JPH01233689A - 記憶カードおよび記憶カード処理装置 - Google Patents

記憶カードおよび記憶カード処理装置

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Publication number
JPH01233689A
JPH01233689A JP63062165A JP6216588A JPH01233689A JP H01233689 A JPH01233689 A JP H01233689A JP 63062165 A JP63062165 A JP 63062165A JP 6216588 A JP6216588 A JP 6216588A JP H01233689 A JPH01233689 A JP H01233689A
Authority
JP
Japan
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data
memory
storage area
card
storage
Prior art date
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Pending
Application number
JP63062165A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshitsugu Shinohara
篠原 義次
Koichi Endo
遠藤 侯一
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Omron Corp
Original Assignee
Omron Tateisi Electronics Co
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Filing date
Publication date
Application filed by Omron Tateisi Electronics Co filed Critical Omron Tateisi Electronics Co
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Publication of JPH01233689A publication Critical patent/JPH01233689A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 +al産業産業別用分野 この発明は、ICメモリを内蔵するとともに表面に高密
度記憶エリアが形成された記憶カードと、この記憶カー
ドの処理装置に関する。
fb)発明の概要 この発明に係る記憶カードにはICメモリとともに高密
度記憶エリアが設けられている。この高密度記憶エリア
はICメモリに記憶しきれないデータのストックまたは
ICメモリのバックアップ用に使用することができる。
たとえば、ICメモリには刻々発生するデータを記憶し
てゆき、高密度記憶エリアにはICメモリにおいて古く
なったデータを転送し゛てゆくようにすることができる
また、ICメモリと高密度記憶エリアとに同じデータを
書き込んでゆくことができる。現在高密度記憶エリアは
ICメモリの約10倍の記憶容量を有しているため、こ
のようにすることによって、データのストックやバック
アンプをすることができる。
一方、この発明記憶カード処理装置は、ICメモリと高
密度記憶エリアとの間のデータの転送を行う装置である
。この装置は、発生したデータをICメモリや高密度記
憶エリアに書き込んだり、また、ICメモリに記憶しき
れなくなったデータを高密度記憶エリアに転送したり、
高密度記憶エリアにストックされているデータをカード
内で処理するためにICメモリに転送したりする。この
ような機能を有することによって、前記記憶カードの有
効な利用を図ることができる。
(C)従来の技術 現在ICメモリを内蔵したICカードが実用化され、た
とえば、金融機関の取引カード等に適用されている。−
船釣なICカードに内蔵されているICメモリは約16
KBの記憶容量を有するが、上記のような取引カードに
使用された場合、取引履歴データを蓄積記憶してゆくた
めこの記憶容量では不十分である。
(d)発明が解決しようとする課題 一方、多くの取引履歴データをICメモリに記憶してお
こうとすればICメモリの記憶容量を大きくしなければ
ならないため、ICが大型化し、カードが厚くなるうえ
コストが上昇するという欠点があった。
この発明は、このような現状に鑑みてなされたもので、
