JPH0123033B2 - - Google Patents

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JPH0123033B2
JPH0123033B2 JP55182559A JP18255980A JPH0123033B2 JP H0123033 B2 JPH0123033 B2 JP H0123033B2 JP 55182559 A JP55182559 A JP 55182559A JP 18255980 A JP18255980 A JP 18255980A JP H0123033 B2 JPH0123033 B2 JP H0123033B2
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/41Bandwidth or redundancy reduction

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  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Image Processing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、画像を走査し画素単位にサンプリン
グして得られる多値画像データの圧縮方法に関す
る。
画像データの圧縮方法としては、ビツト・プレ
ーン符号化法(特開昭49−58705号)や、ブロツ
ク符号化法が良く知られている。
ビツト・プレーン符号化法は、各画素の濃度レ
ベルを2進符号で表現し、その2進符号列の同位
ビツトについて1次元のランレングス符号化を行
う。この方法は、中間調の多い画像のデータ圧縮
の用途に向くものであり、濃度の変化の激しい手
書き文書画像などのデータ圧縮にはあまり適さな
い。
後者のブロツク符号化法は、多階調画像の1次
元または2次元データ圧縮の方法であり、画像を
一定の区間(1次元圧縮のとき)または領域(2
次元圧縮のとき)に分け、区間毎または領域毎に
その平均濃度レベルと、それと各画素の濃度レベ
ルとの差を順次符号化する。この方法は、画像の
変化特性と無関係に区間または領域を設定するた
め、分割境界の前後で画像特性に相関があつて
も、それを活用できず、圧縮効率を低下させる原
因となる。
本発明の目的は、濃度変化の激しい手書き文
書、特に特徴を忠実に再現する必要のあるサイン
や朱肉印影などを含む手書き文書などの画像のデ
ータを、上記の従来方法よりも効率良く圧縮する
ことのできる、多値画像データ圧縮方法を提供す
ることにある。
しかして本発明による多値画像データ圧縮にお
いては、多値画像データの濃度レベルが走査ステ
ツプ毎に変化する区間と、同一濃度レベルが連続
する区間とを判別し、濃度レベルが走査ステツプ
毎に変化する区間には画像濃度の濃度遷移形態に
応じて所定のコードを付与する濃度遷移形態符号
化法を、同一濃度レベルが連続する区間にはラン
レングス符号化法を用いると共に、全濃度遷移形
態の中から特定の濃度遷移形態を選定し該濃度遷
移形態にそれぞれ固有の符号を割り当て、更に実
際の濃度遷移形態と特定の濃度遷移形態の間に濃
度誤差が生じる場合には、特定の濃度遷移形態符
号に濃度誤差符号を付加することにより、多値画
像のデータを圧縮することを特徴とする。
以下、8値(濃度レベル0〜7)の画像データ
の場合について、本発明の実施例を詳細に説明す
る。
同一濃度レベルが連続する区間についてはラン
レングス符号化を行う。この符号化には、公知の
モデフアイド・ハフマン法(Modified Huffman
Coding)やワイル法(Wyle Coding)を利用で
きる。この際、全ての濃度レベルに共通の符号体
系を適用してランレングス符号化を行うこともで
き、符号化手段の簡略化をはかる上では、これが
有利であるが、データの圧縮効率は低下する。反
対に各濃度レベル毎にそれぞれのランレングス分
布特性に最適な符号化体系を別々に用意した方
が、より高効率なデータの圧縮が可能であること
は明白であるが、それだけ装置が複雑化する。
しかし、濃度レベル毎のランレングス分布を調
べると、白レベル(濃度レベル0)の連続と、そ
れ以外の濃度レベルの連続とで、ランレングスの
分布特性が大きく異なるが、白レベル以外の各レ
ベル毎のランレングス分布特性はあまり大きく違
つていないことが判明した。したがつて、白レベ
ルの連続とそれ以外の濃度レベルの連続とに分
け、それぞれのランレングス分布特性に合致した
別々の符号体系を用意して符号化することによ
り、ほとんど圧縮効率を落すことはない。
