JPH0122971B2 - - Google Patents

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JPH0122971B2
JPH0122971B2 JP56032596A JP3259681A JPH0122971B2 JP H0122971 B2 JPH0122971 B2 JP H0122971B2 JP 56032596 A JP56032596 A JP 56032596A JP 3259681 A JP3259681 A JP 3259681A JP H0122971 B2 JPH0122971 B2 JP H0122971B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
winding
phase
tap
series
shunt
Prior art date
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Expired
Application number
JP56032596A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS57147219A (en
Inventor
Takeshi Kojima
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Shibaura Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
Priority to JP56032596A priority Critical patent/JPS57147219A/ja
Publication of JPS57147219A publication Critical patent/JPS57147219A/ja
Publication of JPH0122971B2 publication Critical patent/JPH0122971B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F29/00Variable transformers or inductances not covered by group H01F21/00
    • H01F29/02Variable transformers or inductances not covered by group H01F21/00 with tappings on coil or winding; with provision for rearrangement or interconnection of windings

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は単相単巻変圧器に関するものである。 最近の電力需要のめざましい伸びに対応して我
国でも約10年前に500KV送電が開始され、近い
将来には1000KV級送電も計画されている。とこ
ろでこれらの500KV送電など直接接地系統間の
連系に使用される変圧器は経済性から単巻変圧器
が採用されているが、それらは我国の厳しい鉄道
輸送限界、道路のトレーラー輸送制限などから一
般に単相器として製作、輸送され、現地で三相パ
ンクとして運転されている。 第1図は代表的な単相単巻変圧器を示す結線図
で、1は直列巻線、2は分路巻線、3は三次巻
線、4はタツプ巻線、5は励磁巻線であり、タツ
プ巻線4を分路巻線2の中性点側に直列接続し、
中圧線路端子uの電圧を一定にし、高圧線路端子
Uの電圧を可変するものである。このような単相
単巻変圧器の具体的な巻線配置の一例を第2図に
示す。単相四脚鉄心の2つの主脚7A,7Bにそ
れぞれ直列、分路、三次の各巻線1Aと1B,2
Aと2B,3Aと3Bを並列に巻装し、側脚7C
にタツプ巻線4と前記三次巻線3A,3Bに並列
接続された励磁巻線5を巻装している。 ところでこの結線の変圧器では、励磁巻線5の
電圧も低く、巻線構成が比較的単純になるという
利点はあるものの、中性点側でタツプ切換えを行
なつて高圧線路端子Uの電圧を可変するため鉄心
の励磁がタツプ位置によつて変化と、そのため三
次巻線3の端子a,b間の電圧も変化するという
欠点がある。 例えば実際に使用されている
【式】の三次巻線付単相単巻 変圧器を例にとると、最高タツプ、定格タツプ、
最低タツプの各場合の電圧比は
【式】
【式】
【式】となつている。従つ て三次端子a,b電圧も、定格時の電圧を73KV
とすれば最高、定格、最低の各タツプで82.6KV、
73.5KV、66.2KVとなり大幅に変化する。 三次端子a,bには一般にコンデンサやリアク
トルを接続し、無効電力調整を行なうから上記の
ようにタツプ位置により大幅に三次端子a,b電
圧が変化するとコンデンサ等の利用率が低下す
る、無効電力制御が複雑になるなどの問題が生じ
る。 このため三次端子a,b電圧を一定とすべくこ
れまでに第3図のように三次回路の途中に直列変
圧器6を設け、これをタツプ巻線4から励磁し、
三次巻線3電圧変化分をこの直列変圧器6の電圧
変化で補償する方法が提案されている。 しかし実際にはこの方法は直列変圧器6を別に
必要とするため据付スペースが大きくなること、
結線が複雑になり機器の信頼性を損なうなどの理
由からこれまでまだ採用されていない。 このようにこれまでの中性点側タツプ切換の単
相単巻変圧器では三次電圧がタツプ位置によつて
変化するので機器の運用が複雑となつている欠点
があつた。 本発明は上記の欠点を除去するためになされた
もので、三次端子電圧がタツプによつて変化せず
かつ据付スペースも少なくてすむ小形の三次巻線
付単相単巻変圧器を提供することを目的とするも
のである。 以下本発明を図面に示す一実施例を参照して説
明する。 第4図は本発明による単相単巻変圧器を示す結
線図で、直列巻線1、分路巻線2、タツプ巻線4
を直列に接続し、直列巻線1側端を高圧線路端子
Uとし、タツプ巻線4側端を中性点側端子vとす
る。直列接続された分路巻線2およびタツプ巻線
4と並列に励磁巻線50を接続し、この励磁巻線
50とタツプ巻線4および三次巻線30を、直列
巻線1および分路巻線2を巻装した鉄心脚とは別
の鉄心脚に巻装するものである。なお、uは中圧
線路端子、a,bは三次端子である。 第5図は第4図の結線を有する単相単巻変圧器
の巻線配置を示す図で、単相四脚鉄心の第1の主
脚7Aに直列巻線1と分路巻線2を同心状に巻装
し、第2の主脚7Bにタツプ巻線4、三次巻線3
0、励磁巻線50を巻装し、タツプ巻線4は分路
巻線2の中性点側と直列接続し、かつ励磁巻線5
0は直列接続された分路巻線2およびタツプ巻線
4の両端子u,vで並列接続する。 この場合、第6図に示すように、分路巻線を中
圧線路端子側と中性点側の2個の巻線単位2c,
