JPH0123382B2 - - Google Patents

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JPH0123382B2
JPH0123382B2 JP60269366A JP26936685A JPH0123382B2 JP H0123382 B2 JPH0123382 B2 JP H0123382B2 JP 60269366 A JP60269366 A JP 60269366A JP 26936685 A JP26936685 A JP 26936685A JP H0123382 B2 JPH0123382 B2 JP H0123382B2
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JP
Japan
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label
pasting
winding
engaging
cassette
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JP60269366A
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JPS61178831A (ja
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Akira Sato
Tadao Kashiba
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Sato Corp
Original Assignee
Sato Corp
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Publication date
Application filed by Sato Corp filed Critical Sato Corp
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Publication of JPS61178831A publication Critical patent/JPS61178831A/ja
Publication of JPH0123382B2 publication Critical patent/JPH0123382B2/ja
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  • Handling Of Continuous Sheets Of Paper (AREA)
  • Labeling Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はテープ状台紙の上に順次仮着されてい
る印字されたラベル片に定置型のプリンターを用
いて印字した後、このラベル連続体を巻取カセツ
トに巻き取り、この巻取カセツトを携帯型のラベ
ル貼付機に装填して商品等の物品に貼り付るため
のラベル印字貼付ユニツトにかかわるもので、と
くに上記プリンターとラベル巻取カセツトとラベ
ル貼付機との三点の組合わせ構成を特徴とするラ
ベル印字貼付ユニツトに関するものである。
(従来の技術) 従来、スーパーマーケツトや商店等で使用され
ているこの種のラベル印字貼付装置としては、卓
上型の定置式のものと携帯式のものとがあり、そ
れぞれの使用目的に応じて使い分けられている。
一方の卓上型の定置式の装置はいずれも電気式
で、大別して二種類あり、そのうちの一種類は、
台紙上に連続して配置されている多数枚のラベル
片(以下、ラベルと略す)に連続して印字した後
に、それらの連続状態のラベル群がテープ状の台
紙に仮着された帯状の状態のままで出口へ送り出
されてくるように構成されている。
また、他の一種類は、肉、魚、野菜等の重量を
計量して印字兼剥離ができる電子式計量ヒユーマ
ン文字プリンターと、印字兼剥離ができる電子式
バーコード(POS用)プリンターとを組み合わ
せた卓上型装置である。この卓上型装置の計量皿
に物品を乗せると、計量器から発せらせる電気信
号を受けて上記計量ヒユーマン文字プリンターお
よび電子式バーコードプリンターは、それぞれの
台紙紙上の一枚のラベルに(二台のプリンターで
計二枚)、ヒユーマン文字とバーコードを別々に
