JPH01230550A - アルキルポリカルバミン酸アリールエステルの製造方法 - Google Patents

アルキルポリカルバミン酸アリールエステルの製造方法

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JPH01230550A
JPH01230550A JP5628288A JP5628288A JPH01230550A JP H01230550 A JPH01230550 A JP H01230550A JP 5628288 A JP5628288 A JP 5628288A JP 5628288 A JP5628288 A JP 5628288A JP H01230550 A JPH01230550 A JP H01230550A
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Maomi Seko
世古 真臣
Shinsuke Fukuoka
伸典 福岡
Tetsuo Dosono
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、アルキルポリカルバミン酸アリールエステル
の製造方法に関するものであり、さらに詳しくは、アル
キルポリアミンとジアリールカーボネートからアルキル
ポリカルバミン酸アリールエステルを製造する方法に関
するものである。
(従来の技術) アルキルアミン類とジアリールカーボネートからアルキ
ルカルバミン酸アリールエステルが製造できることは既
に知られている。例えば、特開昭52−71443号公
報では、ベンゼン、ジオキサン、四塩化炭素などの溶媒
の存在下でアルキルモノアミンとジアリールカーボネー
トを反応させることによって、相当するアルキルモノカ
ルバミンられることが記載されている。また、特開昭6
1−183257号公報では、メチルアミンとジフェニ
ルカーボネートとからメチルカルバミン酸フェニルエス
テルを連続的に製造する方法が提案されている。
しかしながら、これらの方法は、いずれもアミンとして
低級アルキルモノアミンを用いて、アルキルカルバミン
酸アリールエステルを製造する方法であって、アルキル
ポリカルバミン酸アリールエステルを製造する方法では
ない。アルキルジアミンやアルキルトリアミンなどのア
ルキルポリアミンから対応するアルキルポリカルバミン
酸アリールエステルを製造する場合には、アルキルモノ
アミンを用いる場合とは全く異なる困難な問題が存在す
る。
すなわち、アルキルモノアミンの場合は、反応式(A)
で表される目的とする反応以外に、反応式(B)および
/または(C)で表される副反応によって、1種類の尿
素化合物が副生ずるにすぎない。
R’NH.  十 八rOcOAr   →R’NII
COOAr + ArOll  −−−・・・・−− 
(A)2 R’ NHt + ArOCOAr  −R
’NHCNHR’  + 2^rOH  −−−−−−
−−(B)R’NI+! + R’NIICOO^r 
→R’NHCNHR’  十 八ro)l     ・
−−−−−−−−−−−(C)(ここで、R゛およびA
rはそれぞれ1価のアルキル基および芳香族基を表す。
) しかしながら、アルキルジアミン、アルキルトリアミン
などのアルキルポリアミンの場合には、非常に多くの種
類の尿素化合物が副生ずる。これは、副生ずる尿素化合
物が1分子中にたとえ1個の尿素結合を有する化合物で
あっても、アルキルジアミンでは3種類の尿素化合物〔
−紋穴(V)、(VT)、(■)において、p=q=r
=1の場合に相当する化合物]を副生ずるし、アルキル
トリアミンでは4種類の尿素化合物を副生ずるし、さら
には、1分子中に2個以上の尿素結合を有する多種類の
尿素化合物〔例えば、−紋穴(V)、(Vl)、(■)
において、P≧2、q≧2、γ≧2に相当する化合物等
〕が副生ずるからである。
例えば、アルキルジアミンの場合には、反応式(D)で
表されるような目的とする反応以外に、種々の尿素化合
物が起こり、式、(V)、(Vl)、(■)などの−紋
穴で表される数多くの尿素化合物およびポリ尿素化合物
