JPH01231613A - 電線の皮剥ぎ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 （産業上の利用分野） 本発明は、例えば、被覆ケーブルや電線等の接合端部の
外被を一定の長さに剥離する電線の皮剥ぎ装置に関する
。

（従来の技術） 従来、この種の電線の皮剥ぎ手段は、例えば、カッター
等による手工具を使用して、手作業により、被覆ケーブ
ルや電線等の接合端部の絶縁外被を切り開き、一定の長
さに剥離している。

（発明が解決しようとする課題） しかしながら、上述した電線の皮剥ぎ手段は、カッター
等による手工具を使用して、手作業により、被覆ケーブ
ルや電線等の接合端部の絶縁外被を切り開き、一定の長
さに剥離している関係上、時間と労力を費やすばかりで
なく、手作業によるので、不揃いのものとなり、品質や
作業能率も悪く、量産による省力化を図ることが困難で
あった。

本発明は、上述した事情に鑑みてなされたちのであって
、被覆ケーブルや電線等の接合端部の絶縁外被を自動的
に切り開き、一定の長さに正確に剥離して、品質や作業
能率の向上を図り、併せて、量産による省力化を図るよ
うにした電線の皮剥ぎ装置を提供することを目的とする
。

〔発明の構成〕

（課題を解決するための手段とその作用）本発明は、架
台と一体をなす支持体の中央部に第１チャック装置を設
け、上記支持体に回転体を回転自在に設け、この回転体
の中程に一対のガイド築堤を並設し、このガイド築堤に
カッターを備えた刃物台を直進移動するようにして設け
、この刃物台の下位の上記回転体に刃物台に対してカッ
ター調整部材を並設し、このカッター調整部材の傍らの
上記架台に一対のガイドレールを水平に並設し、この各
ガイドレールに保持枠体を摺動自在に設け、この保持枠
体に第２チャック装置を上記第１チャック装置と向合っ
て設け、剥離する電線の端部を上記第１チャック装置と
これに向合う第２チャック装置とに装着し、次に、上記
カッター調整部材に上記刃物台を降下して当接すること
により、この刃物台のカッターで剥離する電線の切込み
星を規制し、しかる後、上記回転体を回転することによ
り、上記刃物台のカッターで上記電線に切込みを形成し
、この電線を把持したまま上記第２チャック装置を各ガ
イドレールに沿って復動することにより、上記電線の端
部を剥離するようにしたものである。

（実施例） 以下、本発明を図示の一実施例について説明する。

第１図において、符号１は、複数の脚足１ａを備えた架
台であって、この架台１上には、これと一体をなす支持
体２が立設されており、この支持体２の中央部には、第
２図及び第４図に示されるように、第１チャック装置３
が設けられている。

即ち、この第１チャック装置３は、上記支持体２の中程
に形成された四角形の透孔４内に二分割されたスライド
部材５ａ、５ｂを水平方向へ摺動自在に嵌装し、この各
スライド部材５ａ、５ｂの中６部に二分割された各ブツ
シュ５ａ、　６ｂをボール付の各止めねじ７（第２図参
照）で妄りに抜は出ないようにして取付け、上記両スラ
イド部材５ａ１５ｂの接合面に各四部を形成し、この各
凹部に伸張性のコイルばね８を介装し、上記支持体２の
上部に各案内ねじ９ａ、９ｂを螺装し、この各案内ねじ
９ａ、９ｂの各内端部を上記各スライド部材５ａ、５ｂ
の一部に嵌合させ、さらに、上記上記支持体２の両側に
空気圧による各シリンダー装置１０ａ、１０ｂを水平に
して固定し、この各シリンダー装置１０ａ、１０ｂの出
力軸を上記各スライド部材５ａ、５ｂの一部に連結して
構成したものである。

従って、この第１チャック装置３は、第２図及び第４図
に示されるように、被覆ケーブルや電線Ｗ等の接合端部
の絶縁外被Ｗａを自動的に切り開いて、一定の長さに正
確に絶縁外被Ｗａを剥離するとき、予め、この電線Ｗを
二分割された各ブツシュ６　ａ　％　６　ｂへ挿入し、
しかる後、上記両シリンダー装置１．０ａ、１０ｂを同
時に作動すること＝　　４　− により、この両シリンダー装置１０ａ、１０ｂで上記両
スライド部材５ａ、５ｂと一体の各ブツシュ６　ａ　％
　６　ｂを上記各コイルばね８の弾力に抗して軸心方向
へ摺動して、上記電線Ｗを二分割された各ブツシュ６ａ
ｓ　６ｂで一時的に挟持するようになっている。