印字を行つた後に、それぞれのラベル一枚分に相
当する長さの台紙のみを急角度で転向することに
より、印字した一枚のラベルのみをそれぞれの台
紙から剥離して、別々の二ケ所の出口に配置する
ようになつている。そして、ヒユーマン文字プリ
ンターの出口にある一枚のラベルを指でつまんで
物品の表面に貼り付けるとともに、他方バーコー
ドプリンターの出口にあるバーコードラベルの粘
着面に、物品の裏面を押し当てて、貼り付けてい
る。しかしながら、このように物品を一個づつ手
でもつてバーコードラベルが発行された場合に移
動させることは、能率が極めて悪くなるとともに
物品の希望位置に貼り付けることも困難である。
したがつて、こうした計量器と組み合わせた形
式の卓上型装置は、スーパーマーケツト等の店内
の陳列棚の付近においては、その機能が使用用途
に適合していないために使われていない。
したがつて、店内の陳列棚の印字済みのラベル
が貼り付けられた商品を陳列するためには、上述
したもう一つの種類の装置である、連続して印字
された多数枚のラベルがテープ状の台紙に仮着さ
れたままの状態で出でくる卓上型装置をもつぱら
使用しているのが現状である。そして、この卓上
型装置で印字したラベルの商品への貼付作業は、
商品を売場に陳列する前に、たとえば店の開店前
や閉店後の時間帯にバツクヤード(後方準備室)
において、多数の従業員が指先で台紙からラベル
を一枚づつ剥がしながら長時間にわたつて行なつ
ている。また、この卓上型装置では作業者が手で
貼り付けるために、商品にラベルを貼り付けるス
ピードが、通常では毎分10〜20枚位と遅く、作業
能率が極めて悪いとともに、貼り付ける際にラベ
ル面の印字が指先でこすられるために、印字面が
汚れて読みにくくなることが多かつた。
他方、従来からこの種ラベルに印字して物品に
貼り付けるために用いられている手動式かつ携帯
式ラベル印字貼付機(いわゆるハンドラベラー)
では連続して毎分100枚位のラベルを貼り付ける
ことができるため、おもに売場で印字兼貼付用と
して広く使用されている。
しかしながらこのハンドラベラーにおいては、
ハンドレバーの把握・釈放操作のくり返しにより
ラベルの印字および送り出しが行なわれるように
構成されているので、作業者の疲労度が大きく、
また印字ヘツドの活字面とプラテン(活字受台)
とから発せられる打印音が大きいので、騒音を問
題とする店もあつた。
さらに、特にPOS(販売時点情報管理)用のバ
ーコードを印字する印字ヘツドにおいては、その
バーコードが光学読取機で読み取られるため、バ
ーコードの幅およびその間隔に厳格な精度が要求
されるが、上記ハンドラベラーにおいては印字ヘ
ツド自体の構造上の誤差や活字面に塗布されるイ
ンクの過不足等により、バーコードが正確に印字
されないで、正しく読み取られないことが頻繁に
起きていた。また、バーコード用の印字ヘツド
は、規格化されているバーコードのサイズの関係
から通常の文字用の印字ヘツドに比較して必然的
に大型化し、その結果ハンドラベラーも大型で重
くなり、この点からも作業者の疲労度が増すとと
もに、バーコード印字は数字や文字と異なり、一
般の作業者には判読し難いため、他の商品のため
に印字されたバーコードラベルを間違つて貼付し
てしまうことがしばしばあつた。さらにバーコー
ドにはチエツクデジツトが必要であるが、ハンド
ラベラーにおいてはその大きさや構造上の制約か
ら、チエツクデジツトの自動演算機能を設けるこ
とが困難であるため、いちいち別途算出して印字
ヘツドに設定しなければならず、この点でも不便
であつた。
以上のように、従来のラベル印字貼付装置は卓
上型のもの、携帯式のもの、いずれの種々の問題
点があり、特にPOSの普及とともにこれらの問
題の解決が強く要望されていた。
なお、大型の印刷装置を用いてあらかじめ精度
のある印刷あるいは販売促進用の印刷を行なつた
ラベル連続体を前記ハンドラベラーのように操作
することにより所要の物品に貼付する貼付装置も
開発はされている。
このような装置として、たとえば従来より前記
ハンドラベラーから印字機能のみを取り除いた構
造の携帯式ラベル貼付機(一般にデイスペンサと
称する)が汎用されているが、このラベル貼付機
はラベル交換の操作がつぎに述べるように煩雑で
手間がかかる欠点があつた。
すなわち、またラベル貼付機の底蓋を開いて内
部のラベル連続体の通路を開放し、ついでそのラ
