JPH01233286A - 新規セフエム誘導体 - Google Patents

新規セフエム誘導体

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Publication number
JPH01233286A
JPH01233286A JP63057948A JP5794888A JPH01233286A JP H01233286 A JPH01233286 A JP H01233286A JP 63057948 A JP63057948 A JP 63057948A JP 5794888 A JP5794888 A JP 5794888A JP H01233286 A JPH01233286 A JP H01233286A
Authority
JP
Japan
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group
compound
formula
cephem
acid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP63057948A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayuki Muto
雅之 武藤
Shinji Ueda
伸二 上田
Hideo Nagata
英夫 永田
Hirotada Yamada
山田 博忠
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Pharmaceuticals Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Pharmaceuticals Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Pharmaceuticals Co Ltd filed Critical Sumitomo Pharmaceuticals Co Ltd
Priority to JP63057948A priority Critical patent/JPH01233286A/ja
Publication of JPH01233286A publication Critical patent/JPH01233286A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/55Design of synthesis routes, e.g. reducing the use of auxiliary or protecting groups

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、細菌感染症の治療薬および予防薬として有用
な経口吸収性ヒフエム誘導体に関する。
[従来の技術] 近年、感染症の治療薬として数多くのセフェム系抗生物
質が開発されており、特に、7位アミノ基の置換基上に
チアゾリル基を有するセフェム誘導体は強い抗菌作用と
広範囲の抗菌スペクトルをもつ優れた化合物であること
が知られている。
しかしながら、このような化合物の大部分は、経口投与
ではほとんど吸収されないので注射による投与が行われ
ている。この経口吸収性の問題を改善するために4位の
カルボキシル基をエステル化する工夫が行われ、例えば
セフテラムビボキシル等が臨床に供せられるようになっ
たが、吸収性および効果の持続性の面で、なお充分では
なかった。
[発明が解決しようとする課題] 本発明は、経口投与によ゛る吸収性が優れ、かつ、効果
の持続性が長いセフェム系抗菌剤を提供することを目的
とする。
[課題を解決するための手段] 本発明は一般式(1) (式中、R1は水素原子、アミノ基または保護されたア
ミノ基を表し、R2は水素原子、アルキル基またはシク
ロアルキル基を表し、R3は置換されていてもよい複素
環基または芳香環基を表し、R7は低級アルキル基を表
し、nはOまたは1を表し、A は式SA2または式X
で示される基を表し、A2は買換されていてもよい複索
環基を表し、Xはハロゲン原子またはアシルオキシ基を
表す。) で示されるセフェム誘導体またはその塩に関する。
上記の本発明セフェム化合物は、新規なエステル部分を
有する点で特徴的である。
一般式(I)で示されるR2のアルキル基としては、た
とえば、メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル
、n−ブチル、イソブチル、tart −ブチル、n−
ペンチル、イソペンチル、ネオペンチル、tcrt−ペ
ンチル、n−ヘキシル、イソヘキシル、ヘプチル、オク
チル、ノニル、デシル、ウンデシル、ドデシル基なとの
直鎖状もしくは分岐状の炭素数1〜12のアルキル基が
挙げられる。
R2のシクロアルキル基どしては、たとえば、シクロプ
ロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシ
ル、シクロへブチル、シクロオクチル、シクロノニル、
シクロデシル、シクロウンデシル、シクロドデシル基な
どの炭素数3〜12のシクロアルキル基が挙げられる。
R3の芳香環基としては、例えばフェニル基などの炭素
数10以下の芳香族炭化水素基が挙げられ、複素環基と
しては、例えばチエニル基、フリル基、ピリジル基、ピ
ロリル基、ピロリジニル基、ピペリジル基などの、酸素
原子、窒素原子および硫黄原子から選ばれるヘテロ原子
1個以上を有する5または6員環の複素環基が挙げられ
る。これら芳香環基または複素環基の置換基としてはア
ルキル基、水酸基、アルコキシカルボニル基、フェノキ
シカルボニル ルボニル ニル は例えば炭素数1〜1oのアルキル基であるが、好まし
くは低級アルキル基であり、そのような低級アルキル基
としては例えばメチル、エチル、プロピルなどの炭素数
1〜5のアルキル基が挙げられ、アルコキシカルボニル
基のアルコキシ部分としては例えばメトキシ、エトキシ
などの低級アルコキシ基が挙げられ、トリハロゲノアル
キルオキシカルボニル基としては例えばトリフルオロメ
チル、トリフルオロエチル、トリクロロエチルなどのト
リハロゲノ低級アルキル基を有する基が挙げられる。
前記−形式(I)で表されるエステルの具体例としては
、例えば 4−ヒドロキシベンゾイルオキシメチルエステル、ベン
ゾイルオキシメチルエステル、ベンゾイルオキシエチル
エステル、5−メチル−2=チオフエン力ルポニルオキ
シメヂルエステル、2−フランカルボニルオキシメチル
エステルニコチノイルオキシメチルエステル、1−メチ
ル−2−ピロリルカルボニルオキシメチルエステルンカ
ルボニルオキシメチルエステル ジルAキシカルボニルー2ーピロリジンカルボニルオキ
シメチルエステル、N−t−ブトキシカルボニル−4−
ヒドロキシ−2−ピロリジンカルボニルオキシメチルエ
ステル 2、2−t−リクロロエトキシカルボニル)−2−ピロ
リジンカルボニルオキシメチルエステルN−ベンジルオ
キシカルボニル− 2−ピロリジンカルボニルオキシメチルエステルリジン
カルボニルオキシメチルエステルt−ブトキシカルボニ
ル−2−ビベリジンカルボニルオキシメチルエステル、 などがあげられる。
R7の低級アルキル基としては、例えばメチル、エチル
などの炭素原子数1〜5のアルキル基が挙げられる。
A2の複素環基としては、例えばデアジアゾリル、チア
ゾリル、イソチアゾリル、オキサシリル、イソオキサシ
リル、テトラゾリルなどの、硫黄原子、酸素原子および
窒素原子から選ばれるヘテロ原子を1〜4個有する5〜
6員ES基が挙げられ、当該複素環基の置換基としては
、例えばメチル、エチルなどの低級アルキル基、例えば
ビニル、アリルなどの低級アルケニル基などが挙げられ
る。
このような置換されていてもよい複素環基の好適な例と
しては、一般式(i) 、(ii)または(iii)(
式中、1(4は低級アルキル基を表す。)で示される基
を挙げることができる。
Xのハロゲン原子としては、例えば塩素原子、臭素原子
、ヨウ素原子が挙げられる。
R1のアミノ基の保護基としては、アシル基、アラルキ
ル基などの常用の保護基が挙げられる。
アシル基としては、例えばホルミル、クロロアセチルな
どのハロゲン原子で置換されていてもよい低級アルカノ
イル基、例えばメトキシカルボニル、エトキシカルボニ
ル トリクロロエトキシカルボニル カルボニルなどのハロゲン原子またはフェニル基で置換
されていてもよい低級アルキルオキシカルボニル基など
が挙げられ、アラルキル基としては、例えばベンジル、
トリチルなどが挙げられる。
一般式(I>の化合物は、酸との塩を形成することがで
きる。その酸付加塩の好ましい酸としては、たとえば塩
酸、硫酸、リン酸などの無側したとえばギ酸、酢酸、マ
レイン酸、酒石酸、メタンスルホン酸、ペンピンスルホ
