によれば、第6図に示すように洗浄圧力を−0
,1に9/l、iGに設定した発明方法による場合(同
図の曲1!i!8a参照)と、洗浄圧力が0゜1 Kg
/ ci Gである従来方法による場合(同図の曲線
8G参照)とにおける製品ガスのCO2純度と回収率と
は互いに同等の性能を示し、上記発明方法によっても従
来方法と同程度のCO2純度の製品ガスを同程度の回収
率で得ることができた。そして同程度のCO2純度の製
品ガスを得るのに必要な洗浄用ガスけを、第7図に示す
ように従来方法による場合(同図の曲線9C参照)に比
べて上記発明方法による場合(同図の曲$!#19a寺
照)では減らすことができた。
,1に9/l、iGに設定した発明方法による場合(同
図の曲1!i!8a参照)と、洗浄圧力が0゜1 Kg
/ ci Gである従来方法による場合(同図の曲線
8G参照)とにおける製品ガスのCO2純度と回収率と
は互いに同等の性能を示し、上記発明方法によっても従
来方法と同程度のCO2純度の製品ガスを同程度の回収
率で得ることができた。そして同程度のCO2純度の製
品ガスを得るのに必要な洗浄用ガスけを、第7図に示す
ように従来方法による場合(同図の曲線9C参照)に比
べて上記発明方法による場合(同図の曲$!#19a寺
照)では減らすことができた。
また製品ガスのCO21i1+廓と回収率との関係にお
いて、洗浄圧力を−0,3Kg/riGに設定した発明
方法による場合(第6図の曲線8b参照)は、従来方法
による場合(第6図の曲線8C参照)に比べてわずかに
劣るが、その程度はほぼ同等の水準といえる性能を示し
た。そしてこの発明方法による場合には、その洗浄用ガ
ス石を洗浄圧力が−0,1に9/cdGに設定された上
記発明方法による場合(第7図の曲線9a−4!照)゛
よりもさらに減らすことができた(第7図の曲線9b参
照)。
いて、洗浄圧力を−0,3Kg/riGに設定した発明
方法による場合(第6図の曲線8b参照)は、従来方法
による場合(第6図の曲線8C参照)に比べてわずかに
劣るが、その程度はほぼ同等の水準といえる性能を示し
た。そしてこの発明方法による場合には、その洗浄用ガ
ス石を洗浄圧力が−0,1に9/cdGに設定された上
記発明方法による場合(第7図の曲線9a−4!照)゛
よりもさらに減らすことができた(第7図の曲線9b参
照)。
なお試験例1に示した装置を用いて、洗浄圧力が大気圧
より低くなるように洗浄用ガスブロワを運転さけた場合
において、CO2@度98%を確保するのに必要な洗浄
用ガス参と洗浄圧力とからブロワ動力を求め、これを第
8図に示す。これは、洗浄圧力と洗浄用ガスブロワ動力
との関係を、0゜1に9 / ctA Gの洗浄圧力で
運転する場合の洗浄用ガスブロワ動力を1とし、これに
対する比率で表わしたものである。この洗浄用ガスブロ
ワの場合では、洗浄圧力がほぼ−0,12Kt/ctl
Gを境にしてこれより低い圧力になると0.189/c
dGの洗浄圧力で運転する場合よりもブロワ動力が大き
くなる。このため上記洗浄用ガスブロワの設けられたP
SA装置により高純度CO2を製造する場合には、洗浄
圧力として大気圧より低く、−〇、1289 / ca
tより高い範囲の値を設定することにより、洗浄工程に
おける動力費を低減することができる。
より低くなるように洗浄用ガスブロワを運転さけた場合
において、CO2@度98%を確保するのに必要な洗浄
用ガス参と洗浄圧力とからブロワ動力を求め、これを第
8図に示す。これは、洗浄圧力と洗浄用ガスブロワ動力
との関係を、0゜1に9 / ctA Gの洗浄圧力で
運転する場合の洗浄用ガスブロワ動力を1とし、これに
対する比率で表わしたものである。この洗浄用ガスブロ
ワの場合では、洗浄圧力がほぼ−0,12Kt/ctl