ICメモリに加えてカード表面に高密度記憶エリアを設
けたことにより、カードを大型化せずに記憶容量を増加
した記憶カードと、この高密度記憶エリア−ICメモリ
間のデータ転送を担当する記憶カード処理装置を提供す
ることにより、上記課題を解決することを目的とする。
(81課題を解決するための手段 この発明は、 (11カード表面に形成された接点を介して外部装置と
データの交信を行うICメモリを内蔵するとともに、カ
ード表面に高密度記憶エリアを設けたことを特徴とする
(2)  (11記載の記憶カードにおいて、前記IC
メモリにアクセスするキーボードおよび前記ICメモリ
に記憶されているデータを表示する表示器を設けたこと
を特徴とする特 (31(11または(2)記載の記憶カードにおいて、
前記ICメモリに、新たに発生したデータを蓄積記憶す
る新データ記憶エリアと、高密度記憶エリアから読み出
されたデータを記憶する旧データ記憶エリアと、を別に
設けたことを特徴とする。
(4)  (2)記載の記憶カードにおいて、前記IC
メモリに、新たに発生したデータを蓄積記憶する新デー
タ記憶エリアと、高密度記憶エリアから読み出されたデ
ータを記憶する旧データ記憶エリアと、を別に設け、さ
らに、新データ記憶エリアまたは旧データ記憶エリアの
記憶内容を選択して前記表示器に表示させる選択手段を
設けたことを特徴とする。
(5)  +1)、 (2)、 (31または(4)記
載の記憶カードにおいて、前記ICメモリの記憶エリア
がいつばいになったときこの記憶エリアをクリアするク
リア手段を設けたことを特徴とする。
(6)  (1)、 (2)、 (3)または(4)記
載の記憶カードにおいて、前記ICメモリには、データ
を循環式に記憶してゆ(循環記憶手段を設けたことを特
徴とする。
(7)  (1)〜(6)の記憶カードを受け付けて、
前記ICメモリにデータのリードライトを行う記憶カー
ド処理装置であって、ICメモリの記憶エリアがいっば
いになったとき、この記憶エリアに記憶されているデー
タの一部または全部を前記高密度記憶エリアに書き移す
第一の転写手段を設けたことを特徴とする。
(81(1)〜(6)の記憶カードを受け付けて、前記
ICメモリにデータのリードライトを行う記憶カード処
理装置であって、前記高密度記憶エリアに記憶されてい
るデータをICメモリに書き移す第二の転写手段を設−
けたことを特徴とする。
(91(1)〜(6)の記憶カードを受け付けて、前記
ICメモリにデータのリードライトを行う記憶カード処
理装置であって、データをICメモリに書き込むと同時
に、このデータを高密度記憶エリアに書き込む同時書込
手段を設けたことを特徴とする(f)作用 本出願(1)に係る記憶カードは、ICメモリに加えて
高密度記憶エリアを設けた。高密度記憶エリアは、垂直
磁気記憶面、書き替え可能な光磁気記憶面等で形成する
ことができる。現在−船釣なICメモリは約16KBの
記憶容量を有しているが、高密度記憶エリアに垂直磁気
記憶媒体を用いた場合このエリアだけで約160KBの
記憶容量を得ることができ、従来のICメモリカードに
比して10倍以上のデータを記憶することができる。
これにより、高密度記憶エリアをICメモリに記憶しき
れないデータのストックやICメモリのバックアップに
用いることができる。
また本出願(2)に係る記憶カードは、この記憶カード
にキーボードや表示器を設けた。キーボードはICメモ
リのデータをアクセスしたり演算させたりすることがで
き、表示器はその結果を表示することができる。これに
よって、カード単体てICメモリのデータにアクセス可
能となり、カード単体によるデータ処理が可能となった
本出願(3)に係る記憶カードでは、ICメモリに、旧
データ記憶エリアと新データ記憶エリアとが別に設けら
れている。これにより、高密度記憶工 、リアから旧デ
ータをいつでも読み出すことができ、新データー旧デー
タ間のバッティングがな(なる。
さらに、本出願(4)に係る記憶カードは、新データま
たは旧デニタを選択的に表示させる選択手段が設けられ
ている。選択手段を用いることによって新データ、旧デ
ータの効率的な表示をすることができる。
データは継続的に発生するため、このデータを記憶して
ゆけば、記憶エリアはいつか一杯になる。このとき、本
出願(5)に係る記憶カードは、記憶エリアをクリアし
て新たなデータを記憶してゆくようにした。この方式は
処理が簡略であるため、制御部のオーバーヘッドを少な
ぐすることができる。また、本山@ (6)に係る記憶
カードは、古いデータに上書きしてゆくようにした。こ
の方式は近い過去のデータを常時記憶しているためデー
タ利用が効率的になる。
このような記憶カードを処理するために、本山@(7)