ン酸、p−トルエンスルボン酸などの有機カルボン酸ま
たは有機スルホン酸などがあげられる。
一般式(I)の7位側鎖部分  ゛ R にはシン体、アンチ体の幾何異性体が存在するが、好ま
しい化合物はシン体である。
一般式(I)の化合物またはその塩においてアミノチア
ゾール基は、その互変異性体であるイミノチアゾリン基
として存在することもある。
一般式(I>の化合物またはその塩において、セフェム
骨格の4位のエステル部分に不斉炭素が存在する場合に
は、これに基づく二種の光学異性体が存在Jる。通常は
それらの光学異性体の片方又は氾合物が用いられる。
本発明化合物のうちnが1であるスルホキシド化合物は
、後述するように、nが0である化合物を製造する際の
中間体として有用である。
次に、本発明セフェム化合物の製法について説明する。
本発明化合物は、その方法自体は公知の方法、例えば次
の(a) 、(b)または(C)の方法に従って製造す
ることができる。
(a)  一般式(I[I) (0)。
[式中、n,A は前述に同じ R6は一般式じ。)で
表わされるか、またはカルボキシル基もしくはその塩ま
たは保護されたカルボキシル基を示す。1 で表わされる7−アミノ−3−セフェム−4−力ルボン
酸誘導体を、一般式(n) (式中、RおよびR7は前述に同じ。)で表わされる化
合物でアシル化し必要に応じて保護基の除去、カルボキ
シル基のエステル化を行う方法。
(b)  一般式(IV) (式中、X、R、R、Rおよびnは前)本に同じ。)で
表わされる化合物の3位Xを相当する複素環チオール体
(A2−8H)で求核置換する方法。
(C)  本発明化合物(I)の7位アシル基を他のア
シル基から誘導する方法。
以下に、上述の方法(a) 、(b)および(C)を更
に詳細に説明する。
(a)  一般式(II)で表わされるカルボン酸また
はその反応性誘導体と、一般式(III)で表わされる
化合物またはその塩とを反応させることにより一般式(
1′) (式中、n、R、R、RおよびA1は前述に同じ。) で表わされる化合物またはその塩を得ることができる。
更に、R6で示される基がカルボ4シル基またはその塩
であるときは、該化合物をエステル化することによって
、前記一般式(I)で示される本発明化合物を得ること
ができる。また、R6で示される基が保護されたカルボ
キシル基であるときは、該化合物の保護基を除去した後
、エステル化する。
一般式(II)で示される化合物の反応性誘導体とは、
一般式(I[[)で示される化合物とアミド結合を形成
することができるカルボキシル基の反応性誘導体を意味
し、例えば酸ハライド、酸無水物、酸アゾリド、活性エ
ステル、酸アジド等があげられる。更に詳述すればジア
ルキルリン酸、フェニルリン酸、ジフェニルリン酸、ジ
ベンジルリン酸、ジアルキル亜リン酸、メタンスルホン
酸、トルエンスルホン酸、ナフタレンスルホン酸、アル
キル炭酸、脂肪族カルボン酸く例えば、ピバリン酸、ペ
ンタン酸、イソペンタン酸、2−エチルブタン酸)、芳
香族カルボン酸の如き酸との混合酸無水物あるいは対称
形酸無水物;イミダゾール、置換イミダゾール、ジメヂ
ルビラゾール、トリアゾール、テトラゾール等との酸ア
ゾリド;シアノメチルエステル、メトキシメチルエステ
ル、p−二トOフェニルエステル、2.4−ジニトロフ
ェニルニスデル、トリクロルフェニルエステル、ペンタ
クロルフェニルエステル、メタンスルホニルフェニルエ
ステル、フェニルチオフェニルエステル、p−ニトロフ
ェニルチオエステル、パラクレジルチオエステル、カル
ボキシメチルチオニスデルピラニルエステル、ピリジル
エステル、ピペリジルエステル、8−キノリルチオエス
テル、またはN,N’−ジメヂルヒドロキシルアミン、
1−ヒドロキシ−2(IH)−ピリドン、N−ヒドロキ
シザクシンイミド、N−ヒドロキシフタルイミド、もし
くはヒドロキシベンツトリアゾールとのエステル等の如
き活性エステル類があげられる。
また、−形成(It)で示される化合物を遊離酸(もし
くはその塩)の状態で使用する際は、結合剤の存在下で
アミド化反応を実施することができる。結合剤としては
、たとえばN、N’ −ジシクロヘキシルカルボジイミ
ド −N’−モルホリノエチルカルボジイミド、N−シクロ
へキシル−N’−(4−ジエチルアミノシクロヘキシル
)カルボジイミド、N.N’ −ジエチルカルボジイミ
ド ルボジイミド チルアミノプロピル −カルボニルビス ペンタメチレンケテン−N−シクロヘキシルイミン、ジ
フェニルケテン−N−シクロヘキシルイミン、アルコキ
シアセチレン、1−アルコキシ−1−クロルエチレン、
亜リン酸トリアルキルエステル、ポリリン酸エチルエス
テル、ポリリン酸イソプロピルエステル、オキシ塩化リ
ン、三塩化リン、塩化チオニル、オキサリルクロライド
、トリフェニルホスフィン、2−エチル−7−ヒトロキ
シベンズイソキサゾリウム塩、2−エチル−5−(m−
スルボニル)イソキサゾリウムヒドロキすイト分子内塩
、(りOロメヂレン)ジメヂルアンモニウムクロライド
、オキシ塩化リンおよびジメチルホルムアミドから製造
される化合物等のビルスマイヤー試薬等をあげることが
できる。
この様に、一般にペプチド化学、ペニシリン、セファロ
スポリン化学、またはその他の分野において使用される
アミド化方法が本発明では使用される。
アミド化の際、−形成([)の化合物のアミノ基tよ、
アミド化法によっては、保護されている方が好ましい。
一般式(III)のカルボキシル基の塩としては、例え
ばナトリウム、カリウム、カルシウムといったアルカリ
金属もしくはアルカリ土類金属との塩:例えばトリメチ
ルアミン、トリエチルアミン、キノリン塩、コリジン塩
といった有機塩基との塩があげられる。
一般式(t[[)に示されるR6の保護されたカルボキ
シル基としては、エステル化またはアミド化されて保護
されたカルボキシル れらはアシル化反応後、たとえば酸性または弱アルカリ
性媒質中で加水分解またはアルコリシス、水素添加分解
、還元、酸化、親核的@換、光反応、または酵素反応に
よって、容易に分解して遊離のカルボン酸を与えるよう
な基が望ましい。そのような保護されたカルボキシル基
誘導体としてはシリルエステル、有機スズエステル、ト
ルエンスルホニルエチルエステル、パラニトロベンジル
エステル、ジフェニルメチルエステル、トリデルエステ
ル、トリクロルエチルエステル、フタルイミドメチルエ
ステル、2−二トロベンジルエステル、2、2′−ジニ
トロベンジルエステルなど、公知のカルボン酸の保51
があげられる。シリルエステルの際にはシリル化するこ
とが可能な部位、即ち7位の7ミノ基がシリル化されて
いてもよい。
またアミノ基は、トルエンスルホン酸、ナフタレンスル
ホン酸、テトラリンスルホン酸の如き有機スルホン酸と
、あるいは、塩酸、硫酸、硝酸等の黙RFIUと塩を形
成していてもよい。
−形成(I)で示されるカルボン酸またはその反応性誘
導体と一般式(III)で示される化合物またはその塩
との反応は、通常は不活性な溶媒中で行われ、例えばジ
クロルメタン、クロロホルム、アレトン、テトラヒドロ
フラン、ジオキサン、アセトニトリル、メチルイソブチ
ルケトン、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミ
ド、ジメチルスルホギシド、ヘキサメチルホスホリック
トリアミド、スルホランといった極性溶媒、またはベン
ゼン、トルエン、石油エーテル、n−ヘキサンといった
非極性溶媒、あるいはそれらの混合溶媒が使用される。
場合によってはそれらの含水混合溶媒も使用することが
できる3,反応温度は任意の温度が設定できるが、通常
は50℃以下である。
以上のようにして前記−形成(■′)で示される化合物
を製造することができる。ここでR6で示される基が、
カルボキシル る場合には、該化合物を所望の化合物に対応するエステ
ル化剤と反応さぜることにより前記−段載(I)で表さ
れる本発明化合物を製造することができる。
エステル化剤としては、例えば−段載(XI)(式中、
R およびR3は前述に同じ。Ylは水[iまたはハロ
ゲン原子を表す。) で示される化合物を用いることができる。
ニスデル化反応は、それ自体公知の方法で行うことがで
きる。たとえば、−段載(工′)においてR6で示され
る基がカーレボキシル基のアルカリ金属塩である化合物
と、エステルを形成するアルコール部分に対応するハロ
ゲン体く.L記載のエステル化剤においてYlがハロゲ
ン原子である化合物、好ましくはヨウ素、ブロムまたは
クロル休)とを不活性溶媒中で反応させてエステル化合
物を製造することができる。このとき、クラウンエーテ
ルの存在下または相間移動触媒の存在下でエステル化を
実施する方法等の公知の方法が使用できる。また、本エ
ステル化反応は塩基の存在Fに実施するのが右利であり
、塩基としては例えばトリエチルアミンのような有機塩
基あるいは例えば炭酸すトリウム、炭酸カリウムのよう