そこで、本実施例では、白レベルの連続する区
間のランレングス符号化には、第1図のワイルコ
ード(WYC)を使用し、白レベル以外の連続に
は、第2図のミツクスコード(MXC)を使用す
る。
次に、濃度レベルが連続的に上昇または下降す
る区間(即ち、濃度レベルが走査ステツプ毎に変
化する区間)については、その区間の濃度レベル
の遷移形態数Nnは、上昇か下降かの向きを無視
すると、次式で表わされる。
Nn=2n−1 (1)式 こゝで、nは最大濃度レベル差で、8値画像デ
ータではn=7である。したがつて、N7=127で
ある。
この127通りの濃度遷移形態(変化経路)の1
つ1つに符号を割り当てることもできるが、本実
施例では、特定の濃度遷移形態として、次式で定
まる種類の濃度遷移形態を定義する。
N0=n(n+1)/2 (2)式 こゝでn=7であるから、N0=28である。本
実施例では、この28通りの特定の濃度遷移形態を
第3図に示すように定める。なお、lは区間の最
初の画素との濃度レベル差(絶対値)、mはその
最初の画素からの走査ステツプ数(画素数)であ
る。そして、上に定義した28通りの特定の濃度遷
移形態に対して、その出現頻度に応じた符号を割
り当てる(ハフマンの最大効率符号化法によるの
が好ましい)。本実施例では、特定の濃度遷移形
態に対して第4図に示すような濃度遷移形態符号
を割り当てる。
ところで、前述のように、8値の画像データで
は127通りの濃度遷移形態をとり得る。これら全
ての濃度遷移形態を示すと第5図のようになる。
同図から、例えばm=1なら、l=1〜7につい
てそれぞれ1つの濃度遷移形態しかないが、例え
ばm=2では、l=3〜7についてそれぞれ2通
り以上の濃度遷移形態をとり得ることがわかる。
つまり、実際の濃度遷移形態と特定の濃度遷移形
態との間に濃度誤差δが生じる。要約すれば、m
=1の場合と、mが2以上でm=lの場合は常に
δ=0であるが、それ以外の場合は濃度誤差δが
生じる。そして本実施例の8値画像の場合、δは
+2〜−3の範囲内である。
そこで本実施例では、第6図のような濃度誤差
符号を定義し、濃度誤差が生じる濃度遷移形態の
画素に関しては、濃度遷移形態符号(第4図)の
後に濃度誤差符号(第6図)を付加する。
また、後述の符号化例で説明するように、特定
の濃度遷移形態のうち、l=1〜3の7通りの濃
度遷移形態については、濃度レベルが上昇するの
か下降するのか、圧縮データの復号側で判定でき
なくなる可能性がある。そこで本実施例では、上
昇か下降かの判定のつかないような場合には、濃
度遷移形態符号に1ビツトの判別符号を付加す
る。たゞし、このような判別のつかない7通りの
濃度遷移形態について、上昇の場合と下降の場合
のそれぞれに別々の符号を割り当てた濃度遷移形
態符号の体系を用意することも可能であり、そう
すれば上記の判定符号は不要になる。
以上に述べた方法の実際の適用例を第7図によ
つて説明する。
第7図のイは8値画像データであり、濃度レベ
ルを10進数で示してある。ロは8値画像データの
濃度レベルの変化を示すグラフであり、その横軸
は原画像(原稿)のスキヤナによる走査ステツプ
である。尚、走査ステツプ0は走査の開始点で、
次の走査ステツプ1から画像の読取りが開始され
るものとする。また本実施例のデータ圧縮法は、
走査ステツプ1では必ず白レベル(濃度レベル
0)であるという前提に立つているので、この前
提を満すために走査ステツプ1までは原稿の外側
で、走査ステツプ2から原稿の内側に走査点が入
るものとする。ハは圧縮データであり、これにつ
いて以下に順を追つて説明する。
まず、走査ステツプ0〜3までは白レベルの連
続である(走査長3)。したがつてこの区間は、
第1図のワイルコード“010”(WYC3)に符号
化する。
走査ステツプ3〜7までは濃度レベルが連続し
て上昇する。この区間の濃度レベル差lは7であ
り、第4図のNo.22の特定の濃度遷移形態の符号
“000”(BL22)を割り当てる。この符号BL2
2は、濃度レベル差lが0,2,4,6,7と変
化する特定の濃度遷移形態に対するものである
が、当該区間では濃度レベル差が0,3(δ1=+
1),5(δ1=+1),6(δ2=0),7の濃度遷移
形態で変化している。そこで、第6図の濃度誤差
符号δ=δ1δ2δ3=“10100”を特定の濃度遷移形態
符号BL22の後に付加する。
走査ステツプ7〜9の区間は濃度レベル7が連
続する(走査長3)。そこで、第2図のミツクス
コード“1100”(MXC3)をこの区間に割り当て
る。
走査ステツプ9〜12の区間は、濃度レベルが連
続して下降する。この区間の濃度レベル差は4で
あり、その濃度遷移形態は特定の濃度遷移形態No.
