JPH0123246Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0123246Y2 JPH0123246Y2 JP10559282U JP10559282U JPH0123246Y2 JP H0123246 Y2 JPH0123246 Y2 JP H0123246Y2 JP 10559282 U JP10559282 U JP 10559282U JP 10559282 U JP10559282 U JP 10559282U JP H0123246 Y2 JPH0123246 Y2 JP H0123246Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- paddy
- transfer
- hopper
- bottom plate
- spiral body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000009434 installation Methods 0.000 claims 1
- 235000013339 cereals Nutrition 0.000 description 14
- 241000209094 Oryza Species 0.000 description 9
- 235000007164 Oryza sativa Nutrition 0.000 description 9
- 235000009566 rice Nutrition 0.000 description 9
- 230000035784 germination Effects 0.000 description 4
- 238000007781 pre-processing Methods 0.000 description 2
- 241001124569 Lycaenidae Species 0.000 description 1
- 238000011109 contamination Methods 0.000 description 1
- 238000000605 extraction Methods 0.000 description 1
- 238000003306 harvesting Methods 0.000 description 1
- 239000012535 impurity Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000012805 post-processing Methods 0.000 description 1
- 238000009331 sowing Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Threshing Machine Elements (AREA)
- Sorting Of Articles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はホツパ内で種子用の良質の籾を選別し
て取出し得るようにしたコンバインに関するもの
である。
て取出し得るようにしたコンバインに関するもの
である。
種子用の籾は発芽率等の関係から大粒で且つ粃
や他品種の籾等の不純物が混入していない良質の
ものが要望されるため一旦収穫したものを更に別
途選別する必要があるが、従来のコンバインには
種子用の籾自体を選別して取出す機能は備えてお
らず、せいぜい扱胴の回転数を調整するなどして
種子用の籾を得ている程度であるのが実情であ
る。
や他品種の籾等の不純物が混入していない良質の
ものが要望されるため一旦収穫したものを更に別
途選別する必要があるが、従来のコンバインには
種子用の籾自体を選別して取出す機能は備えてお
らず、せいぜい扱胴の回転数を調整するなどして
種子用の籾を得ている程度であるのが実情であ
る。
そこで本考案は、下部に２個以上の籾取出口を
並設したホツパ内上方に、底板を有する籾移送用
螺旋体を揚穀筒の籾吐出口下方に移送始端部を臨
ませた状態で上記籾取出口の並設方向に沿つて架
設すると共に、上記底板には籾移送始端側から終
端側にかけて順次大となる籾漏下穴を設けたこと
により、構造簡単なものでありながら、ホツパ内
で種子用の良質の籾を自動的に選別して発芽率の
良い大粒の種子用の籾を別途に取出し得ることが
できるコンバインを提供しようとするものであ
る。
並設したホツパ内上方に、底板を有する籾移送用
螺旋体を揚穀筒の籾吐出口下方に移送始端部を臨
ませた状態で上記籾取出口の並設方向に沿つて架
設すると共に、上記底板には籾移送始端側から終
端側にかけて順次大となる籾漏下穴を設けたこと
により、構造簡単なものでありながら、ホツパ内
で種子用の良質の籾を自動的に選別して発芽率の
良い大粒の種子用の籾を別途に取出し得ることが
できるコンバインを提供しようとするものであ
る。
本考案の構成を図面に示された一実施例につい
て説明すれば、第１図はコンバインの全体側面図
で運転席１の前方には前処理部２が、後方の一側
には脱穀部３が、他側にはホツパ４が夫々配設さ
れており、前処理部２で刈取られた穀稈は脱穀部
３へ搬送されて脱穀され、穀粒は揚穀筒（図示せ
ず）でホツパ４内上方へ揚上搬送された後、揚穀
筒上端の籾吐出口５からホツパ４内へ順次吐出さ
れるようになつている。
て説明すれば、第１図はコンバインの全体側面図
で運転席１の前方には前処理部２が、後方の一側
には脱穀部３が、他側にはホツパ４が夫々配設さ