一方、第１図及び第２図に示されるように、上記第１チ
ャック装置３に近接した上記支持体１と一体の支軸１１
にｉ、プーリー１２を備えた円板状の回転体１３が軸受
１４を介して回転自在に嵌装されており、このプーリー
１２には、上記支持体１に設けられた駆動モータ］５の
主動輪１５ａが伝動ベルト１６を介して連結されている
（第１図参照）。又、上記回転体１３の中程には、一対
のガイド築堤１７が並設されており、このガイド築堤１
７には、カッター１８を有する刃物台１９が直進移動す
るようにして設けられており、この刃物台１９は上記支
持体１に設置されたカッター駆動シリンダー装置２０に
連結されている。

なお、このカッター駆動シリンダー装置２０は、第２図
に示されるように、上記回転体１３内に穿設された流体
通路２１を通して制御弁に接続している。さらに、上記
刃物台１９の下位の上記一対のガイド築堤１７には、カ
ッター調整部材２２が刃物台１９に対してを並設されて
おり、このカッター調整部材２２は上記回転体１３に付
設されたつまみ２３ａを有する調整螺杵２３により上記
両ガイド条堤１７に沿って摺動自在に設けられている。

さらに又、このカッター調整部材２２の上面には、一対
の当接部２２ａが形成されており、この両当接部２２ａ
は、第１図及び第５図に示されるように、電線Ｗの接合
端部の絶縁外被Ｗａを切り込みを付けるように、カッタ
ー１８を有する刃物台１９の降下位置を規制している。

他方、第１図及び第３図に示されるように、上記カッタ
ー調整部材１９の傍らの上記架台１には、一対のガイド
レール２４が水平にして並設されており、この各ガイド
レール２４には、保持枠体２５が摺動自在に設けられて
おり、この保持枠体２５には、第２チャック装置２６が
上記第１チャック装置３と向合って設けられている。

即ち、第１図及び第３図において、この第２チャック装
置２６は、上記保持枠体２５の中程に形成された四角形
の透孔２７内に二分割されたスライド部材２８ａ、２８
ｂを水平方向へ摺動自在に嵌装し、この各スライド部材
２８ａ、２８ｂの中心部に円弧状の各四部２９ａ、２９
ｂを形成し、この各凹部２９ａ、２９ｂの位置する上記
一方のスライド部材２８ａの中程に調整螺杵３０をロッ
クナツト３１を介して螺装し、上記両スライド部材２８
ａ、２８ｂの接合面に各四部を形成し、この各凹部に伸
張性の各コイルばね３２を介装し、上記保持枠体２５の
上部に各案内ねじ３３ａ１３３ｂを螺装し、この各案内
ねじ３３ａ、３３ｂの各内端部を上記各スライド部材２
８ａ、２８ｂの一部に嵌合させ、さらに、上記上記保持
枠体２５の両側に空気圧による各シリンダー装置３４ａ
、３４ｂを水平にして固定し、この各シリンダー装置３
４ａ、３４ｂの出力軸を上記各スライド部材２８ｇ、２
８ｂの一部に連結して構成したものである。

従って、この第２チャック装置２６は、第１図及び第３
図に示されるように、被覆ケーブルや電線Ｗ等の接合端
部の絶縁外被Ｗａのみを切り、−定の長さに正確に絶縁
外被Ｗａを剥離するとき、予め、この電線Ｗを前記ブツ
シュ６　ａ　％　６　ｂ側から、この電線Ｗの前端部を
上記調整螺杵３０の内端部に突き当るまで挿入する。し
かる後、上記両シリンダー装置３４ａ、３４ｂを同時に
作動することにより、この両シリンダー装置３４ａ１３
４ｂて上記両スライド部材２８ａ、２８ｂを上記各コイ
ルばね３２の弾力に抗して軸心方向へ摺動して、上記両
スライド部材２８ａ、２８ｂの各凹部２９ａ、２９ｂで
上記電線Ｗを一時的に挟持するようになっている。

又一方、第１図及び第３図において、上記一対のガイド
レール２４の間の上記架台１には、空気圧による駆動シ
リンダー装置３５が設置されており、この駆動シリンダ
ー装置３５の出力軸は上記第２チャック装置２６を備え
た上記保持枠体２５に連結されており、この駆動シリン
ダー装置３５の出力軸は上記第２チャック装置２６を備
えた上記保持枠体２５を上記一対のガイドレール２４に
沿って往復摺動するようになっている。

以下、本発明の作用について説明する。

先ず、電線Ｗの剥離する長さ（ストリ：ソプ長さ）を設
定するために、上記駆動シリンダー装置３５が、第２チ
ャック装置２６を備えた上記保持枠体２５を、第１図に
おいて、右方へ前進移動する。