を副生ずる。
HJ−R−NHz  +  2  八rOcOAr  
  −*〇 八rOcNH−R−NHCOAr  ÷ 2 八rOH
    −・−−−−−−−(D);111 11□N+R−NHCNHhR−NHt     ( 
V )(ただし、p,q,rは1以上の整数を表す。)
このように、アルキルジアミンやアルキルトリアミンの
ようなアルキルポリアミンとジアリールカーボネートと
の反応の場合には、アルキルモノアミンの場合とは異な
り、種々の尿素化合物やポリ尿素化合物が副生しやすく
、目的生成物であるアルキルポリカルバミン酸アリール
エステルの収率を低下させるという問題と、これらの尿
素化合物やポリ尿素化合物との混合物から目的生成物を
分離、精製することが非常に困難であるという問題があ
る。
このようなことから、アルキルポリアミンとジアリール
カーボネートからアルキルポリカルバミン酸アリールエ
ステルを得ようとする試みは非常に少ないが、若干報告
されている。例えば、ドイツ特許第925497号明細
書によれば、1モルのジフェニルカーボネートを5倍量
のベンゼンに溶解させた溶液に、1モルの1.6−へキ
サメチレンジアミンを5倍量のベンゼンに溶解させた溶
液を滴下しなから80 ’Cで撹拌する反応方式で、1
.6−へキサメチレンジカルバミン酸フェニルエステル
を得る方法が提案されている。この特許によれば、反応
を有利に進行させるためには、生成物である1、6−へ
キサメチレンジカルバミン酸フェニルエステルをできる
だけ溶解させない溶媒を反応溶媒として用いることが重
要であり、このようなt8媒としては、ベンゼンやクロ
ルベンゼンのような炭化水素類が好ましいことが記載さ
れている。
このような観点から、ジャーナル・オブ・ポリマー・サ
イエンス、ポリマー・ケミストリー・エデイジョン(J
、Po1.Sci、、Polymer Chem、ED
、)第17巻、835頁(I979年)では、0.01
モルのジフェニルカーボネートと0.005モルの1,
6−ヘキサメチレンジアミンとの反応を、反応媒体とし
て40m1のトルエン(これは、1.6−へキサメチレ
ンジアミンのアミノ基当たり約37倍モルに相当する)
を用いて、20時間という長時間行わせることによって
、目的とするl、6−へキサメチレンジカルバミン酸フ
ェニルエステルを得ているが、このような大量のトルエ
ンを用いても、なおその収率が93%であり、分離しな
ければならない尿素化合物やポリ尿素化合物がまだ7%
程度も副生じており、問題であった。
また、特開昭47−11562号公報においては、テト
ラメチレンジアミン、ヘキサメチレンジアミン、I、5
−ジアミノ−2−メチルペンタンなどのアルキルジアミ
ン類、あるいは、脂肪族ジアミンの縮重合によって製造
されたポリアミン類などのアルキルポリアミンとジフェ
ニルカーボネートやジトリルカーボネートなどのジアリ
ールカーボネートとの反応が示唆されているが、この方
法は三塩化アンチモン、硝酸ウラニル、塩化ウランなど
のルイス酸触媒を用いることが必須であり、このような
ルイス酸の使用は装置の腐食の問題や、生成物との分離
、回収の困難性の問題があり、工業的に実施するには多
大の困難を伴う。
(発明が解決しようとする課題) 前記のように、アルキルジアミンやアルキルトリアミン
のようなアルキルポリアミンとジアリー)Lt−))−
ボネートとの反応の場合には、アルキルモノアミンの場
合とは異なり、種々の尿素化合物やポリ尿素化合物が副
生しやすく、目的生成物であるアルキルポリカルバミン
酸アリールエステルの収率を低下させ、また、これらの
尿素化合物やポリ尿素化合物との混合物から目的生成物
を分離、精製することが困難である。そして、アルキル
ポリアミンとジアリールカーボネートからアルキルポリ
カルバミン酸アリールエステルを製造する前記従来法に
おいては、それぞれ前記したような欠点を有している。
本発明は、従来法の欠点を解消し、工業的に有利なアル
キルポリカルバミン酸アリールエステルの製造法を提供
することを目的としている。
(課題を解決するための手段) 本発明者らは、アルキルポリアミンとジアリールカーボ