ベル連続体を引き出してロール状ラベル連続体を
保持部から取り外し、つぎにこれから使用する別
のロール状ラベル連続体を上記保持部に装填した
後、そのラベル連続体を内部の所定の通路等に挿
通し、所定の移送機構にラベル連続体を係合させ
るようにセツトし、最後に底蓋を閉じてラベル交
換が終了する。
尚、以上のラベル交換の手間を省くためには、
おのおの異なつて種類のラベルをセツトした多数
のラベル貼付機を用意しておかなければならず、
はなはだ不経済であつた。しかも、ラベルのセツ
ト後ただちにラベル貼付操作に入ることができな
いので、ラベル挿通の手間の面倒さに加えて作業
能率の面でも大きな問題がある。
こうしたラベル連続体装填上での問題は、ラベ
ルカセツトをハンドラベラーに対して着脱自在と
し、このラベルカセツトに巻回したテープ状ラベ
ルを保持するようにしたたとえば特公昭54−
16400号に開示された手動型ラベル印刷貼付機に
おいても同様である。
また、ロール状のラベルをカセツトに収納し、
このカセツトをケースに着脱自在に挿入すること
により叙述のようなラベル挿通の手間を省いた札
片貼付機もあるが(実開昭55−98705号)、上記カ
セツトをケース内にその横方向から挿入するとき
に、ケース内のラベル移送手段を押しのける必要
があるため、この挿入操作に円滑さを欠き、かつ
長期の使用により、カセツトと移送手段との当接
部分が摩耗し耐久性に問題があるものである。
したがつて、ラベル交換を簡単、確実、迅速か
つ耐久性をもつて行なうことのできるとともに、
印字したラベルをラベル貼付機にセツト後ただち
にラベルの移送、剥離、貼付操作に移行可能で、
かつ安価なラベル印字貼付ユニツトが要望されて
いた。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明は上述した各種の問題点を一挙に解決す
るものであり、ハンドラベラーにおける印字手段
の欠陥および卓上型プリンターにおけるラベル貼
付手段の欠陥を解決するとともに、従来のこの種
携帯式ラベル貼付機に比べてラベル交換を簡単、
確実、迅速かつ耐久性をもつて行なうことができ
るようにすることにより、ラベル貼付作業の能率
を向上させるとともに、該ラベル貼付作業中にも
ラベルカセツトがラベル貼付機から脱落すること
がないようにし、かつまたラベルをラベル貼付機
にセツト後ただちにラベルの移送、剥離、貼付操
作に移行可能とすることにより作業者の疲労度を
軽減可能なラベル印字貼付ユニツトを提供しよう
とするものである。
(問題点を解決するための手段) すなわち本発明は、バーコードなど精度のある
印字を行なうことができるとともに、第一係合手
段の他方の係合部および第二係合手段の他方の係
合部を設けた定置型のプリンターと、この定置型
のプリンターおよび携帯式のラベル貼付機に着脱
自在とできるようにその機枠に上記第一係合手段
の他方の係合部に係合する一方の係合部および上
記第二係合手段の他方の係合部に係合する一方の
係合部を設けるとともに、その印字されつつある
ラベル連続体を直接巻き取ることが可能な巻取部
と、テープ状台紙を転向せしめてこれに仮着状態
のラベルを剥離するラベル剥離部と、上記機枠の
底面に開放配置し上記転向された台紙を案内する
ガイド部たとえばガイド板に形成した台紙案内溝
とを備えた巻取カセツトと、この巻取カセツトが
簡単に着脱自在とできるように上記第一係合手段
の一方の係合部に係合する他方の係合部および上
記第二係合手段の一方の係合部に係合する他方の
係合部をその機枠に設け、手動操作により前記ラ
ベル連続体を繰り出し、このラベル剥離させる移
送部と、その剥離されたラベルを物品に貼り付け
る貼付部と備えた操作性のすぐれた携帯式のラベ
ル貼付機との三点セツトの組合わせ構成である。
そして、上述のように巻取カセツトの底面開放
状態とするように設けたガイド部を、上記ラベル
貼付機に備えたラベル移送部と対設関係とするこ
とにより、互いの係脱が簡単かつ確実であるとと
もに、巻取カセツトをラベル貼付機に装填した後
ただちにラベルの移送、剥離、貼付作業を行なえ
るようにし、ラベル連続体への印字から貼付作業
までのそれぞれの作業における要請を満たすこと
ができるようにしたラベル印字貼付ユニツトであ
る。
(作用) 本発明においては所要のプリンターに第一係合
手段および第二係合手段によつて巻取カセツトを
着脱自在に取り付け、このプリンターによりラベ