な無機塩基等が有利に使用される。
エステル化剤としてアルコール(前記−段載のニスデル
化剤においてYlが水MMである化合物)が使用される
場合には、反応は縮合剤の存在下に行うことが好ましい
。そのような縮合剤の例としては、例えばN.N’ −
ジシクロヘキシルカルボジイミド N−シクロへキシル−N’−(4−ジエチルアミノシク
ロヘキシル)カルボジイミドのようなカルボジイミド化
合物、たとえば1−(4−クロロベンゼンスルホニルオ
キシ)−6−クロロ−111−ベンゾトリアゾールのよ
うなN−ヒドロキシベンゾトリアゾール誘導体のスルホ
ン酸エステル、ベンゼンスルホン酸クロリド、ジメチル
ホルムアミドと塩化チオニル、オキシ塩化リンなどのハ
ロゲン化合物との反応で生成した、いわゆるビルスマイ
ヤー試薬などが挙げられる。
反応温度は特に限定されないが、通常50℃以下で行な
われる。エステル化に使用される不活性な溶媒としては
、前記アミド化反応に使用される不活性溶媒が、同様に
使用される。
前記−段載のエステル化剤は、それ自体公知の方法に従
って製造することができる。例えばYlがハロゲン原子
であるエステル化剤は、式される化合物と式R3COO
M(R3は前述と同じ、Mはナトリウム、カリウム等ア
ルカリ金属を示ず。)で示される化合物を相聞移動触媒
および炭酸ナトリウム等の無機塩基の存在下、不活性な
溶媒中で反応させることにより製造される[SYNTH
ETIC  COHHUNICATIONS,  1 
 4  (  9  )  、 8  57−864 
(1984)記載の方法]か、または式R  −CHO
 (R2は前述と同じ)で示される化合物と式R3−C
OY2 (R3は前述と同じ、Y2はハロゲン原子を示
す。)で示される化合物を不活性な溶媒中で加熱するか
、または塩化亜鉛等の触媒の存在下に反応させることに
より製造される。
一般式(If)で示される原料化合物は、たとえば、日
本化学会誌1981、(5)、785、Chel. P
harm. Bu I I 、 2 5、31 1 5
 (1977)、The Journal or^nt
ibiotics  3 4、171(1981)、特
開昭51−149296号公報に記載される方法で製造
される。
また−段載(III)で示される原料化合物はたとえば
次のようにしてg!A造することができる。寸なわち、
たとえば7−アミツセフアロスボラン酸と複素環チオー
ル化合物(A2−SH)とを反応させるそれ自体公知の
方法(たとえば米国特許第3。
979、383号明m書、特開昭53−98987号、
55−9048号、55−049383号、57−82
392号公報に記載されている)によって4−カルボン
酸化合物を製造し、4位がエスチルまたは保護されたカ
ルボキシル基である化合物を製造する場合には、上記4
−カルボン酸化合物の7位アミノ基を保護した後4−カ
ルボキシルをエステル化または保護し、ざらに7位アミ
ノ保Igを除去することにより、−形式(II)の原料
化合物を¥J造することができる。この時、7位アミノ
基の保護は必ずしも必須ではない。
上述の7位アミン基の保護および除去ならびに4位カル
ボキシル基の保護は、セファロスポリン化学および関連
分野で常用の一般的方法に従って実施することができる
。4位カルボキシルのエステル化、すなわち式 で示される基の導入は、前記−形式(XI )の化合物
を用いるエステル化反応の説明で述べた方法と同様にし
て実施することができる。
また、−形式(III)の原料化合物のうち、A1が−
SA2である化合物については、相当する3位へ〇ゲノ
メチル体と複素環チオール体(△2−8H)またはその
塩とを反応させることによっても製造できる。
一般式(1′)のうち7− [2−(2−アミノ−4−
チアゾリル)−2−(メトキシイミノ)アセトアミド]
−3−(3−メチル−1,2,4−チアジアゾール−5
−イル)チオメチル−3−セフェム−4−カルボン酸に
ついては、特開昭53−108996号公報に記載され
ている。また−形式(■′)のうち7− [2−(2−
アミノ−4−チアゾリル)−2−(メトキシイミノ)ア
セトアミド]−3−(1,2,4−デアゾール−5−イ
ル)チオメチル−3−セフェム−4−カルボン酸につい
ては特開昭61−165394号、特開昭62−158
288号公報に記載されている。
(b)  −形式(IV) (式中、R1R、R、nおよびXは前述に同じ。)で表
わされる化合物の3位Xを相当する複素環チオール体(
Δ2−8H)で求核置換することによって前記−形式(
1′)においてXが−S△2である化合物を得ることが
できる。求核置換する方法自体は公知の方法が適用でき
る[たとえば、E、FIynn IQ r Cepha
losporins andPenicillins、
Chemistry and Biology J(A
cademic Pressl 972 )第4f#第
158頁、持回11)!753−130689号明細書
、J、EIks編集[Recent  八dvance
s  in  the  Chcn+1stry  o
f  β −LaClafflAMibiOtiC3,
Ca1nbl’1d(IC,’ England、  
28−3 0June、   1 9 7 6  J 
  (The  che+aical  5ociet
y。
Burlinqton House、 London 
WI V  0BN)第109頁、Tetrahedr
On LetterS 22.3915(1981)に
記載されている]。次いで、方法(a)と同様に、R6
がカルボキシル基である場合にはエステル化し、R6が
保護されたカルボキシル基である場合には保護基を除去
してエステル化することにより、萌記一般式(I)にお
いてA1が複素環チオIt (−3A2)である本発明
化合物を劃fi ’J’ ?) (+とができる。
本方法の原料化合物となる一般式(IV>で示される化
合物は前記方法(a)で説明したとおり、−形式(H)
のカルボン酸と一般式(V)(0)。
(式中、×、R、nは前述に同じ。) で表わされる化合物とを反応させて製造することができ
る。また−形式< IV )で表わされる化合物のうち
Xがハロゲン原子であり、R6がカルボキシル基または
保護されたカルボキシル基である化合物は、たとえばJ
、EIksli集l Recent Advances
in  the  Chemistry  of  β
 −Lactam  Antibiotics。
Cambridge、 rngland、 28−30
 June、  1975 J  (The Chem
ical 5ociety、 Burlington 
1lousc。
London  WlV  0BN)第106頁、Te
trahcdron Letters 22 、391
5 (1981)に記載の方法でも製造できる。ハロゲ
ン原子としではヨウ系原子、臭素原子および塩素原子が
挙げられる。
(C)  −形式(I)で表わされる化合物の7位アシ
ル基を他のアシル基から化学的に誘導する方法としては
、たとえば次の方法がある。
−形式(Vl ) (式中、R1は前述に同じ。) で表わされるカルボン酸又はその反応性誘導体と、−形
式(Il[)で表わされる化合物らしくはその塩または
その誘導体とを反応させ一般式(Vl)(式中、n、R
、R6、A1は前述に同じ。)で表わされる化合物を得
、ついでメトキシアミンを反応させて前記−形式(■′
 )で示される化合物を得る方法。
あるいは、−形式(■) (式中、R、R、Xおよびr)は前述に同じ。) で表わされる化合物の3位Xを複素環チオール体(A2
−8t−1)で求核置換することによって一般式(IX
 > (式中、R、R、A  およびnは前述に同じ。) で表わされる化合物を19、ついでメトキシアミンを反
応させて前記−形式(I′ )で示される化合物を得る
方法。
あるいは−形式(X) (0)。
(式中、R、R、A  、およびnは前述に同じ。X′
は塩素原子または臭素原子を表わず、、)で表わされる
化合物にチオ尿素を反応さけて首記一般式(■′ )で
示される化合物を得る方法がある。
一般式(Vl)で表わされるケトカルボン酸は公知化合
物であり、たとえば、特開昭53−112895号公報
、The Journal of静口t)iotics
  3旦、846 (1983)に記載されている。
−形式(Vi)で表わされる化合物と一般式(III)
で表わされる化合物とを反応させて一般式< Vt >
で表わされる化合物を得る方法は、前述の一般式(II
)で表わされる化合物と一般式(III)で表わされる
化合物とを反応させて一般式(I)で表わされる化合物
を得る方法と同様にして実施することができる。
一般式(Vl)で表わされる化合物とメトキシアミンと
の反応tよ公知の方法に準じて実施することができる。
(たとえば、特開昭54−52096号公報)。
また、−形式(■)で表わされる化合物の3位求核置換