ネートから、純度の高いアルキルポリカルバミン酸了り
−ルエステルを、短時間の反応で、高収率、高選択率で
容易に製造できる方法を開発するため鋭意研究を重ねた
結果、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は、−紋穴(I) R(NHz)n       (I) (ただし、Rは脂肪族基、脂環族基、芳香脂肪族基から
選ばれたn価のアルキル基を表し、nは2または3であ
る。) で示されるアルキルポリアミンと、−i式(II)Ar
OCOAr      (II) (ただし、A「は1価の芳香族基を表す。)で示される
ジアリールカーボネートとを反応させて、−紋穴(I[
I) R(NHCOOAr)n     (I[I)(ただし
、R,n、Arは前記のとおり。)で示されるアルキル
ポリカルバミン酸アリールエステルを製造するに際し、 (a)アルキルポリアミン 〜3当量のジアリールカーボネートを用いること、およ
び (b)反応溶媒として、−紋穴(TV)Ar’OH  
    (IV) (ただし、Ar’は1価の芳香族基を表し、Arと同じ
であっても異なっていてもよい.)で示される芳香族モ
ノヒドロキシ化合物を用いて、反応を実質的に均一な溶
液状態で行うことを特徴とするアルキルポリカルバミン
酸アリールエステルの製造方法を提供するものである。
このように本発明の大きな特徴の一つは、アルキルポリ
アミンとジアリールカーボネートとの反応において、こ
れまで全く知られていなかった芳香族モノヒドロキシ化
合物を反応溶媒として用いることにある。このような芳
香族モノヒドロキシ化合物を溶媒として用いる本発明の
方法においては、アルキルポリアミンとジアリールカー
ボネートとの反応は、通常、実質的に均一な溶液状態で
進行させることができ、目的生成物であるアルキルポリ
カルバミン酸アリールエステルも、反応溶液中に溶解し
ている。このことは、炭化水素類を反応媒体として用い
、生成してくるアルキルポリカルバミン酸アリールエス
テルをできるだけ溶解させないようにして反応させる前
記の先行技術の方法とは全く異なるものである。
なお、本発明でいう実質的に均一な溶液状態とは、肉眼
で見て溶液中の不溶解成分が全く認められないか、ある
いはそのような不溶解成分が存在していても非常に少量
の場合、例えば、約1重量%以下の状態を意味する。
アルキルポリアミンのアミノ基1当量当たり1〜3当量
のジアリールカーボネートを用い、反応溶媒として芳香
族モノヒドロキシ化合物を用いる実質的に均一な溶液状
態の反応によって、通常、96%以上、好ましい実施態
様においては98%以上の高収率、高選択率でアルキル
ポリカルバミン酸アリールエステルが得られるというこ
とは、先行技術の記載からは全く予想できなかった驚く
べきことである。
本発明において、このような反応溶媒として用いられる
芳香族モノヒドロキシ化合物とは、−紋穴(IV)で示
される化合物であって、1価の芳香族基に1個のヒドロ
キシル基が直接結合した化合物であれば、どのようなも
のであってもよい。このような芳香族モノヒドロキシ化
合物としては、例えば、フェノール;クレゾール(各異
性体)、キシレノール(各異性体)、エチルフェノール
(各異性体)、プロピルフェノール(各異性体)等の各
種アルキルフェノール類;メトキシフェノール(各異性
体)、エトキシフェノール(各異性体)等の各種アルコ
キシフェノール類;フルオロフェノール(各異性体)、
クロロフェノール(各異性体)、ブロモフェノール(各
異性体)、ジクロルフェノール(各異性体)、ジブロモ
フェノール(各異性体)等のハロゲン化フェノール類;
メチルクロルフェノール(各異性体)、エチルクロルフ
ェノール(各異性体)、メチルブロモフェノール(各異
性体)、エチルブロモフェノール(各異性体)等のアル
キルおよびハロゲン置換フェノール類:ナフトール(各
異性体)および各種置換ナフトール類;ヒドロキシピリ
ジン(各異性体)、ヒドロキシクマリン(各異性体)、
ヒドロキシキノリン(各異性体)等のへテロ芳香族ヒド
ロキシル化合物類などがあげられる。
これらの芳香族モノヒドロキシ化合物の中で、フェノー