、 (81の記憶カード処理装置は、ICメモリと高密
度記憶エリアとの間でデータの転送を行う装置である。
発生したデータをICメモリと高密度記憶エリアとに同
時に書き込むほか、ICメモリをオーバーフローしたデ
ータを高密度記憶エリアに転送したり、高密度記憶エリ
アにストックされているデータをカード内で処理するた
めにICメモリに転送したりする。これによって、前記
記憶カードに記憶されているデータの有効な利用を図る
ことができる。
また、本出願(9)の記憶カード処理装置は、発生した
データをICメモリと高密度記憶エリアの双方に記憶し
てゆくようにした。これによって、ICメモリから高密
度記憶エリアへの転送が不要になり、また、高密度記憶
エリアをICメモリのバンクアップに使用することがで
きる。
(幻実施例 第1図はこの発明の実施例である取引処理システムに使
用される銀行カードの正面図および背面図である。この
銀行カード1は金融機関の自動取引処理装置(ATM)
に挿入されて取引に使用される。従来の取引カードおよ
び通帳を兼ねるものである。カード表面にはLCDデイ
スプレィ3゜テンキー41機能キー5およびIC接点6
が設けられており、背面には垂直磁気記憶部7が形成さ
れている。この垂直磁気記憶部7は10)ラックからな
り、各々のトラックに16KBづつのデータを記憶する
ことができる。前記機能キー5は、カードの電源をオン
・オフするr 0N10FF Jキー。
通帳をファイルをオープンするr 0PEN/終了」キ
ーおよび四則演算(+、  −、x、  ÷)キー、%
キ+、7キーから構成されている。四則演算(+。
−2×、÷)キー、%キーおよびfキーはそれぞれ、ス
クロールキー、次データキー、旧取引履歴データ表示キ
ー5b、預金キー、新取引履歴データ表示キー5aおよ
び出金キーを兼ねている。
第2図は同銀行カードの制御部のブロック図である。こ
のカードは、内蔵されたCPUl0を介してICメモリ
のデータを入出力・演算することができるいわゆるCP
Uカードである。CPUl0は1チツプのマイクロコン
ピュータでありインターフェイス部を有している。この
インターフェイス部には、テンキー49機能キー5を含
むキーボード12、LCDデイスプレィ3を動作させる
ドライバ13、IC接点6が接続されている。またCP
Ul0には外付RAMIIが接続されている。
第3図はCP(JIOのメモリおよび外付RAM11の
構成図である。Ml、M2はCPUl0に設けられてい
るROMエリアであり、動作プログラムとこの銀行カー
ドを発行した銀行のコードが記憶されている。M3以下
はRAMエリアである。M3.M4はそれぞれこの顧客
の口座番号と暗証番号の記憶エリアである。M5は新取
引履歴データ記憶エリア(M6)に記憶されているデー
タの末尾アドレスを記憶するエリアであり、次に発生し
たデータはこの次のアドレスから書き込まれる。M7は
垂直磁気記憶部7から読み込んだ旧取引履歴データ記憶
エリアである。垂直磁気記憶部7には新取引データ記憶
エリア(M6)の十数倍のデータが記憶されている。C
PUl0で処理するためにはICメモリに記憶されてい
なければならない。そこで、カード処理装置を用いてこ
のエリアに読み込む。M8.M9.Ml Oは取引デー
タを記憶するバッファである。ATMに挿入して取引を
行うとき、予めこのエリアに取引データを入力しておき
、ATMでの操作時間を短縮するための記憶エリアであ
る。それぞれのエリアには暗証番号または年月日、取引
種別、金額が記憶される。Mllは取引履歴データの転
送や表示のとき作業中のアドレスを記憶するエリアであ
る。同図(B)は取引層−歴データの構成を示す図であ
る。
それぞれの取引M暦データは取引の年月日、取引種別、
取引金額、取引後残高から構成されている第4図および
第5図は同取引処理システムに使用されるATMの外観
図および制御部のブロック図である。ATM2の前面に
は垂直、水平の顧客操作パネルが設けられており、垂直
パネルには前記録行カードが挿入されるカード挿入口2
1が設けられている。また、水平パネルには紙幣が投入
、放出される紙幣人出口22.操作ガイダンス等が表示
されるCRT23.硬貨人出口25が設けられている。
CRT23表面には顧客の指の接触位置を検知するタッ
チパネルスイッチ24が設けられており、CRT23に
表示されるキーの押下を検知する。
第5図において、CPU30にはプログラム等が記憶さ
れているROM31.データ等を記憶するRAM32お
よび各動作部とデータ等の送受を行うためのインターフ
ェイス33が接続されている。インターフェイス33に
は接客表示部34゜紙幣処理部35.硬貨処理部36.