反応は、前記(b)で説明した方法と同様に行なうこと
ができる。
一般式(X)においてR6がカルボキシル基または保護
されたカルボキシル基である化合物も公知の方法に準じ
て製造することができ(たとえば特開昭53−1359
96号公報)、必要に応じて、前記と同様にしてカルボ
キシル基をエステル化することができる。
一般式(X)で表わされる化合物にチオ尿素を反応させ
て、−形式(■′ )で表わされる化合物を得る方法も
公知の反応条件に従って実施することができる。
以上に説明したように、方法(a) 、(b)または(
C)に従って本発明化合物をwlJ造することができる
が、このようにして製造した化合物においてR1が保護
されたアミノ基である場合には、常法に従って保IIを
除去することによりR1が遊離アミノ基である本発明化
合物を製造することができる。また、R3がピペリジル
基、ピペリジルFA智の含窒素複素環基であり、その窒
素原子がベンジルオキシカルボニル基、フェノキシカル
ボニル基、トリハロゲノアルコキシカルボニル基、アル
コキシカルボニル基などの7ミノ基の保冷基で置換され
ている場合には、必要に応じて水素添加分解、還元また
は酸性媒質中で加水分解等のそれ自体公知の方法に従っ
て、このようなM換基を除去することができる。
なお、前述のエステル化反応(方法(a))で得られる
生成物は、nが0であるスルフィド化合物であるときに
は、不純物として2−セフェム体を含有する場合がある
。この場合には、生成物を再結晶、再沈澱、カラム精製
等の操作に付することにより、2−セフェム体を除去す
ることができる。
あるいは、2−セフェム体を含有する生成物をメタクロ
ロ過安息香酸、過酢酸、過ヨウ素酸などにより酸化して
、3−セフェム−1−オキシド体として、ついでそれを
例えば五塩化リン、塩化第一スズとアセチルクロリドと
の組み合わせなどで還元することにより、実質的に純粋
な3−セフェムのエステル体を得ることができる。セフ
ェム環の硫黄原子の酸化は、通常の方法に従って実施す
ることができる。その際使用する酸化剤により硫黄原子
の立体配位がSおよび/または1(配位のオキすイドが
生じるが、いずれも本発明に含まれる。
セフェム環の硫黄原子の酸化およびその還元は、たとえ
ば、E、Flynn rQ「Cephalospori
ns andPenicillins、Chemist
ry and Biology J(Academic
 Press  1972 )第4章第135頁に記載
されている。
前述したように、一般式<I)で表わされる本発明化合
物は、経口吸収性に優れているので、経口投与できる抗
菌剤として有用である。かかる本発明化合物を経口投与
する場合には、通常の経口投与用処方によってカプセル
剤、粉剤、顆粒剤、錠剤等を製造し、投与することがで
きる。そして通常の賦形剤、結合剤、清沢剤、崩壊剤等
を含有することができる。また、一般式(I)で示され
る本発明化合物は、直腸用組成物(たとえば坐剤または
貯留浣m>として、処方することもできる。
投与量は、年令、体重、症状等によって異なるが、通常
、成人に対し1日0.2gないし2gを1回ないし数回
に分けて投与することができる。
次に本発明化合物の優れた性質を明らかにするために、
経口吸収試験結果を示す。
経口吸収試験結果 経口投与後 [実施例] 次に実施例をあげて本発明化合物を具体的に説明するが
、本発明はこれによって限定されるものではない。
参考例1 クロOメチルL−1−ベンジルオキシカルボニルL−1
−ベンジルオキシカルボニル− リジンノJルボン酸(6.0!J)、重¥!F(5.0
4り)、硫酸水素テトラブチルアンモニウム(0.90
g) 、ジ’)ロルメ’)ン(60ae) と水(60
dりよりなる混合液にクロ○メチルク〇口スルフェート
(4,75g)のジクロルメタン(30Id>溶液を注
入する。常温で422時間攪拌分液後、水層をクロロホ
ルム(100威)で抽出し、先に得られたジクロルメタ
ン層と合わせ、硫酸マグネシウム乾燥後、溶媒を減圧下
に留去して、クロロメチルL−1−ベンジルオキシカル
ボニル−2−ピロリジンカルボキシレート(8,35z
)を得る。
1 トド NMR(CDC13)   δ (直 :1
 、 88〜2.32(4ト1 、  m )3.44
〜3.69 <28.m) 4.35〜4.45 (IH,m) 5.04〜5.20 (21−I、m)5.55〜5.
86 (2H,m) 7.28〜7.37 (51−l、 m)同様にして下
記化合物を得ることができる。
クロ0メチル1−ベンジルオキシカルボニル−2−ピペ
リジンカルボキシレート 1日−NMR(CDC13)δ値; 1.2〜1.73 (5H,m) 2、  24   (1F+、   t−、J  = 
 1 0117)2.9゛〜3. 1 5  (I L
l、  m)4、0〜4. 1  (11−1,m)4
.91へ・5. 1 7  (31−1,m)5、68
.5.80  (21−1,ABQ、J =6tlz)
7.33〜7.38  (51−1,m>クロロメチル
1−メチル−2−ビロール力ルポキシレート 1日−NMR(CDC13)δ値; 3、  9/l   (3ト1.   s)  、  
5.  88   (2ト1 、 8 )6.14 (
IH,dd、J=4,211z)6、86 (1f」、
 t、 J=2Hz)、7、  04   (1ト1.
   dd、   J=4.  211z)クロロメヂ
ル1−ベンジルオ゛キシカルボニル−5−Aキラー2−
ピロリジンカルボキシレート’H−NMR(CDCj!
3)δfN=2.04〜2.74 (4H,m) 4.70 (IH,dd、J=3.9Hz)5 、 2
4 、 5.  31   (2ト1.   ABQ、
   J=12117)5.60,5.71 (2日、
八BQ、 J= 6117)7.30〜7.39  (
5H,m) り[10メチルニコヂネート ’l−l−1−N (CD(、C3)δfl:5.98
 (2H,s) 7、  44   (1F!、   ddd、   J
=8.  5.  1H2)8.34 (IH,dxt
、J=8,2tlz)8、 84  (11−1,dd
、  J=5  、211z)9.27 (IH,d、
J=111z)クロロメチルベンゾエート ’I−l−1−N (CDCj!3)δ値;5.96 
(2H,s) 7.44〜8.11 (511,rn)クロロメチル2
−フランカルボキシレート1111−1−N (CDC
j!3)δ値:5、  92   (2ト1 、  s
 )6.56(1ト1.   dd、   J=4. 
 2Hz)7.31 (11−1,dd、J=4,11
1z)7、 65  (IH,dd、  、) − 2
,1llz)参考例2 7− [(Z)−2−(2−ホルミルアミノ−4−ヂア
ゾリル)−2−(メトキシイミノ)アセトアミド] −
3−(3−メチル−1,2,4−チアジアゾール−5−
イル)チオメチル−3−セフェム−4−カルボン酸 ジメヂルホルムアミド(1,67g>を含む酢酸エチル
(27miりの溶液を一5°に冷lJlシ、これにオキ
シ塩化リン(2,17g)を加え一5〜O℃で2時間攪
拌した。これに(Z)−2−(2=ホルミルアミノ−4
−チアゾリル)−2−(メトキシイミノ)酢酸(3,2
79)を加え同温度で2時間攪拌した。一方、7−アミ
ノ−3−(3−メヂルー1.2.4−チアジアゾール−
5−イル)チオメチル−3−セフェム−4−カルボン酸
(4,34!l?)を酢酸エチル(86d)に懸濁し、
これに室温下、ビス(トリメチルシリル)アセトアミド
(7,929>を加え1.5時間攪拌したシリル休の溶
液を調整しておく。このシリル休の溶液を一5℃に冷却
し、前記反応液を0℃以下に保って加えたのち、同温度
で1.5時間攪拌した。
この反応液に水(269)とメタノール(5,2g)を
加え、30分間11!拌後、析出結晶を線取し酢酸エチ
ル洗)11後減圧乾燥して掲題の化合物を得る。収量3
.499゜ ’)−1−NMR(d6−OMSO)δ値;2.52 
(3H,s) 3 、 54 、 3.76(2ト1.   AB  
q 、   J=18112)3.89 (3H,S) 4.23.4.62 (2H,ABQ、 J=13.5
Hz)5、15 (1t(、d、 J=5Hz)5.8
1 (IH,dd、J=5.8Hz)7.40 (11
−1,s) 8.50 (IH,s) 9.69 (IH,d、J=8tlz)12.62(1
ト(、S ) 参考例3 7− [(Z)〜2−(2−ホルミルアミノル4−チア
ゾリル)−2−(メトキシイミノ)アレドアミド]−3
−(3−メチル−1,2,4−チアジアゾール−5−イ
ル)チオメチル−3−セフェム−4−カルボン酸ナトリ
ウム 7− [(Z)−2−(2−ホルミルアミノ−4−デア
ゾリル)−2−(メトキシイミノ)アセトアミド]−3
−(3−メチル−1,2,4−デアジアゾール−5−イ
ル)チオメチル−3−セフェム−4−カルボン酸<0.