れており、前処理部２で刈取られた穀稈は脱穀部
３へ搬送されて脱穀され、穀粒は揚穀筒（図示せ
ず）でホツパ４内上方へ揚上搬送された後、揚穀
筒上端の籾吐出口５からホツパ４内へ順次吐出さ
れるようになつている。
上記ホツパ４は、下部に前後方向に並設された
３個の籾取出口４ａ，４ｂ，４ｃを有しており、
これら各籾取出口４ａ，４ｂ，４ｃには夫々ハン
ガー６，６を介して籾袋７がセツトされるように
なつている。８は機体フレーム、９はカツター等
の排稈後処理装置である。
３個の籾取出口４ａ，４ｂ，４ｃを有しており、
これら各籾取出口４ａ，４ｂ，４ｃには夫々ハン
ガー６，６を介して籾袋７がセツトされるように
なつている。８は機体フレーム、９はカツター等
の排稈後処理装置である。
１０は籾移送用の螺旋体であつて、この螺旋体
１０は移送始端部を揚穀筒のホツパ４内に開口し
た籾吐出口５の下方に臨ませた状態で上記籾取出
口４ａ，４ｂ，４ｃの並設方向に沿つてホツパ４
内上方空間部に架設されいる。１０ａは螺旋体１
０の下方にブラケツト１１，１１を介して添設さ
れた樋状の底板であつて、この底板１０ａには籾
漏下穴１２が多数設けられている。
１０は移送始端部を揚穀筒のホツパ４内に開口し
た籾吐出口５の下方に臨ませた状態で上記籾取出
口４ａ，４ｂ，４ｃの並設方向に沿つてホツパ４
内上方空間部に架設されいる。１０ａは螺旋体１
０の下方にブラケツト１１，１１を介して添設さ
れた樋状の底板であつて、この底板１０ａには籾
漏下穴１２が多数設けられている。
ところでこの籾漏下穴１２は同一大きさではな
く、籾移送始端側から終端側にかけて順次大とな
るように設定されている。例えば籾移送始端側に
は小粒で粃等の混入した籾ａが漏下する程度の小
さな穴１２′，１２′，…が、移送中間部にはそれ
よりも若干大きな籾ｂが漏下し得る中程度の穴１
２″，１２″，…がまた終端側には大粒で良質な籾
ｃが漏下し得る大きな穴１２，１２，…が
夫々設けられているものである。
く、籾移送始端側から終端側にかけて順次大とな
るように設定されている。例えば籾移送始端側に
は小粒で粃等の混入した籾ａが漏下する程度の小
さな穴１２′，１２′，…が、移送中間部にはそれ
よりも若干大きな籾ｂが漏下し得る中程度の穴１
２″，１２″，…がまた終端側には大粒で良質な籾
ｃが漏下し得る大きな穴１２，１２，…が
夫々設けられているものである。
１３は螺旋体１０の駆動プーリである。なお、
図示例では底板１０ａを螺旋体１０と略同一長に
構成したものが示されているが、必ずしも螺旋体
１０と同一長である必要はなく、底板１０ａのう
ち大きな穴１２，１２…を設けた部分即ち籾
取出口４ｃの上方に位置する部分は無くともよ
い。
図示例では底板１０ａを螺旋体１０と略同一長に
構成したものが示されているが、必ずしも螺旋体
１０と同一長である必要はなく、底板１０ａのう
ち大きな穴１２，１２…を設けた部分即ち籾
取出口４ｃの上方に位置する部分は無くともよ
い。
叙上の如き構成において、作業中揚穀筒の籾吐
出口５からホツパ４内に吐出された籾は螺旋体１
０の回転により第２図における矢印Ａ方向に移送
せしめられるが、小粒の籾や粃等ａは底板１０ａ
の始端側に設けた小さな穴１２′，１２′，…を漏
下して籾取出口４ａへ、またそれよりもやや大き
い籾ｂは中間部に設けた中程度の穴１２″，１
２″，…を漏下して籾取出口４ｂへ、更に大粒で
良質の籾ｃは終端側に設けた大きな穴１２，１
２，…から籾取出口４ｃへと順次選別されて
夫々袋７内へ収容される。
出口５からホツパ４内に吐出された籾は螺旋体１
０の回転により第２図における矢印Ａ方向に移送
せしめられるが、小粒の籾や粃等ａは底板１０ａ
の始端側に設けた小さな穴１２′，１２′，…を漏
下して籾取出口４ａへ、またそれよりもやや大き
い籾ｂは中間部に設けた中程度の穴１２″，１
２″，…を漏下して籾取出口４ｂへ、更に大粒で
良質の籾ｃは終端側に設けた大きな穴１２，１
２，…から籾取出口４ｃへと順次選別されて
夫々袋７内へ収容される。
このようにして籾吐出口５からホツパ４内に吐
出された籾は螺旋体１０による移送過程で自動的
に大小選別され、移送終端側の籾取出口４ｃから
は小粒の籾や粃等ａの混入しない大粒の籾のみが
取出されて袋詰めされることになるので、発芽率
のよい良質な種子用籾をまとめて容易に採取する
ことができる。また有孔底板と螺旋体により移送
される最終取出し部の籾は芒や小枝梗等が脱落さ
れて機械播種に好適な種子籾となる。
出された籾は螺旋体１０による移送過程で自動的
に大小選別され、移送終端側の籾取出口４ｃから
は小粒の籾や粃等ａの混入しない大粒の籾のみが
取出されて袋詰めされることになるので、発芽率
のよい良質な種子用籾をまとめて容易に採取する
ことができる。また有孔底板と螺旋体により移送
される最終取出し部の籾は芒や小枝梗等が脱落さ
れて機械播種に好適な種子籾となる。
なお、作業中はホツパ４が満量になるのを待た
ず、満杯になつた籾袋７から逐次空の籾袋と交換
するものである。
ず、満杯になつた籾袋７から逐次空の籾袋と交換
するものである。
上記したように本考案は、下部に２個以上の籾
取出口を並設したホツパ内上方に、底板を有する
籾移送螺旋体を揚穀筒の籾吐出口下方に移送始端
部を臨ませた状態で上記籾取出口の並設方向に沿
つて架設すると共に、上記底板には籾移送始端側
から終端側にかけて順次大となる籾漏下穴を設け
たから、構造簡単なものでありながら、籾吐出口
からホツパ内に吐出された籾をホツパ内で自動的
に選別して取出すことができるので別途他の選別