ル、クレゾール類、フルオロフェノール類、クロルフェ
ノール類、メトキシフェノール類などが好ましく用いら
れ、特に好ましくはフェノ−ルである。
本発明で用いられるアルキルポリアミンは、−紋穴(I
)で示される化合物であって、2個または3個の1級ア
ミノ基が、脂肪族基、脂環族基、芳香脂肪族基から選ば
れたアルキル基に直接結合した化合物である。
このようなアルキルポリアミンとしては、例えば、エチ
レンジアミン、ジアミノプロパン(各異性体)、ジアミ
ノブタン(各異性体)、ジアミノペンタン(各異性体)
、ジアミノヘキサン(各異性体)、ジアミノへブタン(
各異性体)、ジアミノオクタン(各異性体)、ジアミノ
ノナン(各異性体)、ジアミノデカン(各異性体)等の
脂肪族1級ジアミン類it、2.3−)リアミノプロパ
ン、トリアミノブクン(各異性体)、トリアミノペンタ
ン(各異性体)、トリアミノヘキサン(各異性体)、ト
リアミノノナン(各異性体)、トリアミノドデカン(各
異性体)、1.8−ジアミノ−4−アミノメチル−オク
タン、2,6−ジアミツカプリン酸−2−アミノエチル
エステル、1゜3.6−1−リアミノヘキサン、1,6
.11−トリアミノウンデカン等の脂肪族1級トリアミ
ン類;ジアミノシクロプロパン、ジアミノシクロブタン
(各異性体)、ジアミノシクロペンタン(各異性体)、
ジアミノシクロヘキサン(各異性体)、アミノメチルシ
クロヘキシルアミン(各異性体)等の脂環族1級ジアミ
ン類;トリアミノシクロヘキサン(各異性体)、3−ア
ミノメチル−3,5゜5−トリメチルシクロヘキシルア
ミン等の脂環族−級トリアミン類ニジ(アミノメチル)
ベンゼン(各異性体)、ジ(アミノメチル)ピリジン(
各異性体)、ジ(アミノメチル)ナフタレン(各異性体
)等の芳香脂肪族1級ジアミン類;トリ(アミノメチル
)ベンゼン(各異性体)、トリ(アミノメチル)ビフェ
ニル(各異性体)、トリ(アミノメチル)ナフタレン(
各異性体)等の芳香脂肪族1級トリアミン類などが用い
られる。
また、これらの1級アミンの骨格を作っている脂肪族基
、脂環族基、芳香脂肪族基において、その水素の一部が
、ハロゲン、アルキル基、アルコキシ基、アリール基、
エステル基、スルホン基、シアノ基等の置換基によって
置換されていてもよいし、骨格に不飽和結合、エーテル
結合、エステル結合、チオエーテル結合、スルホン結合
、ケトン結合などを含んでいてもよい。
これらのアルキルポリアミンの中で、1.6−へキサメ
チレンジアミン、3−アミノメチル−3,5,5−)リ
メチルシクロヘキシルアミン、ジ(アミノメチル)ベン
ゼンが特に好ましく用いられる。
本発明で用いられるジアリールカーボネートは、−紋穴
(II)で示される化合物であって、2個の1価の芳香
族基がカーボネート結合によって結合している化合物で
ある。
このようなジアリールカーボネートとしては、例えば、
ジフェニルカーボネート、ジトリルカーボネート(各異
性体)、ジ(クロルフェニル)カーボネート(各異性体
)、ジ(メトキシフェニル)カーボネート(各異性体)
、ジ(エチルフェニル)カーボネート(各異性体)、ジ
ピリジルカーボネート(各異性体)、ジアリールカーボ
ネート(各異性体)、ジナフチルカーボネート(各異性
体)などが用いられる。
また、これらのジアリールカーボネートの芳香族基にお
いて、その水素原子の一部が、ハロゲン、低級アルキル
基、低級アルコキシ基、アリール基、アリーロキシ基、
アラルキル基、脂環族基、エステル基、スルホン基、ア
シル基、アロイル基、シアノ基等の置換基によって置換
されていてもよい。
これらのジアリールカーボネートの中でジフェニルカー
ボネート、ジトリルカーボネート、ジ(クロルフェニル
)カーボネートが好ましく、特にジフェニルカーボネー
トが好ましく用いられる。
本発明の反応は、式(A)で示されるように、ジアリー
ルカーボネートに由来するアリール基を有する芳香族モ
ノヒドロキシ化合物を副生じなから進行する。
R(Nllz)n + n ・^rOcOAr  4(
I)    (n) R(NHCOOAr) n  +  n −ArOH−
・・・・・−−−−−−(A )(III) このように反応によって副生じてくる芳香族モノヒドロ