ル上にチエツクデジツトも含めて確で鮮明な印字
を施しながら、これを巻取カセツトに巻き取り、
ラベル連続体の台紙を上記台紙案内溝に案内した
のち、第一係合手段および第二係合手段によりこ
の巻取カセツトをラベル貼付機にセツトすれば、
このラベル貼付機の移送機構をただちに作動させ
ることが可能であるため、ラベル連続体への印字
操作からラベルカセツトのラベル貼付機への係脱
が簡単、確実で、かつ移送、剥離までの操作を能
率良く行なうことができ、商品へのラベル貼付作
業がきわめて簡便で、すぐれた操作性を発揮する
ことができるものである。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を図面にもとづいて詳
細に説明する。
本発明によるラベル印字貼付ユニツトは、プリ
ンター3(第4図)と、このプリンター3を用い
て印字されたラベル連続体4(第9図)をそのプ
リンター3と連動して巻取る巻取カセツト1(第
1図)と、その巻取カセツト1を着脱自在に取り
付け、手動操作によつてラベル連続体4を移送し
かつ台紙5からラベル6を剥離してそのラベル6
を貼り付け可能な状態にする携帯式のラベル貼付
機2(第1図)との三点セツトから構成したもの
である。
とくに第1図および第2図において、上記巻取
カセツト1に関し説明すると、その機枠7の中央
部には円筒状の巻取コア8を回転自在に取り付け
てある。巻取コア8の外周面の等分された四ケ所
にはそれぞれ凹部9と挟部バネ10と(第4図)
を設け、ラベル連続体4の巻取り時に、ラベル連
続体4の先端をその挟持バネ10で挟持させるも
のとする。また、巻取コア8の片側端部は第3図
Bに示すようにこれを閉成して小径の円形当接部
11を形成する。この当接部11は機枠7を貫通
して外側へ突出している。
この機枠7の対向内面の、巻取コア8の外側に
形成された一対の環状突起58には回動体12を
枢着し、その両側板の後部には巻取コア8に巻回
されたラベル連続体4の側方へほぐれを防止する
円形のほぐれ防止板12aを形成し、かつ前端の
両側板間を連設することにより半円状のラベル押
え部13を形成してある。
なお、巻取カセツト1の機枠7はその底面から
後面にかけてなだらかな曲線状に形成し、この部
分に設けた湾曲状のガイド板14の下面には台紙
案内溝15を前端から後端まで連続して凹設する
ことによりガイド部を形成してある。
また、ガイド板14の前端には、ラベル連続体
4の台紙5を急角度で反転する転向ピン16を設
けてある。さらにガイド板14の中程には、ラベ
ル貼付機2(後述)の移送ローラ42と協働して
台紙5を送るサブローラがその外周をわずかに突
出させて回転可能に取付けてある。、 さらに、機枠7から台紙案内溝15内には一対
の台紙押え板18を突設し、機枠7の後端内部に
は第二係合手段の一方の係合部としてのフツク体
19を摺動可能に収容する。このフツク体19の
後部には左右一対のフツク20を、左右両側端に
はつまみ21(第3図A参図)をそれぞれ突設す
る。なお、フツク体19はこれをバネ22により
常に後方へ付勢しており、通常はフツク20が機
枠7の後面から突出している。
また、機枠7の後部上面には表示札23の収納
部24を、巻取コア8の下方には巻取つたラベル
連続体4の弛みを防止する弾性片25をそれぞれ
設けてある。
なおまた、第1図に示すように巻取カセツト1
の機枠下部の外面を若干凹設することにより、プ
リンター3およびラベル貼付機2への取付部26
を形成し、かつこの取付部26の前端両面には第
一係合手段の一方の係合部として円形の係合突起
27を設けてある。
つぎに第1図および第2図において、ラベル貼
付機2を説明すると、その機枠28の上部を凹設
することにより、巻取カセツト1の取付部26を
載置収納する受部29を形成し、この受部29の
前端両面には巻取カセツト1の係合突起27と係
合する、第一係合手段の他方の係合部として凹部
30を設けてある。また機枠28の前端にはラベ
ル貼付部として貼付ローラ31を回転自在に軸着
し、ローラ31の下方にはラベル出口32を開口
形成してある。
上記受部29の底面は、巻取カセツト1のガイ
ド板14と対応した湾曲状のガイド板33として
おり、このガイド板33の後部上端には台紙カツ
ター34を、その下部には巻取カセツト1の前記
フツク20を収納する、第二係合手段の他方の係
合部として一対のフツク孔35をそれぞれ設けて
ある。
上記ラベル貼付機2の機枠28の下部を斜め後