Gを境にしてこれより低い圧力になると0.189/c
dGの洗浄圧力で運転する場合よりもブロワ動力が大き
くなる。このため上記洗浄用ガスブロワの設けられたP
SA装置により高純度CO2を製造する場合には、洗浄
圧力として大気圧より低く、−〇、1289 / ca
tより高い範囲の値を設定することにより、洗浄工程に
おける動力費を低減することができる。
〔試験例2〕
発明方法によりCO211度の異なる4種類の原料ガス
について比較試験を行い、原料ガスのCO2111度と
得られる製品ガスのCO2純度との関係について調べた
。なお、この際の原料ガス供給圧力は0.19/d、洗
浄圧力は−0、1Kg / cd 。
について比較試験を行い、原料ガスのCO2111度と
得られる製品ガスのCO2純度との関係について調べた
。なお、この際の原料ガス供給圧力は0.19/d、洗
浄圧力は−0、1Kg / cd 。
脱着終了時圧力【五〇 〇 Torrとなるようにそれ
ぞれ設定して試験を行った。
ぞれ設定して試験を行った。
上記4種類の原料ガスの組成と、これらの原料ガスによ
って得られた製品ガスのCO2純度およびCO2の回収
率と、使用した洗浄用ガス量との試験結果を第1表に示
す。
って得られた製品ガスのCO2純度およびCO2の回収
率と、使用した洗浄用ガス量との試験結果を第1表に示
す。
第1表
試験例2によればCO2の含有間が18%未満の比較的
低濃度の原料ガスでは、第1表に示すように得られる製
品ガスのCO2純度が95.8%となり、高純度(CO
21’TI度98%以上)のCO2を回収することはで
きないが、CO2の含有間が18%以上の原料ガスを用
いれば高純度(99゜8%)のCO2を回収することが
できた。
低濃度の原料ガスでは、第1表に示すように得られる製
品ガスのCO2純度が95.8%となり、高純度(CO
21’TI度98%以上)のCO2を回収することはで
きないが、CO2の含有間が18%以上の原料ガスを用
いれば高純度(99゜8%)のCO2を回収することが
できた。
〔試験例3〕
発明方法により18%、21%および24%のCO21
11度を有する3種類の原料ガスについてそれぞれ11
52着終了時の圧力を変化させて比較試験を行い、原料
ガスのCO2濃度と脱着終了時の圧力との関係について
調べた。なお、この際の原料ガス供給圧力は0.1に9
/ci、洗浄圧力は−0,1に9 / crAどなるよ
うにそれぞれ設定して試験を行った。
11度を有する3種類の原料ガスについてそれぞれ11
52着終了時の圧力を変化させて比較試験を行い、原料
ガスのCO2濃度と脱着終了時の圧力との関係について
調べた。なお、この際の原料ガス供給圧力は0.1に9
/ci、洗浄圧力は−0,1に9 / crAどなるよ
うにそれぞれ設定して試験を行った。
上記3種類の原料ガスによって得られた製品ガスのCO
2純度およびCO2回収率と、使用した洗浄用ガス量と
、設定した11@終了時圧力領とを第2表に示す。
2純度およびCO2回収率と、使用した洗浄用ガス量と
、設定した11@終了時圧力領とを第2表に示す。
第2表
注)原料ガス供給圧カニ 0 、 I K9/ajG洗
浄圧カニ −0,’IK9/ctAGこの試験例3によ
れば、第2表に示すようにC0211度が18%の原料
ガスでは肌着終了時圧力を3 Q Torrより低く設
定しないと、脱着ガス量が少なくなってしまい高純度C
O2を得るのに必要な洗浄用ガス量を確保することがで
きず、120■0「「に設定した場合にはCO2純度が
84.2%に低下し、しかも回収率も極端に低い値(6
,5%)となった。
浄圧カニ −0,’IK9/ctAGこの試験例3によ
れば、第2表に示すようにC0211度が18%の原料
ガスでは肌着終了時圧力を3 Q Torrより低く設