キシ化合物も、反応の後期においては溶媒として作用す
るが、反応の初期においては全く存在しないか、あるい
は非常に少ないこともあって、溶媒としての効果は全く
ない。事実、本発明のような芳香族モノヒドロキシ化合
物を溶媒として全く用いないで、アルキルポリアミンと
ジアリールカーボネートとの反応を行えば、多量の尿素
化合物やポリ尿素化合物が生成する(比較例1参照)。
したがって、高収率、高選択率でアルキルポリカルバミ
ン酸アリールエステルを得ようとするならば、反応初期
から反応溶媒として芳香族モノヒドロキシ化合物を所定
量存在させておくことが重要である。一方、溶媒として
用いられた芳香族モノヒドロキシ化合物は反応後、通常
、生成物から分離されるが、その場合は、できるだけ使
用量が少ない方が好ましい。
このような観点から、溶媒として用いられる芳香族モノ
ヒドロキシ化合物の量が決定され、本発明の方法におい
ては、その量は、反応器に仕込まれるアルキルポリアミ
ンのアミノ基(−NH,)1モル当たり0.8〜5倍モ
ル量が好ましく用いられる。0.8倍モル量より少なく
ても溶媒としての効果はあるが、収率や選択率が低下し
て(る。
また、5倍モルもあれば十分な効果があり、それ以上を
用いる必要はない。さらに好ましい量としては1〜3倍
モル量が選ばれる。
本発明の方法を実施するに当たり、特に好ましい実施態
様は、反応溶媒として用いる芳香族モノヒドロキシ化合
物(Ar’OH)が、反応によって生成して′くる芳香
族モノヒドロキシ化合物(ArOH)と同一(Ar’=
Ar)の場合である。この場合、反応後、反応生成物か
ら分離するのが1種類の芳香族モノヒドロキシ化合物で
あるので、工業的に実施する際には特に有利となる。
さらに、分離すべき芳香族モノヒドロキシ化合物の沸点
が比較的低い場合には、蒸留等によって生成物から容易
に分離することができるので、特に好ましい。このよう
な意味において、ジアリールカーボネートと溶媒として
用いられる芳香族モノヒドロキシ化合物との好ましい組
み合わせは、ジフェニルカーボネートとフェノール、そ
れぞれのメチル基が酸素原子に対して同じ置換位置にあ
るジトリルカーボネートとクレゾール、およびそれぞれ
の塩素原子が酸素原子に対して同じ置換位置にあるジ(
クロルフェニル)カーボネートとクロロフェノールの場
合である。特に好ましい組み合わせは、ジフェニルカー
ボネートとフェノールの場合である。
本発明を実施するに当たり、ジアリールカーボネートは
、アルキルポリアミンのアミノ基(−NHり1当量当た
り1.0〜3.0当量用いることが必要である。1.0
当量より少ない場合は、反応式(C)で表されるのと同
様な反応によって、尿素化合物やポリ尿素化合物が副生
ずるので好ましくない。また、反応の場においては、過
剰量のジアリールカーボネートを存在させておくことは
、副生物の生成量を減少させる効果があるが、反応後に
生成物から分離する必要がある場合には、その過剰量が
できるだけ少ない方が好ましい。このような意味におい
て、ジアリールカーボネートの使用量としては、アルキ
ルポリアミンのアミノ基1当量当たり1.0〜3.0当
量が選ばれ、特に好ましくは1.0〜2.0当量が選ば
れる。
本発明の方法においては、触媒を全く用いないで行うこ
とが他の一つの特徴である。このことは、特開昭47−
11562号公報に記載のルイス酸触媒を用いる方法と
は異なり、触媒成分の分離、回収という困難な問題が存
在しないことを意味しており、工業的に実施する場合、
特に有利である。
こノヨうに、本発明の方法は、(a)アルキルポリアミ
ンのアミノ基l当量当たり1.0〜3.0当量のジアリ
ールカーボネートを用いること、(b)仕込みのアルキ
ルポリアミン 8〜5倍モル量の芳香族モノヒドロキシ化合物を反応溶
媒として用いること、(C)触媒を用いないことの三つ
を組み合わせることを特徴としており、このことによっ
て、短い反応時間内に高純度のアルキルポリカルバミン
酸アリールエステルが高収率、高選択率で製造できるこ
とが初めて明らかにされた。
本発明方法において、反応は通常20〜120°Cの温