カードリーグ制御部37.フロッピィディスク制御部3
8および通信制御部39が接続されている。接客表示部
34はCRT23の表示やタッチパネルスイッチ24の
検知動作等を制御する0紙幣処理部35は入出金される
紙幣を取り扱う、硬貨処理部36は硬貨の入出金を処理
する。カードリーグ制御部37はICカードリードライ
ト部42および垂直磁気記憶部リードライト部43とを
有しており、それぞれ銀行カードのICメモリ(CPU
IO)および垂直磁気記憶部7にアクセスしてデータの
リードライトを行う。フロッピィディスク制御部38に
はフロッピィディスク40が接続されており、RAM3
2にロードされるプログラムやバックアップデータ等を
記憶している。また通信制御部39は回線を介してセン
タ41と交信する。
第6図は同銀行カードの制御部の動作を示すフローチャ
ートである。この銀行カードのICメモリにはそのとき
発生した取引データが記憶され、ICメモリに記′憶し
きれなくなった古い取引履歴データは垂直磁気記憶部7
に記憶される。nl。
n2およびn3〜n5は待機ルーチンである。nlでは
キー人力があるか否かを判断する。n2ではこのカード
が端末機(ATM)に接続されたか否かを判断する。n
3では前記バッファ(M8゜M9.Mlo)に出金取引
の取引データが記憶されているか否かを判断する。出金
取引の取引データが記憶されているときは、そのデータ
が記憶されてからの時間を計測しくn4)所定時間以上
を経過した場合には不正使用防止のためにそのデータを
クリアする(n5)。
キー人力があった場合にはそのキーが表示キー(n6)
、預金キー(n7)、出金キー(n8)の何れであるか
を判断する。
預金キーが押下された場合にはn8→n9に進む。n9
では暗証番号の入力を受け付け、入力された暗証番号の
一致を判断する(nlo)。暗証番号が一致した場合に
は出金金額の入力を受け付け(n11)、このデータを
バッファ(Mlo)に記憶するとともに(n12)、タ
イ゛マをスタートさせて(n13)待機ルーチンに戻る
。このタイマはn4でカウントダウンされ、タイムアツ
プしたときバッファのデータがクリアされる(n5)。
また、預金キーが押下されたときはn7→n14に進む
。n14では預金する金額の入力を受け付け、この金額
をバッファ(MIO)記憶して(n15)待機ルーチン
へ戻る。
表示キーが押下されたときにはn6→n16に進む。n
16では押下された表示キーが新取引履歴データ表示キ
ーであるか旧取引履歴データ表示キーであるかを判断す
る。新データ表示キーであれば新取引履歴データ記憶エ
リア(M6)の先頭に表示アドレス(Mll)をセント
した(n18)のちn20に進む。また、旧データ表示
キーであ糺ば旧取引履歴データ記憶エリア(M7)の先
頭に表示アドレスをセントした(n19)のちn20に
進む、n20では表示する年月日の入力を受け付け(n
20)、この年月日の取引履歴データを検索しつづアド
レスを更新する(n21)。
この年月日に該当するデータがあったか否かをn23で
判断し、ない場合にはバッファをクリアして(n30)
待機ルーチンに戻る。データがある場合にはその年月日
を表示しくn24)、+キーの押下にしたがってその取
引履歴データの「取引金額」 「残高」 「年月日」を
順次レイクリ・ツクに表示してゆ< (n25.n28
)、−キーが押下されると次の取引履歴データに表示ア
ドレスを更新して(n26.n29)、n23に戻る。
また終了キーが押下されるとn30でバッファをクリア
したのち待機ルーチンに戻る。
一方カードがATMに挿入された場合にはATMからの
データ送信要求があるまでn31で待機する。送信要求
があると銀行コード、口座番号を送信する(n32)。
これに対する返信をn33で受信する。返信の内容が取
引可であればn34→n35以下に進む。取引不可であ
