JPH01232375A - 熱ローラ定着器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔目次〕 概要 産業上の利用分野 従来の技術（第６図） 発明が解決しようとする課題 課題を解決するための手段（第１図） 作用 実施例 （ａ）一実施例の説明 （第２図、第３図、第４図、第５図） （ｂ）他の実施例の説明 発明の効果 〔概要〕 電子写真装置等に用いられ、トナー像を熱定着するため
の熱ローラをクリーニングする熱ローラ定着器に関し、 簡易な構成で吸収部材の熱ローラへの圧力を均−とする
ことを目的とし、 熱ローラと、該熱ローラと対向する加圧ローラと、核熱
ローラをクリーニングする吸収部材を収容したケースと
、該ケースを該熱ローラに圧接する加圧部材とを有する
熱ローラ定着器において、一端を中心に回動し、該ケー
スと該加圧部材との間に設けられるバッファ部材を設け
、該加圧部材が、該バッファ部材を介して該ケースの吸
収部材を該熱ローラに圧接するようにした。

〔産業上の利用分野〕

本発明は、電子写真装置等に用いられ、トナー像を熱定
着するための熱ローラをクリーニングする熱ローラ定着
器に関する。

トナー像を定着するために、構成が簡易で小型な構成で
定着できる熱ローラ定着器が広く利用されている。

このような熱ローラ定着器では、用紙のトナー像側が熱
ローラに圧接されるので、どうしても熱ローラが汚れる
。

このため、熱ローラをクリーニングする必要があり、フ
ェルト等の吸収部材を熱ローラに圧接してクリーニング
を行っている。

この熱ローラのクリーニングにおいては、クリーニング
を均一に行い、汚れを残存させないことが、次の定着へ
の影響を除く上で必要である。

〔従来の技術〕

第６図は従来技術の説明図である。

熱を発生する熱ローラ１に対向して加圧ローラ２が設け
られ、用紙はトナー像側を熱ローラ１に向けて、両ロー
ラ１．２間を送られることによって定着が行われる。

この熱ローラ１のクリーニング手段として、ケース４に
収容したフェルト３をバネ５で熱ローラ１に圧接する構
成が用いられている。

この従来の構成では、フェルト３のケース４にバネ５で
バネ力を与えて熱ローラ１に圧接しており、板バネやコ
イルバネが用いられている。

〔発明が解決しようとする課題〕

しかしながら、従来の構成では、ケース４そのものを直
接圧接するため、バネ５のバネ力によって均一に圧力が
配分されないため、クリーニングにムラが生じ、汚れが
部分的に残存し、定着後の用紙が汚れるという問題があ
った。

このため、バネ５を増やしても、各バネ５のバネ圧を均
一にすることは難しく、これによっても圧力配分を均一
にできなかった。

本発明は、簡易な構成で吸収部材の熱ローラへの圧力を
均一にすることができる熱ローラ定着器を提供すること
を目的とする。

〔課題を解決するための手段〕

第１図は本発明の原理図である。

本発明は、第１図に示すように、熱ローラ１と、該熱ロ
ーラｌと対向する加圧ローラ２と、該熱ローラ１をクリ
ーニングする吸収部材３を収容したケース４と、該ケー
ス４を該熱ローラ１に圧接する加圧部材５とを有する熱
ローラ定着器において、一端を中心に回動し、該ケース
４と該加圧部材５との間に設けられるバッファ部材６を
設け、該加圧部材５が該バッファ部材６を介して該ケー
ス４の吸収部材３を該熱ローラ１に圧接するようにした
。

〔作用〕

本発明は、吸収部材３の加圧力を均一にするため、吸収
部材３のケース４の加圧点を増加する。

この加圧点を増すのに、加圧バネの数量を増やさないよ
うにするため、ケース４を押さえるバッファ部材６を設
け、バッファ部材６を少数の加圧部材５で押さえること
で、吸収部材３が熱ローラ１に対し均一に荷重がかかる
ようにし、クリーニングにムラを生じないようにした。

又、バッファ部材６を設けると吸収部材３の交換が難し
くなるため、バッファ部材６を回動可能とし、交換を容
易にしている。

〔実施例〕

（ａ）一実施例の説明 第２図は本発明の一実施例断面図、第３図は本発明の一
実施例要部構成図、第４図は本発明の一実施例側面図で
ある。

図中、第１図及び第６図で示したものと同一のものは同
一の記号で示しである。

熱ローラ１は、ガイド板７ａに回転自在に保持されたス
リーブ１０と、スリーブ１０の一端に設けられた歯車１
２と、側板７ｂに設けられ、スリーブ１０内を貫通する
発熱ランプ１１とを有し、歯車１２が図示しない駆動源
で駆動されてスリーブ１０が回転する。

