JPH01231914A - クロスフロー濾過方法および濾過装置 - Google Patents

クロスフロー濾過方法および濾過装置

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JPH01231914A
JPH01231914A JP5896388A JP5896388A JPH01231914A JP H01231914 A JPH01231914 A JP H01231914A JP 5896388 A JP5896388 A JP 5896388A JP 5896388 A JP5896388 A JP 5896388A JP H01231914 A JPH01231914 A JP H01231914A
Authority
JP
Japan
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filter
cylindrical
container
filtration
vessel
Prior art date
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Pending
Application number
JP5896388A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideo Amaike
英雄 天池
Shinji Yamaguchi
慎治 山口
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NGK Insulators Ltd
Original Assignee
NGK Insulators Ltd
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH01231914A publication Critical patent/JPH01231914A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はクロスフロー濾過方法および濾過装置に関する
(従来技術) クロスフロー濾過とは、筒状容器と同容器内に同心的に
組付けた筒状フィルタ間の周間隙に被処理液を供給し、
同被処理液を筒状フィルタの外周を流動させつつ濾過処
理するものであり、被処理液の流動によりフィルタ表面
に生じる剪断力が同表面でのケークの形成を抑制し、長
時間の連続濾過処理を可能にするものである。しかしな
がら、クロスフロー濾過の効果を上げるには被処理液を
高速で流動させる必要があり、動力費が増大するという
問題がある。
(発明が解決しようとする課題) かかる問題の解決手段としては、上記したクロスフロー
濾過においてフィルタを回転させることにより同フィル
タ表面に大きな剪断力を生じさせ、被処理液の流動速度
を小さくすることが考えられる。しかしながら、かかる
手段においてはフィル夕の回転時被処理液がフィルタと
つれ回りし、大きな剪断力によるケーク掻取り効果は期
待し得ない。
従って、本発明の目的は、筒状容器と筒状フィルタとの
相対回転によりこれら両者間の周間隙の被処理液に大き
な乱流を生じさせ、以って大きな剪断力によるケーク掻
取り作用を生じさせて濾過速度の低下を抑制することに
ある。
(課題を解決するための手段) 本発明はかかる課題を解決するクロスフロー濾過方法お
よび濾過装置であって、上記したクロスフロー濾過方法
において、前記周間隙を部分的に異なる寸法に形成して
萌起部状容器と筒状フィルタを相対回転させつつ濾過処
理することを特徴とするものであり、かつ上記したクロ
スフロー濾過装置において、前記筒状容器の内周に部分
的に凸部または凹部を設けるとともに、同筒状容器と前
記筒状フィルタとを相対回転可能に組付けたことを特徴
とするものである。
(発明の作用・効果) かかる+14成の濾過方法および濾過装置によれば、筒
状容器と筒状フィルタとの相対回転によりこれら両者間
の周間隙において被処理液に大きな乱流が生じ、この乱
流に起因する大きな剪断力によるケーク掻取り作用にて
、フィルタ表面でのケーク層の形成が効果的に抑制され
る。従って、被処理液の流動速度は固液から分離された
固体を周間隙を押流すに十分な速度でよく、従来のクロ
スフロー濾過の流動速度に比べて1/10〜17100
という極めて小さい速度でよい。
(実施例) LIL沿]し匡ヱ」− 第1図(a)、(b)には本発明に係る第1濾過装置が
示されており、当該濾過装置F1はフィルタ回転式の濾
過装置である。フィルタ11は筒状の多孔質支持体の外
周にフィルタ膜を備えた複層構造のセラミックフィルタ
で、その寸法がφ30Xφ22X 500(mm)のも
のである。
しかして、フィルタ11は筒状容器12内に同容器12
と同心的に配置されていて、左右一対の支持部材13.