15(第4図)と同一である。そこで、この区間に
濃度遷移形態符号“11011”(BL15)を割り当
てる。そして濃度レベル差は0,2(δ1=0),3
(δ2=0),4と変化し、該当特定の濃度遷移形態
に一致するので、濃度誤差符号δ=δ1δ2=“00”
を付加する。
走査ステツプ12〜15の区間、走査ステツプ17〜
22の区間、走査ステツプ23〜24の区間に、ミツク
スコード“1101”(MXC4)とワイルコード
“1001”(WYC6)、ミツクスコード“10”(MXC
2)をそれぞれ割り当てる。
さて、走査ステツプ15〜17は、No.9の特定の濃
度遷移形態に対応する濃度遷移形態符号“11010”
(BL9)と、濃度誤差符号“0”が割り当てられ
ることは前述から明らかである。たゞこの区間
は、圧縮データの復号側で濃度レベルの上昇とも
下降とも判定し得るので、下降である旨を表示す
る1ビツトの判定符号“1”を付加する。
走査ステツプ22〜23の区間は走査ステツプ数が
1であるから、濃度誤差符号は付加されず、濃度
遷移形態符号“1111000”(BL2)だけが割り当
てられる。走査ステツプ24〜26の区間は、走査ス
テツプ数が2で濃度レベル差が2であるため、濃
度遷移形態符号“11111010”(BL8)が割り当て
られるのみで、濃度誤差符号は付加されない。
走査ステツプ26を境にして濃度変化が上昇から
下降に転じている。本実施例では、同一濃度レベ
ルの連続区間と、濃度レベルが連続的に上昇また
は下降する区間とが交互に現われることを前提に
している。そこで、上昇と下降の転換点である走
査ステツプ26を、走査長が1の同一レベルの連続
区間とみなし、ミツクスコード“0”を割り当て
る。
以下、同様の手順で8値画像データを走査ライ
ン方向に順次符号化し、圧縮データを得る。
以上の説明では、ランレングス符号(ワイルコ
ード、ミツクスコード)、濃度遷移形態符号、濃
度誤差符号(濃度誤差を生じ得ない場合は省略)
を順番に配列したが、これに限られるものではな
い。原理的には、例えばランレングス符号を1ラ
イン分まとめて行い、次に濃度遷移形態符号化を
1ライン分まとめて符号化し、その後に各区間の
濃度誤差をまとめて符号化するという手順も可能
である。たゞし、前述の手順の方が、一般に符号
化装置や復号化装置を簡略かつ安価に構成できる
といえる。
次に、以上に述べた8値画像データの圧縮を実
行するための装置の一例を説明する。
第8図に、データ圧縮装置の全体構成を示す。
まず、図示しないスキヤナで原稿1が走査さ
れ、アナログの画像信号が得られ、これがA/D
変換器2によつて8値の画像データ(デイジタル
信号)に変換される。この画像データは減算器3
の一方の入力へ直接与えられ、また遅延回路4に
よつて1画素分だけ遅延されて減算器3の他方の
入力に与えられる。減算器3はその2つの入力の
差、つまり隣接画素間の濃度レベル差の絶対値と
符号(正、負)を求める。減算器3の濃度レベル
差(絶対値)出力は、ゼロ検出器5および濃度遷
移形態符号化器6にそれぞれ入力され、符号出力
(サインビツト)は反転検出器7に入力される。
ゼロ検出器5は、減算器3から入力される濃度
差がゼロ(つまり、同一濃度レベルが連続する区
間)を検出すると、検出信号をランレングス符号
化器8および濃度遷移形態符号化器6に送出す
る。ランレングス符号化器8は、ゼロ検出器5か
ら検出信号が与えられている期間の画像データの
画素数(つまり、同一濃度レベルの連続する区間
の走査長)をカウントし、当該検出信号が少なく
なつた時点でランレングス符号を出力する。な
お、遅延回路4を通過した画像データが白レベル
か否かを白レベル検出器9で調べており、この白
レベル検出器9が白レベルを検出している場合
は、ランレングス符号化器8は第1図のワイルコ
ードで符号化し、そうでない場合は第2図のミツ
クスコードで符号化する。
また反転検出器7は、減算器3からのサインビ
ツトとゼロ検出器5の出力から、濃度レベルが上
昇から下降への反転(第7図の走査ステツプ26な
ど)を検出するものである。ランレングス符号化