59!?)を■費(0,094g)、水17R11から
なる溶液に加え溶解させたのち、凍結乾燥して掲題の化
合物を得る。収r30.62g。
実施例1 (S)−1−ベンジルオキシカルボニル−ピロリジニル
カルボニルAキシメチル7− [ (Z)−2− (2
−ホルミルアミノ−4−デアゾリル)−2−(メトキシ
イミノ)アセトアミド」−3−(3−メチル−1.2.
4−チアジアゾール−5−イル)チAメチルー3ーt7
フエムー4−カルボキシレートク ロロメチル ル− (2.42SF)と、ヨウ化ナトリウム(6.079)
をアセトン( 5 0 aft )に溶解し、常温で1
8時間攪痒する。不溶物を濾去し、濾液を減圧下に濃縮
後、残漬をジメチルホルムアミド(30ae)で懸濁す
る。この懸濁液をナトリウム7− [ (Z)−2− 
(2−ホルミルアミノ−4−チアゾリル)−2−(メト
キシイミノ)アセトアミド]−3−(3−メチル−1.
2.4〜チアジアゾール−5−イル)チオメチル−3−
セフェム−4−カルボキシレート(3.0g)と、ジメ
チルホルムアミド(15aiりよりなる溶液に注入し、
常温で35分間攪拌するこの反応液を酢酸エチル(10
0m)で希釈し、巾曹水、食塩水(各100m)で洗浄
後硫酸マグネシウムで乾燥して、溶媒を減圧下に濃縮す
る。残渣をイソプロピルエーテル(200d)中に滴下
し析出品を濾取、濾.L物をイソプロピルエーテルで洗
浄後減圧乾燥して、掲題の化合物の粗結晶を得る。得た
粗結晶を逆相液体クロマトグラフィー[カラム: Li
Chropreo” R P − 8、サイズC(メル
ク社製);移動相:2%酢酸水−アセトニトリル(45
−55v/v)]にかけた。
必要なフラクションをとり減圧下に濃縮した後、酢酸エ
チルにて抽出する。酢酸エチル層を食塩水にて洗浄し、
硫酸マグネシウムにて乾燥後、酢酸エチルを減圧下留去
して目的物の精製体を15)末として得る。(収量1.
48g)。
IR(KBr)   1784、1 6 9 2 cm
 −1’I−1−NMR (CDCj!3)δ値;1 
、  9 〜 2.   3   (4  ト1 、 
 m )2、58 〜2.59 (31−(、m>3、
46 〜3.79 <4H.m) /1.02 (3H.s) 4、10 〜4.26 (1)1.m)4 、  4 
0 〜 4.   45   (1  ト1 、  m
 )4、59〜4.68 (1 l−L m)4、9 
7 〜5.1 8 (3H,m−)5 、  7 2 
〜 6.   09   (3H.   m)7、24
 〜7.33 (IH.m) 8、58 (IH,s) 実施例2 (S)−1−ベンジルオキシカルボニル−ピロリジニル
カルボニルオキシメチル7− [ (Z)−2−(2−
アミノ−4−チアゾリル)−2−(メトキシイミノ)ア
セトアミド] −3−(3−メチル−1,2,4−デア
ジアゾール−5−イル)ブーオメチル−3−セフェム−
4−カルボキシレート (S)−1−ベンジルオキシカルボニル−2−ピロリジ
ニルカルボニルオキシメチル7− [(Z)−2−(2
−ホルミルアミノ−4−チアゾリル)−2−(メトキシ
イミノ)アセトアミド]−3−(3−メチル−1,2,
4−チアジアゾール−5−イル)チオメチル−3−セフ
ェム−4−カルボキシレート(0,6g)をテトラヒド
ロフラン(6d)とメタノール(6d)の溶液に溶解し
、濃塩酸(1,5m)を水冷下に滴下する。同温度で4
.5時間攪拌した後、重含水を加えpllを6.0に調
整する。テトラヒドロフラン<10dと酢酸エチル(9
0d)の溶液で2回抽出し、得られた1−i機層を食塩
水で洗浄し、硫酸マグネシウムにて乾燥後溶媒を減圧下
に濃縮し、残渣をイソプロピルエーテル(150d)に
滴下する。析出品を濾取し、謹上物をイソプロピルエー
テルで洗?1′I後減圧乾燥して掲題の化合物を得る。
(1ワ恒0.52g) IR(KBr)  177G、1688.1608(J
−11H−NMR(d  6 −DMSO)   δ 
1  ;1.85〜2.25 (4H,m) 3.43〜3.76 (4H,m) 3.83 (3H,s) 4.17〜4.57 (3H,m) 5.03〜5.19 (31−1,m)5、  77 
〜6.  01   (3ト1 、  m )6、  
71   (1ト1 、  d )7 、 2〜7. 