14にて容器12に回転可能に支持されている。また、
左側支持部材13は駆動ベルト15を介してモータ16
に動力伝達可能に連結されていて、モータ16の駆動に
てフィルタ11が回転される。容器12は下部−側にイ
ンレットポート12a、上部他側に第1アウI・レット
ボート12b、−側に第2アウトレツトボート12Cを
それぞれ備えており、同ポート12cはフィルタ11内
に各流出孔14aを介して連通している。かかる容器1
2とフィルタ11間には所定間隔の周間隙りが形成され
ている。また、容器12の内周には等間隔に8条の敵状
凸部12dが形成されている。各凸部12dはフィルタ
11の外周に向かって突出し、当該部分の間隙を他の部
分に比し狭くしている。
当該濾過装置F1においては、被処理液が容器12のイ
ンレットポート12aから供給され周間隙りを流動して
第1アウトレツトボート12bがら流出するが、この間
被処理液の一部がフィルタ11を透過して固形分と分離
し、濾液として各流出孔14aを通って第2アウトレツ
トボート12Cから流出する。しかして、この濾過処理
の間フィルタ11が所定の速度で回転し、被処理液をつ
れ回りさせる。被処理液は容器12の各凸部12dの作
用にて乱流となり、この乱流に起因する大きな剪断力に
よるケーク掻取り作用にてフィルタ11の表面でのケー
ク層の形成が抑制される。
血1」b1浚ヱ」−4 第2図(a)、(b)には本発明に係る第2濾過装置が
示されており、当該濾過装置F2は容器回転式の濾過装
置である。フィルタ21は第1濾装置F】のフィルタ1
1と同様のセラミックフィルタである。しがして、フィ
ルタ21は容器22内に同容器22と同心的に配置され
、がっ左右一対の支持部材23.24にて容器22に支
持されているが、容器22自体はケーシング27内にて
同心的かつ回転可能に支持されている。容器22の左端
部は駆動ベルト25を介してモータ26に動力伝達可能
に連結されていて、モータ26の駆動にて容器22が回
転される。容器22の内周には等間隔に8条の敵状凸部
22aが形成されている。
当該濾過装置F2においては、被処理液がケーシング2
7のインレットボート27aから供給されて容器22の
多数の通孔22bを通ってフィルタ21と容器22との
層間隔りを流動し、さらに通孔22bを通ってケーシン
グ27のアウトレットボート27bから流出する。この
間、被処理液の一部がフィルタ21を透過して固形分と
分離し、濾液として各流出孔24bを通ってアウトレッ
トボート24aから流出する。しかして、容器22は所
定の速度で回転して被処理液に乱流を生じさせ、フィル
タ21の表面でのケーク層の形成を抑制する。    
・ :過−責の・を土 上記各濾過装置において、容器12.22の内周に形成
される凸部は四角形の断面に限らず第3図(a)、(b
)に示すように適宜形状の断面であってもよく、またこ
れらの凸部に換えて容器12.22の径方向へ延びる凹
部としてもよく、さらにこれら凸凹部は螺旋状であって
もよい。なお、フィルタ11.22に関してはセラミッ
クフィルタに限らず、ガラス、焼結金属、合成樹脂等か
らなる各種の多孔質の筒状フィルタが採用される。
1m フィルタ11として平均細孔径0,2μmのフィルタ膜
を有する複N構造で外径30mm、内径22mm、長さ
500+n+++のセラミックフィルタを採用し、かつ
容器12として内径36mm、断面四角形で幅(W)1
.5n+m 、突出長(H)1mm、フィルタ外周との
間隔(C) 2mmの凸部12dを8条備えた筒状容器
を採用し、第1図に示す濾過装置にてフィルタ回転数を
変化させて蛋白コロイドスラリーの濾過試験を行った。
同スラリーとして原液濃度5wt%と10wt%の2種
類を用いて流速1.4cm/sec 、濾過圧力1kg
/cm2で行った。得られた結果を第1表に示すととも
に、凸部の無い容器を採用した場合の結果を同人に併せ
て示す。なお、濾過速度は試験開始1時間後のものであ
る。
これらの結果を参照すると、フィルタの回転数が大きい
程濾過速度が大きく、かつ容器に凸部がある場合は無い
場合に比し濾過速度が著しく大きい、また、これら両者
の差は原液濃度が高い程大きい。これらの理由は、フィ
ルタ回転数が大きい程乱流を助長する効果が大きく、ま
た原液濃度が大きいはどケーク層が厚くなり乱流作用が