2dに分割し、その一方の中圧線路端子側巻線単
位2dを直列巻線1の外側に配置し、他方の巻線
単位2cを直列巻線1の内側に配置して同心状に
巻装することもできる。 また第7図に示すように分割した直列、分路の
両巻線1Aと1B,2Aと2Bをそれぞれ単相五
脚鉄心の2個の主脚1A,1Bに巻装して並列接
続し、タツプ巻線4、三次巻線30、励磁巻線5
0を他の主脚1Dに巻装して構成することもでき
る。タツプ巻線4は第6図および第7図に示すよ
うに偶数本の素線を用いて2回路構成として2個
の分路巻線と対応接続し、負荷時タツプ切換器の
2個以上の開閉切換器と対応接続してもよいし、
また負荷時タツプ切換器の容量が大きければ分路
巻線同さを並列接続して1回路構成のタツプ巻線
と接続してもよい。 次に本発明による単相単巻変圧器の作用効果を
説明する。 中圧端子電圧(u,v間電圧)を
【式】 一定とし、高圧端子電圧(U,v間電圧)を
【式】に可変する場合を例にとる。 励磁巻線50の両端子u,v間の電圧は一定で
あるから、この励磁巻線50が巻装されている鉄
心脚1Bまたは1Dの励磁はタツプ位置によつて
変化しない。従つて、三次巻線30の電圧もタツ
プ位置によらず一定となり、同様にタツプ巻線4
の誘起電圧も一定となる。第8図は本発明による
単相単巻変圧器の最高タツプ位置の状態を示す結
線図で、この図にもとづいて最高、定格、最低の
各タツプ位置における各巻線の誘起電圧を求める
と第1表のようになる。なおxは分路巻線2とタ
ツプ巻線4の接続点である。
【表】 第1表からもわかるようにこれまでの単相単巻
変圧器と異なり、タツプ巻線4の誘起電圧が一定
のためステツプ電圧も一定になり、プラス側、マ
イナス側の電圧変化幅も同一となつて変圧器の制
御が容易になる。また第3図に示す従来のものに
較べれば、直列変圧器も不要であるから結線、構
成が単純化され、しかも三次巻線30を分路、直
列巻線1または11および12,2または21,
22と同一脚に巻装しないことから、第5図のよ
うに分路、直列巻線2、1を1脚1Aだけに集中
して巻装しても巻線径を極端に大きくすることも
なく輸送限界内で製作できる。さらに容量が大き
くなれば、第7図に示す構成を採用することによ
り巻線径を所要の値に抑えることもできる。また
第5図に示すように分路、直列2,1の各巻線を
1個の主脚1Aだけに集中して巻装するとインピ
ーダンスが大きくなりすぎる場合、あるいはタツ
プ切換器に流れる電流を2回路に分流して1個の
開閉切換器の容量が小さくてすむタツプ切換器を
使用したい場合は第6図に示す構成をとればよい
ことになる。 なお三次巻線を巻いてある鉄心脚の巻線配置は
図示したものだけでなく、例えば、三次巻線、タ
ツプ巻線、励磁巻線の順など他の配置でもよいこ
とは勿論である。 以上説明のように本発明によればいずれも三次
電圧をタツプ位置の変化によらず一定とすること
ができ、かつ小形で経済的な単相単巻変圧器を得
ることができる。 さらに従来のようなタツプ巻線の誘起電圧、ス
テツプ電圧がタツプ位置によつて変化せずに、こ
れを一定とできる長所も有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の単相単巻変圧器の結線図、第2
図はその巻線配置を示す図、第3図は従来の直列
変圧器を利用した単相単巻変圧器の結線図、第4
図は本発明による単相単巻変圧器の結線図、第5
図ないし第7図はそれぞれ第4図の結線を有する
単相単巻変圧器の種々の巻線配置を示す図、第8
図は本発明による単相単巻変圧器の各タツプ位置
における電圧変化を説明するための結線図であ
る。 1,1A,1B…直列巻線、2,2A,2B…
分路巻線、3,3A,3B,30…三次巻線、4
…タツプ巻線、5,50…励磁巻線、6…直列変
圧器、7A,7B,7D…鉄心主脚、7C…鉄心
側脚、U…高圧線路端子、u…中圧線路端子、v
…中性点端子、a,b…三次端子、x…分路巻線
とタツプ巻線の接続点。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 単相鉄心の少なくとも1個の第1の主脚に直
    列巻線および分路巻線を巻装し、前記単相鉄心の
    第2の主脚に三次巻線、タツプ巻線および励磁巻
    線を巻き、前記タツプ巻線は前記分路巻線の中性
    点側と直列接続し、かつ励磁巻線は直列接続され
    た前記分路巻線およびタツプ巻線と並列接続した
    ことを特徴とする単相単巻変圧器。 2 単相鉄心を単相四脚鉄心で構成したことを特
    徴とする特許請求の範囲第1項記載の単相単巻変
    圧器。 3 分路巻線を中圧線路端側と中性点側の2つの
    巻線単位に分割して直列巻線の内側および外側に
    配置したことを特徴とする特許請求の範囲第1項
    記載の単相単巻変圧器。 4 単相鉄心を単相五脚鉄心で構成し、そのうち
    の2個の主脚に直列巻線および分路巻線をそれぞ
    れ分割して巻装して並列接続したことを特徴とす
    る特許請求の範囲第3項記載の単相単巻変圧器。
JP56032596A 1981-03-09 1981-03-09 Single-phase autotransformer Granted JPS57147219A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP56032596A JPS57147219A (en) 1981-03-09 1981-03-09 Single-phase autotransformer

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JP56032596A JPS57147219A (en) 1981-03-09 1981-03-09 Single-phase autotransformer

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Publication Number Publication Date
JPS57147219A JPS57147219A (en) 1982-09-11
JPH0122971B2 true JPH0122971B2 (ja) 1989-04-28

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ID=12363233

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JP56032596A Granted JPS57147219A (en) 1981-03-09 1981-03-09 Single-phase autotransformer

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