方へ延長形成することにより、グリツプ36を形
成し、グリツプ36の下方にはハンドレバー37
の前端を機枠28に枢軸38において枢支するこ
とによりこれを回動可能に取付けている。
このハンドレバー37の内部には、その上端が
機枠28の一部に当接している戻しバネ39を収
納することによつてハンドレバー37を常に時計
方向(下方)へ付勢している。
また、ハンドレバー37には駆動レバー40の
下端を固定し、この駆動レバー40の上端にラツ
ク41を形成する。このラツク41は、機枠28
に取り付けた移送ローラ42のピニオン43と係
合している。
この移送ローラ42には、一方向クラツチ機構
(図示せず)を内装することによりこれを時計方
向にのみ回転するように構成してある。したがつ
て、上記ハンドレバー37を把握して駆動レバー
40が上動したときにはピニオン43のみが反時
計方向に空転し、ハンドレバー37を開放したと
きにピニオン43とともに移送ローラ42が時計
方向に回転する。
なお、移送ローラ42の外周部はゴム等の弾性
体により形成し、その一部が前記ガイド板33に
形成した開口部において外部に露出している。
つぎに本発明の実施に好適なプリンターの一例
を第4図および第5図により説明する。このプリ
ンター3は感熱印字装置(サーマルプリンター)
であつて、サーマルヘツド44によりラベル連続
体4のラベル6に印字を行ない、プリンター3の
受部45に着脱自在にセツトする巻取カセツト1
に、上記印字にともなつてラベル連続体4を巻き
取るようになつている。
上記受部45は前記ラベル貼付機2の受部29
と同様な構造で、前端両面に第一係合手段の他方
の係合部として凹部46を、後端上部に第二係合
手段の他方の係合部として一対のフツク孔47を
それぞれ形成してある。
上記受部45の片側に支持台62を立設してお
り、その内部に伝動軸48を貫通させている(第
5図)。該伝動軸48の一端にはツマミ49を、
他端には前記巻取カセツト1の巻取コア8の円形
当接部11に当接するスリツプゴム50を取付け
てあり、また伝動軸48はバネ51により常に前
記スリツプゴム50方向に付勢している。伝動軸
48にはプーリー52を取り付け、このプーリー
52はベルト53、プーリー54,55およびベ
ルト56を介してプラテンローラ57(第4図)
と同期して回転せしめる。なお、第4図において
符号59はカツターを示し、印字終了後につまみ
等(図示略)によりこれを押し上げてラベル連続
体4を切断するものである。
つぎに、本実施例の作用を説明する。
まず第1図に示した巻取カセツト1を第4図に
示したプリンター3にセツトする。すなわち、カ
セツト1の前端の係合突起27を受部45の凹部
46に係合させながら取付部26を受部45に載
置収納し、かつ後端のフツク20をフツク孔47
に係合させる。この係合セツトにより、巻取コア
8の円形当接部11とプリンター側のスリツプゴ
ム50とが合致当接して伝動軸48の回転が巻取
コア8に伝達されるようになる。なお、このプリ
ンター3へのセツト時には、回動体12を第2図
の鎖線に示したように起こした状態にしておく。
ついでプリンター3において所定枚数分のラベ
ル空送りを行ない、ラベル連続体4の先端を巻取
コア8の挟持バネ10(第2図)に挟持させたの
ち、所定の印字を行なう。その際、巻取コア8は
ラベル連続体4を送るプラテンローラ57と同期
して回転しラベル連続体4を巻き取ることとなる
が、その巻取り径が大きくなるにつれて巻取コア
8の当接部11が伝動軸48のスリツプゴム50
に対してスリツプして、ラベル連続体4の巻取り
が支障なく行なわれる。
こうして設定枚数分の印字が終了したら、再び
ラベル空送りを行ない、カツター59によりラベ
ル連続体4を切断する。
つぎに、巻取カセツト1の取外しツマミ21を
前方へ押すことによりフツク20をフツク孔47
から外しながら、巻取カセツト1をプリンター3
から取り外す。
ついで、第2図に示すようにこの巻取カセツト
1をラベル貼付機2にセツトするが、このときま
ず切断されたラベル連続体4の先端部を引き出し
て、巻取カセツト1の先端の転向ピン16の前部
で後方へ反転させ、底部のガイド板14の案内溝
15に沿わせて先端を台紙押え板18内に挿通さ
せ図中上方へ導く。そして、起立している回動体
12を第2図実線のように反時計方向へ回動させ
て、ラベル押え部13をラベル連続体4に当接さ
せる。