ればn34の判断でバッファをクリアしたのち(n43
)待機ルーチンに戻る。n35では銀行カードのバッフ
ァに取引データが記憶されているか否かを判断する。取
引データが記憶されている場合にはATMにその取引デ
ータを送信しくn36)、取引データが記憶されていな
いときにはATMに対してデータなしを送信する(n3
7)。こののちATVからの電文を受信するまでn38
で待機する。電文を受信するとその電文の内容をn39
〜n42で判断する。
受信した電文がバッファクリアを指示する電文であれば
n39→n、 42に進み、バッファをクリアして待機
ルーチンにもどる。この電文は取引が成立したときまた
は取引が不成立に終わったときに送られて(る。
取引データ記録を受信したときはn40→n44に進む
。n44では新取引履歴データ記憶エリアに空エリアが
あるか否かを判断する。空エリアがあればATMに対し
てデータ送信要求の電文を送信しくn45)、n46で
データを受信する。
このデータを新取引履歴データの末尾に記憶しくn47
)、末尾アドレスを更新するとともに(048)、残行
数力・ら1を減算する(n49)。044以下の動作を
データが終了するまで繰り返す。データが終了すればn
38に戻る。
新取引履歴データ記憶エリアに空エリアがなくなったと
きにはATMに対して新取引履歴データ記憶エリア(M
6)に記憶されているデータを1ペ一ジ分垂直磁気記憶
部7に転送することを要求する(n51)。ATMから
のOK電文の受信を待って1ペ一ジ分の新取引履歴デー
タ(最も古いデータから1ペ一ジ分)を送信する(n5
3)。
ATMはこのデータを垂直磁気記憶部に書き込む。この
のちデータをシフトしくn54)、末尾アドレスと残行
数を更新したのち(n55.n56)n45に進む。
暗証チエツク電文を受信したときはn41→n57に進
む。n57では電文と同時に送られてきた暗証番号(A
TMに入力されたもの)がカードに記憶されている暗証
と一致するか否かを判断し、一致した場合には一致電文
を送信しくn58)、不一致の場合には不一致電文を送
信する(n59)。
また、旧取引データの読み込み要求電文が送信されてき
た場合にはn42→n60に進む。この電文は、顧客が
このカードをATMに挿入して高密度記憶エリアに記憶
されている旧取引履歴データICメモリに読み込ませる
とき送信されて鳴る。ICメモリに読み込まれた旧取引
履歴データはカード中休の操作によって表示することが
できる(n16〜n29)。この電文を受信すると、ア
ドレスバッファを旧取引履歴データ記憶エリアの先頭ア
ドレスにセントし、記憶できる行数をセットする(n6
0)。次にデータを1行づつ送信することを要求しくn
61)、1行分のデータを受信する毎にこれを旧取引履
歴データ記憶エリアに書き込み(n62.n53)、ア
ドレスおよび行数を更新する(n64.n65)。残行
数が0になるまで(旧取引履歴データ記憶エリアが一杯
になるまで)この動作を繰り返す(n66)。エリアが
一杯になったときバッファをクリアして(n43)n3
8にもどる。
これ以外の電文がATVから送信されてきた場合にはエ
ラーである旨を返信する(n67)。
第7図は前記ATMの取引カード処理動作を示すフロー
チャートである。n70でカードが挿入されるまで待機
する。カードが挿入されるとカードに対して銀行コード
、口座番号等の送信を要求しくn71)、このデータを
受信するまでn72で待機する。データを受信するとこ
のデータに基づいてこの銀行カードが取引が可能か否か
を判断しくn73)、取引が可能でればn77以下の動
作に進み、取引が不可能であればn74で取引不可を送
信し、装置のCRTに取引不可を表示して(n75)、
カードを返却して(n76)動作を終える。
n77では取引データの送信を要求する。これに対する
