JPH01229802A - ストッキング - Google Patents

ストッキング

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Publication number
JPH01229802A
JPH01229802A JP5465688A JP5465688A JPH01229802A JP H01229802 A JPH01229802 A JP H01229802A JP 5465688 A JP5465688 A JP 5465688A JP 5465688 A JP5465688 A JP 5465688A JP H01229802 A JPH01229802 A JP H01229802A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stocking
stockings
polyamide
heat flow
maximum heat
Prior art date
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Pending
Application number
JP5465688A
Other languages
English (en)
Inventor
Rumi Karasawa
留美 柄澤
Koichi Saito
公一 斎藤
Shunroku Toyama
遠山 俊六
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toray Industries Inc
Original Assignee
Toray Industries Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Toray Industries Inc filed Critical Toray Industries Inc
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Publication of JPH01229802A publication Critical patent/JPH01229802A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、清涼感を有する夏期に適した快適性良好なス
トッキングまたはパンティストッキング(以下両者を総
称してストッキングという)に関する。
[従来の技術] 従来、ストッキングは、脚を美しく見せる、あるいは細
く見せるなどのファッション的感覚で着用されることが
多いためムレ感、清涼感などの機能性については十分に
解決されておらず快適i生に優れていると言えるような
ストッキングは未だ提供されていないのが現状である。
[発明が解決しようとする課題] 本発明者らは上記に鑑み、快適性良好なストッキングを
開発するべく鋭意検討を重ねた結果、本発明に到達した
本発明は、着用した際、体内からの発熱を繊維層を熱流
媒体としてすみやかに伝達し、外に放出することにより
ムレ感のない快適性良好なストッキングの提供を目的と
するものでおる。
[課題を解決するための手段] かかる目的を達成するために本発明は次の構成を有する (1)  20’CX65%RHで水分平衡された際に
瞬間最大熱流ffi(q−max>が0.IOJ/cd
−3eC以上であり、かつカバファクターが15X10
3未満であるポリアミド系合成繊維からなるストッキン
グ。
(2)ストッキングが、アルカリ金属で置換されたカル
ボキシル基を4.65X10−4グラム当量/グラム以
上含有されている請求項1記載のストッキング。
以下本発明の詳細な説明する。
本発明者らは、ストッキングを着用した際に、ムレ感が
なく、清涼感などの快適性を得るには、体内から発散さ
れる熱がストッキングを通し、どれだけ早く、多く放出
されるかということが重要であると考えて検討を行なっ
た結果、20’CX65%RHに水分平衡された際に、
皮膚からストッキングへの瞬間最大熱流ffi(Q−m
ax)が0.10J/cJ−sec以上であれば、実際
の着用時に極めて優れた快適感を得ることができるとい
う知見を得たものである。
又、本発明においては、カバファクターを、15X10
3未満にすることにより、その効果はより一層発揮され
着用感だけでなく外観に関しても清涼感のある快適性に
優れたストッキングが得られるのである。
吸湿した衣料の熱伝導率が高くなることは一般に知られ
ているが、本発明の如き快適性に優れたストッキングを
得るためには、ポリアミド系合成繊維からなるストッキ