つぎに、このカセツト1先端の係合突起27を
ラベル貼付機2の受部29の凹部30に係合させ
ながら巻取カセツト1の取付部26に受部29に
取付け、フツク20をフツク孔35に係合させる
と、第6図に示すように巻取カセツト1がラベル
貼付機2に係合状態となる。このセツトにより、
巻取カセツト1のガイド板14とラベル貼付機2
のガイド板33との間に、台紙案内溝15による
台紙通路が形成されるとともに、移送ローラ42
とサブローラ17とが当接して台紙5を挟圧する
こととなる。
この状態でハンドレバー37を把握すれば、駆
動レバー40が上動してそのラツク41によりピ
ニオン43が回転するが、一方向クラツチ機構に
より移送ローラ42は回転しない。ついでハンド
レバー37を開放すると、戻りバネ39によりハ
ンドレバー37とともに駆動レバー40が下降す
るためピニオン43とともに移送ローラ42が時
計方向へ一定角度回転する。したがつて移送ロー
ラ42とサブローラ17との間で挟圧されている
台紙5は、移送ローラ42の回転とともに上方へ
送られ、その結果転向ピン16においてはラベル
連続体4がラベル押え部13により水平状に規制
されているため、台紙5のみが急角度で反転し、
ラベル6は台紙5から剥離しながら前進し、ラベ
ル出口32から貼付ローラ31の下方へ送り出さ
れる。
かくして物品へのラベル6の貼り付けは、通常
のハンドラベラーと同じく、貼付ローラ31の下
方にあるラベルの下面(粘着面)を物品に当てて
全体を揺動させるようにこすり付け、貼付ローラ
31の作用で行なうものである。
なおテープ状台紙5の移送手段としては、上記
移送ローラ42とサブローラ17とに限定される
ものではなく、たとえば台紙に孔を穿設し、これ
に係合する移送爪により送る等の手段(図示略)
でもよい。
つぎに、本発明の使用形態としての巻取カセツ
ト1とラベル貼付機2との組合わせから成るラベ
ル貼付装置の好適な使用例を説明する。当該ラベ
ル貼付装置は、必要のつどプリンター3において
ラベル連続体4に印字してこれを巻取カセツト1
に巻き取り、ついでラベル貼付機2に巻取カセツ
ト1を取り付けて、商品にラベルを貼り付けるよ
うに使用してもよいことはもちろんであるが、あ
らかじめ各種商品の品目ごとにその商品専用の巻
取カセツト1を用意しておいて、それらのカセツ
ト1を第7図に示すような定置式の保管棚60や
第8図に示すような携帯式の収納ボツクス61に
保管しておいてもよく、またその場合、それらの
巻取カセツト1には常に一定枚数の印字ずみのラ
ベル連続体4を巻き取つておき、使用のつど取り
出してラベル貼付機2にセツトして使用してもよ
い。
なお、スーパーマーケツト等における商品への
ラベル貼付けには、バツクヤード(後方準備室)
における貼付けと、売場での貼付けとがあるが、
売場での貼付けの場合に、必要とする巻取カセツ
ト1を持ち運ぶ手段としては、第8図に示した収
納ボツクス61や、ラベル貼付作業者のベルトの
回りに巻取カセツト1の収納部を多数設けたエプ
ロン等(図示略)を着用すれば便利である。
(発明の効果) 本発明は上述のようにプリンターと、このプリ
ンターにおいて印字されるラベル連続体を巻き取
る巻取カセツトと、この巻取カセツトが着脱自在
に取り付けられ、手動操作により台紙からラベル
を剥がして物品に貼り付ける携帯型のラベル貼付
機との三点セツト構成さらなるので、正確かつ鮮
明な印字を施したラベルの貼付作業を迅速に行な
うことができるばかりか作業者の疲労度を軽減さ
せることができる。さらに、巻取カセツトの底面
を開放状態とするように台紙案内溝というガイド
部を形成し、これをラベル貼付機のラベル移送部
と対設関係にあるように構成したため、この巻取
カセツトのラベル貼付機への装填をラベル貼付機
の上方から行なうことが可能できわめて簡便であ
るとともに、ラベル連続体とラベル貼付機側のラ
ベル移送手段との接合あるいは係合を上記装填と
ともに実現でき、ただちにラベルの移送、剥離、
貼付作業に移行することができ、かつ第一係合手
段および第二係合手段により確実に巻取カセツト
とラベル貼付機とを係合できるので、ラベル貼付
作業中の揺動操作においても巻取カセツトが脱落
することはない。
【図面の簡単な説明】
各図は本発明の一実施例を示すもので、第1図
は巻取カセツト1とラベル貼付機2の側面図、第
2図は同、断面図、第3図Aは巻取カセツト1の
平面図、第3図Bは第3図Aにおける−線断