電文をn78で受信する。電文が取引データであればn
80以下に進み、取引データを記憶していない旨の電文
であればn106以下に進む。
n80では送信されてきた取引データが預金取引のもの
か出金取引のものかを判断し、出金取引であればn10
3に進み、預金取引であればn81以下の動作に進む。
n81では現金の投入を指示し、n82で現金の投入を
受け付ける。投入された現金が預金金額に達するまでこ
の動作を継続しくn83)、投入金額が預金金額に達し
たときn85に進む。投入金額が預金金額を超えたとき
には釣り銭を放出する(n84)。センタと交信して認
証を受けたのち(n85)、この取引の取引履歴データ
の記録要求電文をカードに送信する(n86)。これに
対する返信をn87で受信し、この返信が取引履歴デー
タ要求の電文であるが否かを判断する。取引履歴データ
要求の電文であれば取引履歴データを1行分送信しくn
89)、データが終了するまでn87以下の動作を繰り
返す(n 90)。データが終了すればカードを返却し
て(n91)、動作を終える。一方、n88でデータ転
送要求の電文が送られてきた場合にはカード裏面の垂直
磁気記憶部の書込位置を確認したのち(n93)、カー
ドに新取引履歴データ送信OKの電文を送信する(n8
4)。カードから新取引履歴データを1ペ一ジ分受信す
れば(n95)、これを垂直磁気記憶部に書き込み(n
96)、n89に進む。
またn78で受信した電文が取引データ無しの電文であ
ればn79→n106に進む。n106では取引選択入
力を受け付け、選択された取引をn107〜n109で
判断する。預金取引が選択された場合にはn107→n
118に進み、現金の投入を受け付け(nl18)、こ
の金額を計数・記憶したのち(nl 19)、n85に
進む。
また出金取引が選択された場合にはn108→n97に
進む。n97では暗証番号の入力を受け付け、この暗証
番号を銀行カードに送信してチエツクを要求する(n9
B)。n99でこれに対する返信を受信し、一致の場合
にはn101以下の取引処理動作に進み、不一致の場合
にはn74に進む。n1O1では出金金額の入力を受け
付け、これを記憶して(n102)、センタと交信する
(n103)。センタからの返信が出金OKであれば要
求金額の現金を出金したのち(n105)、n86に進
む。それ以外のときはn74に進むなお、銀行カードに
出金取引の取引データが記憶されていた場合には直接n
103に進む。
以上の実施例では、最新の新取引履歴データはICメモ
リの新取引履歴データ記憶エリア(M6)にのみ記憶す
るようにしているが、ICメモリのバックアップを兼ね
て最新の新取引履歴データをICメモリと垂直磁気記憶
部7とに同時に記憶するようにしてもよい。このときの
ATMの制御部の動作の一部を第8図に示す。
この動作は第7図におけるn86〜n96の動作に代え
て行われる動作である。取引履歴データの記録要求電文
をICのCPUに送信しくn86)、OKの返信を受信
したのち(n120)、1行分のデータを送信する(n
121)。取引履歴データが終了するまでこの動作を繰
り返す(n123)。データが終了すると垂直磁気記憶
部7の書込位置の確認を行い(n124)、取引履歴デ
ータを書き込んだのち(n125)、カードを返却して
(n126)動作を終える。
新取引履歴データは高密度記憶エリアに最初から記憶さ
れているため、ICメモリのデータを消去するときでも
転送は不要である。
第9図および第10図はこのような同時書き込みが行わ
れる銀行カードの動作を示すフローチャートの一部であ
る。
第9図において、取引履歴データの記録要求を受信した
とき新取引履歴記憶エリアに空エリアがない場合、この
新取引履歴データ記憶エリアを全てクリアしくn130
)、末尾アドレスを先頭にセットするとともに残行数を