ングを適宜の手段により、吸湿加工することが好ましい
加工方法については何ら限定されるものではないが、カ
ルボキシル基を繊維内部に導入することが有効であり、
アルカリ金属で置換されたカルボキシル基が4.65X
10−’グラム当量/グラム以上含有しているものが好
ましい。
このアルカリ金属で置換したカルボキシル末端基を繊維
に導入する方法としては、アクリル酸、メタクリル酸、
イタコン酸、マレイン酸などのカルボキシル基を有する
ビニル七ツマ−を、過1aMアンモニウムや過硫酸カリ
ウム、過酸化ベンゾイルなどの重合開始剤を用いるか電
子線照射などにより、繊維構成ポリマー分子上にグラフ
ト重合する方法、あるいは、該ビニル化合物誘導体を繊
維の製造段階に混合する方法などがあるが、前者のグラ
フト重合によるalilit内部導入手段が、工業的に
みて有利である。
かかる手段で導入したカルボキシル末端基を炭酸ナトリ
ウム、炭酸カリウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウ
ムなどのアルカリ物質水溶液中で、アルカリ金属置換処
理を施すと、本発明でいう、アルカリ金属で置換したカ
ルボキシル末端基を導入した繊維を得ることができる。
本発明でいうポリアミド系繊維とは、ナイロン4、ナイ
ロン6、ナイロン66などのポリアミド系繊維あるいは
、これらポリアミド系繊維を主体とした改質ポリアミド
系繊維全般を意味する。
本発明における瞬間最大熱流口・q −maxの測定は
、株式会社加藤鉄工所KES−F7サーモラボ■型精密
迅速熱物性測定装置を用いた。室温湿度20’CX65
%RHの条件下で、試料台に20℃×65%RHで調湿
した試料をのせる。30’Cに加熱した熱板を試料にの
せ、熱板から試料に流れる最大熱流ffi (J/cJ
 −sec )を読みとったものである。
又、本発明でいうカバファクター(F)とは、ストッキ
ングが脚を覆う被覆度である。
測定には、第1図に示す標準脚型を用いた。
すなわち、足サイズ1 (23,5C,m> 、踵から
3Qcmの位置の下腿部周り2 (350m)、踵から
70cmの位置の大腿部周り3 (56Cm)であり、
日本人女性の標準的大きさの脚型である。
具体的には、次のようにして測定する。
脚型にストッキングを着用させ、前後の大腿部(踵から
70cmの位置)、前後の下腿部(踵から3 Q c 
rnの位置)4個所について、各々1吋2に存在するウ
ェル数、コース数を拡大鏡を用いて測定した。なお、測
定する際1吋2の境界線にループがかかるものは除外し
て測定した。
カバファクター(F)は、次式から求めた。
F=JDXWXC D:糸の全繊度 W:ウェル数 C:コース数 なお測定した4個所全て上記式で求めたカバファクター
(F)は、15X103未満でなければならない。
[実施例] 以下、実施例により本発明を説明するか、本発明は下記
実施例により制約をうけるものではない。
実施例1および比較例1 15デニール5フイラメントのナイロン66のウーリー
加工糸を用い、40ゲ一ジ編機によってストッキングを
編成した。
これを常法によって精練した後、アクリル酸30%ow
l’ 、過硫酸アンモニウム1%owf 、浴比1:2
0なる条件で常温から徐々に昇温し、90℃で60分間
加熱処理してグラフト重合によりカルボキシル基の導入
を行なった。これを水洗し炭酸ナトリウム14%owf
 、浴比1:20なる条件で80′C130分間処理し
て、アルカリ金属置換処理した。これを水洗し、次いで
分散染料を用い常法でC/#オフホワイトに染色した。
かかる処理により該ストッキングに6.98x10−4
グラム当量/グラムのカルボキシル基が導入された。
次に比較例として実施例1と同一のストッキングをグラ
フト重合改質することなく、他は実施例1と同様の方法
で加工を行なった(比較例1)。
これらについて20℃×65%RHで水分平衡された際
の瞬間最大熱流出、吸湿率、およびカバファクターを測
定した結果を第1表に示す。
第1表中の吸湿率の測定方法は次の通りである。
試料的10をガラス秤聞瓶に入れて、開放状態で105
℃×2時間乾燥機(ベーキングマシン)にて絶乾し、そ
の後、密封状態でシリカゲルのデシケータ中で30分間
放冷した後、正確に重量を測定する(Wo)。次に20
℃X65%R1−1の温湿度条件にした恒温恒湿槽(例
えば、■田葉井製作所製、恒温恒湿槽レインボー〉に開
放状態にした上記試料を入れて24時間敢回し、放置後
のmmを測定する(W>。これら重量から下記により吸
湿率を求める。
これら特性を測定すると共に着用テストを行なった。3
0’CX 70%RHの温湿度条件にした人工気象室で