定しないと、脱着ガス量が少なくなってしまい高純度C
O2を得るのに必要な洗浄用ガス量を確保することがで
きず、120■0「「に設定した場合にはCO2純度が
84.2%に低下し、しかも回収率も極端に低い値(6
,5%)となった。
COz 11度が21%の原料ガスでは肌着終了時圧力
を1Q Q Torrより低く設定しないと、上記C0
211度が18%の原料ガスの場合と同様に高純度CO
2を得ることはできなかった。
を1Q Q Torrより低く設定しないと、上記C0
211度が18%の原料ガスの場合と同様に高純度CO
2を得ることはできなかった。
同様にCO2濃度が21%の原料ガスでは、高純度CO
2を得るのにIB2着終了時圧力を1201O「rより
低く設定する必要があった。
2を得るのにIB2着終了時圧力を1201O「rより
低く設定する必要があった。
したがって原料ガスのCO281度が18%以上21%
未満である場合には1152@終了時の吸着塔内平均圧
力を8Q Torr以下、原料ガスのCO2濃度が21
%以上24%未満である場合には脱着終了時の吸着塔内
平均圧力を100Torr以下、原料ガスのCO2′f
A度が24%以上である場合には脱着終了時の吸着塔内
平均圧力を1201Orr以下に設定すれば、高t/l
@度CO2を得ることができる。
未満である場合には1152@終了時の吸着塔内平均圧
力を8Q Torr以下、原料ガスのCO2濃度が21
%以上24%未満である場合には脱着終了時の吸着塔内
平均圧力を100Torr以下、原料ガスのCO2′f
A度が24%以上である場合には脱着終了時の吸着塔内
平均圧力を1201Orr以下に設定すれば、高t/l
@度CO2を得ることができる。
この発明の高純度CO2の製造方法によれば、吸着剤の
活性炭は吸着塔内の圧力が大気圧より小さくなるほどC
O2以外の成分(例えばN2)に対するCO2の吸@け
比(CO2/N2 )は高くなるという吸着特性を有す
ることから、洗浄工程を大気圧より低い圧力下で行うこ
とにより共吸着したN2のCO2による置換脱着は従来
方法におりる大気圧下もしくは大気圧より大きい圧力下
で行う場合よりも容易に行われ、またCO2の吸着量自
体も少なくなる。したがって、製品ガスのCO2純度や
CO2の回収率を従来方法と同じ程度に維持したまま、
洗浄工程で使用する洗浄用ガスの量を低減することがで
き、これによって高純度C02の製造に伴う動力費を低
減することができる。
活性炭は吸着塔内の圧力が大気圧より小さくなるほどC
O2以外の成分(例えばN2)に対するCO2の吸@け
比(CO2/N2 )は高くなるという吸着特性を有す
ることから、洗浄工程を大気圧より低い圧力下で行うこ
とにより共吸着したN2のCO2による置換脱着は従来
方法におりる大気圧下もしくは大気圧より大きい圧力下
で行う場合よりも容易に行われ、またCO2の吸着量自
体も少なくなる。したがって、製品ガスのCO2純度や
CO2の回収率を従来方法と同じ程度に維持したまま、
洗浄工程で使用する洗浄用ガスの量を低減することがで
き、これによって高純度C02の製造に伴う動力費を低
減することができる。
第1図はこの発明を実施するためのPSA装置 −
例を示す説明図、第2図は第1図のPSA装置を用いた
工程説明図、第3図は吸着剤である活性炭のCO2、N
2についての圧力と吸@量、吸1lffi比率との関係
図、第4図は2塔式のPSA装置例を示す説明図、第5
図は第4図のPSA装置を用いた場合の工程説明図、第
6図は製品ガスのC02純度と回収率との関係図、第7
図は第6図におけるCO2純度と洗浄用ガスかとの関係
図、第8図は洗浄圧力と洗浄用がスブ0ワ動力との1例
を示す関係図、第9図は従来の方法を説明するためのP
SA装置例の説明図、第10図は従来の方法を示す工!