全行数セットして(n131.n132)n45に戻る
。あらかじめ新取引データが高密度記憶エリアに記憶さ
れているためデータの転送は不要である。
また第10図は、新取引履歴データ記憶エリアをサイク
リックに使用する銀行カードの動作である。取引データ
記録要求があると(n40)、データ送信要求を返信し
くn140)、データを受信すれば新取引履歴データの
うち最も古いデータに上書きする(n142)。末尾ア
ドレスを次に古いデータのアドレスに更新しくn143
)、データが終了するまでこの動作を繰り返したのち(
n144)n38に戻る。
新取引履歴データ表示キー5a、旧取引履歴データ表示
キー5bおよびn16〜n19がこの発明の選択手段に
対応する。
n142.n143がこの発明の循環記す、α手段に対
応する。
n92〜n96がこの発明の第一の転写手段に対応する
n111〜n115がこの発明の第二の転写手段に対応
する。
第8図のn86〜n125がこの発明の同時書込手段に
対応する。
fh1発明の効果 以上のようにこの発明によれば、記憶カードにICメモ
リに加えて高密度記憶エリアを設けたことにより、記憶
容量を極めて大きくすることができデータを大量上記憶
しておくことができる。高密度記憶エリアに垂直磁気記
憶媒体を使用した場合ICメモリの約10倍の記憶容量
を持つことができ、ICメモリに記憶しきれないデータ
のファイルとして使用することができ、また、ICメモ
リのバンクアップ用に用いることもできる。
さらに、ICメモリに新データ記憶エリアと旧データ記
憶エリアとを分けて設けたことにより、旧データをいつ
でも読み込むことができる。加えて選択手段を設ければ
、新データ、旧データを選択的に表示させることもでき
る。これによって、高密度記憶エリアのデータ利用を効
率的にすることができる。
ICメモリは上記のような記憶容量であるため、継続的
にデータを記憶してゆ(と記憶容量−杯になるが、この
とき記憶エリア全体をクリアする方式を採用することに
より、データ処理が簡略になり、処理効率を高めること
ができる。また、このとき上書き方式を採用することに
より、近い過去のデータを常に記憶しておくことができ
、過去のデータを利用しやす(することができる。
このような記憶カードを処理する記憶カード処理装置に
、高密度記憶エリアとICメモリとの間のデータの転送
機能を持たせたことにより、ファイルしたデータをIC
メモリに読み込んでカード単体で処理することができる
うえ、ICメモリでオーバーフローしそうなデータをフ
ァイルすることもできる。
また、記憶カード処理装置が発生したデータをICメモ
リと高密度記憶エリアとに同時に記憶するようにしたこ
とにより、ICメモリから高密度記憶エリアへのデータ
の転送が不要になるとともに高密度記憶エリアをICメ
モリのバンクアップに用いることもできる。
このような記憶カードおよび記憶カード処理装置を実現
したことにより、従来のICカードでは不可能であった
大記憶容量をカードで実現することができ、記憶された
データをカード単体で効率的に処理することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図(A)、 (B)はこの発明の実施例である取引
処理システムに使用される銀行カードの表面図および背
面図、第2図は同銀行カードの制御部のブロック図、第
3図(A)、(B)は同銀行カードのICメモリの構成
を示す図、第4図および第5図は同実施例である取引処
理システムに使用されるATMの外観図および制御部の
ブロック図、第6図は同銀行カードの動作を示すフロー
チャート、第7図は同ATMの動作を示すフローチャー
ト、第8図は同ATMの他の実施例の動作を示すフロー
チャート、第9図および第10は同銀行カードの他の実