パネラ−に着用してもらい、着用5分復に、脚から発散
される熱がストッキングを通して外へ放出される状態を
赤外線画像装置(日本アビオニクス■製、サーマルビデ
オシステム)で観察した(以下、この装置をサーマルイ
メージヤ−と言う)。青→緑→黄→赤へと色が変化する
程、温度が高いことを示すものであるが、実施例1では
赤い部分が多く、熱が外へ放出されていることが観察で
きた。
一方、比較例1では、緑の部分が多く、熱がストッキン
グ内にとじ込められ、ムした状態になっていることが観
察できた。
パネラ−による官能評価でも、実施例1を着用した際は
、ヒンヤリ感、清涼感があり、快適性は良好である。
一方、比較例1を着用した際は、ムレ感が大きく快適性
は極めて乏しいものであるという結果が得られた。
実施例2および比較例2 17デニール13フイラメントのナイロン66ウーリー
加工糸を用い40ゲ一ジ編機によってストッキングを編
成し、これを実施例1と同様に、精練、グラフト重合、
改質、染色を行なった。かかる処理によって該ストッキ
ングに6.02X1Q −4グラム当凹/グラムのカル
ボキシル基が導入された。
次に比較例2として実施例2と同様の20デニール13
フイラメントのナイロン66ウーリー加工糸を50ゲ一
ジ編機によってストッキングを編成し、実施例2と同様
の精練、グラフト重合、改質、染色を行なった。かかる
処理によって該ストッキングに6.74X10−’グラ
ム当量/グラムのカルボキシル基が導入された(比較例
2〉。
これらについて、20’CX65%R1−1で水分平衡
された際の瞬間最大熱流量、吸湿率、およびカバファク
ターを測定した結果を第2表に示す。
第2表 これら特性を測定するとともに、実施例1と同様の着用
テストを行なった。サーマルイメージヤ−で1[すると
、実施例2、比較例2ともに、赤い部分が多く熱が外へ
放出されている様子が観察できた。パネラ−による官能
評価では、実施例2は、着用した際、ヒンヤリ感があり
、快適性は良好であるという結果が得られた。
それに比べ比較例2では、着用時の快適性は、実施例2
に劣るものではないが、カバファクターが大きいため、
地厚感があり、外観的清涼感に乏しく、機能性、ファツ
ション性のトータルな面から、快適性を完全に満足して
いるとは言えないものであった。
[発明の効果1 本発明のストッキングは、瞬間最大熱流量が大きいとい
う優れた熱特性を有し、かつカバファクターを規制して
いるので、着用時には優れた快適感があり、かつ清涼感
を有している。このため、夏期に適した良好な快適性を
有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、カバファクター(F)の測定に用いた標準脚
型の斜視図である。 1:足サイズ 2:踵から3Qcmの位置の下腿部周り3:踵から7Q
cmの位置の大腿部周り4:踵から大腿部までの長さ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)20℃×65%RHで水分平衡された際に瞬間最
    大熱流量(q・max)が0.10J/cm^2・se
    c以上であり、かつカバファクターが15×10^3未
    満であるポリアミド系合成繊維からなるストッキング。
  2. (2)ストッキングが、アルカリ金属で置換されたカル
    ボキシル基を4.65×10^−^4グラム当量/グラ
    ム以上含有されている請求項1記載のストッキング。
JP5465688A 1988-03-08 1988-03-08 ストッキング Pending JPH01229802A (ja)

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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5111225A (en) * 1974-07-19 1976-01-29 Hitachi Netsu Kigu Kk Netsushokino anzenseigyosochi
JPS56135527A (en) * 1980-03-27 1981-10-23 Toray Ind Inc Modified polyamide molded product
JPS5959950A (ja) * 1982-09-22 1984-04-05 ザ・ケンド−ル・カンパニ− ニツト組織
JPS6253454A (ja) * 1985-08-27 1987-03-09 帝人株式会社 吸水保温性編地

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