装置を必要とすることなく収穫と同時に即種子籾
として使用できる状態の大粒で良質の籾のみを採
取し得て作業性が大巾に向上されると共に種子籾
の発芽率も一層高めることができる等の効果があ
る。
取出口を並設したホツパ内上方に、底板を有する
籾移送螺旋体を揚穀筒の籾吐出口下方に移送始端
部を臨ませた状態で上記籾取出口の並設方向に沿
つて架設すると共に、上記底板には籾移送始端側
から終端側にかけて順次大となる籾漏下穴を設け
たから、構造簡単なものでありながら、籾吐出口
からホツパ内に吐出された籾をホツパ内で自動的
に選別して取出すことができるので別途他の選別
装置を必要とすることなく収穫と同時に即種子籾
として使用できる状態の大粒で良質の籾のみを採
取し得て作業性が大巾に向上されると共に種子籾
の発芽率も一層高めることができる等の効果があ
る。
第１図は本考案の全体側面図、第２図は要部の
縦断側面図、第３図は籾移送始端側における籾の
漏下状態を示す縦断背面図、第４図は籾移送終端
側における籾漏下状態を示す縦断背面図、第５図
は底板の全体斜視図である。 図中、４はホツパ、４ａ，４ｂ，４ｃは籾取出
口、５は揚穀筒の籾吐出口、１０は螺旋体、１０
ａは底板、１２は籾漏下穴。
縦断側面図、第３図は籾移送始端側における籾の
漏下状態を示す縦断背面図、第４図は籾移送終端
側における籾漏下状態を示す縦断背面図、第５図
は底板の全体斜視図である。 図中、４はホツパ、４ａ，４ｂ，４ｃは籾取出
口、５は揚穀筒の籾吐出口、１０は螺旋体、１０
ａは底板、１２は籾漏下穴。
Claims (1)
- 下部に２個以上の籾取出口を並設したホツパ内
上方に、底板を有する籾移送用螺旋体を揚穀筒の
籾吐出口下方に移送始端部を臨ませた状態で上記
籾取出口の並設方向に沿つて架設すると共に、上
記底板には籾移送始端側から終端側にかけて順次
大となる籾漏下穴を設けたことを特徴とするコン
バイン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10559282U JPS5911641U (ja) | 1982-07-14 | 1982-07-14 | コンバイン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10559282U JPS5911641U (ja) | 1982-07-14 | 1982-07-14 | コンバイン |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5911641U JPS5911641U (ja) | 1984-01-24 |
| JPH0123246Y2 true JPH0123246Y2 (ja) | 1989-07-18 |
Family
ID=30247430
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10559282U Granted JPS5911641U (ja) | 1982-07-14 | 1982-07-14 | コンバイン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5911641U (ja) |
-
1982
- 1982-07-14 JP JP10559282U patent/JPS5911641U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5911641U (ja) | 1984-01-24 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4497162A (en) | Combine harvester | |
| JPH0123246Y2 (ja) | ||
| JP2001204240A (ja) | コンバインのグレンタンク装置 | |
| JPH037325B2 (ja) | ||
| JPH0543637Y2 (ja) | ||
| JPH0339007Y2 (ja) | ||
| CN217088691U (zh) | 一种现代农业红米稻谷收割装置 | |
| JPS5837239Y2 (ja) | コンバインにおける籾詰ホッパ− | |
| JPH01202218A (ja) | 全稈投入型脱穀装置 | |
| JPS6332424A (ja) | 脱穀機等の揺動選別装置 | |
| JPH0246662Y2 (ja) | ||
| JPS61224912A (ja) | コンバイン等の脱穀物処理装置 | |
| JPH0729812Y2 (ja) | コンバイン搭載用脱穀処理装置 | |
| JPH046520Y2 (ja) | ||
| JPH0236360Y2 (ja) | ||
| JPH046516Y2 (ja) | ||
| JPH0545159Y2 (ja) | ||
| JPS5832595Y2 (ja) | 脱穀機 | |
| JPS643344Y2 (ja) | ||
| JPS6232821A (ja) | コンバインにおける穀物ホツパ− | |
| JPS5817390Y2 (ja) | コンバインの籾袋支持装置 | |
| JPH0123245Y2 (ja) | ||
| JPS61265019A (ja) | コンバイン等の脱穀物処理装置 | |
| JPS60153716A (ja) | 脱穀装置 | |
| JP2002238334A (ja) | 脱穀装置の揺動選別装置 |