施例の動作を示すフローチャートである。 ■−銀行カード(記憶カード)、 2−ATM (記憶カード処理装置)、3−LCD、4
−テンキー、5−@能キー、5a−新取引履歴データ表
示キー、 5b−旧取引履歴データ表示キー、 6−接点、7−垂直磁気記憶部、 10−CPU、11−外付RAM。 37−カードリーグ制御部、 42−■cカードリードライト部、 43−垂直磁気記憶部リードライト部。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)カード表面に形成された接点を介して外部装置と
    データの交信を行うICメモリを内蔵するとともに、カ
    −ド表面に高密度記憶エリアを設けたことを特徴とする
    記憶カード。
  2. (2)前記ICメモリにアクセスするキーボードおよび
    前記ICメモリに記憶されているデータを表示する表示
    器を設けたことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
    の記憶カード。
  3. (3)前記ICメモリに、新たに発生したデータを蓄積
    記憶する新データ記憶エリアと、高密度記憶エリアから
    読み出されたデータを記憶する旧データ記憶エリアと、
    を別に設けたことを特徴とする特許請求の範囲第1項ま
    たは第2項記載の記憶カード。
  4. (4)前記ICメモリに、新たに発生したデータを蓄積
    記憶する新データ記憶エリアと、高密度記憶エリアから
    読み出されたデータを記憶する旧データ記憶エリアと、
    を別に設け、さらに、新データ記憶エリアまたは旧デー
    タ記憶エリアの記憶内容を選択して前記表示器に表示さ
    せる選択手段を設けたことを特徴とする特許請求の範囲
    第2項記載の記憶カード。
  5. (5)前記ICメモリの記憶エリアがいっぱいになった
    ときこの記憶エリアのデータをクリアするクリア手段を
    設けたことを特徴とする特許請求の範囲第1項,第2項
    ,第3項または第4項記載の記憶カード。
  6. (6)前記ICメモリの記憶エリアには、データを循環
    式に記憶してゆく循環記憶手段を設けたことを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項,第2項,第3項または第4項
    記載の記憶カード。
  7. (7)特許請求の範囲第1項,第2項,第3項,第4項
    ,第5項または第6項記載の記憶カードを受け付けて、
    前記ICメモリにデータの書き込みを行う記憶カード処
    理装置であって、ICメモリの記憶エリアがいっぱいに
    なったとき、この記憶エリアに記憶されているデータの
    一部または全部を前記高密度記憶エリアに書き移す第一
    の転写手段を設けたことを特徴とする記憶カード処理装
  8. (8)特許請求の範囲第1項,第2項,第3項,第4項
    ,第5項または第6項記載の記憶カードを受け付けて、
    前記ICメモリにデータの書き込みを行う記憶カード処
    理装置であって、前記高密度記憶エリアに記憶されてい
    るデータをICメモリに書き移す第二の転写手段を設け
    たことを特徴とする記憶カード処理装置。
  9. (9)特許請求の範囲第1項,第2項,第3項,第4項
    ,第5項または第6項記載の記憶カードを受け付けて、
    前記ICメモリにデータの書き込みを行う記憶カード処
    理装置であって、データをICメモリに書き込むと同時
    に、このデータを高密度記憶エリアに書き込む同時書込
    手段を設けたことを特徴とする記憶カード処理装置。
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