 35   (5ト1 、  m )9.60 (I 
H,d、J=9flz)実施例3 (S)−1−ベンジルオキシカルボニル−オキソ−2−
ピ0リジニルオキシメチル7−[(Z)−2− (4−
チアゾリル)−2−(メトキシイミノ)アセトアミドl
−3− (1.2.4−デアジアゾール−5−イル)チ
オメチル−3−セフェム−4−カルボキシレート クロロメチル(S)−1−ベンジルオキシカルボニル−
5−オキソ−2−ピロリジンカルボキシレート(2.7
9!J)と、ヨウ化ナトリウム(6.75g)を、アセ
トン(50d)に溶解し、常温で18時間I!拌する。
不溶物を濾去し、濾液を減圧上濃縮後、残漬をDMF3
01IIi!で懸濁させる。この懸濁液を、ナトリウム
7− [ (Z) −2−(4−チアゾリル)−2−(
メトキシイミノ)アセトアミド]−3− (1.2.4
−チアジアゾール−5−イル)チオメチル−3−ゼフエ
ムー4ーカルボキシレート(3.91g)と、DMF2
0weよりなる溶液に注入し、常温で25分間攪拌する
。この反応液を酢酸エチル100dで希釈し、飽和重曽
水、飽和食塩水(各100#Ie)で洗浄し、無水硫酸
マグネシウムで乾燥して、溶媒を減圧下に濃縮する。残
渣をイソプロピルエーテルに滴下し、析出結晶を濾取、
謹上物をイソプロピルエーテルで洗浄後乾燥して、掲題
の化合物の粗結晶を1募る。得られた粕結晶を逆相系液
体クロマトグラフィーEカラム: 1.iChropr
epOR P − 8、ザイズC(メルク社製);移動
相:2%Pf#酸水ーアセトニトリル(1−1、v/v
)]にかけた。必要なフラクションをとり減圧下に濃縮
した後、酢酸エチルにて抽出する。酢酸エチル層を食塩
水にて洗浄し、硫酸マグネシウムにて乾燥後、酢酸エチ
ルを減圧上留去して目的物の精製体を粉末として得る。
収量1.549。
IR(KBr)  1780、1718、1676cm
−1111−NMR (CDCj!3)δ値;2、56
 〜2.76 (4日,m) 3、66〜3. 7 7 (2日. ABQ. J=1
8117)4、1 1 (3H,s) 4、22 (1H.d,J=1411z)4、67 〜
4.76 (2H,m) 5、05 (IH,d.J=5Hz) 5、24、5.34 (2H.ABq.J=12Hz)
5、76 (IH,d,J=5tlz)5、98 〜6
.03 (2)−1.m)7、31 〜7.40 (5
H.m) 7、  84   (I  H,d、   J=211
z)8.42  (IH,S) 8.84  (ill、d、J=211z)実施例4 (S)−5−オキソ−2−ビOリジニル力ルポニルオキ
シメチル7− [(Z)−2−(4−チアゾリル)−2
−(メトキシイミノ)アセトアミド」−3−(1,2,
4−チアジアゾール−5−イル)チオメチル−3−セフ
ェム−4−カルボキシレート (S)−1−ベンジルオキシカルボニル−オキソ−2−
ピロリジニルカルボニルオキシメチル7(メトキシイミ
ノ)アセトアミド]−3−(1。
2、4−チアジアゾール−5−イル)チオメチル−3−
セフェム−4−カルボキシレート(2.49g)とアニ
ソール(5.18g)とジクロロメタン(100#11
りよりなる溶液を水冷下し塩化アルミニウム(2.13
g)のニドOメタン(50rd)の溶液を加え、常温で
1時間攪拌する。反応液を水(100I111)と酢酸
エチル(100d)からなる混合液に注入し分液する。
水層は、酢酸エチル(100d)とテl〜ラヒドロフラ
ン(50me)からなる溶液で抽出し、得られた有機層
を合わせ、食塩水(200seX2)で洗浄後、硫酸マ
グネシウムにて乾燥する。溶媒を減圧下に濃縮し、残漬
をイソプロピルエーテル(200d)中へ滴下する。析
出量を濾取し、減圧不乾燥して掲題化合物を得る。収t
u1.7g。
IR(KBr)  1778、1684cm−’’)−
1−NMR (DMSO−66)δ値;2、05 〜2
.37 (48.m) 3、63、3.82(2H,AB (1 、 J = 
18117)3、90 (3t1.s) 4、25、4. 65 (2+−1, ABq. J=
14117)5、 20 (1 1−1. 6, J=
5112)5、87 (IH,dd,J=5、811z
)5 、  9 3 、  6.   03   (2
  ト1,   AB  q 、   J=   61
17)7、94 (1 H.d.J=2117)8、0
6 (1H,s) 8、  71  (IH.s) 9、   1  5   (I  H.   d,  
 J=2112)9、70  (IH,d,J=8Hz
)実施例5 実施例1または2と同様にして下記化合物を得ることが
できる。
1−ベンジルオキシカルボニル− ニルカルボニルオキシメチル7− [ (Z)−2−(
2−ホルミルアミノ−4−チアゾリル)−2−(メトキ
シイミノ)アセトアミド]−3−(3−ノブ−ルー1.
2.4ーチアジアゾール−5−イル)チオメチル−3−
セフェム−4−カルボキシレート IR(KBr)  1788、1692c.−’1H−
NMR (CDC13)δ値: 1、3〜1.7(水のピークと重なる)2、   23
   (1  ト1 、  m )2、59 <3H,
s) 3、08 (IH.m) 3、   60,   3.   76   (2  
ト1 、  △ B  q 、   J  =  19
112>3、98  (31−1.s) 4、0  (IH.m) 4、2 1 、4.28  (2H.ABQ.J=13
.511z)5、0 〜5.2  (3H,m) 5、   9  〜 6.   0   (3  ト1
 、  m )7、23 〜7.34  (6H,m)
8、  55  (111,s) 1−ベンジルオキシカルボニル− ニル力ルポニルオキシメブル7− [ (Z)−2−(
2−アミノ−4−チアゾリル)−2−(メトキシイミノ
)アセトアミド]−3−(3−メチル−1、2.4−チ
アジアゾール−5−イル)チオメチル−3−セフェム−
4−カルボキシレートIR(KBr)  1782、1
680、1620a−1’H−NMR (d6−DMS
O)δ値;1、15〜1.6 (5)−1,m) 2、  1 2 (1 1−1, broad s )
(2.5付近、3H.DMSOのピークと重なる) 2、8 〜3.1 (1H,m) 3 、 56〜3 、 94  (3H、m )3. 
 82   (3H,s) 4 、 2〜4. 3  (1$4.  broad 
 s  )4、 5〜4. 6  (1H,broad
  d  )4.85  (1H,broad  s 
 )5、  05 〜5.  1  5   (3ト1
 、  m )6、 70  (IN、  s) 7、 18〜7.3/1.(51−(、m)9.60 
 (1H,d、J=911z)1−メチフレー2−ビO
リル力ルポニルオキシメチル7− [(Z)−2−(2
−ホルミルアミノ−4−チアゾリル)−2−(メトキシ
イミノ)アセトアミド]−3−(3−メチル−1,2,
4−チアジアゾール−5−イル)チオメチル−3−セフ
ェム−4−カルボキシレート IR(KBr)  1782.1718.1680cm
−11H−NMR(CDCJ!3)δ(直:2.57 
(3H,s) 3.59.3.76 (21−1,AE3Q、 J=1
8112)3.91 (3H,s) 4.04  (31−1,s> 4、 20,4. 71  (21−1,ABQ、J=
14H2)5.09  (I H,d、J=5+1Z>
  、6 、 05〜6.  1 5   (4)1 
、   m)6、  84   <  1 ト1.  
 t、   J=2117)7.05  (11−1,
dd、J=4. 2112)8、  36   (IH
,5) 1−メチル−2−ピロリルカルボニルオキシメチルゾリ
ル)−2−(メトキシイミノ)アセトアミド1−3− 
(3−メチル−1.2.4−チアジアゾール−5−イル
)チオメチル−3−セフェム−4−カルボキシレート rR(KBr>  1782、1118、1678cm
−’’lー1ーNMR  (d  6 −DMSO) 
 δ (直 :3、58、3. 78 (211. A
Bq. J=1811z)3、82 (6)−1.s) (2.5付近、3H.s がDMSOのピークと重なる) 4、21、4、59 (2+−1, ABQ. J=1
3117)5、16 (IH,d,J=511z)5、
   80   (1  ト1,   dd.   J
=5.   8Hz)5、99〜6. 1 4 (31
−1. m)6、70 (IH,s) 6、   89   (1  ト1,   dd,  
 J=2,   411z)7、 14 (IH, b
roads )9、58 (I H.d,J=811z
)(S)−1−ベンジルオキシカルボニル−オキソ°−
2−ピロリジニルカルボニルオキシメチルーチアゾリル
)−2−(メトキシイミノ)アセトアミドl −3− 
(3−メチル−1.2.4−チアジアゾール−5−イル
)チオメチル−3−セフェム−4−カルボキシレート IR(KBr)  1786、1686cm−111−
1−NMR (d6−DMSO)δ値:2、0 〜2.