加圧ローラ２は、ガイド板７ａに軸支持され、加圧部材
２ａで熱ローラ１方向に加圧される。

吸収部材３はフェルトで構成され、スリーブＩＯの長手
方向に延び、ケース４に収容されている。

ケース４は、係合片４０が一対設けられ、更に中央にケ
ースつまみ４１が設けられている。

加圧部材５は、板バネにより構成され、装置に一端が固
定されている。

バッファ部材６は、プラスチックの板で構成され、両端
下部に回転軸６１が設けられ、加圧を確実に分散するた
めの４つの加圧用突起６１．２つのフック６２と、ケー
スつまみ４１のガイド６３が設けられている。

第５図は本発明の詳細な説明図である。

第４図に示すように、バッファ板６は、定着器本体に回
転軸６Ｉが差し込まれ、回動可能である。

バッファ板６には、フェルト３を収容したケース４が、
第３図及び第５図のように係合溝４０をフック６２に、
ケースつまみ４１をガイド６３にはめ込んで、熱ローラ
１の軸方向の位置決めを行われて、差し込まれる。

この状態で装置を閉じると、装置の板ハネ５が、第４図
のようにバッファ板６の上部を加圧する。

これによって、１つの板バネ５で、バッファ板６の４つ
の加圧用突起６１を介しケース４が均等に加圧される。

従って、ケース４とバッファ板６は４つの加圧点が設け
られ、フェルト３が熱ローラｌに押し付けられる。

このため、バネ力点を少数にでき、フェルト３を均一に
熱ローラ１に押し付けることができる。

バッファ板６は、回転軸６１を中心に定着器に対し、回
動できるため、装置を開けて板バネ５の加圧を解除する
と、バッファ板６を手で解放方向に開くことができ、フ
ェルト３を収容したケース４の交換が容易である。

更に、この実施例では、フェルト３を収容したケース４
に係合片４０とつまみ４１にアーム４１ａを設け、バッ
ファ板６にフック６２とガイド６３を設けることにより
、容易にケース４をバッファ板６に装着できる他に、熱
ローラ１へのスラスト（軸）方向の位置決めが容易にで
きる。

又、つまみ４１を手で持つだけで、装着、取外しができ
、手を汚すことなく交換できる。

（ｂ）他の実施例の説明 上述の実施例では、加圧突起を４つ用いているが、加圧
突起の数は必要に応じて設ければよ（、更に突起を設け
なくてもよい。

更に仮バネ５を１つにしているが２つ以上であっても同
様の効果を奏する。

以上本発明を実施例により説明したが、本発明は本発明
の主旨に従い種々の変形が可能であり、本発明からこれ
らを排除するものではない。

〔発明の効果〕

以上説明した様に、本発明によれば、バッファ部材を介
して加圧することにより、加圧を均一に行うことができ
、吸収部材の熱ローラへの押圧を均一にでき、クリーニ
ングムラを防止できるという効果を奏する。

又、バッファ部材を回動できるようにして、吸収部材を
収容したケースの交換を容易とできるという効果も奏す
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の原理図、 第２図は本発明の一実施例断面図、 第３図は本発明の一実施例要部構成図、第４図は本発明
の一実施例側面図、 第５図は本発明の詳細な説明図、 第６図は従来技術の説明図である。 図中、１−熱ローラ、 ２−・加圧ローラ、 ３−吸収部材（フェルト）、 ４−ケース、 ５−加圧部材、 ６−・−バッファ部材。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）熱ローラ（１）と、 該熱ローラ（１）と対向する加圧ローラ（２）と、 該熱ローラ（１）をクリーニングする吸収部材（３）を
   収容したケース（４）と、 該ケース（４）を該熱ローラ（１）に圧接する加圧部材
   （５）とを有する熱ローラ定着器において、 一端を中心に回動し、該ケース（４）と該加圧部材（５
   ）との間に設けられるバッファ部材（６）を設け、 該加圧部材（５）が該バッファ部材（６）を介して該ケ
   ース（４）の吸収部材（３）を該熱ローラ（１）に圧接
   するようにしたことを 特徴とする熱ローラ定着器。