器8は、反転検出器7から反転信号が出された時
に、白レベル検出器9から白レベル検出信号が与
えられると、ワイルコード“000”(WYC1)を
出力し、白レベル検出信号が与えられないと、ミ
ツクスコード“0”(MXC1)を出力する。
なお、上記のランレングス符号化器8は、従来
から良く知られているランレングス符号化器と同
様の構成でよいので、これ以上詳細な説明は割愛
する。
濃度遷移形態符号化器6は、ゼロ検出器5の出
力と反転検出器7の出力とから濃度レベルが連続
的に上昇または下降する区間を認識し、減算器3
の濃度差出力データに基づいて濃度遷移形態符
号、濃度誤差符号、判別符号を発生する。この符
号化器の詳細については後述する。
ランレングス符号化器8の出力と、濃度遷移形
態符号化器6の出力は、切換回路10を通じて選
択的に回線速度変換バツフア11に送られ、その
後モデム12で回線信号に変調されて回線に送出
される。切換回路10の入力切換えは、図示しな
いコントローラにより反転検出器7とゼロ検出器
5の出力に基づいて制御される。
濃度遷移形態符号化器6の一例を、第9図によ
つて説明する。
第8図中の減算器3の濃度レベル差出力がバツ
フアメモリ51に順次入力され、7画素分が一時
記憶される。このバツフアメモリ51の内容は
ROM(リード・オンリ・メモリ)51へ並列出
力され、また減算器53へ直列出力される。
カウンタ54は、抑止ゲート55を通して与え
られるクロツク(画像の走査クロツク)をカウン
トするもので、その出力は濃度遷移区間の走査ス
テツプ数を示す。なお、抑止ゲート55は、ゼロ
検出器5(第8図)がゼロ検出信号を出している
(“1”信号を出している)期間だけ、カウンタ5
4へのクロツク入力を抑止する。
遅延回路56、抑止ゲート57、オアゲート5
8は、濃度遷移区間の区切り信号を作成するもの
である。カウンタ54は、遅延回路59を介して
与えられるオアゲート58の出力信号によつてリ
セツトされる。
ROM52は、カウンタ54の出力とバツフア
メモリ51の出力から、濃度遷移区間(濃度が上
昇または下降する区間)の濃度遷移形態に対応す
る特定の濃度遷移形態を示すデータを発生するも
のである。このROM52の出力データは、
ROM60、判別符号発生器61、メモリ62、
および並列入力/直列出力のシフトレジスタ63
に入力される。
ROM60は第4図の濃度遷移形態符号を記憶
している符号器で、ROM52の出力データで指
定される濃度遷移形態に割り当てられた符号を出
力する。ROM60の出力データ(濃度遷移形態
符号)は、並列入力/直列出力のシフトレジスタ
64によつて直列データに直され、切換回路65
の1つの入力に送られる。なお、シフトレジスタ
64のデータのラツチ・タイミングはオアゲート
58から与えられる。
メモリ62はROM52の出力データと判別符
号発生器61の出力から、現時点の濃度レベルを
記憶更新しているものである。判別符号発生器6
1は、ROM52の出力データとメモリ62の出
力データから、濃度レベルが上昇する区間か下降
する区間かを復号側で一意的に判定できなくなる
ような区間(第7図の走査ステツプ15〜17の区間
など)を検出し、その区間が濃度の上昇する区間
であれば“0”を、下降する区間であれば“1”
を判別符号として出力する。この判別符号は切換
回路65の1つの入力に与えられる。
シフトレジスタ63は、オアゲート58から与
えられるタイミングでROM52の出力データを
ラツチし、それを直列データに変換して減算器5
3の1つの入力に供給する。減算器53は、バツ
フアメモリ51から入力されるデータと、シフト
レジスタ63から入力されるデータとの減算を行
い、各区間の実際の濃度遷移形態と対応する特定
の濃度遷移形態との濃度誤差δを算出する。例え
ば、第7図の走査ステツプ3〜7の区間では、走
査ステツプ4,5,6に対してそれぞれ1,1,
0の濃度誤差を出力する。濃度誤差符号器66
は、減算器53から与えられる濃度誤差に対応す
る濃度誤差符号(第6図)を出力する。この濃度