大きく現れているものと思われる。
なお、本試験においてフィルタ回転数を400゜rpm
に上昇させたところフィルタと容器の凸部とが接触した
ため、試験を中止した。
第1表 m3L試1しL 容器12の凸部の幅(W)、突出長(ト■)および容器
内周とフィルタ外周との間[(C)を変更した点を除き
、濾過試験Iで用いたオフ!過装置を使用し、上記3つ
の要因W、H,Cの関係を変化させてパン酵母N、5g
/I)を含む原液の濾過試験を行った。フィルタ11の
回転数を200Orpmとし、その他は濾過試験■と同
一の条件で行い、第2表に示す結果を得た。得られた結
果を参照すると、凸部の幅Wと突出長トIとはH/Wが
0.5〜lの範囲、突出長Hと間隔CとはC/ Hが3
〜7の範囲にあることが好ましい。
なお、H/ Wが1を越えまたはC/Hが3未満の場合
にはフィルタと凸部とが接触したため試験を中止した。
(以下余白) 第2表  C= 3 mm 第3表  H=1.5mm 容器12として容器内周とフィルタ外周との間隔C3m
m、断面四角形で幅W1.5mm 、突出長H1mmの
凸部を4条、8条、16条を有する3種類の容器と、比
較例として凸部の無い間隔C3mn+の容器の4種類の
容器を採用し、濾過試験Iで用いた濾過装置にてフィル
タ回転数を変化させてパン酵母(3,5g/l)を含む
原液の濾過試験を行った。
得られた結果を第4表に示すとともに第4図に示す。
これらの結果を参照すると、容器に凸部が有る場合は無
い場合に比し濾過速度が極めて大きいことが明らかであ
り、またフィルタ回転数が低い場合には凸部が多い程、
逆にフィルタ回転数が高くなると凸部が少ない程濾過速
度が大きくなる。この理由は、フィルタ回転数が低い場
合には凸部が多い方が乱流を生じさせる効果が大きく、
フィルタ回転数が高い場合には凸部が少ない方が乱流を
生じさせる効果が大きいことによるものと思われる。
第4表
【図面の簡単な説明】
第1図(a)は本発明に係る第1濾過装置の縦断側面図
、同図(b)は同装置の縦断正面図、第2図(a)は本
発明に係る第2の濾過装置の縦断側面図、同図(b)は
同装置の縦断正面図、第3図(a)、(b)は容器の変
形例を示す縦断正面図、第4図はフィルタ回転数に対す
る濾過速度の関係を示すグラフである。 符  号  の  説  明 F、、F2・・・濾過装置、11.21・・・フィルタ
、12.22・−・容器、12d、22a・・・凸部、
27・・・ケーシング。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)筒状容器と同容器内に同心的に組付けた筒状フィ
    ルタ間の周間隙に被処理液を供給し、同被処理液を前記
    筒状フィルタの外周を流動させつつ濾過処理するクロス
    フロー濾過方法において、前記周間隙を部分的に異なる
    寸法に形成して前記筒状容器と筒状フィルタとを相対回
    転させつつ濾過処理することを特徴とするクロスフロー
    濾過方法。
  2. (2)筒状容器と同容器内に同心的に組付けた筒状フィ
    ルタを備えこれら容器とフィルタ間の周間隙に被処理液
    を供給して同被処理液を前記筒状フィルタの外周を流動
    させつつ濾過処理するクロスフロー濾過装置において、
    前記筒状容器の内周に部分的に凸部または凹部を設ける
    とともに、同筒状容器と前記筒状フィルタとを相対回転
    可能に組付けたことを特徴とするクロスフロー濾過装置
JP5896388A 1988-03-11 1988-03-11 クロスフロー濾過方法および濾過装置 Pending JPH01231914A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007090202A (ja) * 2005-09-28 2007-04-12 Nissan Motor Co Ltd ろ過装置およびろ過方法
JP2017094230A (ja) * 2015-11-18 2017-06-01 三菱重工環境・化学エンジニアリング株式会社 膜モジュール、膜モジュールの製造方法、及び水処理システム

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