度範囲で行われることが好ましい。20°Cよりも低温
であると反応速度が遅くなり実用的ではなく、120°
Cよりも高温の場合には、副生物を生成しやすい。この
ような意味で、さらに好ましい温度範囲は30〜200
″Cであり、特に好ましいのは40〜80°Cである。
また、反応時間は、用いる原料や溶媒の種類および量比
、あるいは反応温度などの他の条件によっても異なるが
、数分〜十数時間であり、通常は数時間内の短時間の内
に反応はほぼ完結する。
また、反応は通常、常圧下で行われるが、必要に応じて
加圧下または減圧下に行うこともできる。
さらに、本発明の反応は、回分式でも実施できるし、連
続的に反応成分および反応溶媒を供給しながら連続的に
反応液を抜き出す連続方式でも実施できる。
(発明の効果) 本発明の方法によって、尿素化合物やポリ尿素化合物な
どの副生物の少なくて、また、触媒成分を全く含まない
高純度のアルキルポリカルバミン酸アリールエステルが
、高収率、高選択率で得られることが可能になった。こ
のアルキルポリカルバミン酸アリールエステルは、加熱
分解することによって相当するアルキルポリイソシアナ
ートを容易に生成することができるので、イソシアナー
ト前駆物質として重要な化合物である。
(実施例) 次に゛、実施例によって、本発明をさらに詳細に説明す
るが、本発明は、これらの実施例に限定されるものでは
ない。
実施例1 撹拌装置、温度計、滴下ロートを備えた300−フラス
コに、ジフェニルカーボネート107g(0,5モル)
およびフェノール47g(0,5モル)を入れ、フラス
コを50℃の油浴につけた。
滴下ロートには、45〜50′Cに加熱された1゜6−
ヘキサメチレンジアミン23.2g (0,2モル)お
よびフェノール47g(0,5モル)から成る混合物が
入れられており、この滴下ロートより該混合物を滴下し
ながら攪拌下に、50〜65°Cに反応温度を保ちなが
ら1時間反応を行った。
反応中はずっと均一な溶液状態であった。この反応液を
高速液体クロマトグラフィー(LC)およびゲルパーミ
ェーションクロマトグラフィー(GPC)で分析した結
果、1.6−ヘキサメチレンジアミンの反応率は100
%で、1.6−へキサメチレンジカルバミン酸フェニル
エステル(HDU : Ph0CONH(CHz)JH
COOPh ; Phはフェニル基〕が収率99.5%
、選択率99.5%で生成していることがわかった。尿
素化合物は0.5%であった。この例の仕込みモル比は
DPC/−NH,=1.25、P h OH/  N 
Ht ” 2 、5であった。
実施例2〜10 実施例1と同様な装置および方法により、1゜6−へキ
サメチレンジアミン(HDA)とジフェニルカーボネー
ト(bPC)との反応を、フェノール(PhOH)溶媒
の存在下、種々の条件のもとで行った結果を表1に示す
、いずれの場合も、1.6−へキサメチレンジアミンの
反応率は100%であり、反応中は均一な溶液状態であ
った。
比較例1 ジフェニルカーボネート107g (0,5モル)をフ
ラスコに入れ、80 ’Cに加熱して溶融させた。この
フラスコに滴下ロートより、45〜50°Cで溶融され
た1、6−ヘキサメチレンジアミン(I(DA:0.2
モル)を攪拌下に滴下することによって反応を行った結
果、HDAの反応率は100%で、HDLIの収率は7
8%であり、ポリ尿素化合物を含む尿素化合物の収率は
22%に達していた。
実施例11 1.6−へキサメチレンジアミンの代わりに3−アミノ
メチル−3,5,5−1−リメチルシクロヘキシルアミ
ン0.2モルを用いる以外は、実施例1と同様な方法に
よって反応を行った結果、3−アミノメチル−3,5,
5−トリメチルシクロヘキシルアミンの反応率は100
%で、相当するジカルバミン酸フェニルエステルが収率
99.3%、選択率99.3%で得られた。
実施例12 1.6−へキサメチレンジアミンの代わりに1.4−ジ
(アミノメチル)ベンゼン0.1モルを用いる以外は、
実施例2と同様な方法により反応を行った結果、1.4
−ジ(アミノメチル)ベンゼンの反応率は100%で、
相当するジカルバミン酸フェニルエステルが収率99.