誤差符号は切換回路65の1つの入力に与えられ
る。
切換回路65は、反転検出器7、ゼロ検出器
5、判別符号発生器61の出力にしたがつて、図
示しないコントローラにより入力の切換えが制御
される。この切換回路65を介して、レジスタ6
4から直列出力される濃度遷移形態符号、濃度誤
差符号器66から出力される濃度誤差符号、判別
符号発生器61から出る判別符号の全てまたは一
部が、第7図に例示するような順序で次段の切換
回路10(第7図)に送出される。
なお、こゝまでの説明では特に言及しなかつた
が、実は、濃度レベルが連続的に変化する部分の
誤差(前述の濃度誤差δ)は、次に示す(3)式から
算出できるものである。
δs+o′=[ls+o′−|le−ls|/me−ms・n′]o′ =1,2,…,(me−ms−1) (3)式 こゝで ms:濃度レベルが連続的に変化する部分の始
点の走査ステツプ番号 me:濃度レベルが連続的に変化する部分の終
点の走査ステツプ番号 ls:走査ステツプ番号msでの濃度レベル le:走査ステツプ番号meでの濃度レベル ls+o′:走査ステツプ番号(ms+n′)と走査ス
テツプ番号msとの間の濃度レベル差の絶
対値 δs+o′:走査ステツプ番号(ms+n′)での濃度
誤差 〔 〕:ガウス記号 たゞし、me−ms<2または|le−ls|/me−ms=1の 場合は、当該演算は実行しない(濃度誤差は考え
る必要がないゆえ)。
なお、圧縮データの復号側では、濃度誤差に関
して(3)式の逆演算を行えばよいことは当然であ
る。
本発明は以上に詳述した如くであり、濃度レベ
ルが一定の区間と、濃度レベルが走査ステツプ毎
に変化する区間を判別し、各区間毎に符号化する
ため、従来のビツトプレーン符号化法やブロツク
符号化法よりも効率良く、手書き文書などの画像
データを圧縮できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はワインコードを示す図、第2図はミツ
クスコードを示す図、第3図は特定の濃度遷移形
態を示す図、第4図は濃度遷移形態符号を示す
図、第5図は全ての濃度遷移形態を説明する図、
第6図は濃度誤差符号を示す図、第7図は8値画
像データの符号化の一例を示す図、第8図は本発
明を実施するデータ圧縮装置の一例を示すブロツ
ク図、第9図は第8図中の濃度遷移形態符号化器
の一例を示す詳細ブロツク図である。 2…A/D変換器、3…減算器、4…遅延回
路、5…ゼロ検出器、6…濃度遷移形態符号化
器、7…白レベル検出器、9…白レベル検出器、
10…切換回路、11…回線速度変換バツフア、
12…モデム。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 画像を画素単位毎にサンプリング・量子化し
    て得た多値画像データを符号化して画像データを
    圧縮する方法であつて、 前記多値画像データの濃度レベルが走査ステツ
    プ毎に変化する区間と、同一濃度レベルが連続す
    る区間とを判別し、濃度レベルが走査ステツプ毎
    に変化する区間には画像濃度の濃度遷移形態に応
    じて所定のコードを付与する濃度遷移形態符号化
    法を、同一濃度レベルが連続する区間にはランレ
    ングス符号化法を用いる画像データの圧縮方法に
    おいて、 全濃度遷移形態の中から特定の濃度遷移形態を
    選定し該濃度遷移形態にそれぞれ固有の符号を割
    り当て、更に実際の濃度遷移形態と特定の濃度遷
    移形態の間に濃度誤差が生じる場合には、特定の
    濃度遷移形態符号に濃度誤差符号を付加すること
    により、多値画像のデータを圧縮することを特徴
    とする多値画像データ圧縮方法。
JP55182559A 1980-12-23 1980-12-23 Method for compression in multilevel picture data Granted JPS57106274A (en)

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