4 (4H,m.DMSOのピークと重なる) (2.5付近 3H.s,DMSOのピークと重なる) 3、62、3.81 (2H.AB q, J = 1
811z)3、87(3  ト( 、  S ) 4、23、4. 57 (21−1. AB(1. J
=13112)4、81 (1日,m) 5 、  1 8 〜 5.   25   (3N,
   m)5、85〜6.01 (3日,m) 7、36 (51−1,S) 7、   40   (1  ト1 、  S )8、
51 (II−1,s) (S)−1−ベンジルオキシカルボニル−オキソ−2−
ビ0リジニル力ルポニルオキシメチル7− [ (Z)
−2− (2−アミノ−4−チアゾリル’)−2−(メ
トキシイミノ)アセトアミド]−3−(3−メチル−1
,2,4−チアジアゾール−5−イル)チオメチル−3
−セフェム−4−ノJルボキシレート IR(KBr)  1782.1674.1616m−
’1H−NMR(d6−DMSO)δ値:2.06〜2
.4 (41−1,m、DMSOのピークと単なる) (2,5付近 31−1.s、DMSOのピークと唄な
る) 3.60.3.86 (2t−1,ABq、 J=18
11z)3.95 (31−1,s) 4.23.4.56 (2H,ABq、J=14tlz
)4.78 (1N、d、J=9117)5.14〜5
.26 (31−1,m>5 、 77〜6.  00
   (3ト) 、  m )6.68 <18.s) 7.17 (2H,s) 7.36 (5H,s) 9、 59 (11−1,d、  J=8112)ニコ
チノイルオキシメチル7−[(2)−2−(2−ホルミ
ルアミノ−4−チアゾリル)−2−(メトキシイミノ)
アセトアミド1−3− (3−メチル−1,2,4−チ
アジアゾール−5−イル)チオメチル−3−セフェム−
4−カルボキシレート IR(KBr)  1782.1740.1674c、
−’1111−1−N (d6−DMSO)δ値:く2
.5付近 3tl、s、DMSOのピークと田なる) 3.61.3.82 (2H,Δ[3Q 、 J = 
1’)+12)3.86 (3H,s) 4.24.4.64(21−1,ABq 、 J = 
1411z)5、  1 9   (1H,d、   
J=511z)5、85 (11−1,dd、 J=5
.811z)6.11.6.28 (21−(、AB(
1,J= 6NZ)7、  39   (1ト1 、 
 S )7.55〜7.60 (1H,m> 8.25〜8.30 (IH,m) 8.50 (IH,s) 8.85〜8.84  (IH,m) 9.07  (IH,d、J=2tlZ)9.66  
(IH,d、J=8Hz)ニコチノイルオキシメチル7
− [(Z)−2−(2−アミノ−4−チアゾリル)−
2−(メトキシイミノ)アセトアミド]−3−(3−メ
チル=1.2.4−チアジアゾール−5−イル)チオメ
チル−3−セフェムー4−カルボキシレートIR(KB
r)  1784.1742.1676、−11H−N
MR(d6−DMSO)δ値:(2,5付近 3H,S
、DMSOのピークと唄なる) 3.60.3.68 (2H,ABq、J=18tlz
)3.81 (3H,s) 4.24.4.63 (2H,ABQ、J=14Hz)
5.17 (1H,d、J=5Hz) 5、79 (11−1,dd、 J=8.5tlz)6
.10.6.26 (2H,AS(1,J= 6117
.)6.69 (IH,s) 7、18 (21−1,s) 7.57  (II−1,dd、J=8.511z)8
、 27  (11−1,m、J=8.211z)8、
  83   (1ト1.   dd、   J=5.
  2112)9.07  (Ill、d、J=211
z)9、 56  (11−1,6,J=811z)ベ
ンゾイルオキシメチル7−[(Z)−2−(2−ホルミ
ルアミノ−4−チアゾリル)−2−(メトキシイミノ)
アセトアミド]−3−(3−メチル−1,2,4−チア
ジアゾール−5−イル)チオメチル−3−セフェム−4
−カーレボキシレート IR(KBr)  1784.1738.1680a−
1’H−NMR(d’−DMSO)δ値:(2,5付近
 3N、s、DMSOのピークと重なる) 3.61.3.81 (2N、ABQ、J=18112
)3.86 (3H,s) 4.23.4.63 (2H,ABQ、J=1411z
)5.19 (IH,d、J=5Hz)、5.82〜5
.85 (IH,dd)、6、10.6. 23  (
2H,ABq、J=6112)7. 39  (1)(
、s) 7 、 49〜7 、 96  (5l−I 、  m
 )8、 49  (1)(、s) 9.67  (I If  d、J=8tlz)ベンゾ
イルオキシメチル7− [(Z)−2−(2−アミノ−
4−デアゾリル)−2−(メトキシイミノ)アセトアミ
ド]−3−<3−メチル−1,2,4−チアジアゾール
−5−イル)チオメチル−3−セフェム−4−カルボキ
シレートIR(KBr>  1786.1738.16
74crR−’1)(−NMR(d6−DMSO)5値
:(2,5付近 3H,S、DMSOのピークと重なる
) 3.60.3.80 (2H,ABQ、J=1811z
)3.81 (31−(、s) 4 、 23 、 4.  63   (2ト1.  
 AB  q 、   J  =14Hz)5、 17
 (I H,d、 J=511z)5.8 (1H,d
d) 6.09.6.23 (21−1,ABqSJ= 61
1z)6、 71  (1l−1,s) 7.19  (21−1,s> 7 、 49〜7.  96   (5ト1 、  m
 )9.60  (1H,d、J=  811z)2−
7ラニルカルポニルオキシメチル7−[(Z)−2−(
2−ホルミルアミノ−4−チアゾリル)−2−(メトキ
シイミノ)アセトアミド]−3−(3−メチル−1,2
,4−チアジアゾール−5−イル)チオメチル−3−セ
フェム−4−カルボキシレート IR(KBr>  1782.1738.1680cm
−1’t−1−NMR(d6−DMSO>δ値:(2,
53H,s、DMSOのピークと手なる) 3、  61  、 3.  81   (2ト1 、
  Δ B  q 、   J  =  1811z)
3、87 (31−1,S ) 4.22.4.63 (2H,ABq、J=14Hz>
5、19 (I H,d、 J=5tlz)5.85 
(IH,dd1J=8.5Hz)6.05.6.16(
2H,ΔBq、 J= 6112)6.71  (IH
,dd、J=4.211z)7.37 (1)−1,d
d、J=4.111z)7、  41   (1ト1 
、  S )8.02  <1 H,dd、J==2.
IHz)8.50  (1)−1,s) 9.67  (1H,d、J=811z)2−フラニル
カルボニルオキシメチル7−[(Z)−2−(2〜アミ
ノ−4−デアゾリル)−2−(メトキシイミノ)アセト
アミド]−3−(3−メチル−1,2,4−チアジアゾ
ール−5−イル)チオメチル−3−セフェム−4−カル
ボキシレート IR(KBr)  178o、1738.1674CI
R−’1H−NMR(d’−DMSO)δ値:(2,5
付近 3)−1,s、DMSOのピークと重なる〉 3.60.3.79  (2+−1,ABq、J=18
117)3.81 (31−1,s) 4 、 22 、4. 62  (2H,AB  q 
、  、) =1411z)5、16 (11−1,6
,J=511z)5、  79   (1ト1.   
dd、   J=5.  811z)6 、 04 、
 6.14(2ト1.   AB(1,J=   61
12)6、 68〜6. 70  (2H,m>7、 
18  (2H,s) 7.35  (1H,d、J =3Hz)7.99  
(II−1,s) 9、 58  (1l−1,d、J=8Hz)実施例6 実施例3または4と同様にして下記化合物を得ることが
できる。
1−スプール−2−ピロリルカルボニルオキシメチル−
(メトキシイミノ)アセトアミド]−3−(1。
2、4−チアジアゾール−5−イル)チオメチル−3−
セフェム−4−カルボキシレートIR(KBr)  1
784、1718、1678cm−’1F+−NMR 
  (d  6  −DMSO>   δ 値 :3、
8 3(3日,S) 3、61、3.80 (2H,AB q 、 J − 
1711z)3、89 (3H,s) 4、 24.4.66  (2)−1,ABq、J=1
4112)5. 1 9  (1H,d、  J=51
12)5.83〜6.1 1  (4H,m)6、  
91   <1  ト1.   dd、   J=2.
  4flz)  、7.16(1目−1,t、  J
=211z)7、  92   (I  H,d、  
 J=2tlz)8.62  (IH,s) 9.14(1ト1.   d  、   J  =  
2Hz)9.66  (11−1,d、J=811z)
ニコチノイルオキシメチル7−[(Z)−2−(4−デ
アゾリル)−2−(メトキシイミノ)アセ1ヘアミド]
−3−(1,2,4−チアジアゾール−5−イル)チオ
メチル−3−t?フエlい−4−カルボキシレート 1111−1−N (d6−DMSO)δ値:3.62
.3.82 (21−1,ABq、 J=1811z)
3.88 (3H,s) 4.25,4.69 (21−1,ABq、J=111
11Z)5.20 (IH,d、J=5Hz) 5.85 (IH,dd、J=9.5Hz)6、 1 
4.6.27  (2+−1,ABQS J=6112
)7、 56〜7. 61  (1H,m>7.92 
 (IH,d、J=2Hz>8、 28〜8.32  
(IH,m)8.66  (1H,s) 8 、 82〜8.  85   (IN、   m)
9.09〜9. 14  (1H,m)9、 1 5 
 (I H,d、J=211z)9.65  (I H
,d、J=811z)2−7ラニルカルポニルオキシメ
チル7−[(Z)−2−(4−デアゾリル)−2−(メ
トキシイミド)アセ1〜アミド] −3−(1,2,4
−チアジアゾール)チオメチル−3−セフェム−4−カ
ルボキシレート IR(K[3r)  1784.1740.1678c
a+−’’H−NMR(d6−OMSO)δ値:3.6
1.3.81 (2H,ABQ、J=18117)3.