!i!説明図である。 2・・・原料ガス供給管路、3・・・排ガス排出管路、
4・・・製品ガスタンク、5a・・・洗浄用ガス供給管
路、5b・・・洗浄排ガス排出管路、6・・・脱着ガス
回収管路、l’l、12.13・・・圧力スイング吸着
塔、50・・・洗浄用ガスブロワ。
例を示す説明図、第2図は第1図のPSA装置を用いた
工程説明図、第3図は吸着剤である活性炭のCO2、N
2についての圧力と吸@量、吸1lffi比率との関係
図、第4図は2塔式のPSA装置例を示す説明図、第5
図は第4図のPSA装置を用いた場合の工程説明図、第
6図は製品ガスのC02純度と回収率との関係図、第7
図は第6図におけるCO2純度と洗浄用ガスかとの関係
図、第8図は洗浄圧力と洗浄用がスブ0ワ動力との1例
を示す関係図、第9図は従来の方法を説明するためのP
SA装置例の説明図、第10図は従来の方法を示す工!
!i!説明図である。 2・・・原料ガス供給管路、3・・・排ガス排出管路、
4・・・製品ガスタンク、5a・・・洗浄用ガス供給管
路、5b・・・洗浄排ガス排出管路、6・・・脱着ガス
回収管路、l’l、12.13・・・圧力スイング吸着
塔、50・・・洗浄用ガスブロワ。
Claims (1)
- 1、昇圧、吸着工程と、洗浄工程と、脱着工程とを有し
、二酸化炭素を選択的に吸着する吸着剤が充填された圧
力スイング吸着塔を用いて、上記工程を繰返すことによ
り二酸化炭素と窒素とを含む原料ガスから高純度二酸化
炭素を分離回収する高純度二酸化炭素の製造方法におい
て、上記吸着剤として活性炭からなるものを用い、上記
吸着工程を大気圧もしくは大気圧より高い圧力の下で行
なった後、洗浄工程を大気圧より低い圧力の下で行い、
脱着工程を洗浄工程よりも低い圧力の下で行うことを特
徴とする高純度二酸化炭素の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63062152A JPH01234313A (ja) | 1988-03-15 | 1988-03-15 | 高純度二酸化炭素の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63062152A JPH01234313A (ja) | 1988-03-15 | 1988-03-15 | 高純度二酸化炭素の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01234313A true JPH01234313A (ja) | 1989-09-19 |
Family
ID=13191847
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63062152A Pending JPH01234313A (ja) | 1988-03-15 | 1988-03-15 | 高純度二酸化炭素の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01234313A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0683135A1 (de) * | 1994-05-20 | 1995-11-22 | Linde Aktiengesellschaft | Herstellung hochreinen Kohlendioxids |
US5833737A (en) * | 1996-05-20 | 1998-11-10 | Institute Of Research And Innovation | Enrichment of krypton in oxygen/nitrogen mix gas |
KR100324709B1 (ko) * | 1999-03-19 | 2002-02-16 | 이종훈 | 화력발전소 연소가스로부터 고순도의 이산화탄소를 회수하기 위한 압력변동 흡착장치 및 이를 이용한 이산화탄소 회수방법 |
JP2020163247A (ja) * | 2019-03-28 | 2020-10-08 | 株式会社豊田中央研究所 | 二酸化炭素回収装置、炭化水素製造装置、および、二酸化炭素回収方法 |
-
1988
- 1988-03-15 JP JP63062152A patent/JPH01234313A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0683135A1 (de) * | 1994-05-20 | 1995-11-22 | Linde Aktiengesellschaft | Herstellung hochreinen Kohlendioxids |
US5833737A (en) * | 1996-05-20 | 1998-11-10 | Institute Of Research And Innovation | Enrichment of krypton in oxygen/nitrogen mix gas |
KR100324709B1 (ko) * | 1999-03-19 | 2002-02-16 | 이종훈 | 화력발전소 연소가스로부터 고순도의 이산화탄소를 회수하기 위한 압력변동 흡착장치 및 이를 이용한 이산화탄소 회수방법 |
JP2020163247A (ja) * | 2019-03-28 | 2020-10-08 | 株式会社豊田中央研究所 | 二酸化炭素回収装置、炭化水素製造装置、および、二酸化炭素回収方法 |
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