次に、上記調整螺杵３０を回して位置決めして、これを
ロックナツト３１で固定する。しかる後、電線Ｗを前記
ブツシュ６　ａ　ｓ　６　ｂ側から、この電線Ｗの前端
部を上記調整螺杵３０の内端部に突き当るまで挿入する
。次に、上記両シリンダー装置３４ａ、３４ｂを同時に
作動することにより、この両シリンダー装置３４ａ、３
４ｂで上記両スライド部材２８ａ、２８ｂを上記各コイ
ルばね３２の弾力に抗して軸心方向へ摺動して、上記両
スライド部材２８ａ１２８ｂの各凹部２９ａ、２９ｂで
上記電線Ｗを一時的に挟持する。つまり、上記第２チャ
ック装置２６を作動して上記電線Ｗを一時的に挟持する
と、同時に、前述したように、前記第１チャック装置３
を作動して上記電線Ｗの他の位置を一時的に挟持する。

一方、予め、上記カッター調整部材２２の各当接部２２
ａは、第５図に示されるように、電線Ｗの接合端部の絶
縁外被Ｗａを切り込みを付けるように、カッター１８を
有する刃物台１９の降下位置を規制しておく。

次に、前記カッター駆動シリンダー装置２０を駆動する
と、このカッター駆動シリンダー装置２０が上記カッタ
ー１８を有する刃物台１９が押下すると共に、前記駆動
モータ１５の主動輪１５ａが伝動ベルト１６を介してプ
ーリー１２を回転するので、このプーリー１２と一体を
なす回転体１３を回転するから、上記刃物台１９の上記
カッター１８が、第６図に示されるように、電線Ｗの接
合端部の絶縁外被Ｗａに切り込みを付けて、所定の位置
に停止する。

次に、上記第２チャック装置２６が上記電線Ｗを−時的
に挟持した状態のまま、上記駆動シリンダー装置３５が
、第２チャック装置２６を備えた上記保持枠体２５を、
第１図において、左方へ複動すると、第７図に示される
ように、電線Ｗの接合端部の絶縁外被Ｗａは剥離される
。

しかして、電線Ｗの接合端部の絶縁外被Ｗａを剥離する
動作が終了すると、上記第１、第２チャック装置が解除
されるから、上記被覆ケーブルや電線Ｗ等は機外へ取出
される。

なお、上述した各動作は図示されない各センサーやこれ
らの制御装置によって順に制御される。

このようにして、本発明は、被覆ケーブルや電線Ｗ等の
接合端部の外被Ｗａを一定の長さに剥離することができ
るので、絶縁外被を自動的に切開き、一定の長さに正確
に剥離して、品質や作業能率の向上を図ることができる
。

〔発明の効果〕

以上述べたように本発明によれば、架台１と一体をなす
支持体２の中央部に第１チャック装置３を設け、上記支
持体２に回転体１３を回転自在に般け、この回転体１３
の中程に一対のガイド茶界１７を並設し、このガイド茶
界１７にカッター１８を備えた刃物台１９を直進移動す
るようにして設け、この刃物台１９の下位の上記回転体
１３に刃物台１９に対してカッター調整部材２２を並設
し、このカッター調整部材２２の傍らの上記架台１に一
対のガイドレール２４を水平に並設し、この各ガイドレ
ール２４に保持枠体２５を摺動自在に設け、この保持枠
体２５に第２チャック装置２６を上記第１チャック装置
１７と向合って設けであるので、被覆ケーブルや電線Ｗ
等の接合端部の絶縁外被Ｗａを自動的に切り開いて一定
の長さに正確に剥離できるばかりでなく、品質や作業能
率の向上を図ることができると共に、量産による省力化
を図ることができる等の優れた効果を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の電線の皮剥ぎ装置の斜面図、第２図
は、本発明の電線の皮剥ぎ装置に組込まれる刃物台とカ
ッター調整部材との関係を示す拡大断面図、第３図は、
本発明の電線の皮剥ぎ装置の左側面図、第４図は、本発
明の電線の皮剥ぎ装置の右側面図、第５図乃至第７図は
、本発明の電線の皮剥ぎ装置の作用を説明するための各
図である。 １・・・架台、２・・・支持体、３・・・第１チャック
装置、１３・・・回転体、１７・・・ガイド茶界、１８
・・・カッター、１９・・・刃物台、２２・・・カッタ
ー調整部材、２４・・・ガイドレール、２５・・・保持
枠体、２６・・・第２チャック装置。 出願人代理人　　佐　　藤　　−雄 塚 替

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 架台と一体をなす支持体の中央部に設けられた第１チャ
   ック装置と、上記支持体に回転自在に設けられた回転体
   と、この回転体の中程に並設された一対のガイド条堤と
   、このガイド条堤に直進移動するようにして設けられた
   カッターを備えた刃物台と、この刃物台の下位の上記回
   転体に刃物台に対して並設されたカッター調整部材と、
   このカッター調整部材の傍らの上記架台に水平に並設さ
   れた一対のガイドレールと、この各ガイドレールに摺動
   自在に設けられた保持枠体と、この保持枠体に第１チャ
   ック装置と向合って設けられた第２チャック装置とを具
   備したことを特徴とする電線の皮剥ぎ装置。