89 (3H,s) 4.24.4.68 (2H,ABQ、 J=13.5
11z)5.18(1ト1.   d  、   J 
 =  5H2)5.84  (IH,m) 6.07.6.14 <2H,ABQ、J=  6H2
)6.70 (1H,dd、J=2.3tlz)7.3
9  (1H,dd、J=1.3Hz)7.92 (I
H,d、J=2Hz) 8.01.(IH,dd、J=1.211z)8.64
  (IH,s) 9.14  (I H,d、J−211z)9、  6
7   (IH,d、   J=8Hz)1−第3級ブ
トキシカルボニル−2−ピペリジニルカルボニルオキシ
メチル7− [(Z) −2−(4−チアゾリル)−2
−(メトキシイミノ)アセトアミド1−3− (1,2
,4−チアジアゾール)チオメチル−3−セフェム−4
−カルボキシレート I R(K B r )  178011672011
−11)1−NMR(d6−DMSO)δ値:1 、 
1〜1  、  7   (14H,m)2、  1 
  (I  H,broad  S   )2 、 8
〜3.0(IH,m) 3、57〜3.85  <21−1.m)3.90  
(3H,s> 4、26.4.65  (2H,ABQS J=131
1z)4、 76  (IH,broad  s  )
5、  20   (1ト1.   d、   J  
〜4.  611z)5.87〜6.04  (3H,
m) 7、  94   (1ト1.   d  、   J
  =  211z)8、  73   (1ト1 、
  d )9、 15  (11−1,t) 9、 70  (11−1,6,J=811z)(S)
−2−メトキシカルボニル−2−ピロリジニルカルボニ
ルオキシメチル7− [(Z)−2−(4−チアゾリル
)−2−(メトキシイミノ)アセトアミド]−3−(1
,2,4〜チアジアゾール−5−イル)チオメチル−3
−セフェム−4−カルボキシレート 1ト1−NMR(d  6 −DMSO)   δ 1
直 :1.7〜2.3 (4H,m> 3.53.3.59 (3H,d) 3.60〜3.−85 (2H,m) 3.90  (3)−1,s> 4. 2〜4.. 4  (2)−1,rn)4.6〜
4.7 (it−(、m) 5.20 (I H,d、J=5tlz)5.85〜6
.05 (3H,m) 7.94 (1)1.d、J=211z)8.71  
(1)−1,s) 9.15 (IH,d、J=2)1z>9.70 (I
H,d、J−811z)(23,4R)−1−第3級ブ
トキシカル4にルー4−ヒドロキシ−2−ピロリジニル
カルボニルオキシメチル7− [(Z)−2−(4−チ
ルアゾリル)−2−(メトキシイミノ)アセトアミド]
−3−(1,2,4−チアジアゾール−5−イル)ブー
スメチル−3−セフJムー4−カルボキシレート IR(KBr)  1782.1680cm−11F+
−NMR(d     −DMSO)   δ 値 :
1.33〜1.39 (91−1,m)1.95〜2.
11  (2)−1,m)(2,5付近 IN  DM
SOのピークと重なる) 3.5〜3.83 (31−1,m) 3.91 (31−(、s) 4.2〜4.3 (2H,m> 4.6〜4.7  (11−1,m) 5.16〜5.21  (11−1,m)5.82〜5
.89(11−1,m) 5.96 (2H,s) 7.90 (111,s) 8.68 <1t−1,s) 9.13 (IH,s) 9.67〜9.70 (:1ff、m>2−メチル−5
−チェニル力ルポニルオキシメヂル7− [(2)−2
−(4−チアゾリル)−2−(メトキシイミノ)アセト
アミド]−3−(1゜2.4−チアジアゾール−5−イ
ル)チオメチリレー3−セフェム−4−カルボキシレー
ト[R(KBr)  1788.1724.1680o
n−11H−NMR(d6−DMSO)δ値:(2,5
付近、3H,DMSOのピークと手なる) 3.61.3.81  (2H,ABQ、J =181
1z>3.89 (31(、s) 4.23.4. 66 (2H,ABQ、 J=13.
5117)5  、 19(1ト1.   d、   
J=4.  611z)5.86 (1H,m) 6、  05.  6.  13   (2ト1.  
 ABQ、   J=6112)6.94 (11−1
,6,J=4Hz)7、 69 (1t−1,d、  
J=411z)7、93 (1H,d、 J=2112
)8.64 (it−1,s> 9、14 (IN、 d、 J=2tlz)9、 65
  (11−1,d、  J=811z)(S)−1−
(2,2,2−トリクロロエトキシ)カルボニル−2−
ピロリジニルカルボニルオキシメチル7−[(Z)−2
−<4−チアゾリル)−2−(メトキシイミノ)アセト
アミドl−3−(1,2,4−チアジアゾール−5−イ
ル)チオメチル−3−セフェム−4−カルホキシレー1
−IR(K[3r)  1782.1716.1678
cm−11H−NM  R(d  6 −DMSO) 
  5(a  :1.87〜2. 25  (4H,m
)3、 41〜3. 85  (4H,m)3.90 
 <3t−1,s) 4 、 23〜4.  87   (5ト1 、  m
 )5、 20  (1H,m) 5、 86〜6. 00  (3H,m)7、  94
   (1ト1  、  d  、   J  =  
211z)8、 71  (IH,d、J−211z)
9、 1 5  (IN、d、J=2Hz)9、 70
  <11−1.6.J=811z)ベンジルオキシメ
チル7− [(Z)−2−(4−チアゾリル)−2−(
メトキシイミノ)アセトアミド]−3−(1,2,4−
チアジアゾール−5−イル)チオメチル−3−セフェム
−4−カルボキシレート IR(KBr)  1786.1736.1722.1
69f3cm−11ト1−NMR(d  6 −DMS
O)   51直 :3 、 62 、 3.  82
   (2ト1.   AB(1,J=18112)3
、 88  (31−1,s)  、4.25.4. 
68  (2H,△B qS J = 14117)5
、 19  (IH,d、J−5Hz)5.85  (
IH,dd) 6、12.6.22  (2H,ABq、J=  6H
2)7、50〜7. 99  (6H,m)8、 64
  (1H,s) 9、 14  (I I−1,6,J=2Hz)9、 
66  (IH,d、J−811z>4−ヒドロキシベ
ンゾイルオキシメチル7−[(Z) −2−(4−チア
ゾリル)−2−(メトキシイミノ)アセトアミド] −
3−(1,2,4−チアジアゾール−5−イル)チオメ
チル−3−セフェム−4−カルボキシレーi・ IR(KBr)  1788.1732.1614.1
606cm−1’H−NMR(d6−DMSO)δ値:
3.53.3.81 (2H,ΔB Q 、 J = 
1811z)3.89 (3H,s) 4.20.4.67 (2H,△B q%J = 13
112>5、19 (111,d、 J=511z)5
゜86  (IH,dd、J=9. 511z)6.0
8.6. 1 4  (2H,ABq、J=  611
2)6、 82〜6. 90  (2t−1,m)7 
、 80〜7.  96   (3H,m)8.62 
 (IH,s) 9、 14  (IH,d、J=2Hz>9゜ 67 
 (I H,d、J=9112)10.47  (IH
,s)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R^1は水素原子、アミノ基または保護された
    アミノ基を表し、R^2は水素原子、アルキル基または
    シクロアルキル基を表し、R^3は置換されていてもよ
    い複素環基または芳香環基を表し、R^7は低級アルキ
    ル基を表し、nは0または1を表し、A^1は式SA^
    2または式Xで示される基を表し、A^2は置換されて
    いてもよい複素環基を表し、Xはハロゲン原子またはア
    セトキシ基を表す。) で示されるセフェム誘導体またはその塩。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7736696B2 (en) 2002-11-29 2010-06-15 Tintoria Piana U.S., Inc. Methods, systems, and compositions for fire retarding substrates
JP2022537872A (ja) * 2019-04-17 2022-08-31 イクシェル ファーマ エルエルシー フマル酸モノメチルのプロドラッグ

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