面図、第4図はプリンター3の要部断面図、第5
図は第4図の−線断面図、第6図は巻取カセ
ツト1をラベル貼付機2に取付けた状態の断面
図、第7図は巻取カセツト1の保管棚の外観図、
第8図は巻取カセツト1の収納ボツクスの外観
図、第9図はラベル連続体4の外観図である。 図中、1……巻取カセツト、2……ラベル貼付
機、3……プリンター、4……ラベル連続体、5
……テープ状台紙、6……ラベル、7……巻取カ
セツト1の機枠、8……巻取コア(巻取部)、9
……凹部、10……挟持バネ、11……円形当接
部、12……回動体、12a……ほぐれ防止板、
13……ラベル押え部、14……ガイド板、15
……台紙案内溝(ガイド部)、16……転向ピン
(ラベル剥離部)、17……サブローラ(台紙の移
送部)、18……台紙押え板、19……フツク体
(第二係合手段)、20……フツク、21……取外
しツマミ、22……バネ、23……表示札、24
……収納部、25……弾性片、26……取付部、
27……係合突起(第一係合手段)、28……ラ
ベル貼付機2の機枠、29……受部、30……凹
部(第一係合手段)、31……貼付ローラ(ラベ
ル貼付部)、32……ラベル出口、33……ガイ
ド板、34……台紙カツター、35……フツク孔
(第二係合手段)、36……グリツプ、37……ハ
ンドレバー、38……軸、39……戻りバネ、4
0……駆動レバー、41……ラツク、42……移
送ローラ(台紙の移送部)、43……ピニオン、
44……サーマルヘツド、45……受部、46…
…凹部(第一係合手段)、47……フツク孔(第
二係合手段)、48……伝動軸、49……ツマミ、
50……スリツプゴム、51……バネ、52……
プーリー、53……ベルト、54,55……プー
リー、56……ベルト、57……プラテンロー
ラ、58……環状突起、59……カツター、60
……保管棚、61……収納ボツクス、62……支
持台。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 テープ状台紙が順次仮着されているラベル連
    続体に所望の情報を印字するとともに、第一係合
    手段の他方の係合部および第二係合手段の他方の
    係合部を設けた定置型のプリンターと、 上記第一係合手段の他方の係合部に係合する一
    方の係合部および上記第二係合手段の他方の係合
    部に係合する一方の係合部を設けた機枠と、上記
    プリンターにより印字された上記ラベル連続体を
    巻取る巻取部と、上記台紙のみを転向させてラベ
    ルを剥離するラベル剥離部と、上記機枠の底面に
    開放配置し、上記転向された台紙を案内するガイ
    ド部とを備えた巻取カセツトと、 グリツプを形成するとともに、前記巻取カセツ
    トの第一係合手段の一方の係合部に係合する他方
    の係合部および前記第二係合手段の一方の係合部
    に係合する他方の係合部を設けた機枠と、上記グ
    リツプとともに把持するハンドレバーと、前記巻
    取カセツトの底面のガイド部に対向するように上
    記機枠の上面に開放して臨ませるとともに、上記
    グリツプおよびハンドレバーの手動操作により上
    記転向された台紙を移送し前記ラベルを剥離させ
    るラベル移送部と、上記グリツプを把持して行な
    う全体の揺動作用によりその剥離されたラベルを
    物品に貼り付けるラベル貼付部とを備えたラベル
    貼付機と、 を有することを特徴とするラベル印字貼付ユニツ
    ト。
JP26936685A 1985-12-02 1985-12-02 ラベル印字貼付ユニツト Granted JPS61178831A (ja)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2929195B2 (ja) * 1988-07-07 1999-08-03 株式会社サトー ラベルカセットに於けるテープ状台紙の保持機構

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JPS5416400A (en) * 1977-07-07 1979-02-06 Sumitomo Chem Co Ltd Production of powder ammonium nitrate

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