4%、選択率99.4%で得られた。
実施例13 1.6−へキサメチレンジアミンの代わりに1.8−ジ
アミノ−4−アミノメチル−オクタン0.1モルを用い
る以外は、実施例1と同様な方法により反応を行った結
果、1,8−ジアミノ−4−アミノメチル−オクタンの
反応率は100%で、相当するトリカルバミン酸フェニ
ルエステルが収率98.5%、選択率98.5%で得ら
れた。
実施例14 ジフェニルカーボネートの代わりにジ−パラトリルカー
ボネート0.5モルを用いる以外は、実施例1と同様な
方法により反応を行った結果、l、6−へキサメチレン
ジアミンの反応率は100%で、HDUが収率99.4
%、選択率99.4%で得られた。
実施例15 フェノールの代わりに等モル量のメタクレゾールを用い
る以外は、実施例1と同様な方法により反応を行った結
果、1,6−へキサメチレンジアミンの反応率は100
%で、HDUが収率99゜5%、選択率99.5%で得
られた。
実施例16 フェノールの代わりに等モル量の2−クロロフェノール
を用いる以外は、実施例1と同様な方法により反応を行
った結果、1,6−へキサメチレンジアミンの反応率は
100%で、HDUが収率99.3%、選択率99.3
%で得られた。
本発明の好ましい実施態様は次のとおりである。
(I)反応を20〜120℃の温度範囲で行う請求項1
記戦の方法。
(2)反応溶媒として用いられる芳香族モノヒドロキシ
化合物の量が、アルキルポリアミンのアミノ基1モル当
たり0.8〜5倍モル量である請求項1記載の方法。
(3)反応溶媒として用いられる芳香族モノヒドロキシ
化合物の量が、アルキルポリアミンのアミノ基1モル当
たり1〜3倍モル量である上記(2)記載の方法。
(4)ジアリールカーボネートの使用量が、アルキルポ
リアミンのアミノ基1当量当たり1〜2当量である請求
項1ないし上記(I)〜(3)のいずれかに記載の方法
(5)Ar’がArと同一である請求項1ないし上記(
])〜(4)のいずれかに記載の方法。
(6)Ar’およびA「が共にフェニル基である上記(
5)記載の方法。
(7)アルキルポリアミンが1,6−へキサメチレンジ
アミンまたは3−アミノメチル−3,5,5−トリメチ
ルシクロヘキシルアミンである請求項1ないし上記(I
)〜(6)のいずれかに記載の方法。
(8)アルキルポリアミンが1.6−ヘキサメチレンジ
アミンであり、ジアリールカーボネートがジフェニルカ
ーボネートであり、反応溶媒がフェノールであり、製造
されるアルキルポリカルバミン酸アリールエステルが1
.6−へキサメチレンジカルバミン酸フェニルエステル
である請求項1ないし上記(I)〜(4)のいずれかに
記載の方法。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 一般式( I ) R(NH_2)_n( I ) (ただし、Rは脂肪族基、脂環族基、芳香脂肪族基から
    選ばれたn価のアルキル基を表し、nは2または3であ
    る。) で示されるアルキルアミンと、一般式(II)▲数式、化
    学式、表等があります▼(II) (ただし、Arは1価の芳香族基を表す。)で示される
    ジアリールカーボネートとを反応させて、一般式(III
    ) R(NHCOOAr)_n(III) (ただし、Rは脂肪族基、脂環族基、芳香脂肪族基から
    選ばれたn価のアルキル基を表し、nは2または3であ
    り、Arは1価の芳香族基を表す。)で示されるアルキ
    ルポリカルバミン酸アリールエステルを製造するに当た
    り、 (a)アルキルポリアミンのアミノ基1当量当たり1〜
    3当量のジアリールカーボネートを用いること、および (b)反応溶媒として、一般式(IV) Ar′OH(IV) (ただし、Ar′は1価の芳香族基を表し、Arと同じ
    であっても異なっていてもよい。) で示される芳香族モノヒドロキシ化合物を用いて、反応
    を実質的に均一な溶液状態で行うこと を特徴とするアルキルポリカルバミン酸アリールエステ
    ルの製造方法。
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